JP2003332550A - 積層型固体撮像装置及びそれを用いたカメラ - Google Patents

積層型固体撮像装置及びそれを用いたカメラ

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JP2003332550A
JP2003332550A JP2002136084A JP2002136084A JP2003332550A JP 2003332550 A JP2003332550 A JP 2003332550A JP 2002136084 A JP2002136084 A JP 2002136084A JP 2002136084 A JP2002136084 A JP 2002136084A JP 2003332550 A JP2003332550 A JP 2003332550A
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Tetsuya Hayashida
哲哉 林田
Hiroshi Otake
浩 大竹
Masahito Yamauchi
正仁 山内
Yoshinori Iguchi
義則 井口
Yuichi Ishiguro
雄一 石黒
Hiroki Matsushita
裕樹 松下
Hirotaka Maruyama
裕孝 丸山
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Nippon Hoso Kyokai NHK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、高耐圧画素トランジスタを用いず
に高い増倍率が得ることができる積層型固体撮像装置及
びそれを用いたカメラを提供することを目的とする。 【解決手段】 透光性基板101上に形成した透光性導
電膜102と半導体を主体とする光電変換膜103とを
有する光電変換部104と、透光性基板と異なる基板上
に形成された走査回路部106とを積層して構成した積
層型固体撮像装置において、光電変換部104と走査回
路部106とを、正の温度係数を持つ物質からなる抵抗
体108を介して接続することにより、高耐圧画素トラ
ンジスタを用いずに光電変換部104への印加電圧を高
めることができ高い増倍率が得ることができ、画素ピッ
チの縮小が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層型固体撮像装
置及びそれを用いたカメラに関し、光電変換部と信号電
荷読み出し部の画素トランジスタ間に正の温度係数を持
つ物質(PTC:Positive Temperat
ure Coefficient)を有する積層型固体
撮像装置及びそれを用いたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】図4(A),(B)は、積層型固体撮像
装置の全体構成及び画素部構成を示す図である。この積
層型固体撮像装置は光電変換部としてHARP(Hig
h Avalanche Rushing amorp
hous Photoconductor)を用いてい
る。
【0003】図4(A)において、水平走査回路201
は光電変換部204の水平走査を行う。CDS回路(相
関二重サンプリング回路)202は読み出した信号から
雑音を除去する。ラインアンプ203は読み出した信号
を増幅する。光電変換部204はアレイ構造の複数の画
素部205を有し、画素単位で光信号を電気信号に変換
する。垂直走査回路206は光電変換部204の垂直走
査を行う。画素部205は、図4(B)に示すようにH
ARP膜207、画素トランジスタ208及び蓄積ダイ
オード209から構成されている。
【0004】図5は、積層型固体撮像装置の1画素分の
断面構造図を示す。同図中、102は透光性導電膜であ
り、光電変換膜303(=HARP膜207)は、正孔
の注入を阻止する正孔ブロッキング強化層301及び電
子の注入を阻止する電子ブロッキング強化層302を有
する。なお、図4(B)に示す蓄積ダイオード209
は、画素トランジスタ208のドレインDを作製したと
き、ドレインDと基板間に形成されるダイオードであ
る。
【0005】HARP膜207に入射した光によって発
生した正孔は、HARP膜207中でアバランシェ増倍
された後、各画素の蓄積ダイオード209に流れ込み
(電子が再結合によって減少する)、蓄積ダイオード2
09は信号レベルに応じて電位が上昇する。
【0006】このとき、走査回路201,206によっ
て選択された画素では、画素トランジスタ208が導通
し、信号線を介して、失われた電子を補うように電流が
流れる。この電流、即ち光電変換膜303に入射した光
の量に相当する電流を、列ごとに設けたラインアンプ2
03で増幅し、CDS回路202で雑音除去を行った
後、出力することでSN比の高い信号をうることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来は、積層型固体撮
像装置の画素トランジスタ208として、高耐圧MOS
トランジスタの使用が不可欠であった。これは使用する
光電変換膜303が阻止型光電変換膜であり、更に電荷
なだれ現象(アバランシェ効果)を利用して、信号電荷
を増幅しているものであることに起因する。その理由を
以下に説明する。
【0008】つまり、この光電変換膜を高い信号増倍率
