JP2003336593A - 水中ポンプ及び水中ポンプの制御方法 - Google Patents

水中ポンプ及び水中ポンプの制御方法

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JP2003336593A JP2002145332A JP2002145332A JP2003336593A JP 2003336593 A JP2003336593 A JP 2003336593A JP 2002145332 A JP2002145332 A JP 2002145332A JP 2002145332 A JP2002145332 A JP 2002145332A JP 2003336593 A JP2003336593 A JP 2003336593A
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紐状物を含む土砂、スラリー等であっても、
確実かつ効率よく吸引排出することができる水中ポンプ
及び水中ポンプの制御方法を提供する。 【解決手段】 インペラ11を内蔵するインペラケーシ
ング12と、出力軸13にインペラ11を取り付け、イ
ンペラ11を回転駆動する回転駆動モータ14と、回転
駆動モータ14の出力軸13の伸延端に取り付けられ、
インペラ11と一体的に回転駆動される攪拌羽根15
と、回転駆動モータ14の負荷を検出し、検出値が閾値
を越すとセンサ出力を発生する負荷検出センサ16と、
負荷検出センサ16のセンサ出力に基づいて回転駆動モ
ータ14を制御し、回転駆動モータ14を逆回転させる
制御装置17とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浚渫現場、土木現
場、下水処理場、工場内の沈殿地やピット、マンホール
で用いることができる水中ポンプ及び水中ポンプの制御
方法、特に、紐状物を含むスラリーなどを効率的に排出
することができる水中ポンプ及び水中ポンプの制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した技術分野に供される水中
ポンプとして、例えば、図5に示す構成を有する水中ポ
ンプ100がある。図示するように、この水中ポンプ1
00において、中空円盤状のインペラケーシング101
は、その下面中央部に中央吸引開口部102を設けると
共に、その周縁部に排出管103が接続される排出開口
部104を有する。このインペラケーシング101内に
は、円盤状のインペラ105が回転自在に配設されてお
り、インペラ105はその下面に複数の放射状の羽根1
06によって区画される複数の放射状流路107を形成
している。また、インペラ105は、インペラケーシン
グ101の上面に載置した水密状態の回転駆動モータ1
08の出力軸109に連結されている。
【0003】また、インペラケーシング101の下部に
は、穴明き底板110を具備する筒状ストレーナ111
が配設されており、筒状ストレーナ111の下面には支
持機枠112が取り付けられている。さらに、インペラ
105を固着した回転駆動モータ108の出力軸109
は、インペラ105、インペラケーシング101の中央
吸引開口部102及び筒状ストレーナ111を貫通して
下方に伸延して攪拌羽根取付軸113を形成しており、
この攪拌羽根取付軸113の先端には、本体の外周面に
放射状に複数の羽根部材を突設した攪拌羽根(カッター
ファン)114が固着されている。
【0004】上記した構成によって、回転駆動モータ1
08を駆動すると、インペラ105と攪拌羽根114が
一体的に回転し、インペラケーシング101の内部を負
圧にすると共に、水中ポンプ100の下方に堆積する土
砂、スラリー等を攪拌羽根114が攪拌する。従って、
攪拌された土砂、スラリー等は筒状ストレーナ111を
介してインペラケーシング101内に吸引され、その
後、排出開口部104及び排出管103を通して所望の
個所に排出されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した水中
ポンプ100は、未だ、以下の解決すべき課題を有して
いた。即ち、図5に示すように、土砂、スラリー等中に
ビニル布片からなる可撓性布片や紐状物(以下、「紐状
物」)115が混入している場合、紐状物115が攪拌
羽根114に巻き付き、攪拌羽根取付軸113と筒状ス
