JP2003325512A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2003325512A JP2002141188A JP2002141188A JP2003325512A JP 2003325512 A JP2003325512 A JP 2003325512A JP 2002141188 A JP2002141188 A JP 2002141188A JP 2002141188 A JP2002141188 A JP 2002141188A JP 2003325512 A JP2003325512 A JP 2003325512A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体内の組織の空間的状況と組織内部の状
態の多面的な観察を容易にする。 【解決手段】 3Dプローブにより被検体内を三次元的
に走査し、三次元領域のエコー情報を獲得する。このエ
コー情報から、三次元領域の3つの直交断面の断層像2
02a,202b,202cを形成すると共に、その三
次元領域をそれら各直交断面のいずれかの法線方向から
見た場合の三次元画像204をボリュームレンダリング
演算で形成し、それら各断層像及び三次元画像を並べた
四面表示画面200を形成する。各断層像202a,2
02b,202cの外枠203a,203b,203c
はそれぞれ異なる色で表示する。そして、三次元画像2
04の外枠205を、その三次元画像204の視線方向
に対応する断層像の外枠203a,203b,203c
と同じ色で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置に関
し、特にレンダリング演算によって三次元画像を形成す
る超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】例えば、特開平10−33
538号公報には、超音波三次元画像を形成する装置が
開示されている。その三次元画像の形成原理について以
下に説明する。生体内に設定される三次元空間に対し
て、視線方向に沿って複数のレイ(光線)が設定され
る。各レイごとに、順番にエコーデータが参照され、各
エコーデータごとにボリュームレンダリング法に基づく
レンダリング演算(ボクセル演算)が逐次的に実行され
る。所定の終了条件を満たした時点で、そのレンダリン
グ演算は終了し、その時点での演算値が当該レイに対応
する画素値として決定される。各レイごとに画素値を決
定すれば、その集合として三次元空間を投影した三次元
画像を構築できる。
【0003】レンダリング演算は、以下のように実行さ
れる。ここで、i番目のエコーデータのエコー値(ボク
セル値)をeiとし、その際のオパシティ(不透明度)
をαi(但し、0≦αi≦1.0)とし、COUTiをi番目
のエコー値についての演算結果(出力光量に相当)と
し、CINiをi番目のエコー値についての入力値(これ
はi−1番目の演算結果と同じで、入力光量)とする。
【0004】 COUTi=CINi(1−αi)+eiαi ・・・(1) ここで、(1−αi)は透明度と称され、それはオパシ
ティ(不透明度)から演算される。
【0005】レイ上に沿って逐次的に上記演算を行って
いく場合において、それと並行して各オパシティを積算
し、その値が1以上になった場合には、当該レイについ
ての演算は終了する。また、最終のエコーデータについ
ての演算が終了した場合にも当該レイについての演算は
終了する。その終了時点の出力光量が画素値に相当す
る。なお、オパシティはエコーデータの関数として定義
され、その関数形式は一般に指数関数である。この関数
は、オパシティ関数と呼ばれる。
【0006】上記従来装置では、このような処理によ
り、視線方向から見た立体的な投影画像を形成し表示す
ることができた。
【0007】このような投影画像は、被検体内部に存在
する組織の形状(主として表面形状)を空間的に把握す
る点では非常に有益なものであった。
【0008】しかしながら、組織の状態をよりよく把握
するには、表面形状のみならず、組織内部の状態が分か
ることが重要であるが、上記従来装置はこの点で十分な
ものではなかった。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、組織の空間的把握及び組織内部状態の多面的
な観察を可能とする超音波診断装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、三次元領域に対して超音波を送受波する
ことにより、その三次元領域内の各点のエコー情報を取
り込む送受波手段と、前記三次元領域内の各点のエコー
情報に基づき、視線方向に沿ってボリュームレンダリン
グ演算を実行することにより、三次元画像を形成するボ
リュームレンダリング手段と、前記三次元領域内の各点
のエコー情報に基づき、前記三次元領域の3つの直交断
面の各々の超音波断層像を形成する直交プレーン断層像
形成手段と、前記三次元画像と、前記各直交断面の超音
波断層像とを同時表示する表示手段とを備える。
【0011】この構成によれば、視線方向に対応する三
次元画像と3つの直交断面の超音波断層像とが同時に表
示される。したがって、三次元画像により組織の形状の
空間的把握ができると共に、3つの直交断面の超音波断
層像により、組織内部の注目部位の状態を3方向から把
握でき、組織の多面的な観察ができる。
【0012】本発明の好適な態様では、前記ボリューム
レンダリング手段は、前記3つの直交断面の各々の法線
方向に対応した6方向の中から選択された視線方向につ
いてボリュームレンダリング演算を実行する。
【0013】この態様では、ボリュームレンダリング演
算の視線方向をそれら6方向から選択する構成とするの
で、各直交断面の超音波断層像との関係で三次元画像の
視線方向を把握しやすく、実用上からみて分かりやすい
表示を実現することができる。
【0014】更に好適な態様では、前記表示手段は、前
記三次元画像と、その三次元画像の視線方向に対応する
法線方向を持つ前記直交断面の超音波断層像とに、互い
に対応する表示形態の識別マークを表示する。
【0015】この態様では、識別マークにより、三次元
画像がどの直交断面に対応する視線方向のものかが容易
に把握できる。識別マークとしては、例えば、3つの直
交断面の超音波断層像及び三次元画像の各々の表示領域
の外枠を用いることができ、一つの好適な態様として、
3つの直交断面の超音波断層像の各々の表示領域の外枠
表示をそれぞれ異なる表示形態で表示するとともに、三
次元画像の表示領域の外枠表示を、その三次元画像の視
線方向に対応する法線方向を持つ前記直交断面の表示領
域の外枠表示に対応した表示形態で表示する方式が考え