をもって稼動させるためには光電変換膜中に比較的高い
電界を生じさせる必要がある。アモルファスセレン(a
−Se)を主体とする光電変換膜を使用する場合、この
電界は10V/mもの電界強度が必要となる。例え
ば、光電変換膜を0.4μmとしたとき5倍の増倍率を
得るためには印加する電圧は60V程度必要となる。
【0009】また、これより高い増倍率を得るために
は、電荷の走行距離を長くする必要があるために光電変
換膜の厚膜化が不可欠となり、それにつれ印加電圧はさ
らに高電圧化する必要がある。例えば、アバランシェ増
倍率を600倍とするために、光電変換膜25μmとし
た場合には、印加電圧2500Vとすることが必要とな
る。
【0010】理想的な光電変換膜を使用する場合、通常
の動作では、光電変換膜の画素と導通する画素トランジ
スタのドレイン電圧は、トランジスタの耐圧以上(例え
ば18V程度)に上昇することはなく、画素トランジス
タを高耐圧化する必要は生じない。しかしながら、光電
変換膜を作製するとき現実には光電変換膜に僅かながら
欠陥が生じ、通常のトランジスタの耐圧以上の電圧が、
そのトランジスタのドレインに印加される場合がある。
【0011】欠陥の原因としては、透光性基板、または
透光性導電膜102に存在する突起、光電変換膜の蒸着
での積層時に混入する不純物などが考えられているが、
その原因を完全に防ぐことは難しい。そのため、ある程
度欠陥が存在している光電変換膜を想定し、走査回路部
を設計することが適当である。
【0012】このため、従来、画素トランジスタとして
DDD(Double Diffused Drai
n)構造のようなドレイン側に電界緩和層を配置した高
耐圧MOSトランジスタを適用してきた。
【0013】図6は、従来の高耐圧MOSトランジスタ
の一例の断面構造図を示す。同図中、画素トランジスタ
は、ゲート電極402、ソース電極401、ドレイン電
極403、ソース404、ドレイン405および電界緩
和層406から構成されている。なお、ソース404及
びドレイン405はn型領域であり、電界緩和層40
6はn型領域である。
【0014】このような高耐圧MOSトランジスタの耐
圧は、電界緩和層406の距離と電界緩和層406の不
純物濃度、正確にはドレイン電極403に電圧を印加し
たときにドレイン405の拡散層と基板の間に形成され
る空乏層の幅に依存する。従来、使用してきた高耐圧M
OSトランジスタでは電界緩和層406の距離を3μm
とすることにより最高耐圧は60V程度が得られてお
り、これは通常のMOSトランジスタに比較して3倍程
度の耐圧である。
【0015】この高耐圧MOSトランジスタを画素部に
適用し実際に試作した。この積層型固体撮像装置では、
トランジスタの耐圧60Vを考慮し、バイアス電圧60
Vで5倍のアバランシェ増倍率が得られるよう光電変換
膜厚を0.4μmと設計した。
【0016】しかしながら、試作した積層型固体撮像装
置は、光電変換膜に印加する最高電圧が高耐圧MOSト
ランジスタの耐圧で制限されてしまう限り、これ以上の
高いアバランシェ増倍率は望めない。その上、現状の光
電変換膜0.4μmのように膜厚が薄い場合には、膜厚
が厚い場合に比べて膜の欠陥が生起しやすく、また、暗
電流が増加する傾向があり好適ではない。
【0017】また、積層型固体撮像装置の更なる多画素
化を考える場合、画素ピッチの縮小が必要となるが、そ
れに伴う画素トフンジスタの微細化は耐圧の低下を招く
こととなる。これは耐圧が必然的にドレイン領域と基板
間の空乏層の距離に依存するためであり、DDD構造の
トランジスタで単純に微細化を行えば、高耐圧MOSト
ランジスタの耐圧の低下は免れない。このように、積層
型固体撮像装置においてDDD構造を用いて画素トラン
ジスタの高耐圧化を行う場合、上述したような問題が生
じる。
【0018】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、高耐圧画素トランジスタを用いずに高い増倍率が得
ることができる積層型固体撮像装置及びそれを用いたカ
メラを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、透光性基板上に形成した透光性導電膜と
半導体を主体とする光電変換膜とを有する光電変換部
と、前記透光性基板と異なる基板上に形成された走査回
路部とを積層して構成した積層型固体撮像装置におい
て、前記光電変換部と前記走査回路部とを、正の温度係
数を持つ物質からなる抵抗体を介して接続することによ
り、高耐圧画素トランジスタを用いずに光電変換部への
印加電圧を高めることができ高い増倍率が得ることがで
き、画素ピッチの縮小が可能となる。
【0020】また、本発明は、正の温度係数を持つ物質
は、キュリー温度を持つ強誘電性のセラミック、もしく
は導電性材料を分散させたポリマーを用いることによ
り、所望の温度・抵抗率特性を得ることができ、過電流
による温度上昇を防ぐことができ、高温で特性が劣化す
る光電変換膜の特性の劣化を防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面とともに説明する。
【0022】図1は、本発明の積層型固体撮像装置の光
電変換部と走査回路部とを接合した一実施例の断面構造
図を示す。同図中、ガラスなどの透光性基板101と、
透光性基板101の一面に形成した透光性導電膜102
