JP2003332916A - 格子コードデータの生存経路逆追跡装置及び逆追跡方法 - Google Patents

格子コードデータの生存経路逆追跡装置及び逆追跡方法

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JP2003332916A
JP2003332916A JP2003013578A JP2003013578A JP2003332916A JP 2003332916 A JP2003332916 A JP 2003332916A JP 2003013578 A JP2003013578 A JP 2003013578A JP 2003013578 A JP2003013578 A JP 2003013578A JP 2003332916 A JP2003332916 A JP 2003332916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビタビ復号器に用いられる逆追跡装置に関
し、特にチャネルの劣化などのような外部要因に対し
て、能動的に対処でき、プロセシング時間を減少させる
のに好適な格子コードデータの生存経路逆追跡装置及び
その逆追跡方法を提供する。 【解決手段】 格子コードデータの生存経路逆追跡装置
において、生存者経路に対する情報を格納し、前記情報
により既設定されたしきい時間の間、前記生存者経路を
逆追跡するための格納及び追跡手段と、前記格納及び追
跡手段の追跡結果に応答して、収斂される前記生存者経
路を検出するための検出手段と、前記収斂如何に応じて
前記しきい時間を変化させて、前記生存者経路の逆追跡
の際の最適のしきい時間を設定するためのしきい時間制
御手段とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビタビ復号器(Vi
terbi decoder)に関し、特に、DVB(DigitalVideo
Broadcasting)/DSS(Digital Subscriber Signali
ng)衛星放送受信用QPSK(Quadrature Phase Shift
Keying)集積回路(Integrated Circuit;以下、IC
と記す)のFEC(Forwarding Equivalence Class)部
分であるビタビ復号器の内部ブロックの中で、エラー訂
正のための信号の追跡(Tracing)ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタル通信システムでは、雑
音、フェーディング現象などのチャネル障害を解消する
ため、エラー訂正(Error control and correction)技
術を利用している。
【0003】このようなエラー訂正技術には、伝送側に
おけるチャネル符号化技術と、受信側におけるチャネル
復号化技術があって、上述した符号化技術には、主に、
畳み込み符号器(Convolution Encoder)を用い、復号
化技術には、ビタビ復号器を用いる。
【0004】上述した畳み込み符号器は、添付する図6
に示すように、2ビットのシフトレジスタ11と、モジ
ュロ(modulo)−2足し算を実行する2個の足し算器1
2、12´から構成され、シフトレジスタ11の内容で
ある状態と入力13とによって、出力G1、G2が決定
され、時間に応じた出力状態は、図7の格子図(Trelli
s Diagram)と同様である。
【0005】図7の格子図における各点は、シフトレジ
スタ11が有し得る状態を示し、実線の枝(Branch)
は、入力が「0」である時の遷移(Transition)を示
し、点線の枝は、入力が「1」である時の遷移を示して
おり、各枝に表示される数字は、その枝の遷移が発生し
た時に出力されるG1、G2の値を示す。この場合、各
状態に2個の経路(Path)が重なるようになることによ
って、受信側のビタビ復号器にては、最尤復号法(Maxi
mum Likelihood Decoding)といった、ビタビ復号アル
ゴリズムによって前記2個の経路の中で可能性のある経
路のみを選択し、可能性のない経路は捨てることにな
る。前記選択された経路は、生存者経路(Survivor Pat
h)であって、各状態で決められた決定深さ(Decision
Depth、またはTruncation Depth)ほどの生存者経路(例
えば、図7の太い実線は、時間単位10における状態1
