JP2003333565A - 動画コンテンツ配信装置 - Google Patents

動画コンテンツ配信装置

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JP2003333565A
JP2003333565A JP2002139446A JP2002139446A JP2003333565A JP 2003333565 A JP2003333565 A JP 2003333565A JP 2002139446 A JP2002139446 A JP 2002139446A JP 2002139446 A JP2002139446 A JP 2002139446A JP 2003333565 A JP2003333565 A JP 2003333565A
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JP
Japan
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moving image
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JP2002139446A
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English (en)
Inventor
Fumio Nonomura
二三夫 野々村
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NONOMURA DENSHI GIKEN KK
Original Assignee
NONOMURA DENSHI GIKEN KK
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画コンテンツの管理を容易にし、店に出向
かずに代金の支払いが可能になると共に、自由に動画コ
ンテンツを視聴できるようにする。 【解決手段】 動画コンテンツを記憶管理するサーバ
と、このサーバに通信回線を介して接続されるカード端
末11とからなる。カード端末11は、スイッチ15が特定の
動画コンテンツを指示すると、その動画コンテンツの内
容に応じた料金を、プリペイドカード18から読取った料
金残数から減算し、減算後の料金残数をプリペイドカー
ド18に書込み更新する残度数更新手段38を備える。ま
た、前記減算後の料金残数が0以上であれば、サーバか
ら配信された動画コンテンツを例えば表示ユニット14に
表示させる動画コンテンツ表示制御手段40を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば映画などの
動画コンテンツを家庭や各種施設(病院,ホテルなど)
などで、有料で視聴できる動画コンテンツ配信装置に関
する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】一般的に、映画などの
任意の動画コンテンツを顧客が安価で視聴したい場合に
は、最寄のレンタルビデオ店に出向いて、陳列されてい
るビデオテープの中から特定のビデオテープを選び出
し、受付で一定の代金を支払えば、自宅などに設置され
ているVTRを利用して、そのビデオテープに記録され
た動画コンテンツを、所定の貸出し期間中自由に視聴す
ることができる。 【0003】しかし、従前のレンタルビデオ店における
動画コンテンツの貸し出しに際しては、次のような問題
があった。まず、各店ではできるだけ幅広い顧客のニー
ズに対応して、膨大な量のビデオテープを管理しなけれ
ばならない。また、顧客はビデオテープの貸し出しを受
ける際に、そのビデオテープをわざわざ店の受付に持参
して代金の支払いを行なわなければならない上に、動画
コンテンツの内容によっては、受付に対しビデオテープ
を提示することが躊躇され、自由にビデオテープを借り
ることができないという不満があった。 【0004】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、動画
コンテンツの管理を容易にでき、しかも顧客がわざわざ
店に出向かなくても、代金の支払いが可能になると共
