JP2003334282A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

Info

Publication number
JP2003334282A
JP2003334282A JP2002144416A JP2002144416A JP2003334282A JP 2003334282 A JP2003334282 A JP 2003334282A JP 2002144416 A JP2002144416 A JP 2002144416A JP 2002144416 A JP2002144416 A JP 2002144416A JP 2003334282 A JP2003334282 A JP 2003334282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displayed
image display
image
display panel
display area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002144416A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Keiji
康昭 慶児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamasa Co Ltd
Original Assignee
Yamasa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamasa Co Ltd filed Critical Yamasa Co Ltd
Priority to JP2002144416A priority Critical patent/JP2003334282A/ja
Publication of JP2003334282A publication Critical patent/JP2003334282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示パネル60の有効利用を図りつつも、
回転リール40の視認を妨げないスロットマシン10を提供
する。 【解決手段】 スロットマシン10は、回転リール40と、
回転リール40の前方に設けた画像表示装置50と、画像表
示装置50を操作するための操作スイッチ65と、制御装置
100とを備える。画像表示装置50は、光透過性を有する
画像表示パネル60を備える。制御装置100は、画像制御
手段120を備える。画像表示パネル60は、回転リール40
の視認を妨げない位置に、常時表示領域64を有する。画
像制御手段120は、操作スイッチ65の操作に基づいて、
画像表示パネル60に表示する画像を変更可能とされ、常
時表示領域64には、常時、所定の画像を表示可能とさ
れ、常時表示領域64以外の領域には、特定時以外のとき
に、所定の画像を表示可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンに
関し、更に詳しくは、光透過性を有する画像表示パネル
を通して各回転リールを視認するように形成したスロッ
トマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、スタートスイッチを操作する
と、3個すべての回転リールの回転が開始し、ストップ
スイッチを操作すると、当該ストップスイッチに対応し
た回転リールの回転が停止するとともに、3個すべての
回転リールの回転が停止したときに、所定の図柄が所定
の入賞ライン上に揃うと、所定の利益が付与されるスロ
ットマシンが提供されている。
【0003】また、最近では、回転リールの前方に、液
晶パネルやELパネルなどの画像表示パネルを設けて、
この画像表示パネルを通して各回転リールを視認するよ
うに形成するとともに、この画像表示パネルに、例え
ば、入賞ラインや演出図柄などを表示することにより、
入賞か否かをわかりやすくしたり、あるいは遊技性を高
めているスロットマシンも提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスロッ
トマシンでは、回転リールの前方に画像表示パネルを設
けて、この画像表示パネルに、例えば、入賞ラインや演
出図柄などを表示するようにしていても、この画像表示
パネルとは別に7セグメントLEDなどの表示装置を設
けて、この表示装置に、例えば、クレジットされている
メダルの枚数や遊技履歴などを表示するようにしてい
た。また、入賞図柄配列などは、画像表示パネルではな
く、前扉などに表示するようにしていた。このため、画
像表示パネルが有効に利用されているとはいえなかっ
た。また、時刻やリーチ目や回転リールの図柄配列など
を表示しているスロットマシンはなかった。
【0005】(請求項1)そこで、請求項1記載の発明
は、操作スイッチの操作に基づいて、画像表示パネルに
表示する画像を変更可能に形成するとともに、画像表示
パネルにおける各回転リールの視認を妨げない位置に常
時表示領域を設けて、この常時表示領域に、常時、クレ
ジットされているメダルの枚数などを表示可能に形成
し、かつ、常時表示領域以外の領域には、特定時以外の
ときに、遊技履歴や入賞図柄配列やリーチ目や回転リー
ルの図柄配列などを表示可能に形成することにより、画
像表示パネルの有効利用を図りつつも、特定時における
各回転リールの視認を妨げないようにしたスロットマシ
ンを提供することを目的とする。
【0006】(請求項2)また、請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の目的に加えて、特定時を、各
回転リールの回転中、とすることにより、画像表示パネ
ルの有効利用を図りつつも、回転中の各回転リールの視
認を妨げないようにしたスロットマシンを提供すること
を目的とする。
【0007】(請求項3)また、請求項3記載の発明
は、請求項1記載の発明の目的に加えて、特定時を、各
回転リールの回転を停止させることが可能なとき、とす
ることにより、画像表示パネルの有効利用を図りつつ
も、停止可の状態にある各回転リールの視認を妨げない
ようにしたスロットマシンを提供することを目的とす
る。
【0008】(請求項4)更に、請求項4記載の発明
は、請求項1、2又は3記載の発明の目的に加えて、制
御装置に、遊技の制御を行うための主制御部と、主制御
部からの信号を受信して演出の制御を行うための副制御
部とを設けて、この副制御部に、画像表示パネルに表示
する画像を制御するための画像制御手段を備えることに
より、画像表示パネルの有効利用を図りつつも、遊技の
制御を担当する主制御部には負担をかけないようにした
スロットマシンを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】(請求項1)請求項1記
載の発明は、周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リ
ール(40)と、これらの回転リール(40)の前方に設け
た画像表示装置(50)と、この画像表示装置(50)を操
作するための操作スイッチ(65)と、スロットマシン
(10)を制御するための制御装置(100)とを備え、前
記画像表示装置(50)は、光透過性を有する画像表示パ
ネル(60)を備え、前記画像表示パネル(60)を通して
各回転リール(40)を視認するように形成されているス
ロットマシン(10)であって、前記制御装置(100)
は、画像表示装置(50)を制御するための画像制御手段
(120)を備え、前記画像表示パネル(60)は、各回転
リール(40)の視認を妨げない位置に、所定の画像を常
時表示するための常時表示領域(64)を有し、前記画像
制御手段(120)は、操作スイッチ(65)の操作に基づ
いて、画像表示パネル(60)に表示する画像を変更可能
に形成されているとともに、常時表示領域(64)には、
常時、所定の画像を表示可能に形成され、かつ、常時表
示領域(64)以外の領域には、特定時以外のときに、所
定の画像を表示可能に形成されていることを特徴とす
る。
【0010】ここで、「周囲に複数の図柄を表示した複
数の回転リール(40)と、これらの回転リール(40)の
前方に設けた画像表示装置(50)とを備え、前記画像表
示装置(50)は、光透過性を有する画像表示パネル(6
0)を備え、前記画像表示パネル(60)を通して各回転
リール(40)を視認するように形成されているスロット
マシン(10)」とは、遊技者が画像表示パネル(60)を
通して各回転リール(40)を視認するように形成されて
いるスロットマシン(10)を意味する。
【0011】また、「光透過性を有する」とは、光を通
すことを意味する。また、「光透過性を有する画像表示
パネル(60)」としては、例えば、液晶パネルや、EL
パネルなどを用いることができる。また、「常時表示領
域(64)」とは、画像表示パネル(60)の一部に設けら
れる領域であって、所定の画像を常時表示するための領
域をいう。
【0012】すなわち、画像表示パネル(60)には、常
時表示領域(64)と、それ以外の領域とが設けられる。
また、常時表示領域(64)には、例えば、クレジットさ
れているメダルの枚数や時刻などが表示され、また、常
時表示領域(64)以外の領域には、例えば、入賞ライン
や演出図柄や遊技履歴やリーチ目や回転リールの図柄配
列などが表示される。
【0013】また、この常時表示領域(64)は、各回転
リール(40)の視認を妨げない位置に設けられる。ま
た、遊技者は、常時表示領域(64)以外の領域を通し
て、各回転リール(40)を視認する。また、この常時表
示領域(64)は、各回転リール(40)の視認を妨げない
位置に設けられればよく、したがって、例えば、画像表
示パネル(60)の下側部分に設けてもよく、また、上側
部分に設けてもよく、また、右側部分に設けてもよく、
また、左側部分に設けてもよい。
【0014】具体的には、例えば、画像表示パネル(6
0)の下側部分に帯状に常時表示領域(64)を設けるこ
とができる。また、例えば、画像表示パネル(60)の上
側部分に帯状に常時表示領域(64)を設けることもでき
る。また、例えば、画像表示パネル(60)の右側部分に
帯状に常時表示領域(64)を設けることもできる。ま
た、例えば、画像表示パネル(60)の左側部分に帯状に
常時表示領域(64)を設けることもできる。また、例え
