JP2003331114A - 設計変更評価装置、設計変更評価方法およびプログラム - Google Patents

設計変更評価装置、設計変更評価方法およびプログラム

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JP2003331114A
JP2003331114A JP2002136181A JP2002136181A JP2003331114A JP 2003331114 A JP2003331114 A JP 2003331114A JP 2002136181 A JP2002136181 A JP 2002136181A JP 2002136181 A JP2002136181 A JP 2002136181A JP 2003331114 A JP2003331114 A JP 2003331114A
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Atsushi Tateishi
淳 立石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設計開発を効率良く実行することを可能にする
設計変更評価装置を提供する。 【解決手段】記憶部1、2、3、4、5は、製品の納期
および数量を示す生産計画情報と、製品の部品構成を示
す構成情報と、製品の製造期間を示す製造リードタイム
情報と、部品毎の在庫数および調達時間を示す調達リー
ドタイム情報とを保持する。設計変更案受付部160
は、製品の設計変更を示す設計変更情報を受け付ける。
設計変更評価部180は、記憶部を参照し、設計変更受
付部6で受け付けた設計変更情報に従って、変更後の製
品の生産計画情報を出力する。また変更後の生産計画情
報に従って売り上げ減少額や余剰部品によるコスト算出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機を用い
た設計変更支援に関するものであり、設計変更を効率良
く実行することを可能にするための設計変更評価装置お
よび設計変更評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各企業は、企業間の製品開発競争が非常
に激しく、先を争って新製品を市場に投入している。短
期間での製品開発であるため、部品原価を安くすること
を考慮する十分な時間がないまま、市場に製品を投入し
なければならない場合が多い。このような場合、部品原
価の高い状態で設計をいったんフィックスして製品を市
場に投入し、その後、同製品に設計変更を徐々に加える
ことで部品原価を低減させていく手段がとられることが
ある。
【0003】従来、設計変更を評価する為の装置として
は、特開平9−160959号公報(以下、公知例1と
いう)に記載されているものがある。公知例1は、調
達、製造に加えて、廃製品の解体、分解以降の処理、処
分の費用、という性格の異なる費用を総合的に評価し
て、設計時に総合的な各プロセスの適否を判断する方法
が示されている。また、設計変更が設計全体に及ぼす影
響を評価する設計支援装置としては、特開平7−200
658号公報(以下、公知例2という)に記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】設計変更時、もしも変
更前の設計により生産計画が立案され部品の手配をかけ
ていた場合、設計変更の影響で変更前では可能であった
生産計画が実行不可能になって製品売り上げが減少して
しまったり、調達済みの部品が余剰状態(使う予定のな
い状態)になってしまったりすることがある。
【0005】公知例1では、設計時に、調達、製造に加
えて、廃製品の解体、分解以降の処理、処分の費用とい
う性格の異なる費用を総合的に評価することで合計費用
の低い設計を行うものであるが、設計変更時に発生する
生産計画が実行不可能になることによる製品売り上げ減
少や、調達済みの部品が余剰状態になる影響を考慮する
ものではない。
【0006】公知例2は、設計変更時に着目した技術で
あり、設計変更が設計全体に及ぼす影響を評価する設計
支援装置であるが、これも設計変更時に発生する生産計
画が実行不可能になることによる製品売り上げ減少や、
調達済みの部品が余剰状態になる影響を考慮するもので
はない。
【0007】上記従来技術では、特に設計変更時に発生
する生産計画が実行不可能になることによる製品売り上
げ減少や、調達済みの部品が余剰状態になるなど近い将
来の損益に与える影響を評価するものではないので、設
計変更によりかえってコストがかかってしまうことがあ
る。
【0008】本発明は、このような点を鑑みてなされた
ものであり、設計開発を効率良く実行することを可能に
する設計変更評価装置、設計変更評価方法およびプログ
ラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、製品の設計変更により発生するコストを
出力する設計変更評価装置であって、調達可能な部品毎
の調達時間を示す調達リードタイム情報および在庫数情
報と、前記製品の納期および数量を示す生産計画情報
と、前記製品の部品構成を示す構成情報と、前記製品の
製造期間を示す製造リードタイム情報と、前記製品毎の
予定売価情報と前記部品毎の部品価格情報とを保持する
記憶部と、前記製品の設計変更を示す設計変更情報を受
