JP2003330809A - コンテンツ再現方法、コンテンツ再現システム、ユーザ側装置、コンテツ再現システムのプログラム、およびそのプログラムを担持した媒体 - Google Patents

コンテンツ再現方法、コンテンツ再現システム、ユーザ側装置、コンテツ再現システムのプログラム、およびそのプログラムを担持した媒体

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JP2003330809A
JP2003330809A JP2002140672A JP2002140672A JP2003330809A JP 2003330809 A JP2003330809 A JP 2003330809A JP 2002140672 A JP2002140672 A JP 2002140672A JP 2002140672 A JP2002140672 A JP 2002140672A JP 2003330809 A JP2003330809 A JP 2003330809A
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JP2002140672A
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English (en)
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Toshiharu Etsuno
俊治 越野
Yoshifumi Yanagawa
良文 柳川
Tsukasa Yoshiura
司 吉浦
Toshiki Yamamura
敏記 山村
Hideaki Takechi
秀明 武知
Hisanori Kato
尚徳 加藤
Mutsuko Yamamoto
睦子 山本
Hiroyasu Komagome
博泰 駒込
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄積メディアが故障した時に手間がかからず
簡単に蓄積メディアに蓄積されていたコンテンツをリカ
バリーする、コンテンツ再現方法、コンテンツ再現シス
テム、ユーザ側装置、コンテンツ再現システムのプログ
ラム、およびそのプログラムを担持させた媒体を提供す
ることができなかった。 【解決手段】 コンテンツを配信するコンテンツサーバ
2と、前記コンテンツサーバ2から電気通信回線を介し
て配信されたコンテンツを記録、再生するコンテンツ蓄
積手段を有するコンテンツ記録再生装置1と、を備え、
前記コンテンツ記録再生装置1が故障したときに、前記
コンテンツ記録再生装置1に蓄積されていたコンテンツ
が、前記コンテンツサーバ2から前記コンテンツ記録再
生装置1に送信される、コンテンツ再現システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ蓄積メ
ディアが故障した場合の、コンテンツ再現方法、コンテ
ンツ再現システム、ユーザ側装置、コンテンツ再現シス
テムのプログラム、およびそのプログラムを担持した媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、種々のコンテンツを有するコンテ
ンツサーバから好みのコンテンツをダウンロードしてコ
ンテンツ記録再生装置に蓄積した場合、このコンテンツ
記録再生装置の蓄積メディア(HDD等)が故障した場
合、ダウンロードされコンテンツは消失してしまい、蓄
積メディアを交換した後、再度、コンテンツサーバから
ダウンロードをする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では蓄積メディアに蓄積されたコンテンツが大
量に存在する場合、コンテンツ記録再生装置は、それぞ
れのコンテンツについてコンテンツサーバにアクセスし
てダウンロードする必要があり、蓄積メディアに蓄積さ
れていたコンテンツをリカバリーするためには大変な手
間がかかっていた。
【0004】本発明は、上記課題を鑑み、蓄積メディア
が故障した時に手間がかからず簡単に蓄積メディアに蓄
積されていたコンテンツをリカバリーする、コンテンツ
再現方法、コンテンツ再現システム、ユーザ側装置、コ
ンテンツ再現システムのプログラム、およびそのプログ
ラムを担持した媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の本発明(請求項1に対応)は、電気通信回線を
介してサーバ側装置から配信されるコンテンツを記録お
よび再生するコンテンツ再現方法であって、第1記録媒
体を有するユーザ側装置が故障したときに、前記サーバ
側装置は、前記ユーザ側装置の第1記録媒体に蓄積され
ていたコンテンツを再度配信する、コンテンツ再現方法
である。
【0006】第2の本発明(請求項2に対応)は、電気
通信回線を介してサーバ側装置から配信されるコンテン
ツを記録および再生するコンテンツ再現方法であって、
第1記録媒体および前記第1記録媒体とは別の第2記録
媒体を有するユーザ側装置は、前記コンテンツを前記第
1記録媒体および前記第2記録媒体に記録し、前記コン
テンツを再生するときは、前記第1記録媒体から前記コ
ンテンツを再生し、前記ユーザ側装置が故障したとき
は、前記第2記録媒体を利用して前記コンテコンツを再
生する、コンテンツ再現方法である。
【0007】第3の本発明(請求項3に対応)は、前記
ユーザ側装置が動作しない程度に故障したときは、前記
ユーザ側装置に替えて代替ユーザ側装置を使用し、前記
ユーザ側装置に格納されていた認証用IDの代わりに前
記代替ユーザ側装置に固有の認証用IDを利用して、前
記サーバ側装置は前記代替ユーザ側装置の認証を行な
う、第1または2にの本発明のコンテンツ再現方法であ
る。
【0008】第4の本発明(請求項4に対応)は、コン
テンツを配信するサーバ側装置と、前記サーバ側装置か
ら電気通信回線を介して配信されたコンテンツを記録、
再生する第1記録媒体を有するユーザ側装置と、を備
え、前記ユーザ側装置が故障したときに、前記ユーザ側
装置の第1記録媒体に蓄積されていたコンテンツが、前
記サーバ側装置から前記ユーザ側装置に送信される、コ
ンテンツ再現システムである。
【0009】第5の本発明(請求項5に対応)は、コン
テンツを配信するサーバ側装置と、前記サーバ側装置か
ら電気通信回線を介して配信されたコンテンツを記録、
再生する第1記録媒体および前記第1記録媒体とは別の
第2記録媒体を有するユーザ側装置と、を備え、前記サ
ーバ側装置から電気通信回線を介して配信されるコンテ
ンツを前記第1記録媒体および前記第2記録媒体に記録
し、前記コンテンツを再生するときは、前記第1記録媒
体から前記コンテンツを再生し、前記第1記録媒体が故
障したときは、前記第2記録媒体を利用して前記コンテ
ンツを再生する、コンテンツ再現システムである。
【0010】第6の本発明(請求項6に対応)は、電気
通信回線を介してサーバ側装置から配信されるコンテン
ツを記録する第1記録媒体を有し、前記コンテンツを再
生するときは、前記第1記録媒体から再生し、故障した
ときは、前記サーバ側装置から、前記第1記録媒体に蓄
積されていたコンテンツの再度の配信を受ける、ユーザ
側装置である。
【0011】第7の本発明(請求項7に対応)は、前記
ユーザ側装置の故障が前記第1記録媒体の故障であると
き、前記ユーザ側装置は、前記ユーザ側装置の第1記録
媒体を特定するための媒体IDと再度配信を受けるべき
コンテツを特定した情報とを含む故障情報を前記サーバ
側装置に送信し、前記サーバ側装置において、前記故障
情報を基に前記ユーザ側装置に再度配信すべきコンテン
ツが決定され、前記再度配信すべきコンテンツが暗号化
されるとともに前記コンテンツに対応する暗号鍵が生成
され、前記暗号鍵から前記媒体IDを利用して復号鍵が
生成され、前記暗号化されたコンテンツとともに前記復
号鍵が前記ユーザ側装置に送信され、前記サーバ側装置
から送信された前記復号鍵から前記媒体IDを利用して
前記暗号鍵が再現され、前記再現された暗号鍵を利用し