(01)の生存者経路である)に対する情報を維持する
ようになる。
【0006】したがって、ビタビアルゴリズムによる復
号は、各状態が維持している生存者経路の中で、最も可
能性のある生存者経路を選択して逆追跡(Traceback)
することによってなされる。
【0007】前記ビタビアルゴリズムに基づく格子復号
器は、図8に示すように、受信された入力符号21と格
子図の各枝の参考値(Reference Value)の類似性を計
算する枝メトリック(Branch Mertic)演算装置22
と、各状態における生存者経路を選択し、生存者経路の
状態メトリック(State Metric)を演算する加算比較選
択(Add-Compare-Select;以下、ACSと記す)演算装
置23と、ACS演算結果から最大類似値を減算する正
規化演算装置24と、状態値を格納する状態メトリック
格納装置(State MetricMemory)25と、各状態の生存
者経路の中で、最も可能性のある生存者経路を検出する
最大類似値の検出装置(Maximum Likelihood Value Det
ection)26と、各状態の生存者経路に対する情報を格
納する経路格納装置27と、最大類似値検出装置26か
ら各々出力される値で逆追跡を実行する逆追跡装置(Tr
ace-back unit)28から構成される(例えば、特許文
献1参照)。
【0008】そして、逆追跡装置28は、図9に示すよ
うに、決定深さほどの生存者経路を格納する格納装置で
ある経路格納装置31と、多重化器32及びレジスタ3
3から構成され、レジスタ33の大きさは、{K(拘束
長)−1}と一致し、経路格納装置31の大きさは、
{M(=2K−1)*L(決定深さ)}であり、多重化
器32は、M:1多重化器が必要となる。
【0009】このような構成からなる格子復号器の逆追
跡装置による逆追跡は、既に格納された各時間単位にお
ける生存者経路情報を用いて実行するようになる。
【0010】すなわち、時間単位jにおける状態mj
jjの生存者情報がsmjである時、生存者経路上に
存在する前の状態である時間単位j−1における状態m
j-1=aj-1j-1は、mj-1=bjsmjとなる。この場
合、畳み込み符号化器の構造からbj=aj-1、smj
j-1であることが分かるので、復号は、毎時間単位で
最小値を有する状態を検出して、この最小状態値を有す
る状態から経路格納装置に格納されている生存者経路情
報を用いて、前の状態を決定するようにし、このような
過程を決定深さ(Decision Depth)、すなわち、許容さ
れた総追跡時間ほど繰り返し実行するようになる。
【0011】要するに、ビタビ復号器の目的であるエラ
ー訂正のため、格子コードの収斂性質を用いるが、収斂
特性は、格子図を用いた信号の逆追跡過程において、あ
る程度の追跡過程を経ると、必ず一点で収斂して追跡を
完了するという意味である。
【0012】しかし、重要なことは、無限定に追跡過程
を待つと、いつかは収斂するだろうが、ハードウェア上
の具現問題があるので、収斂如何のチェックのための時
間、すなわち、しきい時間(Threshold)内で追跡を完
遂すべきである。
【0013】従来の場合、一般に固定されたしきい時間
内で追跡が完遂されたか否かをチェックする方法を用い
るが、図10は、128の許容された総追跡時間を有す
る従来の逆追跡装置における固定されたしきい時間が6
0である時の収斂追跡失敗を示す格子図である。
【0014】図10を参照すると、許容された総追跡時
間、すなわち、決定深さが128であり、収斂如何のチ
ェックのための時間、すなわち、しきい時間が60であ
る場合、普通状態の追跡を通して伝送された信号を追跡
する時であると、大部分60以前に収斂するので問題が
発生しない。
【0015】
【特許文献1】大韓民国特許出願公開第1019980
006965号
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、劣化したチャ
ネルを通過した伝送信号の追跡の際には問題が発生する
が、もし、70ほどで十分に追跡可能な信号をしきい時
間を60に固定させたという理由で追跡完了に失敗する
ためである。
【0017】すなわち、上述したように、従来の逆追跡
の際には、しきい時間が固定されているので、チャネル
の劣化などのような外部要因に対して能動的に対処でき
る融通性が欠如されるという問題点が発生する。