られる。
【0016】本発明の好適な態様は、前記3つの直交断
面の超音波断層像の中の少なくとも1つに対し、ボリュ
ームレンダリング演算における視線方向を示す視線方向
表示を行う手段を備える。
【0017】この態様では、視線方向表示を行うこと
で、三次元画像の視線方向を把握しやすくすることがで
きる。
【0018】また本発明の好適な態様は、前記3つの直
交断面の超音波断層像の少なくとも1つに、前記送受波
手段の基点位置を示す基点表示を行う手段を備える。
【0019】この態様では、超音波断層像に基点表示を
行うことで、送受波手段に対するその超音波断層像の位
置関係を把握しやすくすることができる。
【0020】また本発明の好適な態様では、前記3つの
直交断面の超音波断層像の中の少なくとも1つに、当該
超音波断層像に対応する直交断面以外の直交断面の位置
を示すカーソル表示を行うカーソル表示手段を備える。
【0021】また本発明の好適な態様では、前記三次元
画像に対し、前記3つの直交断面の中の少なくとも1つ
の位置を示すカーソル表示を行うカーソル表示手段を備
える。
【0022】これらの態様では、カーソル表示により三
次元領域における各直交断面の位置を把握しやすくする
ことができる。
【0023】更に好適な態様では、前記表示手段は、前
記各直交断面の超音波断層像に対して表示形態が互いに
異なる識別マークをそれぞれ表示し、前記カーソル表示
手段は、前記直交断面の位置を示すカーソル表示を、同
じ直交断面の超音波断層像に表示された識別マークに対
応する表示形態で表示する。
【0024】この態様によれば、各超音波断層像の識別
マークと各直交断面のカーソル表示との表示形態の対応
により、各カーソル表示がどの直交断面に対応している
かを把握しやすくすることができる。
【0025】本発明の好適な態様では、前記表示手段
は、前記各直交断面同士の位置関係を疑似立体的に示す
断面位置ガイド表示を行う手段を備える。
【0026】この態様によれば、立体的な断面位置ガイ
ド表示を行うことで、直交断面同士の位置関係を空間的
に把握しやすくすることができる。なお立体的な断面位
置ガイド表示としては、例えば三次元領域を表す直方体
のワイヤーフレームを表示し、そのワイヤーフレームの
各直交面の辺を、当該直交面と同じ向きの直交断面の断
層像の外枠に対応する表示形態で表示したものなどが考
えられる。
【0027】また、本発明に係る超音波診断装置は、三
次元領域に対して超音波を送受波することにより、その
三次元領域内の各点のエコー情報を取り込む送受波手段
と、前記三次元領域内の各点のエコー情報に基づき、前
記三次元領域の3つの直交断面の各々の超音波断層像を
形成する直交プレーン断層像形成手段と、前記各直交断
面の超音波断層像を同時表示すると共に、それら3つの
直交断面の超音波断層像の少なくとも1つに、前記送受
波手段の基点位置を示す基点表示を行う表示手段とを備
える。
【0028】この構成によれば、3つの直交断面の超音
波断層像の同時表示において、基点表示を行うことで、
各直交断面の送受波手段に対する位置関係を把握しやす
くすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0030】図1には、本発明に係る超音波診断装置の
全体構成がブロック図として示されている。3D(三次
元)プローブ10は、三次元データ取込空間としての三
次元空間を形成する超音波探触子である。具体的には超
音波ビームを電子走査することにより走査面が形成さ
れ、その走査面を電子走査あるいは機械走査することに
より三次元空間が形成される。本実施形態においては、
3Dプローブ10が振動子ユニットとその振動子ユニッ
トを機械走査する走査機構とを有している。振動子ユニ
ットは1D(一次元)アレイ振動子を有し、その1Dア
レイ振動子は直線配列あるいは円弧状配列された複数の
振動素子によって構成される。その1Dアレイ振動子に
て超音波ビームが形成され、その超音波ビームを電子走
査することにより走査面が形成される。さらに、その振
動子ユニットを機械走査すれば、上述したように三次元
空間を形成できる。3Dプローブ10は、コントローラ
36の制御により、そのような電子走査及び機械走査を
行う。
【0031】もちろん、いわゆる2Dアレイ振動子を用
いて三次元空間を形成してもよいし、振動子ユニットを
手によって走査し、これによって三次元空間を形成する
ようにしてもよい。
【0032】送受信部12は、3Dプローブ10に対し
て送信信号を供給すると共に、3Dプローブ10から出
力される受信信号(エコー信号)に対して所定の処理を
実行する。送受信部12は送信ビームフォーマー及び受
信ビームフォーマーとして機能する。
【0033】信号処理部14は、送受信部12から出力
されるエコー信号に対してBモード画像(二次元断層
像)等の超音波画像を形成するための信号処理を実行す
る。
【0034】ボリューム変換部16は、例えばデジタル
スキャンコンバータ(DSC)などによって構成されて
おり、信号処理部14で処理されたエコー信号に対し、
座標変換処理を施す。すなわち、エコー信号は電子走査
及び機械走査による超音波ビームの三次元走査に従って
取り込まれるが、このエコー信号上の各点の信号データ
(エコーデータ)を後の表示処理等のためにXYZ座標
系(三次元デカルト座標系)アドレスにマッピングする
のが、このボリューム変換部16である。このXYZ座
標系での空間の分割単位がボクセルである。ボリューム
変換部16により得られた各ボクセルのエコーデータ
は、ボリュームメモリ18に格納される。ボリュームメ
モリ18は、3Dプローブ10による三次元走査1回分
以上のエコーデータを格納可能であり、三次元デカルト
座標系に従ったアドレス指定によりデータの読み書きが
可能である。このボリュームメモリ18は、3Dプロー
ブ10が走査する立体領域を内包する、直方体等の形状
の三次元領域のボクセルデータを格納することができ
る。
【0035】XY断面断層像形成部20は、ボリューム
メモリ18に格納されたエコーデータの情報をもとに、
被検体のXY断面(すなわちXY平面に平行な断面)の
超音波断層像(例えばBモード画像)(以下単に断層像
という)を形成する。このXY断面の断層像(XY断層
像と呼ぶ)の形成は、ボリュームメモリ18から、その
XY断面上の各ボクセルのエコーデータを読み出し、表
示領域にプロットすることで実行できる。
【0036】同様にして、YZ断面断層像形成部22は
YZ平面に平行な断面(YZ断面)の断層像(YZ断層
像と呼ぶ)を、ZX断面断層像形成部24はZX平面に
平行な断面(ZX断面)の断層像(ZX断層像と呼ぶ)
を、それぞれ形成する。
【0037】このように、この超音波診断装置では、X
Y断層像形成部20、YZ断層像形成部22、及びZX