に、自由に動画コンテンツを視聴できる動画コンテンツ
配信装置を提供することをその目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の動画コンテンツ
配信装置は、動画コンテンツを記憶管理するサーバと、
このサーバに通信回線を介して接続され、書換え可能な
カードが挿入されるカード端末とからなり、前記カード
端末は、操作部と、この操作部が特定の動画コンテンツ
を指示すると、その動画コンテンツの内容に応じた料金
を、前記カードから読取った料金残数から減算し、減算
後の料金残数を前記カードに書込む料金残数更新手段
と、前記減算後の料金残数が0以上であれば、前記サー
バから配信された動画コンテンツを表示させる動画コン
テンツ表示制御手段とを備えて構成される。 【0006】この場合、顧客は事前に購入したカードを
カード端末に挿入し、操作部を利用して所望の動画コン
テンツを選択するだけで、動画コンテンツの料金を差し
引いた後のカードの料金残数が0未満にならない限り、
サーバから配信された動画コンテンツを有料で視聴でき
る。そのため、顧客がわざわざ店に出向かなくても、カ
ードを利用して代金の支払いが可能になると共に、操作
部からの入力だけで自由に動画コンテンツを視聴でき
る。また、動画コンテンツをサーバ側で管理するだけ
で、顧客に自身が保有する動画コンテンツを有料で視聴
させることができるので、管理者側では動画コンテンツ
の管理を容易にできる。 【0007】 【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例による動画
コンテンツ配信装置について、添付図面を参照しながら
説明する。図1は装置の全体構成であり、1は映画など
の動画コンテンツの記憶管理手段を備えたセンターサー
バ、2(2a,2b,2c…)はセンターサーバ1に記
憶管理する動画コンテンツの一部を保管する同様の記憶
管理手段を備えたローカルサーバであり、これらのサー
バを構成するセンターサーバ1とローカルサーバ2との
間は、大容量の動画コンテンツを円滑に伝送するため
に、例えばADSL(Asymmetric Digital Subscriber
Line)や光ファイバーなどのブロードバンド通信を可能
にした通信回線3で常時接続される。各代理店は、セン
ターサーバ1に記憶管理される動画コンテンツの中か
ら、任意の動画コンテンツを自身のローカルサーバ2に
通信回線3を通して記憶保管することができる。したが
って、特定のジャンル(例えば洋画)の動画コンテンツ
だけを記憶保管すれば、そのジャンルに特化した動画コ
ンテンツを顧客に提供することも可能である。また、セ
ンターサーバ1および各ローカルサーバ2に記憶保管さ
れる動画コンテンツは、例えば新着のたびに随時追加更
新される。なお、動画コンテンツをより多く記憶管理す
るために、例えば各ジャンル毎にセンターサーバ1を複
数設置してもよい。 【0008】一方、11(11a,11b,11c…)は、各家
庭や各種の施設(例えば病院やホテルなど)に設置され
るカード端末である。このカード端末11とローカルサー
バ2は、前記通信回線3と同様にブロードバンド通信を
可能にした通信回線13で常時接続される。このカード端
末11は、動画コンテンツの表示手段であるTVモニター
14と接続可能で、かつ操作部である各種のスイッチ15を
備えたリモコン装置16を備えている。そして、カード端
末11の本体ケース17には、残金に見合う残度数を記憶す
る書き換え可能な料金前払い式のカードすなわちプリペ
イドカード18を挿入するカード挿入口19と、遠隔操作装
置である前記リモコン装置15の受光部20と、カード端末
11自身の動作状態などを表示する表示部すなわちLED
21などが設けられる。上記プリペイドカード18は料金残
数、すなわち残度数ではなく残金そのものを記憶する構
成としてもよい。 【0009】次に、カード端末11内部の機能的な構成を
図2のブロック図で説明する。31は制御プログラムを内
蔵すると共に、外部との入出力手段を備えた制御手段で
ある。この制御手段31には、前記リモコン装置15の受光
部20や、LED21の他に、通信回線13の一端に接続する