ば、画像表示パネル(60)の下側部分と上側部分との双
方に帯状に常時表示領域(64)を設けることもできる。
【0015】また、「常時」とは、各回転リール(40)
が回転しているときや、各回転リール(40)が停止可の
状態にあるときなどを含めて、常時表示可能という意味
である。すなわち、「常時」とは、常時表示したままと
いう意味ではない。したがって、常時表示領域(64)の
画像を消すこともできる。また、「操作スイッチ(6
5)」は、画像表示装置(50)を操作するためのもので
ある。
【0016】この操作スイッチ(65)は、例えば、スロ
ットマシン(10)の前扉(30)に設けてもよく、また、
図柄表示窓(31)の縁に設けてもよい。また、「制御装
置(100)」は、スロットマシン(10)を制御するため
のものである。この制御装置(100)は、例えば、CP
U、RAM、ROM、及びI/Oなどを備えたコンピュ
ータによって構成することができる。
【0017】また、「画像制御手段(120)」は、画像
表示装置(50)を制御するためのものである。この画像
制御手段(120)は、操作スイッチ(65)の操作に基づ
いて、画像表示パネル(60)に表示する画像を変更可能
に形成される。すなわち、本発明に係るスロットマシン
(10)は、操作スイッチ(65)を操作すると、画像表示
パネル(60)に表示される画像が変更され得るようにし
たものであり、この画像制御手段(120)は、かかる制
御を担当するものである。
【0018】また、この画像制御手段(120)は、常時
表示領域(64)には、常時、所定の画像を表示可能に形
成され、かつ、常時表示領域(64)以外の領域には、特
定時以外のときに、所定の画像を表示可能に形成され
る。すなわち、本発明に係るスロットマシン(10)は、
特定時以外のときには、常時表示領域(64)にも、常時
表示領域(64)以外の領域にも、所定の画像が表示され
得るが、特定時には、常時表示領域(64)には、所定の
画像が表示され得るが、常時表示領域(64)以外の領域
には、所定の画像が表示されないようにしたものであ
り、この画像制御手段(120)は、かかる制御を担当す
るものである。
【0019】また、「特定時」は、例えば、「各回転リ
ール(40)の回転中」、「各回転リール(40)の回転を
停止させることが可能なとき」又は「メダルの投入から
メダルの払い出しまでの間」などとすることができる。
また、この画像制御手段(120)は、例えば、制御装置
(100)を構成するコンピュータに所定のプログラムを
実行させることによって形成することができる。
【0020】このように、操作スイッチ(65)の操作に
基づいて、画像表示パネル(60)に表示する画像を変更
可能に形成するとともに、画像表示パネル(60)におけ
る各回転リール(40)の視認を妨げない位置に常時表示
領域(64)を設けて、この常時表示領域(64)に、常
時、クレジットされているメダルの枚数などを表示可能
に形成し、かつ、常時表示領域(64)以外の領域には、
特定時以外のときに、遊技履歴や入賞図柄配列やリーチ
目や回転リール(40)の図柄配列などを表示可能に形成
することにより、画像表示パネル(60)の有効利用を図
りつつも、特定時における各回転リール(40)の視認を
妨げないようにすることができ、更には、従来のスロッ
トマシンにおいて表示されていなかった種々の情報を表
示することもできるのである。
【0021】(請求項2)また、請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の特徴に加えて、前記特定時
は、各回転リール(40)の回転中であることを特徴とす
る。すなわち、本発明に係るスロットマシン(10)は、
各回転リール(40)の回転中以外のときには、常時表示
領域(64)にも、常時表示領域(64)以外の領域にも、
所定の画像が表示され得るが、各回転リール(40)の回
転中は、常時表示領域(64)には、所定の画像が表示さ
れ得るが、常時表示領域(64)以外の領域には、所定の
画像が表示されないようにしたものである。
【0022】このように、常時表示領域(64)以外の領
域には、各回転リール(40)の回転中以外のときに、遊
技履歴や入賞図柄配列やリーチ目や回転リールの図柄配
列などを表示可能に形成することにより、画像表示パネ
ル(60)の有効利用を図りつつも、回転中の各回転リー
ル(40)の視認を妨げないようにすることができるので
ある。
【0023】(請求項3)また、請求項3記載の発明
は、請求項1記載の発明の特徴に加えて、前記特定時
は、各回転リール(40)の回転を停止させることが可能
なときであることを特徴とする。すなわち、本発明に係
るスロットマシン(10)は、各回転リール(40)が停止
可の状態にあるとき以外のときには、常時表示領域(6
4)にも、常時表示領域(64)以外の領域にも、所定の
画像が表示され得るが、各回転リール(40)が停止可の
状態にあるときには、常時表示領域(64)には、所定の
画像が表示され得るが、常時表示領域(64)以外の領域
には、所定の画像が表示されないようにしたものであ
る。
【0024】このように、常時表示領域(64)以外の領
域には、各回転リール(40)の回転を停止させることが
可能なとき以外のときに、遊技履歴や入賞図柄配列やリ
ーチ目や回転リールの図柄配列などを表示可能に形成す
ることにより、画像表示パネル(60)の有効利用を図り
つつも、停止可の状態にある各回転リール(40)の視認
を妨げないようにすることができるのである。
【0025】(請求項4)また、請求項4記載の発明
は、請求項1、2又は3記載の発明の特徴に加えて、前
記制御装置(100)は、遊技の制御を行うための主制御
部(101)と、主制御部(101)からの信号を受信して演
出の制御を行うための副制御部(102)とを有し、前記
画像制御手段(120)は、副制御部(102)に備えられて
いることを特徴とする。
【0026】ここで、「主制御部(101)」は、遊技を
制御するためのものであって、メイン基板などと呼ばれ
るものである。また、「副制御部(102)」は、主制御
部(101)からの信号を受信して演出の制御を行うため
のものであって、サブ基板などと呼ばれるものである。
また、主制御部(101)と副制御部(102)とは、それぞ
れ互いに独立したCPUを備える。
【0027】すなわち、主制御部(101)が備えるCP
Uは、メインCPUなどと呼ばれるものであり、また、
副制御部(102)が備えるCPUは、サブCPUなどと
呼ばれるものである。このように、制御装置(100)
に、主制御部(101)と副制御部(102)とを設けて、副
制御部(102)に画像制御手段(120)を備えることによ
り、画像表示パネル(60)の有効利用を図りつつも、遊
技の制御を担当する主制御部(101)には負担をかけな
いようにすることができるのである。
【0028】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1ないし図20
は、本発明の実施の形態を示すものである。図1は、ス
ロットマシン10の外観正面図、図2は、スロットマシン
10の外観斜視図、図3は、前扉30を開いた状態における
スロットマシン10の外観斜視図、図4は、スロットマシ
ン10の側断面図、図5は、画像表示装置50の外観斜視
図、図6は、画像表示装置50の側断面図、図7は、スロ
ットマシン10のブロック図、図8ないし図20は、画像
表示装置50に表示される画像のパターンを示す概念図で
ある。
【0029】(スロットマシン10)本実施の形態に係る
スロットマシン10は、図1ないし図4に示すように、前
面に開口部を有する箱型の筐体20と、この筐体20の開口
部を開閉可能に塞ぐための前扉30とを備えている。ま
た、筐体20の内部には、3個の回転リール40が横並びに
設けられている。また、3個の回転リール40のうち、左
側に設けられているのが左回転リール41であり、中央に
設けられているのが中回転リール42であり、右側に設け
られているのが右回転リール43である。
【0030】また、前扉30のほぼ中央には、図柄表示窓
31が設けられている。また、図柄表示窓31は、3個すべ
ての回転リール40の回転が停止した際に、縦3列横3行
に配列した合計9個の図柄を表示可能に形成されてい
る。具体的には、左回転リール41の回転が停止すると、
図柄表示窓31の左側部分の上段、中段及び下段にそれぞ
れ1個ずつ、合計3個の図柄が表示される。中回転リー
ル42及び右回転リール43についても同様である。これに
より、3個すべての回転リール40の回転が停止すると、
図柄表示窓31には、縦3列横3行に配列した合計9個の
図柄が表示される。また、図柄表示窓31に表示される縦
3列横3行の図柄の配列パターンは、「出目」などと呼
ばれるものである。
【0031】また、各回転リール40と図柄表示窓31との
間には、画像表示装置50が設けられている。また、画像
表示装置50は、光透過性を有する画像表示パネル60を備
えている。すなわち、このスロットマシン10は、各回転
リール40の前方に光透過性を有する画像表示パネル60を
備えており、遊技者が画像表示パネル60を通して各回転
リール40を視認するように形成されているものである。
そして、画像表示パネル60に表示した画像と、各回転リ
ール40の周囲に表示した図柄とが、重なり合って見える
ようにしているものである。
【0032】また、図柄表示窓31の下側の縁には、2個
の操作スイッチ65が横並びに設けられている。また、2
個の操作スイッチ65のうち、左側に設けられているのが
左操作スイッチ66であり、右側に設けられているのが右
操作スイッチ67である。また、図柄表示窓31の下方に
は、クレジットされているメダルを投入するためのベッ
トスイッチ32や、クレジットされているメダルを払い出
すためのキャンセルスイッチ33や、回転リール40の回転
を開始させるためのスタートスイッチ34や、回転リール
40の回転を停止させるためのストップスイッチ35などが
設けられている。
【0033】また、前扉30の下部には、メダルを払い出
すための払出口36が設けられ、また、払出口36の下方に
は、払出口36から払い出されたメダルを受け止めるため
の受け皿37が設けられている。また、筐体20の内部に
は、スロットマシン10を制御するための制御装置100が
設けられている。
【0034】(制御装置100)制御装置100は、スロット
マシン10を制御するためのものである。この制御装置10