と、非晶質半導体を主体とする光電変換膜103とから
光電変換部104を形成する。そして、光電変換膜10
3上には画素電極105を形成する。
【0023】これとは別の基板上に走査回路部106を
形成する。走査回路部106の画素トランジスタは高耐
圧MOSトランジスタではなく、通常のMOSトランジ
スタを用いる。
【0024】そして、光電変換部104と走査回路部1
06とを対向させ、光電変換膜103上の画素電極10
5と走査回路部106上の画素電極107とを正の温度
係数を持つ物質(PTC)からなる膜状のPTC抵抗体
108を用いて接合する。
【0025】膜状のPTC抵抗体108を支持するため
には、図2に示すように、走査回路部106上に絶縁体
からなるバンプ501を形成し、その上にPTC抵抗体
108を形成する。
【0026】上記PTC抵抗体108は、電気回路的に
光電変換部104の画素電極105と走査回路部106
の画素電極107の間に挿入されていれば良い。光電変
換部104または走査回路部106上に画素毎に膜状に
作製するといった方法の他にも、光電変換部104及び
走査回路部106とは異なる基板にPTC抵抗体108
を作製し、この基板を光電変換部104の基板及び走査
回路部106の基板と組み合わせる構成としても良い。
【0027】PTC抵抗体108にはキュリー温度を持
つ強誘電性のセラミックであるセラミックタイプと、導
電性材料を分散させたポリマーであるポリマー導電体分
散タイプがあるが、スパッタもしくは蒸着もしくは塗
布、焼成もしくは薄片化して接合する等、いずれの方法
も好適である。
【0028】PTC抵抗体108の抵抗値の変移温度は
材料を選定することにより設定することができる。例え
ば、積層型固体撮像装置に使用するPTC抵抗体108
の変移温度を60℃程度、もしくはそれ以下に設定する
と本発明の目的に好適である。これは光電変換部104
で使用する光電変換膜103が60℃以上に加熱される
と相変化を起こし特性が劣化することに関係している。
【0029】PTC抵抗体108の変移温度を60℃付
近に設定することで、光電変換膜103の欠陥の存在も
しくは過大な光の入射によって、抵抗値が著しく下がっ
た光電変換膜103の部位において電流が流れ始めた場
合に、PTC抵抗体108の特性によって過大電流を回
避でき、また、60℃以下への温度保持がなされる。こ
れにより、走査回路部106の破壊を防ぐことができる
ばかりか光電変換膜103の特性の劣化をも防ぐことが
できる。
【0030】このPTC抵抗体108の変移温度の設定
は比較的容易であり、チタン酸バリウムをはじめとする
セラミックタイプのPTCであれば、ソフターと呼ばれ
るチタン酸ストロンチウム、ジルコニア酸バリウム、ス
ズ酸バリウムなどを含有させることによりキュリー点
(変移温度)を下げることができ、60℃付近に変移温
度を持つPTCを作製することは可能である。図3に、
チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウムを含有する
チタン酸バリウム、チタン酸鉛を含有するチタン酸バリ
ウム、それぞれの温度・抵抗率特性を示す。
【0031】また、ポリマー導電体分散タイプのPTC
を考慮すると、変移温度の設定はより容易である。図3
にポリエチレングリコール(PEG)にブラックカーボ
ンを分散させたPTCの温度・抵抗率特性を示す。図3
からポリマー導電体分散タイプのPTCがセラミックタ
イプよりも低温で、なおかつ急峻な変移を持つことが分
かる。
【0032】このポリマー導電体分散タイプPTCを使
用して画素毎のPTC抵抗体108を作ることを考え
る。当該積層型撮像装置の走査回路部106の画素ピッ
チが15μm口であることと半導体プロセスの加工精度
から考え、このPTC抵抗体108として幅2μm、厚
み0.1μm、長さ5μm程度のものを作製することを
想定する。
【0033】このとき、比抵抗が3.0×10Ω・c
mから3.0×10Ω・cmまで変化することから計
算して、PTC抵抗体108の抵抗は7.5×10Ω
(常温時)から6.5×1011Ω(高温時)の範囲で
変化するものとなる。画素毎に抵抗を付加するうえで問
題となるのは、高抵抗の存在により走査回路部106の
電荷の読み出しで読み残りが生じ容量性残像が発生する
ことであるが、常温時の抵抗値(7.5×10Ω)は
この容量性残像が問題となる1.0×10Ωより充分
低いため問題とはならない。
【0034】また、高温時の抵抗値(6.5×1011
Ω)は絶縁体に近く、電圧240Vを印加したとしても
電流は3.7×10−10Aとなり、走査回路部106
の破壊は回避される。このようにして、走査回路部10
6の破壊を防ぐことができ、なおかつ温度による光電変
換膜103の特性の劣化をも防ぐことができることが示
された。
【0035】このように、本実施形態によれば、PTC
抵抗体108による温度依存の電流制限が可能となるた
めに画素トランジスタを高耐圧MOSトランジスタとす
る必要がなくなり、従来では高耐圧MOSトランジスタ
の耐圧により制限されていた光電変換部104への印加
電圧を更に高めることができ、更に高い増倍率を得るこ
とができる。また、高耐圧MOSトランジスタでは難し
い画素ピッチの縮小が可能となり、多画素化、高精細化
が可能となる。
【0036】また、PTC抵抗体108の選定により、
