JP2003333017A - 符号化ユーザid情報を生成するための方法 - Google Patents
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Abstract
な、KユーザIDビットをN符号化ユーザIDビットに
変換する技法を提供する。 【解決手段】 CRCコードと結合され、結果がシグナ
リング情報に付け加えられる符号化ユーザID情報を生
成する方法である。CRCコードは、シグナリング情報
から生成される。得られるコードワードは、共用シグナ
リングチャネルを介して、通信システムの様々なユーザ
に送信される。得られるコードワードは、ユーザが彼ら
に意図されていないコードワードを復号化することを試
みる可能性が大幅に低減されるようなものである。
Description
り、特に、ワイヤレス通信システムに関する。
し、そのいくつかは、システムのユーザ間で情報を伝達
する(即ち、送信および/または受信する)ために使用
され、そのうちのいくつかは、通信システムの様々な装
置間でシグナリング情報を伝達するために使用される。
シグナリング情報は、通信システムのシステム装置とユ
ーザ装置との間でも伝達される。システム装置は、シス
テムプロバイダにより所有され、操作されかつ制御され
る装置である。システムプロバイダの例は、地域電話会
社、長距離電話会社、およびインターネットサービスプ
ロバイダを含む。システムプロバイダは、通信サービス
をユーザに提供するために通信システムを動作させる。
シグナリング情報は、通信システムの通信チャネルを管
理するために、システムにより使用される。特に、通信
システムのユーザ間で通信が開始され、管理されかつ終
了されるやり方は、シグナリング情報の使用でなされ
る。
munication System)標準に準拠するシステムのような
ワイヤレス通信システムにおいて、基地局のようなシス
テム装置は、ユーザ装置およびユーザ装置により使用さ
れている通信チャネルを適切に管理するために、ユーザ
装置(移動体とも呼ばれる)にシグナリング情報を送信
する。基地局から移動体へ送信されるシグナリング情報
は、制御情報と呼ばれる。UMTS HSDPA(High
Speed Downlink Packet Access)標準(現在開発中)
における制御情報は、通信システムの全ての移動体がそ
れらの制御情報をこのチャネルを介して受信するので、
共用チャネルを介して送信される。この共用チャネル
は、HS−SCCH(High Speed Shared Control CHan
nel)と呼ばれる。ユーザIDが、制御情報が意図され
た移動体により処理されることを可能にするために、制
御情報に付け加えられる。
ドのようなエラー検出コードも、制御情報に付け加えら
れる。CRCコードは、制御情報が意図されたユーザ
が、受信された制御情報がエラーを含むかどうかを決定
することを可能にする。ユーザ装置は、制御情報を受信
し、受信された制御情報を復号化し、これが意図された
ユーザである場合、このユーザにスケジュールされたデ
ータトラフィックチャネルHSDSCH(High Speed D
ownlink Shared Channel)を復号化することを開始す
る。トラフィックチャネル復号化がうまくいかなかった
場合であっても、部分的に復号化されたトラフィック情
報が、ハイブリッドARQ(Automatic reQuest)プロ
トコルに従って、将来の再送信と結合するために、バッ
ファ中に記憶される。これは、ユーザ装置に割り当てら
れた通信チャネルを効率的にシステムが管理することを
可能にするためにユーザ装置が使用するトラフィックハ
イブリッドARQバッファ中の情報である。したがっ
て、ユーザのトラフィックハイブリッドARQバッファ
が正しい情報を含み、将来の再送信において伝播するこ
とになる誤りのある情報によるエラーがないことがクリ
ティカルである。
電話機、ワイヤレスパーソナルコンピュータ、ページ
ャ)は、受信された制御情報がエラーを含むかどうか、
そして制御情報がユーザ装置に対して意図されているか
どうかを知る必要がある。ユーザ装置が別のユーザに意
