JP2003336592A - 電動水中ポンプ - Google Patents

電動水中ポンプ

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JP2003336592A JP2003065721A JP2003065721A JP2003336592A JP 2003336592 A JP2003336592 A JP 2003336592A JP 2003065721 A JP2003065721 A JP 2003065721A JP 2003065721 A JP2003065721 A JP 2003065721A JP 2003336592 A JP2003336592 A JP 2003336592A
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一男 堀切川
Motoharu Akiyama
元治 秋山
Meiten Kawamura
名展 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプのインペラ側とロータ側との間にシー
ルを必要とせず、水流体が自由に通れ、しかも消費電力
を節減できて、水冷式エンジンの冷却水の循環が効率的
に行えるエネルギーロスの少ない電動水中ポンプを提供
する。 【解決手段】 ステータを鍔付ハウジングと鍔付キャン
シールとの外周空間に収納し、ローター、回転軸、スリ
ーブ軸受をキャンシールの内部空間に収納し、スリーブ
軸受をポンプケーシングの基板の中心穴に取り付け、当
該基板と各鍔部を密封し固定すると共に、回転軸の先端
部に取り付けたインペラをポンプケーシングの内部に取
り付けた構造を有する水中ポンプにおいて、該スリーブ
軸受が軸とスリーブから基本的に構成され、スリーブ又
は軸が、RBC又はCRBCの微粉末を合成樹脂中に均
一に分散した合成樹脂組成物若しくは当該合成樹脂組成
物に無機繊維及び/又は有機繊維を配合した繊維強化合
成樹脂組成物で作られているスリーブ軸受を用いた電動
水中ポンプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、水冷式エンジンの
冷却水を循環させる電動水中ポンプに関し、さらに詳し
くは、水中での摩擦係数が小さいスリーブ軸受を用いた
電動水中ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのウオータジャケット
およびラジエータを接続する閉じた冷却水回路に冷却水
を循環させる水中ポンプは、エンジンのクランクシャフ
トに接続されて駆動されるようになっている。かかる従
来の水中ポンプは、水中ポンプの回転数がエンジン回転
数によって一義的に決定されてしまい、水中ポンプの回
転数をきめ細かく制御することができなかった。さら
に、エンジンが停止すると直ちにポンプが停止してしま
いトラブルを起こすことがあった。それに対して、水中
ポンプを電気モータで駆動すると、回転数を任意に制御
することを可能にし、かつエンジンが停止しても、サー
モスタットの開度を電気的に変化させてラジエータを通
過する冷却水の流量を任意に制御することが可能であ
り、このようなエンジンの冷却制御装置は、すでにより
すでに知られている。(特許文献1参照) また、従来の電動水中ポンプは、ポンプのインペラ側と
ロータ側をシールして水を通さない構造にしていた。そ
のため、ゴム製のOリングをインペラ側とロータ側の間
に挟んだり、回転軸にシール材を密着させたりしてい
た。高回転でロータを長時間使用すると、ゴム製のOリ
ングが劣化したり、シール材を密着させる結果、回転軸
に負担がかかり、エネルギーをロスしていた。
【0003】一方、米ぬかを利用した多孔質炭素材料
は、本件の第一発明者である堀切川一男の研究により知
られている。(非特許文献1参照)ここには、米ぬかか
ら得られる脱脂ぬかと、熱硬化性樹脂を混合して混錬
し、加圧成型した成型体を乾燥させた後、乾燥成型体を
不活性ガス雰囲気中で焼成した炭素材料であるRBセラ
ミックス(以下RBCという)及びその製造方法が示さ
れている。熱硬化性樹脂は、熱硬化しさえすればどのよ