て前記暗号化されたコンテンツが復号化され、前記復号
鍵は、前記ユーザ側装置において前記サーバ側装置から
送信されてから所定の時間の経過後、または所定の回数
の暗号鍵の使用後は無効となる、第6の本発明のユーザ
側装置である。
【0012】第8の本発明(請求項8に対応)は、前記
ユーザ側装置には、電気通信回線を介して複数のサーバ
側装置が接続され、前記故障情報が前記複数のサーバ側
装置に送信され、前記複数のサーバ側装置の各々は、前
記再度配信すべきコンテンツを有する場合は、前記再度
配信すべきコンテンツが暗号化されるとともに前記再度
配信すべきコンテンツに対応する暗号鍵が生成され、前
記暗号鍵から前記媒体IDを利用して復号鍵が生成さ
れ、前記暗号化されたコンテンツとともに前記復号鍵が
前記サーバ側装置から送信される、第6または7の本発
明のユーザ側装置である。
【0013】第9の本発明(請求項9に対応)は、前記
ユーザ側装置には、電気通信回線を介して、複数のサー
バ側装置に接続されたポータルサイトサーバ側装置が接
続され、前記故障情報が前記ポータルサイトサーバ側装
置に送信され、前記ポータルサイトサーバ側装置におい
て、前記故障情報を基に前記複数のサーバ側装置から前
記再度配信すべきコンテンツを有するサーバ側装置が特
定され、前記特定されたサーバ側装置において、前記配
信すべきコンテンツが特定されて前記ポータルサイトサ
ーバ側装置に送信され、前記送信されたコンテンツを確
認することにより前記ポータルサイトサーバ側装置にお
いて、前記ユーザ側装置に再度配信すべきコンテンツが
決定され、前記決定された再度配信すべきコンテンツが
前記ポータルサーバから送信される、第6または7の本
発明のユーザ側装置である。
【0014】第10の本発明(請求項10に対応)は、
前記ユーザ側装置が動作しない程度に故障したときは、
前記ユーザ側装置が有していた認証用IDが、前記ユー
ザ側装置とは別の代替ユーザ側装置に移され、前記代替
ユーザ側装置に固有の認証用IDの代わりに前記ユーザ
側装置に格納されていた認証用IDが利用され、前記ユ
ーザ側装置に替えて前記代替ユーザ側装置が使用され
る、第6の本発明のユーザ側装置である。
【0015】第11の本発明(請求項11に対応)は、
前記ユーザ側装置が動作しない程度に故障したときは、
前記ユーザ側装置に替えて代替ユーザ側装置が使用さ
れ、前記ユーザ側装置に格納されていた認証用IDの代
わりに前記代替ユーザ側装置に固有の認証用IDが利用
される、第6の本発明のユーザ側装置である。
【0016】第12の本発明(請求項12に対応)は、
電気通信回線を介してサーバ側装置から配信されるコン
テンツを記録するための第1記録媒体および前記第1記
録媒体とは別の第2記録媒体を有し、前記コンテンツを
記録するときは前記第1記録媒体および前記第2記録媒
体に記録され、前記コンテンツを再生するときは、前記
第1記録媒体から再生され、故障したときは、前記第2
記録媒体を利用して前記コンテンツが再生される、ユー
ザ側装置である。
【0017】第13の本発明(請求項13に対応)は、
前記サーバ側装置において、前記コンテンツは暗号化さ
れ、それとともに前記コンテンツに対応する暗号鍵が生
成され、前記生成された暗号鍵から前記ユーザ側装置に
固有の媒体IDを利用して復号鍵が生成され、前記暗号
化されたコンテンツが前記サーバ側装置から送信され、
前記復号鍵が前記サーバ側装置において蓄積され、前記
暗号化され送信されたコンテンツが前記ユーザ側装置の
第2記録媒体に記録され、前記故障が前記第1記録媒体
の故障であるとき、前記第2記録媒体に記録された暗号
化されたコンテンツが取り出され、前記媒体IDおよび
前記第1記録媒体に記録されていたコンテンツを特定す
るための情報を含む故障情報が前記サーバ側装置に送信
され、前記サーバ側装置においては、前記故障情報から
前記特定されたコンテンツに対応する復号鍵が特定され
て前記ユーザ側装置に送信され、前記送信された復号鍵
から前記媒体IDを利用して前記暗号鍵が再生され、前
記再生された暗号鍵を利用して前記暗号化されたコンテ
ンツが復号化され、前記復号鍵は、前記サーバ側装置か
ら送信されてから所定の時間が経過した後、または所定
の回数の暗号鍵の使用後は無効となる、第12の本発明
のユーザ側装置である。
【0018】第14の本発明(請求項14に対応)は、
前記サーバ側装置において、前記コンテンツは暗号化さ
れ、それとともに前記コンテンツに対応する暗号鍵が生
成され、前記生成された暗号鍵から前記ユーザ側装置の
第1記録媒体に固有の媒体IDを利用して復号鍵が生成
され、前記暗号化されたコンテンツと前記復号鍵が前記
サーバ側装置から送信され、前記暗号化され送信された
コンテンツおよび前記復号鍵が前記第2記録媒体に記録
され、前記故障が前記第1記録媒体の故障であるとき、
前記第1記録媒体に記録されていたコンテンツが特定さ
れ、前記特定されたコンテンツおよび前記特定されたコ
ンテンツに対応する復号鍵が前記第2記録媒体から取り
出され、前記第2記録媒体から取り出されたコンテンツ
は前記第1記録媒体とは別の交換された第1記録媒体に
記録され、前記復号鍵から前記媒体IDを利用して前記
暗号鍵が再生され、前記再生された暗号鍵を利用して前
記交換された第1記録媒体に記録されたコンテンツが復
号化され、前記復号鍵は、前記第2記録媒体から取り出
されてから所定の時間の経過後、または所定の回数の前
記暗号鍵の使用後は無効になる、第12の本発明のユー
ザ側装置である。
【0019】第15の本発明(請求項15に対応)は、
第4の本発明のコンテンツ再現システムの、コンテンツ
を配信するサーバ側装置、前記サーバ側装置から電気通
信回線を介して配信されたコンテンツを記録、再生する
第1記録媒体を有するユーザ側装置、前記ユーザ側装置
が故障したときに、前記ユーザ側装置の第1記録媒体に
蓄積されていたコンテンツが、前記サーバ側装置から前
記ユーザ側装置に送信される手段、としてコンピュータ
を機能させるためのプログラムである。
【0020】第16の本発明(請求項16に対応)は、
第5の本発明のコンテンツ再現システムの、コンテンツ
を配信するサーバ側装置、前記サーバ側装置から電気通
信回線を介して配信されたコンテンツを記録、再生する
第1記録媒体および前記第1記録媒体とは別の第2記録
媒体を有するユーザ側装置、前記サーバ側装置から電気
通信回線を介して配信されるコンテンツを前記第1記録
媒体および前記第2記録媒体に記録し、前記コンテンツ
を再生するときは、前記第1記録媒体から前記コンテン
ツを再生し、前記第1記録媒体が故障したときは、前記
第2記録媒体を利用して前記コンテンツを再生する手
段、としてコンピュータを機能させるためのプログラム
である。
【0021】第17の本発明(請求項17に対応)は、
第15または16の本発明のプログラムを担持した媒体
であって、コンピュータにより処理可能な媒体である。
【0022】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1のコンテンツ再現システムの構成および
手順を示す模式図である。
【0023】図1は、本発明のユーザ側装置の一例であ
るコンテンツ記録再生装置1が家庭において使用される
として示している。コンテンツ記録再生装置1は、本発
明の電気通信回線の一例である通信回線3を介して、本
発明のサーバ側装置の一例であるコンテンツサーバ2に
接続されている。
【0024】図2は、コンテンツ記録再生装置1の構成
を示すブロック図である。コンテンツ記録再生装置1
は、コンテンツ管理手段4を有し、コンテンツ管理手段
4は、ユーザインターフェース5、ネットワークインタ
ーフェース6、およびコンテンツデータベース7に接続
されている。コンテツ管理手段4は、コンテンツ記録再
生装置1内の各構成要素に指令を出すためのCPU、お
よび適当な記憶装置(図示せず)を備えている。この記
憶装置には、コンテンツ記録再生装置1に固有の認証用
IDが格納されている。この認証用IDは、コンテンツ
記録再生装置1が製造されるときに個別に割り当てられ
