JP2003334377A - 呼出システム - Google Patents

呼出システム

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JP2003334377A
JP2003334377A JP2002145235A JP2002145235A JP2003334377A JP 2003334377 A JP2003334377 A JP 2003334377A JP 2002145235 A JP2002145235 A JP 2002145235A JP 2002145235 A JP2002145235 A JP 2002145235A JP 2003334377 A JP2003334377 A JP 2003334377A
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Japan
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voice
output
lamp
call
calling
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JP2002145235A
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English (en)
Inventor
Izumi Kakinaka
泉 柿中
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AIMU KK
KAKINAKA ONKYO KIKAKU KK
Original Assignee
AIMU KK
KAKINAKA ONKYO KIKAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 呼出に係る音声フレーズが頭切れすることな
く従業員に伝わる呼出システムの提供。 【解決手段】 呼出システムKは、ランプ点灯を検知す
ると呼出パルス10を出力し、点灯が継続する場合には
16秒毎に呼出パルス10を出力する呼出信号監視回路
1と、呼出パルス10から取得できる呼出情報を、順
次、格納されるメモリ2と、複数の音声データを記憶
し、フレーズ番号信号40が入力すると対応する番号の
音声フレーズを出力する音声出力部3の音声制御CPU
32と、メモリ2から読み出した最も古い呼出情報に対
応するフレーズ番号信号40を出力し、出力後にその呼
出情報をメモリ2から消去する制御部4のシステム制御
用CPU41とを備え、フレーズ番号信号40に対応す
る番号の音声フレーズをインカム親機6に出力する際
に、その出力に先立ってダミー信号35を設定時間、出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号の入力に
より送信状態になる無線機器を使用する呼出システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、パチンコ店では、台故障や玉詰ま
りの際に、遊技台の呼出ボタンを遊技者が操作すると、
遊技台の呼出ランプが点灯し、その遊技台のエリアの代
表ランプが点灯するシステムが採用されている。
【0003】そして、代表ランプの点灯を従業員が確認
すると、代表ランプが点灯しているエリア(通称、島)
に急行し、呼出ランプが点灯している遊技台の呼出ボタ
ンを解除して不具合の解消を図ることになっている。
【0004】しかし、上記システムは、下記に示す課題
がある。 ・従業員が全ての代表ランプを注視する必要があり、疲
労し易い。 ・従業員が代表ランプの点灯を見落とす場合がある。 ・他の代表ランプが点灯しても、不具合の解消中はその
確認が困難であるので対処が遅れる。
【0005】上記課題を解決した技術として、例えば、
実用新案登録第3029490号公報(従来技術1)が
存在する。上記従来技術1は、呼出ランプが点灯すると
該当配列群の番号と音声データとを無線で、従業員が携
帯している通信機に出力して、従業員に音声で知らせる
構成を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
1は、以下に示す課題を有する。 (ア)別の呼出ランプも点灯すると、最初に点灯した呼