断層像形成部24により、XY断面、YZ断面、及びZ
X断面という互いに直交した3つの断面についての断層
像を実質的に並列的に形成することができる。
【0038】なお、各断層像形成部20,22,24に
よる断層像形成対象の断面の位置は、当該断面に垂直な
方向に移動可能である。これら各断面の位置は、入力装
置38を用いてユーザから指定することができ、指定さ
れた断面位置は、コントローラ36を介して、対応する
断層像形成部20,22,24に供給される。
【0039】三次元画像形成部26には、ボリュームメ
モリ18に格納された各ボクセルのエコーデータei を
もとに、上述した(1)式を基礎としたボリュームレン
ダリング演算を行うことにより、被検体の三次元画像を
形成する。このボリュームレンダリング演算による三次
元画像形成処理には、前述した特開平10−33538
号公報などに開示されている技術を利用すればよい。ボ
リュームレンダリング演算の演算条件は、コントローラ
36によって設定される。また、ボリュームレンダリン
グ演算において必要な各ボクセルのオパシティ値は、あ
らかじめ記憶されているオパシティ関数から求められ
る。
【0040】ここで、ボリュームレンダリング演算の際
のレイの方向、すなわち視線方向は、入力装置38から
ユーザ選択可能である。入力装置38によりユーザが指
定した視線方向は、コントローラ36を介して三次元画
像形成部26に指示され、三次元画像形成部26はこの
視線方向についてボリュームレンダリング演算を行う。
【0041】任意断面断層像形成部28は、ユーザが任
意に指定した方向及び位置を持つ断面(任意断面とい
う)の断層像を形成する。すなわち、前述の各断層像形
成部20,22,24が、XY断面、YZ断面及びZX
断面という、方向があらかじめ規定された断面の断層像
を形成するのに対し、この任意断面断層像形成部28は
任意方向の断面の断層像を形成する。ユーザは、入力装
置38を介して、断層像表示対象の任意断面を指定する
ことができる。指定された任意断面を特定する情報は、
コントローラ36を介して任意断面断層像形成部28に
供給され、任意断面断層像形成部28は、その情報に基
づいて任意断面を特定し、その断層像を形成する。
【0042】グラフィック画像形成部30は、表示画面
上で断層像や三次元画像とともに表示する、カーソルや
文字などのグラフィック画像を形成する。
【0043】画像合成部32は、各断層像形成部20,
22,24,及び28で形成された各断層像と、三次元
画像形成部26で形成された三次元画像と、グラフィッ
ク画像形成部30で形成されたグラフィック画像との中
から、指定された表示モードで必要なものを取捨選択
し、それらを1つの表示画面上に合成する。この画像合
成部32により合成された表示画面の画像が、表示装置
34に表示される。
【0044】コントローラ36は、超音波診断装置全体
の制御を司る制御部である。上述した超音波診断装置の
各構成要素は、直接的、あるいは間接的にこのコントロ
ーラ36からの制御を受けて各自の動作を行っている。
【0045】入力装置38は操作パネルなどによって構
成される。ユーザが入力装置38に対して行った入力を
示す信号はコントローラ36に入力され、コントローラ
36はその入力に対応して各構成要素を制御する。
【0046】以上、実施形態の超音波診断装置の構成に
ついて概説した。この構成において、各断層像形成部2
0,22,24,28、三次元画像形成部26、画像合
成部32は、ソフトウエア的に実現することもできる
が、ハードウエア回路化することも可能である。
【0047】図2は、3Dプローブ10と、これが走査
する走査領域110及びボリュームメモリ18がカバー
する三次元領域115との関係を示す図である。(a)
は3Dプローブ10の外観を示し、(b)は走査領域1
10及び三次元領域115を示している。
【0048】(a)に示した例では、3Dプローブ10
の振動子収容部102には、コンベックス電子走査を行
う1Dアレイ振動子が収容されている。ユーザは、把持
部104を手で持って、振動子収容部102の下面を被
検体表面に当接し、画像診断を行う。制御信号や送受信
信号は、コード106を介して装置本体との間でやりと
りされる。3Dプローブ10には、電子走査及び機械走
査の基点を示すインデックスマーク108が設けられて
いる。
【0049】(b)に示すように、ボリュームメモリ1
8にデータ格納可能な直方体状の三次元領域115は、
3Dプローブ10により超音波ビームが走査される走査
領域110を内包する。コンベックス走査の1Dアレイ
振動子が機械走査により所定の角度範囲で揺動されるの
で、走査領域110は、扇がその面に垂直な方向に、扇
の要を中心に回転揺動されたときに掃引する領域に似た
形状となる。この例では、三次元領域115のY軸の正
方向は、3Dプローブ10の正面方向、すなわち1Dア
レイ振動子が機械走査範囲の中央位置にあるときの、電
子走査の中央位置の超音波ビームの送信方向に定めてい
る。そして、このY軸方向を基準に、電子走査の方向に
対応してX軸の正方向を、機械走査の方向に対応してZ
軸の正方向を、それぞれ規定している。XYZ座標系の
原点は、三次元領域115の頂点のうちインデックスマ
ーク108に最も近い頂点の位置に定めている。
【0050】この例では、Z軸の正方向を正面視方向、
X軸の負方向を側面視方向、Y軸の正方向を上面視方向
と呼び、これら三方向とその逆方向の合計6方向をボリ
ュームレンダリング演算の視線方向として選択可能とし
ている。
【0051】図3は、画像合成部32が生成可能な表示
画面の1つである四面表示画面200の画面構成を示し
た図である。この四面表示画面200には、4つの表示
領域が2×2のマトリクス状に配列されており、そのう
ちの3つの領域にXY断層像202a,YZ断層像20
2b,ZX断層像202cが表示される。この例では、
これら互いに直交する断面の断層像202a,202
b,202cが、正投影図法の第三角法での投影図配置
構成と同様の構成で配置されている。残りの1つの表示
領域には、三次元画像形成部26による三次元画像20
4が表示される。
【0052】図4は、三次元領域115と、XY断層像
202a,YZ断層像202b,ZX断層像202cと
の関係を説明するための図である。XY断層像202a
は、正面視方向に垂直なXY断面140(外周(三次元
領域115の外周面との交線)を一点鎖線で示す)の断
層像である。YZ断層像202bは、側面視方向に垂直
なYZ断面142(外周を破線で示す)の断層像であ
り,ZX断層像202cは、上面視方向に垂直なZX断
面(外周を二点鎖線で示す)の断層像である。
【0053】図5は、四面表示画面200の表示例を模
式的に示した図であり、図3と同様の符号を用いてい