ている。ユーザインターフェース5は、コンテンツ記録
再生装置1をユーザが操作するためのインターフェース
であり、キーボード、タッチパネル、リモコンなどユー
ザが操作しやすいインターフェースが使用されている。
ネットワークインターフェース6には、通信回線3が接
続され、インターネット等外部の通信網と接続すること
ができる。コンテンツデータベース7には、コンテンツ
を管理するための情報が蓄積されている。コンテンツ蓄
積主手段8には、コンテンツサーバ2から送信されてき
たコンテンツが蓄積されている。また、コンテツ蓄積手
段が製造されたときに割り振られる媒体IDが格納され
ている。
【0025】図3は、コンテンツサーバ2の構成を示す
ブロック図である。コンテンツサーバ2は、クライアン
ト管理手段9、コンテンツ送信手段10を有し、クライ
アント管理手段9は、蓄積情報データベース11、コン
テンツ送信手段10、ネットワークインターフェース1
3に接続されている。そして、コンテンツ送信手段10
には、サーバ側コンテンツ管理手段12、およびネット
ワークインターフェース13が接続されている。
【0026】クライアント管理手段9は、クライアント
側のコンテンツ記録再生装置の認証を実施するためのC
PU、記憶装置(図示せず)を有している。蓄積情報情
報データベース11には、コンテンツ送信履歴情報が蓄
積情報として蓄積され、コンテンツ送信手段10は、コ
ンテンツを暗号化するための暗号化手段、サーバ側コン
テンツ管理手段12で生成された暗号鍵から復号鍵を生
成するための復号鍵生成手段、およびこれらの手段を制
御するためのCPU、記憶装置(図示せず)を有してい
る。サーバ側コンテンツ管理手段12は、クライアント
側に送信するための種々のコンテンツを蓄積し管理して
いる。また、それらのコンテンツを暗号化するための暗
号鍵を生成するための暗号鍵生成手段を有している。そ
して、ネットワークインターフェース13には、通信回
線3が接続され、インターネット等外部の通信網と接続
することができる。
【0027】次にこのような構成のコンテンツ再現シス
テムの動作を図1〜3を参照しながら説明する。
【0028】まず、コンテンツ記録再生装置が正常に動
作しているときの動作を説明する。ユーザーは、まず所
望のコンテンツを特定する情報をコンテンツ記録再生装
置1のユーザインターフェース5に入力する。ユーザイ
ンターフェース5に入力された情報は、コンテンツ蓄積
要求として、コンテンツ管理手段4に送られる。コンテ
ンツ管理手段4は、コンテンツ蓄積要求として、コンテ
ンツ管理手段4の記憶装置に格納されている認証用I
D、およびコンテンツ蓄積手段に格納されている媒体I
Dを付加してネットワークインターフェース6、通信回
線3を介して、コンテンツサーバ2のネットワークイン
ターフェース13に送信する。
【0029】ネットワークインターフェース13におい
て受信されたコンテンツ蓄積要求は、クライアント管理
手段9に送られる。クライアント管理手段9は、蓄積要
求に含まれる認証用IDを認証する。すなわち、蓄積要
求に含まれる認証用IDと、クライアント管理手段9が
あらかじめ保有するIDのリストとを比較し、上記認証
用IDが正規のクライアントであることを確認する。も
し、クライアント管理手段9が、上記認証用IDを正規
のクライアントの認証用IDであるとは認めないときに
は、コンテンツ記録再生装置1にその旨を送信し、コン
テンツサーバ側における動作を中止する。
【0030】クライアント管理手段9が、上記認証用I
Dを正規のクライアントのものであることを確認する
と、クライアント管理手段9は、コンテンツ送信手段1
0に、コンテンツ蓄積要求から特定されるコンテンツの
送信を要求する。上記要求を受けたコンテンツ送信手段
10は、コンテツ管理手段12から上記コンテンツ、お
よび上記コンテンツを暗号化するための暗号鍵を取得す
る。そして、コンテンツ送信手段10は、上記コンテン
ツを上記暗号鍵を使用して暗号化する。また、コンテン
ツ送信手段10はクライアント管理手段9から媒体ID
を取得し、上記媒体IDを使用して上記暗号鍵を変形す
ることにより、復号鍵を生成する。コンテツ送信手段1
0は、暗号化されたコンテンツおよび生成された復号鍵
をネットワークインターフェース13を介してクライア
ント側のコンテンツ記録再生装置1に送信する。そし
て、クライアント管理手段9は、上記の送信履歴を蓄積
情報として蓄積情報データベース11に保存する。すな
わち蓄積情報データベース11には、コンテンツ記録再
生装置1の認証ID、媒体ID、コンテンツを送信した
年月日および時刻、送信したコンテンツおよび暗号鍵を
特定する情報、を含む情報が記録されている。
【0031】コンテンツ記録再生装置1において受信さ
れた、暗号化されたコンテンツおよび復号鍵は、ネット
ワークインターフェース6を介してコンテンツ管理手段
4に送られる。コンテツ管理手段4は、上記暗号化され
たコンテンツをコンテンツ蓄積手段8に保存する。また
上記復号鍵は、コンテンツ管理手段4の内部の記憶装置
に保存される。
【0032】このときコンテンツ管理手段4は、以上ま
での経緯をコンテンツ管理情報としてコンテンツデータ
ベース7に格納する。この場合コンテンツ管理情報とし
ては、所望のコンテンツを特定するたの情報、上記コン
テンツの取得年月日および時刻、上記コンテンツを配信
したサーバを特定する情報、等が挙げられる。
【0033】そして、ユーザは、必要に応じてユーザイ
ンターフェース5を介して、コンテンツを再生をする要
求を入力する。入力されたコンテンツ再生要求は、コン
テンツ管理手段4に送られ、コンテンツ管理手段4は、
コンテンツ蓄積手段8から、ユーザが所望する特定の暗
号化されたコンテンツを取得する。そして、コンテンツ
管理手段4は、上記暗号化されたコンテツに対応する復
号鍵を上記記憶装置から取り出し、上記媒体IDを使用
して上記復号鍵を変形して上記暗号鍵を取り出す。次に
上記暗号鍵を利用して上記暗号化されたコンテンツを復
号化し、復号化されたコンテンツを再生装置(図示せ
ず)に送る。
【0034】このようにしてコンテンツ蓄積手段8に
は、ユーザが所望するコンテンツが複数蓄積されてい
る。また、コンテンツ管理手段4の記憶装置には、特定
のコンテンツに対応する復号鍵が蓄積されるが、無制限
にコンテンツが再生されることを防止するために、上記
記憶装置に入力されてから所定の時間が経過した復号鍵
(すなわち、コンテンツサーバ2から送信されて所定の
時間が経過した復号鍵)、または、所定の回数に達して
上記記憶装置から取り出されて上記復号鍵から暗号鍵が
取り出されその暗号鍵が使用されて暗号化されたコンテ
ンツが復号された復号鍵、については、上記記憶装置か
ら削除される。すなわち、このような復号鍵は無効とさ
れる。またコンテンツを復号化するために利用された暗
号鍵は、コンテンツが復号化された後消去される。
【0035】次にコンテンツ記録再生装置1に異状が生
じ、コンテンツをリカバリーするときの動作について説
明する。図7に概略フローを示す。
【0036】コンテンツ記録再生装置1の異状として
は、まず、コンテンツ蓄積手段8の異状を想定する。コ
ンテンツ蓄積手段8の異状とは、例えば読み取りヘッド
(図示せず)の故障等、コンテンツ蓄積手段8全体が使
用できない状態であって、修理が不可能な状態であるこ
とをここでは想定する。
【0037】コンテンツ記録再生装置1のコンテンツ管
理手段4が、コンテンツ蓄積手段8の異状を検出する
と、コンテンツ管理手段4は、故障情報をネットワーク
インターフェース6、通信回線3を介してコンテンツサ
ーバ2に送信する。この故障情報には、コンテンツ管理
手段4の記憶装置に格納されている認証用IDと、コン
テンツ蓄積手段8に格納されている媒体IDと、上記媒
体IDを有するコンテンツ蓄積手段8が故障した旨の情
報と、コンテンツデータベース7に格納されているコン
テンツ管理情報が含まれている。
【0038】上記のような故障情報をコンテンツサーバ
2が受信すると、上記故障情報は、ネットワークインタ