出ランプが消灯するまで別の呼出ランプの点灯状態を知
らせる音声が出力されない。
【0007】(イ)音声信号が出力されても送信部が直
ちに送信状態にならない。また、従業員所持の無線機
は、変調波を受信しても瞬時にスケルチが開かない。こ
のため、音声の最初の部分(該当配列群の番号)を従業
員が聞き取れない場合がある。
【0008】(ウ)遊技台の呼出ボタン以外に、従業員
がその場所に急行する必要がある場合があるが、上記従
来技術1は、これに対応していない。
【0009】本発明の第1の目的は、呼出に係る音声フ
レーズが頭切れすることなく従業員に伝わる呼出システ
ムの提供にある。本発明の第2の目的は、複数のランプ
が点灯しても、点灯した順に反復して音声で呼出が行わ
れる呼出システムの提供にある。本発明の第3の目的
は、設定時間に自動で流される音声案内や、任意に行わ
れる音声連絡と、ランプ点灯により送出される音声フレ
ーズとの重複を防止した呼出システムの提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。 (1)呼出システムは、ランプの状態を監視し、点灯を
検知すると呼出パルスを出力し、点灯が継続する場合に
は所定時間毎に前記呼出パルスを出力するランプ監視手
段と、前記呼出パルスから取得できる呼出種別や呼出場
所を呼出情報として、順次、メモリに格納する呼出情報
格納手段と、複数の音声データを記憶し、番号信号の入
力により対応する番号の音声フレーズを前記無線機器に
出力する音声出力手段と、前記メモリから読み出した最
も古い呼出情報に対応する番号信号を前記音声出力手段
に出力し、出力後にその呼出情報を前記メモリから消去
する制御手段とを備える呼出システムであって、前記音
声出力手段は、前記番号信号に対応する番号の音声フレ
ーズを無線機器に出力する際に、その出力に先立ってダ
ミー信号を設定時間、前記無線機器に出力することを特
徴とする。
【0011】(2)呼出システムは、上記(1)の構成
を有し、前記ランプは、各エリア内に設置される複数の
遊技台の呼出ボタンの内、少なくとも一つが操作される
と点灯する呼出代表ランプ、各エリア内に配される複数
の不正監視センサの内、少なくとも一つが作動すると点
灯する不正報知代表ランプ、各エリア内に設置される複
数の遊技台の内、少なくとも一台が大当り状態になると
点灯する大当り代表ランプ、両替機が故障すると点灯す
る両替中止ランプ、および玉数をカウントする計数機の
呼出ボタンを操作すると点灯する計数機呼出ランプであ
ることを特徴とする。
【0012】(3)呼出システムは、上記(2)の構成
を有し、前記不正報知代表ランプの点灯を示す呼出パル
スを前記ランプ監視手段が出力して前記メモリに格納さ
れた場合には、不正報知の呼出情報が前記メモリから消
去されるまで、前記制御手段による、不正報知に係る番
号信号以外の番号信号の前記音声出力手段への出力を中
止することを特徴とする。
【0013】(4)呼出システムは、上記(1)〜
(3)の何れかの構成を有し、前記音声出力手段の作動
を一時的に制限する割り込み手段を設け、この割り込み
手段を有効にすると、前記音声出力手段は、音声フレー
ズ出力中であれば出力終了後に前記音声フレーズの出力
を前記割り込み手段が無効になるまで停止し、待機中で
あれば前記割り込み手段が無効になるまで前記音声フレ
ーズの出力を停止することを特徴とする。
【0014】(5)呼出システムは、上記(1)〜
(4)の何れかの構成を有し、前記ダミー信号は、可聴
下限周波数付近の低周波信号の連続音または断続音であ
り、ダミー信号が出力される設定時間が可変可能である
ことを特徴とする。
【0015】
【作用および発明の効果】[請求項1について]ランプ
監視手段は、ランプの状態を監視し、点灯を検知すると
呼出パルスを出力する。また、点灯が継続する場合には
所定時間毎に呼出パルスを出力する。呼出情報格納手段
は、呼出パルスから取得できる呼出種別や呼出場所を呼
出情報として、順次、メモリに格納する。
【0016】音声出力手段は、複数の音声データを記憶
し、番号信号の入力により対応する番号の音声フレーズ
を無線機器に出力する。制御手段は、メモリから読み出
した最も古い呼出情報に対応する番号信号を音声出力手
段に出力し、出力後にその呼出情報をメモリから消去す
る。そして、音声出力手段は、番号信号に対応する番号
