JP2003329743A - 半導体集積回路のテスト方法およびテスト装置 - Google Patents

半導体集積回路のテスト方法およびテスト装置

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JP2003329743A
JP2003329743A JP2002137986A JP2002137986A JP2003329743A JP 2003329743 A JP2003329743 A JP 2003329743A JP 2002137986 A JP2002137986 A JP 2002137986A JP 2002137986 A JP2002137986 A JP 2002137986A JP 2003329743 A JP2003329743 A JP 2003329743A
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test
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integrated circuit
analog
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Masayuki Sato
正幸 佐藤
Hiroshi Kurita
浩 栗田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価なテスタを用いることなく半導体集積回
路装置のロジックテストおよびDCテストを行なうこと
が可能なテスト方法およびテスト装置を提供する。 【解決手段】 任意の論理を構成可能な複数の可変論理
セル(VLC)およびアナログ信号を出力可能な複数の
アナログ回路セル(DACB)または任意の論理を構成
可能でありかつアナログ信号を出力可能な複数の回路セ
ル(CCB)と前記複数のセル間を任意に接続可能な可
変接続手段(SMX,CSW)とを備えた第1半導体集
積回路(100)にテスト項目ごとにテスト回路の構築
データを送ってテスト回路を構築し、該テスト回路を用
いてテスト対象の第2半導体集積回路(DUT)のテス
トを行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置のテスト技術さらには半導体集積回路化された機能再
構成可能なテスト装置に関し、例えばウェハ上の半導体
集積回路回路に対して直流テストやアナログ回路のテス
トおよび論理回路のテストを含む広範囲なテストを行な
うテスト装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図15に、半導体集積回路の開発の手順
すなわち設計から製造までの一般的な手順を示す。半導
体集積回路を開発する場合、先ず機能動作を中心とした
動作レベルの設計であるシステム設計を行なう(ステッ
プS1)。次に、論理ゲートレベルの論理設計とそれを
素子レベルに落とした回路設計を行い(ステップS
2)、マスクを製作するとともに、それを利用してウェ
ハ上に半導体集積回路を形成する前工程と呼ばれるウェ
ハ製造工程に移る(ステップS3)。その後、前工程で
製造されたウェハを半導体集積回路装置の開発段階にお
けるような暫定的検査条件でのウェハ検査工程であるプ
ローブ検査工程で試験して良否判定を行い、ウェハをチ
ップに分割し、ウェハ検査工程で良品とされたような良
品チップを選別してパッケージへの組み立てを行なう
(ステップS4)。この組み立て品は特性評価によりデ
バッグされ(ステップS5)、特性が所望の値を満足し
ていると認定される(ステップS6)と、最終的テスト
仕様を決めて選別工程で使用されるテスト・プログラム
を作成し、エンジニアリングサンプル認定を経て量産に
移管される(ステップS7〜S10)。
【0003】これらの製品評価やテストにはテスタが利
用される。テスタは、例えば図16に示すように、被テ
スト・デバイスである電子部品としての半導体集積回路
装置DUTに電源電圧を供給する電源ユニット610
と、半導体集積回路装置DUTに入力するテスト・デー
タおよび期待値を生成するパターン発生器640と、発
生された信号を半導体集積回路装置DUTに入力するド
ライバ620と、半導体集積回路装置DUTに入力する
信号の印加タイミングを発生するタイミング発生器65
0と、半導体集積回路装置DUTから出力された信号と
期待値とを比較するコンパレータ630と、出力ピンの
電圧レベル検出などの直流テスト(以下、DCテストと
称する)を行なうためのDCテスト回路670と、これ
らの回路を制御するコントローラ660などから構成さ
れている。
【0004】かかるテスタのアーキテクチャには、複数
のピンでタイミング発生回路とパターン発生回路を共有
するシェアード・リソース方式と、各ピン毎にタイミン
グ発生回路を有しパターン発生回路を共有するパーピン
方式と、各ピン毎にタイミング発生回路とパターン発生
回路を有する方式(本明細書ではフル・パーピン方式と
称する)がある。従来はシェアード・リソース・テスタ
が多く使われており、最近はパーピン方式のテスタが使
われ始めた。今後は、フル・パーピン方式のテスタが使
われると推測される。また、テスタには被テスト・デバ
イスに電力を供給する電源や、デバイスの入出力端子の
DC特性を評価するDC計測系、デバイスに供給するD
Cレベルを生成するDAC(Digital to Analog Conve
rter)変換器等が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来提供されている半