け付ける設計変更受付部と、前記記憶部を参照し、前記
設計変更受付部で受け付けた設計変更情報に含まれる部
品毎の前記調達リードタイム情報および在庫数情報によ
り当該部品と前記生産計画情報との対応付けを行い、設
計変更後の生産計画情報を出力し、前記設計変更により
使用しなくなった余剰部品の在庫数情報を出力する引当
部と、前記記憶部に記憶する部品価格情報に従って前記
余剰部品の在庫情報によるコスト情報を算出して出力す
る設計変更評価部とを備える。本発明によれば、設計変
更により発生するコスト情報が出力され、設計変更が適
切であるかを判断できるので設計開発を効率良く実行す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る設計変更評価
装置および設計変更評価方法の実施形態について、図面
を参照して説明する。本実施の形態においては、設計変
更を行った場合に、製品売り上げや部品余剰量など近い
将来の損益に与える影響を定量的に評価し、使用設計者
に対して評価結果情報として損失コストを出力する。ま
た、その評価結果情報を用いて、近い将来の損益を向上
するための設計変更案を出力する設計変更評価装置を実
現する。評価方法としては、変更前の製品の生産計画と
変更後の製品の生産計画とを比較し、生産計画に適合す
るか否かについて、納期までに生産が可能であるかによ
り調べる。この場合、各部品の在庫などを調べることに
より生産計画に適合するか否かを判定する。判定の結
果、適合しない場合には、いつ製品が完成するか、ま
た、納期が遅れたことによる損益を定量的に示すため
に、納期までに売り上げが発生しなかったとして、納期
が遅れた製品台数と製品単価とを掛け合わせ、売り上げ
減少額情報として出力する。また、変更により余った余
剰部品数量を算出し、その部品単価から損益を算出し
て、コスト情報として出力する。
【0011】図1に、本実施形態における設計変更評価
装置100の機能構成を示す。図1において、設計変更
評価装置100は、製品毎の完成時期とその数量を示す
生産計画情報を保持する生産計画記憶部110と、製品
の部品構成と製造期間を示す製造リードタイムを保持す
る部品表記憶部120と、部品毎の在庫、入庫予定、調
達リードタイムを保持する部品リソース記憶部130
と、製品毎の予定売価を保持する製品予定売価記憶部1
40と、部品毎の部品価格を保持する部品価格記憶部1
50と、設計変更案情報を受け付ける設計変更案受付部
160と、設計変更による生産計画の影響を判定する生
産計画−部品引当部170と、前記生産計画−部品引当
部170による判定を参照し、設計変更による損益を評
価/提示する設計変更評価部180と、を有している。
【0012】生産計画記憶部110に記憶される生産計
画情報は、例えば、図8に示すように、製品を特定する
情報111と、それに対応する完成時期を示す情報11
2と、その時点での当該製品の完成数量を示す情報11
3とにより記述される。この生産計画情報のデータ構造
は、図8に示すような形態に限られない。例えば、項目
を定義したテーブルに、製品を特定する情報、完成時期
を示す数値、完成数量を示す数値を格納する構造として
もよい。
【0013】部品表記憶部120は、各製品についての
部品構成を示す部品構成情報を、模式的に表現すると、
部品表の形式で記憶する。部品構成情報(部品表)は、
図5、図6および図7に示すように、製品の部品構成
と、部品数量と、製造リードタイムとを記憶する。図5
には、部品表の階層関係を模式的に示す。図6に、部品
表のデータ構造の一例を示す。図7には、リードタイム
のデータ構造を模式的に示す。
【0014】部品構成は、製品毎に、当該製品を構成す
る中間品、その中間品を構成する部品等のように、製品
に必要な中間品と、部品とを階層的に整理した定義情報
を含む。すなわち、部品表には、製品名121と、中間
品名122と、部品名123と、階層的な関係づけを示
す情報124と、員数125とが含まれる。部品表の記
憶形態は、図6に示す例に限られない。製造リードタイ
ムは、製品もしくは部品が完成するまでの製造日数を示
している。本実施形態では、図7に示すように、品目
毎、すなわち、製品121と、中間品122とについ
て、それぞれ製造リードタイム126が設けられてい
る。もちろん、製造リードタイムを設定する品目はこれ
に限られない。
【0015】部品リソース記憶部130は、図9に示す
ように、部品毎の在庫数、入庫予定日、調達リードタイ
ム等の含む部品リソース情報を保持する。すなわち、部
品リソース情報として、部品を表す品目情報131毎
に、在庫数132および入庫予定133を示す情報が記
憶される。入庫予定133は、調達リードタイム135
と入庫個数136により表される。入庫予定個数136
は、入庫予定日に対応して記憶される。調達リードタイ
ム135は、発注してから納入されるまでの日数を示し
ている。図9において、網掛けにより示した領域137
は、これから調達して間に合う期間を示している。な
お、図9は、部品リソース情報をテーブル形式によって
示すが、データ構造はこれに限定されるものではない。
【0016】製品予定売価記憶部140は、製品毎の予
定売価を示す予定売価情報を保持する。予定売価譲歩
は、図10に示すように、製品を特定する情報141
と、その製品の予定売価を示す情報142とを、製品毎
