JP2003328710A - 可変カムタイミングシステム - Google Patents

可変カムタイミングシステム

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JP2003328710A
JP2003328710A JP2003117528A JP2003117528A JP2003328710A JP 2003328710 A JP2003328710 A JP 2003328710A JP 2003117528 A JP2003117528 A JP 2003117528A JP 2003117528 A JP2003117528 A JP 2003117528A JP 2003328710 A JP2003328710 A JP 2003328710A
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JP2003117528A
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Roger Simpson
ロジャー・シンプソン
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BorgWarner Inc
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/34423Details relating to the hydraulic feeding circuit
    • F01L2001/34426Oil control valves
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変カムタイミングシステムにおいてエンジ
ンの軸方向長さを減少させる。 【解決手段】 可変カム位相器60の流体制御入力にお
ける流体を変化させることによりクランクシャフトおよ
びカムシャフト33の相対的位相を変化させるための内
燃機関用可変カムタイミングシステムである。このシス
テムは、可変カム位相器60の内側部分の穴にスライド
可能に取り付けられたスプール25を有するスプールバ
ルブ28と、ソレノイドバルブ15を有する内部差圧制
御システムとを備えている。スプール25の軸方向移動
が可変カム位相器60の流体制御入力における流体の流
れを制御している。スプール25は、第2の端部21の
面積が第1の端部19の面積よりも大きくなっている。
ソレノイドバルブ15への電気的入力における電気信号
が、スプール25の第2の端部21に供給される圧力の
変化を生じさせて、スプール25を穴内の軸方向に移動
させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変カムシャフト
タイミングシステム(VCT: variable camshaft timi
ng system)の運転を制御するための制御システムに関す
る。より詳細には、本発明は、エンジンの軸方向長さを
減少させるための内部差圧制御システム(DPCS:di
fferential pressure control system)の使用に関す
る。
【0002】
【従来の技術およびその課題】以下の米国特許は引用す
ることによって本件出願の中に含まれており、これらの
米国特許に開示された情報を考慮することは、本発明の
背景を調べるのに有用である。
【0003】ベーン式またはピストン式カム位相器のチ
ャンバに対するオイルの流入および流出を制御するため
のスプールバルブの位置を制御する一つの方法は、米国
特許第 5,107,804号に開示されたような外部取付けのソ
レノイドDPCS(差圧制御システム) の採用である。
【0004】図5は、スプールバルブ28を示してお
り、このスプールバルブ28は、穴31およびベントス
プール25から構成されている。スプール25は、穴3
1内でスライド自在に設けられている。なお、位相器6
0は、図では詳細に示されていない。
【0005】図示しないアドバンスチャンバおよびリタ
ードチャンバへの通路91が、例示目的のためにのみ示
されており、これは、使用される位相器のタイプにより
決定される。
【0006】穴31内におけるベントスプール25の位
置は、エンジンからの油圧2によって供給される外部取
付けのソレノイドDPCS1によって影響を受ける。D
PCS1は、スプールバルブ28の一端を押圧するの
に、エンジンオイル供給圧2を利用している。スプール
の両端10は、同じ面積を有している。
【0007】DPCS1は、スプール25のアーマチュ
ア3に作用している。パルスはコイル4に印加されてお
り、コイル4はソレノイド5を駆動する。スプール25
の端部10の面積は、典型的には、78.5mm2 (つ
まり直径10mm)である。
【0008】PWMまたは比例ソレノイド5のいずれか
からの制御圧がピストン6を押圧しており、ピストン6
の面積は、典型的には157mm2 (つまり直径約14
mm)である。
【0009】外部取付けのシステムにおいては、ソレノ
イドおよびピストンは、カム位相器の前方に取り付けら
れている。位相器に取り付けられたスプリング18は、
ソレノイドの破損の場合に備えて、スプールをデフォー
ルト位置に付勢している。
【0010】好ましくは、ソレノイド5は、制御信号に
反応してコイル4に供給される電流によって制御されて
いる。制御信号は、好ましくは、電子エンジン制御ユニ
ット(ECU)から直接送出されている。ソレノイド5
は、図1中のグラフ9に示すような通常開放状態か、同
図中のグラフ11に示すような通常閉塞状態のいずれか
になるように製作される。
【0011】外部取付けの制御システムには、一定の限
界がある。外部取付けの差圧システムは、ソレノイド5
および制御ピストン6がエンジンフロントカバー7また
はエンジンブロックのいずれかに取り付けられることを
要求する。これは、エンジンの軸方向長さを増加させ
る。いずれの取付方法においても、第2のエンジンオイ
ル供給圧2がソレノイド制御システムに送出されなけれ
ばならない。
【0012】米国特許第 5,172,659号および米国特許第
5,184,578号の双方に開示された制御システムは、スプ
ールバルブの両端に作用する液圧を利用している。
【0013】米国特許第 5,184,578号に示された制御シ
ステムにおいては、クランクおよびカムの位置が検出さ
れ、パルス幅変調ソレノイドがスプールバルブを移動さ
せて位相器の駆動制御を行っており、クローズドループ