うなものでも良く、代表的にはフェノール系樹脂、ジア
リールフタレート系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、トリアジン系樹脂
が挙げられる。とくにフェノール系樹脂が好適に用いら
れる。 脱脂ぬかと熱硬化性樹脂の混合割合は、質量比
で、50〜90:50〜10であるが、好適には75:
25 が用いられる。焼成温度は、700℃〜1000
℃であり、通常はロータリーキルンが用いられ、焼成時
間は約40分から120分である。RBセラミックスを
さらに改良した炭素材料であるCRBセラミックス(以
下CRBCという)は、米ぬかから得られる脱脂ぬか
と、熱硬化性樹脂とから得られるRBセラミックスの改
良材であって、米ぬかから得られる脱脂ぬかと、熱硬化
性樹脂を混合して混錬し、不活性ガス中700℃〜10
00℃で一次焼成した後、100メッシュ程度以下に粉
砕して炭化粉末とし、該炭化粉末と熱硬化性樹脂を混合
して混錬し、圧力20MPa〜30MPaで加圧成型し
た後、成型体を不活性ガス雰囲気中で再び500℃〜1
100℃で熱処理して得られる黒色樹脂ないし多孔質セ
ラミックスである。
【0004】RBC及びCRBCは、次のような優れた
特徴を持っている。 ・硬度が高い。 ・粒子にしても形状がいびつ。 ・膨張係数が非常に小さい。 ・組織構造がポーラスである。 ・電気伝導性を有する。 ・比重が小さく軽い。 ・摩擦係数が非常に小さい。 ・耐摩耗性に優れる。 ・材料が米ぬかで地球環境への悪影響が少なく、省資源
に繋がる。 本発明者は、RBC及びCRBCを平均粒子径300μ
m以下、好ましくは10〜100μmとくに好ましく
は、10〜50μmに微粉末化して用い、合成樹脂と混
合することにより得られる合成樹脂組成物が水中では、
特異的な摺動特性を発揮することを見出した。
【特許文献1】特開平5−231148号公報
【非特許文献1】機能材料 1997年 5月号 Vo
l.17 No.5 p24〜28
【0005】
【本発明の課題】従来の水中用スリーブ軸受の材料とし
て用いられている窒化珪素、アルミナ等のセラミックス
やPPS等のスーパーエンプラは、電動水中ポンプの軸
受に要求される機械的性質、化学的性質、物理的性質を
兼ね備えているが、摩擦特性、生産効率、コストの点で
改善の余地が残されていた。本発明は、摩擦特性、生産
効率、コストを改善した電動水中ポンプの軸受を提供す
ることを課題とする。さらに、機械的性質を同時に向上
させた水中用スリーブ軸受を提供することを課題とす
る。また、シールドを施さずそのまま液体中、たとえば
水―エチレングリコール混合物である水冷式エンジンの
冷却水中で用いたとき優れた防錆性および摩擦特性を発
揮する水中用スリーブ軸受を提供することを目的として
いる。さらに、本発明は、ポンプのインペラ側とロータ
側との間にシールを必要とせず、水流体が自由に通れ、
しかも消費電力を節減できて、水冷式エンジンの冷却水
の循環が効率的におこなえる電動水中ポンプを提供す
る。また、本発明は、水中において、特異的な摺動特性
を発揮する材料を用いて、エネルギーのロスが少ない防
錆性かつ低摩擦特性の材料で作られたスリーブ軸受を用
いた電動水中ポンプを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、RBC(R
Bセラミックス)又はCRBC(CRBセラミックス)
の優れた摩擦特性及び摩耗特性、また多孔質構造に起因
する潤滑油保持特性に着目し、鋭意研究した結果、以下
の手段により課題が解決されることを見出した。すなわ
ち、合成樹脂にRBC又はCRBCの微粉末を加えて混
錬した樹脂組成物を成型することにより、摩擦特性、摩
耗特性、生産効率、及びコストが改善された電動水中ポ
ンプを得た。さらに、本発明者は、合成樹脂に繊維材料
を加えた繊維強化合成樹脂に、RBC又はCRBCの微
粉末を混錬した樹脂組成物を成型することにより、摩擦
特性、摩耗特性、及び潤滑油保持特性が維持され、か
つ、機械的性質が改善された電動水中ポンプを得た。さ
らに詳しくは、RBC又はCRBCの微粉末を均一に分
散し、とくに、RBC又はCRBCの微粉末:合成樹脂