モデム32や、ローカルサーバ2から配信された動画コン
テンツなどを表示ユニット14に表示させるための映像出
力装置33や、プリペイドカード18に記憶される各種情報
を読取りまたは書込むカード読取書込手段34が各々接続
される。さらに前記プリペイドカード18は、単に残金に
見合う残度数を記憶するだけでなく、各プリペイドカー
ド18固有に割当てられたID(識別子)や、カード販売
日や、カード有効期間(例えば2週間)や、カード販売
日にカード有効期間を加えて算出されるカード有効期限
日などの各種情報が、それぞれ書き込まれている。 【0010】また制御手段31の機能的な構成として、こ
こではサーバ接続手段35と、カード認証問合せ手段36
と、カード有効期間問合せ手段37と、残度数更新手段38
と、プレビュー表示制御手段39と、動画コンテンツ表示
制御手段40をそれぞれ備えている。各カード端末は、ロ
ーカルサーバ2から配信される動画コンテンツの記憶手
段は備えておらず、動画コンテンツをそのまま映像出力
装置33に送り出して表示ユニット14で表示させる。その
理由は、記憶手段から動画コンテンツを読み出して、繰
り返し視聴されるのを防ぐためである。 【0011】サーバ接続手段35は、ローカルサーバ2と
各種情報のやり取りを行なうのに際し、接続するローカ
ルサーバ2を指定するもので、ここでは一乃至複数のロ
ーカルサーバ2の電話番号が優先順位と共に記憶され
る。そして、リモコン装置16のスイッチ15により接続を
指示すると、優先順位にしたがってローカルサーバ2へ
の呼出しが行なわれる。その際、通信回線13の混雑など
により、指定した例えばローカルサーバ2aから応答が
なければ、サーバ接続手段37は次の優先順位のローカル
サーバ2bに呼出しを行ない、ローカルサーバ2から応
答があるまでこの動作を繰り返す。これにより各カード
端末11は、センターサーバ1に従属するローカルサーバ
2のいずれかと確実に接続することが可能になる。 【0012】カード認証問合せ手段36は、前記カード読
取書込手段34によって読み取られるプリペイドカード18
のIDが、正しいものであるか否かを、接続したローカ
ルサーバ2に問合せるもので、ローカルサーバ2側で読
み取ったIDが正しくないと判断されれば、カード挿入
口19に挿入した不正なカードを強制的に排出する。また
カード有効期間問合せ手段37は、カード読取書込手段34
によって読み取られるプリペイドカード18の期限情報
(カード販売日,カード有効期間,カード有効期限日)
から、そのプリペイドカード18が有効期限内のものであ
るか否かを、接続したローカルサーバ2に問合せるもの
で、ローカルサーバ2側が有効期限を過ぎたプリペイド
カード18であると判断した場合には、カード挿入口19か
らそのプリペイドカード18を強制的に排出する。 【0013】料金残数更新手段たる残度数更新手段38
は、リモコン装置16のスイッチ15によって、特定の動画
コンテンツの有料視聴を指示したときに、その動画コン
テンツの内容に応じて、プリペイドカード18から読取っ
た残度数を減算して、プリペイドカード18に書込み更新
するものである。この残度数更新手段38による残度数の
減算処理によって、動画コンテンツの視聴に見合う代金
の支払いが、従来のような受付にいる人手を介さずに行
なわれる。 【0014】プレビュー表示制御手段39は、動画コンテ
ンツの一部若しくは予告(プレビュー)を表示ユニット
14により無料で視聴するためのものであって、リモコン
装置16のスイッチ15によって、特定のプレビューの無料
視聴を指示したときに、接続されているローカルサーバ
2から指定したプレビューが配信される。但しこの場合
は、前記残度数更新手段38による残度数の減算処理は行
なわず、表示ユニット14を介してプレビューを無料で視
聴することができる。 【0015】動画コンテンツ表示制御手段40は、動画コ
ンテンツを表示ユニット14により有料で視聴するための
ものであって、リモコン装置16のスイッチ15によって、
特定の動画コンテンツの有料視聴を指示したときに、接
続されているローカルサーバ2からその動画コンテンツ
が配信される。この場合は、前記残度数更新手段38によ
