JP4423817B2 - コンテンツバックアップ装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、電子音楽配信(EMD = Electronic Music Distribution)においてダウンロードしたコンテンツをバックアップするコンテンツバックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に、従来のコンテンツバックアップ装置について説明する。
【0003】
図5は従来のコンテンツバックアップ装置のブロック図を示すものである。
音楽配信システム501は音楽配信を行うセンター側システムである。接続装置502を介し、インターネットあるいは専用回線503によりユーザパソコン509と双方向通信し電子音楽コンテンツの配信を行う。コントローラ505は接続装置504を介し、インターネットあるいは専用回線503で音楽配信システムと双方向通信し電子音楽コンテンツをダウンロードし、かつユーザパソコン509全体を制御する。接続装置502、504は例えば電話モデムである。EMD処理器506はコントローラ505の制御にもとづきコンテンツダウンロード、購入手続き、音楽再生などの電子音楽配信に関する処理をする。バックアップ処理器507は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをユーザがバックアップ装置508へバックアップするが、このとき同時にコントローラ505を通して音楽配信システム501へバックアップの日時情報とコンテンツリストをアップロードする。音楽配信システム501はバックアップIDを発行し、ユーザパソコンはこのバックアップIDをダウンロードする。EMD処理器はこのバックアップIDが音楽配信システム501で発行した正規のものである場合、バックアップ装置508へのバックアップが初めて可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、以下のような4つの課題を有していた。
【0005】
1つ目の課題は、バックアップメディアをユーザが用意し管理しなければならず、バックアップメディアでコンテンツを復元する場合、そのメディアが破損あるいは紛失などが発生すると、復元できないという課題である。
【0006】
2つ目の課題は、以下のようなものである。ユーザパソコンのハードウェア及びソフトウェア構成を一旦変えてしまうと、既に変更前の構成でダウンロードしたコンテンツを再生できない。これはコンテンツの不正コピーを防止するため、ユーザパソコン特有の構成情報により再生を制限しているものである。しかし、例えばユーザパソコンのOSのバージョンアップをしたり、ハードディスク破損により交換することは通常起こりうる回避しがたい状況である。この場合でも構成情報が変わるのでコンテンツを再生することは不可能となり多大の不便さを強いることになるという課題である。
3つ目の課題は、以下のようなものである。ユーザがバックアップメディアからコンテンツを復元するとき、例えばメディアの一部が破損しているためデータを読めないとか、ユーザパソコンの電源が遮断されリブートしてしまうとかの問題が発生すると、コンテンツを復元するどころか、復元前の状態に復帰することもできず、購入ダウンロードしたコンテンツは全て再生不可となってしまうという課題である。
4つ目の課題は、以下のようなものである。ユーザがバックアップするとき、インターネットあるいは専用回線経由で音楽配信システムへユーザID及び日時情報をアップロードし、正規のユーザのバックアップと音楽配信システムに認められなければバックアップをできない。バックアップを実施する間隔が通常より非常に短い、あるいはバックアップ回数が非常に多いというような情報をもとに、不正バックアップを防止するための処置であるが、バックアップするときにインタネットあるいは専用回線を介して音楽配信システムと双方向通信する手間と接続費用が発生し、ユーザに多大の不便さを強いることになるという課題である。本発明は上記従来の課題を解決するもので、1つ目の課題に対しては、ユーザがバックアップメディアを用意し、管理する必要がないコンテンツバックアップ装置を提供し、2つ目の課題に対しては、ユーザパソコンのハードウェア及びソフトウェア構成を変えてもダウンロードしたコンテンツを再生できるコンテンツバックアップ装置を提供し、3つ目の課題に対しては、ユーザがバックアップメディアからコンテンツを復元するとき事故が発生してもバックアップ開始前の状態に復元できるコンテンツバックアップ装置を提供し、4つ目の課題に対しては、ユーザがバックアップするとき、インターネットあるいは専用回線経由で音楽配信システムへユーザID及び日時情報をアップロードする必要がないコンテンツバックアップ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために第1の発明のコンテンツバックアップ装置は、バックアップするときのコンテンツリストと日時情報を記録しかつバックアップコンテンツの復元要請があるときコンテンツサーバからコンテンツリスト対象となる楽曲を選択しパソコンにダウンロードするバックアップコントローラと、バックアップコントローラとインターネットあるいは専用回線で双方向通信しユーザのパソコン全体を制御するコントローラと、コントローラの制御にもとづきコンテンツダウンロード、購入手続き、音楽再生などの電子音楽配信に関する処理をするEMD処理器と、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップするときコントローラを通してバックアップコントローラへ日時情報とコンテンツリストをアップロードするなどのバックアップに関する処理をするバックアップ処理器と、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをリストアップし前記コンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成器とを備えている。
