JP2003332995A - 光ファイバ増幅器、励起光源の監視方法および光送信装置 - Google Patents
光ファイバ増幅器、励起光源の監視方法および光送信装置Info
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Abstract
ニタすることの可能な光ファイバ増幅器、励起光源の監
視方法および光送信装置を提供する。 【解決手段】パルス幅変調器13からパルス変調信号を
駆動部14に与えて励起LD7をパルス状に発振させ
る。入力断検出部10により入力光信号1の状態を検出
し、信号断が検出されたか否かでパルス変調信号のパル
ス幅を切り替える。信号断が検出されない通常動作モー
ドでは、励起LD7の出力平均値が所定レベルとなるよ
うにパルス幅を設定する。信号断が検出された待機モー
ドでは、励起LD7の出力平均値がほぼ0となるよう
に、パルス幅を設定する。そうして、待機モードにおい
ても、間欠的に発光する励起LD7の出力光をモニタす
ることにより励起LD7の正常性を確認する。
Description
される光ファイバ増幅器に用いられる光ファイバ増幅
器、励起光源の監視方法および光送信装置に関する。
システムでは、光信号を光信号のまま増幅することので
きる光ファイバ増幅器が使用される。光ファイバ増幅器
は、エルビウム(Er)などの希土類元素がドープされ
た増幅用の光ファイバに、励起光源からの励起光を注入
して、そのポンプ作用により光信号を増幅する。この種
の増幅器は、入力光レベルによらず安定した出力レベル
を得るために、出力レベル安定化制御のもとで動作させ
られることが多い。
と、入力される光信号が無い状態では励起光源が最大出
力で駆動されることになるため、最大の増幅利得で待機
する状態となる。この状態から光信号がステップ応答的
に入力されると、光サージという、ピークレベルの非常
に高い信号が光ファイバ増幅器から出力されてしまう。
光サージが生じると、光ファイバ増幅器の後段に接続さ
れる光受信機に入力される光信号のレベルが許容値を超
えてしまい、光受信機が故障したり、最悪の場合には破
損に至るという極めて深刻な不具合が有る。また波長多
重システムにおいて光ファイバ増幅器の出力光を他の波
長光と多重する場合には、光サージが他の波長の光信号
に影響を及ぼすなどといった弊害もある。
では励起光源の駆動を停止して、光信号が入力されたと
きだけ励起光源を動作させるといった手法が従来から採
られている。しかしながらこのような手法では、光信号
の無入力状態において励起光源の状態をモニタすること
ができない。すなわち、光信号の無入力状態では励起光
源の出力が0であるので、駆動を再開した際に励起光源
から励起光が正常に出力されるか否か、不明であるとい
う不具合が有る。もちろん、耐障害性能を高めるために
光ファイバ増幅器を冗長構成として運用する場合でも、
事情は変わらない。
の光ファイバ増幅器は、光信号の無入力状態で励起光源
の駆動を停止するように制御しているため、その期間の
励起光源の劣化状態をモニタすることができないという
不具合を有する。本発明は上記事情によりなされたもの
で、その目的は、光サージを防止しつつ励起光源の状態
を常時モニタすることの可能な光ファイバ増幅器、励起
光源の監視方法および光送信装置を提供することにあ
る。
に本発明は、励起光源で発光される励起光を増幅用ファ
イバに注入して、当該増幅用ファイバで入力光信号を増
幅する光ファイバ増幅器において、前記入力光信号の入
力断を検出する入力断検出手段と、所定周波数のパルス
信号に変調をかけてパルス変調信号を生成するパルス変
調信号生成手段と、この手段で生成されるパルス変調信
号に基づいて前記励起光源を駆動してパルス状の励起光
を発光させる駆動手段と、前記励起光源から出力される
励起光のレベルをモニタして前記励起光源の劣化状態を
判定する状態判定手段とを具備し、前記パルス変調信号
生成手段は、前記入力断検出手段で入力断が検出されな
い場合には前記増幅用ファイバで所定の増幅率が得ら
れ、入力断が検出される場合には前記増幅用ファイバの
増幅作用を停止すべく変調度を制御することを特徴とす
る。
光信号が断であるか、そうでないかに応じてパルス変調
信号の変調度が可変設定される。すなわち、入力光信号
が断でない場合には、前記増幅用ファイバにて所望の増
幅率が得られるように、パルス変調信号の変調度が設定
される。また入力光信号が断である場合には、前記増幅
用ファイバの増幅作用が停止されるように、パルス変調
信号の変調度が設定される。
は光ファイバ増幅器の利得がほぼ0となり、従って光サ
ージを防止できる。
係わらず、励起光源は常時パルス状に発光している。こ
のパルス光をモニタすることで、励起光源の状態を監視