の音声フレーズを無線機器に出力する際に、その出力に
先立ってダミー信号を設定時間、無線機器に出力する。
【0017】ランプが一旦点灯するとランプ監視手段が
呼出パルスを出力し、従業員がランプを消灯させるまで
は、ランプの点灯状態が維持される。しかし、点灯が継
続する場合には、所定時間毎にしか呼出パルスが出力さ
れないので、音声フレーズの連続出力を防止することが
できる。
【0018】呼出パルスから取得できる呼出種別や呼出
場所を呼出情報として、呼出情報格納手段が順次、メモ
リに格納し、メモリから読み出した最も古い呼出情報に
対応する番号信号を制御手段が音声出力手段に出力し、
出力後にその呼出情報をメモリから消去する構成であ
る。このため、複数のランプが点灯状態になった場合に
は、呼出発生順(点灯順)に、点灯中のランプに対応す
る番号信号の音声フレーズが順に出力される。よって、
従業員は、呼出発生順(点灯順)に該当場所へ出向いて
不具合の解消を図ることができる。
【0019】番号信号に対応する番号の音声フレーズを
無線機器に出力する際に、音声出力手段がその出力に先
立ってダミー信号を設定時間、無線機器に出力する構成
である。ダミー信号の出力中に無線機器の送信状態が安
定し、無線機器の変調波を受信する携帯機器の受信状態
も安定する。これにより、ダミー信号に続いて出力され
る、呼出に係る音声フレーズが頭切れすることなく従業
員に伝わる。
【0020】[請求項2について]呼出代表ランプ、不
正報知代表ランプ、大当り代表ランプ、両替機の両替中
止ランプ、または計数機呼出ランプが点灯すると、点灯
ランプに対応する番号信号の音声フレーズが出力される
ので、従業員がその場所を把握でき、直ぐに急行するこ
とができる。
【0021】[請求項3について]呼出システムは、不
正報知代表ランプの点灯を示す呼出パルスをランプ監視
手段が出力してメモリに格納された場合には、不正報知
の呼出情報がメモリから消去(不正報知代表ランプが消
灯)されるまで、制御手段による、不正報知に係る番号
信号以外の番号信号の音声出力手段への出力を中止する
構成である。このため、他の呼び出しに係るランプが点
灯していても、不正が行われた遊技台に従業員を最優先
で急行させることができる。
【0022】[請求項4について]手動による音声連絡
を行う場合や、コンピュータ等により自動で音声案内が
成される設定時間の到来前には、音声出力手段の作動を
一時的に制限する割り込み手段を有効にする。音声フレ
ーズ出力中であれば、出力終了後に、音声出力手段が、
割り込み手段が無効になるまで音声フレーズの出力を停
止する。また、待機中であれば、割り込み手段が無効に
なるまで音声フレーズの出力を停止する。
【0023】この状態で、手動による音声連絡や、コン
ピュータ等による音声案内を行う。これにより、設定時
間に自動で流される音声案内や、適宜、行われる音声連
絡と、ランプ点灯により送出される音声フレーズとが重
複しない。
【0024】[請求項5について]ダミー信号が、可聴
下限周波数付近の低周波信号の連続音または断続音であ
る場合には、従業員が耳触りに感じない。また、ダミー
信号が出力される設定時間が可変可能であると、無線機
器の送信立ち上がり特性や、携帯器の受信立ち上がり特
性に適合させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係る呼出シス
テムK(請求項1〜5に対応)を、図1〜図4に基づい
て説明する。呼出システムKは、呼出信号監視回路(ラ
ンプ監視手段)1と、メモリ(呼出情報格納手段)2
と、音声出力部3(音声出力手段)と、制御部4(制御
手段)等とを備える。
【0026】呼出信号監視回路1は、各ランプの状態を
各入力ポートに電気接続した光センサ(cdsやホトト
ランジスタ等)で監視し、ランプ点灯を検知すると、オ
ン時間1秒の呼出パルス10を呼出パルス処理回路21
に1回出力し、ランプ点灯が継続する場合には16秒毎
(所定時間毎)に、オン時間1秒の呼出パルス10を呼
出パルス処理回路21に1回出力する。
【0027】なお、ランプは、呼出代表ランプ11a、
11b、11c…、不正報知代表ランプ12a、12
b、12c…、大当り代表ランプ13a、13b、13
c…、両替中止ランプ14、およびジェットカウンタ呼
出ランプ15(計数機呼出ランプ)である。