【0008】
第1の発明は上記した構成により、以下のような作用がある。コンテンツリスト生成器は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをリストアップしコンテンツリストを生成し、バックアップ処理器はコンテンツをバックアップするときコントローラを通してバックアップコントローラへ日時情報とコンテンツリストをアップロードする。コンテンツは音楽配信システムの一部としてコンテンツサーバに蓄積しているので、そのコンテンツサーバからコンテンツリストにもとづき楽曲を選択し、ユーザパソコンへダウンロードするだけでバックアップコンテンツの復元ができる。従って、ユーザはバックアップメディアを用意することなく、コンテンツリストをバックアップコントローラへアップロードし、コンテンツがダウンロードされるのを待つだけで復元が完了するという作用である。
【0009】
第2の発明のコンテンツバックアップ装置は、電子音楽配信コンテンツを蓄積するコンテンツサーバと、第1のパソコンのコンテンツをバックアップするときのコンテンツリストと日時情報と第1のユーザ鍵を記録しかつバックアップコンテンツの復元要請があるときコンテンツサーバからコンテンツリスト対象となる楽曲を選択し第2のユーザ鍵で楽曲を暗号化し第2のパソコンにダウンロードするバックアップコントローラと、バックアップコントローラとインターネットあるいは専用回線で双方向通信し第1のパソコン全体を制御する第1のコントローラと、第1のコントローラの制御にもとづきコンテンツダウンロード、購入手続き、音楽再生などの電子音楽配信に関する処理をする第1のEMD処理器と、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップするとき第1のコントローラを通してバックアップコントローラへ日時情報とコンテンツリストをアップロードするなどのバックアップに関する処理をする第1のバックアップ処理器と、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをリストアップしコンテンツリストを生成する第1のコンテンツリスト生成器と、第1のパソコンに特有な第1のユーザ鍵を生成する第1のユーザ鍵生成器と、バックアップコントローラとインターネットあるいは専用回線で双方向通信し第2のパソコン全体を制御する第2のコントローラと、第2のコントローラの制御にもとづきダウンロード、購入手続き、音楽再生などの電子音楽配信に関する処理をする第2のEMD処理器と、電子音楽配信で第1のパソコンにダウンロードしたコンテンツを第2のパソコンにダウンロードし復元処理をする第2のバックアップ処理器と、第2のパソコンに特有な第2のユーザ鍵を生成する第2のユーザ鍵生成器とを備えている。
【0010】
第2の発明は上記した構成により、以下のような作用がある。バックアップコントローラは第1のパソコンで生成する第1のユーザ鍵を記録し、かつユーザからバックアップコンテンツの復元要請があるときコンテンツサーバからコンテンツリスト対象となる楽曲を選択し、第2のパソコンで生成する第2のユーザ鍵で楽曲を暗号化し第2のパソコンにダウンロードするので、ユーザは第2のパソコンでもダウンロード済みコンテンツを再生可能となるという作用である。
【0011】
第3の発明のコンテンツバックアップ装置は、電子音楽配信コンテンツを蓄積するコンテンツサーバと、バックアップするときのコンテンツリストと日時情報を記録しかつバックアップコンテンツの復元要請があるときコンテンツサーバからコンテンツリスト対象となる楽曲を選択しパソコンにダウンロードするバックアップコントローラと、バックアップコントローラとインターネットあるいは専用回線で双方向通信しパソコン全体を制御するコントローラと、コントローラの制御にもとづきコンテンツダウンロード、購入手続き、音楽再生などの電子音楽配信に関する処理をするEMD処理器と、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップするときコントローラを通してバックアップコントローラへ日時情報とコンテンツリストをアップロードするなどのバックアップに関する処理をするバックアップ処理器と、バックアップ処理器により電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツを所定の第1の時点にバックアップあるいは復元する第1のバックアップ装置と、バックアップ処理器により電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツを所定の第2の時点にバックアップあるいは復元する第2のバックアップ装置と、第1及び第2のバックアップ装置にバックアップするときに第1及び第2のバックアップ装置それぞれ固有な第1のバックアップ鍵と第2のバックアップ鍵を生成するバックアップ鍵生成器と、第1のバックアップ装置から第1のバックアップ鍵により復号しコンテンツを復元するときにパソコンのコンテンツを第2のバックアップ鍵で暗号化し第2のバックアップ装置にバックアップし第1のバックアップ装置からの復元が問題なく成功する場合には第2のバックアップ装置のバックアップを消去し第1のバックアップ装置からの復元が失敗する場合には第2のバックアップ装置から第2のバックアップ鍵で復号し第2の時点にコンテンツを復元するバックアップ装置制御器とを備えている。