図されたトラフィック情報を復号化することを試みると
き、得られる復号化情報は、エラーがあり、不正アラー
ムを生じる。不正アラームは、ユーザによる受信された
トラフィック情報のデコーディングであって、そのよう
な情報がそのユーザに対して意図されていないことであ
る。したがって、不正アラームの状況は、ユーザ装置の
ハイブリッドARQバッファにエラーを生じさせる。所
与のユーザがトラフィックの意図された受信者であるか
どうかが、その中に埋め込まれたユーザID情報を有す
る制御チャネル(HS−SCCH)を復号化することに
より、ユーザ装置により決定される。勿論、システムに
より割り当てられるユーザIDは、呼びセットアップの
時点において、アッパレイヤメセージによりユーザ装置
に、プライオリ(priori)通信される。
制御チャネルを通常正しく復号化することができるよう
に、制御情報についてのCRCチェックに合格するよう
に、それらの中に埋め込まれたユーザIDを有する。C
RCチェックが不合格となる場合、ユーザ装置は、
(a)制御情報および付随するデータトラフィック情報
がそれに対して意図されていなかった、または(b)そ
の情報がユーザ情報に意図されていたとしても、制御情
報は、チャネルエラーにより悪影響を受けかつ無効であ
ったことを決定する。いずれの場合においても、ユーザ
装置は、制御情報を破棄し、ハイブリッドARQバッフ
ァにエラーが生じること(corruption)を防止するため
に、対応するデータトラフィックチャネルを復号化する
ことを試みない。しかし、チャネル誘導(channel indu
ced)ビットエラーのために、制御チャネル情報の復号
化は、送信された(埋め込まれた)ユーザIDがこのユ
ーザのIDと同じでないにもかかわらず、あるユーザに
対してCRCチェックに合格することが起きうる。復号
化されたブロック中のエラーの存在をCRCが検出でき
ないやり方でユーザが制御チャネルを復号化し、ユーザ
が間違った情報を有効な情報として受け入れるとき、不
正アラーム事象が起きる。
C情報は、Nビットの情報を含み、ユーザIDは、Kビ
ットの情報を含む。正しいユーザID情報は、不正アラ
ームを防止することになる。しかし、ユーザIDが正し
い場合であっても、ユーザの制御バッファは、受信され
た制御情報がエラーを含む場合、依然としてエラーを生
じ得る。結果として、ユーザ装置が、ユーザIDおよび
制御情報の両方がエラーを含むかどうかを決定すること
が実際的である。制御情報およびユーザID中のエラー
を検出するために使用される2つの技法が存在する。こ
れらの技法は、不正アラームの発生の可能性を減少させ
る傾向にある。
がKユーザIDビットに付け加えられ、得られるI+K
ビットが、NビットのCRCコードを生成するために使
用され、これが、I+Kビットに付け加えられる。そし
て、トータルのI+K+Nビットが、共用チャネルを介
して送信される。第2の技法は、Iビット制御情報ブロ
ックからNビットCRCコードをまず生成することであ
り、KビットのユーザIDがNビット(K<Nと仮定す
る)に変換される。KビットのNビットへの変換は、ゼ
ロパディング(zero padding)、即ちユーザIDビット
の総数がNになるように、Kビットに0のビットを追加
することによりなされる。NユーザIDビットは、N個
のCRCビットにモジュロ2加算され(modulo 2 adde
d)、Nユーザ特定符号化(N user specific coded)C
RCビットとなる。Nユーザ特定符号化CRCビット
は、Iビット制御情報ブロックに付け加えられ、I+N
ビットが、HS−SCCHを介して送信される。
り少ない数のビットが送信され、これは、シグナリング
情報の送信におけるより小さいオーバヘッドを意味する
ので、より望ましい。K=Nであるとき、KユーザID
ビットを変換する必要はなく、KユーザIDビットは、
N個のCRCビットにモジュロ2加算されて、N符号化
ビットになり、I制御情報ビットに付け加えられて、H
S−SCCHを介して送信される。したがって、不正ア
ラームの確率がセットされ、これはNの値に基づく。不
正アラームの確率を変化または減少させるために、Nが