0は、CPU、RAM、ROM、及びI/Oなどを備え
たコンピュータによって構成されている。また、図7に
示すように、この制御装置100の入力手段としては、ベ
ットスイッチ32、キャンセルスイッチ33、スタートスイ
ッチ34、ストップスイッチ35、及び操作スイッチ65など
があり、また、この制御装置100の出力手段としては、
3個の回転リール40を備えたリールユニット21、メダル
を払い出すためのホッパーユニット22、演出用ランプ2
3、スピーカ24、及び画像表示装置50などがある。
【0035】また、この制御装置100は、遊技の制御を
行うための主制御部101と、主制御部101からの信号を受
信して演出の制御を行うための副制御部102とを有して
いる。すなわち、主制御部101は、遊技を制御するため
のものであって、メイン基板などと呼ばれるものであ
る。また、副制御部102は、主制御部101からの信号を受
信して演出の制御を行うためのものであって、サブ基板
などと呼ばれるものである。
【0036】また、主制御部101と副制御部102とは、そ
れぞれ互いに独立したCPUを備えている。すなわち、
主制御部101が備えるCPUは、メインCPUなどと呼
ばれるものであり、また、副制御部102が備えるCPU
は、サブCPUなどと呼ばれるものである。
【0037】そして、この制御装置100は、所定のプロ
グラムを実行することにより、遊技を制御するための遊
技制御手段110、及び画像表示装置50を制御するための
画像制御手段120などとして機能する。更に、遊技制御
手段110は、主制御部101に備えられ、画像制御手段120
は、副制御部102に備えられている。このため、画像制
御手段120を設けても、遊技の制御を担当する主制御部1
01には負担がかからないのである。
【0038】(画像表示装置50)画像表示装置50は、図
3及び図4に示すように、各回転リール40の前方に設け
られており、光透過性を有する3枚の画像表示パネル60
と、これらの画像表示パネル60を支持するためのパネル
フレーム70とを備えている。また、パネルフレーム70
は、図5に示すように、枠型に形成されており、3つの
窓部71を横並びに有している。
【0039】また、3枚の画像表示パネル60は、パネル
フレーム70が有する3つの窓部71にそれぞれ嵌め込まれ
るようにして、パネルフレーム70に支持されている。ま
た、3枚の画像表示パネル60のうち、左側に設けられて
いるのが左画像表示パネル61であり、中央に設けられて
いるのが中画像表示パネル62であり、右側に設けられて
いるのが右画像表示パネル63である。
【0040】そして、左画像表示パネル61は、左回転リ
ール41の前方に位置し、中画像表示パネル62は、中回転
リール42の前方に位置し、右画像表示パネル63は、右回
転リール43の前方に位置するようになっている。(画像
表示パネル60)画像表示パネル60は、画像を表示するた
めのものであって、かつ、光透過性を有するものであ
る。
【0041】このような光透過性を有する画像表示パネ
ル60として、本実施の形態では、ELパネルを用いてい
る。また、本実施の形態では、画像表示パネル60に表示
される画像は、オレンジ色である。このため、画像表示
パネル60に表示される画像が明瞭に認識でき、しかも、
画像表示パネル60に画像が表示されていても、この画像
を通して回転リール40が明瞭に認識できるのである。
【0042】また、各画像表示パネル60は、図5及び図
6に示すように、それぞれ、その下側部分に、所定の画
像を常時表示するための常時表示領域64を有している。
また、各常時表示領域64は、それぞれ、横長の帯状に形
成されている。このように、各画像表示パネル60の下側
部分に横長の帯状に常時表示領域64を設けることによ
り、常時表示領域64が各回転リール40の視認を妨げない
ようにしているのである。
【0043】また、「常時」とは、各回転リール40が回
転しているときや、各回転リール40が停止可の状態にあ
るときなどを含めて、常時表示可能という意味である。
また、各画像表示パネル60は、それぞれ、常時表示領域
64に、例えば、クレジットされているメダルの枚数など
を常時表示可能に形成されているとともに、常時表示領
域64以外の領域には、特定時以外のときに、例えば、入
賞ラインや演出図柄や遊技履歴や入賞図柄配列やリーチ
目や回転リール40の図柄配列などを表示可能に形成され
ている。
【0044】また、常時表示領域64に表示される画像
も、常時表示領域64以外の領域に表示される画像も、画
像制御手段120によって制御されている。すなわち、常
時表示領域64のどの位置に、どのようなパターンの画像
を、どのようなタイミングで表示するかについては、い
わゆるソフト的な処理によって制御されているのであ
る。常時表示領域64以外の領域についても同様である。
【0045】また、常時表示領域64と、それ以外の領域
とは、物理的な構造の相違等によって区別されているの
ではなく、いわゆるソフト的な処理によって区別されて
いる。すなわち、画像表示パネル60のどの部分を常時表
示領域64とし、どの部分を常時表示領域以外の領域とす
るかについては、いわゆるソフト的な処理によって制御
されているのである。
【0046】(パネルフレーム70)パネルフレーム70
は、画像表示パネル60を支持するためのものである。こ
のパネルフレーム70は、図5に示すように、枠型に形成
されており、3つの窓部71を横並びに有している。具体
的には、このパネルフレーム70は、図5に示すように、
四角枠型の外枠72と、この外枠72の内側に設けた2本の
仕切枠73とを有している。
【0047】また、外枠72は、上側横枠74と、この上側
横枠74の右端から下方へ延びる右側縦枠76と、この右側
縦枠76の下端から左方へ延びる下側横枠75と、この下側
横枠75の左端から上方へ延びる左側縦枠77とを有してい
る。また、上側横枠74の左端と左側縦枠77の上端とは互
いに連設され、また、上側横枠74と下側横枠75とは互い
に平行に設けられ、また、右側縦枠76と左側縦枠77とは
互いに平行に設けられている。
【0048】また、2本の仕切枠73は、所定間隔をあけ
て互いに平行に設けられており、それぞれ、その上端を
上側横枠74の所定位置に連設されているとともに、その
下端を下側横枠75の所定位置に連設されている。また、
2本の仕切枠73は、右側縦枠76及び左側縦枠77とも平行
に設けられている。これにより、このパネルフレーム70
は、3つの窓部71を横並びに有することとなっている。
【0049】また、各窓部71の下側部分には、それぞ
れ、横長の四角板状のマスキング板80が設けられてい
る。また、各マスキング板80は、それぞれ、光を通さな
いように形成され、また、各マスキング板80の前面に
は、それぞれ、半艶仕上げが施され、更に、各マスキン
グ板80の下部は、それぞれ、下側横枠75の上部に連設さ
れている。
【0050】そして、パネルフレーム70の各窓部71にそ
れぞれ画像表示パネル60が嵌め込まれると、各画像表示
パネル60の各常時表示領域64の裏面には、マスキング板
80が位置することとなっている。すなわち、各画像表示
パネル60の各常時表示領域64の裏面には、光を通さない
マスキング板80がそれぞれ設けられている。このため、
画像表示パネル60の常時表示領域64の裏面側から光が入
らず、これにより、常時表示領域64に表示した画像が見
やすいのである。
【0051】また、このパネルフレーム70は、マスキン
グ板80とともに、黒色のABS樹脂を用いて、射出成形
によって一体的に形成されている。このため、部品点数
の削減が図られ、また、組み立て時には、画像表示パネ
ル60とマスキング板80とパネルフレーム70との間の位置
調整が不要である。また、マスキング板80が黒色である
ため、常時表示領域64に表示した画像が目立つので、常
時表示領域64に表示した画像が見やすい。特に、画像表
示パネル60に表示される画像がオレンジ色であり、か
つ、マスキング板80が黒色であるので、常時表示領域64
に表示した画像がより一層見やすいのである。
【0052】また、マスキング板80の前面には、半艶仕
上げが施されている。このため、常時表示領域64に表示
した画像がマスキング板80の前面に映らず、これによ
り、画像が二重に見えるなどの不都合が起こらないの
で、常時表示領域64に表示した画像がより一層見やすい
のである。 (遊技制御手段110)遊技制御手段110は、遊技を制御す
るためのものである。
【0053】以下、このスロットマシン10での遊技につ
いて説明する。メダルを投入し、その後に、スタートス
イッチ34を操作すると、まず、当選か否かの抽選が行わ
れ、ほぼ同時に、3個すべての回転リール40の回転が開
始する。その後に、3個のストップスイッチ35のうちの
1個を操作すると、当該ストップスイッチ35に対応した
回転リール40の回転が停止する。そして、3個すべての
ストップスイッチ35を操作し終えると、3個すべての回
転リール40の回転が停止する。このとき、所定の図柄が
所定の位置に停止すると、入賞となる。そして、入賞態
様に応じた枚数のメダルが、クレジットされるか、又は
払出口80から払い出される。また、メダルの払い出しに
代えて、あるいはメダルの払い出しとともに、遊技者に
対して所定の利益が付与されることもある。
【0054】また、回転リール40の停止制御は、以下に
示すようにして行われる。まず、抽選結果に基づいて、
複数の停止テーブルの中から一の停止テーブルが選択さ
れる。次に、選択された一の停止テーブルと、ストップ
スイッチ35が操作されたときの回転リール40の回転位置
とから、回転リール40の滑りコマ数が決定される。そし
て、決定された滑りコマ数分だけ回転リール40が回転
し、そこで回転リール40の回転が停止するのである。
【0055】また、抽選結果には、特定導入遊技当選
(BB当選)と、特定遊技当選(RB当選)と、第1小
役当選と、第2小役当選と、第3小役当選と、再遊技当
選(Replay当選)と、ハズレとがある。また、入賞に
は、特定導入遊技(BBゲーム)への移行に係る特定導
入遊技入賞(BB入賞)と、特定遊技(RBゲーム)へ
の移行に係る特定遊技入賞(RB入賞)と、所定枚数
(例えば12枚)のメダルの払い出しに係る第1小役入
賞と、この第1小役入賞よりも少ない枚数(例えば8
枚)のメダルの払い出しに係る第2小役入賞と、この第
2小役入賞よりも少ない枚数(例えば1枚)のメダルの
払い出しに係る第3小役入賞と、再遊技(Replay)の実