制御がカムおよびクランク間の位相差を測定し、それに
したがってスプールバルブを運転している。
【0014】
【特許文献1】米国特許第 5,172,659号
【0015】
【特許文献2】米国特許第 5,184,578号
【0016】米国特許第 5,497,738号は、中央取付けス
プールバルブを用いて位相角を制御するのに、可変力ソ
レノイドを使用している。このタイプの可変力ソレノイ
ドは、位相器の位置を無段階で制御することが可能であ
る。
【0017】位相器の中央に配置されたベントスプール
バルブの端部に作用する力は、好ましくは可変力ソレノ
イド型の電気機械的アクチュエータによって供給されて
いる。このアクチュエータは、種々のエンジンパラメー
タを監視するエンジン制御ユニット(ECU)から出力
される電気信号に反応してベントスプールに直接作用し
ている。
【0018】
【特許文献3】米国特許第 5,497,738号
【0019】ECUは、カムシャフト位置およびクラン
クシャフト位置に対応するセンサからの信号を受け取
り、相対位相角を計算するのにこれらの位置情報を利用
している。好ましくは、あらゆる位相角誤差を補償する
クローズドループフィードバックシステムが採用され
る。
【0020】可変力ソレノイドの使用が、緩慢な動的応
答性の問題を解消する。このような装置は、スプールバ
ルブの機械的応答性と同じくらい速くなるように設計す
ることができ、確かに従来の(完全液圧)差圧制御シス
テムよりもかなり速い。
【0021】応答性が速くなると、増加したクローズド
ループゲインを使用できるようになり、このことが、構
成要素の許容誤差および運転環境に対してシステムがそ
れほど敏感でないようにする。
【0022】本発明の目的は、エンジンの軸方向長さを
減少させることができる可変カムタイミングシステムを
提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る可
変カムタイミングシステムは、可変カム位相器の流体制
御入力における流体の流れを制御するように軸方向スラ
イド自在に設けられかつ第2の端部の面積が第1の端部
の面積よりも大きいスプールを有するスプールバルブを
備えている。また、このシステムは、ソレノイドバルブ
を有する内部差圧制御システムを備えている。ソレノイ
ドバルブは、スプールに対する圧力の流れを制御する電
気的入力と、スプールの第2の端部に作用するソレノイ
ド制御圧である出力とを有しており、電気的入力におけ
る電気信号が、スプールの第2の端部に供給される圧力
の変化を生じさせて、スプールを穴内の軸方向に移動さ
せている。
【0024】請求項2の発明では、請求項1において、
ソレノイドバルブが、パルス幅変調ソレノイドバルブお
よび比例ソレノイドバルブからなるグループから選択さ
れている。
【0025】請求項3の発明では、請求項1において、
位相器内に設けられたスプリングをさらに備えており、
ソレノイドバルブの破損時には、スプリングがスプール
をデフォールト位置に移動させている。
【0026】請求項4の発明では、請求項1において、
VCT(可変カムタイミング)位相測定センサと、VC
T制御回路とを備えている。VCT制御回路は、位相設
定値入力、カム位相入力、ソレノイド駆動入力および油
圧入力からの各信号を受け取るとともに、位相設定値信
号により選択されたカムシャフトの位相を変えるため
に、可変カム位相器を制御するスプールを移動させるよ
うにソレノイド駆動出力に出力する信号処理回路を備え
ている。
【0027】請求項5の発明では、請求項1において、
スプールに連結され、スプールの物理的位置を表す位置
信号出力を有する位置センサをさらに備えている。
【0028】請求項6の発明では、請求項5において、
VCT位相測定センサと、VCT信号処理回路とを備え
ている。VCT制御回路は、位相設定値入力、カム位相
入力およびスプールバルブ位置入力からの各信号を受け
取るとともに、位相設定値信号により選択されたカムシ
ャフトの位相を変えるために、可変カム位相器を制御す
るスプールを移動させるようにソレノイド駆動出力に出
力する信号処理回路を備えている。
【0029】請求項7の発明では、請求項6において、
信号処理回路が、位相角を制御するための外側ループ
と、スプールバルブ位置を制御するための内側ループと
から構成されており、外側ループにより設定されたソレ
ノイド駆動出力が、スプールバルブ位置に基づいた内側
ループによって調整されている。
【0030】請求項8の発明では、請求項7において、
外側ループが、第1のPIコントローラ、位相補償器お
よびアンチワインドアップ回路からなるアンチワインド
アップループと、加算器と、第2のPIコントローラと
から構成されており、内側ループが、スプールバルブ位
置入力を加算器の第3の入力に接続している。
【0031】請求項9の発明では、請求項5において、
位置センサが、リニアポテンシオメータ、ホール効果セ
ンサおよびテープエンドセンサからなるグループから選
択されている。
【0032】請求項10の発明では、請求項5におい
て、スプールおよび位置センサが、物理的結合、光学結
合、磁気結合および容量結合からなるグループから選択
された手段によって、結合されている。
【0033】請求項11の発明では、請求項1におい
て、スプールの第2の端部がスプールの第1の端部の2
倍の面積を有している。
【0034】請求項12の発明に係る内燃機関は、可変
カム位相器と、可変カムタイミングシステムとを備えて
いる。可変カムタイミングシステムは、スライド可能な
スプールを有するスプールバルブを備えており、スプー
ルは、第2の端部が第1の端部よりも大きな面積を有す
るとともに、その軸方向移動が可変カム位相器の流体制
御入力における流体の流れを制御するように設けられて
いる。また、このシステムは、ソレノイドバルブを有す
る差圧制御システムを備えており、ソレノイドバルブへ
の電気的入力における電気信号が、スプールに送出され
る圧力出力の変化を生じさせて、スプールを軸方向に移
動させるようになっている。
【0035】請求項13の発明では、請求項12におい
て、ソレノイドバルブが、パルス幅変調ソレノイドバル
ブおよび比例ソレノイドバルブからなるグループから選
択されている。
【0036】請求項14の発明では、請求項12におい
て、位相器内に設けられたスプリングをさらに備えてお
り、ソレノイドバルブの破損時には、スプリングがスプ
ールをデフォールト位置に移動させている。