【0028】呼出代表ランプ11a、11b、11c…
は、エリアA、B、C、D、E、F内に設置される複数
の遊技台の呼出ボタンの内、少なくとも一つが操作され
ると、点灯するランプであり、各エリアの両端のポール
に1個づつ設置されている。
【0029】不正報知代表ランプ12a、12b、12
c…は、エリアA〜F内に配される複数の不正監視セン
サ(図示せず)の内、少なくとも一つが作動すると点灯
するランプであり、各エリアの両端のポールに1個づつ
設置されている。
【0030】大当り代表ランプ13a、13b、13c
…は、エリアA〜F内に設置される複数の遊技台の内、
少なくとも一台が大当り状態になると点灯するランプで
あり、各エリアの両端のポールに1個づつ設置されてい
る。
【0031】両替中止ランプ14は、両替機51が故障
すると点灯するランプである。ジェットカウンタ呼出ラ
ンプ15は、玉数をカウントするジェットカウンタ52
(計数機)の呼出ボタン53を客が操作すると点灯する
ランプである。
【0032】呼出パルス処理回路21には、呼出信号監
視回路1から出力される呼出パルスが入力され、その呼
出パルスから呼出種別(呼出、不正、大当り、両替中
止、ジェットカウンタ呼出)や呼出場所(エリアA〜
F、両替機51、ジェットカウンタ52)に係る呼出情
報を取得する。
【0033】この呼出パルス処理回路21は、呼出パル
ス10から取得した呼出種別や呼出場所を呼出情報とし
て、順にメモリ2に格納する。なお、メモリ2と呼出パ
ルス処理回路21とにより呼出情報格納手段が構成され
る。
【0034】音声出力部(音声出力手段)3は、音声デ
ータ格納用EPROM31、音声制御CPU32、およ
びスピーカアンプ33等により構成される。音声データ
格納用EPROM31には、複数の音声フレーズに対応
した音声データ(デジタルデータ)が格納されている。
【0035】音声制御CPU32は、後述するシステム
制御用CPU41からフレーズ番号信号40(番号信
号)が出力されると該当する音声データを音声データ格
納用EPROM31から取得し、フレーズ番号信号40
に対応する音声フレーズの音声信号34をスピーカアン
プ33に出力する。
【0036】なお、フレーズ番号信号40に対応する音
声信号34をインカム親機6に出力する際に、その出力
に先立って音声制御CPU32が、後述するダミー信号
35を後述する設定時間の間インカム親機(無線機器)
6に出力する。
【0037】ダミー信号35は、可聴下限周波数付近
(数Hz〜数十Hz)の低周波信号の断続音(プププ
…)であり、ダミー信号35の出力が終了する迄の設定
時間が、遅延時間設定器42により、最長1.5秒迄、
0.1秒間隔で可変可能である。
【0038】システム制御用CPU41は、制御プログ
ラム格納EPROM43に格納された制御プログラムに
基づいて作動する。呼出パルス10から取得した呼出情
報がメモリ2に格納されている場合、制御部4は、格納
時間が古い順に呼出情報をメモリ2から読み出し、読み
出した呼出情報に対応するフレーズ番号信号40を音声
制御CPU32に出力し、出力後にその呼出情報をメモ
リ2から消去する。
【0039】44はミュート端子であり、このミュート
端子44を接地すると、システム制御用CPU41は、
音声信号34が出力中であれば出力終了後に音声信号3
4の出力を接地が解除されるまで停止し、待機中であれ
ば接地が解除されるまで音声信号34の出力を停止す
る。
【0040】また、45は音声選択スイッチであり、こ
の音声選択スイッチ45を押圧操作すると二桁のLED
46に表示されるフレーズ番号に対応した数字が切り替
わり、テスト再生スイッチ47の押圧によりフレーズ番
号に対応した音声信号34が出力され、スピーカ36か
らその音声が再生される。
【0041】インカム親機6は、音声信号37が入力す
ると、受信状態から送信状態に切り替わる、特定小電力
(440MHz帯、10mW)の無線機器である。ま
た、インカム子機61は、従業員62が携帯し、ヘッド
セット(図示せず)のマイクに音声が入ると、受信状態
から送信状態に切り替わる、特定小電力(440MHz
帯、10mW)の無線機器である。
【0042】また、38はライン入力端子であり、ライ
ン入力端子38には、適宜、行われる音声連絡用の音声
信号や、コンピュータ等によって設定時間に自動で流さ
