JP2003328414A - 洗面化粧台・流し台における漏水発見装置 - Google Patents
洗面化粧台・流し台における漏水発見装置Info
- Publication number
- JP2003328414A JP2003328414A JP2002138217A JP2002138217A JP2003328414A JP 2003328414 A JP2003328414 A JP 2003328414A JP 2002138217 A JP2002138217 A JP 2002138217A JP 2002138217 A JP2002138217 A JP 2002138217A JP 2003328414 A JP2003328414 A JP 2003328414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- faucet
- counter
- cabinet
- sink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗面化粧台や流し台等のキャビネット内部
で、水栓へ水又は湯を供給する供給管と止水栓とを接続
している継手管等から漏水が発生した場合に、早期に発
見可能とし、漏水による損害を最小限に抑えられるよう
にする。 【解決手段】 キャビネット1の上部にカウンター2が
設けられ、該カウンター2には水栓5が固定され、キャ
ビネット1の内部で水栓5へ水又は湯を供給する供給管
13,14,15,16と止水栓17,18とを継手管
19,19a,19b,19cにより接続した洗面化粧
台・流し台において、前記キャビネット1の内部には、
上端部を水栓5に結合し、供給管13,14,15,1
6,止水栓17,18及び継手管19,19a,19
b,19cを水密的に覆う水受具21を収容し、カウン
ター2には排水金具12を固定し、水受具21内部と排
水金具12とを排水ホース29により連通した。
で、水栓へ水又は湯を供給する供給管と止水栓とを接続
している継手管等から漏水が発生した場合に、早期に発
見可能とし、漏水による損害を最小限に抑えられるよう
にする。 【解決手段】 キャビネット1の上部にカウンター2が
設けられ、該カウンター2には水栓5が固定され、キャ
ビネット1の内部で水栓5へ水又は湯を供給する供給管
13,14,15,16と止水栓17,18とを継手管
19,19a,19b,19cにより接続した洗面化粧
台・流し台において、前記キャビネット1の内部には、
上端部を水栓5に結合し、供給管13,14,15,1
6,止水栓17,18及び継手管19,19a,19
b,19cを水密的に覆う水受具21を収容し、カウン
ター2には排水金具12を固定し、水受具21内部と排
水金具12とを排水ホース29により連通した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンターに水栓
が固定された洗面化粧台又は流し台に関するものであ
る。
が固定された洗面化粧台又は流し台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面化粧台や流し台等において、
水栓へ水又は湯を供給する供給管と止水栓とを接続する
継手管等から漏水が発生した場合に、キャビネット内部
が水浸しにならないようにしたものとして公知のもの
に、図3のものがある。この図3について簡単に説明す
ると、洗面化粧台39はキャビネット40の上部にカウ
ンター41が設けられており、該カウンター41には水
栓42が固定されている。前記キャビネット40の内部
には、水栓42に接続し、該水栓42に水を供給する水
供給管43及び水用止水栓44と、水栓42に湯を供給
する湯供給管45及び湯用止水栓46とが収容され、両
供給管43,45と止水栓44,46とを覆うように箱
型とした水受タンク48を収容し、該水受タンク48は
上部を開口し、内部は排水ホース49によりボウル(図
示省略)に溜まる水を排水するための排水管50と連通
させ、各供給管43,45と各止水栓44,46とを接
続している継手管47等から、接続不良等による漏水が
発生すると、水受タンク48に溜まった水は、排水ホー
ス49を介して排水管50へ流されるようにしている。
水栓へ水又は湯を供給する供給管と止水栓とを接続する
継手管等から漏水が発生した場合に、キャビネット内部
が水浸しにならないようにしたものとして公知のもの
に、図3のものがある。この図3について簡単に説明す
ると、洗面化粧台39はキャビネット40の上部にカウ
ンター41が設けられており、該カウンター41には水
栓42が固定されている。前記キャビネット40の内部
には、水栓42に接続し、該水栓42に水を供給する水
供給管43及び水用止水栓44と、水栓42に湯を供給
する湯供給管45及び湯用止水栓46とが収容され、両
供給管43,45と止水栓44,46とを覆うように箱