することができる。
起光源の状態を常時モニタすることが可能になる。
施の形態を詳細に説明する。
る光ファイバ増幅器の第1の実施形態における構成を示
す図である。図1において、入力光信号1は、光分岐器
2および光合波器3を介して、希土類元素がドープされ
た増幅用ファイバ4に入射される。入力光信号1は増幅
用ファイバ4において所定利得で増幅され、出力光信号
5として図示しない光スイッチや次段の光増幅器などに
向け出力される。
岐され、受光素子6により光電変換される。光電変換信
号は入力断検出部10に与えられ、入力光信号1が断と
なった場合にはその旨がパルス幅(PWM:Pulse Widt
h Modulation)変調器13に通知される。
ザ(以下励起LDと表記する)7で発生される励起光が
光合波器3を介して導入され、そのポンプ作用により入
力光信号1が増幅される。励起光は受光素子8により一
部光電変換され、得られたモニタ信号が増幅器11を介
してLD劣化検出部12およびパルス幅変調器13に与
えられる。励起LD7は、パルス幅変調器13から与え
られる信号に基づいて駆動部14により駆動される。な
お、励起LD7と受光素子8とを、レーザモジュール9
として一体化しても良い。
状態を示す図である。図2(a)は、入力断検出部10
において信号断が検出されていない状態、すなわち通常
動作モードでの出力の状態を示す。図2(b)は、入力
断検出部10において信号断が検出された状態、すなわ
ち待機モードでの出力の状態を示す。
光をパルス状に出力する。これは、PWM変調器13か
らパルス駆動信号が駆動部14に与えられることによ
る。励起LD7の出力平均電力値はパルスデューティー
比に応じて変化する。
るように、励起LD7の出力平均電力値が増幅用ファイ
バ4が所定利得の増幅作用を発揮するレベルとなるよう
にパルスデューティー比を設定する。
(b)に示されるように、パルス幅変調のパルス幅を通
常動作モードよりも狭く設定し、励起LD7の出力平均
電力を通常動作モードよりも低くする。好ましくは、励
起LD7の出力平均電力値がほぼ0となるように、パル
ス幅を設定する。このようにパルス幅を狭くすること
で、増幅用ファイバ4における信号の励起作用を抑圧
し、これにより、励起LD7を発光させつつ光ファイバ
増幅器の増幅作用を停止する。
幅は、レーザ媒質である増幅用ファイバ4の蛍光寿命よ
りも短い時間に設定すると良い。例えば、ポピュラーな
Erドープ型の増幅用ファイバを使用する場合、10K
Hz以上の変調周波数が目安となる。
に反転分布を形成して誘導増幅が可能な状態にすること
にある。増幅に利用される誘導放出の遷移寿命(すなわ
ち蛍光寿命)は材料で決定される。従って、励起LD7
の光出力パワーは、反転分布を形成するに際して利得と
飽和出力を決定するだけの意味を持つ。よって、励起L
D7を増幅用ファイバ4の蛍光寿命よりも短い時間で間
欠的に動作させても、その平均出力パワーで所定の利得
と飽和出力を決定することができる。
も、パルス幅変調(PWM)などの、不連続発振ではあ
るがその時間平均のパワーを変化させると云う手法で励
起LD7を駆動することにより、増幅用ファイバ内に反
転分布を安定に形成することが可能である。
のパルス幅を狭くすることで、反転分布の上位エネルギ
ー密度を低くすることができる。つまり、励起LD7は
発光しているが、光ファイバ増幅器の増幅利得はほぼ0
であるという状態を作り出すことができる。
反転分布の上位エネルギー密度を低くすることにより光
ファイバ増幅器の増幅利得が抑えられ、急激な光入力が
生じた場合でも光サージを防止することができる。この
ような状態でも、励起LD7は一定のピークレベルのパ
ルス光を発振し続けている。よって、このパルス光をモ
ニタすることにより、光ファイバ増幅器の動作モード
(通常動作モード、あるいは待機モード)によらず、励
起LD7の状態を確認する事ができる。
つ、励起LD7の正常性を確認することができるように
なる。以上で説明した原理は、システム的に冗長構成を
とる光ファイバ増幅器にも適用可能である。
3の構成例を示す回路ブロック図である。図3におい
て、図2の増幅器11からのモニタ信号16は、誤差増
幅器19において平均出力レベル設定電圧源18の電圧
値と比較される。誤差増幅器19の出力は切替器21に
与えられる。切替器21には、パルス幅設定電圧源20
からの設定電圧も与えられる。切替器21は、入力断検
出部10からの信号断検出信号15に応じて、誤差増幅
器19の出力、または、パルス幅設定電圧源20からの
設定電圧のいずれかを切り替えて主要部24に入力す
る。
は正弦波などの周期的信号を発生する信号発生器22
と、スライスアンプ23とを備える。スライスアンプ2
3には、信号発生器22で発生される周期的信号と、切