る残度数の減算処理が行なわれ、表示ユニット14を介し
て動画コンテンツを有料で視聴することができる。 【0016】さらに動画コンテンツ表示制御手段40は、
リモコン装置16のスイッチ15からの指示を受けて、表示
ユニット14に表示される動画コンテンツの再生(スロー
再生なども含む),一時停止,早送り,逆戻しを、その
動画コンテンツを配信しているローカルサーバ2に指示
する再生制御手段41を備えている。この再生制御手段41
を各カード端末11に備えることで、動画コンテンツの好
きな部分を好きな時間に視聴することができる。すなわ
ち、途中まで視聴した動画コンテンツを一時停止して、
後で時間の空いたときに、そこから再生を開始すること
ができたり、必要のない部分を早送りして要部だけを素
早く視聴することができ、従来のVTRと同様の使い勝
手の良さを提供できる。 【0017】但し上記機能の中で、逆戻しだけは、所定
時間(例えば1分)以上の巻戻しができないように、再
生制御手段41が制限を加える。また、一時停止の続きか
ら再生するのか、動画コンテンツの冒頭から再生するの
かを選択できるようにし、動画コンテンツの冒頭から再
生する場合には、改めて残度数更新手段38による残度数
の減算処理を行なうように構成するのが好ましい。この
ようにに再生制御手段41を構成すれば、同じ料金で何度
も動画コンテンツが視聴できないようになり、利用者か
ら動画コンテンツの視聴に見合う料金を徴収することが
できる。 【0018】次に、各ローカルサーバ2の構成を、図3
のブロック図に基づき説明する。51はサーバ制御手段、
52はサーバ制御手段51に接続する記憶管理手段としての
動画コンテンツ蓄積手段で、前述のように、動画コンテ
ンツ蓄積手段52にはセンターサーバ1から随時取り込ん
だ動画コンテンツおよびプレビューが記憶管理されてい
る。その際、各動画コンテンツには顧客が視聴した場合
の代金情報が、併せて記憶されている。またサーバ制御
手段52は、カード認証手段53と、カード有効期限確認手
段54と、プレビュー配信手段55と、動画コンテンツ配信
手段56とを機能的な構成として、それぞれ備えている。
なお、61は通信回線13の他端に接続するモデムで、各カ
ード端末11との通信を可能にするために、これもサーバ
制御手段51に接続される。 【0019】前記カード認証手段53は、各カード端末11
のカード認証問合せ手段36からの問合せを受けて、カー
ド読取書込手段34によって読み取られたIDが、サーバ
側で記憶管理されている管理IDに含まれているか否か
を判断するものである。またカード有効期限確認手段54
は、各カード端末11のカード有効期間問合せ手段36から
の問合せを受けて、カード読取書込手段34によって読み
取られたプリペイドカード18の期限情報から、そのプリ
ペイドカード18が有効期限内のものであるか否かを判断
するものである。そして、これらのカード認証手段53や
カード有効期限確認手段54による判断結果は、通信回線
13を介して問合せのあったカード端末11に送信されるよ
うになっている。 【0020】プレビュー配信手段55は、カード端末11の
プレビュー表示制御手段39からの指示を受けて、動画コ
ンテンツ蓄積手段52に記憶される特定のプレビューを、
その指示を受けたカード端末11に配信するものである。
また動画コンテンツ配信手段56は、カード端末11の動画
コンテンツ表示制御手段40からの指示を受けて、動画コ
ンテンツ蓄積手段52に記憶される特定の動画コンテンツ
を、その指示を受けたカード端末11に配信するものであ
る。ここでの動画コンテンツ蓄積手段52は、端に動画コ
ンテンツを冒頭から送り続けるのではなく、前述のよう
に再生制御手段41からの指示を受けて、動画コンテンツ
の再生を開始したり、再生中の動画コンテンツを一時停
止したり、動画コンテンツを早送りまたは逆戻したもの
を、カード端末11に配信する。これらのプレビューおよ
び動画コンテンツは、例えばMPEG(Moving Picture
Experts Group)などの動画圧縮技術を利用して、通信
回線13に送り出される。 【0021】次に、上記構成についてその作用を説明す
る。先ず個人が本装置から動画コンテンツの配信を受け