型とした水受タンク48を収容し、該水受タンク48は
上部を開口し、内部は排水ホース49によりボウル(図
示省略)に溜まる水を排水するための排水管50と連通
させ、各供給管43,45と各止水栓44,46とを接
続している継手管47等から、接続不良等による漏水が
発生すると、水受タンク48に溜まった水は、排水ホー
ス49を介して排水管50へ流されるようにしている。
【0003】上記のものにあっては、供給管と止水栓と
を接続している継手管等から漏水が発生した場合は、継
手管の接続部から流れ続ける大量の水が水受タンクに流
され、キャビネット内部が水浸しになることはないが、
水受タンクはキャビネットの内部に収容されているた
め、通常は使用者から目視することのできない排水ホー
スから排水管へ流されてしまう。従って使用者は漏水の
発生に気付かずそのまま通常に水栓を使用し続けてしま
い、大量の水を無駄にする恐れがあった。
を接続している継手管等から漏水が発生した場合は、継
手管の接続部から流れ続ける大量の水が水受タンクに流
され、キャビネット内部が水浸しになることはないが、
水受タンクはキャビネットの内部に収容されているた
め、通常は使用者から目視することのできない排水ホー
スから排水管へ流されてしまう。従って使用者は漏水の
発生に気付かずそのまま通常に水栓を使用し続けてしま
い、大量の水を無駄にする恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、洗面化粧台や流し台等のキャビネット内部
で、水栓へ水又は湯を供給する供給管と止水栓とを接続
している継手管等から漏水が発生した場合に、早期に発
見可能とし、漏水による損害を最小限に抑えられるよう
にすることである。
する課題は、洗面化粧台や流し台等のキャビネット内部
で、水栓へ水又は湯を供給する供給管と止水栓とを接続
している継手管等から漏水が発生した場合に、早期に発
見可能とし、漏水による損害を最小限に抑えられるよう
にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1では、
キャビネットの上部にカウンターが設けられ、該カウン
ターには水栓が固定され、キャビネットの内部で水栓へ
水又は湯を供給する供給管と止水栓とを継手管により接
続した洗面化粧台・流し台において、前記キャビネット
の内部には、上端部を水栓に結合し、供給管,止水栓及
び継手管を水密的に覆う水受具を収容し、カウンターに
は排水金具を固定し、水受具内部と排水金具とを排水ホ
ースにより連通し、水受具に貯水される水を排水金具か
らカウンター上面に排水されるようにしたものである。
キャビネットの上部にカウンターが設けられ、該カウン
ターには水栓が固定され、キャビネットの内部で水栓へ
水又は湯を供給する供給管と止水栓とを継手管により接
続した洗面化粧台・流し台において、前記キャビネット
の内部には、上端部を水栓に結合し、供給管,止水栓及
び継手管を水密的に覆う水受具を収容し、カウンターに
は排水金具を固定し、水受具内部と排水金具とを排水ホ
ースにより連通し、水受具に貯水される水を排水金具か
らカウンター上面に排水されるようにしたものである。
【0006】請求項2では、キャビネットの上部にカウ
ンターが設けられ、該カウンターには水栓が固定され、
キャビネットの内部で水栓へ水又は湯を供給する供給管
と止水栓とを継手管により接続した洗面化粧台・流し台
において、前記キャビネットの内部には、上端部を水栓
に結合し、供給管,止水栓及び継手管を水密的に覆う水
受具を収容し、水栓にはカウンター上面に連通する排水
口と、該排水口と水受具内部とを連通させる通水路とを
設け、水受具に貯水される水を排水口からカウンター上
面に排水されるようにしたものである。
ンターが設けられ、該カウンターには水栓が固定され、
キャビネットの内部で水栓へ水又は湯を供給する供給管
と止水栓とを継手管により接続した洗面化粧台・流し台
において、前記キャビネットの内部には、上端部を水栓
に結合し、供給管,止水栓及び継手管を水密的に覆う水
受具を収容し、水栓にはカウンター上面に連通する排水
口と、該排水口と水受具内部とを連通させる通水路とを
設け、水受具に貯水される水を排水口からカウンター上
面に排水されるようにしたものである。
【0007】請求項3では、前記水受具は蛇腹部を備
え、水栓と止水栓との間隔に合わせて伸縮自在としたも
のである。
え、水栓と止水栓との間隔に合わせて伸縮自在としたも
のである。
【0008】請求項4では、前記水受具は側部に開口し
た側部開口部をシール部材とバンドにより止水栓に水密
的に結合し、止水用のハンドルのみを水受具から露出さ
せたものである。
た側部開口部をシール部材とバンドにより止水栓に水密
的に結合し、止水用のハンドルのみを水受具から露出さ
せたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳細に説明する。図1に示すように洗面化粧台
