JP2003331966A - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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JP2003331966A
JP2003331966A JP2002140254A JP2002140254A JP2003331966A JP 2003331966 A JP2003331966 A JP 2003331966A JP 2002140254 A JP2002140254 A JP 2002140254A JP 2002140254 A JP2002140254 A JP 2002140254A JP 2003331966 A JP2003331966 A JP 2003331966A
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connecting plate
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contact piece
edge
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JP2002140254A
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Taisaku Maeda
泰作 前田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開形状における切り落とし領域を少なくし
て歩留まりの向上を図る。 【解決手段】 展開状態では、左側板13Lの前端13
Laから連結板16が前方へ延出し、連結板16の側縁
16sから弾性接触片15が側方へ延出する。曲げ加工
により、連結板16を左側板13Lに対して直角に屈曲
するとともに、連結板16から弾性接触片15を後方へ
屈曲する。展開状態では、弾性接触片15は、角筒部1
0を構成する天井板12,左右両側板13L,13R及
び底板14の前端縁に沿って側方へ延出するため、角筒
部10を構成する板部(天井板12,左右両側板13
L,13R,底板14)と弾性接触片15とは全体とし
て方形にまとまる。よって、角筒部を構成する板部の前
方に幅狭の弾性接触片が細長く前方へ延出する形態のも
のに比べて、歩留まりが良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】前端部に角筒部を有し、その角筒部を構
成する板部のうちいずれかの板部から延出させた弾性接
触片を角筒部内へ折り返した形態の端子金具として、従
来、図5に示すものがある。この端子金具100の製造
に際しては、図6に示すように所定形状に打ち抜いた金
属板材101に曲げ加工が施される。即ち、前後方向に
貫通する角筒部102を構成する底板103の前端か
ら、その底板103の長さ方向と同方向に弾性接触片1
04を延出させ、その弾性接触片104を後方へ折り返
すように曲げ加工し、その後、他の板部(側板105及
び天井106)を曲げることによって弾性接触片104
を囲む形態の角筒部102を成形する。
【0003】尚、この種の端子金具の一例としては、米
国特許第5,649,842号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の端子金具1
00では、所定形状に打ち抜いた金属板材101を曲げ
加工する前の展開状態においては、角筒部102を構成
する板部(底板103、側板105、及び天井板10
6)の前端から弾性接触片104が前方へ延出する形態
になるのであるが、角筒部102を構成する板部10
3,105,106が横並びに連なっていて全体として
幅広の方形状をなしているのに対し、弾性接触部104
は底板103より僅かに細い幅狭い形状である。このよ
うに、幅広の部位103,105,106と幅狭の部位
104とが前後に連続する形態では、幅狭の部位の側方
(図6における弾性接触片104の下方)に大きく切り
落とす部分が発生するため、歩留まりが悪いという問題
があった。
【0005】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、展
開形状における切り落とし領域を少なくして歩留まりの
向上を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所定
形状の平板状をなす金属板材に曲げ加工を施して成形さ
れ、前端部に前後方向に貫通する角筒部を有するととも
に、この角筒部を構成する板部の前端に連なる弾性接触
片を前記角筒部内で後方へ延出させた形態の端子金具で
あって、前記金属板材が平板状態のときには、前記板部
の前端から連結板が前方へ延出されているとともに、こ
の連結板の側縁から前記弾性接触片が側方へ延出されて
おり、曲げ加工により、前記連結板が前記板部に対して
直角に屈曲されるとともに、この連結板から前記弾性接