行に係る再遊技入賞(Replay入賞)とがある。
【0056】なお、RBゲームとは、特定入賞遊技(J
ACゲーム)を複数回行い得ることにより、通常遊技よ
りも当選確率が高い遊技をいい、また、BBゲームと
は、RBゲームの導入確率が高い遊技をいう。そして、
例えば、「赤7」の図柄が入賞ライン上に3個揃うと、
BB入賞となり、払い出しがある場合にはメダルが払い
出されて、BBゲームが実行される。
【0057】また、例えば、「スイカ」の図柄が入賞ラ
イン上に3個揃うと、第1小役入賞となり、12枚のメ
ダルが払い出される。また、例えば、「ベル」の図柄が
入賞ライン上に3個揃うと、第2小役入賞となり、8枚
のメダルが払い出される。また、例えば、左回転リール
41の回転を停止させたときに「チェリー」の図柄が図柄
表示窓31に表示されると、中回転リール42及び右回転リ
ール43に表示されている図柄の停止位置にかかわらず、
第3小役入賞となり、1枚のメダルが払い出される。
【0058】また、例えば、「Replay」の図柄が入賞ラ
イン上に3個揃うと、Replay入賞となり、新たなメダル
を投入することなく、前回の遊技と同じ条件で再度遊技
を行うことができる。また、抽選結果がBB当選となる
と、BB当選に基づいた図柄の停止制御が行われるが、
このとき、BB入賞が引き当てられないと、このBB当
選は、BB入賞が引き当てられるまで持ち越されること
となっている。RB当選についても同様である。すなわ
ち、特別遊技当選は、特別遊技入賞が引き当てられるま
で、持ち越されるのである。
【0059】また、第1小役当選は、抽選結果が第1小
役当選となった遊技で第1小役入賞を引き当てられない
と、次回の遊技には持ち越されないこととなっている。
第2小役当選、第3小役当選、及びReplay当選について
も同様である。 (画像制御手段120)画像制御手段120は、画像表示装置
50を制御するためのものである。
【0060】この画像制御手段120は、操作スイッチ65
の操作に基づいて、画像表示パネル60に表示する画像を
変更可能に形成される。すなわち、このスロットマシン
10は、操作スイッチ65を操作すると、画像表示パネル60
に表示される画像が変更され得るようにしたものであ
る。画像のパターン及び操作方法については、後述す
る。
【0061】また、この画像制御手段120は、常時表示
領域64には、常時、所定の画像を表示可能に形成され、
かつ、常時表示領域64以外の領域には、特定時以外のと
きに、所定の画像を表示可能に形成される。すなわち、
このスロットマシン10は、特定時以外のときには、常時
表示領域64にも、常時表示領域64以外の領域にも、所定
の画像が表示され得るが、特定時には、常時表示領域64
には、所定の画像が表示され得るが、常時表示領域64以
外の領域には、所定の画像が表示されないようにしたも
のであり、画像表示パネル60の有効利用を図りつつも、
特定時における各回転リール40の視認を妨げないように
しているのである。
【0062】更に、このスロットマシン10では、「特定
時」を、「各回転リール40の回転中」としている。すな
わち、このスロットマシン10は、各回転リール40の回転
中以外のときには、常時表示領域64にも、常時表示領域
64以外の領域にも、所定の画像が表示され得るが、各回
転リール40の回転中は、常時表示領域64には、所定の画
像が表示され得るが、常時表示領域64以外の領域には、
所定の画像が表示されないようにしたものであり、画像
表示パネル60の有効利用を図りつつも、回転中の各回転
リール40の視認を妨げないようにしているのである。
【0063】なお、「特定時」は、「各回転リール40の
回転中」に限られず、例えば、「各回転リール40の回転
を停止させることが可能なとき」とすることもできる。
すなわち、各回転リール40が停止可の状態にあるとき以
外のときには、常時表示領域64にも、常時表示領域64以
外の領域にも、所定の画像が表示され得るが、各回転リ
ール40が停止可の状態にあるときには、常時表示領域64
には、所定の画像が表示され得るが、常時表示領域64以
外の領域には、所定の画像が表示されないようにするこ
ともできる。そうすると、画像表示パネル60の有効利用
を図りつつも、停止可の状態にある各回転リール40の視
認を妨げないようにすることができるのである。
【0064】(画像表示装置50に表示される画面、及び
画像表示装置50の操作方法)以下、図8ないし図20に
基づいて、画像表示装置50に表示される画面、及び画像
表示装置50の操作方法について説明する。 (図8)図8は、画像表示装置50に表示される画面の1
つである「メインメニュー」の画面を示したものであ
る。
【0065】左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域には、その上部に、「年月日及び曜日」が表示さ
れ、その下部に、「MAIN MENU」の文字が表示されてい
る。この「MAIN MENU」の文字は、当該画面が「MAIN ME
NU」の画面であることを示している。また、左画像表示
パネル61の常時表示領域64には、「選択」の文字が表示
されている。この「選択」の文字は、左画像表示パネル
61の下方に設けられている操作スイッチ65、すなわち、
左操作スイッチ66が、選択スイッチとして機能すること
を示している。
【0066】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64以外の領域には、上から順に、「出目履歴」「個人情
報表示」「ボーナス間情報」「戻る」及び「ネオプラネ
ットとは」の文字が表示されている。また、中画像表示
パネル62の常時表示領域64には、「メインメニュー」の
文字が表示されている。この「メインメニュー」の文字
は、当該画面が「メインメニュー」の画面であることを
示している。
【0067】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64以外の領域には、その上部に、「時刻」が表示されて
いる。また、右画像表示パネル63の常時表示領域64に
は、「決定」の文字が表示されている。この「決定」の
文字は、右画像表示パネル63の下方に設けられている操
作スイッチ65、すなわち、右操作スイッチ67が、決定ス
イッチとして機能することを示している。
【0068】次に、図8に示す「メインメニュー」の画
面が表示されている場合における画像表示装置50の操作
方法について説明する。図8に示す「メインメニュー」
の画面が表示されている場合には、選択スイッチとして
の左操作スイッチ66を操作する毎に、「出目履歴」「個
人情報表示」「ボーナス間情報」「戻る」及び「ネオプ
ラネットとは」などの文字が、順次スクロール表示され
てゆき、かつ、画面の中央に位置する文字が、強調表示
又は反転表示されるようになっている。また、スクロー
ルに伴って、上述した文字の他に、図示しない「演出表
示設定」「リーチ目」「リールの図柄配列」などの文字
も順次表示される。
【0069】また、「出目履歴」の文字が強調表示又は
反転表示されているときに、決定スイッチとしての右操
作スイッチ67を操作すると、画像表示装置50に表示され
る画面が、図9に示す「出目履歴」の画面に変更され
る。また、「個人情報表示」の文字が強調表示又は反転
表示されているときに、決定スイッチとしての右操作ス
イッチ67を操作すると、画像表示装置50に表示される画
面が、図10に示す「個人情報表示」の画面に変更され
る。
【0070】また、「ボーナス間情報」の文字が強調表
示又は反転表示されているときに、決定スイッチとして
の右操作スイッチ67を操作すると、画像表示装置50に表
示される画面が、図11に示す「ボーナス間情報」の画
面に変更される。また、「戻る」の文字が強調表示又は
反転表示されているときに、決定スイッチとしての右操
作スイッチ67を操作すると、「メインメニュー」の画面
が表示される前の画面に戻る。
【0071】また、「ネオプラネットとは」の文字が強
調表示又は反転表示されているときに、決定スイッチと
しての右操作スイッチ67を操作すると、画像表示装置50
に表示される画面が、図12に示す「ネオプラネットと
は」の画面に変更される。なお、図8では、「年月日」
や「曜日」や「時刻」を表示しているが、これらの情報
については、例えば、制御装置100に、カレンダーとし
て機能する「カレンダー手段」や、時計として機能する
「時計手段」を設けて、これらから取得することができ
る。
【0072】(図9)図9は、画像表示装置50に表示さ
れる画面の1つである「出目履歴」の画面を示したもの
である。左画像表示パネル61の常時表示領域64以外の領
域には、上から順に、「SUB MENU」の文字、「1ゲーム
前の出目」及び「2ゲーム前の出目」が表示されてい
る。また、「SUB MENU」の文字は、当該画面が「SUB ME
NU」の画面であることを示している。
【0073】また、左画像表示パネル61の常時表示領域
64には、「選択」の文字が表示されている。この「選
択」の文字は、左操作スイッチ66が、選択スイッチとし
て機能することを示している。また、中画像表示パネル
62の常時表示領域64以外の領域には、上から順に、「3
ゲーム前の出目」及び「4ゲーム前の出目」が表示され
ている。
【0074】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64には、「出目履歴」の文字が表示されている。この
「出目履歴」の文字は、当該画面が「出目履歴」の画面
であることを示している。また、右画像表示パネル63の
常時表示領域64以外の領域には、上から順に、「次ペー
ジ」「戻る」及び「前ページ」の文字が表示されてい
る。
【0075】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64には、「決定」の文字が表示されている。この「決
定」の文字は、右操作スイッチ67が、決定スイッチとし
て機能することを示している。次に、図9に示す「出目
履歴」の画面が表示されている場合における画像表示装
置50の操作方法について説明する。
【0076】図9に示す「出目履歴」の画面が表示され
ている場合には、選択スイッチとしての左操作スイッチ
66を操作する毎に、「次ページ」「戻る」及び「前ペー
ジ」の文字が順次強調表示又は反転表示される。また、
「次ページ」の文字が強調表示又は反転表示されている
ときに、決定スイッチとしての右操作スイッチ67を操作