ーフェース13を介してクライアント管理手段9に送ら
れる。クライアント管理手段9は、上記故障情報を基
に、上記と同様に認証用IDから上記故障情報を送信し
たコンテンツ記録再生装置1が正規のユーザのものであ
ることを確認し、上記故障情報からコンテンツ記録再生
装置1のコンテンツ蓄積手段8に蓄積されていたコンテ
ンツを特定する。この段階でコンテンツサーバ2は、特
定されたコンテンツを送信できる状態にあるという情報
をコンテンツ記録再生装置1に送信する。
【0039】ユーザ側においては、上記特定されたコン
テンツが送信できる状態にある旨の情報を受信した後、
故障したコンテンツ記録再生装置1のコンテンツ蓄積手
段8を別のコンテンツ蓄積手段8’に置き換える。この
コンテンツ蓄積手段8’には、コンテンツ蓄積手段8に
格納されていた媒体IDとは別の媒体ID’が格納され
ている。そして、コンテンツ蓄積手段8’への交換が終
了すると、コンテンツ記録再生装置1のコンテンツ管理
手段4は、媒体ID’をコンテンツ蓄積手段8’から取
得し、認証用IDとともに媒体ID’をコンテンツサー
バ2に送信する。
【0040】コンテンツ記録再生装置1から認証用ID
と媒体ID’を受信したコンテンツサーバ2は、クライ
アント管理手段9において、コンテンツ記録再生装置1
が正規のユーザであることを認証用IDから再度認証
し、コンテンツ蓄積手段8の故障情報を確認しているこ
とを確認した後、クライアント管理手段9の記憶装置に
格納されていた媒体IDを媒体ID’に置き換える。
【0041】そして、コンテンツ送信手段10は、上記
故障情報により特定されたコンテンツおよびそのコンテ
ンツに対応する暗号鍵をサーバ側コンテンツ管理手段1
2から取得する。次にコンテンツ送信手段は、上記コン
テンツを暗号化し、上記暗号鍵を媒体ID’を利用して
変形し、復号鍵を生成する。この後の動作は、媒体ID
が媒体ID’に置き換わる他は、上記で説明したコンテ
ンツ記録再生装置1の正常時の動作と同様である。
【0042】上記コンテンツの送信が完了した後、クラ
イアント管理手段9は、送信履歴を蓄積情報として蓄積
情報データベース11に保存する。このとき、上記コン
テンツの送信は、コンテンツ記録再生装置1の故障によ
り再送信されたものであることが記録される。また、故
障したコンテンツ蓄積手段8に対応する媒体IDは、コ
ンテンツ蓄積手段8’の媒体ID’に書き換えられる。
【0043】次に、コンテンツ記録再生装置1の異状と
して、コンテンツ記録装置1自体が異状になり、認証情
報を含むコンテンツ蓄積要求を送信することができない
程度の故障を想定した場合の動作を説明する。この場合
の故障は、コンテンツ記録再生装置が例えばメーカの保
証期間内に修理不可能となる状態を想定している。
【0044】上記のような場合、コンテンツ記録再生装
置1を使用することはできないので、ユーザ側は、コン
テツ記録再生装置1のメーカーに連絡し、コンテンツ記
録再生装置1とは別の本発明の代替ユーザ側装置の一例
であるコンテンツ記録再生装置1’を用意する。そし
て、メーカ側のスタッフは、SDカード等の交換媒体を
コンテンツ記録再生装置1に挿入し、コンテンツ記録媒
体1のコンテンツ管理手段4に記録されている認証用I
D、およびコンテンツデータベース7に保存されている
コンテンツ管理情報をコピーする。そして、上記交換媒
体を新たに用意したコンテンツ記録再生装置1’に挿入
し、上記交換媒体に記録された情報をコンテンツ記録再
生装置1’に導入する。
【0045】次に、メーカ側のスタッフは、コンテンツ
記録再生装置1’から故障情報を発生させ、この故障情
報をコンテンツ記録再生装置1’からコンテンツサーバ
装置2に送信する。この故障情報には、上記コンテンツ
記録再生装置1の管理情報および認証用ID、並びにコ
ンテンツ記録再生装置1’の媒体ID”が含まれてい
る。
【0046】この故障情報を受信したコンテンツサーバ
2は、認証用IDを認証することにより、コンテンツ記
録再生装置1’をコンテンツ記録再生装置1として認識
する。そして、上記故障情報に含まれる管理情報からコ
ンテンツ記録再生装置1のコンテンツ蓄積手段8に蓄積
されていたコンテンツ(すなわちコンテンツ記録再生装
置1’に送信すべきコンテンツ)を特定し、コンテンツ
送信手段10は、サーバ側コンテンツ管理手段12から
特定されたコンテンツとそのコンテンツに対応する暗号
鍵を取得する。次にコンテンツ送信手段10は、特定さ
れたコンテンツを暗号化し、媒体ID”を使用して暗号
鍵を変形して復号鍵を生成する。コンテンツ送信手段1
0は、このように暗号化されたコンテンツと復号鍵をコ
ンテンツ記録再生装置1に送信する。
【0047】コンテンツ記録再生装置1’は、上記復号
鍵から媒体ID”を利用して暗号鍵を取り出し、この暗
号鍵を使用することにより上記の暗号化されたコンテン
ツを復号化する。
【0048】このように本実施の形態のコンテンツ再現
システムによれば、コンテンツ記録再生装置が故障した
ときにユーザ側において、複雑な装置が必要とされず簡
単な操作でコンテンツを再現することができる。
【0049】なお、上記の説明において、コンテンツ記
録再生装置1自体が故障したときに、コンテンツ記録再
生装置1’は、認証のための情報としてコンテンツ記録
再生装置1の認証用IDのみをコンテンツサーバ2に送
信する、として説明したが、コンテンツ記録再生装置1
の認証用IDとともにコンテンツ記録再生装置1’の認
証用ID”がコンテンツサーバ2に送信されてもよい。
その場合、コンテンツサーバ2のクライアント管理手段
9は、故障情報の中に認証用IDと認証用ID”を確認
することにより、コンテンツ記録再生装置1’を認証用
ID”を有する正規のユーザとして認証する。その後の
動作は、上記で説明した動作と同様である。
【0050】また、コンテンツ記録再生装置1自体が故
障したときに、コンテンツ記録再生装置1’を、ユーザ
側においてそれまで使用されていた同じ通信回線3に接
続して使用する趣旨で説明したが、コンテンツ記録再生
装置1自体が故障したときに、コンテンツ記録再生装置
1がメーカ側に持ち込まれ、コンテンツを転送するため
の充分な通信速度を有するメーカ側の通信回線3にコン
テンツ記録再生装置1’が接続されてコンテンツの再現
が行われてもよい。その場合は、ユーザ側で行なう場合
よりも、より効率的にコンテンツの再現をすることがで
きる。
【0051】また、上記までの説明では、コンテンツ記
録再生装置1自体の故障は、コンテンツ記録再生装置1
自体が動作せず、修理ができない程度の故障であるとし
て説明してきたが、修理ができる程度の故障であるとき
は、修理が完了してから修理されたコンテンツ記録再生
装置1を用いて、コンテンツの再現が行われてもよい。
その場合は、コンテンツ記録再生装置1に異状が生じた
時点で上記の故障情報がコンテンツサーバ2に送信さ
れ、コンテンツサーバ2においては、再度配信すべきコ
ンテンツが送信される準備がされ、コンテンツ記録再生
装置1の修理が完了した時点で、上記再度配信すべきコ
ンテンツが送信される。
【0052】また、上記までの説明において、コンテン
ツ蓄積手段8の故障は、コンテンツ蓄積手段8自体が動
作しない故障であるとして説明したが、コンテンツ蓄積
手段8は、動作するが、コンテンツ蓄積手段8に蓄積さ
れている一部のコンテンツ自体に異状がある場合もあ
る。この場合は、異状のあるコンテンツを特定して、上
記と同様の手順により異状のあるコンテンツと同一のコ
ンテンツをコンテンツサーバ2から入手する、というこ
とも考えられる。その場合、コンテンツ蓄積手段8自体
には異状がないので、コンテンツサーバ2から再度配信
されたコンテンツは再び同一のコンテンツ蓄積手段8に
蓄積される。
【0053】また、上記までの説明において、単一のコ
ンテンツサーバ2が電気通信回線3を介してコンテンツ
記録再生装置1に接続されている、として説明したが複
数のコンテンツサーバ2が電気通信回線3を介してコン
テンツ記録再生装置1に接続されることも考えられる。