ようとする場合には、予めローカルサーバ2を設置した
代理店に出向いて会員契約を結び、そこで買い取ったカ
ード端末11を自宅に設置して、通信回線13と表示ユニッ
ト14をカード端末11に接続する。なお、ローカルサーバ
2からの動画コンテンツを常時取り込めるように、通信
回線13はブロードバンド回線を利用する。そして、代理
店からカタログ(図示せず)を受取ると共に、プリペイ
ドカード18を購入する。このプリペイドカード18の磁気
記憶部にはIDや期限情報が予め書込まれているが、こ
れらのIDや期限情報は、プリペイドカード18を発行し
た代理店のローカルサーバ2に記憶管理されると共に、
センターサーバ1や他のローカルサーバ2に配信され
る。 【0022】また、ホテルなどの施設で本装置を利用す
る場合は、各客室にカード端末11を設置すると共に、ホ
テルにローカルサーバ2を設置し、例えばフロントでカ
タログを渡したり、プリペイドカード18を発売する。そ
して同様に、販売したプリペイドカード18のIDや期限
情報をローカルサーバ2に記憶管理すると共に、センタ
ーサーバ1や他のローカルサーバ2に配信する。前記カ
タログにはプレビューおよび動画コンテンツを特定する
符号(番号や文字)が掲載されており、顧客はこのカタ
ログを見ながら、リモコン装置16のスイッチ15から特定
の動画コンテンツやプレビューに対応した符号を入力で
きるようになっている。 【0023】次に、特定の動画コンテンツを視聴するま
での手順を、図4のフローチャートに基づき説明する。
なお、カード端末11および表示ユニット14は前もって通
電状態にあるものとする。 【0024】ステップS1において、カード端末11の正
面にあるカード挿入口19にプリペイドカード18を挿入す
ると、カード端末11内のサーバ接続手段35は、優先順位
にしたがってローカルサーバ2a,2b,2c…への呼
出しを行ない、応答のあった例えばローカルサーバ2a
との接続を確立する。特定のローカルサーバ2aとの接
続が確立されると、ステップS2において、カード認証
問合せ手段36はカード読取書込手段34によって読み取ら
れたプリペイドカード18のIDが、正しいものであるか
否かを、接続したローカルサーバ2aに問合せる。ロー
カルサーバ2aのカード認証手段53は、自身が保有する
管理IDと問い合わせを受けたIDとを比較し、問い合
わせを受けたIDが管理IDの中に含まれていれば、そ
のプリペイドカード18は正しいものと判断して、その結
果をカード端末11に転送する。この場合、カード端末11
の制御手段31は次のステップS3の手順を実行する。こ
れに対して、問い合わせを受けたIDが管理IDの中に
含まれていなければ、その結果がカード端末11に転送さ
れ、カード端末11はカードの不正使用を防止するため
に、カード挿入口18からそのカードを排出する(ステッ
プS11)。 【0025】ステップS3では、カード読取書込手段34
によって読み取られるプリペイドカード18の期限情報か
ら、そのプリペイドカード18が有効期限内のものである
か否かを、カード有効期間問合せ手段37が接続したロー
カルサーバ2aに問合せる。この問合せを受けて、ロー
カルサーバ2aのカード有効期限確認手段54は、送られ
てきた期限情報を基に、そのプリペイドカード18が有効
期限内のものであるか否かを判断する。そして、カード
有効期間問合せ手段37により有効期限を過ぎたプリペイ
ドカード18であると判断され、その結果がカード端末11
に送られると、カード端末11はカード挿入口18からその
プリペイドカード18を排出する(ステップS11)。逆に
有効期限内のプリペイドカード18であると判断され、そ
の結果がカード端末11に送られると、カード端末11は次
のステップS4の手順を実行する。 【0026】因みに、上記IDおよび有効期限の問合せ
をホームサーバ2側で受取ると、各ホームサーバ2は、
問い合わせのあった内容とその結果をセンターサーバ1
に送信する。これによりセンターサーバ1は、どのプリ
ペイドカード18がどのような使われ方をしているのか
を、全て一元管理することができる。 【0027】顧客が有料の動画コンテンツを視聴する前
に、その動画コンテンツのプレビューを無料で見たい場