の質量比が、10〜70:90〜30とした樹脂組成物
が、水、アルコール、エチレングリコール及びこれらの
混合物の液体中において、優れた摩擦特性を発揮する樹
脂成型物となることを見いだすに至った。すなわち本発
明は、ステータを鍔付ハウジングと鍔付キャンシールと
の外周空間に収納し、ローター、回転軸、スリーブ軸
受、をキャンシールの内部空間に収納し、スリーブ軸受
をポンプケーシングの基板の中心穴に取り付け、当該基
板とハウジング及びキャンシールの各鍔部を固定すると
共に、回転軸の先端部に取り付けたインペラをポンプケ
ーシングの内部に取り付けた構造を有する水中ポンプに
おいて、該スリーブ軸受が軸とスリーブから基本的に構
成され、スリーブ又は軸が、RBC又はCRBCの微粉
末を合成樹脂中に均一に分散した合成樹脂組成物で作ら
れている水中摺動用スリーブ軸受を用いたエネルギーロ
スの少ない水中ポンプを提供するものである。本発明の
水中ポンプに用いる水中摺動用スリーブ軸受を作る樹脂
組成物の典型的な製造方法は、RBC又はCRBCの微
粉末を合成樹脂の融点付近の温度で混錬することによ
り、RBC又はCRBCの微粉末を均一に分散すること
により簡単に得られる。
【0007】
【本発明の実施の形態】本発明の典型的な例を図1に示
す。ロータアッシー1からの回転軸1−1に、スリーブ
軸受2、2’を取り付け、Oリングを介したポンプケー
シングB3の中心部から突き出た回転軸1−1の先端部
にインペラ4を装着する。一方、ロータを回転させるス
テータ組立8は、水が進入しないように、ホールセンサ
組立7を介して鍔付ハウジング6と鍔付キャンシール9
で作られる外周水密空間に密閉される。鍔付キャンシー
ル9の内部空間には、ロータアッシー1が収納さる。そ
して、鍔付ハウジング6とポンプケーシングB4と鍔付
ポンプケーシングA5をOリングを介して、鍔付キャン
シール9を挟む形で各鍔部ポンプケーシングB3と鍔付
ハウジング6をビスやボルトナット等の固着手段で取り
付けて、水中ポンプを組み立てることができる。図2に
水中ポンプの断面図を示す。ステータに通電すると、ロ
ータが回転し回転軸1−1を回転させ、インペラ4を回
転させることにより、水を取り込みエンジンの冷却部に
送り込む。スリーブ軸受2は、軸1−1とスリーブ2−
2からなる。RBC又はCRBCの微粉末を合成樹脂中
に均一に分散した合成樹脂組成物を成型して、軸または
スリーブを作製する。スリーブ軸受2の形状は、図3及
び図4に示したもののほか、鍔付きスリーブなど周知の
形状のスリーブであっても良い。
【0008】本発明においては通常、軸にはステンレス
鋼系の合金が用いられる。硬い軸を必要とするときは、
焼入れを行う。図4に示すように、必要により、軸の一
部に硬質の防錆合金1−2を圧入して用いても良い。さ
らに、前記の合成樹脂組成物で軸を作製しても良い。本
発明において用いるRBC又はCRBCの微粉末は、平
均粒子径300μm以下のものが用いられる。特に平均
粒子径10〜100μmより好ましくは10〜50μm
のものが、摩擦係数の良い表面状態を作り出し、水中摺
動用スリーブ軸受の材料として適している。
【0009】本発明において用いることが出来る合成樹
脂としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィ
ン等の熱可塑性樹脂が挙げられる。具体的には、ナイロ
ン66(ポリヘキサメチレンアジポアミド)、ナイロン
6(ポリカプラミド)、ナイロン11(ポリウンデカン
アミド)、ナイロン12、ポリフタールアミドなど芳香
族ナイロン、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリフェニレンスルファイド等の熱可塑
性樹脂が挙げられる。とくに、ナイロン66が好ましく
用いられる。これら熱可塑性樹脂は、1種でも2種以上
を混合して用いても良い。さらに、本発明の水中用軸受
に用いる合成樹脂組成物中に、硝子繊維、ロックウー
ル、炭素繊維等の無機質繊維、ポリエステル、レーヨ
ン、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリオレフイ
ン、アクリル、アラミド等の合成繊維又は木材パルプ、
マニラ麻等の天然パルプ繊維を添加して、成型物の強度
を高めることが出来る。また、繊維は市販のもので、長
繊維でも短繊維でも同様に用いることができる。これら
の繊維の配合量は、組成物全体の0.1〜100質量%
配合することができるが、強度及び摩擦特性から1〜3
0質量%であることが好ましい。
【0010】さらに、本発明の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて、熱硬化性樹脂を併用することも出来る。このよ
うな熱硬化性樹脂としては、フェノール系樹脂、ジアリ
ールフタレート系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、トリアジン系樹脂な
どが挙げられる。本発明において、合成樹脂の添加割合
は、RBC又はCRBCの微粉末:合成樹脂の質量比
が、10〜70:90〜30であることが望ましい。合
成樹脂の添加割合が90質量%を超えると、目的とする
低摩擦特性にならず、30質量%以下では、成型が難し
くなる。
【0011】成型は、通常、押出成型または射出成型で
行われる。また、金型の温度をやや低めに設定すると良
いことが判っている。基本的には合成樹脂のガラス転移
点ないし融点の範囲の温度が良い。さらに、金型は、急
冷するよりも徐冷する方が、良い摩擦特性の成型物が得
られることがわかっている。本発明において、軸ないし
スリーブ軸受として用いるスチール系金属としては、主
として鉄とニッケル、クロム、モリブデン等のステンレ
ス系合金であり、硬くて錆びにくい合金ならどのような
ものでも良い。
【0012】本発明の実施の形態をまとめると、以下の
とおりである。 (1) ステータを鍔付ハウジングと鍔付キャンシール
との外周空間に収納し、ローター、回転軸、スリーブ軸
受、をキャンシールの内部空間に収納し、スリーブ軸受
をポンプケーシングの基板の中心穴に取り付け、当該基
板と各鍔部を密封し固定すると共に、回転軸の先端部に
取り付けたインペラをポンプケーシングの内部に取り付
けた構造を有する水中ポンプにおいて、該スリーブ軸受
が軸とスリーブから基本的に構成され、スリーブ又は軸
が、RBC又はCRBCの微粉末を合成樹脂中に均一に
分散した合成樹脂組成物で作られているスリーブ軸受を
用いた電動水中ポンプ。 (2)インペラ側とロータ側に連通した空間を有し、水
流体が自由に通れる上記1に記載した電動水中ポンプ。 (3) 合成樹脂組成物が、RBC又はCRBCの微粉
末:合成樹脂の質量比が、10〜70:90〜30であ
る上記1又は上記2に記載した水中摺動用スリーブ軸受
を用いた電動水中ポンプ。 (4) 合成樹脂が、ナイロン66、ナイロン6、ナイ
ロン11、ナイロン12、ポリフタールアミド、ポリア
セタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
テレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
フェニレンスルファイドから選ばれる樹脂の1種又は2
種以上である上記1ないし上記3のいずれかひとつに記
載した水中摺動用スリーブ軸受を用いた電動水中ポン
プ。 (5) 合成樹脂組成物に、さらに、無機繊維及び/又
は有機繊維を配合した合成樹脂組成物でスリーブ軸受が
作られている上記1ないし上記4のいずれかひとつに記
載した電動水中ポンプ。 (6) 無機繊維及び/又は有機繊維が、短繊維であ
り、配合量が組成物全体の1〜30質量%である上記5
に記載した電動水中ポンプ。 (7) 無機繊維が硝子繊維である上記5又は上記6に
記載した電動水中ポンプ。 (8) RBC又はCRBCの微粉末の平均径が、30
0μm以下である上記1ないし上記7のいずれかひとつ
に記載したスリーブ軸受を用いた電動水中ポンプ。 (9)RBC又はCRBCの微粉末の平均径が、10〜
50μmである上記8に記載したスリーブ軸受を用いた
電動水中ポンプ。 (10) 軸が防錆スチール系金属である上記1ないし
上記9のいずれかひとつに記載したスリーブ軸受を用い
た電動水中ポンプ。 (11) 軸が上記3ないし上記9のいずれかひとつに