に有する。この予定売価情報のデータ構造は、図10に
示すような形態に限られない。例えば、項目を定義した
テーブルに、製品を特定する情報、予定売価を示す数値
を格納する構造としてもよい。
【0017】部品価格記憶部150は、部品毎の部品価
格を示す部品価格情報を保持する。部品価格情報は、図
11に示すように、部品を特定する情報151と、その
部品の価格を示す情報142とを、部品毎に有する。こ
の部品価格情報のデータ構造は、図11に示すような形
態に限られない。例えば、項目を定義したテーブルに、
部品を特定する情報、価格を示す数値を格納する構造と
してもよい。
【0018】設計変更案受付部160は、設計情報や設
計変更案情報を受け付ける処理を行う。設計変更案を受
け付ける処理は、例えば、設計支援システム等からLA
N等のネットワークを介して設計情報や設計変更案情報
を受信して、一時的に保存する処理を行う。なお、設計
情報、設計変更案情報を、保存する処理を行うこともで
きる。また、設計情報、設計変更案情報を記録した記録
媒体、例えば、光磁気記録媒体等から読み出して、受け
付ける処理を行うことできる。
【0019】生産計画−部品引当部170は、前記部品
表記憶部120で保持されている製品の部品構成(図6
参照)および製造リードタイム(図7参照)9と、前記
設計変更案受付部160で受け付けた設計変更情報とを
参照し、前記部品リソース記憶部130で保持されてい
る部品リソース情報(図9参照)と、前記生産計画記憶
部110で保持されている生産計画情報との対応付けを
行い、前記生産計画記憶部110で保持されている生産
計画のうちどれだけが実行可能か判定する。また、設計
変更前後の生産計画実行不可能量を算出すると共に、前
記部品リソース記憶部で保持されている部品リソース情
報に含まれる部品のうち、どれだけが余剰部品量かを算
出する。生産計画−部品引当部170は、判定結果およ
び余剰部品量を一時的に記憶する。
【0020】設計変更評価部180は、前記生産計画−
部品引当部170による処理結果を参照し、設計変更前
後の生産計画実行不可能量と余剰部品量とから、前記製
品予定売価記憶部で保持されている製品毎の予定売価
(図10参照)と、前記部品価格記憶部150で保持さ
れている部品毎の部品価格(図11参照)とを参照し
て、設計変更による損益を算出し、当該設計変更を評価
する。評価結果は、一時記憶されると共に、外部に提示
する。外部への提示は、例えば、評価結果を他の装置に
出力することにより行う。一例としては、表示装置を有
するシステムに出力することが挙げられる。情報の出力
は、例えば、LANを介して行うことができる。また、
記録媒体に記録することにより行うこともできる。
【0021】上記設計評価装置は、情報処理装置により
構成することができる。すなわち、前述した110から
180の各機能は、情報処理装置により実現される。図
14に、そのような情報処理装置のハードウェア構成の
一例を示す。
【0022】上記実施の形態における実際のハードウェ
ア構成を図14に示す。図14において、設計変更評価
装置は、処理を実行するCPU(中央処理ユニット)1
01と、プログラムや各種情報を記憶するメモリ102
と、光磁気ディスク等のメディアからの読み出し、メデ
ィアへの記録を行うメディア記録/再生装置103と、
LANによる通信処理を行う通信制御装置104と、操
作指示、表示出力等を行う入出力装置105とを備え
る。
【0023】CPU101は、メモリ102に記憶され
るソフトウェアプログラムで規定された処理を実行す
る。プログラムとしては、オペレーティングシステムの
ほか、本実施形態に直接関係するプログラムとして、図
1における生産計画−部品引当部170および設計変更
評価部180が実行する処理を実現するものが含まれ
る。例えば、後述する図2−図4の各種フローチャート
に示す処理を実現するように規定されたものが含まれ
る。
【0024】メモリ102は、一時的にデータを蓄積す
るバッファとして機能しても良い。さらに、メモリ10
2には、図1に示す各種記憶部110−150において
記憶する内容も記憶される。
【0025】メディア記録/再生装置103は、プログ
ラム、CADデータ等を記録した記録媒体からの情報の
読み出し、書き込み可能なメディアの場合には、情報の
書き込みを行うための装置である。例えば、光磁気記録
ディスク記録/再生装置、光ディスク再生装置等が挙げ
られる。設計を行うCADに接続されてもよく、この場
合、CADで設計された設計情報を入力部411で受け
付けることができる。
【0026】通信制御装置104は、LANとの接続を
処理する装置である。本実施形態では、LANとの接続
の例を示しているが、これに限られない。インターネッ
ト等のネットワークとの接続を行うための通信制御装置
を、前述の通信制御装置と共に、または、それに変えて
装備することも可能である。インターネットを介してC
ADシステム等と接続することが可能となる。
【0027】入出力装置105としては、例えば、キー
ボード、マウス等の入力装置と、液晶表示装置等の表示
装置、印刷を行う印刷装置等が挙げられる。データ、評
価結果等の表示を、前述した表示装置により行うことが
できる。
【0028】次に、図2、図3および図4に示すフロー
チャートに従って、本実施形態の設計変更評価装置10
0の動作について説明する。図2に、設計変更前の生産