導体集積回路装置のテスタは一台が数億円もする極めて
高価なものが多かった。また、最近のテスタ言語の多様
化に伴う大きな問題として、量産段階でのテスタ展開や
テスト・プログラム変換がある。すなわち、量産段階で
はそのコスト低減の要件から設計で使用したテスタが適
用されるとは限らなく、設計段階で使用せざるを得ない
ような比較的高性能かつ高価なテスタとは異なる比較的
廉価なテスタへの展開やテスト・プログラムの変換が必
要になることがある。その際、GUI(グラフィック・
ユーザ・インタフェース)環境でテスト・プログラムを
生成していると、テスタに律則した環境となりテスタ展
開が出来なくなり、高価な設計用テスタを量産のために
使用せざるを得なくなって、テスト・コストの増大を招
く。特に、設計でパーピン・テスタを使い、製造でシェ
アード・リソース・テスタを使っている場合はリソース
配分を見直す結果となり、一般的には使えないことが多
いため新規テスタの導入が必要となり、大幅なテスト・
コストの増加を来たすこともある。このように、専用の
テスタによる半導体集積回路装置のテストは、非常に高
コストになって来ている。
【0006】そこで、半導体チップ上に内部回路をテス
トするためのテスト回路を組み込んで効率良くテストで
きるようにしたDFT(Design For Test)と呼ばれる
テスト容易化技術も提案されている。しかしながら、D
FTを適用するとチップ面積が増加するため、その分ハ
ード的な面からチップコストが高くなる。また、DFT
を適用せずにテスタで充分なテストを行おうとすると、
テストに要する費用が高くなりそれによってチップコス
トの上昇を招くので、両者のトレードオフでいずれを採
用すべきか判定する必要がある。しかし、そのコスト計
算は単純ではないため、過去においては結果的に見積も
りとは逆にコストが高くなってしまうことも多々あっ
た。
【0007】一方、ウェハもしくはプローブ・カードに
搭載されたプログラマブル論理IC(FPGA)チップ
によりテスト回路を構成することにより高価なテスタを
用いることなく半導体集積回路装置のテストを行なうこ
とができるようにした発明が、本発明者等によって提案
されている(特開2001−210685号)。しかし
ながら、この先願発明におけるテスト回路は半導体集積
回路装置のロジックテストを行なうものであり、半導体
集積回路装置の出力ピンの電圧レベル検出などのDCテ
ストを行なうことはできないため、DCテストは別途テ
スタによって行なわざるを得ないものであった。
【0008】この発明の目的は、高価なテスタを用いる
ことなく半導体集積回路装置のロジックテストおよびD
Cテストを行なうことが可能なテスト技術を提供するこ
とにある。この発明の他の目的は、半導体集積回路装置
のロジックテストおよびDCテストを行なうことができ
る安価なテスト装置を提供することにある。この発明の
前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、
本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、本願の第1の発明は、任意の論
理を構成可能な複数の可変論理セルおよびアナログ信号
を出力可能な複数のアナログ回路セル、または任意の論
理を構成可能でありかつアナログ信号を出力可能な複数
の回路セルと、前記複数のセル間を任意に接続可能な可
変接続手段とを備えた半導体集積回路(第1半導体集積
回路)に、テスト項目ごとにテスト回路の構築データを
送ってテスト回路を構築し、該テスト回路を用いてテス
ト対象の半導体集積回路(第2半導体集積回路)のテス
トを行なうようにしたものである。
【0010】上記した手段によれば、高価なテスタを用
いることなく半導体集積回路のロジックテストおよびD
Cテストを行なうことができるようになる。本願の第2
の発明は、任意の論理を構成可能な複数の可変論理セル
および該可変論理セルから出力されるディジタル信号を
アナログ信号に変換して出力可能な1または以上のアナ
ログ回路セルを備えた半導体集積回路と、該半導体集積
回路によってテストされる半導体集積回路装置を装着可
能なデバイス装着手段と、前記半導体集積回路と前記デ
バイス装着手段とを接続する配線群とを一枚の絶縁基板
上に設けてテスト装置を構成したものである。これによ
り、半導体集積回路装置のロジックテストおよびDCテ
ストを行なうことができる安価なテスト装置を実現する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1には、本発明を適用した半
導体集積回路装置用のテスタ・チップおよびテスト装置
の実施例を示す。特に制限されるものでないが、この実
施例のテスタ・チップは、例えばメモリのような比較的
規則性の高いテストパターンでテスト可能な半導体集積
回路装置をテストするのに好適な実施例である。図1に
おいて、100はDCテストのための直流電圧や直流電
流を生成したりファンクションテスト(ロジックテス
ト)のためのテストパターンデータを生成したりするテ
スタ・チップ、DUT1,DUT2はこのテスタ・チッ
プ100によってテストされる被テストデバイスであ
る。また、210はテスタ・チップ100と被テストデ
バイスDUT1,DUT2とを接続する配線、220は
配線210の各交点にそれぞれ設けられ信号や電圧、電
流の伝達方向を切り換えるための切換スイッチである。
この実施例では、上記テスタ・チップ100や切換スイ
ッチ220は、上記配線210が形成される一枚のプリ
ント基板上に、被テストデバイスDUT1,DUT2を