【0037】請求項15の発明では、請求項12におい
て、VCT位相測定センサと、VCT制御回路とをさら
に備えている。VCT制御回路は、位相設定値入力、カ
ム位相入力、ソレノイド駆動入力および油圧入力からの
各信号を受け取るとともに、位相設定値信号により選択
されたカムシャフトの位相を変えるために、可変カム位
相器を制御するスプールを移動させるようにソレノイド
駆動出力に出力する信号処理回路を備えている。
【0038】請求項16の発明では、請求項12におい
て、スプールの物理的位置を表す位置信号出力を有し、
スプールに連結された位置センサをさらに備えている。
【0039】請求項17の発明は、請求項16におい
て、VCT位相測定センサと、VCT制御回路とを備え
ている。VCT制御回路は、位相設定値入力、カム位相
入力、およびスプールバルブ位置入力からの各信号を受
け取るとともに、位相設定値信号が位相設定値入力に供
給されたときに、位相設定値信号により選択されたカム
シャフトの位相を変えるように可変カム位相器を制御す
るスプールを移動させるために、ソレノイド駆動出力に
出力する信号処理回路を備えている。
【0040】請求項18の発明では、請求項17におい
て、信号処理回路が、位相角を制御するための外側ルー
プと、スプールバルブ位置を制御するための内側ループ
とから構成されており、外側ループにより設定されたソ
レノイド駆動出力が、スプールバルブ位置に基づいた内
側ループによって調整されている。
【0041】請求項19の発明では、請求項18におい
て、外側ループが、第1のPIコントローラ、位相補償
器およびアンチワインドアップ回路からなるアンチワイ
ンドアップループと、加算器と、第2のPIコントロー
ラとから構成されており、内側ループが、スプールバル
ブ位置入力を加算器の第3の入力に接続している。
【0042】請求項20の発明では、請求項16におい
て、位置センサが、リニアポテンシオメータ、ホール効
果センサおよびテープエンドセンサからなるグループか
ら選択されている。
【0043】請求項21の発明では、請求項16におい
て、スプールおよび位置センサが、物理的結合、光学結
合、磁気結合および容量結合からなるグループから選択
された手段によって、結合されている。
【0044】請求項22の発明では、請求項12におい
て、スプールの第2の端部がスプールの第1の端部の2
倍の面積を有している。
【0045】請求項23の発明は、クランクシャフトに
対するカムシャフトの位相角を変化させるための可変カ
ムタイミングシステムを有する内燃機関において、クラ
ンクシャフトからハウジングへの回転運動を伝達するた
めの手段に対して供給源からの流体の流れを調整するた
めの方法である。この方法は、カムシャフトおよびクラ
ンクシャフトの位置を検出する工程と、検出工程から得
られた情報を処理するために、エンジン制御ユニットを
用いて位相角誤差に基づいた命令信号を調整して、カム
シャフトおよびクランクシャフト間の相対位相角を計算
する工程と、スプールバルブ本体内にスライド自在に配
置されたベントスプールの位置を制御する工程とを備え
ている。スプールの第2の端部は、第1の端部よりも大
きな面積を有している。制御工程は、ソレノイドバルブ
を備えた内部差圧制御システムを利用しており、第2の
スプール端部に供給される圧力出力の変化を生じさせ
て、スプールを穴内の軸方向に移動させている。また、
この方法は、カムシャフトへの回転運動を伝達するため
の手段に対して供給源からスプールバルブを介して流体
を供給する工程を備えており、スプールバルブが導入ラ
インおよび戻りラインを介した流体の流れを選択的に許
容しまたは阻止している。さらに、この方法は、クラン
クシャフトに対するカムシャフトの位相角を変化させる
ように、カムシャフトに対して回転運動を伝達する工程
を備えており、回転運動がハウジングを介して伝達され
ており、ハウジングがカムシャフトに取り付けられると
ともに、カムシャフトとともに回転可能でカムシャフト
に対して振動可能になっている。
【0046】請求項24の発明では、請求項23におい
て、ベントスプールの位置を制御する工程が、スプール
に接続されかつスプールの位置を検出する位置センサを
利用している。
【0047】請求項25の発明では、請求項24におい
て、位置センサが、リニアポテンシオメータ、ホール効
果センサおよびテープエンドセンサからなるグループか
ら選択されている。
【0048】請求項26の発明では、請求項23におい
て、スプールの第2の端部がスプールの第1の端部の2
倍の面積を有している。
【0049】本発明における内部差圧制御システム(D
PCS: differential pressure control system) は、
スプールの一端に対してエンジンオイル圧を、スプール
の一端の2倍の面積を有するスプールの他端においてピ
ストンにソレノイド制御圧を送出している。
【0050】制御圧が供給されるスプールは、好ましく
は、エンジンオイル圧が供給されるスプールの2倍の面
積を有している。位相器に取り付けられたスプリング
は、ソレノイドの破損の場合に備えて、スプールをデフ
ォールト位置に押圧している。
【0051】パルス幅変調(PWM: pulse width mod
ulated)ソレノイドバルブまたは比例ソレノイドバルブ
は、スプールの大面積の端部へのオイルの流れを制御す
る。本発明の好ましい実施態様においては、スプールバ
ルブの位置を制御するのに位置センサが加えられてい
る。
【0052】本発明およびその目的をさらに理解するた
めには、図面、図面の簡単な説明、本発明の好ましい実
施態様の詳細な説明および特許請求の範囲に注意が向け
られるべきである。
【0053】
【発明の実施の形態】本発明の内部DPCS(差圧制御
システム) は、スプールの一端に対してエンジンオイル
圧を、スプールの一端の2倍の面積を有するスプールの
他端においてピストンにソレノイド制御圧をそれぞれ送
出している。
【0054】ソレノイド制御圧が供給されるスプール端
部は、エンジンオイル圧が供給されるスプール端部より
も大きな面積を有している。好ましい実施態様では、大
きなスプール端部は、小さなスプール端の2倍の面積を
有している。PWM(パルス幅変調)ソレノイドバルブ
または比例ソレノイドバルブは、スプールの大面積の端
部へのオイルの流れを制御する。
【0055】位相器に取り付けられたスプリングは、ソ
レノイドの破損の場合に備えて、スプールをデフォール
ト位置に押圧している。ソレノイドが破損した場合に