る。この四面表示画面200は、心臓を対象としたもの
であり、三次元画像204として正面視方向の三次元画
像を示している。各直交断面の断層像202a,202
b,202cについては、繁雑さをさけるために線画で
示している。
【0054】この四面表示画面200では、各直交断面
の断層像202a,202b,202cに対し、インデ
ックスマーク210を表示している。このインデックス
マーク210は、3Dプローブ10のインデックスマー
ク108の位置に対応しており、三次元走査の基点を示
している。ユーザは、このインデックスマーク210の
表示により、各断層像202a,202b,202cに
対する3Dプローブ10の位置や、それら各断層像相互
の位置関係を把握しやすくなる。
【0055】また、この四面表示画面200では、直交
断面の断層像202a,202b,202cのうちの2
つの断層像に対し、三次元画像204の視線方向を示す
視線方向マーク220を表示する。図5の例では、三次
元画像204は正面視方向の画像であるため、側面視及
び上面視の断層像202b,202cに視線方向マーク
220が示されている。なお、この例では、矢印の視線
方向マーク220を用いているが、ユーザが方向を理解
できるものであればどのような表示形態のものでも視線
方向の表示として用いることができる。なお、三次元画
像204に上面視方向の画像を表示した場合の視線方向
マーク220の表示例を図6に示す。図6の例では、正
面視方向及び側面視方向の断層像202a,202bに
視線方向マーク220が示されている。
【0056】また、各断層像202a,202b,20
2cの表示領域の外枠203a,203b,203cを
それぞれ異なる色で表示すると共に、三次元画像204
の表示領域の外枠205を、その視線方向と同じ法線方
向を持つ断層像の外枠203a,203b,又は203
cと同じ色で表示することも好適である。これにより、
三次元画像204の視線方向に対応する断層像が直感的
に分かりやすくなる。なお、色以外の表示形態でこのよ
うな対応付けを行うことももちろん可能である。また、
三次元画像204の視線方向に対応する断層像の外枠
を、強調表示(例えば太く表示するなど)することも好
適である。
【0057】また、この四面表示画面200では、各直
交断面の断層像202a,202b,202cに対し、
それぞれ自分以外の2つの直交断面の位置を示す断面位
置カーソル230a,230b,230cが表示され
る。例えば、XY断層像202aには、YZ断層像20
2bの断面位置を示す断面位置カーソル230b(破線
で示す)と、ZX断層像202cの断面位置を示す断面
位置カーソル230c(二点鎖線で示す)とが表示され
る。同様にYZ断層像202bにはXY断層像202a
の断面位置を示す断面位置カーソル230a(一点鎖線
で示す)と、ZX断層像202cの断面位置の断面位置
カーソル230cとが表示される。
【0058】各断面位置カーソル230a,230b,
及び230cは、互いに異なる表示形態で表示する。例
えば、各断面位置カーソルを異なる色で表示したり、異
なる線種で表示したりするなどである。これにより、各
断面位置カーソルが区別しやすくなる。
【0059】ここで、各断層像202a、202b,2
02cの表示領域の外枠203a,203b,203c
の表示と、それら各断面位置カーソル230a,230
b,及び230cと、を互いに対応した表示形態とする
ことも好適である。例えば、XY断層像202aの外枠
203aを赤色で表示した場合、XY断面の位置を示す
断面位置カーソル230aも同じ赤色の線で表示する、
などである。このほかにも、断層像の表示領域の外枠
と、この断層像の断面位置を示す断面位置カーソルと
を、互いに類似した模様で表示するなど、様々なバリエ
ーションが考えられる。このように表示形態による対応
付けを行うことで、各断面位置カーソルがどの断層像の
断面に対応しているかがユーザにとって把握しやすくな
る。
【0060】入力装置38からのユーザ入力により、断
層像202a,202b,及び202cのいずれかの位
置が変更された場合、位置変更された断層像に対応する
断面位置カーソル230a,230b,又は230c
は、その位置変更に応じた位置に移動して表示される。
なお、位置変更された断層像については、その断層像の
形成を担当する断層像形成部20,22,又は24が、
変更された断面位置に対応する断面上の各点のエコーデ
ータをボリュームメモリ18から読み出し、これに基づ
き新たな断層像を形成する。
【0061】なお、四面表示画面200を利用した直交
断面の位置変更指示のためのユーザインタフェース方式
としては、例えば、次のような方式が可能である。この
方式では、まず3つの断層像202a、202bまたは
202cのうち1つをユーザが選択する。次に、選択さ
れた断層像の中で、位置変更したい断面に対応する断面
位置カーソル230a,230b又は230cを選択す
る。そして、選択した断面位置カーソルを、トラックボ
ールやマウス等を用いて所望の位置まで移動する。な
お、断層像や断面位置カーソルの選択は、押すごとに選
択対象が順番に循環的に切り替わるトグル方式ボタン
や、マウス等のポインティングデバイス等を用いて行う
ことができる。
【0062】また、図5には示していないが、三次元画
像204にも、同様の断面位置カーソルを表示すること
も可能である。図5の例の場合、三次元画像204は正
面視方向のものなので、YZ断面に対応する断面位置カ
ーソル230bと、ZX断面に対応する断面位置カーソ
ル230cが表示されることになる。
【0063】以上に説明した断面位置カーソル230
a,230b,230c、インデックスマーク210,
視線方向マーカ220、四面表示の各表示領域の外枠2
03a,203b,203c,205などは、グラフィ
ック画像形成部30にて形成され、画像合成部32によ
り各断層像202a,202b,202cに合成され、
表示される。
【0064】なお、図7に示すように、表示装置34の
画面において、四面表示画面200の隣に断面位置ガイ
ド表示260を表示することも好適である。この断面位
置ガイド表示260は、直方体を表すワイヤーフレーム
を斜め上方から見た状態を示しており、その正面、側
面、上面の辺が、各断層像202a,202b,202
cの外枠203a,203b,203cの表示形態と同
じ表示形態で表示されている。図示の例では、断層像の
外枠とワイヤーフレームの辺とが、同じ色分けで表示さ
れる。このような断面位置ガイド表示260を用いるこ
とで、各断層像の位置関係をユーザにより分かりやすく
することができる。なお、断面位置ガイド表示260
は、図7に例示した形態に限られるものではなく、例え
ば図4に示したように三次元領域115の中に各断面を