装着するためのソケット(図示省略)などと共に実装さ
れる。
【0012】テスタ・チップ100は、任意の論理を構
成可能な公知のFPGAと同様な構成を有する可変論理
部110と、差動アンプからなる2つの入力アンプ12
1,122と、これらのアンプ121,122のアナロ
グ出力をディジタル信号に変換する2つのAD変換回路
131,132と、FPGA110から出力されるディ
ジタル信号をアナログ信号に変換する2つのDA変換回
路141,142と、DA変換回路141,142の出
力を増幅あるいはインピーダンス変換して出力する差動
アンプからなる出力アンプ151,152などから構成
されている。出力アンプ151,152からは被テスト
デバイスDUT1,DUT2に対して所望のレベルの電
源電圧や入出力端子に対するDCテストのための直流電
圧や直流電流が与えられる。また、本実施例のテスト装
置は、被テストデバイスDUT1,DUT2の所望の出
力端子の電位をテスタ・チップ100の入力アンプ12
1または122に入力してディジタル信号に変換し、そ
のレベルをFPGA110で判定できるように構成され
ている。
【0013】具体的には、切換スイッチ220を制御す
ることによって、出力アンプ151,152の出力を被
テストデバイスDUT1,DUT2の任意の端子に印加
したり、被テストデバイスDUT1,DUT2の任意の
端子の電位をテスタ・チップ100の入力アンプ121
または122に入力したりすることができるようにされ
る。なお、切換スイッチ220を制御する信号を生成す
る回路は、テスタ・チップ100とは別個に設けても良
いが、この実施例ではテスタ・チップ100内のFPG
A110によって切換スイッチ220の制御信号を生成
するように構成されている。
【0014】本実施例のテスタ・チップ100は、入力
アンプとAD変換回路とDA変換回路と出力アンプの組
を2つ備えることにより、2つの被テストデバイスを同
時にテストすることができる。また、出力アンプ15
1,152には被テストデバイスDUT1,DUT2の
外部端子に印加される電圧がフィードバックされること
により、出力アンプ151,152と被テストデバイス
200A,200Bとを接続する配線の距離が長く途中
でレベルが低下するような場合にも正確な電圧を印加す
ることができる。これは、電圧を供給する経路でレベル
が低下しても、それと同一の量だけフィードバック経路
でレベル低下が生じた電圧が出力アンプ151,152
にフィードバックされて、出力アンプ151,152
が、電圧供給先の被テストデバイスDUT1,DUT2
の外部端子に印加される電圧を所望の電圧とするように
動作するためである。
【0015】FPGA110は、公知のFPGAと同様
な構成を有しているので詳細な構成の説明は省略する
が、概略を説明すると、例えば図2に示されているよう
に、ANDゲートやORゲートなど任意の論理を構成可
能な複数の可変論理セルVLCと、これらの可変論理セ
ルVLC間を接続するため互いに直交する方向に配置さ
れた水平配線群HL,垂直配線群VLと、水平配線群H
Lと垂直配線群VLとの交点に配置され任意の配線同士
を接続可能にするスイッチ・マトリックスSMXや、可
変論理セルVLCの入力端子および出力端子を垂直配線
群VLの任意の配線に接続するクロスポイントスイッチ
CSWなどから構成されている。
【0016】ここで、可変論理セルVLCは、例えば図
3に示されているように、フリップフロップなどからな
る入力ラッチ回路LT1および出力ラッチLT2と、S
RAMを構成するメモリセルと同様な構成の記憶手段
(図4のMC参照)または不揮発性メモリを構成する記
憶素子などを含むメモリ回路MEMとを備え、メモリ回
路MEMはこれに記憶されるデータに応じて、入力信号
に対して論理積(AND)や論理和(OR)など所望の
論理を施したのと同じ信号を出力するようにされる。
【0017】また、スイッチ・マトリックスSMXは、
図4に示されているように、直交する配線Lx,Ly間
に設けられたスイッチMOSFET Q1〜Q6とそれ
ぞれに対応してオン、オフ状態を記憶するフリップフロ
ップなどの記憶手段MC1〜MC6により構成され、記
憶手段MC1〜MC6へのデータの適切な設定により対
応するスイッチMOSFET Q1〜Q6を制御して任
意の可変論理セルVLC間を接続する信号経路を生成さ
せることができる。クロスポイントスイッチCSWもほ
ぼ同様な構成とされる。クロスポイントスイッチCSW
とスイッチ・マトリックスSMXとの差異は、スイッチ
・マトリックスSMXは十字状の交差であるのに対し、
クロスポイントスイッチCSWはT字状の交差であるの
で、図4におけるスイッチMOSFET Q3,Q6お
よびMC3,MC6が不要な点にある。
【0018】さらに、既存のFPGAにおいては、HD
L(ハードウェア・ディスクリプション・ラングイッ
ジ)で記述された設計データに基づいてFPGA内に所
望の論理を構成する支援ツール(プログラム)を利用し
て論理を構成する手法が確立されているので、本実施例
のテスタ・チップ100においても、そのような支援ツ
ールを利用してFPGA110内にHDL記述から所望
のテスト回路を構築することができる。
【0019】図5には、本発明を適用した半導体集積回
路装置用のテスタ・チップの第2の実施例を示す。この
実施例のテスタ・チップは、前述のFPGAと類似の構
成を有するコア部110’と、該コア部110’の周辺
に設けられた入出力バッファ161〜164と、公知の
テスタにおいて一般にピンエレクトロニクスと呼ばれて
いる回路と同様な構成を有する回路(以下、本実施例で