れる音声案内の音声信号が印加される。
【0043】つぎに、本発明の呼出システムKの作動
を、図3および図4に示すフローチャートに基づいて説
明する。 [呼出信号監視回路1の作動;図3参照]ステップS1
において、各ポートのランプが点灯しているか否かを判
別し、ランプが点灯している場合(YES)にはステッ
プS2に進み、ランプが点灯していない場合(NO)に
は待機する。
【0044】ステップS2において、呼出信号監視回路
1がオン時間1秒の呼出パルス10を呼出パルス処理回
路21に出力し、ステップS3に進む。
【0045】ステップS3において、呼出信号監視回路
1が16秒タイマーをスタートさせ、ステップS4に進
む。
【0046】ステップS4において、タイマースタート
から16秒が経過したか否かを判別し、経過している場
合(YES)にはステップS1に戻り、経過していない
場合(NO)には待機する。
【0047】[本体H(メモリ2+音声出力部3+制御
部4)の作動;図4参照]ステップs1において、呼出
信号監視回路1から不正に係る呼出パルス10が送出さ
れたか否かを、システム制御用CPU41が判別し、送
出された場合(YES)にはステップs2に進み、送出
されていない場合(NO)にはステップs7に進む。
【0048】ステップs2において、呼出パルス10か
ら取得した呼出情報(不正を検知したエリア)の、メモ
リ2の専用の格納場所への格納をシステム制御用CPU
41が指示し、ステップs3に進む。
【0049】ステップs3において、不正に係わる音声
フレーズ(音声信号34)が出力中であるか否かをシス
テム制御用CPU41が判別し、出力中でない場合には
ステップs4に進み、出力中である場合(YES)には
待機する。
【0050】ステップs4において、システム制御用C
PU41は、遅延時間設定器42で設定した設定時間の
間音声制御CPU32がダミー信号35を出力する様に
指示し、設定時間の終了時点で、最も早い時点にメモリ
2へ格納された現存する不正に係わる呼出情報のフレー
ズ番号信号40を音声制御CPU32に出力し、ステッ
プs5に進む。
【0051】これにより、可聴下限周波数付近(数Hz
〜数十Hz)の低周波信号の断続音(プププ…)が設定
時間の間インカム親機6に出力された後、フレーズ番号
信号40に対応する音声信号34がインカム親機6に出
力される。
【0052】ステップs5において、その不正に係わる
呼出情報を、システム制御用CPU41がメモリ2から
消去し、ステップs6に進む。
【0053】ステップs6において、不正に係わる呼出
情報がメモリ2に格納されている(YES)か、否(N
O)かをシステム制御用CPU41が判別し、格納され
ている場合(YES)にはステップs3に進み、格納さ
れていない場合(NO)にはステップs1に戻る。
【0054】ステップs7において、呼出信号監視回路
1から不正以外の呼出情報(呼出or大当りor両替中
止orジェットカウンタ呼出)に係る呼出パルス10が
送出されたか否かを、システム制御用CPU41が判別
し、送出された場合(YES)にはステップs8に進
み、送出されていない場合(NO)にはステップs1に
戻る。
【0055】ステップs8において、呼出パルス10か
ら取得した、不正以外の呼出情報のメモリ2への格納を
システム制御用CPU41が指示し、ステップs9に進
む。
【0056】ステップs9において、不正以外の呼出情
報に係わる音声フレーズ(音声信号34)が出力中であ
るか否かをシステム制御用CPU41が判別し、出力中
でない場合にはステップs10に進み、出力中である場
合(YES)には待機する。
【0057】ステップs10において、システム制御用
CPU41は、遅延時間設定器42で設定した設定時間
の間音声制御CPU32がダミー信号35を出力する様
に指示し、設定時間の終了時点で、最も早い時点にメモ
リ2へ格納された現存する不正以外の呼出情報のフレー
ズ番号信号40を音声制御CPU32に出力し、ステッ
プs11に進む。
【0058】これにより、可聴下限周波数付近(数Hz
〜数十Hz)の低周波信号の断続音(プププ…)が設定
時間の間インカム親機6に出力された後、フレーズ番号
信号40に対応する音声信号34がインカム親機6に出
力される。
【0059】ステップs11において、その不正以外の
呼出情報を、システム制御用CPU41がメモリ2から