合には、カタログを見ながらそのプレビューに対応する
符号をリモコン装置16のスイッチ15から入力指示する。
すると、スイッチ15により選択した特定のプレビューを
配信するための指令が、カード端末11のプレビュー表示
制御手段39からホームサーバ2aのプレビュー配信手段
55に送り出される。プレビュー配信手段55は該当するプ
レビューを動画コンテンツ蓄積手段52から検索して読み
出し、これを通信回線13を経由して指令のあったカード
端末11のプレビュー表示制御手段39に配信する。このと
きプリペイドカード18の残度数減算処理は行なわれない
ので、表示ユニット14によりそのプレビューを無料で視
聴することができる(ステップS4,S5)。 【0028】一方、顧客が有料の動画コンテンツを視聴
したい場合には、カタログを見ながらその動画コンテン
ツに対応する符号をリモコン装置16のスイッチ15から入
力指示する。すると、スイッチ15により選択した特定の
動画コンテンツを配信するための指令が、カード端末11
のプレビュー表示制御手段39からホームサーバ2aのプ
レビュー配信手段55に送り出される。動画コンテンツ配
信手段56は該当する動画コンテンツを動画コンテンツ蓄
積手段52から検索して読み出すが、動画コンテンツその
ものを配信する前に、その動画コンテンツの代金情報が
カード端末11に送り出される。これを受けたカード端末
11は、残度数更新手段38によりその代金情報に見合う残
度数を、プリペイドカード18から読み出した残度数から
減算する処理を行なう(ステップS7)。その結果、減
算後の残度数が0未満になれば、そのプリペイドカード
18では視聴できないとして、カード挿入口19より排出す
る(ステップS8,S11)。さもなければ、プリペイド
カード18の排出は行なわず、前記特定の動画コンテンツ
を配信するための指令をキャンセルしてもよい。これに
対して、減算後の残度数が0以上であれば、そのカード
端末11から配信許可の指令を改めて動画コンテンツ配信
手段56に送り出す。これを受けて動画コンテンツ配信手
段56は、通信回線13を経由して指令のあったカード端末
11の動画コンテンツ表示制御手段40に所望の動画コンテ
ンツを配信し、表示ユニット14によりその動画コンテン
ツを有料で視聴することができる(ステップS8,S
9)。 【0029】以上のように、本実施例の動画コンテンツ
配信装置は、動画コンテンツを記憶管理するサーバ(セ
ンタサーバ1およびローカルサーバ2)と、このサーバ
に通信回線3,13を介して接続され、書換え可能なカー
ドすなわちプリペイドカード18が挿入されるカード端末
11とからなり、カード端末11は、操作部であるスイッチ
15と、このスイッチ15が特定の動画コンテンツを指示す
ると、その動画コンテンツの内容に応じた料金を、プリ
ペイドカード18から読取った料金残数から減算し、減算
後の料金残数をプリペイドカード18に書込み更新する料
金残数更新手段としての残度数更新手段38と、前記減算
後の料金残数が0以上であれば、サーバに動画コンテン
ツの配信許可を指示して、配信された動画コンテンツを
例えば表示ユニット14に表示させる動画コンテンツ表示
制御手段40とを備えている。 【0030】この場合、顧客は事前に購入したプリペイ
ドカード18をカード端末11に挿入し、操作部であるスイ
ッチ15を利用して所望の動画コンテンツを選択するだけ
で、動画コンテンツの料金を差し引いた後のプリペイド
カード18の料金残数が0未満にならない限り、サーバか
ら配信された動画コンテンツを有料で視聴することがで
きる。そのため、顧客がわざわざ店に出向かなくても、
プリペイドカード18を利用して代金の支払いが可能にな
ると共に、スイッチ15の操作だけで自由に動画コンテン
ツを視聴できる。また、動画コンテンツをサーバ側で管
理するだけで、顧客に自身が保有する動画コンテンツを
有料で視聴させることができるので、管理者側からすれ
ば、従来のようなビデオテープを店に陳列する必要がな
く、動画コンテンツの管理を容易にできる。 【0031】さらに、サーバに動画コンテンツの配信許
可を指示しなければ、動画コンテンツはサーバから配信
されないので、減算後の料金残数が0未満であって、有