計画に対する評価フローチャートを示し、図3に設計変
更後の生産計画に対する評価フローチャートを示す。ま
た、図4に、設計変更による影響を示す評価フローチャ
ートを示す。
【0029】設計変更評価装置100は、設計変更案受
付部160において、まず、図8に示すような設計変更
前の生産計画情報の入力を受け付け、生産計画記憶部1
10に保持する。受け付けた生産計画情報に基づいて、
生産計画−部品引当部170においてその生産計画に対
する評価を行う。
【0030】図2において、生産計画−部品引当部17
0は、部品表記憶部120で保持されている、図6およ
び図7に示すような、製品の部品構成と製造リードタイ
ムを参照し、生産計画記憶部110で保持されている生
産計画情報に基づく各製品についての生産計画において
必要となる部品の必要日付と数量とを算出する(S10
1)。
【0031】次に、生産計画−部品引当部170は、S
101で算出された生産計画について必要となる部品の
日付と数量とを、前記部品リソース記憶部130で保持
されている部品の在庫、入庫予定に対応付ける(S10
2)。この時、部品をこれから発注しても入手できる調
達リードタイムで賄える部品には発注予定を対応付けて
もよい。
【0032】次に、S102で行った対応付けを参照
し、生産計画を部品がすべて揃っているものと、部品が
不足しているものとに分ける(S103)。また、部品
の在庫または入庫予定を、生産計画に対応付けた部分
と、対応付けられなかった部分とに分ける(S10
4)。
【0033】次に、設計変更評価装置100は、設計変
更後の生産計画に対する評価を行う。図3において、設
計変更案受付部160は、設計変更案を受け付ける(S
201)。受付は、例えば、通信制御装置104を介し
てLAN経由でCADシステムから取り込むことにより
行うことができる。生産計画−部品引当部170は、前
記部品表記憶部120で保持されている製品の部品構成
と製造リードタイムと、S201で受け付けた設計変更
案とを参照し、前記生産計画記憶部110で保持されて
いる生産計画に対して必要となる部品の日付と数量とを
算出する(S202)。
【0034】次に、生産計画−部品引当部170は、S
202で算出された生産計画に対して必要となる部品の
日付と数量を前記部品リソース記憶部130で保持され
ている部品の在庫、入庫予定に対応付ける(S20
3)。この時、これから発注しても入手できる調達リー
ドタイムで賄える部品には、発注予定を対応付けてもよ
い。
【0035】次に、S203で行った対応付けを参照
し、生産計画を部品がすべて揃っているものと、部品が
不足しているものとに分ける(S204)。また、部品
の在庫または入庫予定を、生産計画に対応付けた部分
と、対応付けられなかった部分とに分ける(S20
5)。
【0036】次に、設計変更評価装置100は、設計変
更の評価を行う。図4において、設計変更評価部180
は、製品予定売価記憶部140で保持されている製品予
定売価を参照し、設計変更前後の、生産計画のうち部品
が不足していて実行不可能な分を比較し、製品の売り上
げ減少額を算出する(S301)。また、部品価格記憶
部150で保持されている部品価格を参照し、設計変更
前後の生産計画で対応付けできなかった部品を比較し、
余剰部品の増加額を算出する(S302)。設計変更評
価部180は、評価結果として、算出した製品の売り上
げ減少額、余剰部品の増加額を、設計変更前後の生産計
画状況および部品の余剰状況とともに図12に示すよう
に表示する情報を生成する(S303)。この時、コス
トの小さい設計変更代替案を同時に提示してもよい。表
示は、例えば、入出力装置105において行うことがで
きる。もちろん、評価すべき設計変更案情報を送出した
CADシステムに、評価情報を表示するための情報を送
って、表示するようにしてもよい。なお、図12につい
ては後述する。
【0037】次に、図5、図6、図7、図8、図9、図
10、図11、図12および図13に示す図を参照し
て、本実施形態の設計変更評価装置100の動作につい
て具体的に説明する。
【0038】この例では、当日が1日目である。また、
図5、図6および図7に示すように、この例で扱う製品
Xは、中間品A(員数1)および中間品B(員数1)か
ら構成され、製造リードタイムは1日である。製品Y
は、中間品A(員数1)および中間品C(員数1)から
構成され、製造リードタイムは1日である。製品Zは、
中間品D(員数1)および中間品B(員数1)から構成
され、製造リードタイムは1日である。また、中間品A
は、部品a(員数1)および部品e(員数1)から構成
され、製造リードタイムは1日である。中間品Bは、部
品b(員数1)から構成され、製造リードタイムは1日
である。中間品Cは、部品c(員数1)から構成され、
製造リードタイムは1日である。中間品Dは、部品d
(員数1)および部品e(員数1)から構成され、製造
リードタイムは1日である。製品構成および製造リード
タイムは、部品表記憶部120で保持されている。
【0039】生産計画は、図8に示すように、製品Xが
3日目に10台、6日目に10台、製品Yが4日目に1
0台、7日目に10台、製品Zが5日目に10台、8日
目に20台である。生産計画は、設計変更前に受け付け
られており、生産計画記憶部110で保持されている。
【0040】図9に示すように、部品の在庫、入庫予