すると、現在の表示よりも前のゲームの出目が表示され
る。具体的には、例えば、左画像表示パネル61の常時表
示領域64以外の領域に、「1ゲーム前の出目」及び「2
ゲーム前の出目」が表示され、かつ、中画像表示パネル
62の常時表示領域64以外の領域に、「3ゲーム前の出
目」及び「4ゲーム前の出目」が表示されているとき
に、「次ページ」の操作をすると、左画像表示パネル61
の常時表示領域64以外の領域に、「5ゲーム前の出目」
及び「6ゲーム前の出目」が表示され、かつ、中画像表
示パネル62の常時表示領域64以外の領域に、「7ゲーム
前の出目」及び「8ゲーム前の出目」が表示される。
【0077】また、「戻る」の文字が強調表示又は反転
表示されているときに、決定スイッチとしての右操作ス
イッチ67を操作すると、「出目履歴」が表示される前の
画面、すなわち、「メインメニュー」の画面に戻る。ま
た、「前ページ」の文字が強調表示又は反転表示されて
いるときに、決定スイッチとしての右操作スイッチ67を
操作すると、現在の表示よりも後のゲームの出目が表示
される。具体的には、例えば、左画像表示パネル61の常
時表示領域64以外の領域に、「5ゲーム前の出目」及び
「6ゲーム前の出目」が表示され、かつ、中画像表示パ
ネル62の常時表示領域64以外の領域に、「7ゲーム前の
出目」及び「8ゲーム前の出目」が表示されているとき
に、「前ページ」の操作をすると、左画像表示パネル61
の常時表示領域64以外の領域に、「1ゲーム前の出目」
及び「2ゲーム前の出目」が表示され、かつ、中画像表
示パネル62の常時表示領域64以外の領域に、「3ゲーム
前の出目」及び「4ゲーム前の出目」が表示される。
【0078】なお、図9では、「nゲーム前の出目」を
表示しているが、これらの情報については、例えば、制
御装置100に、nゲーム前の出目を記憶するための「出
目履歴記憶手段」を設けて、ここから取得することがで
きる。 (図10)図10は、画像表示装置50に表示される画面
の1つである「個人情報表示」の画面を示したものであ
る。
【0079】左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域には、上から順に、「SUB MENU」「BB入賞確
率」「現在の差枚数」「現在のゲーム数」及び「RB入
賞確率」の文字が表示されている。また、「SUB MENU」
の文字は、当該画面が「SUB MENU」の画面であることを
示している。また、左画像表示パネル61の常時表示領域
64には、「選択」の文字が表示されている。この「選
択」の文字は、左操作スイッチ66が、選択スイッチとし
て機能することを示している。
【0080】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64以外の領域には、上から順に、「1/100」「+
5,604」「6,044」及び「1/273」の数値
が表示されている。すなわち、「BB入賞確率」が「1
/100」であり、「現在の差枚数」が「+5,60
4」であり、「現在のゲーム数」が「6,044」であ
り、「RB入賞確率」が「1/273」であることを示
している。
【0081】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64には、「個人情報表示」の文字が表示されている。こ
の「個人情報表示」の文字は、当該画面が「個人情報表
示」の画面であることを示すものである。また、右画像
表示パネル63の常時表示領域64以外の領域には、上から
順に、「カウントクリア」及び「戻る」の文字が表示さ
れている。
【0082】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64には、「決定」の文字が表示されている。この「決
定」の文字は、右操作スイッチ67が、決定スイッチとし
て機能することを示している。次に、図10に示す「個
人情報表示」の画面が表示されている場合における画像
表示装置50の操作方法について説明する。
【0083】図10に示す「個人情報表示」の画面が表
示されている場合には、選択スイッチとしての左操作ス
イッチ66を操作する毎に、「カウントクリア」及び「戻
る」の文字が順次強調表示又は反転表示される。また、
「カウントクリア」の文字が強調表示又は反転表示され
ているときに、決定スイッチとしての右操作スイッチ67
を操作すると、中画像表示パネル62の常時表示領域64以
外の領域に表示されている数値が、いずれも初期値に戻
る。すなわち、「BB入賞確率」「現在の差枚数」「現
在のゲーム数」及び「RB入賞確率」を示す数値が、い
ずれも初期値に戻るのである。
【0084】また、「戻る」の文字が強調表示又は反転
表示されているときに、決定スイッチとしての右操作ス
イッチ67を操作すると、「個人情報表示」が表示される
前の画面、すなわち、「メインメニュー」の画面に戻
る。なお、図10では、「BB入賞確率」「現在の差枚
数」「現在のゲーム数」及び「RB入賞確率」を表示し
ているが、これらの情報については、例えば、制御装置
100に、遊技の履歴を記憶するための「遊技履歴記憶手
段」や、遊技履歴記憶手段の記憶に基づいてBBの入賞
確率を計算するための「BB入賞確率計算手段」や、遊
技履歴記憶手段の記憶に基づいてRBの入賞確率を計算
するための「RB入賞確率計算手段」や、遊技履歴記憶
手段の記憶に基づいて現在の差枚数を計算するための
「差枚数計算手段」を設けて、これらから取得すること
ができる。また、「遊技履歴記憶手段」「BB入賞確率
計算手段」「RB入賞確率計算手段」及び「差枚数計算
手段」については、例えば、「ホールコンピュータ」に
設けることもできる。また、「ホールコンピュータ」と
は、スロットマシン10などの遊技機を管理するために遊
技機とは別に設置されるコンピュータであって、集中端
子板を介して遊技機と接続されるものをいう。
【0085】(図11)図11は、画像表示装置50に表
示される画面の1つである「ボーナス間情報」の画面を
示したものである。また、「ボーナス間情報」とは、一
度BB当選又はRB当選が出現してから次にBB当選又
はRB当選が出現するまでの間のゲーム数を示すもので
ある。
【0086】左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域には、上から順に、「SUB MENU」「99/BI
G」「123/REG」「5/BIG」「56/RE
G」「33/BIG」及び「430/BIG」の文字が
表示されている。また、「SUB MENU」の文字は、当該画
面が「SUB MENU」の画面であることを示すものである。
また、「99/BIG」の文字は、前回のBB当選又は
RB当選から当該BB当選までの間のゲーム数が99回
であることを示すものである。他の「n/BIG」及び
「m/REG」についても同様である。
【0087】また、左画像表示パネル61の常時表示領域
64には、「選択」の文字が表示されている。この「選
択」の文字は、左操作スイッチ66が、選択スイッチとし
て機能することを示している。また、中画像表示パネル
62の常時表示領域64以外の領域には、上から順に、「4
5/BIG」「68/REG」及び「224/REG」
の文字が表示されている。
【0088】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64には、「ボーナス間情報」の文字が表示されている。
この「ボーナス間情報」の文字は、当該画面が「ボーナ
ス間情報」の画面であることを示している。また、右画
像表示パネル63の常時表示領域64以外の領域には、上か
ら順に、「次ページ」「戻る」及び「前ページ」の文字
が表示されている。
【0089】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64には、「決定」の文字が表示されている。この「決
定」の文字は、右操作スイッチ67が、決定スイッチとし
て機能することを示している。次に、図11に示す「ボ
ーナス間情報」の画面が表示されている場合における画
像表示装置50の操作方法について説明する。
【0090】図11に示す「ボーナス間情報」の画面が
表示されている場合には、選択スイッチとしての左操作
スイッチ66を操作する毎に、「次ページ」「戻る」及び
「前ページ」の文字が順次強調表示又は反転表示され
る。また、「次ページ」の文字が強調表示又は反転表示
されているときに、決定スイッチとしての右操作スイッ
チ67を操作すると、現在の表示よりも前のゲームのボー
ナス間情報が表示される。
【0091】また、「戻る」の文字が強調表示又は反転
表示されているときに、決定スイッチとしての右操作ス
イッチ67を操作すると、「ボーナス間情報」が表示され
る前の画面、すなわち、「メインメニュー」の画面に戻
る。また、「前ページ」の文字が強調表示又は反転表示
されているときに、決定スイッチとしての右操作スイッ
チ67を操作すると、現在の表示よりも後のゲームのボー
ナス間情報が表示される。
【0092】なお、図11では、複数の「ボーナス間情
報」を表示しているが、これらの情報については、例え
ば、制御装置100に、遊技の履歴を記憶するための「遊
技履歴記憶手段」を設けて、ここから取得することがで
きる。また、「遊技履歴記憶手段」については、例え
ば、「ホールコンピュータ」に設けることもできる。
(図12)図12は、画像表示装置50に表示される画面
の1つである「ネオプラネットとは」の画面を示したも
のである。この画面は、当該スロットマシン10を紹介す
るものである。
【0093】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64には、「戻る」の文字が表示されている。この「戻
る」の文字は、右操作スイッチ67を操作すると、「ネオ
プラネットとは」が表示される前の画面、すなわち、
「メインメニュー」の画面に戻ることを示している。 (図13)図13は、画像表示装置50に表示される画面
の1つである「演出表示設定」の画面を示したものであ
る。この画面は、当該スロットマシン10における演出の
設定を行うためのものである。
【0094】左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域には、上から順に、「SUB MENU」「HIGH」
「戻る」の文字が表示されている。また、「SUB MENU」
の文字は、当該画面が「SUB MENU」であることを示すも