示すような形態のものを用いることもできる。
【0065】次に、三次元画像形成部26による三次元
画像204の形成処理について説明する。本実施形態で
は、正面視、側面視及び上面視の各方向と、それら各々
の逆方向の中から三次元画像形成の視線方向を選択する
ことができる。図8は、それら各視線方向の場合のボリ
ュームレンダリング演算の演算方向を示している。視線
方向が正面視方向の場合、(a)に示すようにボリュー
ムレンダリング演算はZ軸の正方向に沿って行われる。
同様に、視線方向が側面視方向の場合は(b)に示すよ
うに演算方向はX軸の負方向となり、視線方向が上面視
方向の場合は(c)に示すように演算方向はY軸の正方
向となる。図8には、(a),(b),(c)の各ケー
スについて、三次元画像を表示する表示領域250の座
標系(Xs ,Ys)と、三次元領域115の座標系(X,
Y,Z)との関係を示している。なお、正面視、側面
視、上面視の各々の逆方向については、図示を省略す
る。
【0066】視線方向として上面視方向が選択された場
合を例にとって、三次元画像形成部26の画像形成処理
手順を説明する。図9は、この場合の演算処理の手順を
示すフローチャートである。
【0067】ここでは、図10に示すように、三次元領
域115内の各ボクセルについて、X軸方向については
i(=0,1,2,・・・,l(エル))、Y軸方向に
ついてはj(=0,1,2,・・・,m)、Z軸方向に
ついてはk(=0,1,2,・・・,n)のインデック
スをそれぞれ割り当てる。(Xi,Yj,Zk)と書いた場
合、X軸方向がi番目、Y軸方向がj番目、Z軸方向が
k番目のボクセルを示すこととする。同様に、表示領域
250のピクセルについても、Xs 軸方向にはインデッ
クスi、Ys 軸方向にはインデックスjを割り当てる。
【0068】図9に示した上面視方向の三次元画像形成
処理では、まずインデックスk,iを0に初期化する
(S10,S12)。これにより、演算対象のレイが特
定される。次に、インデックスjを0に初期化する(S
14)。jは、そのレイの沿ったボクセルの順番を示
す。次に、入力エコー値Cinとオパシティの累積値αac
umを0に初期化する(S16)。次にインデックスの組
(i,j,k)が指すボクセル(Xi,Yj,Zk)のエコ
ーデータをボリュームメモリ18から取得し、変数eに
代入する(S18)。そして、このボクセル(Xi,Yj,
Zk)について次式で示される計算を行う(S20)。
【0069】α=f(e) ・・・(2) αacum=Σα ・・・(3) Cout =Cin(1−α)+eα ・・・(4) ここで、αは当該ボクセルのオパシティであり、これは
装置に登録されているオパシティ関数fを用いて、その
ボクセルのエコー値eに対応する値を求めることができ
る。αacumは、当該レイ上で0番目からj番目までの各
ボクセルのオパシティ値を累積した値となる。(4)式
は、当該ボクセルに対する入力エコー値Cinと当該ボク
セルのオパシティから、当該ボクセルの出力エコー値C
outを求める計算であり、従来技術の(1)式と同じ計
算である。
【0070】この計算(S20)のあと、レイに沿って
の計算処理の終了条件の判断を行う。終了条件は、オパ
シティ累積値αacumが1.0を超えるか、又は計算対象
のボクセルの位置が三次元領域115の視線方向につい
ての終点位置(j=m)に達するか、のいずれかであ
り、ステップS22,S24ではこれら各条件の判断を
行っている。それら2つの条件が両方とも満足されなか
った場合は、インデックスjの値を1つインクリメント
して次のボクセルを計算対象とし、今回のボクセルの出
力エコー値Cout を次のボクセルの入力エコー値Cinに
セットし(s26)、ステップS18以下の処理を繰り
返す。
【0071】ステップS22及びS24に示した終了条
件のいずれかが満足された場合は、この時点での出力エ
コー値Cout を、当該ボクセル(Xi,Yj,Zk)に対応
する表示領域250上のピクセル(Xsi,Ysk)の値と
してセットする(S28)。
【0072】これで1つのレイについての処理が終わ
る。以上の処理を、インデックスi,kをインクリメン
トしながら繰り返すことで(S30,S32,S34,
S36)、XZ面の全面にわたってレイを走査し、三次
元領域115を上面から見た三次元画像を形成すること
ができる。
【0073】以上、上面視方向の三次元画像の形成処理
を説明したが、この逆方向を視線方向とする場合は、Y
方向(インデックスj)について逆順に演算を行えばよ
い。また、正面視方向、側面視方向、及びそれらの逆方
向についても同様の処理手順で三次元画像を形成するこ
とができる。
【0074】ユーザが入力装置38を用いて視線方向を
指定すると、以上のような処理手順でその視線方向の三
次元画像が形成され、画像合成部32で他の画像と合成
されて、例えば四面表示画面200に表示されることに
なる。
【0075】次に、本実施形態の超音波診断装置の任意
断面モード機能について説明する。任意断面とは方向及
び位置をユーザが自由に指定できる断面であり、任意断
面モードとは、任意断面の断層像や、三次元領域115
を任意断面で切り取った状態での三次元画像を表示する
モードである。
【0076】まず図11を参照して、任意断面モードで
の処理の概略の手順を説明する。任意断面モードに移行
するには、まずユーザが入力装置38からデータのフリ
ーズ指示を入力することにより、ボリュームメモリ18
内のボクセルデータの内容を固定させる。そして、任意
断面モードへのモード切換指示を入力すると、任意断面
の指定が可能になる。この任意断面の指定は、四面表示
画面200の各断層像202a,202b,202cで
3つの基準点を指定することにより行う(S40)。す
なわち、平面は同一直線上にない3点を決めると特定す
ることができるので、本実施形態では、そのような3点
の指定を3つの直交断面の断層像を用いて行う。
【0077】この基準点指定の方法を、図12を参照し
て説明する。この指定処理では、各断層像202a,2
02b,202cのうち、基準点指定対象として選択さ
れた断層像(図示例では断層像202a)に、第1基準
点マーク240aが表示される。ここで断層像の選択
は、入力装置38から行うことができる。入力装置38
からの操作入力により、この第1基準点マーク240a
を移動させることができる。そして、第1基準点マーク
240aを所望の位置まで移動させると、入力装置38
から位置確定指示を入力する。これにより、コントロー
ラ36は、第1基準点マーク240aの位置を確定状態
とし、第2基準点マーク240bを同じ断層像上に表示
する。この第2基準点マーク240bの位置も、同様に
移動させ、確定することができる。これら2つの基準点