又は流し台(本実施例では洗面化粧台A)は、シャンプ
ー,リンス,タオル,その他の備品等が収容されるキャ
ビネット1の上部にカウンター2が設けられ、該カウン
ター2の上部には、水栓5と排水金具12とが固定され
ている。また、キャビネット1の内部に形成された収納
空間4には、カウンター2に固定された水栓5に水又は
湯をそれぞれ供給する、各供給管13,14,15,1
6と各止水栓17,18とが配置されている。
基づいて詳細に説明する。図1に示すように洗面化粧台
又は流し台(本実施例では洗面化粧台A)は、シャンプ
ー,リンス,タオル,その他の備品等が収容されるキャ
ビネット1の上部にカウンター2が設けられ、該カウン
ター2の上部には、水栓5と排水金具12とが固定され
ている。また、キャビネット1の内部に形成された収納
空間4には、カウンター2に固定された水栓5に水又は
湯をそれぞれ供給する、各供給管13,14,15,1
6と各止水栓17,18とが配置されている。
【0010】前記水栓5は、湯水の温度及び流量を調節
するためのレバー7が取り付けられた本体6と、該本体
6の外周面に装着され、レバー7の操作により調節され
た湯水を外部へ吐水する吐水管8とを備えている。前記
本体6の下部には、外周面全体に雄ねじ10が刻設され
た円筒部9が形成され、該円筒部9をカウンター2に穿
設された挿孔3に上側から挿入し、下側から固定ナット
11を円筒部9に外嵌して雄ねじ10に螺着すること
で、水栓5はカウンター2に固定される。前記円筒部9
の下部に二次側水供給管14と二次側湯供給管16とが
それぞれ接続され、両供給管14,16は合成樹脂又は
ゴム等の簡単に曲げることができ、耐圧性及び耐熱性に
優れた材質からなるものである。
するためのレバー7が取り付けられた本体6と、該本体
6の外周面に装着され、レバー7の操作により調節され
た湯水を外部へ吐水する吐水管8とを備えている。前記
本体6の下部には、外周面全体に雄ねじ10が刻設され
た円筒部9が形成され、該円筒部9をカウンター2に穿
設された挿孔3に上側から挿入し、下側から固定ナット
11を円筒部9に外嵌して雄ねじ10に螺着すること
で、水栓5はカウンター2に固定される。前記円筒部9
の下部に二次側水供給管14と二次側湯供給管16とが
それぞれ接続され、両供給管14,16は合成樹脂又は
ゴム等の簡単に曲げることができ、耐圧性及び耐熱性に
優れた材質からなるものである。
【0011】前記キャビネット1の内部に形成された収
納空間4には、水用止水栓17と湯用止水栓18とが配
設されており、水用止水栓17の一端は、洗面化粧台A
の底板20から収納空間4に向けて垂直方向に垂設した
前記一次側水供給管13と第1継手管19により接続
し、他端は前記二次側水供給管14と第2継手管19a
により接続している。また、湯用止水栓18の一端は、
洗面化粧台の底板20から収納空間4に向けて垂直方向
に垂設した前記一次側湯供給管15と第3継手管19b
により接続し、他端は前記二次側湯供給管16と第4継
手管19cにより接続している。
納空間4には、水用止水栓17と湯用止水栓18とが配
設されており、水用止水栓17の一端は、洗面化粧台A
の底板20から収納空間4に向けて垂直方向に垂設した
前記一次側水供給管13と第1継手管19により接続
し、他端は前記二次側水供給管14と第2継手管19a
により接続している。また、湯用止水栓18の一端は、
洗面化粧台の底板20から収納空間4に向けて垂直方向
に垂設した前記一次側湯供給管15と第3継手管19b
により接続し、他端は前記二次側湯供給管16と第4継
手管19cにより接続している。
【0012】前記キャビネット1の収納空間4には水受
具21を収容している。該水受具21は、プラスチック
又はゴム等の軟質の材料で、容易に伸縮自在な蛇腹部2
1bを上部に備え、収納空間4の下部に配置された前記
各止水栓17,18から、各二次側供給管14,16及
び水栓5の円筒部9を覆うようにしている。
具21を収容している。該水受具21は、プラスチック
又はゴム等の軟質の材料で、容易に伸縮自在な蛇腹部2
1bを上部に備え、収納空間4の下部に配置された前記
各止水栓17,18から、各二次側供給管14,16及
び水栓5の円筒部9を覆うようにしている。
【0013】水受具21の上端には、外径を蛇腹部21
bより小径とした上部開口部22が形成され、該上部開
口部22の内周面にシール部材23を装着して、外周面
からバンド24を締結することにより、水受具21の上
部開口部22は水栓5の円筒部9外周に水密的に結合さ
れる。なお、水受具21は上部に伸縮自在の蛇腹部21
bを備えているので、水栓5と各止水栓17,18の間
隔が各洗面化粧台Aにより異なる場合でも、容易に結合
することができる。
bより小径とした上部開口部22が形成され、該上部開
口部22の内周面にシール部材23を装着して、外周面
からバンド24を締結することにより、水受具21の上