替器21の出力信号とが与えられる。そうして、スライ
スアンプ23により、周期的信号が切替器21の出力信
号と2値比較されることにより、パルス幅変調信号17
を得ることができる。
は切替器21が誤差増幅器19側に接続される。これに
より図1の励起LD7の出力レベルを一定とするフィー
ドバックループが形成されて、励起LD7の出力レベル
が一定となるようなパルス幅変調信号17が得られる。
一方、信号断が検出されると切替器21がパルス幅設定
電圧源20側に切り替えられる。これによりパルス幅設
定電圧源20の電圧値に応じたデューティー比のパルス
幅変調信号17が得られる。
示す回路ブロック図である。同図に示される構成は、励
起LD7のPWM変調時の尖頭値(ピーク値)をアナロ
グ的に検出して、これを閾値設定信号30と比較するこ
とにより励起LD7の劣化を判定するようにしたもので
ある。図4において、ダイオード27を介して導入され
るモニタ信号25は、コンデンサ28および放電用抵抗
29からなるローパスフィルタを介して平滑化され、比
較器31において閾値設定電圧源30の閾値電圧と比較
される。その結果、モニタ信号25が閾値電圧よりも低
ければ、励起LD劣化検出信号26が出力される。これ
により励起LD7の正常性を確認することができる。
例を示す回路ブロック図である。図5において、パルス
状のモニタ信号25がスライスレベル設定電圧源32の
電圧値と比較器33において比較される。その結果、パ
ルスが有れば、次段の単安定マルチバイブレータ34の
動作が持続し、励起LD7が正常に動作していることが
判定される。パルスが無くなれば、単安定マルチバイブ
レータ34の出力が反転して励起LD7の異常が検出さ
れ、励起LD劣化検出信号26が出力される。このよう
にしても励起LD7の正常性を確認することができる。
示す回路ブロック図である。一般に、励起LD7の閾値
電流は、温度により変化する。そうすると、励起LD7
の光出力のパルスのピークが所定値よりも低下し、励起
LD7が劣化したことが誤って検出される場合が有る。
図6に示される構成は、これを解決するものである。
る。またサーミスタ38を備える温度依存抵抗部37が
設けられている。すなわち、閾値電流だけ別に駆動回路
を設けることにより、励起LD7の閾値電流に温度依存
性を持たせるようにしている。これによりパルス幅変調
信号35が温度補償され、温度変化によらず励起LD7
の光出力のパルスのピークを一定に保つことが可能にな
る。
幅変調器13からパルス変調信号を駆動部14に与えて
励起LD7にパルス状の励起光を発生させる。入力断検
出部10により入力光信号1の状態を検出し、信号断が
検出されたか否かでパルス変調信号のパルス幅を切り替
える。信号断が検出されない通常動作モードでは、励起
LD7の出力平均値が所定レベルとなるようにパルス幅
を設定する。信号断が検出された待機モードでは、励起
LD7の出力平均値がほぼ0となるように、パルス幅を
設定する。そうして、待機モードにおいても、間欠的に
発光する励起LD7の出力光をモニタすることにより励
起LD7の正常性を確認するようにしている。
させ、待機モードにおいてはそのパルス幅を狭く、換言
すればパルス幅変調のデューティー比を小さく抑えるこ
とで、増幅用ファイバ4内の反転分布の上位エネルギー
密度を低くした状態で励起LD7を発光させることがで
きる。これにより光ファイバ増幅器の増幅利得が抑えら
れ、入力光信号が復旧して急激な光入力が生じたとして
も光サージを防止することができる。しかも励起LD7
が発光していることから、その動作状態を確認すること
も容易にできる。以上のことから、光サージを防止しつ
つも励起LD7の状態を常時モニタすることが可能にな
る。
る光ファイバ増幅器の第2の実施形態における構成を示
す図である。なお図7において図1と共通する部分には
同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分について
のみ説明する。
後の光信号の一部を分岐する光分岐器39を備え、受光
素子40で光電変換された分岐光を増幅器11を介して
パルス幅変調器13に入力するようにしたものである。
パルス幅変調器13は、増幅器11の出力レベルを一定
とすべく、パルス幅変調のパルス幅を制御する。これに
より、出力光信号5が一定レベルとなるように励起LD
7の出力の平均値が制御される。
増幅器の出力光レベルを一定に保つことが可能になる。
すなわち第1の実施形態では、励起LD7の出力の平均
値を一定とするようなフィードバックループが形成され
た。これに対して本実施形態では、光ファイバ増幅器の
出力光レベルを一定に保つようなフィードバックループ
が形成される。これにより、第1の実施形態と同様の効