トレーナ111の穴明き底板との間に噛み込むおそれが
ある。その結果、水中ポンプ100の負荷が増大し、焼
損したり、回転駆動が不能となり、水中ポンプ100の
運転が困難ないし不能となり、土砂吸引作業が困難又は
不可能となるおそれがある。また、紐状物115によっ
て中央吸引開口部102が閉塞されると、同様に土砂吸
引作業が困難になるおそれがある。
【0006】さらに、上記したような攪拌羽根114を
具備しない水中ポンプにおいても、紐状物がインペラに
引っ掛かり、その結果、紐状物がインペラ105と当金
116との間に挟まれるおそれがある。この場合も、水
中ポンプの負荷が増大し、焼損したり、回転駆動が不能
となり、水中ポンプの運転が困難ないし不能となり、土
砂、スラリー等吸引作業が困難又は不可能となるおそれ
がある。本発明は、このような課題を解決するためにな
されたものであり、紐状物を含む土砂、スラリー等であ
っても、確実かつ効率よく吸引排出することができる水
中ポンプ及び水中ポンプの制御方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る水中ポンプは、インペラを内蔵するイン
ペラケーシングと、出力軸にインペラを取り付け、イン
ペラを回転駆動する回転駆動モータと、出力軸の伸延端
に取り付けられ、インペラと一体的に回転駆動される攪
拌羽根と、回転駆動モータの負荷を検出し、検出値が閾
値を越すとセンサ出力を発生する負荷検出センサと、負
荷検出センサのセンサ出力に基づいて回転駆動モータを
制御し、回転駆動モータを逆回転させる制御装置とを具
備することを特徴とする。
【0008】上記した構成において、紐状物が攪拌羽根
やインペラに絡みつくと、回転駆動モータの負荷が増大
することになるが、負荷が閾値を越えると、負荷検出セ
ンサがそのことを検出し、その検出信号に基づいて制御
装置が回転駆動モータを制御して回転駆動モータを逆回
転させることができるので、攪拌羽根やインペラに付着
している紐状物を速やかに解きほぐして攪拌羽根やイン
ペラから取り外すことができる。従って、回転駆動モー
タの負荷が過度に増大することに起因する回転駆動モー
タの焼損事故等を防止することができる。また、紐状物
を取り外した後、回転駆動モータを正回転駆動させるこ
とによって、水中ポンプの運転を自動的に再開すること
ができ、土砂、スラリー等吸引作業を円滑かつ継続的に
行うことができる。さらに、水中ポンプを引き上げてポ
ンプ部を分解清掃するといった従来の作業が不要となる
ので、メンテナンス頻度を著しく低減することができ
る。
【0009】また、上記目的を達成するための本発明に
係る水中ポンプは、インペラを内蔵するインペラケーシ
ングと、出力軸にインペラを取り付け、インペラを回転
駆動する回転駆動モータと、回転駆動モータの負荷を検
出し、検出値が閾値を越すとセンサ出力を発生する負荷
検出センサと、負荷検出センサのセンサ出力に基づいて
回転駆動モータを制御し、回転駆動モータを逆回転させ
る制御装置とを具備することを特徴とする。
【0010】上記した構成において、紐状物がインペラ
に絡みつくと、回転駆動モータの負荷が増大することに
なるが、負荷が閾値を越えると、負荷検出センサがその
ことを検出し、その検出信号に基づいて制御装置が回転
駆動モータを制御して回転駆動モータを逆回転させるこ
とができるので、インペラに付着している紐状物を速や
かに解きほぐしてインペラから取り外すことができる。
従って、回転駆動モータの負荷が過度に増大することに
起因する回転駆動モータの焼損事故等を防止することが
できる。また、紐状物を取り外した後、回転駆動モータ
を正回転駆動させることによって、水中ポンプの運転を
自動的に再開することができ、土砂、スラリー等吸引作
業を円滑かつ継続的に行うことができる。さらに、水中
ポンプを引き上げてポンプ部を分解清掃するといった従
来の作業が不要となるので、メンテナンス頻度を著しく
低減することができる。
【0011】また、上記目的を達成するための本発明に
係る水中ポンプは、インペラを内蔵するインペラケーシ
ングと、出力軸に前記インペラを取り付け、インペラを
回転駆動する回転駆動モータと、出力軸の伸延端に取り
付けられ、インペラと一体的に回転駆動される攪拌羽根
と、インペラケーシングより吐出される流体の流量を検
出し、検出値が閾値より小さくなるとセンサ出力を発生
する流量検出センサと、流量検出センサのセンサ出力に