は、位相器は、フェールセーフ状態に誘導される必要が
ある。このため、スプールは、そのストロークの一端に
押しやられることが要求される。
【0056】このシステムでは、制御圧が常時エンジン
オイル圧の一部になっている。制御システムにおいて
は、制御圧に対する制御信号の関係がコントローラの内
部にマップ化されている。
【0057】この関係は、エンジンオイル圧および温度
が変化すると、変化し得る。この場合、制御法則の積分
器があらゆる位相器設定値誤差を補償する。もしエンジ
ンの軸方向長さが問題とならなければ、スプールバルブ
の位置を測定するセンサを加えることが可能である。
【0058】このような誤差を減少させる一つの方法
は、スプールバルブ位置を測定する位置センサを設ける
とともに、スプールバルブ位置を制御する制御ループを
設けることである。
【0059】このタイプのシステムは、スプール・ソレ
ノイド制御システム内のあらゆる摩擦ヒステリシスまた
は磁気ヒステリシスを減少させる。位相角を制御するた
めのもう一つのループも設けられている。
【0060】スプールバルブ位置に追加されているの
は、スプールバルブを安定状態つまり零位置に移動させ
るためのオフセットである。零位置は、スプールが内方
に移動して位相器を一方向に移動させるとともに外方に
移動して位相器を他の方向に移動させるように、要求さ
れている。
【0061】従来のカム割出器においては、逆方向のカ
ムの捩じれによるオイル漏れが多くの通路で生じる。こ
れらのオイル漏れは、位相器、導入ポート(カムジャー
ナル軸受)、4方向取付穴、4方向スプールのクリアラ
ンスおよび零位置からの漏れを含んでいる。
【0062】カム割出器の4方向バルブは、安定位置を
保持するのに閉塞された零位置を有している。この場合
の問題は、漏出するオイルを補充するのにポートを通っ
て位相器に向かうオイルがないということである。この
ため、4方向バルブは、漏出オイルを補充するのに零位
置を非常に漏れやすい状態にしてやる必要がある。
【0063】この増加した開口は、逆向きのカムの捩じ
れの際にオイルがチャンバ間で移動する直接の通路を提
供する。これは、位相器からの振動を増加させる。この
ため、漏出オイル量が位相器内の全体のオイル量の一部
であるように、チャンバの容量を増加させる必要があ
る。
【0064】これに対して、本発明による設計は、好ま
しくは、オープン零スプール制御バルブを使用してい
る。補充オイルは、チェックバルブを通って直接アドバ
ンスチャンバおよびリタードチャンバに流入する。カム
の捩じれによる逆駆動を最小限に抑えるために、チェッ
クバルブがオイルの逆方向の流れを阻止している。
【0065】このことは、位相器における最小限のオイ
ル漏れと相俟って、位相器全体の振動を減少させる。位
相器のロータ内に制御装置を設けることにより、応答性
が向上し、位相器の振動が減少する。
【0066】図1および図3において、本発明の内部D
PCSが、矢印13に示すように、エンジンオイル圧3
2をスプール25の一方の端部19に送出するととも
に、矢印14に示すように、ソレノイド制御圧14をス
プール25の他方の端部21においてピストン12に送
出している。
【0067】このシステムにおいては、ソレノイド制御
圧14を受けるスプール端部21が、エンジンオイル圧
32を受けるスプール端部19よりも大きな面積を有し
ている。
【0068】好ましい実施態様においては、スプール端
部21は、スプール端部19の2倍の面積を有してい
る。PWMソレノイドバルブ15または比例ソレノイド
バルブは、スプールの大面積の端部21へのオイルの流
れを制御している。
【0069】位相器に供給されるエンジンオイル圧の量
は常時100%である。ソレノイド制御圧14は0〜1
00%のデューティサイクルで変化する。ソレノイドバ
ルブ15は、スプールの大面積の端部21に供給される
ソレノイド制御圧14の一部を制御している。位相器内
に設けられたスプリング18は、ソレノイドの破損の場
合に備えて、スプール25をデフォールト位置に押圧し
ている。
【0070】オイルは、カムベアリングの一方からカム
シャフト33の中心を通って送出される。カムシャフト
33は、オーバヘッドカムシャフト型またはインブロッ
ク型のいずれかにおける単一カムシャフトエンジンにお
ける唯一のカムシャフトである。
【0071】あるいは、カムシャフト33は、ダブルカ
ムシャフトエンジンにおけるインテークバルブ駆動カム
シャフトまたはエグゾーストバルブ駆動カムシャフトの
いずれかである。
【0072】ソレノイドバルブ15は、制御信号に反応
してコイル16に供給される電流により制御されるのが
好ましい。制御信号は、好ましくは、電子エンジン制御
ユニット(ECU)48から直接送出されている。制御
信号は、図1中のグラフ17に示すように、制御圧と比
例関係にある。
【0073】図3は、本発明の一実施態様による制御シ
ステムのブロック図である。エンジン制御ユニット(E
CU)48は、エンジンおよびシステムパラメータ(温
度、スロットル位置、油温またはエンジン速度など)の
種々の要求に基づいて位相設定値49を決定する。
【0074】設定値49は、フィルタ50でフィルタリ
ングされるとともに、PIコントローラ52、位相補償
器53およびアンチワインドアップ回路54を備えた制
御ループ内において、VCT位相設定値64と結合され
ている。
【0075】この制御ループの出力は、零デューティサ
イクル信号55と結合されて、好ましくはPWMソレノ
イドであるソレノイド15に出力されている。ソレノイ
ド15は、スプール25の大面積の端部21におけるピ
ストン12に圧力100を作用させる。エンジンオイル
圧32は、スプール25の他方の端部19に供給されて
いる。
【0076】DPCSは、位相器60の中心に配置され
たスプール25の移動を制御している。スプールバルブ
28は、ベーンチャンバに油圧を作用させることによ
り、またはカムトルクパルス59が位相器60を移動さ
せるのを許容するように通路を切り換えることにより、
流体(エンジンオイル)を制御してVCT位相器60を
駆動する。
【0077】カムの位置はカムセンサ61によって検出
され、クランク(またはクランクシャフトに連結された
位相器駆動スプロケット)の位置はクランクセンサ62
によって検出される。これら二つの位置の差は、ループ
を完成するようにフィードバックされるVCT位相信号
64を引き出すために、VCT位相測定回路63によっ
て用いられる。
【0078】図1および図3のシステムでは、二つの制