のである。また、左画像表示パネル61の常時表示領域64
には、「選択」の文字が表示されている。この「選択」
の文字は、左操作スイッチ66が、選択スイッチとして機
能することを示している。
【0095】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64以外の領域には、その中央に、「メーカー推奨」の文
字が表示されている。また、中画像表示パネル62の常時
表示領域64には、「演出表示設定」の文字が表示されて
いる。この「演出表示設定」の文字は、当該画面が「演
出表示設定」を行うためのものであることを示してい
る。
【0096】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64以外の領域には、上から順に、「MIDDLE」及び
「LOW」の文字が表示されている。また、右画像表示
パネル63の常時表示領域64には、「決定」の文字が表示
されている。この「決定」の文字は、右操作スイッチ67
が、決定スイッチとして機能することを示している。
【0097】次に、図13に示す「演出表示設定」の画
面が表示されている場合における画像表示装置50の操作
方法について説明する。図13に示す「演出表示設定」
の画面が表示されている場合には、選択スイッチとして
の左操作スイッチ66を操作する毎に、「HIGH」「戻
る」「MIDDLE」及び「LOW」の文字が順次強調
表示又は反転表示される。
【0098】また、「HIGH」の文字が強調表示又は
反転表示されているときに、決定スイッチとしての右操
作スイッチ67を操作すると、演出の設定が「HIGH」
モードになる。また、「MIDDLE」の文字が強調表
示又は反転表示されているときに、決定スイッチとして
の右操作スイッチ67を操作すると、演出の設定が「MI
DDLE」モードになる。
【0099】また、「LOW」の文字が強調表示又は反
転表示されているときに、決定スイッチとしての右操作
スイッチ67を操作すると、演出の設定が「LOW」モー
ドになる。また、「戻る」の文字が強調表示又は反転表
示されているときに、決定スイッチとしての右操作スイ
ッチ67を操作すると、「演出表示設定」が表示される前
の画面、すなわち、「メインメニュー」の画面に戻る。
【0100】また、「メーカー推奨」の文字は、「MI
DDLE」の文字が強調表示又は反転表示されていると
きに、中画像表示パネル62の常時表示領域64以外の領域
の中央に表示される。また、「HIGH」の文字が強調
表示又は反転表示されているときには、中画像表示パネ
ル62の常時表示領域64以外の領域の中央には、「とにか
く演出が見たいアナタへ これがELvisionだ
!」の文字が表示され、また、「LOW」の文字が強調
表示又は反転表示されているときには、中画像表示パネ
ル62の常時表示領域64以外の領域の中央には、「3つの
リールがおりなす小宇宙!めざせ!リーチ目マスター
!」の文字が表示される。
【0101】なお、演出については、例えば、制御装置
100に、演出を制御するための「演出制御手段」を設け
て、これに実行させることができる。 (図14)図14は、画像表示装置50に表示される画面
の1つである「リーチ目」の画面を示したものである。
また、「リーチ目」とは、抽選結果がBB当選となった
ときにのみ出現し得る出目である。「リーチ目」は、複
数種類ある。
【0102】左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域には、上から順に、「SUB MENU」の文字、「第1
のリーチ目」及び「第2のリーチ目」が表示されてい
る。また、「SUB MENU」の文字は、当該画面が「SUB ME
NU」の画面であることを示している。また、左画像表示
パネル61の常時表示領域64には、「選択」の文字が表示
されている。この「選択」の文字は、左操作スイッチ66
が、選択スイッチとして機能することを示している。
【0103】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64以外の領域には、上から順に、「第3のリーチ目」及
び「第4のリーチ目」が表示されている。また、中画像
表示パネル62の常時表示領域64には、「リーチ目」の文
字が表示されている。この「リーチ目」の文字は、当該
画面が「リーチ目」の画面であることを示している。
【0104】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64以外の領域には、上から順に、「次ページ」「戻る」
及び「前ページ」の文字が表示されている。また、右画
像表示パネル63の常時表示領域64には、「決定」の文字
が表示されている。この「決定」の文字は、右操作スイ
ッチ67が、決定スイッチとして機能することを示してい
る。
【0105】次に、図14に示す「リーチ目」の画面が
表示されている場合における画像表示装置50の操作方法
について説明する。図14に示す「リーチ目」の画面が
表示されている場合には、選択スイッチとしての左操作
スイッチ66を操作する毎に、「次ページ」「戻る」及び
「前ページ」の文字が順次強調表示又は反転表示され
る。
【0106】また、「次ページ」の文字が強調表示又は
反転表示されているときに、決定スイッチとしての右操
作スイッチ67を操作すると、他のリーチ目が表示され
る。具体的には、例えば、左画像表示パネル61の常時表
示領域64以外の領域に、「第1のリーチ目」及び「第2
のリーチ目」が表示され、かつ、中画像表示パネル62の
常時表示領域64以外の領域に、「第3のリーチ目」及び
「第4のリーチ目」が表示されているときに、「次ペー
ジ」の操作をすると、左画像表示パネル61の常時表示領
域64以外の領域に、「第5のリーチ目」及び「第6のリ
ーチ目」が表示され、かつ、中画像表示パネル62の常時
表示領域64以外の領域に、「第7のリーチ目」及び「第
8のリーチ目」が表示される。
【0107】また、「戻る」の文字が強調表示又は反転
表示されているときに、決定スイッチとしての右操作ス
イッチ67を操作すると、「リーチ目」の画面が表示され
る前の画面、すなわち、「メインメニュー」の画面に戻
る。また、「前ページ」の文字が強調表示又は反転表示
されているときに、決定スイッチとしての右操作スイッ
チ67を操作すると、他のリーチ目が表示される。具体的
には、例えば、左画像表示パネル61の常時表示領域64以
外の領域に、「第5のリーチ目」及び「第6のリーチ
目」が表示され、かつ、中画像表示パネル62の常時表示
領域64以外の領域に、「第7のリーチ目」及び「第8の
リーチ目」が表示されているときに、「前ページ」の操
作をすると、左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域に、「第1のリーチ目」及び「第2のリーチ目」
が表示され、かつ、中画像表示パネル62の常時表示領域
64以外の領域に、「第3のリーチ目」及び「第4のリー
チ目」が表示される。
【0108】なお、図14では、複数種類の「リーチ
目」を表示しているが、これらの情報については、例え
ば、制御装置100に、「リーチ目データ」を記憶してお
き、ここから取得することができる。 (図15)図15は、画像表示装置50に表示される画面
の1つである「リールの図柄配列」の画面を示したもの
である。この画面は、各回転リール40の図柄の配列を示
すものである。
【0109】左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域の上部には、「SUB MENU」の文字が表示されてい
る。この「SUB MENU」の文字は、当該画面が「SUB MEN
U」の画面であることを示している。また、左画像表示
パネル61の常時表示領域64以外の領域には、左回転リー
ル41の図柄の配列が表示されている。
【0110】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64以外の領域には、中回転リール42の図柄の配列が表示
されている。また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64には、「リールの図柄配列」の文字が表示されてい
る。この「リールの図柄配列」の文字は、当該画面が
「リールの図柄配列」の画面であることを示している。
【0111】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64以外の領域には、右回転リール43の図柄の配列が表示
されている。また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64には、「戻る」の文字が表示されている。この「戻
る」の文字は、右操作スイッチ67を操作すると、「リー
ルの図柄配列」の画面が表示される前の画面、すなわ
ち、「メインメニュー」の画面に戻ることを示してい
る。
【0112】なお、図15では、各回転リール40の図柄
の配列を表示しているが、これらの情報については、例
えば、制御装置100に、「図柄配列データ」を記憶して
おき、ここから取得することができる。 (図16)図16は、画像表示装置50に表示される画面
の1つである「サブ基板オールクリア」の画面を示した
ものである。この画面は、サブ基板(制御装置100の副
制御部102)の初期化を行うためのものである。
【0113】左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域には、その上部に、「SUB MENU」の文字が表示さ
れている。この「SUB MENU」の文字は、当該画面が「SU
B MENU」の画面であることを示している。また、左画像
表示パネル61の常時表示領域64には、「選択」の文字が
表示されている。この「選択」の文字は、左操作スイッ
チ66が、選択スイッチとして機能することを示してい
る。
【0114】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64以外の領域には、上から順に、「オールクリア」及び
「戻る」の文字が表示されている。また、中画像表示パ
ネル62の常時表示領域64には、「サブ基板オールクリ
ア」の文字が表示されている。この「サブ基板オールク
リア」の文字は、当該画面が「サブ基板オールクリア」
の画面であることを示している。