【0012】
第3の発明は上記した構成により、以下のような作用がある。バックアップ装置制御器は、第1のバックアップ装置から第1のバックアップ鍵により復号しコンテンツを復元するときに、パソコンのコンテンツを第2のバックアップ鍵で暗号化し前記第2のバックアップ装置にバックアップし、第1のバックアップ装置からの復元が問題なく成功する場合には、第2のバックアップ装置のバックアップを消去し第1のバックアップ装置からの復元が失敗する場合には、第2のバックアップ装置から第2のバックアップ鍵で復号し第2の時点にコンテンツを復元する。このように、ユーザがバックアップメディアからコンテンツを復元するとき事故が発生してもバックアップ開始前の状態に復元できるという作用である。
【0013】
第4の発明のコンテンツバックアップ装置は、インターネットあるいは専用回線で音楽配信システムと双方向通信しパソコン全体を制御するコントローラと、コントローラの制御にもとづきコンテンツダウンロード、購入手続き、音楽再生などの電子音楽配信に関する処理をするEMD処理器と、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップする毎パソコンの時計が出力する日時情報を記録し所定の回数以上あるいは所定の時間間隔以下でバックアップ要求がある場合バックアップ装置へのバックアップを不可とするバックアップ処理器と、バックアップ処理器により電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップ鍵により暗号化しバックアップするあるいはバックアップ鍵により復号し復元するバックアップ装置と、バックアップ装置にバックアップするときにバックアップ装置に固有なバックアップ鍵を生成するバックアップ鍵生成器と、テレビ電波より標準時刻を受信しパソコンの時計をその時刻にセットするチューナと、チューナにより標準時刻にセットされかつユーザにより時刻を変更できないようにし日時情報を出力る時計とを備えている。
第4の発明は上記した構成により、以下のような作用がある。バックアップ処理器は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップする毎パソコンの時計が出力する日時情報を記録し所定の回数以上あるいは所定の時間間隔以下でバックアップ要求がある場合バックアップ装置へのバックアップを不可とする。バックアップ処理器は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップ鍵生成器で生成するバックアップ鍵により暗号化しバックアップするあるいはバックアップ鍵により復号し復元する。チューナはテレビ電波より標準時刻を受信しパソコンの時計をその時刻にセットし、時計はユーザにより時刻を変更できないものとする。よってユーザがバックアップする毎にインターネットあるいは専用回線で音楽配信システムへ日時情報等をアップロードする必要がなく、ネットワーク接続が困難な場合でもバックアップ可能という作用である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明におけるコンテンツバックアップ装置の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は第1の発明の一実施例におけるコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図である。ただし図5に示した従来のコンテンツバックアップ装置と同じ構成要素には同一符号を付し、またその動作説明は省略する。コンテンツリスト生成器103は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをリストアップしコンテンツリストを生成する。バックアップ処理器507はコンテンツをバックアップするときコントローラを通してバックアップコントローラ102へ日時情報とコンテンツリストをアップロードする。コンテンツは音楽配信システムの一部としてコンテンツサーバ101に蓄積しているので、そのコンテンツサーバ101からコンテンツリストにもとづき楽曲を選択し、ユーザパソコン104へダウンロードするだけでバックアップコンテンツの復元を完了する。