触片が後方へ屈曲されている構成とした。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記連結板の延出端縁が、その連結板の基端に連な
る前記板部と平行をなす他の板部の前端縁に対して前方
から当接されている構成とした。請求項3の発明は、請
求項2の発明において、前記連結板の延出端縁と前記他
の板部の前端縁とには、互いに係止することで双方の端
縁の長さ方向への遊動を規制する係止部が形成されてい
る構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]金属板材が
平板状態のとき即ち展開状態のときに、弾性接触片は、
角筒部を構成する板部の前端縁に沿って側方へ延出する
ようになるため、角筒部を構成する板部と弾性接触片と
は全体として方形にまとまる。したがって、角筒部を構
成する板部の前方に幅狭の弾性接触片が細長く前方へ延
出する形態のものに比べると、平板状の原材料を切断し
て所定形状の金属板材を得る際に、切り落とす面積が少
なくて済み、歩留まりが良い。
【0009】[請求項2の発明]板部の前端縁から延出
された連結板は、角筒部の前端の開口の一部を塞ぐよう
にして2枚の板部の間に差し渡されているとともに、連
結板の基端は一方の板部に連なり且つ延出端縁は他方の
板部に対して前方から当接している。したがって、連結
板に対して前方から異物が突き当たっても、連結板は後
方へ変位することがなく、連結板から延出されている弾
性接触片も後方へ変位する虞はない。
【0010】[請求項3の発明]連結板とその連結板の
基端に連なる板部とは固定された状態にあり、他の板部
の前端縁と連結板の延出端縁とは係止部同士の係止によ
ってその端縁に沿った方向への遊動を規制されている。
これにより、連結板の基端に連なる板部と連結板の延出
端縁が係止している他の板部とは、連結板を介して遊動
規制された状態に保持され、ひいては、角筒部を構成す
る全ての板部の遊動が規制され、角筒部の変形が防止さ
れている。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明す
る。尚、以下の説明において、前後方向については、図
1における右下側、及び図2、図4における左側を前側
ということにする。本実施形態の端子金具Fは、いわゆ
る雌端子金具と称される形態のものであって、全体とし
て前後方向に細長い形態をなしている。端子金具Fの前
端部(略前半部分)は前後方向に貫通する角筒部10と
なっており、この角筒部10には、図示しない雄端子金
具のタブが挿入されるようになっている。端子金具Fの
後端部(略後半部分)は、オープンバレル状の電線圧着
部11となっており、この電線圧着部11には電線(図
示せず)の端末部が圧着により導通可能に接続されるよ
うになっている。
【0012】角筒部10は、前後方向に細長い一定幅の
天井板12と、この天井板12の左右両側縁から下方へ
延出されるとともに一定高さで前後方向に細長い形態の
左右一対の側板13L,13Rと、この一対の側板13
L,13Rのうち右側板13R(本発明の構成要件であ
る連結板16の延出端16aが当接する他の板部)の下
端縁から直角方向左側へ張り出すとともに一定幅で前後
方向に細長い形態の底板14とから構成されている。
尚、天井板12の後端は電線圧着部11に連なってい
る。この角筒部10内には、前端を角筒部10に支持さ
れて後方へ片持ち状に延出する形態の弾性接触片15が
設けられている。角筒部10に挿入された上記タブは、
天井板12の下面と弾性接触片15の上面との間で、弾
性接触片15の弾力により挟圧され、もって、雄端子金
具と本実施形態の端子金具Fとが所定の接触圧をもって
導通可能に接続されるようになっている。
【0013】さて、端子金具Fは、所定形状に打ち抜い
た平板状の金属板材Faに曲げ加工を施して成形され
る。曲げ加工する前の展開状態の形状について説明する
と、角筒部10を構成する板状部分は、最も左端に左側
板13L(本発明の構成要件である連結板16の基端縁
が連なる板部)が位置し、この左板部の右側縁(図4に
おける上側の側縁)には天井板12が連なり、この天井
板12の右側縁には右側板13Rが連なり、右側板13
Rには底板14が連なっている。つまり、天井板12、
右両側板13L,13R及び底板14の4枚の板部は、
互いに平行に(並列状に)連なっていて、全体として略
方形をなしている。
【0014】尚、天井板12及び左右両側板13L,1
3Rはそれらの前端縁13a,13La,13Raを面
一となるように連続させているが、底板14の前端縁1
4aだけは、これらの板部12,13L,13Rの前端
縁12a,13La,13Raよりも少し(金属板材F
aの板厚に相当する寸法分だけ)後退した位置となって
いる。左側板13Lの前端縁13Laにおける左端側部
分からは、一定幅の連結板16が前方に延出している。
この連結板16の左側縁(曲げ加工済み状態では、下端
縁となる)は、左側板13Lの左側縁(曲げ加工済み状
態では、下端縁となる)に対して面一状に連続してい