記載された合成樹脂組成物で作られている上記1記載の
軸受装置を用いた電動水中ポンプ。 (12) 軸またはスリーブ内面に、螺旋状の溝を設け
た上記1ないし上記10のいずれかひとつに記載したス
リーブ軸受を用いた電動水中ポンプ。
【0013】(実施例)本発明を実施例に基づいてさら
に詳細に説明する。 実施例1 (RBC微粉末の製造例1)米ぬかから得られる脱脂ぬ
か750gと液体状のフェノール樹脂(レゾール)25
0gを、50℃〜60℃に加熱しながら、混合して混錬
した。可塑性を有する均質な混合物が得られた。混合物
を、ロータリーキルンを使って窒素雰囲気中900℃で
100分焼き上げ、得られた炭化焼成物を、さらに粉砕
機を用いて粉砕し、ついで150メッシュの篩にかけ
て、平均粒径が140〜160μmであるRBC微粉末
を得た。 (RBC微粉末と合成樹脂の組成物の作製例1)得られ
たRBC微粉末500g、ナイロン66粉末500gを
240℃〜290℃に加熱しながら、混合して混錬し
た。可塑性を有する均質な混合物が得られた。RBC微
粉末の含有量は50質量%であった。 (スリーブ軸受の作製と水中ポンプへの適用)RBC微
粉末とナイロン66を溶融混合して得られた樹脂組成物
を、射出成形して、外径が22mm内径8mm長さ20
mmのスリーブを作製し、一方、SUS303ステンレ
ス合金製の外径7.95mm長さ200mmの軸を挿入
し、図3に示すようなスリーブ軸受を作製した。図1、
図2に示すように、ロータアッシーのスリーブ軸受2、
2’として用いた。
【0014】実施例2 実施例1に記載した方法を用いて、平均粒径が140〜
160μmであるRBC微粉末を得た。 (RBC微粉末と合成樹脂の組成物の作製例2)得られ
たRBC微粉末700g、ナイロン66粉末300gを
240℃〜290℃に加熱しながら、混合して混錬し
た。可塑性を有する均質な混合物が得られた。RBC微
粉末の含有量は70質量%であった。 (スリーブ軸受の作製と水中ポンプへの適用)RBC微
粉末とナイロン66を溶融混合して得られた樹脂組成物
を、射出成形して、外径が22mm内径8mm長さ20
mmのスリーブを作製し、一方、SUS304ステンレ
ス合金製の外径7.95mm長さ200mmの軸を挿入
し、図3に示すようなスリーブ軸受を作製した。図1、
図2に示すように、ロータアッシーのスリーブ軸受2、
2’として用いた。
【0015】実施例3 (RBC微粉末の製造例3)米ぬかから得られる脱脂ぬ
か750gと液体状のフェノール樹脂(レゾール)25
0gを、50℃〜60℃に加熱しながら、混合して混錬
した。可塑性を有する均質な混合物が得られた。混合物
を、ロータリーキルンを使って窒素雰囲気中1000℃
で100分焼き上げ、得られた炭化焼成物を、さらに粉
砕機を用いて粉砕し、ついで400メッシュの篩にかけ
て、平均粒径が30〜50μmであるRBC微粉末を得
た。 (RBC微粉末と合成樹脂の組成物の作製例3)得られ
たRBC微粉末700g、ナイロン66粉末300gを
240℃〜290℃に加熱しながら、混合して混錬し
た。可塑性を有する均質な混合物が得られた。RBC微
粉末の含有量は70質量%であった。 (スリーブ軸受の作製と水中ポンプへの適用)RBC微
粉末とナイロン66を溶融混合して得られた樹脂組成物
を、射出成形して、外径が22mm内径8mm長さ20
mmのスリーブを作製し、一方、SUSベアリング鋼製
の外径7.95mm長さ200mmの軸を挿入し、図3
に示すようなスリーブ軸受を作製した。そして、図1、
図2に示すように、ロータアッシーのスリーブ軸受2、
2’として用いた。
【0016】実施例4 (CRBC微粉末の製造例)米ぬかから得られる脱脂ぬ
か750gと液体状のフェノール樹脂(レゾール)25
0gを、50℃〜60℃に加熱しながら、混合して混錬
した。可塑性を有する均質な混合物が得られた。混合物
を、ロータリーキルンを使って窒素雰囲気中で900℃
で60分焼き上げた。得られた炭化焼成物を、粉砕機を
用いて粉砕し、ついで200メッシュの篩にかけて、平
均粒径が100〜120μmであるRBC微粉末を得
た。得られたRBC微粉末750gと固体状のフェノー
ル樹脂(レゾール)500gを100℃〜150℃に加