はこれをピンエレクトロニクスと称する)が複数個配置
されたインタフェース回路171〜174と、任意のピ
ンエレクトロニクスと外部端子との間を接続可能にする
切換えスイッチ回路181〜184などから構成されて
いる。ピンエレクトロニクスは、被テストデバイスであ
る半導体集積回路装置の入出力端子と接続されて所望の
レベルの電圧を印加したり所望のタイミングの信号を生
成して出力したりする機能を有するハードウェアであ
る。
【0020】コア部110’は、図2のFPGAと類似
の構成を備えており、マトリックス状に配置された回路
セルCCBと、これらの回路セルCCB間に設けられた
水平・垂直配線群HL,VLと、水平配線群HLと垂直
配線群VLの各交点に配置され任意の配線同士を接続可
能にするスイッチ・マトリックスSMXや各回路セルの
入力端子や出力端子を水平・垂直配線群HL,VLの任
意の配線に接続するクロスポイントスイッチCSWなど
から構成されている。スイッチ・マトリックスSMXと
クロスポイントスイッチCSWは、図4に示されている
ものとほぼ同じものを使用することができる。この実施
例のコア部110’は、図2のFPGAとセルの構成が
異なっている。図6に、本実施例のテスタ・チップで用
いられる回路セルCCBの一例が示されている。
【0021】図6の回路セルCCBは、図1に示されて
いる回路と類似の回路をセルとしたものである。具体的
には、任意の論理を構成可能なFPGA110と、差動
アンプからなる2つの入力アンプ121,122と、こ
れらのアンプ121,122のアナログ出力をディジタ
ル信号に変換する2つのAD変換回路131,132
と、FPGA110から出力されるディジタル信号をア
ナログ信号に変換するDA変換回路141と、DA変換
回路141の出力を増幅あるいはインピーダンス変換し
て出力する差動アンプからなる出力アンプ151などに
より構成されており、ディジタル信号の他に任意のレベ
ルの電圧や任意の波形のアナログ信号を生成して出力で
きるように構成されている。FPGA110は、図2に
示されているFPGAの規模を小さくしたものである。
【0022】アナログ信号の入出力は、フォースライン
とセンスラインによる2線方式を採用することにより、
電圧レベルの精度の低下を防止するようにしている。フ
ォースラインとセンスラインによる2線方式を、図6の
回路を用いて説明すると、アナログ信号を出力するアン
プ151から出力されたアナログ信号を目的とする回路
(図6と同一の構成を有する他の回路セル)の入力アン
プ121または122の入力端子まで供給する伝送ライ
ンをフォースラインFLと呼び、このフォースラインF
Lと並行して配設されフォースライン終端の電圧を、該
フォースラインの終端に接続(ケルビンコンタクト)さ
れたセンスラインSLと呼ばれるフィードバックライン
を介して元の回路セルの出力アンプ151に帰還させる
ようにしたものである。このとき出力アンプ151は入
力電圧と同一のレベルの電圧を出力するボルテージフォ
ロワとして動作する。
【0023】アナログ信号を出力する回路とそれを受け
る回路とが比較的離れた位置にあり、しかも受信側の回
路の入力インピーダンスが比較的小さい場合、伝送ライ
ンの配線抵抗により生じる電圧降下は無視できない大き
さとなり、回路の動作精度が低下してしまうが、上記2
線方式に従うとかかる精度低下を回避することができ
る。すなわち、フォースラインとセンスラインを設けて
おくと、アナログ信号を伝送するフォースラインFLで
電圧降下が生じたとしてもその電圧降下はセンスライン
SLを介して出力アンプ151にフィードバックされ、
アンプ151はその回路の性質からフィードバック電圧
のレベルを入力電圧に一致させるように動作するため、
回路間の距離が長くても精度の高いアナログ信号を伝達
することができる。
【0024】また、図5の実施例のテスタ・チップにお
いては、被テストデバイスをDCテストする際には、所
望の回路セルCCB内のFPGA110によって所望の
レベルや波形を形成するためのディジタル信号を生成し
それをDA変換回路141で変換することにより所望の
電圧またははアナログ信号を生成することができる。所
望のレベルや波形を形成するためのディジタル信号の生
成は、FPGA110を例えば積和論理回路として構成
することにより可能である。一方、被テストデバイスの
ファンクションテストを行なうときのテストパターン
は、複数の回路セルCCB内のFPGA110同士を接
続して例えばALPG(アルゴリズミック・パターン・
ジェネレータ)を構築することにより生成することがで
きる。
【0025】図9には、テスタ・チップの第3の実施例
を示す。この実施例は、図5の第2実施例のテスタ・チ
ップにおける回路セルCCBをより小規模なセルに置き
換えたものである。具体的には、図6に示されているセ
ルを3つに分解して、図3に示されているような可変論
理セルVLCと、入力アンプ120とAD変換回路13
0とからなる図7に示されているようなセル(以下、A
Dセルと称する)ADCBと、DA変換回路140と出
力アンプ150とからなる図8に示されているようなセ
ル(以下、DAセルと称する)DACBとを用意し、こ
れらを所定の割合でチップ上に並べたものである。被テ
ストデバイスに応じて、必要なアナログ信号の数が少な
くてもよい場合には、ADセルADCBやDAセルDA
CBよりも可変論理セルVLCの数を多くするのが望ま
しい。
【0026】図10には、インタフェース回路171〜
174の具体例を示す。なお、図10は、被テストデバ
イスの1つのピンに対応した構成を示しており、一点鎖