る。また、連結板16の延出寸法(連結板16の基端か
ら延出端16aまでの寸法)は曲げ加工済みの状態にお
ける角筒部10の左右両側板13L,13Rの外側面間
の距離とほぼ同じ寸法、換言すると、曲げ加工済みの状
態において連結板16の延出端16aの端面が右側板1
3Rの外側面に対してほぼ面一となる寸法に設定されて
いる。
【0015】さらに、この連結板16の延出端16aに
は、左側板13Lからの延出方向(展開状態では、前
方)と同方向に突出する方形の係止突起17(本発明の
構成要件である係止部)が形成されている。この係止突
起17の右側縁(曲げ加工済み状態では、上縁となる)
は連結板16の右側縁16sに対して面一状に連なって
いるが、係止突起17の左側縁は、連結板16の左側縁
に対して右方(図4における上方)へ凹んだ形態となっ
ている。つまり、係止突起17の幅(曲げ加工済み状態
では、高さとなる)は連結板16の幅よりも狭い。一
方、右側板13R、即ち連結板16の基端が連なってい
る左側板13Lに対して平行に対向する板部の前端縁1
3Raには、曲げ加工済みの状態において係止突起17
に嵌合される方形の切欠部18(本発明の構成要件であ
る係止部)が形成されている。
【0016】この連結板16の右側縁16a(曲げ加工
済み状態では、上縁)における前後方向(曲げ加工済み
状態では、左右方向)の中央位置からは、弾性接触片1
5が右方向、即ち角筒部10を構成する4つの板部1
2,13L,13R,14の前端縁12a,13La,
13Ra,14aに沿うように延出されている。この弾
性接触片15の幅寸法(図4においては前後方向の寸法
であるが、曲げ加工済み状態では左右方向の幅寸法とな
る)は、左右両側板13L,13Rの内側面間の距離よ
りも小さい寸法とされている。
【0017】上記金属板材Faの曲げ加工は、次の工程
で行われる。まず、左側板13Lの前端縁13La(連
結板16の基端)の折り目19に沿って、連結板16を
左側板13Lに対して直角に曲げる。次に、連結板16
の右側縁13a(弾性接触片15の基端)の折り目20
に沿って、弾性接触片15を連結板16に対して鈍角を
なすように曲げるとともに、弾性接触片15における長
さ方向ほぼ中央部、即ちタブとの接触部15aを鈍角を
なすように曲げる。尚、連結板16の曲げ加工と弾性接
触片15の曲げ加工は、逆の順序で行ってもよい。この
曲げ加工により、連結板16が、左右両側板13L,1
3R、天井板12及び底板14に対して直角をなすとと
もに、弾性接触片15が、左側板13Lに沿って後方へ
延びた状態となる。
【0018】この後、左側板13Lに対して天井板12
を直角に曲げるとともに、その天井板12に対して右側
板13Rを直角に曲げるとともに、その右側板13Rに
対して底板14を直角に曲げ、角筒部10を成形する。
このとき、連結板16の延出端16aの係止突起17
を、右側板13Rの前端縁13Laの切欠部18に対し
て前方から当接するように嵌合させるとともに、連結板
16の左側縁(曲げ加工済み状態では、下縁となる)を
底板14の前端縁14aに当接させるようにする。ま
た、連結板16の前端面と右側板13Rの前端縁13R
aとがほぼ面一の状態となる。
【0019】以上により、曲げ加工工程が完了して端子
金具Fが成形される。成形状態では、連結板16が、角
筒部10の前端の開口領域のうち略下半分領域を塞ぐ状
態となる。また、角筒部10の内部では、連結板16の
上縁(展開状態では右側縁16s)から延出した弾性接
触片15が、側方視山形をなして後方へ延出するととも
に、弾性接触片15の最も高い接触部15aが天井板1
2との間にタブの厚さよりも狭い寸法を空けて対応する
状態となる。
【0020】上記の端子金具Fによれば、金属板材Fa
が平板状態のとき即ち展開状態のときに、弾性接触片1
5は、角筒部10を構成する天井板12、右側板13R
及び底板14の前端縁12a,13Ra,14aに沿っ
て(前端縁12a,13Ra,14aと平行に)連結板
16から側方へ延出する形態となるため、角筒部10を
構成する4枚の板部(左側板13L、天井板12、右側
板13R及び底板14)の前端側領域と、連結板16及
び弾性接触片15とは、全体として方形にまとまる。し
たがって、角筒部を構成する板部の前方にそれよりも幅
狭の弾性接触片が細長く前方へ延出する従来形態のもの
に比べると、平板状の原材料を切断して所定形状の金属
板材Faを得る際に、切り落とす面積が少なくて済み、
歩留まりが良い。
【0021】また、左側板13Lの前端縁13Laから
延出された連結板16は、角筒部10の前端の開口の一
部を塞ぐようにして2枚の側板13L,13Rの間に差
し渡されているとともに、連結板16の基端は左側板1
3Lに連なり且つ延出端縁16aの係止突起17は右側
板13Rの切欠部18に対して前方から当接している。
したがって、連結板16に対して前方から異物が突き当
たっても、連結板16は後方へ変位することがなく、連
結板16から延出されている弾性接触片15も後方へ変
位する虞はない。つまり、係止突起17と切欠部18と