マーク240a,240bの位置を決めることで、選択
している断層像と任意断面との交線を規定することがで
きる。
【0078】2つの基準点マーク240a,240bの
位置が確定されると、選択されている断層像上に第3基
準点マーク242が表示される。ここで、選択対象の断
層像を変更することで、所望の断層像上に第3基準点マ
ーク242を指定可能となる。図12の例では、YZ断
面の断層像202bが選択されている。そして、入力装
置38の操作により第3基準点マーク242をその断層
像上の所望の位置まで移動させ、確定指示を入力する
と、第3基準点マーク242の位置が確定される。
【0079】このように3つの基準点240a,240
b,242の位置が決まると、それら3点を通る平面、
すなわち任意断面を一意に特定することができる(S4
2)。例えば、次の平面の方程式、 aX+bY+cZ+d=0 ・・・(5) の変数X,Y,Zにそれら3つの基準点の座標を代入
し、その結果得られる三元連立方程式を解くことで、そ
の方程式の係数a,b,c,dを求めることができる。
【0080】このように任意断面をいったん設定した後
でも、各基準点マーク240a,240b,242をそ
れぞれ選択し、その位置を変更することで、任意断面の
方向や位置を変更することも可能である。
【0081】以上説明した3直交断面上での3点指定の
処理を、直交断面の断面位置の変更処理と組み合わせる
ことで、様々な方向、位置の任意断面を指定することが
できる。
【0082】本実施形態では、このように、互いに直交
する3つの断層像上で3つの基準点を指定することで任
意断面が指定できるので、被検体の組織内部の構造との
関係において任意断面をより適切に設定できるという利
点がある。例えば、断層像で心臓の弁の位置を確認し、
その弁を横切るように任意断面を設定するという操作を
容易に行うことができる。特に、上に例示した、1つの
断層像上で2点を指定し別の断層像で残りの1点を指定
するという方式は、最初の断層面上で任意断面との交線
を指定できるので、任意断面と被検体組織との関係がユ
ーザにとって分かりやすいものとなる。
【0083】このようにして任意断面が設定されると、
超音波診断装置は、任意断面断層像を表示するか、と任
意断面三次元画像の表示をするか、の指示を受付可能な
状態となる(S44)。
【0084】ここで、任意断面断層像の表示が指示され
た場合の処理手順の一例を図13〜図15を参照して説
明する。この場合、設定された任意断面を特定するパラ
メータ(例えば平面の方程式の係数a,b,c,d)
が、コントローラ36から任意断面断層像形成部28に
提供され、任意断面断層像形成部28が以下のような処
理を行う。
【0085】断層像の表示領域の座標系を仮にXY座標
系とすると、三次元領域115の任意断面150の断層
像を表示する処理は、 図13に示すように、任意断面
150上の各点を回転と平行移動により、XY平面であ
る基準面160に移動させる処理と捉えることができ
る。この回転と平行移動は、アフィン変換行列で記述す
ることができる。実際の表示処理では、表示領域のピク
セルを基準に考える方が処理が簡単になるので、表示領
域のピクセル位置に対応する任意断面150上の点(ボ
クセル)を逆変換で求め、その点のエコー値をそのピク
セルに書き込むことになる。この表示処理の手順を示し
たのが図14である。
【0086】図14に示す手順では、まず、設定された
任意断面上の各点(ボクセル)の座標を表示領域の座標
に変換するためのアフィン変換行列Tを計算する(S5
0)。
【0087】ここで図15は、アフィン変換行列Tの求
め方の一例を示した図である。この図を参照して行列T
の求め方を説明する。(a)において、ベクトルn=
(a,b,c)は任意断面150の法線ベクトルであ
り、その成分a,b,cは任意断面150の方程式の係
数から求めることができる。このベクトルnを、表示領
域(XY平面)の法線ベクトルsと平行になるように回
転させることを考える。ベクトルnのYZ平面への正射
影とX軸とのなす角がθy であった場合、ベクトルnを
Y軸回りにθy だけ回転させることで、(b)に示すX
Y平面上のベクトルn1 が得られる。このベクトルn1
とY軸とのなす角がθz であるとすると、ベクトルn1
をZ軸回りにθz だけ回転させることで、(c)に示す
ようにY軸に平行なベクトルn2 が得られる。このベク
トルn2 をθx =90度だけX軸回りに回転させると、
Z軸に平行、すなわちXY平面に垂直なベクトルn3 が
得られる。このベクトルn3 は、表示領域の法線ベクト
ルsに平行である。したがって、これら3回の回転で任
意断面150をXY平面に平行にすることができる。こ
のように回転させた面を更に平行移動させることで、任
意断面150をXY平面に一致させることができる。こ
のような座標変換により、任意断面150上の各点を表
示領域のピクセルに対応付けすることができる。
【0088】ここで、3次元空間におけるX軸、Y軸、
Z軸回りの回転はそれぞれ次の行列Trx,Try,Trzで
表すことができ、平行移動は次の行列Td で表すことが
できる。
【0089】
【数1】 これら各行列における回転角度θx,θy,θz と、X,
Y,Z方向の平行移動量l,m,nは、任意断面150
が特定されれば求めることができる。したがって、任意
断面150の座標を表示領域の座標に変換するアフィン
変換行列Tは、 T=Trx・Trz・Try・Td で求めることができる。
【0090】アフィン変換行列Tが求められると、表示
領域でのピクセルのY方向のインデックスjとX方向の
インデックスiをそれぞれ0に初期化する(S52,S
54)。そして、表示領域上のピクセル(Xsi,Ysj)
に、アフィン変換行列Tの逆行列を乗じることにより、
そのピクセル(Xsi,Ysj)に対応する任意断面150
上の点の座標(X,Y,Z)を計算する(S56)。そ
して、その座標(X,Y,Z)のエコー値をボリューム
メモリ18から読み出し(S58)、表示領域のピクセ
ル(Xsi,Ysj)の値としてセットする(S60)。以
上の処理を、インデックス、i,jを順にインクリメン
トしながら繰り返す(S62,S64,S66,S6
8)ことで、任意断面150の断層像を形成することが
できる。形成された任意断面断層像は、画像合成部32
にて他の画像と合成され、表示装置34に表示される。
【0091】これにより、例えば、図16に示すよう
に、3直交断面の断層像202a,202b,202c
と共に、任意断面断層像206を表示する四面表示画面
200を形成することができる。この四面表示画面20
0の表示によれば、3Dプローブ10との関係で方向が
あらかじめ規定された3つの直交断面の断層像と、ユー
ザが任意に設定できる任意断面の断層像とを同時に観察