熱しながら、混合して混錬した。可塑性を有する均質な
混合物が得られた。次いで、可塑物を圧力22MPaで
直径約1cmの球形に加圧成型した。金型の温度は15
0℃であった。金型から成型体を取り出し、窒素雰囲気
中で500℃までは1℃/分の昇温速度で温度を上げ、
500℃で60分間保持し、900℃で約120分焼結
した。次いで500℃までは2〜3℃/分の冷却速度
で、温度を下げ、500℃以下になると自然放冷した。
得られたCRBC成型物を、粉砕機を用いて粉砕し、つ
いで500メッシュの篩にかけて、平均粒径が20〜3
0μmであるCRBC微粉末を得た。 (CRBC微粉末と合成樹脂の組成物の作製例)得られ
たCRBC微粉末500g、ナイロン66粉末500g
を240℃〜290℃に加熱しながら、混合して混錬し
た。可塑性を有する均質な混合物が得られた。CRBC
微粉末の含有量は50質量%であった。 (スリーブ軸受の作製と水中ポンプへの適用)RBC微
粉末とナイロン66を溶融混合して得られた樹脂組成物
を、射出成形して、外径が22mm内径8mm長さ20
mmのスリーブを作製し、一方、SUS304ステンレ
ス合金製の外径7.95mm内径5.00mm長さ20
mmの円筒形部品を長さ200mmのスチール製軸の両
端に圧入した軸を挿入し、図4に示すような、スリーブ
軸受を作製し、図1、図2に示すローターアッシーのス
リーブ軸受2,2’に用いた。
【0017】実施例5〜10の水中ポンプで用いたRB
CまたはCRBC微粉末と合成樹脂の組成物を、実施例
1〜4で製造したと同じ、RBCまたはCRBC微粉末
を用いて、表1に示すような条件でRBC又はCRBC
の微粉末を合成樹脂中に均一に分散して作製した。ま
た、比較のために、市販の水中ポンプ用PPS樹脂(出
光石油化学株式会社製)および窒化珪素を用いた。
【表1】
【0018】実施例1〜10の水中ポンプに用いたスリー
ブ軸受を作製したRBCまたはCRBC微粉末と合成樹
脂の組成物及びPPS樹脂、窒化珪素の特性を表2にま
とめる。
【表2】
【0019】実施例5 表1の組成物5を用いて、射出成形により、スリーブの
内側に深さ0.1mmの螺旋溝を有する外径が22mm
内径8mm長さ20mmのスリーブを作製し、一方、S
USベアリング鋼製の外径7.95mm長さ200mm
の軸を挿入し、図3に示すスリーブ軸受を作製し、図
1、図2に示すローターアッシーのスリーブ軸受2、
2’に用いた。
【0020】実施例6 表1の組成物6を用いて、射出成形により、外径7.9
5mm長さ200mmの軸を作製した。一方、SUSベ
アリング鋼製の外径が22mm内径8mm長さ120m
mのスリーブを作製し、両者を組み合わせて、図3に示
すようなスリーブ軸受を作製し、図1、図2に示すロー
ターアッシーのスリーブ軸受2、2’に用いた。
【0021】実施例7 表1の組成物7を用いて、射出成形により、深さ0.1
mmの螺旋溝を有する外径7.95mm長さ200mm
の軸を作製した。一方、SUSベアリング鋼製の外径が
22mm内径8mm長さ20mmのスリーブを作製し、
両者を組み合わせて、図3に示すようなスリーブ軸受を
作製し、図1、図2に示すローターアッシーのスリーブ
軸受2、2’に用いた。
【0022】実施例8 表1の組成物8を用いて、射出成形により、外径が22
mm内径8mm長さ20mmのスリーブを作製し、一
方、深さ0.1mmの螺旋溝を有するSUSベアリング
鋼製の外径7.95mm長さ200mmの軸を挿入し、
スリーブ軸受を作製し、図1、図2に示すローターアッ
シーのスリーブ軸受2、2’に用いた。
【0023】実施例9 表1の組成物9を用いて、射出成形により、深さ0.1
mmの螺旋溝を有する外径7.95mm長さ200mm
の軸を作製した。一方、SUSベアリング鋼製の外径が
22mm内径8mm長さ20mmのスリーブを作製し、
両者を組み合わせて、図3に示すようなスリーブ軸受を
作製し、図1、図2に示すローターアッシーのスリーブ
軸受2、2’に用いた。
【0024】実施例10 (スリーブ軸受の作製と水中ポンプへの適用)平均粒径
が150μmRBC微粉末10gと市販の短繊維硝子繊
維23g及びナイロン66ペレット77gを均一に溶融