基づいて回転駆動モータを制御し、回転駆動モータを逆
回転させる制御装置とを具備することを特徴とする。
【0012】上記した構成において、紐状物がインペラ
ケーシングの吸引開口部を閉塞すると、水中ポンプが吸
引作業を行なわなくなり、吐出管を通して吐出される流
体の流量が低減するが、流量が閾値より小さくなると、
流量検出センサがそのことを検出し、その検出信号に基
づいて制御装置が回転駆動モータを制御して回転駆動モ
ータを逆回転させることができるので、吸引開口部を閉
塞している紐状物を速やかに解きほぐして吸引開口部か
ら取り外すことができる。従って、円滑な土砂、スラリ
ー等吸引作業を自動的に回復することができる。さら
に、水中ポンプを引き上げてポンプ部を分解清掃すると
いった従来の作業が不要となるので、メンテナンス頻度
を著しく低減することができる。
【0013】上記した構成において、好ましくは、制御
装置と回転駆動モータとの間にインバータを介設するこ
とができる。このように回転駆動モータの制御にインバ
ータを用いることによって、回転駆動モータを逆回転さ
せるに際して、回転駆動モータの正回転駆動の停止を漸
次減速しながら行ない、その後、回転駆動モータの逆回
転駆動を漸次加速しながら行うことができるので、急激
な逆回転制御によって生じる急激な負荷変動から回転駆
動モータを保護することができる。
【0014】上記した構成において、負荷検出センサと
して、好ましくは、回転駆動モータの電流値の変化を検
出する電流値検出センサ又は回転駆動モータのトルクの
変化を検出するトルク検出センサを用いることができ
る。負荷検出センサとして、電流値検出センサ又はトル
ク検出センサを用いることによって、紐状物が攪拌羽根
やインペラに絡み付き又は付着したことを確実に検出す
ることができ、回転駆動モータの焼損事故を確実に防止
することができると共に、自己復旧機能を利用して、水
中ポンプによる土砂、スラリー等吸引作業を円滑かつ継
続的に行うことができる。
【0015】上記目的を達成するための本発明に係る水
中ポンプの制御方法は、インペラを内蔵するインペラケ
ーシングと、出力軸にインペラを取り付け、インペラを
回転駆動する回転駆動モータと、出力軸の伸延端に取り
付けられ、インペラと一体的に回転駆動される攪拌羽根
とを具備する水中ポンプを、制御装置を用いて制御する
方法であって、回転駆動モータの負荷が増大して閾値を
越えた場合は、制御装置を用いて、回転駆動モータの正
回転駆動を停止した後に回転駆動モータを逆回転駆動さ
せ、所定時間経過した後又は所定回転数回転した後、再
度、回転駆動モータを正回転駆動させるようにしたこと
に特徴を有する。
【0016】上記した構成によって、紐状物が攪拌羽根
やインペラに絡みつき、回転駆動モータの負荷が閾値を
越えると、制御装置が回転駆動モータを制御してその正
回転駆動を停止した後に回転駆動モータを逆回転駆動さ
せることができるので、攪拌羽根やインペラに付着して
いる紐状物を速やかに解きほぐして攪拌羽根やインペラ
から取り外すことができる。従って、回転駆動モータの
負荷が過度に増大することに起因する回転駆動モータの
焼損事故等を防止することができる。また、紐状物を取
り外した後、回転駆動モータを正回転駆動させることに
よって、水中ポンプの運転を自動的に再開することがで
き、土砂、スラリー等吸引作業を円滑かつ継続的に行う
ことができる。さらに、水中ポンプを引き上げてポンプ
部を分解清掃するといった従来の作業が不要となるの
で、メンテナンス頻度を著しく低減することができる。
【0017】上記目的を達成するための本発明に係る水
中ポンプの制御方法は、インペラを内蔵するインペラケ
ーシングを具備する水中ポンプを、制御装置を用いて制
御する方法であって、回転駆動モータの負荷が増大して
閾値を越えた場合は、制御装置を用いて、回転駆動モー
タの正回転駆動を停止した後に回転駆動モータを逆回転
駆動させ、所定時間経過した後又は所定回転数回転した
後、再度、回転駆動モータを正回転駆動させるようにし
たことに特徴を有する。
【0018】上記した構成によって、紐状物がインペラ
に絡みつき、回転駆動モータの負荷が閾値を越えると、
制御装置が回転駆動モータを制御してその正回転駆動を
停止した後に回転駆動モータを逆回転駆動させることが
できるので、インペラに付着している紐状物を速やかに
解きほぐしてインペラから取り外すことができる。従っ
て、回転駆動モータの負荷が過度に増大することに起因