することができ、診断上有用である。
【0092】なお、図16に例示した四面表示画面20
0では、3直交断面の断層像202a,202b,20
2cに対し、ユーザが設定した任意断面の位置を示す任
意断面カーソル244を表示している。任意断面カーソ
ル244は、各直交断面と任意断面の交線として求める
ことができる。このように任意断面カーソル244を表
示することで、各直交断面と任意断面の位置関係の把握
を助けることができる。
【0093】次に任意断面三次元画像モードが選択され
た時の処理を説明する。このモードでは、三次元領域の
うち、ユーザが指定した任意断面より視点に近い側のエ
コー値を省いてボリュームレンダリング演算を行う。す
なわち、任意断面がボリュームレンダリング演算の演算
開始位置を示すことになる。
【0094】例えば、被検体内の注目対象の手前側に障
害物が存在する場合、単純にボリュームレンダリング演
算を行うと障害物の影響で注目対象が望み通りに画像化
できないことがある。このような場合に、注目対象と障
害物との間に任意断面を設定し、このモードを選択する
ことで、障害物の影響なく注目対象を画像化することが
できる。
【0095】このモードでは、設定された任意断面を特
定するパラメータが三次元画像形成部26に提供され
る。ここでは、一例として視線方向が上面視方向である
場合を説明する。この場合、三次元画像形成部26は、
図17に示す処理手順で三次元画像を形成する。図17
の手順において、図9に示した通常の上面視の三次元画
像形成処理と同様の処理を行うステップについては同じ
符号を付すことで詳細な説明を省略する。図9の手順と
図17の手順の相違は、ステップS14とステップS3
8の相違のみである。すなわち、図9の手順では、Z及
びX方向のインデックスk,iを定めてレイ(視線)を
特定したあと、Y方向のインデックスjを0から順にイ
ンクリメントしてボリュームレンダリング演算を行った
のに対し、図17の手順では、そのレイと任意断面との
交点に対応するインデックスjc を計算し、そのjc を
演算開始点としてステップS16以降のボリュームレン
ダリング演算を行う。これにより、任意断面より視点側
(手前側)のエコー値はボリュームレンダリング演算に
反映されなくなる。このような処理により形成された三
次元画像は、四面表示画面200に三次元画像204と
して表示することができる。
【0096】以上、上面視方向の場合を例にとって説明
したが、視線方向が変わっても、同様の考え方で、任意
断面の手前側を省いたボリュームレンダリング演算を行
うことができる。
【0097】なお、以上は任意断面を、ボリュームレン
ダリング演算の演算開始位置を特定する面として用いた
場合の例であったが、同様の考え方で、任意断面でボリ
ュームレンダリング演算の演算終了位置を指定すること
もできる。このほか、任意断面を、ボリュームレンダリ
ング演算に関わる各種のパラメータ・演算条件の変更位
置を特定する面として用いることも可能である。例え
ば、上述の方法で、三次元領域115内に任意断面を複
数設定し、隣り合う任意断面で挟まれる各範囲毎に演算
条件(例えばオパシティ関数)を変えるなどの処理も可
能である。
【0098】また、いったん設定した任意断面を、入力
装置38に設けられたトラックボールなどの操作で、当
該断面の法線方向に沿って平行移動できるようにするこ
とも好適である。この平行移動に応じて、任意断面断層
像や任意断面の手前側を除いた状態の三次元画像をリア
ルタイムで再生成して表示するようにすれば、被検体内
部の様子の把握の助けとなる。
【0099】以上の例では、表示装置34に表示される
表示画面として、3つの直交断面の断層像202a,2
02b,202cと、三次元画像204又は任意断面断
層像206とを同時表示した四面表示画面200を例示
したが、実施形態の超音波診断装置は、それら断層像又
は三次元画像の1つを選択して画面一杯に表示すること
も可能である。また、この四面同時表示は、物理的に1
つの表示装置の画面にそれら4画像を同時表示する場合
に限るものではなく、各画像をそれぞれ別々の表示装置
の画面に表示する場合も含む。
【0100】また、以上の例では、エコーデータをいっ
たんボリュームメモリ18に格納し、任意断面断層像の
形成などの際に再利用できるようにしたが、これは必ず
しも必須のことではない。例えば、ボリューム変換部1
6の処理が十分高速であるならば、ボリューム変換部1
6の前段側のいずれかの段階に、エコーデータを蓄積す
るバッファを設け、再利用の際にはそのバッファからエ
コーデータを読み出して座標変換し、上述の画像形成処
理を行うようにすることも可能である。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
3つの直交断面の超音波断層像と、三次元画像とを同時
に表示することができるため、対象組織の空間的把握と
該組織の内部状態の把握という多面的な観察を同時に行
うことができる。また本発明では、識別マークにより、
三次元画像がどの超音波断層像の直交断面に対応する方
向のものなのかを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波診断装置の全体構成を示
す機能ブロック図である。
【図2】 3Dプローブと、これが走査する走査領域及
びボリュームメモリがカバーする三次元領域との関係を
示す図である。
【図3】 四面表示画面の画面構成を示した図である。
【図4】 三次元領域と、XY断層像,YZ断層像,Z
X断層像との関係を説明するための図である。
【図5】 四面表示画面の表示例を模式的に示す図であ
る。
【図6】 上面視方向の三次元画像を表示した場合の視
線方向マークの表示例を示す図である。
【図7】 断面位置ガイド表示の一例を示す図である。
【図8】 各視線方向についてのボリュームレンダリン
グ演算の演算方向を説明するための図である。
【図9】 上面視方向の場合のボリュームレンダリング
演算の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】 三次元領域のボクセルと表示領域のピクセ
ルの関係を説明するための図である。
【図11】 任意断面モードでの処理の全体的な手順を
示す図である。
【図12】 任意断面設定のための基準点指定の操作を
説明するための図である。
【図13】 任意断面と表示領域との関係を示す図であ
る。
【図14】 任意断面断層像を表示するための処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図15】 任意断面と表示領域との間の座標変換の考
え方を説明するための図である。
【図16】 任意断面断層像を表示した四面表示画面の