過電流による温度上昇を防ぐことができるため、高温で
特性が劣化する光電変換膜103の特性の劣化を防止す
ることができる。
【0037】これにより小型薄型で操作性に優れた固体
撮像装置の利点と、光電変換膜を用いる撮像装置の利点
とを兼ね備えた高感度で安定な積層型固体撮像装置を得
ることができる。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、本発明は、光電変換部と走
査回路部とを、正の温度係数を持つ物質からなる抵抗体
を介して接続することにより、高耐圧画素トランジスタ
を用いずに光電変換部への印加電圧を高めることができ
高い増倍率が得ることができ、画素ピッチの縮小が可能
となる。
【0039】また、本発明は、正の温度係数を持つ物質
は、キュリー温度を持つ強誘電性のセラミック、もしく
は導電性材料を分散させたポリマーを用いることによ
り、所望の温度・抵抗率特性を得ることができ、過電流
による温度上昇を防ぐことができ、高温で特性が劣化す
る光電変換膜の特性の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層型固体撮像装置の光電変換部と走
査回路部とを接合した一実施例の断面構造図である。
【図2】本発明の積層型固体撮像装置の光電変換部と走
査回路部とを接合した他の実施例の断面構造図である。
【図3】各PTCの温度・抵抗率特性図である。
【図4】積層型固体撮像装置の全体構成及び画素部構成
を示す図である。
【図5】積層型固体撮像装置の1画素分の断面構造図で
ある。
【図6】従来の高耐圧MOSトランジスタの一例の断面
構造図である。
【符号の説明】
101 透光性基板 102 透光性導電膜 103,303 光電変換膜 104,204 光電変換部 105,107 画素電極 106 走査回路部 108 PTC抵抗体 201 水平走査回路 202 CDS回路(相関二重サンプリング回路) 203 ラインアンプ 205 画素部 206 垂直走査回路 207 HARP膜 208 画素トランジスタ 209 蓄積ダイオード 301 正孔ブロッキング強化層 302 電子ブロッキング強化層 401 ソース電極 402 ゲート電極 403 ドレイン電極 404 ソース 405 ドレイン 406 電界緩和層 501 バンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 正仁 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 井口 義則 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 石黒 雄一 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 松下 裕樹 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 丸山 裕孝 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 4M118 AA01 AB01 BA14 BA19 CA09 CA15 CB05 CB14 FA06 FA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板上に形成した透光性導電膜と
    半導体を主体とする光電変換膜とを有する光電変換部
    と、前記透光性基板と異なる基板上に形成された走査回
    路部とを積層して構成した積層型固体撮像装置におい
    て、 前記光電変換部と前記走査回路部とを、正の温度係数を
    持つ物質からなる抵抗体を介して接続することを特徴と
    する積層型固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の積層型固体撮像装置にお
    いて、 前記正の温度係数を持つ物質は、キュリー温度を持つ強
    誘電性のセラミック、もしくは導電性材料を分散させた
    ポリマーを用いることを特徴とする積層型固体撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の積層型固体撮像装置にお
    いて、 前記セラミックは、チタン酸バリウム,チタン酸ストロ
    ンチウム,ジルコニア酸バリウム,スズ酸バリウムのい
    ずれかを含有することを特徴とする積層型固体撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の積層型固体撮像装置にお
    いて、 前記ポリマーは、ポリエチレングリコールにブラックカ
    ーボンを分散させたことを特徴とする積層型固体撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか記載の積層型固
    体撮像装置を用いて構成したことを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019225745A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 マクセル株式会社 レンズユニットおよびカメラモジュール

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