は、連結板16の後方への遊動を規制する補強機能を有
している。
【0022】また、連結板16とその連結板16の基端
に連なる左側板13Lとは上下方向の折り目19におい
て遊動規制された状態(固定された状態)にあり、右側
板13Rの前端縁13Raと連結板16の延出端縁16
a(右端縁)とは係止突起17と切欠部18との係止に
よってその端縁13Ra,16aに沿った上下方向への
遊動を規制されている。これにより、連結板16の基端
に連なる左側板13Lと連結板16の延出端縁16aが
係止している右側板13Rとは、連結板16を介して遊
動規制された状態、即ち角筒部10の開口領域が菱形又
は平行四辺形状に変形するのを規制する状態に保持され
ている。したがって、角筒部10を構成する全ての板部
(天井板12、左両右側板13L,13R及び底板1
4)の遊動が規制され、ひいては、角筒部10の変形が
防止されている。
【0023】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では展開状態において角筒部を構成
する板部のうち最も端に位置する板部(側板)から連結
板と弾性接触片を延出させたが、本発明によれば、端か
ら2番目の板部から連結板と弾性接触片を延出させても
よい。
【0024】(2)上記実施形態では天井板を一枚のみ
としたが、本発明は、天井板を二枚重ねとした端子金具
にも適用することができる。 (3)上記実施形態では連結板を1枚の板部(側板)か
ら延出させるともに、その連結板から1枚の弾性接触片
を延出させたが、本発明によれば、成形済み状態におい
て互いに対応する一対の板部(例えば、左右両側板)か
ら、夫々、連結板を延出させ、その一対の連結板から、
夫々、弾性接触片を延出させ、この一対の弾性接触片が
成形済み状態において互いに平行に並んで延出する形態
としてもよい。
【0025】(4)上記実施形態では連結板の延出端縁
が他の板部(側板)に対して前方から当接する構成とし
たが、本発明によれば、連結板の延出端縁が他の板部と
当接しない構成としてもよい。 (5)上記実施形態では連結板の延出端縁のみが他の板
部に対して前方から当接するようにしたが、本発明によ
れば、連結板の延出端縁以外の端縁(例えば、下端縁)
が他の板部に対して前方から当接する構成とすること
で、補強の機能(弾性接触片が後方へ変位するのを規制
する機能)を発揮させるようにしてもよい。
【0026】(6)上記実施形態では連結板の全体が角
筒部の開口領域の範囲内に位置するようにしたが、本発
明によれば、連結板の一部が角筒部の開口領域の外側に
外れて位置するようにしてもよい。 (7)上記実施形態では板部側の係止部を凹状にすると
ともに連付板側の係止部を凸状としたが、本発明によれ
ば、板部側の係止部を凸状にするとともに連付板側の係
止部を凹状としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の端子金具の部分斜視図
【図2】端子金具の部分断面図
【図3】端子金具の正面図
【図4】端子金具の展開状態の平面図
【図5】従来例の端子金具の部分断面図
【図6】従来例の端子金具の展開状態の平面図
【符号の説明】
F…端子金具 Fa…金属板材 10…角筒部 13L…左側板(連結板の基端に連なる板部) 13La…板部の前端縁 13R…右側板(他の板部) 13Ra…他の板部の前端縁 15…弾性接触片 16…連結板 16a…連結板の延出端縁 16s…連結板の側縁 17…係止突起(係止部) 18…切欠部(係止部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状の平板状をなす金属板材に曲げ
    加工を施して成形され、前端部に前後方向に貫通する角
    筒部を有するとともに、この角筒部を構成する板部の前
    端に連なる弾性接触片を前記角筒部内で後方へ延出させ
    た形態の端子金具であって、 前記金属板材が平板状態のときには、前記板部の前端か
    ら連結板が前方へ延出されているとともに、この連結板
    の側縁から前記弾性接触片が側方へ延出されており、 曲げ加工により、前記連結板が前記板部に対して直角に
    屈曲されるとともに、この連結板から前記弾性接触片が
    後方へ屈曲されていることを特徴とする端子金具。
  2. 【請求項2】 前記連結板の延出端縁が、その連結板の
    基端に連なる前記板部と平行をなす他の板部の前端縁に
    対して前方から当接されていることを特徴とする請求項
    1記載の端子金具。
  3. 【請求項3】 前記連結板の延出端縁と前記他の板部の
    前端縁とには、互いに係止することで双方の端縁の長さ
    方向への遊動を規制する係止部が形成されていることを
    特徴とする請求項2記載の端子金具。
JP2002140254A 2002-05-15 2002-05-15 端子金具 Abandoned JP2003331966A (ja)

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