線PEで囲まれている部分がインタフェース回路171
〜174に設けられる。図10において、780はテス
タ・チップに設けられている外部端子、781は出力ド
ライバ回路、193はこのドライバ回路781を制御す
る出力制御回路で、出力制御回路193はテストパター
ンに対応する制御データTP,I/O,CONTを記憶
するメモリ191の記憶データに基づいてパターン発生
器190から出力される制御信号“TP”,“CON
T”とタイミングジェネレータ192から供給されるタ
イミングクロックCLKとに基づいて出力ドライバ回路
781を制御する。
【0027】例えば、対応する被テストデバイスのピン
が入力ピンで制御データTP,CONTが“1,1”の
ときはハイレベルの信号を出力させ、制御データTP,
CONTが“0,1”のときはロウレベルの信号を出力
させる(表1参照)。タイミングクロックCLKはひと
つではなく、タイミングジェネレータ192で位相やデ
ューティあるいは周期が異なる複数のタイミングクロッ
クが生成されており、そのうち1つあるいは複数のタイ
ミングクロックが供給可能にされている。
【0028】
【表1】
【0029】なお、上記のように出力ドライバ回路78
1が制御されているとき、制御データI/Oが“1”と
されていれば、この制御データI/Oに基づく信号“I
/O”によって前記出力ドライバ回路781と外部端子
780に接続されている入出力ノードn0との間に設け
られているスイッチSW1をオンさせて、ドライバ78
1の出力をノードn0に伝える。一方このとき、スイッ
チSW1と対を成すスイッチSW2は、制御データI/
Oに基づく信号“I/O”を反転するインバータ783
によってオフ状態とされる。上記出力制御回路193や
パターン発生回路190およびタイミングジェネレータ
192は前記実施例の可変論理セルVLCにより構成さ
れる。
【0030】784,785は一方の入力端子に上記ノ
ードn0の電位がスイッチSW2を介して入力可能にさ
れたコンパレータであり、コンパレータ784,785
の他方の端子にはそれぞれ入力のハイレベルとロウレベ
ルの中間値よりも少し高い電圧VRHと前記中間値よりも
少し低い電圧VRLがそれぞれ比較電圧として印加されて
いる。これにより、コンパレータ784,785は、上
記ノードn0の電位が上記比較電圧VRHよりも高い場合
と、VRLより低い場合と、VRHとVRLの間にある場合を
それぞれ区別して検出することができる。上記比較電圧
VRHやVRLは、前記実施例のDAセルDACBにより生
成される。
【0031】194は、上記コンパレータ784,78
5の出力とメモリ191に記憶されている制御データT
Pに基づいてパターン発生器190で生成される信号
“TP”を入力とする入力判定回路で、入力と期待値と
が一致しているか否かを判定して判定結果を示す信号F
/Sを出力する。787はダイオードブリッジを含みダ
イオードブリッジの一方の中間ノードn1に基準となる
電圧VTTが印加され他方の中間ノードn2に電圧VTTと
同一の電圧を発生する定電圧回路、788はプルダウン
抵抗である。定電圧回路787はスイッチSW3を介し
て前記ノードn0に、またプルダウン抵抗788はスイ
ッチSW4を介して前記ノードn0にそれぞれ接続可能
にされており、スイッチSW3がオン状態にされるとノ
ードn0は定電圧回路787の出力側の中間ノードn2
に、またスイッチSW4がオン状態にされるとノードn
0は抵抗788を介して接地電位VSSにされる。
【0032】195は上記スイッチSW3,SW4を制
御するハイインピーダンス制御回路で、このハイインピ
ーダンス制御回路195は、前記制御データTP,I/
O,CONTに基づいてパターン発生器190から出力
される信号“TP”,“I/O”,“CONT”の論理
和をとるNORゲート196の出力とピン定義コマンド
Pnとに基づいて上記スイッチSW3,SW4の制御信
号を生成する。ピン定義コマンドPnは予めテスタ・チ
ップに入力され、内部のメモリなどに保持されている。
【0033】具体的には、ピン定義コマンドPnとして
入力ピンを示す“IN”と定電圧回路787の接続指定
を示す“IL”が与えられており、制御データTP,I
/O,CONTが“000”であるときには、スイッチ
SW3をオン状態にしてノードn0の電位をVTTにさせ
る。この電位VTTを予め電源電圧VCCとVSSのほぼ中間
のレベルに設定しておくことにより、テストパターンと
して出力ハイインピーダンスを示す“Z”がメモリから
読み出されたときに、テスタからVCCとVSSのほぼ中間
の電圧VTTを出力させることができるように構成されて
いる。
【0034】一方、被テストデバイスの出力ピンに接続
されるピンエレクトロニクスにおいては、テストパター
ンが“Z”のときにスイッチSW1がオフされて、ドラ
イバ781の出力がノードn0に伝達されることはな
い。この実施例のピンエレクトロニクスでは、ピン定義
コマンドPnが“OUT”とされ、スイッチSW3,S
W4がオフされることはなく、テストパターンの“Z”
に対応する制御データTP,I/O,CONTとして
“000”が供給されたときは、スイッチSW3,SW
4がオンされてコンパレータ784,785に入力電位
が供給され、入力電位が比較電圧VRHより高いか、VRL
より低いか、VRHとVRLの間にあるかの判定が行なわれ
る。
【0035】DCテストの場合には、出力ドライバ78
1の電源電圧端子Vccに対してDA変換回路197か
ら所定の電圧が印加される。入力判定回路194やハイ
インピーダンス制御回路195およびNORゲート19