【0018】そこで、本発明は、上述した問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、チ
ャネルの劣化などのような外部要因に対して能動的に対
処でき、プロセシング時間を減少させるのに好適な格子
コードデータの生存経路逆追跡装置及びその逆追跡方法
を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、格子コードデータの生存経路逆追跡装置
において、生存者経路に対する情報を格納し、前記情報
により既設定されたしきい時間の間、前記生存者経路を
逆追跡するための格納及び追跡手段と、前記格納及び追
跡手段の追跡結果に応答して、収斂される前記生存者経
路を検出するための検出手段と、前記収斂如何に応じて
前記しきい時間を変化させて、前記生存者経路の逆追跡
の際の最適のしきい時間を設定するためのしきい時間制
御手段とを含む格子コードデータの生存経路逆追跡装置
を提供する。
【0020】また、本発明は、格子コードデータの生存
経路逆追跡方法において、既設定されたしきい時間の
間、生存者経路を逆追跡する段階と、前記逆追跡した結
果に応じて、収斂される前記生存者経路を検出する段階
と、前記収斂如何に応じて、前記既設定されたしきい時
間を変化させて、前記逆追跡段階で最適のしきい時間を
有するようにする段階とを含む格子コードデータの生存
経路逆追跡方法を提供する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の最も好ましい実施
形態を添付する図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係る格子コ
ードデータの生存経路逆追跡装置を示すブロック構成図
である。
【0023】図2ないし図4は、128の許容された総
追跡時間を有する本発明の逆追跡装置における可変的な
しきい時間が適用された収斂追跡結果を示す格子図であ
る。
【0024】図5は、本発明に係る格子コードデータの
生存経路逆推定過程を示すフローチャートである。
【0025】図1を参照すると、本発明の格子コードデ
ータの生存経路逆追跡装置は、生存者経路に対する情報
を格納し、前記情報により既設定されたしきい時間の
間、生存者経路を逆追跡するための格納及び追跡部60
と、格納及び追跡部60の追跡結果に応答して、収斂さ
れる生存者経路を検出するための検出部61と、収斂如
何に応じてしきい時間を変化させて、生存者経路の逆追
跡の際の最適のしきい時間を設定するためのしきい時間
制御部62とを備えて構成される。
【0026】しきい時間制御部62は、既設定されたし
きい時間の間、生存者経路の逆追跡結果、収斂されない
場合、しきい時間を単位時間ほどずつ増加させ、既設定
されたしきい時間の間、生存者経路を逆追跡した結果、
収斂された場合、しきい時間を単位時間ほどずつ減少さ
せて最適のしきい時間を設定する。
【0027】ここで、上述した単位時間は、逆追跡過程
における単位ステップの整数倍であり、例えば、単位ス
テップがシステムクロックの立ち上がりエッジ(Rising
edge)に同期して動作する場合、システムクロックの
周期と同じ時間を有し、単位時間は、使用者が任意に制
御することが可能である。一方、しきい時間は、許容さ
れた総追跡時間を超過しない。
【0028】しきい時間制御部62は、既設定されたし
きい時間を指定できるようにし、逆追跡結果に応じて外
部で制御可能な変化量ほどずつしきい時間をカウントす
るカウンティング部620と、一サイクルの動作が完了
する都度に、カウンティング部620の出力に応じたし
きい時間の変化を制御できる制御信号Ctrlを出力し
て格納及び追跡部60を制御する制御部621と、外部
インターフェイス(使用者インターフェイス)とカウン
ティング部620との間に接続されて、しきい時間の変
化量を外部で決定できるようにするレジスタ622とを
含む。
【0029】カウンティング部620は、既設定された
しきい時間の間、逆追跡した結果、収斂されない場合に
は、アップカウントを実施し、既設定されたしきい時間
の間、逆追跡した結果、収斂された場合には、ダウンカ
ウントを実施する。
【0030】すなわち、上述したように、本発明は、逆
追跡過程で固定されたしきい時間により発生した従来の
問題点を解消するため、しきい時間を外部で、または使
用者が変化させ得るようにするためのものであって、従
来の逆追跡装置に比べて修正されたハードウェア構造を
有する。
【0031】固定されたしきい時間に代えて、初期値を