変更されなければならない。Nは通常セット値であるの
で、不正アラームの確率は、通常セットされている。K
<Nである場合、不正アラームの確率は、どのように変
換がなされるかに依存する。
IDビットをN符号化ユーザIDビットに変換する技法
が必要とされている。ここで、Nは、I制御情報ビット
から生成されるCRCコード中のビット数であり、K<
Nである。
報を受信するユーザ間の不正アラームの確率を低減する
ように、通信システムのユーザへ共用シグナリングチャ
ネルを介して送信されるべき制御情報に付け加えられる
符号化された情報を生成する方法を提供する。各々がK
ビット長であるユーザIDのセットが、提供される。各
々がIビット長である制御情報のセットも、提供され、
制御情報の特定のIビットブロックが、ユーザ情報の特
定のKビットブロックと関連づけられる。エラー検出ビ
ットのNビットブロックが、制御情報のIビットブロッ
クから生成され、ここで、K<Nである。適切な(N,
K,DMIN)コーディングスキームが、Kビットユー
ザIDブロックに適用され、情報のNビット符号化(co
ded)IDブロックを生じる。情報のNビット符号化ユ
ーザIDブロックは、それらの間の最小コーディング距
離DMINを有する。したがって、適切な(N,K,D
MIN)コーディングスキームは、情報のNビット符号
化ユーザIDブロック間にできる限り大きな最小コーデ
ィング距離を生じるコーディングスキームである。
ックは、その関連するNビットエラー検出ブロックにモ
ジュロ2加算され、Nビット符号化ブロックになる。こ
れは、それらの関連する制御情報のIビットブロックに
付け加えられて、I+Nビットコードワードを生じる。
得られるI+Nビットコードワードのいくつかまたは全
ての対は、DMINより小さいコーディング距離を有し
得る。(N,K,DM IN)コーディングスキームに対
する修正が、DMINより小さい距離を有するコードワ
ード対の発生を、可能な限り減少させるようになされ
る。そして、I+Nビットコードワードは、意図された
ユーザにより復号化するために、共用チャネルを介して
送信される。(N,K,DMIN)コーディングスキー
ムおよびその修正は、得られるコードワード間の最小お
よび平均コーディング距離を増大させる傾向にあるの
で、意図されないユーザが送信された情報を復号化をす
ることを試みる可能性は、大幅に減少し、したがって、
不正アラームの可能性を大幅に減少させる。
するユーザ間での不正アラームの確率を低減するよう
に、通信システムのユーザに共用シグナリングチャネル
を介して送信されるべき制御情報に付け加えられる符号
化情報を生成する方法を提供する。各々がKビット長の
ユーザIDのセットが提供される。各々がIビット長の
制御情報のセットも提供され、制御情報の特定のIビッ
トブロックが、ユーザ情報の特定のKビットブロックと
関連づけられる。エラー検出ビットのNビットブロック
が、制御情報のIビットブロックから生成され、K<N
である。適切な(N,K,DMIN)コーディングスキ
ームが、KビットユーザIDブロックに適用され、情報
のNビット符号化ユーザIDブロックが生じる。情報の
Nビット符号化ユーザIDブロックは、それらの間に最
小コーディング距離DMINを有する。したがって、適
切な(N,K,DMIN)コーディングスキームは、情
報のNビット符号化ユーザIDブロック間の可能な限り
大きな最小コーディング距離を生じるコーディングスキ
ームである。
ックが、その関連するNビットエラー検出ブロックにモ
ジュロ2加算され、Nビット符号化ブロックを生じる。
これは、それらの関連する制御情報のIビットブロック
に付け加えられ、I+Nビットコードワードを生じる。
得られるI+Nビットコードワードのいくつかまたは全
ての対は、DMINより小さいコーディング距離を有し
得る。(N,K,DM IN)コーディングスキームに対
する修正が、DMINより小さい距離を有するコードワ
ードの対の発生を、可能な限り低減するように行われ
る。そして、I+Nビットコードワードが、意図された
ユーザによるデコーディングのために、共用チャネルを
介して送信される。(N,K,DMIN)コーディング