6は前記実施例の可変論理セルVLCにより構成され
る。ダイオードブリッジ787の基準電圧VTTを生成す
る回路やDCテスト用の電圧を発生するDA変換回路1
97は、前記実施例のDAセルDACBにより構成され
る。コンパレータ784,785は、前記実施例のAD
セルADCBにより構成することも可能である。
【0036】図11には、タイミングジェネレータ19
2の具体的な回路例を示す。従来の一般的なFPGAで
は外部から供給されるクロック信号の周波数によってタ
イミングジェネレータ192から出力されるクロックの
精度が決定されており、例えば外部のクロックが200
MHzの場合には精度は5nsである。図11のタイミ
ングジェネレータは、出力するクロックCLKの精度を
外部クロックMCLKに依存しないで決定できるように
構成されている。
【0037】具体的には、リングオシレータを構成可能
な遅延段DLYと、該遅延段DLYの出力(クロックC
LK)とキャリブレーション制御信号CALとを入力と
するNANDゲートG1と、該NANDゲートG1の出
力と前記キャリブレーション制御信号CALとを入力と
するANDゲートG2と、外部クロックMCLKと前記
キャリブレーション制御信号CALの反転信号とを入力
とするANDゲートG3と、前記ANDゲートG2とA
NDゲートG3の出力を入力とするORゲートG4と、
前記NANDゲートG1の出力信号とカウント指示信号
CENとを入力とするANDゲートG5と、該ANDゲ
ートG5の出力信号によりカウント動作する10ビット
のバイナリカウンタCNTとから構成されている。これ
らの回路は1つのFPGA110または複数の可変論理
セルVLCによって構成される。
【0038】ここで、図11のタイミングジェネレータ
192におけるタイミングの設定方法を説明する。タイ
ミングを設定する際には、キャリブレーション制御信号
CALをハイレベルに固定する。すると、NANDゲー
トG1とANDゲートG2とが他方の入力信号に応じて
それぞれインバータとバッファとして機能し、遅延段D
LYの出力がNANDゲートG1とANDゲートG2を
介して遅延段DLYの入力に帰還され、回路はリングオ
シレータとして動作する。このとき、カウント指示信号
CENをハイレベルにするとカウンタCNTがカウント
動作を行なう。従って、そのカウント値とカウント指示
信号CENをハイレベルにしていた時間とからリングオ
シレータの発振周波数を知ることができる。
【0039】FPGA110または複数の可変論理セル
VLCによって構成されるリングオシレータは、その配
線経路によって発振周波数が異なる。そこで、カウンタ
CNTのカウント値を外部のコンピュータで読み出して
リングオシレータの発振周波数を算出し、それが所望の
値になるまで配線経路を変更することにより、遅延段D
LYにおける遅延時間を所望の値に合わせ込むことがで
きる。つまり、チップ全体の動作を規定するクロックM
CLKの周波数はそれほど高くできないが、チップ内の
局所的な部位に構成されるリングオシレータはその周波
数がクロックMCLKの周波数よりも高くても充分に動
作するので、クロックMCLKの1周期よりも短い時間
で遅延段DLYにおける遅延時間を調整することができ
る。
【0040】そして、外部コンピュータに遺伝子アルゴ
リズムを組み込んでおいて、遺伝子アルゴリズムにより
配線経路を変更しながら遅延段DLYにおける遅延時間
の合わせ込みを行なわせることによって、自動的に最適
な配線経路を決定させることができる。また、上記のよ
うな遺伝子アルゴリズムによる配線経路決定機能は、本
実施例のテスタ・チップ内のFPGA110または複数
の可変論理セルVLCによって実現することも可能であ
る。
【0041】上記遅延段DLYにおける遅延時間の合わ
せ込みが終了して図11の回路をタイミングジェネレー
タとして動作させる際には、キャリブレーション制御信
号CALをロウレベルに固定する。すると、NANDゲ
ートG1とANDゲートG2は他方の入力信号を遮断す
る状態にされるので、帰還信号の代わりにクロックMC
LKが遅延段DLYに入力されるようになる。そして、
入力されたクロックMCLKは遅延段DLYにおいて設
定された遅延時間分だけ遅らされて出力されるようにな
る。その結果、クロックMCLKの1周期よりも短い時
間でタイミングが調整されたクロック信号CLKとして
出力されるようになる。
【0042】図12には、上記実施例のテスト・チップ
を用いたウェハテスト装置の構成が示されている。この
実施例のテスト装置においては、内部および表裏面にプ
リント配線210が形成された一枚の絶縁基板200の
上に複数のテスト・チップ100が実装されてテストボ
ード300が構成されており、このテストボード300
はベースプレート310により保持される。一方、被テ
スト・デバイスが形成されたウェハ400はステージ3
20上に載置され、その上方には、下面に複数のプロー
ブ331が設けられたプローブカード330が接触可能
に配置されている。プローブカード330と上記テスト
ボード300とはコンタクト用の治具340を介して接
続可能に構成されている。
【0043】さらに、テストボード300の配線210
とコンタクト用治具340は、テストボード300上の
テスト・チップ100とウェハ400に形成されている
被テストデバイス・チップとを一対一で接続するように
構成されている。これによって、本実施例のテスト装置
によれば、ウェハ状態で複数のチップを同時にテストす
ることができるようにされる。また、テストボード30
0上の各テスト・チップ100には、ケーブル350を