指定できるようにし、追跡失敗結果を得る都度に、外部
で制御可能な変化量ほどずつアップカウント(Up-count
ing)できるカウンティング部620と、一サイクルの
追跡過程を終了する都度に、収斂如何を判断することに
よって、しきい時間の変化を制御できる信号Ctrlの
発生を担当する制御部621と、しきい時間の変化量を
大きくするか、または小さくするかを外部で決定できる
ようにするレジスタ622を備えるしきい時間制御部6
2がさらに追加された。
【0032】一方、上述したように、追加されたしきい
時間制御部62のハードウェアサイズは、非常に微小で
あって、検出部61も、単純な検出機能以外に、制御ロ
ジック(Control logic)が追加される。
【0033】上述した構成を有する本発明の逆追跡装置
の動作を図5を参照して述べる。
【0034】まず、既設定されたしきい時間の間、生存
者経路を逆追跡する(ステップ90)。この場合、逆追
跡した結果に応じて、収斂される生存者経路を検出した
後(ステップ91)、収斂如何に応じて既設定されたし
きい時間を変化させて、逆追跡段階(ステップ90)で
最適のしきい時間を有するようにする(符号92で示す
ステップ920〜922)。このような一連の過程が完
了すると、次のチャネルに対する逆追跡過程を実施する
(ステップ93)。
【0035】上述した逆追跡する段階において、生存者
経路が収斂される最適のしきい時間を適用するため、し
きい時間を単位時間単位に順に繰り返し変化させるが、
既設定されたしきい時間の間、生存者経路を逆追跡した
結果、収斂されない場合、しきい時間を単位時間、例え
ば、10ステップほどずつ増加させて収斂する最適のし
きい時間を探索する(ステップ921)。
【0036】既設定されたしきい時間の間、生存者経路
の逆追跡結果、収斂された場合、この時のしきい時間が
最適のしきい時間であるか否かを判断して(ステップ9
20)、最適のしきい時間である場合、次のチャネルの
逆追跡(ステップ93)を実施し、収斂はしたが最適の
しきい時間ではない場合、しきい時間を単位時間ほどず
つ減少させることによって(ステップ922)、最適の
しきい時間を探索してプロセシング速度を向上させるこ
とができ、上述したしきい時間は、許容された総追跡時
間を超過しないようにする。
【0037】以下、上述した図1及び図5の実際的な動
作を図2ないし図4を参照して詳細に後述する。
【0038】図2は、可変しきい時間の制御を60→7
0→80→90に変化させる過程を通した収斂ポイント
追跡過程を示し、図3は、しきい時間が100で収斂ポ
イント追跡が完了したことを示し、図4は、しきい時間
を60→30に変化させて余分除去(Redundancy reduc
tion)によるプロセシングの速度向上を期することがで
きることを示している。
【0039】本発明は、チャネルにエラーが多く混在す
るほど、収斂することにかかる時間が長くなるというこ
とを利用する。
【0040】例えば、チャネル状態が悪いため、ノイズ
に非常に劣化された信号が伝送されたが、98で収斂で
きるほどに伝送状態が劣化され、この時の既設定された
しきい時間が60と仮定し、一般的なビタビ復号器の逆
追跡装置で仮定した一サイクルの許容された総追跡時間
が128であるため、この値を適用する。
【0041】まず、128の追跡過程の中で、60で収
斂如何をチェックすることになる。この場合、既設定さ
れたしきい時間は60であるので、収斂結果は失敗であ
る。
【0042】次いで、次のサイクル、すなわち、2サイ
クルの追跡では、しきい時間を単位時間、例えば、10
ほど増加させた70に変化させる。これも収斂に失敗す
る。
【0043】したがって、60、70、80、90のし
きい時間を有する4サイクルの逆追跡過程では、収斂に
失敗し、しきい時間を100とする5番目のサイクルで
は、収斂に成功し、その結果を出力するようになる。上
述した一連の過程は、図2と図3に示されている。
【0044】一方、このような単位時間、すなわち、し
きい時間の変化量は、いくらでも外部で制御可能であ
る。
【0045】一方、上述したように劣化したチャネル環
境下では、既設定されたしきい時間、例えば、60より
大きい98の追跡時間に収斂できるように、情報に対す
る経路が与えられるが、これとは逆に、伝送状態での劣
化がない場合、既設定されたしきい時間に比べてより速
く、例えば、30の追跡時間内に収斂する場合も発生
し、これは図4に示すような場合である。