料視聴が不可能であるにも拘らず、動画コンテンツが通
信回線13を介して無駄に配信されることを防止すること
ができる。 【0032】また、本実施例における動画コンテンツ配
信用のカード端末11は、動画コンテンツを記憶管理する
サーバに通信回線3,13を介して接続され、書換え可能
なカードすなわちプリペイドカード18が挿入されると共
に、操作部であるスイッチ15と、このスイッチ15が特定
の動画コンテンツを指示すると、その動画コンテンツの
内容に応じた料金を、プリペイドカード18から読取った
料金残数から減算し、減算後の料金残数をプリペイドカ
ード18に書込み更新する料金残数更新手段としての残度
数更新手段38と、前記減算後の料金残数が0以上であれ
ば、サーバから配信された動画コンテンツを表示させる
動画コンテンツ表示制御手段40とを備えている。 【0033】この場合、顧客の自宅や各種施設にカード
端末11を設置し、動画コンテンツを記憶管理するサーバ
と、通信回線3,13を介してカード端末11を設置する
と、顧客は事前に購入したプリペイドカード18をカード
端末11に挿入し、操作部であるスイッチ15を利用して所
望の動画コンテンツを選択するだけで、動画コンテンツ
の料金を差し引いた後のプリペイドカード18の料金残数
が0未満にならない限り、サーバから配信された動画コ
ンテンツを有料で視聴することができる。そのため、顧
客がわざわざ店に出向かなくても、プリペイドカード18
を利用して代金の支払いが可能になると共に、スイッチ
15の操作だけで自由に動画コンテンツを視聴できる。 【0034】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可
能である。上記実施例では、カードのIDや有効期限の
確認をローカルサーバ2で行なうように構成したが、セ
ンターサーバ1若しくは各カード端末11で行なうように
してもよい。また、実施例中のカタログに相当する情報
を、センターサーバ1またはローカルサーバ2に随時カ
タログコンテンツとして更新蓄積しておき、必要に応じ
て各カード端末11に配信して、これを表示ユニット14に
表示させてもよい。こうすれば、わざわざ最新のカタロ
グを求めに出向かなくても、表示ユニット14から最新の
カタログ情報を入手することができる。 【0035】 【発明の効果】本発明の動画コンテンツ配信装置によれ
ば、動画コンテンツの管理を容易にでき、しかも顧客が
わざわざ店に出向かなくても、カードにより代金の支払
いが可能になると共に、操作部からの操作入力により自
由に動画コンテンツを視聴できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例における動画コンテンツ配信
装置の全体構成を示すブロック図である。 【図2】同上カード端末およびその周辺の機能構成を示
すブロック図である。 【図3】同上ローカルサーバの機能的構成を示す概略図
である。 【図4】同上カード挿入後の処理手順を示すフローチャ
ートである。 【符号の説明】 1 センタサーバ(サーバ) 2 ローカルサーバ(サーバ) 3,13 通信回線 11 カード端末 15 スイッチ(操作部) 18 カード(プリペイドカード) 38 料金残数更新手段(残度数更新手段) 40 動画コンテンツ表示制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 動画コンテンツを記憶管理するサーバ
    と、このサーバに通信回線を介して接続され、書換え可
    能なカードが挿入されるカード端末とからなり、前記カ
    ード端末は、操作部と、この操作部が特定の動画コンテ
    ンツを指示すると、その動画コンテンツの内容に応じた
    料金を、前記カードから読取った料金残数から減算し、
    減算後の料金残数を前記カードに書込む料金残数更新手
    段と、前記減算後の料金残数が0以上であれば、前記サ
    ーバから配信された動画コンテンツを表示させる動画コ
    ンテンツ表示制御手段とを備えたことを特徴とする動画
    コンテンツ配信装置。
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