部開口部22は水栓5の円筒部9外周に水密的に結合さ
れる。なお、水受具21は上部に伸縮自在の蛇腹部21
bを備えているので、水栓5と各止水栓17,18の間
隔が各洗面化粧台Aにより異なる場合でも、容易に結合
することができる。
【0014】水受具21の下部には一対の下部開口部2
5,25aと一対の側部開口部26,26aとが左右対
称に形成され、各開口部25,25a,26,26aに
は内周面にそれぞれシール部材27を装着して、外周面
からバンド28を締結することにより、一次側水供給管
13,一次側湯供給管15及び各止水栓17,18の外
周面に水密的に結合される。また、前記側部開口部2
6,26aからは水平方向に水用ハンドル17a,湯用
ハンドル18aを露出させ、止水栓17,18が水受具
21により水密的に覆われても、水用ハンドル17a,
湯用ハンドル18aは通常に操作可能としている。
5,25aと一対の側部開口部26,26aとが左右対
称に形成され、各開口部25,25a,26,26aに
は内周面にそれぞれシール部材27を装着して、外周面
からバンド28を締結することにより、一次側水供給管
13,一次側湯供給管15及び各止水栓17,18の外
周面に水密的に結合される。また、前記側部開口部2
6,26aからは水平方向に水用ハンドル17a,湯用
ハンドル18aを露出させ、止水栓17,18が水受具
21により水密的に覆われても、水用ハンドル17a,
湯用ハンドル18aは通常に操作可能としている。
【0015】このように水受具は止水栓と各供給管とを
覆うことで、止水栓と供給管とを接続している各継手管
等から接続不良等により水又は湯が勢いよく飛び散って
も、必ず水受具に収容され、キャビネット内部を水浸し
にすることがないようにしている。
覆うことで、止水栓と供給管とを接続している各継手管
等から接続不良等により水又は湯が勢いよく飛び散って
も、必ず水受具に収容され、キャビネット内部を水浸し
にすることがないようにしている。
【0016】前記水受具21の蛇腹部21bで、比較的
高い位置には排水ホース29が接続されており、該排水
ホース29の他端はカウンター2に固定した前記排水金
具12と連通している。従って、水受具21の内部に貯
水される水の水位が上昇すると、水は排水ホース29の
内部に浸入し、該排水ホース29を介して排水金具12
の吐水口12aから、カウンター2上面に排水されるよ
うにしている。
高い位置には排水ホース29が接続されており、該排水
ホース29の他端はカウンター2に固定した前記排水金
具12と連通している。従って、水受具21の内部に貯
水される水の水位が上昇すると、水は排水ホース29の
内部に浸入し、該排水ホース29を介して排水金具12
の吐水口12aから、カウンター2上面に排水されるよ
うにしている。
【0017】上記のように本発明では、カウンターに固
定された水栓へ水,湯をそれぞれ供給する各供給管及び
止水栓は、キャビネットの内部で水受具により水密的に
覆われるようにした。そして、供給管と止水栓とを接続
している継手管等から漏水が発生した場合は、水又は湯
は水受具の内部に貯水され、該水受具の水位が上昇する
と、排水ホースを介してカウンターに固定された排水金
具からカウンター上面に排水される。従って、水栓の使
用者はキャビネットの内部を覗かなくても、排水金具か
らカウンター上面に排水される水を目視することによ
り、漏水等の異常が発生したことを容易に確認すること
ができ、素早く漏水箇所の修理にとりかかり、無駄な水
の流出を防止することができる。
定された水栓へ水,湯をそれぞれ供給する各供給管及び
止水栓は、キャビネットの内部で水受具により水密的に
覆われるようにした。そして、供給管と止水栓とを接続
している継手管等から漏水が発生した場合は、水又は湯
は水受具の内部に貯水され、該水受具の水位が上昇する
と、排水ホースを介してカウンターに固定された排水金
具からカウンター上面に排水される。従って、水栓の使
用者はキャビネットの内部を覗かなくても、排水金具か
らカウンター上面に排水される水を目視することによ
り、漏水等の異常が発生したことを容易に確認すること
ができ、素早く漏水箇所の修理にとりかかり、無駄な水
の流出を防止することができる。
【0018】図2は本発明の別の実施例である。この実
施例ではカウンターには排水金具が固定されておらず、
また、水受具には排水ホースが接続されておらず、水受
具に貯水される水は、水栓からカウンター上面に排水さ
れるようにしたものである。即ち、水栓5aは本体6a
の下部側壁に、カウンター2に連通する排水口30が水
平方向に穿設されており、円筒部9aには水受具21a
と排水口30とを連通させる通水路31が上下に穿設し
て形成され、水受具21aの内部は通水路31を介して
排水口30と連通している。なお、水受具のその他の構
成は前記実施例と同一であるので、同一部材には同一の
符号を付して詳細な説明を省略する。
施例ではカウンターには排水金具が固定されておらず、