【0054】その場合は、上記と同様の動作により複数
のコンテンツサーバ2のそれぞれに故障情報が送信さ
れ、それぞれのコンテツサーバ2から、コンテンツ記録
再生装置1のコンテンツ蓄積手段8に蓄積されていたコ
ンテンツが特定され、上記特定されたコンテンツがコン
テンツ記録再生装置1へ送信する準備が完了した通知が
コンテンツ記録再生装置1へ送信される。このとき、上
記故障がコンテンツ蓄積手段8の故障であるときは、コ
ンテンツ蓄積手段8に蓄積されていた全てのコンテンツ
の送信準備が完了した時点で、上記と同様にコンテンツ
蓄積手段8の交換もしくは修理がされ、上記の交換また
は修理が完了した時点で、複数のコンテンツサーバ2か
らコンテンツ記録再生装置1へそれぞれのコンテンツが
送信される。また、上記故障がコンテンツ記録再生装置
1自体の場合は、コンテンツ記録再生装置1自体が交換
された後、上記と同様の動作により、それぞれの複数の
コンテンツサーバ2に故障情報が送信され、コンテンツ
蓄積手段8に蓄積されていたコンテンツが上記複数のコ
ンテンツサーバ2から送信準備が完了され次第、それぞ
れのコンテンツサーバ2から随時コンテンツ記録再生装
置1’へ上記コンテンツが送信される。
【0055】なお、上記説明において、複数のコンテン
ツサーバ2は、それぞれ個別に電気通信回線3を介して
コンテンツ記録再生装置1に接続されている、として説
明したが、複数のコンテンツサーバ2が本発明のポータ
ルサイトサーバ側装置の一例しであるポータルサイトサ
ーバ31に接続され、上記ポータルサイトサーバがコン
テンツ記録再生装置1に電気通信回線3を介して接続さ
れる構成であってもよい(図6参照)。その場合、コン
テンツ記録再生装置1からの情報は、ポータルサイトサ
ーバ31を経由して上記複数のコンテンツサーバ2に送
信される。また、上記複数のコンテンツサーバ2から
の、特定されたコンテンツおよびそのコンテンツの復号
鍵等も上記ポータルサイトサーバを経由してコンテンツ
記録再生装置1へ送信される。なお、図6に示すポータ
ルサイト32には、クライアント管理理手段、コンテン
ツ送信手段、サーバ側コンテンツ管理手段、ネットワー
クインターフェースが含まれる。
【0056】また、この場合にはポータルサイトサーバ
の蓄積情報には、コンテンツを送信したコンテンツサー
バ2を特定するサーバ識別情報が含まれている。そして
その場合は、故障情報がクライアント記録再生装置1か
ら受信されると、上記故障情報は、上記サーバ識別情報
から特定されるコンテンツサーバ2に送信される。
【0057】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2のコンテンツ再現システムの構成および手順を示
す模式図である。
【0058】また、図5は、本発明の実施の形態2のコ
ンテンツ再現システムにおけるコンテンツ記録再生装置
21の構成を示すブロック図である。実施の形態2にお
けるコンテンツ再現システムと実施の形態1のコンテン
ツ再現システムとの相違点は、コンテンツ管理手段24
に本発明の第2記録媒体の一例であるバックアップ媒体
29が接続されていることである。ここで、バックアッ
プ媒体29としては、光ディスク、リムーバブルHD
D、メモリカード等の可搬媒体が想定される。その他の
構成については実施の形態1のコンテンツ再現システム
と同様でありその説明を省略する。
【0059】次に本実施の形態のコンテンツ再現システ
ムの動作について説明する。図8に概略フローを示す。
【0060】まず、コンテンツ記録装置21が正常のと
きは、暗号化されたコンテンツ、および復号鍵がコンテ
ンツ記録再生装置21に送信されるところまでは同様で
ある。実施の形態2のコンテンツ記録再生装置21にお
いては、受信された暗号化されたコンテンツはバックア
ップ媒体29にも格納され、さらに復号鍵もバックアッ
プ媒体29に格納される。そして、コンテンツ管理手段
24の記憶装置(図示せず)に格納されている復号鍵は
実施の形態1と同様、所定の時間が経過した野後、また
は所定の回数暗号鍵が使用された後消去される。したが
って、コンテンツ記録再生装置21が正常に動作してい
るときは、復号鍵が消去された後はバックアップ媒体2
9に記録されているコンテンツを再現することができな
い。
【0061】コンテンツ記録再生装置21のコンテンツ
蓄積手段28に異状が生じたとき(異状の定義は実施の
形態1における場合と同様である。)、すなわち、コン
テンツ記録再生装置21のコンテンツ管理手段24がコ
ンテンツ蓄積手段28の異状を検出すると(すなわちコ
ンテンツ蓄積手段28の故障情報が出されると)、コン
テンツ管理手段24は、コンテンツデータベース27に
アクセスし、コンテンツ管理情報を参照する。そして、
コンテンツ管理情報を参照することにより、コンテンツ
管理手段24は、コンテンツ蓄積手段28にコンテンツ
蓄積手段28が故障する前までに蓄積されていたコンテ
ンツを特定する。次にコンテンツ管理手段24は、バッ
クアップ媒体29にアクセスし、特定されたコンテンツ
に対応する復号鍵を取り出す。
【0062】そして、コンテンツ管理手段24は、コン
テンツ蓄積手段28に格納されていた媒体ID(この媒
体IDは、コンテンツ蓄積手段28が正常に動作してい
る間にコンテンツ蓄積手段28から取り出され、コンテ
ツ管理手段24の記憶装置(図示せず)に格納されてい
る。)を取り出し、この媒体IDを利用して上記復号鍵
からコンテンツサーバ2のサーバ側コンテンツ管理手段
12において生成された暗号鍵を取り出す。この段階で
コンテンツ管理手段24は、ユーザインターフェース2
5を介してコンテンツの復号化の準備が完了した旨の表
示を出す。
【0063】コンテンツの復号化準備が完了したことを
確認したユーザは、異状が生じたコンテンツ蓄積手段2
8を別のコンテンツ蓄積手段28’に交換する。そして
コンテンツ蓄積手段28’の媒体ID’がコンテンツ管
理手段24の記憶装置に取り込まれることにより、コン
テンツ管理手段24は、コンテンツ蓄積手段28の交換
が完了したことを認識し、上記特定されたコンテンツを
バックアップ媒体29からコンテンツ蓄積手段28に移
動させる。
【0064】次にコンテンツ管理手段24は、上記暗号
鍵を利用して上記特定されたコンテンツを復号化し、復
号化されたコンテンツを再生装置(図示せず)に送る。
復号鍵については、実施の形態1における場合と同様、
バックアップ媒体から取り出されてから所定の時間の経
過後、または所定の回数に達して暗号鍵が利用された
後、無効とされる。
【0065】本実施の形態のコンテンツ再現システムに
よれば、コンテンツ蓄積手段28が故障した場合、コン
テンツサーバ2とやり取りすることなく、コンテンツ記
録再生装置21側でバックアップ媒体を利用して迅速に
コンテンツを再現することができる。
【0066】なお、本実施の形態のコンテンツ再現シス
テムにおいて、コンテンツ記録再生装置21自体が故障
した場合は、実施の形態1における場合と同様、別のコ
ンテンツ記録再生装置21’を用意する。そしてSDカ
ード等の交換媒体を利用して、コンテンツ管理情報およ
びコンテンツ記録装置21の媒体IDを別のコンテンツ
記録再生装置21’に移す。そして、コンテンツ記録再
生装置21のバックアップ媒体29を取り出し、コンテ
ンツ記録再生装置21’に装着する。
【0067】次にコンテンツ記録再生装置21’からコ
ンテンツ蓄積手段28’の故障信号を出させ、バックア
ップ媒体29からコンテンツ管理情報から特定されるコ
ンテンツと、そのコンテンツに対応する復号鍵を取り出
し、コンテンツ記録装置21の媒体IDを利用して上記
復号鍵からコンテンツサーバ2のサーバ側コンテンツ管
理手段12において生成された暗号鍵を取り出す。この
後の動作は上記と同様である。
【0068】また、上記説明では、復号鍵もバックアッ
プ記録媒体29に格納される、として説明してきたが、
コンテンツ蓄積手段28の故障の場合、復号鍵はバック
アップ記録媒体には記録されず、コンテンツ蓄積手段2
8からコンテンツ蓄積手段28’に交換された後に、コ