定、調達リードタイムは、部品リソース記憶部130で
保持されている。図9において、部品は、部品aが在庫
20個であり、3日目に入庫予定としてさらに20個の
部品が使用可能になる。部品の調達リードタイムは6日
で、6日目以降であれば、当日発注を行うことで部品a
が使用可能である。部品bは在庫20個であり、部品の
調達リードタイムは4日で、4日目以降であれば、これ
から発注を行うことで部品bが使用可能である。部品c
は在庫20個であり、部品の調達リードタイムは6日
で、6日目以降であれば、これから発注を行うことで部
品cが使用可能である。部品dは在庫10個であり、部
品の調達リードタイムは4日で、4日目以降であれば、
これから発注を行うことで部品dが使用可能である。部
品eが在庫20個であり、3日目にさらに30個の部品
が使用可能になる。部品の調達リードタイムは6日で、
6日目以降であれば、これから発注を行うことで部品e
が使用可能である。部品fは在庫0個であり、部品の調
達リードタイムは4日で、4日目以降であれば、これか
ら発注を行うことで部品bが使用可能である。
【0041】製品の予定売価は、図10に示すように、
製品X、製品Y、製品Zとも500円である。製品予定
売価は、製品予定売価記憶部140で保持されている。
【0042】部品価格は、図11に示すように、部品
a、部品b、部品c、部品dおよび部品eが100円、
部品fが50円である。部品価格は、部品価格記憶部1
50で保持されている。
【0043】まず、図2に示すように、設計変更前の生
産計画に対する評価を行う。生産計画−部品引当部17
0は、前記部品表記憶部120で保持されている製品の
部品構成と製造リードタイムを参照し、前記生産計画記
憶部110で保持されている生産計画に対して必要とな
る部品の日付と数量を算出する(S101)。製品Xに
おいて、3日目に10台の生産計画に必要となる部品
は、1日目に部品aを10個、部品bを10個、部品e
を10個である。製品Yにおいて、4日目に10台の生
産計画に必要となる部品は、2日目に部品aを10個、
部品cを10個、部品eを10個である。製品Zにおい
て、5日目に10台の生産計画に必要となる部品は、3
日目に、部品bを10個、部品dを10個、部品eを1
0個である。製品Xにおいて、6日目に10台の生産計
画に必要となる部品は、4日目に、部品aを10個、部
品bを10個、部品eを10個である。製品Yにおい
て、7日目に10台の生産計画に必要となる部品は、5
日目に、部品aを10個、部品cを10個、部品eを1
0個である。製品Zにおいて、8日目に20台の生産計
画に必要となる部品は、6日目に部品bを20個、部品
dを20個、部品eを20個である。
【0044】次に、生産計画−部品引当部170は、S
101で算出された生産計画に対して必要となる部品の
日付と数量とを、前記部品リソース記憶部130で保持
されている部品の在庫、入庫予定に対応付ける(S10
2)。この時、部品をこれから発注しても入手できる調
達リードタイムで賄える部品には発注予定を対応付けて
もよい。製品Xの3日目の生産計画で必要な部品a(1
日目、10個)と、製品Yの4日目の生産計画で必要な
部品a(2日目、10個)とは、部品aの在庫に対応付
ける。製品Xの6日目の生産計画で必要な部品a(4日
目、10個)と、製品Yの7日目の生産計画で必要な部
品a(5日目、10個)とは、部品aの3日目の入庫予
定に対応付ける。このため部品aに関して過不足はな
い。製品Xの3日目の生産計画で必要な部品b(1日
目、10個)と、製品Zの5日目の生産計画で必要な部
品b(3日目、10個)とは、部品bの在庫に対応付け
る。製品Xの6日目の生産計画で必要な部品b(4日
目、10個)と、製品Zの8日目の生産計画で必要な部
品b(6日目、10個)とは、部品bの発注予定に対応
付ける。部品bに関して、過不足はない。製品Yの4日
目の生産計画で必要な部品c(2日目、10個)と、製
品Yの7日目の生産計画で必要な部品c(5日目、10
個)とは、部品cの在庫に対応付ける。部品cに関し
て、過不足はない。製品Zの5日目の生産計画で必要な
部品d(3日目、10個)は、部品dの在庫に対応付け
る。製品Zの8日目の生産計画で必要な部品d(6日
目、20個)は、部品dの発注予定に対応付ける。部品
dに関して過不足はない。製品Xの3日目の生産計画で
必要な部品e(1日目、10個)と、製品Yの4日目の
生産計画で必要な部品e(2日目、10個)とは、部品
eの在庫に対応付ける。製品Zの5日目の生産計画で必
要な部品e(3日目、10個)と、製品Xの6日目の生
産計画で必要な部品e(4日目、10個)と、製品Yの
7日目の生産計画で必要な部品e(5日目、10個)と
は、部品eの3日目の入庫予定に対応付ける。製品Zの
8日目の生産計画で必要な部品e(6日目、20個)
は、発注予定に対応付ける。部品eに関して過不足はな
い。
【0045】次に、S102で行った対応付けを参照
し、生産計画を部品がすべてそろっているものと、部品
が不足しているものとに分ける(S103)。この例の
場合、生産計画に対して、部品は全部そろっている。ま
た、部品の在庫または入庫予定を、生産計画に対応付け
た部分と、対応付けられなかった部分とに分ける(S1
04)。この例の場合、対応付けられなかった部品はな
い。
【0046】次に、図3に示すように、設計変更後の生
産計画に対する評価を行う。図3において、設計変更案