介してテストボード300と接続されたワークステーシ
ョンなどのコンピュータ500によって、テスト開始前
にDCテストやファクションテストを実行する回路が構
築される。各テスト・チップ100へのテスト回路の構
築は前述のHDL記述に基づいてコンピュータ500が
行なうことができる。
【0044】この場合、実行しようとするテストの種類
(テスト項目)ごとにテスト・チップ100内にテスト
回路を構築し直してテストを行なうようにすることがで
きる。そして、その場合、チップ内の回路構築データを
すべて書き直してもよいが、共通の回路は前回構築した
回路をそのまま使用することでテスト回路を構築するた
めの時間を短縮することができる。一般にFPGAで
は、回路構築データをシリアルに入力することでFPG
Aに設けるピン数を減らすことができる。本実施例のテ
スト・チップにおいても回路構築データはシリアルに入
力するように構成される。
【0045】ただし、そのようにすると、テストの種類
に応じてテスト回路を再構築する際にすべての回路構築
データを入れ直す必要が生じてしまう。そこで、この実
施例のテスト・チップにおいては、図13に示すよう
に、いずれか1つのFPGA0を経由しそれから他のF
PGA1,FPGA2,……にデータを転送可能な構成と
することにより、テスト回路の再構築の際に一部の回路
を選択してデータを転送できるように工夫されている。
なお、図9のようなテスト・チップにおいては、幾つか
の可変論理セルをグループ化し、各グループを図13に
おけるFPGA1,FPGA2,……とみなしてデータを
転送するように構成しても良い。
【0046】次に、本発明によるテスト方法を図14の
フローチャートを用いて説明する。図14には、テスト
項目ごとにそれに最適なテスト回路をテスト・チップ1
00内に構築してテストを行なう場合の手順が示されて
いる。ここで、テスト項目には、大きく分けるとDCテ
ストとファンクションテストが含まれる。図14に示さ
れているように、各テスト項目毎にテストを実行して判
定を行なう処理を繰り返す。
【0047】各テスト処理では、先ずそのテスト項目に
対応したテスタの構築データを選択する(ステップS1
1)。このテスタ構築データは、外部コンピュータの記
憶装置に格納されている。次に、選択されたテスタ構築
データに基づいてテスタ・チップ内のFPGA110ま
たは可変論理セルVLCによってテスト回路を構築する
(ステップS12)。それから、チップにクロックMC
LKを入力してテスト動作させる(ステップS13)。
そして、得られたテスト結果を外部のコンピュータに出
力して当該テストを終了する(ステップS14)。
【0048】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、本発明に従うと、高価なテ
スタを用いることなく半導体集積回路装置のロジックテ
ストおよびDCテストを行なうことが可能なテスト方法
およびテスト装置を実験することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテスタ・チップの第1の実施
例を示すブロック図である。
【図2】FPGAの概略構成を示すブロック図である。
【図3】FPGAを構成する可変論理セルの構成例を示
すブロック図である。
【図4】FPGAを構成する可変接続手段としてのスイ
ッチ・マトリックスの構成例を示す回路図である。
【図5】本発明を適用したテスタ・チップの第2の実施
例を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例のテスタ・チップを構成する可変
論理セルの構成例を示すブロック図である。
【図7】第3の実施例のテスタ・チップを構成するAD
セルの構成例を示すブロック図である。
【図8】第3の実施例のテスタ・チップを構成するDA
セルの構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明を適用したテスタ・チップの第3の実施
例を示すブロック図である。
【図10】本発明を適用したテスタ・チップのインタフ
ェース回路の構成例を示す回路図である。
【図11】本発明を適用したテスタ・チップに好適なタ
イミングジェネレータの構成例を示すブロック図であ
る。
【図12】第2または第3の実施例のテスタ・チップを
用いたテスト装置の構成例を示す説明図である。
【図13】本発明のテスタ・チップにテスト回路を構築
するためのデータの転送方式の例を示す説明図である。
【図14】本発明を適用したテスタ・チップにおけるテ
スト処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】半導体集積回路の開発の手順すなわち設計か
ら製造までの一般的な手順を示すフローチャートであ
る。
【図16】一般的なテスタの基本的な構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100 テスタ・チップ 110 FPGA(可変論理回路) 200 被テストデバイス 300 配線 400 配線切換えスイッチ 161〜164 バッファ回路 171〜174 インタフェース回路(ピンエレクトロ
ニクス) 181〜185 切換えスイッチ回路 DUT1,DUT2 被テストデバイス VLC 可変論理セル