御圧が常時エンジンオイル圧の一部になっている。制御
システムにおいては、制御圧に対する制御信号の関係
は、コントローラ内にマップ化されている。この関係
は、エンジンオイルの圧力および温度が変化すると変化
する。この場合、制御法則の積分器があらゆる位相器設
定値誤差を補償する。
【0079】図2および図4による本発明のシステムに
おいては、スプールバルブ位置に位置センサ34を設け
ることによって、誤差を減少させている。この位置セン
サ34は、スプロケット25の位置を検出するように取
り付けられている。位置センサ34は図2ではスプール
25と物理的に接触しているが、このような物理的な接
触は必ずしも必要ではない。
【0080】たとえば、位置センサ34は、スプール2
5に対して光学的、容量的または磁気的に結合していて
もよい。本発明に用いられる位置センサ34は、リニア
ポテンシオメータ、ホール効果センサおよびテープエン
ドセンサを含むが、これらには限定されない。
【0081】図4は、本実施態様による制御回路のブロ
ック図である。この制御回路は、スプールバルブ位置を
制御するのにフィードバックループを使用しており、こ
れにより、スプール・ソレノイド制御システム内のあら
ゆる摩擦ヒステリシスまたは磁気ヒステリシスを減少さ
せている。
【0082】第2のフィードバックループは、位相角を
制御している。内側ループ37はスプールバルブ位置を
制御しており、図3に示されたものと同様の外側ループ
は位相角を制御している。スプールバルブを安定位置つ
まり零位置に移動させるために、スプールバルブ位置に
オフセットが加えられているのが好ましい。
【0083】この零位置は、スプールが内方に移動して
位相器を一方向に移動させるとともにスプールが外方に
移動して位相器を他の方向に移動させるように、要求さ
れている。
【0084】図4の位相器の基本的な制御ループは、図
3と同じであって、図3と同一符号は同一または相当部
分を示している。したがって、回路の詳細な説明はここ
で行わない。図4の実施態様と図4の実施態様との違い
は、内側制御ループ37にある。
【0085】この内側制御ループ37は、位相補償器5
3の出力でスタートする。位相補償器53の出力は、零
位置オフセット65およびスプール位置センサ34の出
力と結合されて、PWM15に入力される。
【0086】PWM15は、スプール25の大面積の端
部21においてピストン12に圧力を作用させる。中央
取付けのスプールバルブ28の位置は、位置センサ34
によって読み取られ、位置センサ34の出力は、ループ
37を完成するように、フィードバックされている。
【0087】デューティサイクルが増加するとピストン
が変化する図3のグラフと異なり、本実施態様のよう
に、位置センサ制御ループである内側ループ37が加え
られることによって、図4中のグラフ44に示すよう
に、位置設定値41に対して位置が直線状の比例関係に
なる。
【0088】本発明が関連する分野の当業者は、上述の
教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な
特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する
種々の変形例やその他の実施態様を構築し得る。上述の
実施態様はあらゆる点で単なる例示としてのみみなされ
るべきものであり、限定的なものではない。
【0089】それゆえ、本発明の範囲は、上記記述内容
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該技術分野の当業者にと
って明らかであろう。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る可変
カムタイミングシステムによれば、内部差圧制御システ
ムを設けるようにしたので、エンジンの軸方向長さを減
少できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様による内部DPCSの概略
構成図である。
【図2】本発明の他の実施態様による、位置センサを備
えた内部DPCSの概略構成図である。
【図3】本発明の一実施態様によるDPCS制御システ
ムブロック図である。
【図4】本発明の他の実施態様による、位置フィードバ
ックを備えたDPCS制御システムのブロック図であ
る。
【図5】従来より知られている外部取付けのPWM型D
PCSの概略構成図である。
【符号の説明】
14: ソレノイド制御圧 15: ソレノイドバルブ 19:(第1の)端部 21:(第2の)端部 28: スプールバルブ 33: カムシャフト 60:(可変)カム位相器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500124378 Powetrain Technical Center 3800 Automati on Avenue Suite 100, Auburn Hills,Michig an 48326−1782 U.S.A (72)発明者 ロジャー・シンプソン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14850 イサカ ウッドレイン・ロード 29 Fターム(参考) 3G018 BA09 BA33 CA20 DA57 DA58 DA60 DA63 DA66 DA73 FA07 GA02 GA03 GA14 3G084 BA23 DA04 DA13 EC02 FA00 FA38 FA39 3G092 AA11 DA01 DA02 DA10 DA12 DF04 DF07 DF08 DF09 DG09 EA11 FA09 FA50 HE03X HE03Z

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトと、少なくとも一つの
    カムシャフト33と、クランクシャフトに連結されたカ
    ム駆動装置と、少なくとも一つのカムシャフト33に取
    り付けられた内側部分とカム駆動装置に連結された同芯
    の外側部分とを有する可変カム位相器60とを備え、可
    変カム位相器60の流体制御入力における流体を変化さ
    せることによりクランクシャフトおよび少なくとも一つ
    のカムシャフト33の相対的位相を変化させるように、
    内側部分および外側部分の相対的角度位置が流体制御入
    力に反応して制御可能になっている内燃機関のための可