受付部160は、設計変更の案を受け付ける(S20
1)。設計変更案は、1日目に、中間品A−部品e(員
数1)の関係が、中間品A−部品f(員数1)の関係に
変更されたものとする。生産計画−部品引当部170
は、前記部品表記憶部120で保持されている製品の部
品構成と製造リードタイムとS201で受け付けた設計
変更の案を参照し、前記生産計画記憶部110で保持さ
れている生産計画に対して必要となる部品の日付と数量
とを算出する(S202)。製品Xにおいて、3日目に
10台の生産計画に必要となる部品は、1日目に、部品
aを10個、部品bを10個、部品fを10個である。
製品Yにおいて、4日目に10台の生産計画に必要とな
る部品は、2日目に、部品aを10個、部品cを10
個、部品fを10個である。製品Zにおいて、5日目に
10台の生産計画に必要となる部品は、3日目に、部品
bを10個、部品dを10個、部品eを10個である。
製品Xにおいて、6日目に10台の生産計画に必要とな
る部品は、4日目に、部品aを10個、部品bを10
個、部品fを10個である。製品Yにおいて、7日目に
10台の生産計画に必要となる部品は、5日目に、部品
aを10個、部品cを10個、部品fを10個である。
製品Zにおいて、8日目に20台の生産計画に必要とな
る部品は、6日目に、部品bを20個、部品dを20
個、部品eを20個である。
【0047】次に、生産計画−部品引当部170は、S
202で算出された、生産計画に対して必要となる部品
の日付と数量とを、前記部品リソース記憶部130で保
持されている部品の在庫、入庫予定に対応付ける(S2
03)。この時、部品をこれから発注しても入手できる
調達リードタイムで賄える部品には発注予定を対応付け
る。製品Xの3日目の生産計画で必要な部品a(1日
目、10個)と、製品Yの4日目の生産計画で必要な部
品a(2日目、10個)とは、部品aの在庫に対応付け
る。製品Xの6日目の生産計画で必要な部品a(4日
目、10個)と、製品Yの7日目の生産計画で必要な部
品a(5日目、10個)は、部品aの3日目の入庫予定
に対応付ける。部品aに関して、過不足はない。製品X
の3日目の生産計画で必要な部品b(1日目、10個)
と製品Zの5日目の生産計画で必要な部品b(3日目、
10個)は、部品bの在庫に対応付ける。製品Xの6日
目の生産計画で必要な部品b(4日目、10個)と製品
Zの8日目の生産計画で必要な部品b(6日目、10
個)とは、部品bの発注予定に対応付ける。部品bに関
して、過不足はない。製品Yの4日目の生産計画で必要
な部品c(2日目、10個)と、製品Yの7日目の生産
計画で必要な部品c(5日目、10個)とは、部品cの
在庫に対応付ける。部品cに関して、過不足はない。製
品Zの5日目の生産計画で必要な部品d(3日目、10
個)は、部品dの在庫に対応付ける。製品Zの8日目の
生産計画で必要な部品d(6日目、20個)は、部品d
の発注予定に対応付ける。部品dに関して、過不足はな
い。製品Zの5日目の生産計画で必要な部品e(3日
目、10個)と、製品Zの8日目の生産計画で必要な部
品e(6日目、20個)とのうちの10個分は、部品e
の在庫に対応付ける。製品Zの8日目の生産計画で必要
な部品e(6日目、20個)のうちの10個分は、部品
eの3日目の入庫予定に対応付ける。部品eに関して、
3日目の入庫予定のうち20個分が余剰である。製品X
の3日目の生産計画で必要な部品f(1日目、10個)
と、製品Yの4日目の生産計画で必要な部品f(2日
目、10個とは、部品fの在庫、入庫予定、発注予定の
いずれにも対応付けられないため、不足している。製品
Xの6日目の生産計画で必要な部品f(4日目、10
個)と、製品Yの7日目の生産計画で必要な部品f(5
日目、10個)とは、部品fの発注予定に対応付ける。
【0048】次に、S203で行った対応付けを参照
し、生産計画を部品がすべてそろっているものと、部品
が不足しているものとに分ける(S204)。生産計画
で部品が不足しているのは、3日目の製品X(10台
分)と4日目の製品Y(10台分)である。また、部品
の在庫または入庫予定を、生産計画に対応付けた部分
と、対応付けられなかった部分とに分ける(S20
5)。生産計画に対応付けられなかったのは、部品eに
関する3日目の入庫予定のうち20個分である。
【0049】次に、図4に示す設計変更の評価を行う。
設計変更評価部180は、製品予定売価記憶部140で
保持されている製品予定売価を参照し、設計変更前後
の、生産計画のうち部品が不足しているものを比較し、
製品の売り上げ減少額を算出する(S301)。3日目
の製品X(10台分)と4日目の製品Y(10台分)と
は、納期が間に合わないため、各々製品予定売価が50
0円なので、売り上げ減少額は10000円と算出す
る。また、部品価格記憶部150で保持されている部品
価格を参照し、設計変更前後の、生産計画に対応付けな
かった部品を比較し、余剰部品の増加額を算出する(S
302)。余剰部品は、部品eの20個分であるが、部
品価格が100円なので、2000円である。設計変更
評価部180は、算出した製品の売り上げ減少額、余剰
部品の増加額を、設計変更前後の生産計画状況および部
品の余剰状況とともに図12に示すように表示する(S
303)。
【0050】設計変更による評価の出力画面例を図12
(A)、図12(B)に示す。図12(A)は、設計変