ンテンツ蓄積手段28’の媒体ID’を含む故障情報が
コンテンツ記録再生装置21からコンテコンテンツサー
バ2に送信され、復号鍵がコンテンツサーバ2からコン
テンツ記録再生装置21’に送信される動作であること
も考えられる。その場合は、上記復号鍵は、媒体ID’
を用いて生成されてコンテンツ記録再生装置21に送信
される。そして、上記復号鍵を受信したコンテンツ記録
再生装置21は、媒体ID’を利用して暗号鍵を再生
し、暗号化されたコンテンツを復号化する。
【0069】また、この場合、コンテンツ記録再生装置
21自体が故障したときは、媒体ID”を有するコンテ
ンツ蓄積手段28”を備えるコンテンツ記録再生装置2
1’が用意され、コンテンツ記録再生装置21’に交換
された後に、媒体ID”を含む情報がコンテンツサーバ
2に送信され、復号鍵は媒体ID”を用いて生成され
る。そしてコンテンツサーバ2から上記復号鍵がコンテ
ンツ記録再生装置21’に送信され、上記復号鍵を受信
したコンテンツ記録再生装置21’は、上記復号鍵を媒
体ID”を利用して暗号鍵を再生し、暗号化されたコン
テンツを復号化する。
【0070】なお、本実施の形態のコンテンツ再現シス
テムにおいて、図8に示すように故障情報がコンテンツ
サーバ2に送信され、蓄積情報データベース11に故障
情報が記録されてよい。
【0071】また、本実施の形態のコンテンツ再現シス
テムにおいて、コンテンツ記録再生装置21が正常動作
時、受信された暗号化されたコンテンツはバックアップ
媒体29にも格納される、として説明したが、コンテン
ツ記録再生装置21において受信されたコンテンツがコ
ンテンツ蓄積手段28に記録されると同時にバックアッ
プ媒体29に記録される場合もあり、受信されたコンテ
ンツがまずコンテンツ蓄積手段28に蓄積された後、例
えば所定の時間が経過した後、コンテンツ蓄積手段28
に蓄積されたコンテンツがバックアップ媒体29にコピ
ーされる、という動作もあり得る。
【0072】また、本実施の形態のコンテンツ再現シス
テムにおいて、バックアップ媒体29は、可搬媒体を想
定するとして説明したが、可搬媒体に限らず、インター
ネット経由で利用可能なHDDであるネットワークスト
レージ、コンテンツ蓄積手段に設けられたバックアップ
領域等であってもよい。
【0073】またバックアップ媒体29は、コンテンツ
サーバ2側にある場合も考えられる。
【0074】また、以上までの説明にける故障情報とい
う用語は、コンテツのリカバリ要求という用語に置き換
えられてもよい。
【0075】なお、本発明は、上述した本発明の、コン
テンツを配信するサーバ側装置と、前記サーバ側装置か
ら電気通信回線を介して配信されたコンテンツを記録、
再生する第1記録媒体を有するユーザ側装置と、を備
え、前記ユーザ側装置が故障したときに、前記ユーザ側
装置の第1記録媒体に蓄積されていたコンテンツが、前
記サーバ側装置から前記ユーザ側装置に送信される、コ
ンテンツ再現システムの、コンテンツを配信するサーバ
側装置、前記サーバ側装置から電気通信回線を介して配
信されたコンテンツを記録、再生する第1記録媒体を有
するユーザ側装置、前記ユーザ側装置が故障したとき
に、前記ユーザ側装置の第1記録媒体に蓄積されていた
コンテンツが、前記サーバ側装置から前記ユーザ側装置
に送信される手段、の機能をコンピュータに実行させる
ためのプログラムであって、コンピュータと協働して動
作するプログラムである。
【0076】また、本発明は、上述した本発明の、コン
テンツを配信するサーバ側装置と、前記サーバ側装置か
ら電気通信回線を介して配信されたコンテンツを記録、
再生する第1記録媒体および前記第1記録媒体とは別の
第2記録媒体を有するユーザ側装置と、を備え、前記サ
ーバ側装置から電気通信回線を介して配信されるコンテ
ンツを前記第1記録媒体および前記第2記録媒体に記録
し、前記コンテンツを再生するときは、前記第1記録媒
体から前記コンテンツを再生し、前記第1記録媒体が故
障したときは、前記第2記録媒体を利用して前記コンテ
ンツを再生する、コンテンツ再現システムの、コンテン
ツを配信するサーバ側装置、前記サーバ側装置から電気
通信回線を介して配信されたコンテンツを記録、再生す
る第1記録媒体および前記第1記録媒体とは別の第2記
録媒体を有するユーザ側装置、前記サーバ側装置から電
気通信回線を介して配信されるコンテンツを前記第1記
録媒体に記録および前記第2記録媒体に記録し、前記コ
ンテンツを再生するときは、前記第1記録媒体から前記
コンテンツを再生し、前記第1記録媒体が故障したとき
は、前記第2記録媒体を利用して前記コンテンツを再現
する手段の機能をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムであって、コンピュータと協働して動作するプロ
グラムである。
【0077】また、本発明は、上述の本発明の、コンテ
ンツを配信するサーバ側装置と、前記サーバ側装置から
電気通信回線を介して配信されたコンテンツを記録、再
生する第1記録媒体を有するユーザ側装置と、を備え、
前記ユーザ側装置が故障したときに、前記ユーザ側装置
に蓄積されていたコンテンツが、前記サーバ側装置から
前記ユーザ側装置に送信される、コンテンツ再現システ
ムの、コンテンツを配信するサーバ側装置、前記サーバ
側装置から電気通信回線を介して配信されたコンテンツ
を記録、再生する第1記録媒体を有するユーザ側装置、
前記ユーザ側装置が故障したときに、前記ユーザ側装置
に蓄積されていたコンテンツが、前記サーバ側装置から
前記ユーザ側装置に送信される手段、の機能をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを担持した媒体であ
り、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られ
た前記プログラムが前記コンピュータと協働して前記動
作を実行する媒体である。
【0078】また、本発明は、上述の本発明の、コンテ
ンツを配信するサーバ側装置と、前記サーバ側装置から
電気通信回線を介して配信されたコンテンツを記録、再
生する第1記録媒体および前記第1記録媒体とは別の第
2記録媒体を有するユーザ側装置と、を備え、前記サー
バ側装置から電気通信回線を介して配信されるコンテン
ツを前記第1記録媒体および前記第2記録媒体に記録
し、前記コンテンツを再生するときは、前記第1記録媒
体から前記コンテンツを再生し、前記第1記録媒体が故
障したときは、前記第2記録媒体を利用して前記コンテ
ンツを再生する、コンテンツ再現システムの、コンテン
ツを配信するサーバ側装置、前記サーバ側装置から電気
通信回線を介して配信されたコンテンツを記録、再生す
る第1記録媒体および前記第1記録媒体とは別の第2記
録媒体を有するユーザ側装置、前記サーバ側装置から電
気通信回線を介して配信されるコンテンツを前記第1記
録媒体および前記第2記録媒体に記録し、前記コンテン
ツを再生するときは、前記第1記録媒体から前記コンテ
ンツを再生し、前記第1記録媒体が故障したときは、前
記第2記録媒体を利用して前記コンテンツを再現する手
段の機能をコンピュータに実行させるためのプログラム
を担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可
能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュー
タと協働して前記動作を実行する媒体である。
【0079】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータにより読み取り可能な記録媒体も本発明に含
まれる。
【0080】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
よい。
【0081】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読み取ら
れ、コンピュータと協働して動作する態様であってもよ
い。