果を得られるに加え、光ファイバ増幅器の出力光レベル
をより直接的に安定化させることができる。なお図示さ
れていないが、図7において受光素子8と劣化検出部1
2との間に増幅器11を別に設けるようにしても良い。
る光ファイバ増幅器の第3の実施形態における構成を示
す図である。なお図8において図1と共通する部分には
同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分について
のみ説明する。図8に示される構成は、図1のパルス幅
変調器13に代えて、パルス数変調器41を設けたもの
である。すなわち本実施形態では、パルス幅変調方式に
代えて、パルス数変調(PNM:Pulse Number Modulat
ion)方式を採用する。
状態を示す図である。図9(a)は、通常動作モードで
の励起LD7の出力の状態を、図9(b)は待機モード
での出力の状態をそれぞれ示す。
力値がパルス幅によってではなく、一定の幅を有するパ
ルスの数によって制御される。すなわち、パルス数が多
ければ励起LD7の出力平均電力値は高くなるし、パル
ス数が少なければ励起LD7の出力平均電力値は低くな
る。図9(b)の待機モードにおいては、励起LD7の
出力平均電力値がほぼ0となるようにパルス数が設定さ
れる。
ス周期を、レーザ媒質である増幅用ファイバ4の蛍光寿
命よりも短い時間にするのが好ましい。そのためには、
やはり10KHz以上の周波数が目安となる。
41の構成例を示す回路ブロック図である。なお図10
において図3と共通する部分には同一の符号を付して示
し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。図10
に示されるパルス数変調器41は、図3のスライスアン
プ23から出力されるパルス幅変調信号17を、パルス
発生器42に接続されたゲート素子43に入力するよう
に構成したものである。
の幅だけゲートをオープンし、パルス発生器42で発生
されたパルス列を出力する。すなわち、パルス幅変調信
号17の幅に応じた数のパルス列が、パルス数変調信号
44として出力される。入力信号断時におけるゲートの
オープン期間は、パルス幅設定電圧源20の電圧値によ
り設定される。
調を用いたのと同様に、励起LD7の出力平均値を自在
に制御することができる。従って、上記第1の実施形態
と同様の効果を得ることができる。
わる光ファイバ増幅器の第4の実施形態における構成を
示す図である。なお図11において図7と共通する部分
には同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分につ
いてのみ説明する。図11に示される光ファイバ増幅器
は、図7におけるパルス幅変調器13に代えて、パルス
数変調器41を設けた構成となっている。
レベルに応じて、励起LD7の出力平均値がより直接的
に制御される。従って、上記第2の実施形態と同様の効
果を得ることができる。
わる光ファイバ増幅器を用いた光送信装置の構成を示す
図である。図12に示される光送信装置は、二つの光送
信機45にそれぞれ光ファイバ増幅器46を接続し、
1:1の冗長構成をなす送信系を備える。各光ファイバ
増幅器46はパルス幅変調器13からのパルス信号によ
り間欠的に駆動され、その出力は光合波器48で結合さ
れて図示しない光伝送路などに送出される。そして、各
光ファイバ増幅器46は、システム切替器47により一
方が現用系として、他方が待機系として切り替え運用さ
れる。
幅器46は、接続される光送信機45から入力される光
信号を増幅せず、むしろ損失を加えて光合波器48に達
しないようにする。従来では、待機系の光ファイバ増幅
器46が備える励起LD7の動作が完全に停止される。
しかしながらこのようにすると、待機系の励起LD7の
正常性を、待機系が現用系に切り替えられて動作を開始
するまで確認できなくなる。
実施形態で述べたように、光ファイバ増幅器46の励起
LD7をパルス信号により間欠的に駆動するようにす
る。そうして、現用系の光ファイバ増幅器46の励起L
D7の出力光レベル平均値を所望の増幅利得を得られる
ように、そのパルス駆動のパルス変調度を設定する。ま
た、予備系の光ファイバ増幅器46における励起LD7
の増幅用ファイバ4が損失媒体として十分に機能するよ
うに、励起LD7のパルス駆動のパルス変調度を設定す
るようにする。
バ増幅器46の励起LD7の正常性を、待機状態のまま
監視することが可能となる。もちろん、図12において
パルス幅変調器13に代えてパルス数変調器41を備え
るようにしても、同様の効果を得ることができる。
態によれば、光サージを防止しつつ励起光源の状態を常
時モニタするが可能になる。なお、本発明は上記実施の