表示例を模式的に示す図である。
【図17】 任意断面より視点側の領域を除いた状態で
三次元画像を形成する場合の処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 3Dプローブ、12 送受信部、14 信号処理
部、16 ボリューム変換部、18 ボリュームメモ
リ、20 XY断面断層像形成部、22 YZ断面断層
像形成部、24 ZX断面断層像形成部、26 三次元
画像形成部、28任意断面断層像形成部、30 グラフ
ィック画像形成部、32 画像合成部、34 表示装
置、36 コントローラ、38 入力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重森 一郎 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 Fターム(参考) 4C301 BB13 EE09 EE11 JC14 JC16 KK13 KK17 KK18 KK27 LL03 4C601 BB03 EE06 EE09 JC15 JC20 JC21 JC25 JC26 KK21 KK22 KK23 KK25 KK31 LL01 LL02 LL04 5B050 AA02 BA03 CA07 DA02 EA27 FA02 5B057 AA09 BA05 CA08 CA13 CA16 CB08 CB12 CB16 CD01 5B080 AA17 BA02 FA02 FA17 GA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元領域に対して超音波を送受波する
    ことにより、その三次元領域内の各点のエコー情報を取
    り込む送受波手段と、 前記三次元領域内の各点のエコー情報に基づき、視線方
    向に沿ってボリュームレンダリング演算を実行すること
    により、三次元画像を形成するボリュームレンダリング
    手段と、 前記三次元領域内の各点のエコー情報に基づき、前記三
    次元領域の3つの直交断面の各々の超音波断層像を形成
    する直交プレーン断層像形成手段と、 前記三次元画像と、前記各直交断面の超音波断層像とを
    同時表示する表示手段と、 を備える超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波診断装置であっ
    て、 前記ボリュームレンダリング手段は、前記3つの直交断
    面の各々の法線方向に対応した6方向の中から選択され
    た視線方向についてボリュームレンダリング演算を実行
    することを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の超音波診断装置であっ
    て、 前記表示手段は、前記三次元画像と、その三次元画像の
    視線方向に対応する法線方向を持つ前記直交断面の超音
    波断層像とに、互いに対応する表示形態の識別マークを
    表示することを特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の超音波診断装置であっ
    て、 前記識別マークは、前記各超音波断層像及び三次元画像
    の各々の表示領域の外枠表示であり、前記表示手段は、
    前記3つの直交断面の超音波断層像の各々の表示領域の
    外枠表示をそれぞれ異なる表示形態で表示するととも
    に、前記三次元画像の表示領域の外枠表示を、その三次
    元画像の視線方向に対応する法線方向を持つ前記直交断
    面の表示領域の外枠表示に対応した表示形態で表示する
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の超音波診断装置であっ
    て、 前記3つの直交断面の超音波断層像の中の少なくとも1
    つに対し、ボリュームレンダリング演算における視線方
    向を示す視線方向表示を行う手段をさらに備えることを
    特徴とする超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の超音波診断装置であっ
    て、 前記3つの直交断面の超音波断層像の少なくとも1つ
    に、前記送受波手段の基点位置を示す基点表示を行う手
    段をさらに備えることを特徴とする超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の超音波診断装置であっ
    て、 前記3つの直交断面の超音波断層像の中の少なくとも1
    つに、当該超音波断層像に対応する直交断面以外の直交
    断面の位置を示すカーソル表示を行うカーソル表示手段
    をさらに備えることを特徴とする超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の超音波診断装置であっ
    て、 前記三次元画像に対し、前記3つの直交断面の中の少な
    くとも1つの位置を示すカーソル表示を行うカーソル表
    示手段をさらに備えることを特徴とする超音波診断装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の超音波診断装置
    であって、 前記表示手段は、前記各直交断面の超音波断層像に対し
    て表示形態が互いに異なる識別マークをそれぞれ表示
    し、 前記カーソル表示手段は、前記直交断面の位置を示すカ
    ーソル表示を、直交断面の超音波断層像に表示された識
    別マークに対応する表示形態とし、かつ、同じ直交断面
    に対しては同じ表示形態で表示することを特徴とする超
    音波診断装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の超音波診断装置であっ
    て、 前記表示手段は、前記各直交断面同士の位置関係を立体
    的に示す断面位置ガイド表示を行う手段を備えることを
    特徴とする超音波診断装置。
  11. 【請求項11】 三次元領域に対して超音波を送受波す
    ることにより、その三次元領域内の各点のエコー情報を
    取り込む送受波手段と、 前記三次元領域内の各点のエコー情報に基づき、前記三
    次元領域の3つの直交断面の各々の超音波断層像を形成
    する直交プレーン断層像形成手段と、 前記各直交断面の超音波断層像を同時表示すると共に、
    それら3つの直交断面の超音波断層像の少なくとも1つ
    に、前記送受波手段の基点位置を示す基点表示を行う表
    示手段と、 を備えることを特徴とする超音波診断装置。
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