更の影響を受ける製品の生産計画を示す表200の一例
を示す。図12(B)は、設計変更の影響を受ける部品
について示す表300の一例を示す。
【0051】図12(A)では、製品を特定する情報2
10と、それぞれの製品毎に、計画台数221、変更前
可能台数222および変更後可能台数223と、日程2
30とが項目として用意される。日程230の項目に対
応して、計画台数221、変更前可能台数222および
変更後可能台数223のそれぞれに対応する数値24
1、242および243が表示される。
【0052】図12(A)においては、前述したように
中間品Aの部品eを部品fにする変更を受け付けた場合
を示している。この場合、製品X・Yの変更前後生産計
画と、影響を受ける部品e・部品fの在庫と余剰数とを
示している。図12(A)においては、製品Xの3日目
の計画台数10台と、製品Yの4日目の計画台数10台
とが設計変更後に可能台数が0になったことを示してい
る。この場合、製品Xと、製品Yとの単価は、図10に
示すように500円であるので、製品売上減少額は10
000円となる。また、影響を受ける部品については、
部品eが、在庫として20個、入庫予定として30個あ
り、変更後の消費予定としては3日目に10個、6日目
に20個あるので(50−30)=20で20個の余剰
部品が発生していることを示している。このため、部品
eの価格が、図11に示すように100円であるので2
0*100=2000円の余剰部品増加額となる。よっ
て、評価結果として、変更にり発生する損益コストの1
2000円を出力する。
【0053】図12(B)では、製品を特定する情報3
10と、それぞれの製品毎に、在庫、入庫予定321、
変更前消費予定322および変更後消費予定323と、
日程330と、在庫350と、過不足の状況を示す過不
足360とが項目として用意される。日程330の項目
に対応して、在庫、入庫予定321、変更前消費予定3
22および変更後消費予定323のそれぞれに対応する
数値341、342および343が表示される。
【0054】図12(B)において、○印は当日(0日)
において、発注すれば引当可能であることを示してい
る。また、図12において、変更後消費予定の部品fは
1日目と2日目にそれぞれ10ずつ不足することを示し
ている。この場合、不足を示すように表示色を異なる色
にしたり、印を追加したりしてもよい。
【0055】さらに、図13に示すように、設計変更の
発効日によるコスト状況を同時に表示し、コストが最小
となる設計変更代案を表示してもよい。この例の場合、
2日目までは設計変更せずに生産し、3日目に設計変更
を行えば、コストは0で済むので、3日後に変更するよ
うな代案を示す。
【0056】以上のように、本実施形態では、設計変更
に対する製品売り上げや部品余剰量などによるコストを
定量的に評価/提示することができる。さらに、コスト
が小さい設計変更案を提示することができる。
【0057】本実施の形態によれば、設計変更が製品売
り上げや部品余剰量など近い将来の損益に与える影響を
定量的に評価/提示し、さらに近い将来の損益を向上す
るための設計変更案を自動的に算出/提示するので、設
計変更担当者は、短時間で設計変更品目や設計変更効果
発効日などを決めることができ、設計変更を飛躍的に効
率良く実行することができる。
【0058】本発明では、設計変更装置をサーバとし、
設計変更評価を求めるクライアントシステムと接続し
て、クライアントからの設計評価の注文に応えるサービ
スを実現することが可能である。この場合、顧客から
は、設計情報、設計変更案情報を受け取り、処理を設計
変更装置において行い、評価結果をクライアントシステ
ムに送信することが行いうる。このほかに、例えば、ク
ライアントシステムから評価要求を受け取ると、上述し
た各種記億部110−150を構築するためのプログラ
ムと、生産計画−部品引当部170および設計変更評価
部180を実現するためのプログラムとを、要求元のク
ライアントシステムに送って、当該要求元クライアント
システムにおいて、設計評価処理を実現することも行い
うる。いずれの場合にも、サービスに対する課金を行う
処理をさらに伴うことができる。
【0059】このようにすることにより、製品の製造メ
ーカは、設計変更の評価を行うさいに、このようなサー
ビスを利用することができて、設計変更ためのシステム
を新たに開発しなくてすむ。そのため、設計変更とを伴
うことが多い製品についての製造コストの上昇を抑える
ことが可能となる。一方、このようなサービスを行う提
供者側も、このようなサービスを実現するためのプログ
ラムの開発に伴う多大なコストを、サービスの提供によ
って回収することができる利点があるのみならず、事業
として継続することも可能となる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、設計開発を効率良く実
行することを可能にする設計変更評価装置および設計変
更評価方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
構成図である。
【図2】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
動作を説明する製品の部品構成図である。
【図6】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