消去し、ステップs12に進む。
【0060】ステップs12において、不正以外の呼出
情報がメモリ2に格納されているか、否(NO)かをシ
ステム制御用CPU41が判別し、格納されている場合
(YES)にはステップs9に戻り、格納されていない
場合(NO)にはステップs1に戻る。
【0061】本実施例の呼出システムKは、以下の利点
を有する。 [あ]呼出システムKは、フレーズ番号信号40に対応
する番号の音声フレーズを出力する際に、その出力に先
立って、遅延時間設定器42で設定した設定時間(最長
1.5秒迄、0.1秒間隔)の間、音声制御CPU32
がダミー信号35を出力する構成である。ダミー信号3
5の出力中にインカム親機6の送信状態が安定し、イン
カム親機6の変調波60を受信するインカム子機61の
受信状態も安定する。これにより、ダミー信号35に続
いて出力される、呼出に係る音声フレーズ(音声信号3
7)が頭切れすることなく従業員62に伝わる。
【0062】[い]呼出システムKは、不正報知代表ラ
ンプ12a、12b、12c…の点灯を示す呼出パルス
10を呼出信号監視回路1が出力してメモリ2に格納さ
れた場合には、不正報知の呼出情報がメモリ2から消去
(不正報知代表ランプ12a、12b、12c…が消
灯)されるまで、不正報知に係るフレーム番号信号40
以外のフレーム番号信号の出力を中止する構成である。
このため、他の呼び出しに係るランプが点灯していて
も、不正が行われた遊技台に従業員62を最優先で急行
させることができる。
【0063】[う]ランプ(呼出代表ランプ11a、1
1b、11c…、不正報知代表ランプ12a、12b、
12c…、大当り代表ランプ13a、13b、13c
…、両替中止ランプ14、またはジェットカウンタ呼出
ランプ15)が一旦点灯すると、呼出信号監視回路1が
呼出パルス10を出力し、従業員62がランプを消灯さ
せるまでは、ランプの点灯状態が維持される。しかし、
ランプの点灯が継続する場合には、16秒毎にしか呼出
パルス10が出力されないので、音声フレーズ(音声信
号37)の連続出力を防止することができる。
【0064】[え]呼出パルス10から取得できる、呼
出種別(呼出、不正、大当り、両替中止、ジェットカウ
ンタ呼出)や呼出場所(エリアA〜F、両替機51、ジ
ェットカウンタ52)に係る呼出情報がメモリ2に格納
され、メモリ2から読み出した最も古い呼出情報に対応
するフレーズ番号信号40を出力し、出力後にその呼出
情報をメモリ2から消去する構成である。このため、複
数のランプが点灯状態になった場合でも、呼出発生順
(点灯順)に、点灯中のランプに対応するフレーズ番号
信号40の音声フレーズ(音声信号37)が順に出力さ
れる。よって、従業員62は、呼出発生順(点灯順)に
該当場所へ出向いて不具合の解消を図ることができる。
【0065】[お]手動による音声連絡を行う場合や、
コンピュータ等により自動で音声案内が成される設定時
間の到来前には、ミュート端子44を一時的に接地す
る。これにより、設定時間に自動で流される音声案内
や、適宜、行われる音声連絡と、ランプ点灯により送出
される音声フレーズ(音声信号37)との重複が防止で
きる。
【0066】[か]ダミー信号35を、可聴下限周波数
付近の低周波信号の断続音にしているので従業員62が
耳触りに感じない。また、遅延時間設定器42により、
ダミー信号35が出力される設定時間が可変可能である
ので、インカム親機6の送信立ち上がり特性や、インカ
ム子機61の受信立ち上がり特性に適合させることがで
きる。
【0067】本発明は、上記実施例の他、以下の実施態
様を含む。 a.ランプ点灯の検知は、光センサ以外に、ランプ電圧
やランプ電流で監視しても良い。
【0068】b.上記実施例では、呼出信号監視回路1
と呼出パルス処理回路21との接続をワイヤーで行って
いるが、微弱電波や光(赤外線も含む)で行っても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る呼出システムを設置し
たパチンコ店の様子を示す説明図である。
【図2】その呼出システムのブロック図である。
【図3】その呼出システムの呼出信号監視回路の作動を
示すフローチャートである。
