JP2003324994A - エネルギープラント - Google Patents

エネルギープラント

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JP2003324994A
JP2003324994A JP2002127239A JP2002127239A JP2003324994A JP 2003324994 A JP2003324994 A JP 2003324994A JP 2002127239 A JP2002127239 A JP 2002127239A JP 2002127239 A JP2002127239 A JP 2002127239A JP 2003324994 A JP2003324994 A JP 2003324994A
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natural gas
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hydrate
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Hirotsugu Nagayasu
弘貢 長安
Takahiro Kimura
隆宏 木村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天然ガス水和物の分解処理を無駄なく行いな
がら、効率の良いエネルギー生産を実現する。 【解決手段】 発電設備2の排熱を回収し、該排熱を利
用して天然ガス水和物を加熱してガスと水とに分解し、
発生したガスを発電設備2の燃料として発電を行い、発
生した電力を外部の利用設備に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水和物化した天然
ガスを分解してガス化する天然ガス水和物の分解装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、地球上の各地で原油採掘を目的と
したボーリングが実施されている。これらはいずれも地
盤の構造や地質学的な見地から原油の存在する可能性が
高いと認められた場所であるが、実際に原油採掘が可能
な層にあたるのはほんのひとにぎりでしかない。原油採
掘がかなわなかった採掘地のなかには天然ガスを埋蔵す
る層にあたるものも多いが、天然ガスを大気中に排出し
てしまう訳にはいかず、専ら採掘地に設けた処理塔で燃
やしてしまっているのが現状である。
【0003】近年、環境問題の意識の高まりとともにこ
ういった天然ガスの採掘地における天然ガスの処理の仕
方が問題となっている。天然ガスの燃焼により発生する
熱が地球温暖化の一因ともなり得るというのである。そ
こで、上記のような採掘地においても天然ガスを回収
し、エネルギー源として利用しようという試みがなされ
ている。
【0004】一般に、天然ガスは採掘地やその近辺に建
設された液化プラントにおいて液化され、専用の輸送船
で洋上を運ばれ、消費地に隣接する貯蔵基地に貯蔵さ
れ、順次ガス化消費される。しかしながら、液化プラン
トは採掘量が大きくなければ効率的に天然ガスを液化す
ることが難しく、埋蔵量の少ない採掘地に適用すること
は稀である。一方で、液化プラントを適用することの難
しい埋蔵量の少ない天然ガスの採掘地は数多く存在す
る。
【0005】そこで現在注目を集めているのが、天然ガ
スを水和物化して輸送する方法である。その概要につい
ては特開昭54−135708号公報に述べられている
が、水和物化された天然ガス、いわゆる天然ガス水和物
は、液化天然ガスと比べると単位体積当たりの容積減少
率は少ない(液化天然ガスが元の体積の1/600にな
るのに対し、天然ガス水和物は1/170)が、液化天
然ガスのように極低温の条件下でなくても生成が可能で
あり生成プラントにも極低温のための特殊な設備が必要
とならない。そのため、天然ガス水和物の生成プラント
は、液化プラントと比較すると、埋蔵量の少ない天然ガ
スの採掘地の開発に適していると考えられる。
【0006】また、輸送に際しても極低温に対応した貯
蔵設備を備える専用の輸送船は特に必要ではないので、
既存のコンテナ船を若干改良したものが利用できる等、
低コスト化が図れる。さらに、採掘地が洋上である場合
には生成プラントを移動可能なフロート施設として建設
し、ひとつの採掘地の天然ガスが尽きれば洋上を移動し
次の採掘地に移って新たに採掘を行うといった構想もあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、天然ガ
スを水和物化して輸送する技術は今後の天然ガス利用を
考えるうえで非常に有効な手だてではあるが、天然ガス
の安定的かつ安価な供給を実現するにはさらなる技術革
新が必要であることは否めない。例えば、天然ガス水和
物を受け入れ、これを加熱、分解して再ガス化する施設
においては、天然ガス水和物を分解するために必要な熱