動作を説明する製品の部品構成図である。
【図7】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
動作を説明する品目の製造リードタイムを表す説明図で
ある。
【図8】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
動作を説明する製品の生産計画を表す説明図である。
【図9】本発明の実施形態における設計変更評価装置の
動作を説明する部品の在庫、入庫予定、調達リードタイ
ムを表す図である。
【図10】本発明の実施形態における設計変更評価装置
の動作を説明する製品の予定売価を表す説明図である。
【図11】本発明の実施形態における設計変更評価装置
の動作を説明する部品価格を表す説明図である。
【図12】本発明の実施形態における設計変更評価装置
の動作を説明する評価の結果を表す説明図である。
【図13】本発明の実施形態における設計変更評価装置
の動作を説明する評価の結果を表す説明図である。
【図14】本発明の実施形態における設計変更評価装置
のハードウェアシステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100…設計変更評価装置 110…生産計画記憶部 120…部品表記憶部 130…部品リソース記憶部 140…製品予定売価記憶部 150…部品価格記憶部 160…設計変更案受付部 170…生産計画−部品引当部 180…設計変更評価部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の設計変更により発生するコストを
    出力する設計変更評価装置であって、 調達可能な部品毎の調達時間を示す調達リードタイム情
    報および在庫数情報と、前記製品の納期および数量を示
    す生産計画情報と、前記製品の部品構成を示す構成情報
    と、前記製品の製造期間を示す製造リードタイム情報
    と、前記製品毎の予定売価情報と前記部品毎の部品価格
    情報とを保持する記憶部と、 前記製品の設計変更を示す設計変更情報を受け付ける設
    計変更受付部と、 前記記憶部を参照し、前記設計変更受付部で受け付けた
    設計変更情報に含まれる部品毎の前記調達リードタイム
    情報および在庫数情報により当該部品と前記生産計画情
    報との対応付けを行い、設計変更後の生産計画情報を出
    力し、前記設計変更により使用しなくなった余剰部品の
    在庫数情報を出力する引当部と、 前記記憶部に記憶する部品価格情報に従って前記余剰部
    品の在庫情報によるコスト情報を算出して出力する設計
    変更評価部とを備えることを特徴とする設計変更評価装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の設計変更評価装置にお
    いて、 前記設計変更評価部は、前記記憶部に記憶される生産計
    画情報と、前記引当部で出力された設計変更後の生産計
    画情報との差から生産計画の遅れにより発生する売り上
    げ減少額情報を前記予定売価情報から算出して出力する
    ことを特徴とする設計変更評価装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の設計変更評価装置にお
    いて、 前記設計変更評価部は、前記記憶部に記憶する生産計画
    情報と、前記引当部で出力された設計変更後の生産計画
    情報とを対応させて出力することを特徴とする設計変更
    評価装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の設計変更評価装置にお
    いて、 前記設計変更評価部は、前記コスト情報が最小となる生
    産計画変更日情報をさらに出力することを特徴とする設
    計変更評価装置。
  5. 【請求項5】 製品の設計変更により発生するコストを
    出力する設計変更評価方法であって、 調達可能な部品毎の調達時間を示す調達リードタイム情
    報および在庫数情報と、前記部品毎の部品価格情報と、
    前記製品の納期および数量を示す生産計画情報と、前記
    製品の部品構成を示す構成情報と、前記製品の製造期間
    を示す製造リードタイム情報と、前記製品毎の予定売価
    情報とを記憶するステップと、 前記製品の設計変更を示す設計変更情報を受け付けるス
    テップと、 前記受け付けた設計変更情報に含まれる部品毎の前記調
    達リードタイム情報および在庫数情報により当該部品と
    前記生産計画情報との対応付けを行い、設計変更後の生
    産計画情報を出力するステップと、 前記設計変更により使用しなくなった余剰部品の在庫数
    情報を出力するステップと、 前記部品価格情報に従って前記余剰部品によるコスト情
    報を算出して出力するステップと、により評価を行うこ
    とを特徴とする設計変更評価方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の雑音発生方法における
    各ステップをプロセッサにより実行させるためのプログ
    ラム。
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