    変カムタイミングシステムであって、 a)可変カム位相器60の内側部分の中心軸における穴
    にスライド可能に取り付けられたスプール25を有する
    スプールバルブ28を備え、 前記穴内におけるスプール25の軸方向移動が可変カム
    位相器60の流体制御入力における流体の流れを制御す
    るように、前記穴が可変カム位相器60の流体制御入力
    に接続された複数の流路91を有しており、 スプール25が第1の端部19および第2の端部21を
    有し、第2の端部21の面積が第1の端部19の面積よ
    りも大きくなっており、 b)ソレノイドバルブ15を有する内部差圧制御システ
    ムを備え、 ソレノイドバルブ15が、スプールに対する圧力の流れ
    を制御する電気的入力と、スプールの第2の端部21に
    作用するソレノイド制御圧14である出力とを有してお
    り、 電気的入力における電気信号が、スプールの第2の端部
    21に供給される圧力の変化を生じさせて、スプールを
    穴内の軸方向に移動させている、ことを特徴とする可変
    カムタイミングシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 ソレノイドバルブ15が、パルス幅変調ソレノイドバル
    ブおよび比例ソレノイドバルブからなるグループから選
    択されている、ことを特徴とする可変カムタイミングシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 位相器60内に設けられたスプリング18をさらに備え
    ており、ソレノイドバルブ15の破損時には、スプリン
    グ18がスプール25をデフォールト位置に移動させて
    いる、ことを特徴とする可変カムタイミングシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 c)可変カムタイミングシステムによって制御されるク
    ランクシャフトおよび少なくとも一つのカムシャフト3
    3に連結されたVCT位相測定センサ61,62を備
    え、 d)i)VCT位相測定センサに接続されたカム位相入
    力と、 ii) カムシャフトおよびクランクシャフトにおける所望
    の相対位相を表す信号を受け取るための位相設定値入力
    と、 iii)VCT位相測定センサに接続されたカム位相入力
    と、 iv) カムシャフトおよびクランクシャフト間の所望の相
    対位相を表す信号を受け取るための位相設定値入力と、 v) 零デューティサイクル信号55に接続された第1の
    入力と、位相補償器53の出力に接続された第2の入力
    と、出力とを有する加算器56と、 vi) 加算器56の出力に接続されたソレノイド駆動入力
    と、 vii)ソレノイドバルブ15に接続されたソレノイド駆動
    出力と、 viii)スプールバルブ28に接続された油圧入力と、 ix)位相設定値入力、カム位相入力、ソレノイド駆動入
    力および油圧入力からの各信号を受け取るとともに、位
    相設定値信号が位相設定値入力に供給されたときに、制
    御回路がソレノイド駆動出力に電気信号を供給して、制
    御ポートを通って供給される油圧の量を調整し、位相設
    定値信号により選択されたカムシャフトの位相を変える
    ために可変カム位相器60を制御するスプール25を移
    動させるように、ソレノイド駆動出力に出力する信号処
    理回路と、 からなるVCT制御回路をさらに備えている、ことを特
    徴とする可変カムタイミングシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 c)スプール25に連結され、スプール25の物理的位
    置を表す位置信号出力を有する位置センサ34をさらに
    備えた、ことを特徴とする可変カムタイミングシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 d)可変カムタイミングシステムによって制御されるク
    ランクシャフトおよび少なくとも一つのカムシャフトに
    連結されたVCT位相測定センサ61,62を備え、 e)i)VCT位相測定センサに接続されたカム位相入
    力と、 ii) カムシャフトおよびクランクシャフトにおける所望
    の相対位相を表す信号を受け取るための位相設定値入力
    と、 iii)位置信号出力に接続されたスプール位置入力と、 iv) スプールバルブの電気入力に接続されたソレノイド
    駆動出力と、 v) スプールバルブに接続された油圧入力と、 vi) 位相設定値入力、カム位相入力、およびスプールバ
    ルブ位置入力からの各信号を受け取るとともに、位相設
    定値信号が位相設定値入力に供給されたときに、制御回
    路がソレノイド駆動出力に電気信号を供給して、制御ポ
    ートを通って供給される油圧の量を調整し、位相設定値
    信号により選択されたカムシャフトの位相を変えるため
    に可変カム位相器を制御するスプールを移動させるよう
    に、ソレノイド駆動出力に出力する信号処理回路と、 からなるVCT制御回路をさらに備えている、ことを特
    徴とする可変カムタイミングシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、信号処理回路が、 設定値入力、カム位相入力およびソレノイド駆動出力に
    接続され、位相角を制御するための外側ループと、 スプールバルブ位置入力および内側ループに接続され、
    スプールバルブ位置を制御するための内側ループとから
    構成されており、 外側ループにより設定されたソレノイド駆動出力が、ス
    プールバルブ位置に基づいた内側ループによって調整さ
    れている、ことを特徴とする可変カムタイミングシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 a)外側ループが、 i)A)設定値入力に接続された第1の入力と、カム位
    相入力に接続された第2の入力と、第3の入力と、出力
    とを有する第1のPIコントローラ52と、 B)第1のPIコントローラの出力に接続された入力
    と、第1の出力と、第2の出力とを有する位相補償器5
    3と、 C)位相補償器の第2の出力に接続された入力と、PI
    コントローラの第3の入力に接続された出力とを有する