フロントページの続き Fターム(参考) 2G132 AA11 AB01 AD01 AG01 AK07 AK13 AL00 5F038 BG02 DF03 DF05 DF12 DF17 DT11 EZ20 5F064 AA08 BB03 BB21 BB22 BB31 BB37 DD39 HH06 HH08 5J056 AA03 BB60 CC00 CC09 CC10 CC14 CC16 CC17 DD12 DD28 DD55 FF10 GG14 KK00 KK02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の論理を構成可能な複数の可変論理
    セルおよびアナログ信号を出力可能な複数のアナログ回
    路セル、または任意の論理を構成可能でありかつアナロ
    グ信号を出力可能な複数の回路セルと、前記複数のセル
    間を任意に接続可能な可変接続手段とを備えた第1半導
    体集積回路にテスト項目ごとにテスト回路の構築データ
    を送ってテスト回路を構築し、該テスト回路を用いてテ
    スト対象の第2半導体集積回路のテストを行なうことを
    特徴とする半導体集積回路のテスト方法。
  2. 【請求項2】 前記第1半導体集積回路は前記複数の回
    路セルを複数のグループに分けていずれか一の回路セル
    群を介して残りのいずれか一の回路セル群にテスト構築
    データを転送可能に構成され、前記テスト項目ごとのテ
    スト回路構築の際にいずれか1または2以上の回路セル
    群にテスト構築データを転送し、残りの回路セル群は既
    に転送されているテスト構築データを使用してテスト回
    路を構成することを特徴とする請求項1に記載の半導体
    集積回路のテスト方法。
  3. 【請求項3】 前記第1半導体集積回路は、任意の論理
    を構成可能な複数の可変論理セルおよびアナログ信号を
    出力しかつアナログ信号を入力可能な複数のアナログ回
    路セル、または任意の論理を構成可能でありかつアナロ
    グ信号を入出力可能な複数の回路セルと、前記複数の回
    路セル間を任意に接続可能な可変接続手段とを備えてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集
    積回路のテスト方法。
  4. 【請求項4】 前記テスト項目の1つに前記第2半導体
    集積回路のいずれかの端子の特性を検査するテストおよ
    び前記第2半導体集積回路の機能を検査するテストが含
    まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の半導体集積回路のテスト方法。
  5. 【請求項5】 任意の論理を構成可能な複数の可変論理
    セルおよび該可変論理セルから出力されるディジタル信
    号をアナログ信号に変換して出力可能な1または2以上
    のアナログ回路セルを備えた半導体集積回路と、該半導
    体集積回路によってテストされる半導体集積回路装置を
    装着可能なデバイス装着手段と、前記半導体集積回路と
    前記デバイス装着手段とを接続する配線群とが一枚の絶
    縁基板上に設けられてなることを特徴とする半導体集積
    回路のテスト装置。
  6. 【請求項6】 前記絶縁基板上に前記配線群のいずれか
    の配線同士を接続または切断可能なスイッチ手段が設け
    られていることを特徴とする請求項5に記載の半導体集
    積回路のテスト装置。
  7. 【請求項7】 前記第1半導体集積回路は、アナログ入
    力信号を受けてディジタル信号に変換して前記可変論理
    セルに供給可能なアナログ回路を備えていることを特徴
    とする請求項5または6に記載の半導体集積回路のテス
    ト装置。
  8. 【請求項8】 任意の論理を構成可能な可変論理回路お
    よび該可変論理回路からのディジタル入力信号を受けて
    アナログ信号に変換して出力可能な第1アナログ回路お
    よびアナログ入力信号を受けてディジタル信号に変換し
    て前記可変論理回路に供給可能な第2アナログ回路を有
    する複数の回路セルと、これらの回路セル間を任意に接
    続可能な可変接続手段と、所望のレベルの電圧を外部端
    子へ印加したり所望のタイミングの信号を生成して外部
    端子へ出力する機能を有するインタフェース回路とが1
    つの半導体チップ上に形成されていることを特徴とする
    テスト用半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 任意の論理を構成可能な複数の可変論理
    回路セルと、これらの可変論理回路からのディジタル入
    力信号を受けてアナログ信号に変換して出力可能な第1
    アナログ回路セルと、アナログ入力信号を受けてディジ
    タル信号に変換して前記可変論理回路に供給可能な第2
    アナログ回路セルと、これらの回路セル間を任意に接続
    可能な可変接続手段と、所望のレベルの電圧を外部端子
    へ印加したり所望のタイミングの信号を生成して外部端
    子へ出力する機能を有するインタフェース回路とが1つ
    の半導体チップ上に形成されていることを特徴とするテ
    スト用半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 プリント配線を有する絶縁基板と、該
    絶縁基板上に実装された請求項8または9に記載の複数
    のテスト用半導体集積回路とを備え、前記テスト用半導
    体集積回路へテスト回路構築用データを伝送可能に構成
    されてなることを特徴とするテスト装置。
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