図2は第2の発明の一実施例におけるコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図である。ただし図5に示した従来のコンテンツバックアップ装置、及び図1に示した第1の発明の実施例と同じ構成要素には同一符号を付し、またその動作説明は省略する。バックアップコントローラ102は第1のユーザパソコン203内のユーザ鍵生成器201で生成する第1のユーザ鍵を記録し、かつユーザからバックアップコンテンツの復元要請があるときコンテンツサーバ101からコンテンツリスト対象となる楽曲を選択し、第2のユーザパソコン204内のユーザ鍵生成器202で生成する第2のユーザ鍵で楽曲を暗号化し第2のパソコン204にダウンロードする。
なお、図1、図2の実施例においてユーザパソコン104、203、及び204へはオンラインのダウンロードだけでなく、CD−R等に蓄積しオフラインでユーザへ送付し、ユーザがそのCD−Rからバックアップの復元をする手段もとることができる。
図3は第3の発明の一実施例におけるコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図である。ただし図5に示した従来のコンテンツバックアップ装置、図1に示した第1の発明の実施例、及び図2に示した第2の実施例と同じ構成要素には同一符号を付し、またその動作説明は省略する。バックアップ装置制御器304は、第1のバックアップ装置301からバックアップ鍵生成器303で生成する第1のバックアップ鍵により復号しコンテンツを復元するときに、ユーザパソコン305のコンテンツをバックアップ鍵生成器303で生成する第2のバックアップ鍵で暗号化し第2のバックアップ装置302にバックアップし、第1のバックアップ装置301からの復元が問題なく成功する場合には、第2のバックアップ装置302のバックアップを消去し第1のバックアップ装置301からの復元が失敗する場合には、第2のバックアップ装置302から第2のバックアップ鍵で復号し第2の時点にコンテンツを復元する。
【0015】
図4は第4の発明の一実施例におけるコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図である。ただし図5に示した従来のコンテンツバックアップ装置、図1に示した第1の発明の実施例、図2に示した第2の実施例、及び図3に示した第3の実施例と同じ構成要素には同一符号を付し、またその動作説明は省略する。バックアップ処理器401は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップする毎ユーザパソコン406の時計405が出力する日時情報を記録し所定の回数以上あるいは所定の時間間隔以下でバックアップ要求がある場合バックアップ装置402へのバックアップを不可とする。バックアップ処理器401は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップ鍵生成器403で生成するバックアップ鍵により暗号化しバックアップするあるいはバックアップ鍵により復号し復元する。チューナ404はテレビ電波より標準時刻を受信しパソコンの時計405をその時刻にセットし、時計405はユーザにより時刻を変更できないものとする。
【0016】
【発明の効果】
以上のように第1の発明は以下のような効果がある。コンテンツリスト生成器103は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをリストアップしコンテンツリストを生成する。バックアップ処理器507はコンテンツをバックアップするときコントローラを通してバックアップコントローラ102へ日時情報とコンテンツリストをアップロードする。コンテンツは音楽配信システムの一部としてコンテンツサーバ101に蓄積しているので、そのコンテンツサーバ101からコンテンツリストにもとづき楽曲を選択し、ユーザパソコン104へダウンロードするだけでバックアップコンテンツの復元を完了する。従って、ユーザはバックアップメディアを用意することなく、コンテンツリストをバックアップコントローラへアップロードし、コンテンツがダウンロードされるのを待つだけで復元が完了するという効果である。
第2の発明は、以下のような効果がある。バックアップコントローラ102は第1のユーザパソコン203内のユーザ鍵生成器201で生成する第1のユーザ鍵を記録し、かつユーザからバックアップコンテンツの復元要請があるときコンテンツサーバ101からコンテンツリスト対象となる楽曲を選択し、第2のユーザパソコン204内のユーザ鍵生成器202で生成する第2のユーザ鍵で楽曲を暗号化し第2のユーザパソコン204にダウンロードするので、ユーザは第2のユーザパソコン204でもダウンロード済みコンテンツを再生可能となるという効果である。ちなみに、不正なコピーを防止するため、一旦、第2のユーザパソコン204でバックアップコンテンツを復元した後は、第1のユーザパソコン203のコンテンツバックアップ及び復元は禁止されるべきものである。
【0017】
第3の発明は、以下のような効果がある。バックアップ装置制御器304は、第1のバックアップ装置301からバックアップ鍵生成器303で生成する第1のバックアップ鍵により復号しコンテンツを復元するときに、ユーザパソコン306のコンテンツをバックアップ鍵生成器303で生成する第2のバックアップ鍵で暗号化し第2のバックアップ装置302にバックアップし、第1のバックアップ装置301からの復元が問題なく成功する場合には、第2のバックアップ装置302のバックアップを消去し第1のバックアップ装置301からの復元が失敗する場合には、第2のバックアップ装置302から第2のバックアップ鍵で復号し第2の時点にコンテンツを復元する。このように、ユーザがバックアップメディアからコンテンツを復元するとき事故が発生してもバックアップ開始前の状態に復元できるという効果である。