【0082】また、記録媒体としては、ROM等が含ま
れ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送媒体、
光、電波、音波等が含まれる。
【0083】また、上述した本発明のコンピュータは、
CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウ
ェアや、OS、更に周辺機器を含むものであってもよ
い。
【0084】なお、以上説明したように、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現してもよいし、ハードウェア
的に実現してもよい。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、蓄積メディアが故障し
た時に手間がかからず簡単に蓄積メディアに蓄積されて
いたコンテンツをリカバリーする、コンテンツ再現方
法、コンテンツ再現システム、ユーザ側装置、コンテン
ツ再現システムのプログラム、およびそのプログラムを
担持させた記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1のコンテンツ再
現システムの構成および動作を示す模式図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態1のコンテンツ再
現システムにおけるコンテンツ記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態1、2のコンテン
ツ再現システムにおけるコンテンツサーバの構成を示す
ブロック図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態2のコンテンツ再
現システムの構成および動作を示す模式図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態2のコンテンツ再
現システムにおけるコンテンツ記録再生装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】図6は、本発明の本発明の実施の形態1のコン
テンツ再現システムの別の例の構成を示す模式図であ
る。
【図7】図7は、実施の形態1のコンテンツ再現システ
ムの動作を説明するフロー図である。
【図8】図8は、実施の形態2のコンテンツ再現システ
ムの動作を説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ記録再生装置 2 コンテンツサーバ 3 電気通信回線 4、24 コンテンツ管理手段 5、25 ユーザインターフェース 6、26 ネットワークインターフェース 7、27 コンテンツデータベース 8、28 コンテンツ蓄積手段 9 クライアント管理手段 10 コンテンツ送信手段 11 蓄積情報データベース 12 サーバ側コンテンツ管理手段 13 ネットワークインターフェース 29 バックアップ媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/08 H04L 9/00 673B 9/32 601B (72)発明者 吉浦 司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山村 敏記 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 武知 秀明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 尚徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 睦子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 駒込 博泰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA07 CA07 CA15 CA16 5B082 DC04 DE04 EA12 5B085 AA08 AC11 AC17 AC18 AE04 AE23 BA07 BE04 BG04 BG07 5J104 AA27 EA15 NA27 PA07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信回線を介してサーバ側装置から
    配信されるコンテンツを記録および再生するコンテンツ
    再現方法であって、第1記録媒体を有するユーザ側装置
    が故障したときに、前記サーバ側装置は、前記ユーザ側
    装置の第1記録媒体に蓄積されていたコンテンツを再度
    配信する、コンテンツ再現方法。
  2. 【請求項2】 電気通信回線を介してサーバ側装置から
    配信されるコンテンツを記録および再生するコンテンツ
    再現方法であって、第1記録媒体および前記第1記録媒
    体とは別の第2記録媒体を有するユーザ側装置は、前記
    コンテンツを前記第1記録媒体および前記第2記録媒体
    に記録し、前記コンテンツを再生するときは、前記第1
    記録媒体から前記コンテンツを再生し、前記ユーザ側装
    置が故障したときは、前記第2記録媒体を利用して前記
    コンテコンツを再生する、コンテンツ再現方法。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ側装置が動作しない程度に故
    障したときは、 前記ユーザ側装置に替えて代替ユーザ側装置を使用し、
    前記ユーザ側装置に格納されていた認証用IDの代わり
    に前記代替ユーザ側装置に固有の認証用IDを利用し
    て、前記サーバ側装置は前記代替ユーザ側装置の認証を
    行なう、請求項1または2に記載のコンテンツ再現方
    法。
  4. 【請求項4】 コンテンツを配信するサーバ側装置と、 前記サーバ側装置から電気通信回線を介して配信された
    コンテンツを記録、再生する第1記録媒体を有するユー
    ザ側装置と、を備え、 前記ユーザ側装置が故障したときに、前記ユーザ側装置
    の第1記録媒体に蓄積されていたコンテンツが、前記サ
    ーバ側装置から前記ユーザ側装置に送信される、コンテ
    ンツ再現システム。
  5. 【請求項5】 コンテンツを配信するサーバ側装置と、 前記サーバ側装置から電気通信回線を介して配信された
    コンテンツを記録、再生する第1記録媒体および前記第
    1記録媒体とは別の第2記録媒体を有するユーザ側装置
    と、を備え、 前記サーバ側装置から電気通信回線を介して配信される
    コンテンツを前記第1記録媒体および前記第2記録媒体
    に記録し、前記コンテンツを再生するときは、前記第1
    記録媒体から前記コンテンツを再生し、前記第1記録媒
    体が故障したときは、前記第2記録媒体を利用して前記
    コンテンツを再生する、コンテンツ再現システム。
  6. 【請求項6】 電気通信回線を介してサーバ側装置から
    配信されるコンテンツを記録する第1記録媒体を有し、
    前記コンテンツを再生するときは、前記第1記録媒体か
    ら再生し、故障したときは、前記サーバ側装置から、前
    記第1記録媒体に蓄積されていたコンテンツの再度の配
    信を受ける、ユーザ側装置。
  7. 【請求項7】 前記ユーザ側装置の故障が前記第1記録
    媒体の故障であるとき、前記ユーザ側装置は、前記ユー
    ザ側装置の第1記録媒体を特定するための媒体IDと再
    度配信を受けるべきコンテツを特定した情報とを含む故
    障情報を前記サーバ側装置に送信し、 前記サーバ側装置において、前記故障情報を基に前記ユ
    ーザ側装置に再度配信すべきコンテンツが決定され、 前記再度配信すべきコンテンツが暗号化されるとともに
    前記コンテンツに対応する暗号鍵が生成され、前記暗号
    鍵から前記媒体IDを利用して復号鍵が生成され、前記