形態に限定されるものではない。例えば第5の実施形態
では1:1の冗長構成につき説明したが、これに限ら
ず、N:1(Nは自然数)、すなわち多対1の冗長構成
を有する光送信装置に対しても本発明を適用することが
可能である。
化検出部12の構成、駆動部14の構成、さらにはパル
ス数変調器41の構成など、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形実施を行うことができる。
サージを防止しつつ励起光源の状態を常時モニタするこ
との可能な光ファイバ増幅器、励起光源の監視方法およ
び光送信装置を提供することができる。
施形態における構成を示す図。
図。
を示す回路ブロック図。
ロック図。
路ブロック図。
ロック図。
施形態における構成を示す図。
施形態における構成を示す図。
図。
例を示す回路ブロック図。
実施形態における構成を示す図。
光送信装置の構成を示す図。
Claims (8)
- 【請求項1】 励起光源で発光される励起光を増幅用フ
ァイバに注入して、当該増幅用ファイバで入力光信号を
増幅する光ファイバ増幅器において、 前記入力光信号の入力断を検出する入力断検出手段と、 所定周波数のパルス信号に変調をかけてパルス変調信号
を生成するパルス変調信号生成手段と、 この手段で生成されるパルス変調信号に基づいて前記励
起光源を駆動してパルス状の励起光を発光させる駆動手
段と、 前記励起光源から出力される励起光のレベルをモニタし
て前記励起光源の劣化状態を判定する状態判定手段とを
具備し、 前記パルス変調信号生成手段は、前記入力断検出手段で
入力断が検出されない場合には前記増幅用ファイバで所
定の増幅率が得られ、入力断が検出される場合には前記
増幅用ファイバの増幅作用を停止すべく変調度を制御す
ることを特徴とする光ファイバ増幅器。 - 【請求項2】 さらに、前記増幅用ファイバの光出力レ
ベルをモニタする出力モニタ手段を備え、 前記パルス変調信号生成手段は、前記入力断検出手段で
入力断が検出されないとき、前記出力モニタ手段のモニ
タレベルを基準レベルで一定とすべく変調度を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項3】 前記パルス変調信号生成手段は、パルス
幅変調方式を採用し、前記入力断の検出時には、前記励
起光が前記増幅用ファイバの蛍光寿命より短い期間で発
光するようにパルス幅変調をかけることを特徴とする請
求項1に記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項4】 前記パルス変調信号生成手段は、パルス
数変調方式を採用し、前記入力断の検出時には、前記励
起光が前記増幅用ファイバの蛍光寿命より短い期間で発
光するようにパルス数変調をかけることを特徴とする請
求項1に記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項5】 前記駆動手段は、前記励起光源の温度に
よる変動を補償する温度補償手段を備えることを特徴と
する請求項1に記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項6】 前記状態判定手段は、前記励起光のピー
クレベルをモニタし、基準レベルと比較することで劣化
状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の光フ
ァイバ増幅器。 - 【請求項7】 励起光源で発光される励起光を増幅用フ
ァイバに注入して当該増幅用ファイバに反転分布を形成
することで入力光信号を増幅する光ファイバ増幅器に用
いられ、 前記入力光信号の断状態で、前記反転分布が形成されな
い程度に前記励起光源をパルス駆動し、その発光レベル
から前記励起光源の劣化状態を判定することを特徴とす
る励起光源の監視方法。 - 【請求項8】 複数の送信系それぞれが、励起光源で発
光される励起光を増幅用ファイバに注入して当該増幅用
ファイバに反転分布を形成することで入力光信号を増幅
する光ファイバ増幅器を備え、前記複数の送信系のう
ち、いずかの光送信系を現用系、他の光送信系を待機系
とすべく前記光ファイバ増幅器のそれぞれの増幅度を制
御して合波出力するシステム切替手段を備える光送信装
置であって、 前記複数の送信系それぞれの光ファイバ増幅器は、 待機系選択時に、前記反転分布が形成されない程度に前
記励起光源をパルス駆動するパルス駆動手段と、 このパルス駆動手段によってパルス駆動されたときの励
起光源の発光レベルから当該励起光源の劣化状態を判定
する状態判定手段とを備えることを特徴とする光送信装
置。
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