【図4】その呼出システムの本体の作動を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 呼出信号監視回路(ランプ監視手段) 2 メモリ(呼出情報格納手段) 3 音声出力部(音声出力手段) 4 制御部(制御手段) 6 インカム親機(無線機器) K 呼出システム 10 呼出パルス 11a〜11c 呼出代表ランプ(ランプ) 12a〜12c 不正報知代表ランプ(ランプ) 13a〜13c 大当り代表ランプ(ランプ) 14 両替中止ランプ(ランプ、両替中止ランプ) 15 ジェットカウンタ呼出ランプ(ランプ、計数機呼
出ランプ) 35 ダミー信号 40 フレーズ番号信号(番号信号) 44 ミュート端子(割り込み手段) 51 両替機 53 呼出ボタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプの状態を監視し、点灯を検知する
    と呼出パルスを出力し、点灯が継続する場合には所定時
    間毎に前記呼出パルスを出力するランプ監視手段と、 前記呼出パルスから取得できる呼出種別や呼出場所を呼
    出情報として、順次、メモリに格納する呼出情報格納手
    段と、 複数の音声データを記憶し、番号信号の入力により対応
    する番号の音声フレーズを無線機器に出力する音声出力
    手段と、 前記メモリから読み出した最も古い呼出情報に対応する
    番号信号を前記音声出力手段に出力し、出力後にその呼
    出情報を前記メモリから消去する制御手段とを備える呼
    出システムであって、 前記音声出力手段は、前記番号信号に対応する番号の音
    声フレーズを前記無線機器に出力する際に、その出力に
    先立ってダミー信号を設定時間、前記無線機器に出力す
    ることを特徴とする呼出システム。
  2. 【請求項2】 前記ランプは、各エリア内に設置される
    複数の遊技台の呼出ボタンの内、少なくとも一つが操作
    されると点灯する呼出代表ランプ、 各エリア内に配される複数の不正監視センサの内、少な
    くとも一つが作動すると点灯する不正報知代表ランプ、 各エリア内に設置される複数の遊技台の内、少なくとも
    一台が大当り状態になると点灯する大当り代表ランプ、 両替機が故障すると点灯する両替中止ランプ、 および玉数をカウントする計数機の呼出ボタンを操作す
    ると点灯する計数機呼出ランプであることを特徴とする
    請求項1に記載の呼出システム。
  3. 【請求項3】 前記不正報知代表ランプの点灯を示す呼
    出パルスを前記ランプ監視手段が出力して前記メモリに
    格納された場合には、 不正報知の呼出情報が前記メモリから消去されるまで、
    前記制御手段による、不正報知に係る番号信号以外の番
    号信号の前記音声出力手段への出力を中止することを特
    徴とする請求項2に記載の呼出システム。
  4. 【請求項4】 前記音声出力手段の作動を一時的に制限
    する割り込み手段を設け、この割り込み手段を有効にす
    ると、 前記音声出力手段は、音声フレーズ出力中であれば出力
    終了後に前記音声フレーズの出力を前記割り込み手段が
    無効になるまで停止し、 待機中であれば前記割り込み手段が無効になるまで前記
    音声フレーズの出力を停止することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3の何れかに記載の呼出システム。
  5. 【請求項5】 前記ダミー信号は、可聴下限周波数付近
    の低周波信号の連続音または断続音であり、ダミー信号
    が出力される設定時間が可変可能であることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れかに記載の呼出システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087697A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Takeya Co Ltd 遊技場用呼出報知システム及び遊技機用呼出装置
JP2014111208A (ja) * 2014-03-19 2014-06-19 Nikkei Seisakusho:Kk 代表ランプ装置

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