    暗号化されたコンテンツとともに前記復号鍵が前記ユー
    ザ側装置に送信され、 前記サーバ側装置から送信された前記復号鍵から前記媒
    体IDを利用して前記暗号鍵が再現され、前記再現され
    た暗号鍵を利用して前記暗号化されたコンテンツが復号
    化され、 前記復号鍵は、前記ユーザ側装置において前記サーバ側
    装置から送信されてから所定の時間の経過後、または所
    定の回数の暗号鍵の使用後は無効となる、請求項6に記
    載のユーザ側装置。
  8. 【請求項8】 前記ユーザ側装置には、電気通信回線を
    介して複数のサーバ側装置が接続され、 前記故障情報が前記複数のサーバ側装置に送信され、前
    記複数のサーバ側装置の各々は、前記再度配信すべきコ
    ンテンツを有する場合は、前記再度配信すべきコンテン
    ツが暗号化されるとともに前記再度配信すべきコンテン
    ツに対応する暗号鍵が生成され、前記暗号鍵から前記媒
    体IDを利用して復号鍵が生成され、前記暗号化された
    コンテンツとともに前記復号鍵が前記サーバ側装置から
    送信される、請求項6または7に記載のユーザ側装置。
  9. 【請求項9】 前記ユーザ側装置には、電気通信回線を
    介して、複数のサーバ側装置に接続されたポータルサイ
    トサーバ側装置が接続され、 前記故障情報が前記ポータルサイトサーバ側装置に送信
    され、前記ポータルサイトサーバ側装置において、前記
    故障情報を基に前記複数のサーバ側装置から前記再度配
    信すべきコンテンツを有するサーバ側装置が特定され、 前記特定されたサーバ側装置において、前記配信すべき
    コンテンツが特定されて前記ポータルサイトサーバ側装
    置に送信され、 前記送信されたコンテンツを確認することにより前記ポ
    ータルサイトサーバ側装置において、前記ユーザ側装置
    に再度配信すべきコンテンツが決定され、 前記決定された再度配信すべきコンテンツが前記ポータ
    ルサーバから送信される、請求項6または7に記載のユ
    ーザ側装置。
  10. 【請求項10】 前記ユーザ側装置が動作しない程度に
    故障したときは、前記ユーザ側装置が有していた認証用
    IDが、前記ユーザ側装置とは別の代替ユーザ側装置に
    移され、前記代替ユーザ側装置に固有の認証用IDの代
    わりに前記ユーザ側装置に格納されていた認証用IDが
    利用され、前記ユーザ側装置に替えて前記代替ユーザ側
    装置が使用される、請求項6に記載のユーザ側装置。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ側装置が動作しない程度に
    故障したときは、 前記ユーザ側装置に替えて代替ユーザ側装置が使用さ
    れ、前記ユーザ側装置に格納されていた認証用IDの代
    わりに前記代替ユーザ側装置に固有の認証用IDが利用
    される、請求項6に記載のユーザ側装置。
  12. 【請求項12】 電気通信回線を介してサーバ側装置か
    ら配信されるコンテンツを記録するための第1記録媒体
    および前記第1記録媒体とは別の第2記録媒体を有し、
    前記コンテンツを記録するときは前記第1記録媒体およ
    び前記第2記録媒体に記録され、前記コンテンツを再生
    するときは、前記第1記録媒体から再生され、故障した
    ときは、前記第2記録媒体を利用して前記コンテンツが
    再生される、ユーザ側装置。
  13. 【請求項13】 前記サーバ側装置において、前記コン
    テンツは暗号化され、それとともに前記コンテンツに対
    応する暗号鍵が生成され、前記生成された暗号鍵から前
    記ユーザ側装置に固有の媒体IDを利用して復号鍵が生
    成され、前記暗号化されたコンテンツが前記サーバ側装
    置から送信され、前記復号鍵が前記サーバ側装置におい
    て蓄積され、 前記暗号化され送信されたコンテンツが前記ユーザ側装
    置の第2記録媒体に記録され、 前記故障が前記第1記録媒体の故障であるとき、前記第
    2記録媒体に記録された暗号化されたコンテンツが取り
    出され、前記媒体IDおよび前記第1記録媒体に記録さ
    れていたコンテンツを特定するための情報を含む故障情
    報が前記サーバ側装置に送信され、 前記サーバ側装置においては、前記故障情報から前記特
    定されたコンテンツに対応する復号鍵が特定されて前記
    ユーザ側装置に送信され、 前記送信された復号鍵から前記媒体IDを利用して前記
    暗号鍵が再生され、前記再生された暗号鍵を利用して前
    記暗号化されたコンテンツが復号化され、 前記復号鍵は、前記サーバ側装置から送信されてから所
    定の時間が経過した後、または所定の回数の暗号鍵の使
    用後は無効となる、請求項12に記載のユーザ側装置。
  14. 【請求項14】 前記サーバ側装置において、前記コン
    テンツは暗号化され、それとともに前記コンテンツに対
    応する暗号鍵が生成され、前記生成された暗号鍵から前
    記ユーザ側装置の第1記録媒体に固有の媒体IDを利用
    して復号鍵が生成され、前記暗号化されたコンテンツと
    前記復号鍵が前記サーバ側装置から送信され、 前記暗号化され送信されたコンテンツおよび前記復号鍵
    が前記第2記録媒体に記録され、前記故障が前記第1記
    録媒体の故障であるとき、前記第1記録媒体に記録され
    ていたコンテンツが特定され、前記特定されたコンテン
    ツおよび前記特定されたコンテンツに対応する復号鍵が
    前記第2記録媒体から取り出され、前記第2記録媒体か
    ら取り出されたコンテンツは前記第1記録媒体とは別の
    交換された第1記録媒体に記録され、前記復号鍵から前
    記媒体IDを利用して前記暗号鍵が再生され、前記再生
    された暗号鍵を利用して前記交換された第1記録媒体に
    記録されたコンテンツが復号化され、 前記復号鍵は、前記第2記録媒体から取り出されてから
    所定の時間の経過後、または所定の回数の前記暗号鍵の
    使用後は無効になる、請求項12に記載のユーザ側装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項4に記載のコンテンツ再現シス
    テムの、 コンテンツを配信するサーバ側装置、 前記サーバ側装置から電気通信回線を介して配信された
    コンテンツを記録、再生する第1記録媒体を有するユー
    ザ側装置、 前記ユーザ側装置が故障したときに、前記ユーザ側装置
    の第1記録媒体に蓄積されていたコンテンツが、前記サ
    ーバ側装置から前記ユーザ側装置に送信される手段、と
    してコンピュータを機能させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項5に記載のコンテンツ再現シス
    テムの、 コンテンツを配信するサーバ側装置、 前記サーバ側装置から電気通信回線を介して配信された
    コンテンツを記録、再生する第1記録媒体および前記第
    1記録媒体とは別の第2記録媒体を有するユーザ側装
    置、 前記サーバ側装置から電気通信回線を介して配信される
    コンテンツを前記第1記録媒体および前記第2記録媒体
    に記録し、前記コンテンツを再生するときは、前記第1
    記録媒体から前記コンテンツを再生し、前記第1記録媒
    体が故障したときは、前記第2記録媒体を利用して前記
    コンテンツを再生する手段、としてコンピュータを機能
    させるためのプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載のプログ
    ラムを担持した媒体であって、コンピュータにより処理
    可能な媒体。
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