スキームおよびその修正は、得られるコードワード間の
最小および平均コーディング距離を増大させる傾向にあ
るで、意図されないユーザが送信された情報を復号化す
ることを試みる可能性は、大幅に低減され、したがっ
て、不正アラームの可能性を大幅に低減する。
チャートが示されている。本発明の方法は、システムが
共用シグナリングチャネル(即ち、HS−SCCH)を
介してシステムの様々なユーザに制御情報を送信するU
MTS HSDPA標準(現在、開発中)に準拠したワ
イヤレス通信システムとの関連で説明される。しかし、
本発明の方法は、シグナリング情報をシグナリングチャ
ネルを介して様々なユーザに送信する他の通信システム
(ワイヤレスおよびワイヤライン)にも適用可能であ
る。現在のUMTS HSDPA標準において、ユーザ
ID中のビット数は10であり、即ち、K=10であ
る。制御情報のブロック中のビット数は21であり、即
ち、I=21である。制御情報のIビットブロックから
生成されるエラー検出ブロック中のビット数は16であ
り、即ち、N=16である。使用されるエラー検出コー
ディングは、UMTS標準16ビットCRCである。現
在のUMTS HSDPA標準に対するN,KおよびI
の値が、以下の説明において使用される。しかし、本発
明の方法は、いかなる特定の値のN,KおよびIの値に
限定されるものでない。一般に、N,KおよびIは、1
またはそれより大きい整数である。
よびNに対して、得られるNビット符号化ユーザIDブ
ロック間の最小コーディング距離(DMIN)が可能な
限り大きくなるように、(N,K,DMIN)コーディ
ングスキームが選択される。コーディング距離のコンセ
プトが、図2に図示されており、制御情報の全ての可能
な21ビットブロックのセット、即ちコードスペース
が、1本の線に沿ってマップされており、各線は、制御
情報のコードスペースに適用される特定のユーザID値
を表す。図2において、コードスペース200−208
の各々は、全ての制御情報の可能な値即ち、コードを含
む。制御情報は、21ビットを含むので、可能なコード
の総数は、221である。ユーザIDの10ビットブロ
ックは、同様のコードスペースを有するが、ユーザID
の可能なコードの総数は、210である。したがって、
全てのユーザについてのコードワードの全体のコードス
ペース(図2)は、221×210=231の別個のコ
ードワードを有する。
ムが、10ビットユーザIDブロックに適用され、それ
らを16ビット符号化ユーザIDブロックに変換し、得
られるコードスペースは、図2に示されたものと同様に
なる。コードスペース中の対応するコードxおよびyの
ロケーション間の距離は、コーディング距離Dxyと呼
ばれ、xおよびyは、任意のコードまたはコードワード
を表す。図2において、コードスペース204および2
06のそれぞれの対応するコード206aおよび204
a間の距離は、D206a204aである。コーディン
グ距離は、隣接するコードスペースの全ての対応するコ
ードについて必ずしも同じでない。隣接するコードスペ
ースを区別するために使用される符号化ユーザIDコー
ドワード間の最小コーディング距離DMINが存在す
る。
れは、図2に示された隣接するコードスペースの対応す
るコードワード間のコーディング距離も少なくともD
MINであることを意味せず、即ち、一般に、Dxy>
=DMINと言うことは常に真ではない。K=10およ
びN=16に対して、拡張ハミング(extended Hammin
g)コードと呼ばれる(N,K,DMIN)コーディン
グスキームが、DMIN=4を生じる1ビットパディン
グ操作の後に選択される。選択されるコーディングスキ
ームは、KおよびNの特定値に対する可能な限り大きな
最小コーディング距離を提供するようなものである。K
=10およびN=16に対して選択されうる他のコーデ
ィングスキームがあるが、修正された拡張ハミングコー
ディングが、K=10およびN=16に対して4の最大
の既知の最小コーディング距離を提供する。Introducti
on to Coding and Information Theory, Steven Roman,
Springer, 1997.