混合して樹脂組成物90gを溶融混合して得られた樹脂
組成物が表1の組成物10である。この組成物10を原
料樹脂とし射出成型して、外径が22mm内径8mm長
さ120mmのスリーブを作製し、一方、SUS303
ステンレス合金製の外径7.95mm長さ200mmの
軸を挿入し、図3に示すようなスリーブ軸受を作製し
た。図1、図2に示すように、ロータアッシーのスリー
ブ軸受2、2’として用いた。 比較例 市販の水中ポンプ用PPS樹脂(出光石油化学株式会社
製)を用いて、射出成形により、外径が22mm内径8
mm長さ20mmのスリーブを作製し、一方、SUS3
03ステンレス合金製の外径7.95mm長さ200m
mの軸を挿入し、図3に示すようなスリーブ軸受を作製
し、図1、図2に示すローターアッシーのスリーブ軸受
2、2’に用いた。 比較例2 外径が22mm内径8mm長さ120mmのスリーブを
作製し、一方、SUS303ステンレス合金製の外径
7.95mm長さ200mmの軸を挿入し、図1に示す
ような窒化珪素製スリーブ軸受を作製した。
【0025】実施例1〜10及び比較例1〜2で得られた
水中摺動用スリーブ軸受の水中での摩擦特性を表3にま
とめる。
【表3】 表中A〜Fの数値は以下の条件で測定した。 A:すべり速度0.001(m/s)の条件下で測定 B:すべり速度0.005(m/s)の条件下で測定 C:すべり速度0.01(m/s)の条件下で測定 D:すべり速度0.1(m/s)の条件下で測定 E:すべり速度0.5(m/s)の条件下で測定 F:すべり速度1.0(m/s)の条件下で測定
【0026】実施例1で得られた平均粒子径150μm
RBC微粉末及び実施例3で得られた平均粒径が30μ
mのCRBC微粉末を用いて、ナイロン6、ナイロン1
1、ナイロン12、ポリフタールアミド、ポリブチレン
テレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリアセタール(POM)と
配合して合成樹脂組成物を製造し、試験片を作製して同
様の実験を行った。表3の結果とほぼ同様の傾向が見ら
れた。
【0027】
【本発明の効果】表3の結果からも明らかなように、本
発明のRBC又はCRBCの微粉末及び合成樹脂又は繊
維強化合成樹脂で作られた電動水中ポンプは、以下の効
果を奏することが判明した。 1.摩擦係数を低下させることができる。 2.低すべり速度域と高すべり速度域での摩擦係数の差
を、小さくすることができる。 3.繊維強化合成樹脂を用いた場合、前記1.〜2.に
加えて、機械的性質も同時に向上させることが出来る。 4.射出成形できるので、生産効率に優れる。 5.低コストである。 また、本発明のRBC又はCRBCの微粉末及び合成樹
脂からなるスリーブ軸受を用いた水中ポンプは、水中で
の摩擦特性が際立って優れており、加えて、ポンプのイ
ンペラ側とロータ側との間にシールを必要とせず、水流
体が自由に通れ、しかも消費電力を節減できて、水冷式
エンジンの冷却水の循環が効率的におこなえるエネルギ
ーロスの少ない電動水中ポンプが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中ポンプの組み付けの概略図
【図2】本発明に係る水中ポンプの断面図
【図3】スリーブ軸受の軸の一例
【図4】スリーブ軸受の軸の一例
【符号の説明】
1 ローターアッシー 1−1 回転軸 硬質の防錆合金 1−2 硬質の防錆合金 2 スリーブ軸受 2’スリーブ軸受 2−2スリーブ 3 ポンプケーシングB 4 インペラ 5 ポンプケーシングA 6 鍔付ハウジング 7 ホールセンサ組立 8 ステータ組立 9 鍔付キャンシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/20 F16C 33/20 (72)発明者 河村 名展 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4106− 73 ミネベア株式会社軽井沢製作所内 Fターム(参考) 3H022 AA00 BA06 CA01 CA13 CA17 CA54 CA57 DA13 DA19 3J011 BA02 CA01 DA01 KA01 SA06 SB02 SC01 SC12 SC13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータを鍔付ハウジングと鍔付キャン