【0018】
第4の発明は、以下のような効果がある。バックアップ処理器401は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップする毎ユーザパソコン406の時計405が出力する日時情報を記録し所定の回数以上あるいは所定の時間間隔以下でバックアップ要求がある場合バックアップ装置402へのバックアップを不可とする。バックアップ処理器401は、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップ鍵生成器403で生成するバックアップ鍵により暗号化しバックアップする、あるいはバックアップ鍵により復号し復元する。チューナ404はテレビ電波より標準時刻を受信しパソコンの時計405をその時刻にセットし、時計405はユーザにより時刻を変更できないものとする。よってユーザがバックアップする毎にインターネットあるいは専用回線503で音楽配信システム501へ日時情報等をアップロードする必要がなく、ネットワーク接続が困難な場合でもバックアップ可能という効果である。ちなみに、時計405は常に標準日時情報を出力し、それにもとづきバックアップが可であるか不可であるかユーザの意志とは無関係に判断できるので不正バックアップを防止するという効果も併せもつ。
【0019】
このように、第1の発明、第2の発明、第3の発明、及び第4の発明によればコンテンツバックアップ装置を具現化する際、ユーザのバックアップ作業負担を軽減し、かつバックアップメディア破損等による問題を回避する、コンテンツバックアップ装置を提供できるので、工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明における一実施例のコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図
【図2】第2の発明における一実施例のコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図
【図3】第3の発明における一実施例のコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図
【図4】第3の発明における一実施例のコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図
【図5】従来のコンテンツバックアップ装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 コンテンツサーバ
102、305 バックアップコントローラ
201、202 ユーザ鍵生成器
301、302、401、402 バックアップ装置
303、403 バックアップ鍵生成器
304 バックアップ装置制御器
404 チューナ
405 時計
Claims (1)
- 電子音楽配信においてダウンロードしたコンテンツをバックアップする装置であって、電子音楽配信コンテンツを蓄積するコンテンツサーバと、バックアップするときのコンテンツリストと日時情報を記録しかつバックアップコンテンツの復元要請があるとき前記コンテンツサーバから前記コンテンツリスト対象となる楽曲を選択しパソコンにダウンロードするバックアップコントローラと、前記バックアップコントローラとインターネットあるいは専用回線で双方向通信し前記パソコン全体を制御するコントローラと、前記コントローラの制御にもとづきコンテンツダウンロード、購入手続き、音楽再生などの電子音楽配信に関する処理をするEMD処理器と、電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツをバックアップするとき前記コントローラを通して前記バックアップコントローラへ前記日時情報と前記コンテンツリストをアップロードしバックアップに関する処理をするバックアップ処理器と、前記バックアップ処理器により電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツを所定の第1の時点にバックアップあるいは復元する第1のバックアップ装置と、前記バックアップ処理器により電子音楽配信でダウンロードしたコンテンツを所定の第2の時点にバックアップあるいは復元する第2のバックアップ装置と、前記第1及び第2のバックアップ装置にバックアップするときに第1及び第2のバックアップ装置それぞれ固有な第1のバックアップ鍵と第2のバックアップ鍵を生成するバックアップ鍵生成器と、前記第1のバックアップ装置から前記第1のバックアップ鍵により復号しコンテンツを復元するときにパソコンのコンテンツを前記第2のバックアップ鍵で暗号化し前記第2のバックアップ装置にバックアップし前記第1のバックアップ装置からの復元が問題なく成功する場合には前記第2のバックアップ装置のバックアップを消去し前記第1のバックアップ装置からの復元が失敗する場合には前記第2のバックアップ装置から第2のバックアップ鍵で復号し前記第2の時点にコンテンツを復元するバックアップ装置制御器と、を備えたコンテンツバックアップ装置。
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