    アンチワインドアップ回路54と、 からなるアンチワインドアップループと、 ii) 零位置オフセット信号65に接続された第1の入力
    と、位相比較器の出力に接続された第2の入力と、第3
    の入力と、出力とを有する加算器71と、 iii)加算器の出力に接続された入力と、ソレノイド駆動
    入力に接続された出力とを有する第2のPIコントロー
    ラ66と、 から構成されており、 b)内側ループが、スプールバルブ位置入力を加算器の
    第3の入力に接続している、ことを特徴とする可変カム
    タイミングシステム。
  9. 【請求項9】 請求項5において、 位置センサ34が、リニアポテンシオメータ、ホール効
    果センサおよびテープエンドセンサからなるグループか
    ら選択されている、ことを特徴とする可変カムタイミン
    グシステム。
  10. 【請求項10】 請求項5において、 スプールおよび位置センサが、物理的結合、光学結合、
    磁気結合および容量結合からなるグループから選択され
    た手段によって、結合されている、ことを特徴とする可
    変カムタイミングシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1において、 スプールの第2の端部がスプールの第1の端部の2倍の
    面積を有している、ことを特徴とする可変カムタイミン
    グシステム。
  12. 【請求項12】 内燃機関であって、 a)クランクシャフトと、 b)少なくとも一つのカムシャフト33と、 c)クランクシャフトに連結されたカム駆動装置と、 d)少なくとも一つのカムシャフト33に取り付けられ
    た内側部分とカム駆動装置に取り付けられた同芯の外側
    部分とを有する可変カム位相器60とを備え、 可変カム位相器60の流体制御入力における流体を変化
    させることによりクランクシャフトおよび少なくとも一
    つのカムシャフト33の相対的位相を変化させるよう
    に、内側部分および外側部分の相対的角度位置が流体制
    御入力に反応して制御可能になっており、 e)さらに、可変カムタイミングシステムを備え、 可変カムタイミングシステムが、 i)可変カム位相器60の内側部分の中心軸における穴
    にスライド可能に取り付けられたスプール25を有する
    スプールバルブ28を備え、前記穴内におけるスプール
    25の軸方向移動が可変カム位相器60の流体制御入力
    における流体の流れを制御するように、前記穴が可変カ
    ム位相器60の流体制御入力に連結された複数の流路9
    1を有しており、スプール25が第1および第2の端部
    19,21を有し、第2の端部21が第1の端部19よ
    りも大きな面積を有しており、 ii) スプール25への流体圧を制御する電気的入力と、
    スプール25の第2の端部21に接続された圧力出力と
    が接続されたソレノイドバルブ15を有する差圧制御シ
    ステムを備え、 電気的入力における電気信号が、スプール25に送出さ
    れる圧力出力の変化を生じさせ、スプール25を前記穴
    内で軸方向に移動させている、ことを特徴とする内燃機
    関。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 ソレノイドバルブ15が、パルス幅変調ソレノイドバル
    ブおよび比例ソレノイドバルブからなるグループから選
    択されている、ことを特徴とする可変カムタイミングシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 位相器60内に設けられたスプリング18をさらに備え
    ており、ソレノイドバルブ15の破損時には、スプリン
    グ18がスプール25をデフォールト位置に移動させて
    いる、ことを特徴とする可変カムタイミングシステム。
  15. 【請求項15】 請求項12において、 f)可変カムタイミングシステムによって制御されるク
    ランクシャフトおよび少なくとも一つのカムシャフトに
    連結されたVCT位相測定センサを備え、 g)i)VCT位相測定センサに接続されたカム位相入
    力と、 ii) カムシャフトおよびクランクシャフトにおける所望
    の相対位相を表す信号を受け取るための位相設定値入力
    と、 iii)VCT位相測定センサに接続されたカム位相入力
    と、 iv) カムシャフトおよびクランクシャフト間の所望の相
    対位相を表す信号を受け取るための位相設定値入力と、 v) 零デューティサイクル信号に接続された第1の入力
    と、位相補償器の出力に接続された第2の入力と、出力
    とを有する加算器と、 vi) 加算器の出力に接続されたソレノイド駆動入力と、 vii)ソレノイドバルブに接続されたソレノイド駆動出力
    と、 viii)スプールバルブに接続された油圧入力と、 ix) 位相設定値入力、カム位相入力、ソレノイド駆動入
    力および油圧入力からの各信号を受け取るとともに、位
    相設定値信号が位相設定値入力に供給されたときに、制
    御回路がソレノイド駆動出力に電気信号を供給して、制
    御ポートを通って供給される油圧の量を調整し、位相設
    定値信号により選択されたカムシャフトの位相を変える
    ように可変カム位相器を制御するスプールを移動させる
    ために、ソレノイド駆動出力に出力する信号処理回路
    と、 からなるVCT制御回路をさらに備えている、ことを特
    徴とする可変カムタイミングシステム。
  16. 【請求項16】 請求項12において、 iii)スプールの物理的位置を表す位置信号出力を有し、
    スプールに連結された位置センサをさらに備えた、こと
    を特徴とする可変カムタイミングシステム。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 f)可変カムタイミングシステムによって制御されるク
    ランクシャフトおよび少なくとも一つのカムシャフトに
    連結されたVCT位相測定センサを備え、 g)i)VCT位相測定センサに接続されたカム位相入
    力と、 ii) カムシャフトおよびクランクシャフトにおける所望
    の相対位相を表す信号を受け取るための位相設定値入力
    と、 iii)位置信号出力に接続されたスプール位置入力と、 iv) スプールバルブの電気入力に接続されたソレノイド