    シールとの外周空間に収納し、ローター、回転軸、スリ
    ーブ軸受、をキャンシールの内部空間に収納し、スリー
    ブ軸受をポンプケーシングの基板の中心穴に取り付け、
    当該基板とハウジング及びキャンシールの各鍔部を固定
    すると共に、回転軸の先端部に取り付けたインペラをポ
    ンプケーシングの内部に取り付けた構造を有する水中ポ
    ンプにおいて、該スリーブ軸受が軸とスリーブから基本
    的に構成され、スリーブ又は軸が、RBC又はCRBC
    の微粉末を合成樹脂中に均一に分散した合成樹脂組成物
    で作られているスリーブ軸受を用いた電動水中ポンプ。
  2. 【請求項2】 インペラ側とロータ側に連通した空間を
    有し、水流体が自由に通れる請求項1に記載した電動水
    中ポンプ。
  3. 【請求項3】 合成樹脂組成物が、RBC又はCRBC
    の微粉末:合成樹脂の質量比が、10〜70:90〜3
    0である請求項1又は請求項2に記載したスリーブ軸受
    を用いた電動水中ポンプ。
  4. 【請求項4】 合成樹脂が、ナイロン66、ナイロン
    6、ナイロン11、ナイロン12、ポリフタールアミ
    ド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポ
    リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチ
    レン、ポリフェニレンスルファイドから選ばれる樹脂の
    1種又は2種以上である請求項1ないし請求項3のいず
    れかひとつに記載したスリーブ軸受を用いた電動水中ポ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 合成樹脂組成物に、さらに、無機繊維及
    び/又は有機繊維を配合した請求項1ないし請求項4の
    いずれかひとつに記載した電動水中ポンプ。
  6. 【請求項6】 無機繊維及び/又は有機繊維が、短繊維
    であり、配合量が組成物全体の1〜30質量%である請
    求項5に記載した電動水中ポンプ。
  7. 【請求項7】 無機繊維が硝子繊維である請求項5又は
    請求項6に記載した電動水中ポンプ。
  8. 【請求項8】 RBC又はCRBCの微粉末の平均径
    が、300μm以下である請求項1ないし請求項7のい
    ずれかひとつに記載したスリーブ軸受を用いた電動水中
    ポンプ。
  9. 【請求項9】 RBC又はCRBCの微粉末の平均径
    が、10〜50μmである請求項8に記載したスリーブ
    軸受を用いた電動水中ポンプ。
  10. 【請求項10】 軸が防錆スチール系金属である請求項
    1ないし請求項9のいずれかひとつに記載したスリーブ
    軸受を用いた電動水中ポンプ。
  11. 【請求項11】 軸が請求項3ないし請求項9のいずれ
    かひとつに記載された合成樹脂組成物で作られている請
    求項1記載の軸受装置を用いた電動水中ポンプ。
  12. 【請求項12】 軸またはスリーブ内面に、螺旋状の溝
    を設けた請求項1ないし請求項10のいずれかひとつに
    記載したスリーブ軸受を用いた電動水中ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008163955A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Toribotex Co Ltd すべり軸受構造体の製造方法
JP2009222208A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Kubota Corp 軸受および軸受を有するポンプ

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