を如何に確保するかといった点が問題となる。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、天然ガス水和物の分解処理を無駄なく行いなが
ら、効率の良いエネルギー生産を実現することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次のような構成のエネルギープラント
を採用する。すなわち本発明に係る請求項1記載のエネ
ルギープラントは、発電設備の排熱を回収し、該排熱を
利用してガスハイドレートを加熱してガスと水とに分解
し、発生したガスを前記発電設備の燃料として発電を行
い、発生した電力を外部の利用設備に供給することを特
徴とする。
【0010】本発明に係る請求項2記載のエネルギープ
ラントは、ガスハイドレートを加熱してガスと水とに分
解し、発生したガスを外部の利用設備に供給するととも
に該ガスの一部を燃料として発電を行い、その排熱を回
収して前記ガスハイドレートの加熱に利用することを特
徴とする。
【0011】本発明に係る請求項3記載のエネルギープ
ラントは、ガスを燃料として発電を行う発電設備と、該
発電設備の排熱を回収する排熱回収手段と、回収された
排熱を利用してガスハイドレートを加熱してガスと水と
に分解する加熱手段とを備え、発生したガスの一部を前
記発電設備の燃料とすることを特徴とする。
【0012】本発明においては、発電設備にて消費され
るも電力エネルギーに変換されることなく回収されるガ
スの熱エネルギーにより、ガスハイドレートの分解に要
する熱エネルギーを賄うことで、余計なエネルギーの消
費が抑えられ、効率の良いエネルギー生産が可能にな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1の実施形態を図
1に示して説明する。図1は天然ガス水和物(ガスハイ
ドレート)を受け入れ、これをもとに電力エネルギーを
生産する発電プラントの構成を示している。図におい
て、符号1はスラリー状に加工された天然ガス水和物の
分解処理を行う分解容器、2は分解処理によって発生し
た天然ガスを燃料として発電を行う発電設備、3は発電
設備から排出される排ガスの熱、いわゆる排熱を回収す
る熱回収器(排熱回収手段)、4は熱回収器3によって
回収された排熱を利用して分解容器1内部の天然ガス水
和物を加熱する加熱器(加熱手段)である。
【0014】分解容器1は、スラリー状の天然ガス水和
物を加熱器4によって加熱して天然ガスと水とに分解す
る設備である。分解容器1には、スラリー状の天然ガス
水和物の供給を受ける水和物供給路5と、分解処理によ
って発生した天然ガスを発電設備に向けて搬送するガス
搬送路6と、分解処理によって発生した水を排出する排
水路7とが接続されている。
【0015】ガス搬送路6には、ガス中に含まれる水分
を除去する気水分離装置8と、水分を除去された天然ガ
スを一時的に貯留するガスホルダ9とが設けられてい
る。ガス搬送路6はガスホルダ9の先で二手に分岐し、
主たる一方のガス搬送路6aは発電設備2に接続され、
他方のガス搬送路6bは外部の利用設備(例えば都市ガ
ス供給網等、天然ガスを燃料として熱を利用する設備)
に接続されている。
【0016】発電設備2は、天然ガスを燃料とするボイ
ラ、ガスタービン、ガスエンジン、ディーゼルエンジン
等の機関を単独、もしくは複合的に備え、主として電力
を生産し、二次的に蒸気を生産する設備である。発電設
備2には、ガス搬送路6aとは別に、外部から補助的に
燃料供給を受ける燃料供給路10が接続されている。
【0017】熱回収器3は、発電設備2の排気路11に
設置され、加熱器4は、分解容器1の内部に設置されて
おり、熱回収器3と加熱器4との間には熱媒を循環させ
る熱媒循環路12が配設されている。熱回収器3には、
排ガスの経路と熱媒の経路とを完全に分離して両者を直
に接触させない構造が採用されている。加熱器4にはヒ
ートチューブが採用されており、分解容器1とともにシ
ェルアンドチューブ型の熱交換器を構成している。熱媒
循環路12には、熱媒を搬送する熱媒ポンプ13と、熱
媒を一時的に貯留するバッファタンク14とが設けられ
ている。
【0018】分解容器1には、内部に導入された天然ガ
ス水和物の量を検出するレベル検出器15と、排水路7
を開閉する制御弁16とが設けられており、レベル検出
器15の検出結果に基づいて排水路7を開閉して分解容
器1内部の天然ガス水和物の量を制御するようになって
いる。
【0019】ガス搬送路6には、水分を除去された天然
ガスの温度を測定する温度計17が設けられており、温
度計17の測定結果に基づいて熱媒ポンプ13の駆動量
を変化させ、加熱器4の能力を調節して分解容器1内部
における分解反応の進行を制御するようになっている。
【0020】上記のように構成された発電プラントの運
転の仕方について説明する。まず、燃料供給路10を通
じて補助的に燃料の供給を受けて発電設備2を稼働させ
る。次に、熱回収器3において発電設備2の排ガスと熱