【0046】この場合には、上述したこととは逆に、し
きい時間を各サイクルごとに段階的に低減して余分のプ
ロセシング時間(Processing redundancy)をなくすこ
とができる。
【0047】上述したように、本発明は、従来の固定さ
れたしきい時間によって発生し得る問題点、すなわち、
収斂可能であるがしきい時間を越えるという理由で、追
跡失敗と誤認することを改善して、追跡可能な信号は、
外部制御によってパス(Pass)させることができ、追跡
完了(Acquisition)の性能を向上させることができ、
しきい時間をシステムレベル(System level)で制御可
能にして、ルックアップテーブル(Lookup table)など
を利用してプログラム可能な応用(Application)、例
えば、セットトップボックス(Set Top Box)において
信号の感度によって追跡完了性能を制御することなどを
可能にし、小さなハードウェア資源(Hardware resourc
e)の追加及び変更によって可能であるため、新しいア
ーキテクチャー(Architecture)を要求しないことを本
実施形態を通して述べた。
【0048】本発明は、DVB/DSS衛星受信機IC
のビタビ復号器ブロックについて本実施形態を挙げて述
べたが、周知のように、ビタビアルゴリズムは、ハード
ディスクでデジタルテレビなどのモデム(Modem)と関
連したほぼ全てのハードウェアに適用されているので、
ビタビ復号器が用いられる全てのハードウェアに適用が
可能である。
【0049】尚、本発明は、本実施形態に限られるもの
ではない。本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で多様に
変更実施することが可能である。
【0050】
【発明の効果】上述したように、本発明は、格子コード
データの生存経路逆追跡時のチャネル環境によって、し
きい時間を変化させることによって、チャネルの劣化な
どのような外部要因に対して能動的に対処でき、プロセ
シング時間を減少させることができ、窮極的にビタビ復
号アルゴリズムを用いるシステムの性能を向上させるこ
とのできる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る格子コードデータ
の生存経路逆追跡装置を示すブロック構成図である。
【図2】 128の許容された総追跡時間を有する本発
明の逆追跡装置における可変的なしきい時間が適用され
た収斂追跡結果を示す格子図である。
【図3】 本発明に係る格子コードデータの生存経路逆
推定過程を示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る格子コードデータの生存経路逆
推定過程を示すフローチャートである。
【図5】 本発明に係る格子コードデータの生存経路逆
推定過程を示すフローチャートである。
【図6】 一般的な畳み込み符号器のブロック構成図で
ある。
【図7】 図6の畳み込み符号器による格子図である。
【図8】 一般的なビタビ復号アルゴリズムを用いたビ
タビ復号器のブロック構成図である。
【図9】 RAMを用いた一例の逆追跡装置のブロック
構成図である。
【図10】 128の許容された総追跡時間を有する従
来の逆追跡装置における固定されたしきい時間が60で
ある時の収斂追跡失敗を示す格子図である。
【符号の説明】
60 格納及び追跡部 61 検出部 62 しきい時間制御部 620 カウンティング部 621 制御部 622 レジスタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B001 AA10 AB02 AD06 5J065 AA01 AB01 AC02 AD10 AE06 AG05 AH06 AH13 AH23 5K014 AA01 BA11 HA06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子コードデータの生存経路逆追跡装置
    において、 生存者経路に対する情報を格納し、前記情報により既設
    定されたしきい時間の間、前記生存者経路を逆追跡する
    ための格納及び追跡手段と、 前記格納及び追跡手段の追跡結果に応答して、収斂され
    る前記生存者経路を検出するための検出手段と、 前記収斂如何に応じて前記しきい時間を変化させて、前
    記生存者経路の逆追跡の際の最適のしきい時間を設定す