【0115】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64には、「決定」の文字が表示されている。この「決
定」の文字は、右操作スイッチ67が、決定スイッチとし
て機能することを示している。次に、図16に示す「サ
ブ基板オールクリア」の画面が表示されている場合にお
ける画像表示装置50の操作方法について説明する。
【0116】図16に示す「サブ基板オールクリア」の
画面が表示されている場合には、選択スイッチとしての
左操作スイッチ66を操作する毎に、「オールクリア」及
び「戻る」の文字が順次強調表示又は反転表示される。
また、「オールクリア」の文字が強調表示又は反転表示
されているときに、決定スイッチとしての右操作スイッ
チ67を操作すると、サブ基板(制御装置100の副制御部1
02)が初期化される。
【0117】また、「戻る」の文字が強調表示又は反転
表示されているときに、決定スイッチとしての右操作ス
イッチ67を操作すると、サブ基板(制御装置100の副制
御部102)の初期化が行われることなく、「サブ基板オ
ールクリア」の画面が表示される前の画面に戻る。 (図17)図17は、画像表示装置50に表示される画面
の1つである「日時設定」の画面を示したものである。
この画面は、「年月日」及び「時刻」の設定を行うため
のものである。
【0118】左画像表示パネル61の常時表示領域64以外
の領域には、「SUB MENU」の文字、「年」及び「月日」
が表示されている。また、「SUB MENU」の文字は、当該
画面が「SUB MENU」の画面であることを示している。ま
た、左画像表示パネル61の常時表示領域64には、「選
択」の文字が表示されている。この「選択」の文字は、
左操作スイッチ66が、選択スイッチとして機能すること
を示している。
【0119】また、中画像表示パネル62の常時表示領域
64以外の領域には、「時刻」が表示されている。また、
中画像表示パネル62の常時表示領域64には、「日時設
定」の文字が表示されている。この「日時設定」の文字
は、当該画面が「日時設定」の画面であることを示して
いる。
【0120】また、右画像表示パネル63の常時表示領域
64以外の領域には、「完了」及び「キャンセル」の文字
が表示されている。また、右画像表示パネル63の常時表
示領域64には、「決定」の文字が表示されている。この
「決定」の文字は、右操作スイッチ67が、決定スイッチ
として機能することを示している。
【0121】次に、図17に示す「日時設定」の画面が
表示されている場合における画像表示装置50の操作方法
について説明する。図17に示す「日時設定」の画面が
表示されている場合には、選択スイッチとしての左操作
スイッチ66を操作する毎に、「年」「月」「日」「時」
及び「分」を示す数字が順次点滅表示される。
【0122】また、「年」を示す数字が点滅表示されて
いるときに、決定スイッチとしての右操作スイッチ67を
操作すると、「年」を合わせることが可能な状態にな
る。また、この状態で選択スイッチとしての左操作スイ
ッチ66を操作すると、「年」を示す数字が1ずつ加算さ
れていく。そして、「年」を合わせてから決定スイッチ
としての右操作スイッチ67を操作すると、この合わせた
状態が保持されるとともに、今度は、「月」を示す数字
が点滅表示される。
【0123】また、「月」「日」「時」及び「分」につ
いても、「年」と同様の操作によって合わせることがで
きる。そして、「分」を合わせてから決定スイッチとし
ての右操作スイッチ67を操作すると、この合わせた状態
が保持されるとともに、今度は、選択スイッチとしての
左操作スイッチ66を操作する毎に、「完了」及び「キャ
ンセル」の文字が順次強調表示又は反転表示されるよう
になる。
【0124】また、「完了」の文字が強調表示又は反転
表示されているときに、決定スイッチとしての右操作ス
イッチ67を操作すると、合わせた「年」「月」「日」
「時」及び「分」の情報が「カレンダー手段」及び「時
計手段」に反映される。すなわち、「年月日」及び「時
刻」の設定が完了する。また、「キャンセル」の文字が
強調表示又は反転表示されているときに、決定スイッチ
としての右操作スイッチ67を操作すると、合わせた
「年」「月」「日」「時」及び「分」の情報が「カレン
ダー手段」及び「時計手段」に反映されることなく、
「日時設定」の画面が表示される前の画面に戻る。
【0125】(図18ないし図20)図18ないし図2
0は、画像表示装置50に表示される画面の1つである
「呼び込み画面」の一部を示したものである。この「呼
び込み画面」は、遊技が行われていないとき、すなわ
ち、スロットマシン10が遊技者を待ち受けている状態に
あるときに表示されるものである。
【0126】なお、「呼び込み画面」の画像について
は、例えば、制御装置100に「呼び込み画面データ」を
記憶しておき、ここから取得することができる。また、
「呼び込み画面」の表示については、例えば、遊技者が
着席しているか否かを検知するための着席センサーを設
け、この着席センサーからの信号に基づいて、表示する
か否かの判断を行うことができるし、また、最後に遊技
操作が行われてからの時間を計測するためのアイドリン
グタイム計測手段を設け、このアイドリングタイム計測
手段の計測値が一定以上か否かによって、表示するか否
かの判断を行うこともできる。
【0127】(その他)図示しないが、画像表示装置50
には、例えば、当該スロットマシン10の操作方法を示す
「操作説明」の表示や、入賞となる図柄の配列である
「入賞図柄配列」の表示や、メダルの投入を促す「メダ
ルを投入して下さい」の表示や、スタートスイッチ34の
操作を促す「スタートOK」の表示や、メダルの投入枚
数に応じた「入賞ライン」の表示や、「リーチ」状態で
ある旨の表示や、「入賞」した旨の表示や、「食事中」
である旨の表示や、「ERROR」が発生した旨の表示
や、一般の「ニュース」や「広告」の表示や、ホールの
開店時間や閉店時間や定休日などを示す「ホール情報」
の表示や、イベントの開催日や内容などを示す「イベン
ト情報」の表示を行うこともできる。
【0128】なお、「操作説明」や「入賞図柄配列」に
ついては、例えば、制御装置100に、「操作説明デー
タ」や「入賞図柄配列データ」を記憶しておき、これら
から取得することができる。また、「ホール情報」や
「イベント情報」については、例えば、ホールコンピュ
ータに、ホール情報を記憶するための「ホール情報記憶
手段」や、イベント情報を記憶するための「イベント情
報記憶手段」を設けて、これらから取得することができ
る。
【0129】
【発明の効果】(請求項1)請求項1記載の発明によれ
ば、操作スイッチの操作に基づいて、画像表示パネルに
表示される画像が変更可能とされ、また、画像表示パネ
ルにおける各回転リールの視認を妨げない位置には常時
表示領域が設けられ、この常時表示領域に、常時、クレ
ジットされているメダルの枚数などが表示可能とされ、
かつ、常時表示領域以外の領域には、特定時以外のとき
に、遊技履歴や入賞図柄配列やリーチ目や回転リールの
図柄配列などが表示可能とされることから、画像表示パ
ネルの有効利用を図りつつも、特定時における各回転リ
ールの視認を妨げないスロットマシンを提供することが
できるのである。
【0130】(請求項2)請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の効果に加えて、特定時が、各
回転リールの回転中とされることから、画像表示パネル
の有効利用を図りつつも、回転中の各回転リールの視認
を妨げないスロットマシンを提供することができるので
ある。
【0131】(請求項3)請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の効果に加えて、特定時が、各
回転リールの回転を停止させることが可能なときとされ
ることから、画像表示パネルの有効利用を図りつつも、
停止可の状態にある各回転リールの視認を妨げないスロ
ットマシンを提供することができるのである。
【0132】(請求項4)請求項4記載の発明によれ
ば、請求項1、2又は3記載の発明の目的に加えて、制
御装置に、遊技の制御を行うための主制御部と、主制御
部からの信号を受信して演出の制御を行うための副制御
部とが設けられ、この副制御部に、画像表示パネルに表
示する画像を制御するための画像制御手段が備えられる
ことから、画像表示パネルの有効利用を図りつつも、遊
技の制御を担当する主制御部には負担がかからないスロ
ットマシンを提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの外
観正面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの外
観斜視図。
【図3】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの外
観斜視図(前扉を開いた状態)。
【図4】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの側
断面図。
【図5】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの画
像表示装置の外観斜視図。
【図6】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの画
像表示装置の側断面図。
【図7】本発明の実施の形態に係るスロットマシンのブ
ロック図。
【図8】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの画
像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念図。
【図9】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの画
像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念図。