媒との間で熱交換を行わせる。次に、発電設備2の排熱
を回収した熱媒を循環させて加熱器4に導通し、分解容
器1に受け入れたスラリー状の天然ガス水和物を加熱し
て天然ガスと水とに分解する。天然ガス水和物を加熱す
ることで冷めた熱媒は熱回収器3に搬送され、再び上記
のごとく循環する。
【0021】分解処理によって発生した天然ガスは、大
部分が発電設備2に供給されてその燃料として使用さ
れ、一部が外部の利用設備に供給される。また、分解処
理によって発生した水は、排水路7を通じて外部に排出
される。
【0022】分解容器1から発電設備2に天然ガスが安
定して供給されるようになったら、補助燃料の供給を断
ち、分解容器1において生産(発生)した天然ガスだけ
を使用して発電設備2を稼働させ、生産された電力を外
部の利用設備(一般消費者を含む)に供給する。
【0023】一般に、天然ガスを含む化石燃料を使用す
る発電設備においては燃料のもつエネルギーの30〜4
0%を電力エネルギーに変換して回収し、残りの40〜
50%を熱エネルギーとして回収しているが、20%ほ
どの熱エネルギーは回収されないまま放散してしまう。
【0024】一方、天然ガスの主成分であるメタンの燃
焼熱は212.8kcal/mol、メタンハイドレートの分解
熱は12.95kcal/molであり、メタンハイドレートを
分解するには分解によって発生するメタンの約6%を燃
焼させたときの熱エネルギーが必要であることがわか
る。
【0025】これによると、天然ガスを使用する発電設
備においては、電力エネルギーに変換されることなく回
収される熱エネルギーによって天然ガス水和物の分解に
要する熱エネルギーが十分に賄えることになる。
【0026】上記のように構成された発電プラントによ
れば、電力エネルギーを生産する過程で電力エネルギー
に変換されることなく回収される熱エネルギーを利用し
て天然ガス水和物を分解するので、分解処理に余計なエ
ネルギーを消費することがなく、効率の良い発電が可能
である。
【0027】次に、本発明に係る第2の実施形態を図2
に示して説明する。なお、上記実施形態において既に説
明した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。
本実施形態においては、排熱回収手段として冷却塔20
が設けられている。冷却塔20は、排気路11から分岐
して再び排気路11に合流する分岐排気路11aに設置
されており、排ガスと熱媒となる温水とを直に接触させ
る構造となっている。
【0028】詳細には、冷却塔20は、内部に導入され
る排ガスと熱媒とを熱交換させるとともに熱交換した熱
媒を一時的に貯留する筐体21と、筐体21の内部に熱
媒を噴霧するスプレー部22と、排ガスに含まれる熱媒
のミスト成分を除去するデミスタ23とを備えている。
分岐排気路11aには、熱媒と熱交換した排ガスを排気
路11に搬送する吸引ファン24が設けられ、冷水塔2
0と加熱器3との間で熱媒を循環させる熱媒循環路25
には、筐体21の底に溜まった熱媒を加熱器4に搬送す
るとともに加熱器4を経て冷めた熱媒をスプレー部22
に搬送する熱媒ポンプ26が配設されている。
【0029】分岐排気路11aには、熱媒と熱交換して
冷めた排ガスの温度を測定する温度計27が設けられて
おり、温度計27の測定結果に基づいて熱媒ポンプ27
の駆動量を変化させ、加熱器4の能力を調節して分解容
器1内部における分解反応の進行を制御するようになっ
ている。
【0030】また、本実施形態では、温度計17の測定
結果に基づいて吸引ファン24の駆動量を変化させ、冷
却塔20における排ガスと熱媒との熱交換量を増減させ
ることで加熱器4の能力を調節して分解容器1内部にお
ける分解反応の進行を制御するようになっている。
【0031】上記のように構成された発電プラントの運
転の仕方は上記第1の実施形態と同じであるので、ここ
では冷却塔20による排熱回収について説明する。排熱
回収にあたっては、発電設備2の排ガスを、分岐排気路
11aを通じて冷却塔20に導入するとともに、熱媒ポ
ンプ26を駆動させてスプレー部22から熱媒を噴霧す
る。噴霧された熱媒は、高温の排ガスが満たされた筐体
21の内部を落下する過程で排ガスと熱交換して加熱さ
れ、筐体21の底に溜まる。筐体21の底に溜まった熱
媒を、熱媒ポンプ26の働きにより加熱器4に導通し、
分解容器1に受け入れたスラリー状の天然ガス水和物を
加熱して天然ガスと水とに分解する。天然ガス水和物を
加熱することで冷めた熱媒は冷却塔20に搬送され、ス
プレー部22から噴霧されて再び上記のごとく循環す
る。
【0032】次に、本発明に係る第3の実施形態を図3
に示して説明する。なお、上記実施形態において既に説
明した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。
本実施形態においては、発電設備2に、天然ガスを燃料
とするボイラ30と、ボイラ30の発生した蒸気によっ
て駆動されて蒸気タービン31と、蒸気タービン31に