    駆動出力と、 v) スプールバルブに接続された油圧入力と、 vi) 位相設定値入力、カム位相入力、およびスプールバ
    ルブ位置入力からの各信号を受け取るとともに、位相設
    定値信号が位相設定値入力に供給されたときに、制御回
    路がソレノイド駆動出力に電気信号を供給して、 制御ポートを通って供給される油圧の量を調整し、位相
    設定値信号により選択されたカムシャフトの位相を変え
    るように可変カム位相器を制御するスプールを移動させ
    るために、ソレノイド駆動出力に出力する信号処理回路
    と、 からなるVCT制御回路をさらに備えている、ことを特
    徴とする可変カムタイミングシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 信号処理回路が、 設定値入力、カム位相入力およびソレノイド駆動出力に
    接続され、位相角を制御するための外側ループと、 スプールバルブ位置入力および内側ループに接続され、
    スプールバルブ位置を制御するための内側ループとから
    構成されており、 外側ループにより設定されたソレノイド駆動出力が、ス
    プールバルブ位置に基づいた内側ループによって調整さ
    れている、ことを特徴とする可変カムタイミングシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 a)外側ループが、 i)A)設定値入力に接続された第1の入力と、カム位
    相入力に接続された第2の入力と、第3の入力と、出力
    とを有する第1のPIコントローラと、 B)第1のPIコントローラの出力に接続された入力
    と、第1の出力と、第2の出力とを有する位相補償器
    と、 C)位相補償器の第2の出力に接続された入力と、PI
    コントローラの第3の入力に接続された出力とを有する
    アンチワインドアップ回路と、 からなるアンチワインドアップループと、 ii) 零位置オフセット信号に接続された第1の入力と、
    位相比較器の出力に接続された第2の入力と、第3の入
    力と、出力とを有する加算器と、 iii)加算器の出力に接続された入力と、ソレノイド駆動
    入力に接続された出力とを有する第2のPIコントロー
    ラと、 から構成されており、 b)内側ループが、スプールバルブ位置入力を加算器の
    第3の入力に接続している、ことを特徴とする可変カム
    タイミングシステム。
  20. 【請求項20】 請求項16において、 位置センサが、リニアポテンシオメータ、ホール効果セ
    ンサおよびテープエンドセンサからなるグループから選
    択されている、ことを特徴とする可変カムタイミングシ
    ステム。
  21. 【請求項21】 請求項16において、 スプールおよび位置センサが、物理的結合、光学結合、
    磁気結合および容量結合からなるグループから選択され
    た手段によって、結合されている、ことを特徴とする可
    変カムタイミングシステム。
  22. 【請求項22】 請求項12において、 スプールの第2の端部がスプールの第1の端部の2倍の
    面積を有している、ことを特徴とする可変カムタイミン
    グシステム。
  23. 【請求項23】 クランクシャフトに対するカムシャフ
    トの位相角を変化させるための可変カムタイミングシス
    テムを有する内燃機関において、クランクシャフトから
    ハウジングへの回転運動を伝達するための手段に対して
    供給源からの流体の流れを調整するための方法であっ
    て、 カムシャフトおよびクランクシャフトの位置を検出する
    工程と、 検出工程から得られた情報を処理するために、エンジン
    制御ユニットを用いて位相角誤差に基づいた命令信号を
    調整して、カムシャフトおよびクランクシャフト間の相
    対位相角を計算する工程と、 スプールバルブ本体内にスライド自在に配置されたベン
    トスプールの位置を制御する工程とを備え、 スプールが第1の端部および第2の端部を有するととも
    に、第2の端部が第1の端部よりも大きな面積を有して
    おり、制御工程が、スプールへの流体の流れを制御する
    電気的入力とスプールの第2の端部に接続された圧力出
    力とを有するソレノイドバルブを備えた内部差圧制御シ
    ステムを利用しており、電気的入力における電気信号
    が、第2のスプール端部に供給される圧力出力の変化を
    生じさせて、スプールを穴内の軸方向に移動させてお
    り、 また、カムシャフトへの回転運動を伝達するための手段
    に対して供給源からスプールバルブを介して流体を供給
    する工程を備え、 スプールバルブが導入ラインおよび戻りラインを介した
    流体の流れを選択的に許容しまたは阻止しており、 さらに、クランクシャフトに対するカムシャフトの位相
    角を変化させるように、カムシャフトに対して回転運動
    を伝達する工程を備え、 回転運動がハウジングを介して伝達されており、ハウジ
    ングがカムシャフトに取り付けられるとともに、カムシ
    ャフトとともに回転可能でカムシャフトに対して振動可
    能になっている、ことを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項23において、 ベントスプールの位置を制御する工程が、スプールに接
    続されかつスプールの位置を検出する位置センサを利用
    している、ことを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項24において、 位置センサが、リニアポテンシオメータ、ホール効果セ
    ンサおよびテープエンドセンサからなるグループから選
    択されている、ことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項23において、 スプールの第2の端部がスプールの第1の端部の2倍の
    面積を有している、ことを特徴とする方法。
JP2003117528A 2002-04-22 2003-04-22 可変カムタイミングシステム Pending JP2003328710A (ja)

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