する回転駆動モータの焼損事故等を防止することができ
る。また、紐状物を取り外した後、回転駆動モータを正
回転駆動させることによって、水中ポンプの運転を自動
的に再開することができ、土砂、スラリー等吸引作業を
円滑かつ継続的に行うことができる。さらに、水中ポン
プを引き上げてポンプ部を分解清掃するといった従来の
作業が不要となるので、メンテナンス頻度を著しく低減
することができる。
【0019】上記目的を達成するための本発明に係る水
中ポンプの制御方法は、インペラを内蔵するインペラケ
ーシングと、出力軸にインペラを取り付け、インペラを
回転駆動する回転駆動モータと、出力軸の伸延端に取り
付けられ、インペラと一体的に回転駆動される攪拌羽根
とを具備する水中ポンプを、制御装置を用いて制御する
方法であって、インペラケーシングから吐出される流体
の流量が減少して閾値より小さくなった場合は、制御装
置を用いて、回転駆動モータの正回転駆動を停止した後
に回転駆動モータを逆回転駆動させ、所定時間経過した
後又は所定回転数回転した後、再度、回転駆動モータを
正回転駆動させるようにしたことを特徴とする。
【0020】上記した構成によって、紐状物が吸引開口
部を閉塞し、インペラケーシングから吐出される流量が
減少し閾値より小さくなると、制御装置が回転駆動モー
タを制御してその正回転駆動を停止した後に回転駆動モ
ータを逆回転駆動させることができるので、吸引開口部
を閉塞している紐状物を速やかに解きほぐして吸引開口
部から取り外すことができる。従って、水中ポンプの運
転を自動的に再開することができ、土砂、スラリー等吸
引作業を円滑かつ継続的に行うことができる。さらに、
水中ポンプを引き上げてポンプ部を分解清掃するといっ
た従来の作業が不要となるので、メンテナンス頻度を著
しく低減することができる。
【0021】上記した構成において、好ましくは、回転
駆動モータの正回転駆動の停止を、インバータを用いて
漸次減速しながら行うと共に、回転駆動モータの逆回転
駆動を、インバータを用いて漸次加速しながら行うこと
ができる。この場合、回転駆動モータの急激な逆回転制
御によって生じる急激な負荷変動から回転駆動モータを
保護することができる。
【0022】上記した構成において、好ましくは、正回
転駆動と逆回転駆動とを複数回繰り返して行なうことが
できる。この場合、紐状物が複雑に絡まっている場合で
あっても、紐状物を効果的に解きほぐし、取り外すこと
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図に示す一実施例を参
照して、本発明に係る水中ポンプ及び水中ポンプの制御
方法について説明する。なお、図1は、回転駆動モータ
を正回転している状態で紐状物が攪拌羽根に付着した本
発明に係る水中ポンプの全体構成図、図2は、紐状物が
付着した状態のインペラの断面平面図、図3は、自動復
旧動作によって紐状物が攪拌羽根から取り外された状態
を示す本発明に係る水中ポンプの全体構成図、図4は負
荷検出センサと回転駆動モータの回転との関係を示すタ
イミングチャートである。
【0024】図1〜図3を参照して、本実施例に係る水
中ポンプ10の構成について説明すると、水中ポンプ1
0は、実質的に、インペラ11を内蔵するインペラケー
シング12と、出力軸13にインペラ11を取り付け、
インペラ11を回転駆動する回転駆動モータ14と、出
力軸13の伸延端に取り付けられ、インペラ11と一体
的に回転駆動される攪拌羽根15とを具備する。
【0025】また、本実施例では、水中ポンプ10は、
回転駆動モータ14の負荷を検出し、検出値が閾値を越
すとセンサ出力を発生する負荷検出センサ16と、負荷
検出センサ16のセンサ出力に基づいて回転駆動モータ
14を制御し、回転駆動モータ14を逆回転させる制御
装置17と、制御装置17と回転駆動モータ14との間
に介設したインバータ18とを具備する。ここで、負荷
検出センサ16としては、例えば、回転駆動モータ14
の電流値の変化を検出する電流値検出センサ又は回転駆
動モータのトルクの変化を検出するトルク検出センサを
用いることができ、本実施例では、図1及び図2に示す
ように、トルク検出センサを用いている。なお、図中、
19は電源、19aは吐出管、19bは筒状ストレーナ
をそれぞれ示す。
【0026】上記した構成において、土砂、スラリー等
吸引作業において、図1及び図2に示すように可撓性ビ