い重み(even weight)コードワードのみが考慮される
(15,11)ハミングコードである短縮ハミングコー
ド(15,10)を考えることである。これは、D
min=4を有することが知られている。(16,1
0)に対する拡張は、追加的なパディング(その最小コ
ーディング距離に更なる改善はない)により容易になさ
れうる。
トCRCコードが、よく知られた方法で、制御情報の2
1ビットブロックから生成される。本発明の方法は、エ
ラーケースコードとしてCRCコードを使用することに
限定されない。他のエラー係数コーディングスキーム
が、本発明の方法に使用されうる。CRCコードは、符
号化ユーザIDブロックと組み合わされて、符号化ブロ
ックを生じる。特に、16ビットCRCコードは、関連
する16ビット符号化ユーザIDブロックにモジュロ2
加算(排他的論理和操作)され、図2に示されたものと
同様のコードスペースを有するが、そのコーディング距
離は、いくつかまたは全ての対応するコードに対して4
より小さい16ビット符号化ブロックを生じる。16ビ
ット符号化ブロックは、それらの関連する制御情報の2
1ビットブロックに付け加えられ、図2に示されたコー
ドスペースを有するコードワードを生じ、ここで、対応
するコードワードのいくつかまたは全ては、4より小さ
いコーディング距離(D)を有しうる。一般に、Dおよ
びDMINは、1または1より大きい値の整数である。
応するコードワードの発生を低減するために、拡張ハミ
ングコードが、以下のように修正される。ステップ10
6において、(16,10,4)拡張ハミングコーディ
ングスキームはハミングコードが(16,10,4)コ
ーディングスキームを有しないので、実際には(16,
11,4)コーディングスキームである。(16,1
1,4)コーディングスキームは、ある方法により10
ユーザIDビットを11ユーザIDビットに変換し、そ
れらを(16,11,4)拡張ハミングコーディングス
キームに入力することにより得られる。コーディングス
キーム構造が、図3に示されている。図3において、コ
ーダ300は、コーディング機能302,304および
306を含むものとして示されている。
いずれかの位置におけるエキストラビット(1または
0)とパッド(pad)する。得られる11ビットブロック
は、(16,11,4)拡張ハミングコーディング機能
304に与えられ、コードローテータ306に与えられ
る16ビットユーザIDブロックを生じる。コードロー
テータ306は、得られる16ビットユーザIDブロッ
クのコードスペースを回転させ、4より小さいコーディ
ング距離を有する図2の231の全体コードスペース中
のコードワード(即ち、対応するコードワード)の対の
数を低減させる。コードスペースの回転は、コードスペ
ース全体の所定角度の移動である。コードスペースの回
転およびいずれかの位置における1または0ビットの入
力10ビットへのパディングは、(16,10,4)コ
ーディングスキームになされる調節であり、4より小さ
いコーディング距離を有する図2の231の全体コード
スペースにおける対応するコードワードの対の発生を低
減する。
されたサーチ方法が、4より小さいコーディング距離の
発生を低減するために、どのビット値をどの位置にパッ
ドするかおよびどの回転を実行するかを決定するために
適用されうる。したがって、4より小さい比較的小さい
数の対の(pairwise)(対応するコードワイド)コーデ
ィング距離を有する全体コードスペースを作るために、
トライアンドエラーまたはより洗練されたサーチにより
調節されうる3つの自由度(パッドビットの値、パッド
ビットのロケーション、コードスペースについて実行さ
れる回転量)がある。コード300の出力は、関連する
21ビット制御情報ブロックから生成される16ビット
CRCにモジュロ2加算(加算器308で、排他的論理
和操作)され、その関連する21ビット制御情報ブロッ
クに付け加えられ、その意図されたユーザにより復号化
されるべきHS−SCCHを介して送信される16ビッ
トユーザ特定符号化ブロックとなる。
示されている。デコーディング構造は、本質的に、図3
に示されたコーディング構造と同じである。図4におい
て、デコーダ400は、コーディング機能402,40
4および406を有する。HS−SCCHを介する制御
情報の受信により、ユーザは、パディング機能402を
使用して16ビットユーザ特定符号化ブロックを生成す
る。得られる11ビットユーザIDは、16ビットベク
トルを生成する拡張ハミングコーダ404に与えられ
る。16ビットベクトルは、コードスペースを回転さ
せ、16ビット符号化ユーザIDコードワードを生じる
コードローテータ406に与えられる。デコーダ400
の出力は、16ビット受信コードワードと共にモジュロ
2加算器408に与えられる。ユーザIDが一致する場
合、モジュロ2加算の一部であるそれらの和はゼロとな
り(cancels out)、モジュロ2加算の結果は、送信さ
れる情報ブロックに対応する標準16ビットCRCの受
信バージョンである。
れ、CRCの受信バージョンに対してチェックされると
き、受信されたコードワードがこのユーザに意図されて
おり、情報即ちCRCパートにおけるチャネル劣化(de
gradation)による検出されないエラーがない場合、そ
れらは一致することになる、即ち、加算されてゼロにな