【図10】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図11】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図12】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図13】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図14】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図15】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図16】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図17】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図18】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図19】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【図20】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの
画像表示装置に表示される画像のパターンを示す概念
図。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 筐体 21 リールユニット 22 ホッパーユニ
ット 23 演出用ランプ 24 スピーカ 30 前扉 31 図柄表示窓 32 ベットスイッチ 33 キャンセルス
イッチ 34 スタートスイッチ 35 ストップスイ
ッチ 36 払出口 37 受け皿 40 回転リール 41 左回転リール 42 中回転リール 43 右回転リール 50 画像表示装置 60 画像表示パネ
ル 61 左画像表示パネル 62 中画像表示パ
ネル 63 右画像表示パネル 64 常時表示領域 65 操作スイッチ 66 左操作スイッ
チ 67 右操作スイッチ 70 パネルフレー
ム 71 窓部 72 外枠 73 仕切枠 74 上側横枠 75 下側横枠 76 右側横枠 77 左側横枠 80 マスキング板 100 制御装置 101 主制御部 102 副制御部 110 遊技制御手
段 120 画像制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に複数の図柄を表示した複数の回転
    リールと、これらの回転リールの前方に設けた画像表示
    装置と、この画像表示装置を操作するための操作スイッ
    チと、スロットマシンを制御するための制御装置とを備
    え、 前記画像表示装置は、光透過性を有する画像表示パネル
    を備え、 前記画像表示パネルを通して各回転リールを視認するよ
    うに形成されているスロットマシンであって、 前記制御装置は、画像表示装置を制御するための画像制
    御手段を備え、 前記画像表示パネルは、各回転リールの視認を妨げない
    位置に、所定の画像を常時表示するための常時表示領域
    を有し、 前記画像制御手段は、操作スイッチの操作に基づいて、
    画像表示パネルに表示する画像を変更可能に形成されて
    いるとともに、常時表示領域には、常時、所定の画像を
    表示可能に形成され、かつ、常時表示領域以外の領域に
    は、特定時以外のときに、所定の画像を表示可能に形成
    されていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 前記特定時は、各回転リールの回転中で
    あることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記特定時は、各回転リールの回転を停
    止させることが可能なときであることを特徴とする請求
    項1記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、遊技の制御を行うため
    の主制御部と、主制御部からの信号を受信して演出の制
    御を行うための副制御部とを有し、 前記画像制御手段は、副制御部に備えられていることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載のスロットマシン。
JP2002144416A 2002-05-20 2002-05-20 スロットマシン Pending JP2003334282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144416A JP2003334282A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144416A JP2003334282A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 スロットマシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003334282A true JP2003334282A (ja) 2003-11-25

Family

ID=29704094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002144416A Pending JP2003334282A (ja) 2002-05-20 2002-05-20 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003334282A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005189477A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Sanyo Electric Co Ltd 透視型液晶モジュールおよび透視型液晶表示装置
JP2005266388A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Sanyo Electric Co Ltd 透視型液晶モジュールおよび透視型液晶表示装置
JP2005266387A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Sanyo Electric Co Ltd 透視型液晶モジュールおよび透視型液晶表示装置
JP2007037641A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Aruze Corp 遊技機
JP2007151570A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Aruze Corp 遊技機
JP2012115696A (ja) * 2012-02-10 2012-06-21 Olympia:Kk 遊技機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005189477A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Sanyo Electric Co Ltd 透視型液晶モジュールおよび透視型液晶表示装置
JP2005266388A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Sanyo Electric Co Ltd 透視型液晶モジュールおよび透視型液晶表示装置
JP2005266387A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Sanyo Electric Co Ltd 透視型液晶モジュールおよび透視型液晶表示装置
JP4534542B2 (ja) * 2004-03-19 2010-09-01 セイコーエプソン株式会社 透視型液晶モジュールおよび透視型液晶表示装置
JP2007037641A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Aruze Corp 遊技機
JP2007151570A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Aruze Corp 遊技機
JP2012115696A (ja) * 2012-02-10 2012-06-21 Olympia:Kk 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9495843B2 (en) Gaming machine and method for a bonus game with increasing payout rate
US20050049046A1 (en) Gaming machine
US20070178963A1 (en) Gaming machine
JP2005230464A (ja) スロットマシン、スロットマシンの制御方法、及びスロットマシンの制御プログラム
JP2008183018A (ja) スロットマシン及びスロットマシンのプレイ方法
US20080242394A1 (en) Gaming machine determining a symbol to be rearranged in every game
JP2019154969A (ja) 遊技台
US9412221B2 (en) Gaming machine
JP6308349B2 (ja) 遊技機
JP2016106931A (ja) スロットマシン
JP6869578B1 (ja) 遊技台
JP2003334282A (ja) スロットマシン
JP6541459B2 (ja) 遊技台
JP2021016721A (ja) 遊技機
JP7378731B2 (ja) 遊技機
JP2017127455A (ja) 遊技台およびプログラム
JP2007082821A (ja) 遊技機
JP6847480B1 (ja) 遊技台
JP6854545B1 (ja) 遊技機
JP6741318B1 (ja) 遊技台
JP6154179B2 (ja) 遊技機
JP6796322B2 (ja) 遊技機
JP2008036281A (ja) 結合シンボルのコンビネーションを成立させるために再スクロールを行うスロットマシン及びそのプレイ方法
JP2007020944A (ja) 遊技機
JP2005124928A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070612

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071101