ニル等からなる紐状物20が攪拌羽根15やインペラ1
1に絡みつくと、回転駆動モータ14の負荷が増大する
ことになり、これをそのまま放置すると、回転駆動モー
タ14が焼損したり、回転不能となり、土砂、スラリー
等吸引作業を継続できなくなる。
【0027】しかし、本実施例では、図1及び図2に示
すように可撓性ビニル等からなる紐状物20が攪拌羽根
15やインペラ11に絡みつき、回転駆動モータ14の
負荷が増大し、閾値を越えると、負荷検出センサ16が
そのことを検出し、その検出信号に基づいて制御装置1
7が回転駆動モータ14を制御して回転駆動モータ14
を逆回転させることができる。
【0028】即ち、図3に示すように、本実施例では、
回転駆動モータ14の負荷が増大して閾値を越えた場合
は、負荷検出センサ16がそのことを検出し、その検出
出力を制御装置17に送出する。その検出信号に基づい
て、制御装置17は回転駆動モータ14の正回転駆動を
停止した後、所定時間又は所定回転数、逆回転し、その
後、再度、正回転することができる。この逆回転によっ
て、紐状物20は巻付力と逆方向の巻付解除力を受ける
ことになるので、紐状物20は確実に攪拌羽根15やイ
ンペラ11から取り外されることになる。
【0029】このように、負荷検出センサ16からの検
出出力に基づいて水中ポンプ10の回転駆動を制御する
ことによって、攪拌羽根15やインペラ11に付着して
いる紐状物20を速やかに解きほぐして、攪拌羽根15
やインペラ11から容易にかつ自動的に取り外すことが
できる。従って、回転駆動モータ14の負荷が過度に増
大することに起因する回転駆動モータの焼損事故等を防
止することができる。また、紐状物を取り外した後、回
転駆動モータ14を正回転駆動させることによって、水
中ポンプ10の運転を自動的に再開することができ、土
砂、スラリー等吸引作業を円滑かつ継続的に行うことが
できる。さらに、水中ポンプ10を引き上げてポンプ部
を分解清掃するといった従来の作業が不要となるので、
メンテナンス頻度を著しく低減することができる。
【0030】また、本発明に係る水中ポンプ10は、イ
ンバータ18を制御装置17と回転駆動モータ14との
間に介設しているので、以下に説明するように水中ポン
プ10をより滑らかに制御することができる。即ち、図
3に示すように、回転駆動モータ14を逆回転させるに
際して、回転駆動モータ14の正回転駆動の停止を漸次
減速しながら行ない、その後、回転駆動モータ14の逆
回転駆動を漸次加速しながら行うことができるので、急
激な逆回転制御によって生じる急激な負荷変動から回転
駆動モータ14を保護することができる。
【0031】さらに、上記した構成において、好ましく
は、回転駆動モータ14の駆動は、正回転駆動と逆回転
駆動とを複数回繰り返して行なうことができる。この場
合、紐状物20が複雑に攪拌羽根15やインペラ11に
絡まっている場合であっても、紐状物20を効果的に解
きほぐし、取り外すことができる。
【0032】また、図示しないが、本発明は、図1及び
図2に示す形態の水中ポンプ10から攪拌羽根15をな
くした形態の水中ポンプ10にも同様に適用することが
できる。この場合においても、紐状物20が攪拌羽根1
5やインペラ11に絡みつくと、回転駆動モータ14の
負荷が増大することになるが、負荷が閾値を越えると、
負荷検出センサ16がそのことを検出し、その検出信号
に基づいて制御装置17が回転駆動モータ14を制御し
て回転駆動モータ14を逆回転させることができるの
で、インペラ11に付着している紐状物20を速やかに
解きほぐしてインペラ11から取り外すことができる。
従って、回転駆動モータ14の負荷が過度に増大するこ
とに起因する回転駆動モータ14の焼損事故等を防止す
ることができる。また、紐状物20を取り外した後、回
転駆動モータ14を正回転駆動させることによって、水
中ポンプ10の運転を自動的に再開することができ、土
砂、スラリー等吸引作業を円滑かつ継続的に行うことが
できる。
【0033】さらに、本実施例では、図1及び図3に示
すように、吐出管19aに、インペラケーシング12か
ら吐出される流体の流量を検出する流量検出センサ21
が取り付けられており、流量検出センサ21は制御装置
17に接続されている。従って、紐状物20が吸引開口
部を閉塞し、インペラケーシング12から吐出される流
量が減少し閾値より小さくなると、制御装置17が回転
駆動モータ14を制御してその正回転駆動を停止した後