る。一致がない場合、受信されたコードワードは破棄さ
れ、付随するデータトラフィックチャネルのデコーディ
ングは行われない。(N,K,DMIN)コーディング
スキームをKビットユーザIDブロックに適用すること
により、送信される231コードワードの得られる全体
コードスペースは、意図されないユーザが受信コードワ
ードを復号化することを試みる可能性がより小さくなる
ものとなる。したがって、不正アラームの確率は、大幅
に低減される。
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。尚、特許請求の範囲に記載した参
照番号がある場合は、発明の容易な理解のためで、その
技術的範囲を制限するよう解釈されるべきではない。
低減することが可能な、KユーザIDビットをN符号化
ユーザIDビットに変換する技法を提供することができ
る。
ついてのコードスペースを示す図。
ス通信システムに対して使用されうる(16,10,
4)コーディングプロセスに対するエンコーダ構造を示
す図。
ス通信システムに使用されうる(16,10,4)コー
ディングプロセスに対するデコーダ構造を示す図。
8)
Claims (8)
- 【請求項1】 共用シグナリングチャネルを介して通信
システムのユーザにシグナリング情報と共に送信される
べき符号化ユーザID情報を生成するための方法におい
て、 得られる情報の符号化ユーザIDブロックがN個のビッ
トを有し、かつD MINの最小コーディング距離を有す
るコードスペースを有するように、Kビットを有するユ
ーザID情報に(N,K,DMIN)コーディングスキ
ームを適用するステップと、 任意のコードブロックxおよびy間の対のコーディング
距離Dxyを有する情報の符号化ブロックを生成するた
めに、Iビットを有するシグナリング情報から生成され
た情報の符号化ユーザIDブロックをエラー検出コード
情報と結合するステップと、 符号化ブロックに対するDxy<DMINの発生を低減
するために、(N,K,DMIN)コーディングスキー
ムを修正するステップと、 コードワードを受信するユーザによる不正アラームの発
生を低減するために、符号化ブロックに付け加えられる
シグナリング情報を含むコードワードを、共用シグナリ
ングチャネルを介して通信システムのユーザに送信する
ステップとを有し、 DMINは、KおよびNの特定値に対して可能な限り大
きく、KおよびNは、1またはそれ以上の整数であり、
K<Nであり、 Dxy,DMINおよびIは、1またはそれより大きい
整数であり、x,yは、任意のコードワードを表すもの
であることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記符号化ユーザID情報をエラー検出
コード情報と結合するステップは、符号化ユーザ情報を
エラー検出コードにモジュロ2加算するステップを含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記(N,K,DMIN)コーディング
スキームを修正するステップは、KビットユーザID情
報を少なくとも1つのビットとパディングするステッ
プ、および/またはそれがエラー検出コードと結合され
る前に、Nビット符号化ユーザID情報を回転させるス
テップを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記通信システムが、UMTS HSD
PA標準に準拠しており、K=1,N=16,I=21
およびDMIN=4であり、ユーザIDコーディングス
キームが、ビットパディング、拡張ハミング(15,1
1,4)、そして、回転により得られる(16,11,
4)コードであり、エラー検出コードが、CRCコード
であることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記通信システムが、UMTS HSD
PA標準(作業中)に準拠しており、K=1,N=1
6,I=21およびDMIN=4であり、ユーザIDコ
ーディングスキームが、短縮ハミング(15,10,
4)コード、ビットパディング、そして、回転により得
られた(16,11,4)コードであり、エラー検出コ
ードはCRCコードであることを特徴とする請求項1記
載の方法。 - 【請求項6】 10ビットユーザID情報は、4より小
さいコーディング距離を有する全体のユーザ特定対応符
号化ブロックの発生を低減するように、10ビットブロ
ック中のある位置において1または0ビットとパッドさ
れることを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項7】 15ビット部分符号化ユーザID情報
は、4より小さいコーディング距離を有する全体のユー
ザ特定対応符号化ブロックの発生を低減するために、1
5ビットブロック中のある位置において1または0ビッ
トとパッドされることを特徴とする請求項5記載の方
法。 - 【請求項8】 得られる16ビット符号化ユーザID情
報は、4より小さいコーディング距離を有する全体のユ
ーザ特定対応符号化ブロックの発生を低減するために、
それがCRCコードと結合される前に、所定角度回転さ
れることを特徴とする請求項4ないし7のうちのいずれ
かに記載の方法。
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