また、水受具には排水ホースが接続されておらず、水受
具に貯水される水は、水栓からカウンター上面に排水さ
れるようにしたものである。即ち、水栓5aは本体6a
の下部側壁に、カウンター2に連通する排水口30が水
平方向に穿設されており、円筒部9aには水受具21a
と排水口30とを連通させる通水路31が上下に穿設し
て形成され、水受具21aの内部は通水路31を介して
排水口30と連通している。なお、水受具のその他の構
成は前記実施例と同一であるので、同一部材には同一の
符号を付して詳細な説明を省略する。
【0019】従って本実施例では、水受具21aの内部
に貯水される水の水位が上昇すると、水は円筒部9aの
通水路31に浸入し、排水口30からカウンター2上面
に排水されるものである。
に貯水される水の水位が上昇すると、水は円筒部9aの
通水路31に浸入し、排水口30からカウンター2上面
に排水されるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、洗面化粧台や流し台等
のキャビネット内部で、水栓へ水又は湯を供給する供給
管と止水栓とを接続している継手管等から漏水が発生し
た場合に、水受具の水位が上昇すると、水受具の水はカ
ウンターに固定した排水金具からカウンター上面に排水
され、使用者は排水金具からの排水により接続不良等の
発生による漏水を素早く発見することができ、速やかに
修理を行なうことで無駄な水の流出を防止することがで
きる。
のキャビネット内部で、水栓へ水又は湯を供給する供給
管と止水栓とを接続している継手管等から漏水が発生し
た場合に、水受具の水位が上昇すると、水受具の水はカ
ウンターに固定した排水金具からカウンター上面に排水
され、使用者は排水金具からの排水により接続不良等の
発生による漏水を素早く発見することができ、速やかに
修理を行なうことで無駄な水の流出を防止することがで
きる。
【0021】また、水受具は伸縮自在の蛇腹部を備えて
いるので、水栓と止水栓の間隔が各洗面化粧台又は流し
台により異なる場合でも、容易に結合することができ
る。
いるので、水栓と止水栓の間隔が各洗面化粧台又は流し
台により異なる場合でも、容易に結合することができ
る。
【0022】さらに、水受具は側部に開口した側部開口
部をパッキンとバンドにより止水栓に水密的に結合し、
止水用のハンドルのみを水受具から露出させたので、止
水栓が水受具により覆われていても止水栓のハンドルは
通常に操作することができる。
部をパッキンとバンドにより止水栓に水密的に結合し、
止水用のハンドルのみを水受具から露出させたので、止
水栓が水受具により覆われていても止水栓のハンドルは
通常に操作することができる。
【図1】洗面化粧台の正面図である。
【図2】別の実施例による洗面化粧台の正面図である。
【図3】従来技術の説明図である。
1 キャビネット
2 カウンター
5,5a 水栓
12 排水金具
13 一次側水供給管
14 二次側水供給管
15 一次側湯供給管
16 二次側湯供給管
17 水用止水栓
17a 水用ハンドル
18 湯用止水栓
18a 湯用ハンドル
19 第1継手管
19a 第2継手管
19b 第3継手管
19c 第4継手管
21,21a 水受具
21b 蛇腹部
27 シール部材
28 バンド
29 排水ホース
30 排水口
31 通水路
A 洗面化粧台
Claims (4)
- 【請求項1】 キャビネットの上部にカウンターが設け
られ、該カウンターには水栓が固定され、キャビネット
の内部で水栓へ水又は湯を供給する供給管と止水栓とを
継手管により接続した洗面化粧台・流し台において、前
記キャビネットの内部には、上端部を水栓に結合し、供
給管,止水栓及び継手管を水密的に覆う水受具を収容
し、カウンターには排水金具を固定し、水受具内部と排
水金具とを排水ホースにより連通し、水受具に貯水され
る水を排水金具からカウンター上面に排水されるように
したことを特徴とする洗面化粧台・流し台における漏水
発見装置。 - 【請求項2】 キャビネットの上部にカウンターが設け
られ、該カウンターには水栓が固定され、キャビネット
の内部で水栓へ水又は湯を供給する供給管と止水栓とを
継手管により接続した洗面化粧台・流し台において、前
記キャビネットの内部には、上端部を水栓に結合し、供
給管,止水栓及び継手管を水密的に覆う水受具を収容
し、水栓にはカウンター上面に連通する排水口と、該排
水口と水受具内部とを連通させる通水路とを設け、水受
具に貯水される水を排水口からカウンター上面に排水さ
れるようにしたことを特徴とする洗面化粧台・流し台に
おける漏水発見装置。 - 【請求項3】 前記水受具は蛇腹部を備え、水栓と止水
栓との間隔に合わせて伸縮自在としたことを特徴とする
請求項1又は2記載の洗面化粧台・流し台における漏水
発見装置。 - 【請求項4】 前記水受具は側部に開口した側部開口部
をシール部材とバンドにより止水栓に水密的に結合し、
止水用のハンドルのみを水受具から露出させたことを特
徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の洗面化粧台・
流し台における漏水発見装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002138217A JP2003328414A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 洗面化粧台・流し台における漏水発見装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002138217A JP2003328414A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 洗面化粧台・流し台における漏水発見装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003328414A true JP2003328414A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29699716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002138217A Pending JP2003328414A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 洗面化粧台・流し台における漏水発見装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003328414A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013023918A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Panasonic Corp | 水栓装置 |
-
2002
- 2002-05-14 JP JP2002138217A patent/JP2003328414A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013023918A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Panasonic Corp | 水栓装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060218992A1 (en) | Shower station testing assembly for pressure testing plumbing | |
US20040068792A1 (en) | Cap for sealing a bathtub overflow port for testing purposes | |
KR100701650B1 (ko) | 출몰식 급수장치 | |
US7530122B2 (en) | Apparatus for waste line cleanout | |
JP2003328414A (ja) | 洗面化粧台・流し台における漏水発見装置 | |
CN209873978U (zh) | 下水器 | |
KR101594899B1 (ko) | 세면기용 트랩일체형 배수장치 | |
KR200241216Y1 (ko) | 수도전의 급수된 물 역류방지장치 | |
JP5200254B2 (ja) | 接続構造 | |
KR20110091255A (ko) | 체크밸브 내장형 배관 분기용 연결구 | |
JP3711192B2 (ja) | 排水装置 | |
KR200241217Y1 (ko) | 수도전의 급수된 물 역류방지장치 | |
JP2007247195A (ja) | 水栓 | |
CA2775240C (en) | Drain system for bathtub with door | |
KR200304839Y1 (ko) | 관붙이 앵글밸브 | |
JP2003325366A (ja) | 漏水用水受容器 | |
KR20170100180A (ko) | 트랩형 멀티연결기구 | |
KR20000005791U (ko) | 싱크대용 수도꼭지의 토수구 연결구조 | |
KR101763828B1 (ko) | 세면대 수전용 분배장치 | |
JP3361362B2 (ja) | 設備ユニット | |
KR200336843Y1 (ko) | 주방용 다용도 배수 연결구 | |
JP6454854B2 (ja) | 排水器の取付構造 | |
KR200311723Y1 (ko) | 호스 교체가 쉬운 수도전 | |
JPS629410Y2 (ja) | ||
KR200192961Y1 (ko) | 세면대용 수도관의 직수전 |