に回転駆動モータ14を逆回転駆動させることができる
ので、吸引開口部を閉塞している紐状物20を速やかに
解きほぐして吸引開口部から取り外すことができる。従
って、水中ポンプ10の運転を自動的に再開することが
でき、土砂、スラリー等吸引作業を円滑かつ継続的に行
うことができる。さらに、水中ポンプ10を引き上げて
ポンプ部を分解清掃するといった従来の作業が不要とな
るので、メンテナンス頻度を著しく低減することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では、
紐状物の攪拌羽根やインペラへの絡みつきによって駆動
モータの負荷が閾値を越えると、負荷検出センサがその
ことを検出し、その検出信号に基づいて制御装置が回転
駆動モータを制御して回転駆動モータを逆回転させるこ
とができるので、攪拌羽根やインペラに付着している紐
状物を速やかに解きほぐして攪拌羽根やインペラから取
り外すことができる。従って、回転駆動モータの負荷が
過度に増大することに起因する回転駆動モータの焼損事
故等を防止することができる。また、紐状物を取り外し
た後、回転駆動モータを正回転駆動させることによっ
て、水中ポンプの運転を自動的に再開することができ、
土砂、スラリー等吸引作業を円滑かつ継続的に行うこと
ができる。
【0035】また、紐状物が吸引開口部を閉塞し、イン
ペラケーシングから吐出される流量が減少し閾値より小
さくなると、制御装置が回転駆動モータを制御してその
正回転駆動を停止した後に回転駆動モータを逆回転駆動
させることができるので、吸引開口部を閉塞している紐
状物を速やかに解きほぐして吸引開口部から取り外すこ
とができる。従って、水中ポンプの運転を自動的に再開
することができ、土砂、スラリー等吸引作業を円滑かつ
継続的に行うことができる。さらに、水中ポンプ10を
引き上げてポンプ部を分解清掃するといった従来の作業
が不要となるので、メンテナンス頻度を著しく低減する
ことができる。さらに、作業者が水中で直接紐状物を取
り外す必要がないので、水中ポンプのメンテナンスを容
易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転駆動モータを正回転している状態で紐状物
が攪拌羽根に付着した本発明に係る水中ポンプの全体構
成図。
【図2】紐状物が付着した状態のインペラの断面平面
図。
【図3】自動復旧動作によって紐状物が攪拌羽根から取
り外された状態を示す本発明に係る水中ポンプの全体構
成図。
【図4】負荷検出センサと回転駆動モータの回転との関
係を示すタイミングチャート。
【図5】紐状物が絡んだ状態を示す従来の水中ポンプの
要部断面図。
【符号の説明】
10…水中ポンプ 11…インペラ 12…インペラケーシング 13…出力軸 14…回転駆動モータ 15…攪拌羽根 16…負荷検出センサ 17…制御装置 18…インバータ 19…電源 19a…吐出管 19b…筒状ストレーナ 20…紐状物 21…流量検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H020 AA01 AA08 BA01 BA11 BA21 CA03 CA04 CA07 DA01 DA04 EA07 3H045 AA06 AA09 AA12 AA23 AA31 AA40 BA01 BA03 BA07 BA31 BA41 CA06 CA21 DA01 DA04 DA05 EA34

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インペラを内蔵するインペラケーシング
    と、 出力軸に前記インペラを取り付け、該インペラを回転駆
    動する回転駆動モータと、 前記出力軸の伸延端に取り付けられ、前記インペラと一
    体的に回転駆動される攪拌羽根と、 前記回転駆動モータの負荷を検出し、検出値が閾値を越
    すとセンサ出力を発生する負荷検出センサと、 該負荷検出センサのセンサ出力に基づいて前記回転駆動
    モータを制御し、該回転駆動モータを逆回転させる制御
    装置と、 を具備する水中ポンプ。
  2. 【請求項2】インペラを内蔵するインペラケーシング
    と、 出力軸に前記インペラを取り付け、該インペラを回転駆
    動する回転駆動モータと、 前記回転駆動モータの負荷を検出し、検出値が閾値を越