    るためのしきい時間制御手段とを含むことを特徴とする
    格子コードデータの生存経路逆追跡装置。
  2. 【請求項2】 前記しきい時間の制御手段は、 前記既設定されたしきい時間の間、前記生存者経路の逆
    追跡結果、収斂されない場合、しきい時間を単位時間ほ
    どずつ増加させることを特徴とする請求項1に記載の格
    子コードデータの生存経路逆追跡装置。
  3. 【請求項3】 前記しきい時間の制御手段は、 前記既設定されたしきい時間の間、前記生存者経路の逆
    追跡結果、収斂された場合、前記しきい時間を単位時間
    ほどずつ減少させて、最適のしきい時間を設定すること
    を特徴とする請求項1に記載の格子コードデータの生存
    経路逆追跡装置。
  4. 【請求項4】 前記単位時間は、システムクロック周期
    の整数倍であることを特徴とする請求項2または3に記
    載の格子コードデータの生存経路逆追跡装置。
  5. 【請求項5】 前記しきい時間は、許容された総追跡時
    間を超過しないことを特徴とする請求項2または3に記
    載の格子コードデータの生存経路逆追跡装置。
  6. 【請求項6】 前記しきい時間の制御手段は、 前記既設定されたしきい時間を指定できるようにし、前
    記逆追跡結果に応じて、外部で制御可能な変化量ほどず
    つ前記しきい時間をカウントするカウンティング部と、 一サイクルの動作が完了する都度に、前記カウンティン
    グ部の出力に応じて前記しきい時間の変化を制御できる
    制御信号を出力して、前記格納及び追跡手段を制御する
    制御部と、 外部インターフェイスと前記カウンティング部との間に
    接続されて、前記しきい時間の変化量を外部で決定でき
    るようにするレジスタとを含むことを特徴とする請求項
    1に記載の格子コードデータの生存経路逆追跡装置。
  7. 【請求項7】 前記カウンティング部は、前記既設定さ
    れたしきい時間の間、前記逆追跡結果、収斂されない場
    合、アップカウントを実施し、前記既設定されたしきい
    時間の間、前記逆追跡結果、収斂された場合、ダウンカ
    ウントを実施することを特徴とする請求項6に記載の格
    子コードデータの生存経路逆追跡装置。
  8. 【請求項8】 格子コードデータの生存経路逆追跡方法
    において、 既設定されたしきい時間の間、生存者経路を逆追跡する
    段階と、 前記逆追跡した結果に応じて、収斂される前記生存者経
    路を検出する段階と、 前記収斂如何に応じて、前記既設定されたしきい時間を
    変化させて、前記逆追跡段階で最適のしきい時間を有す
    るようにする段階とを含むことを特徴とする格子コード
    データの生存経路逆追跡方法。
  9. 【請求項9】 前記逆追跡する段階において、 前記生存者経路が収斂される最適のしきい時間を適用す
    るため、しきい時間を単位時間単位に順に繰り返し変化
    させることを特徴とする請求項8に記載の格子コードデ
    ータの生存経路逆追跡方法。
  10. 【請求項10】 前記既設定されたしきい時間の間、前
    記生存者経路の逆追跡結果、収斂されない場合、前記し
    きい時間を前記単位時間ほどずつ増加させることを特徴
    とする請求項9に記載の格子コードデータの生存経路逆
    追跡方法。
  11. 【請求項11】 前記既設定されたしきい時間の間、前
    記生存者経路の逆追跡結果が収斂された場合、前記しき
    い時間を前記単位時間ほどずつ減少させることを特徴と
    する請求項9に記載の格子コードデータの生存経路逆追
    跡方法。
  12. 【請求項12】 前記単位時間は、システムクロック周
    期の整数倍であることを特徴とする請求項9ないし11
    のいずれかに記載の格子コードデータの生存経路逆追跡
    方法。
  13. 【請求項13】 前記しきい時間は、許容された総追跡
    時間を超過しないことを特徴とする請求項8ないし11
    のいずれかに記載の格子コードデータの生存経路逆追跡
    方法。
JP2003013578A 2002-05-10 2003-01-22 格子コードデータの生存経路逆追跡装置及び逆追跡方法 Withdrawn JP2003332916A (ja)

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