    すとセンサ出力を発生する負荷検出センサと、 該負荷検出センサのセンサ出力に基づいて前記回転駆動
    モータを制御し、該回転駆動モータを逆回転させる制御
    装置と、 を具備する水中ポンプ。
  3. 【請求項3】インペラを内蔵するインペラケーシング
    と、 出力軸に前記インペラを取り付け、該インペラを回転駆
    動する回転駆動モータと、 前記出力軸の伸延端に取り付けられ、前記インペラと一
    体的に回転駆動される攪拌羽根と、 前記インペラケーシングより吐出される流体の流量を検
    出し、検出値が閾値より小さくなるとセンサ出力を発生
    する流量検出センサと、 該流量検出センサのセンサ出力に基づいて前記回転駆動
    モータを制御し、該回転駆動モータを逆回転させる制御
    装置と、 を具備する水中ポンプ。
  4. 【請求項4】前記制御装置と前記回転駆動モータとの間
    にインバータが介設されていることを特徴とする請求項
    1〜3のうちいずれかの請求項記載の水中ポンプ。
  5. 【請求項5】前記負荷検出センサは前記回転駆動モータ
    の電流値の変化を検出する電流値検出センサであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の水中ポンプ。
  6. 【請求項6】前記負荷検出センサは前記回転駆動モータ
    のトルクの変化を検出するトルク検出センサであること
    を特徴とする請求項請求項1又は2記載の水中ポンプ。
  7. 【請求項7】インペラを内蔵するインペラケーシング
    と、出力軸に前記インペラを取り付け、該インペラを回
    転駆動する回転駆動モータと、前記出力軸の伸延端に取
    り付けられ、前記インペラと一体的に回転駆動される攪
    拌羽根とを具備する水中ポンプを、制御装置を用いて制
    御する方法であって、 前記回転駆動モータの負荷が増大して閾値を越えた場合
    は、前記制御装置を用いて、前記回転駆動モータの正回
    転駆動を停止した後に前記回転駆動モータを逆回転駆動
    させ、所定時間経過した後又は所定回転数回転した後、
    再度、前記回転駆動モータを正回転駆動させるようにし
    たことを特徴とする水中ポンプの制御方法。
  8. 【請求項8】インペラを内蔵するインペラケーシング
    と、出力軸に前記インペラを取り付け、該インペラを回
    転駆動する回転駆動モータとを具備する水中ポンプを、
    制御装置を用いて制御する方法であって、 前記回転駆動モータの負荷が増大して閾値を越えた場合
    は、前記制御装置を用いて、前記回転駆動モータの正回
    転駆動を停止した後に前記回転駆動モータを逆回転駆動
    させ、所定時間経過した後又は所定回転数回転した後、
    再度、前記回転駆動モータを正回転駆動させるようにし
    たことを特徴とする水中ポンプの制御方法。
  9. 【請求項9】インペラを内蔵するインペラケーシング
    と、出力軸に前記インペラを取り付け、該インペラを回
    転駆動する回転駆動モータと、前記出力軸の伸延端に取
    り付けられ、前記インペラと一体的に回転駆動される攪
    拌羽根とを具備する水中ポンプを、制御装置を用いて制
    御する方法であって、 前記インペラケーシングから吐出される流体の流量が減
    少して閾値より小さくなった場合は、前記制御装置を用
    いて、前記回転駆動モータの正回転駆動を停止した後に
    前記回転駆動モータを逆回転駆動させ、所定時間経過し
    た後又は所定回転数回転した後、再度、前記回転駆動モ
    ータを正回転駆動させるようにしたことを特徴とする水
    中ポンプの制御方法。
  10. 【請求項10】前記回転駆動モータの正回転駆動の停止
    を、インバータを用いて漸次減速しながら行うと共に、
    前記回転駆動モータの逆回転駆動を、前記インバータを
    用いて漸次加速しながら行うようにしたことを特徴とす
    る請求項7〜9のうちいずれかの請求項記載の水中ポン
    プの制御方法。
  11. 【請求項11】上記正回転駆動と上記逆回転駆動とを複
    数回繰り返して行なうことを特徴とする7〜10のうち
    いずれかの請求項記載の水中ポンプの制御方法。
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