仕事をした蒸気を冷却して水に戻す復水器(排熱回収手
段)32と、蒸気タービン31によって駆動される発電
機Gとを備える構造が採用されている。
【0033】ボイラ30、蒸気タービン31および復水
器32の間には、蒸気(水)を循環させる蒸気循環路3
3が配設されており、蒸気循環路33には、復水器32
によって冷却された水をボイラ30に搬送する復水ポン
プ34が配設されている。
【0034】復水器32には、加熱器3との間で熱媒を
循環させる熱媒循環路12の他に、復水器32に冷却水
を導通する冷却水導通路35が配設されている。
【0035】上記のように構成された発電プラントの運
転の仕方は上記第1の実施形態と同じであるので、ここ
では復水器32による排熱回収について説明する。排熱
回収にあたっては、蒸気タービン31に仕事をした蒸気
を復水器32に導通し、冷却水によって冷却するととも
に蒸気のもつ熱の一部を熱媒に回収させ、排熱を回収し
た熱媒を循環させて加熱器4に導通し、分解容器1に受
け入れたスラリー状の天然ガス水和物を加熱して天然ガ
スと水とに分解する。天然ガス水和物を加熱することで
冷めた熱媒は復水器32に搬送され、再び上記のごとく
循環する。
【0036】ところで、上記第3の実施形態において
は、蒸気タービン31を駆動した蒸気のみから排熱を回
収する構造を採用したが、図4に示すように、排気路1
1に熱回収器3を設置し、熱媒循環路12を復水器3
2、熱回収器3および加熱器4の間に配設して、蒸気の
排熱だけでなく排ガスの排熱も回収して分解容器1にお
ける処理能力を大幅に向上させることも可能である。
【0037】ところで、上記第1ないし第3の各実施形
態においては、分解処理によって発生した天然ガスの大
部分を発電設備2の燃料として発電を行う、電力供給を
主目的とした発電プラントについて説明したが、本発明
のエネルギープラントは、発生した天然ガスの大部分を
そのまま外部の利用設備(天然ガスを燃料として熱を利
用する設備。一般消費者を含む)に供給する、ガス供給
を主目的としたプラントを構成してもよい。その場合、
発電設備2は主としてプラント内部の設備を駆動する電
力供給を担うものとする。ただし、その場合には、発電
設備2から回収する熱エネルギーが、天然ガス水和物の
分解に要するエネルギーと同量、もしくはそれより多く
なければならない。
【0038】また、上記の各実施形態においては、天然
ガス水和物を分解して発生した天然ガスを燃料として発
電を行う施設について説明したが、本発明のエネルギー
プラントは、天然ガスに限らず可燃性を備えるあらゆる
種類のガスの水和物を使用してエネルギー生産を行うこ
とが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発電設備にて消費されるも電力エネルギーに変換される
ことなく回収されるガスの熱エネルギーにより、ガスハ
イドレートの分解に要する熱エネルギーを賄うことで、
余計なエネルギーの消費が抑えられ、効率の良いエネル
ギー生産が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエネルギープラントの第1の実
施形態を示す図であって、電力供給を主目的とする発電
プラントの概略構成図である。
【図2】 同じく、本発明に係るエネルギープラントの
第2の実施形態を示す図であって、電力供給を主目的と
する発電プラントの概略構成図である。
【図3】 同じく、本発明に係るエネルギープラントの
第3の実施形態を示す図であって、電力供給を主目的と
する発電プラントの概略構成図である。
【図4】 上記第3の実施形態の変形例を示す発電プラ
ントの概略構成図である。
【符号の説明】
1 分解容器 2 発電設備 3 熱回収器(排熱回収手段) 4 加熱器(加熱手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02C 6/18 C10L 3/00 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電設備の排熱を回収し、該排熱を利用
    してガスハイドレートを加熱してガスと水とに分解し、
    発生したガスを前記発電設備の燃料として発電を行い、
    発生した電力を外部の利用設備に供給することを特徴と
    するエネルギープラント。
  2. 【請求項2】 ガスハイドレートを加熱してガスと水と
    に分解し、発生したガスを外部の利用設備に供給すると
    ともに該ガスの一部を燃料として発電を行い、その排熱
    を回収して前記ガスハイドレートの加熱に利用すること
    を特徴とするエネルギープラント。
  3. 【請求項3】 ガスを燃料として発電を行う発電設備
    と、該発電設備の排熱を回収する排熱回収手段と、回収
    された排熱を利用してガスハイドレートを加熱してガス
    と水とに分解する加熱手段とを備え、発生したガスの一
    部を前記発電設備の燃料とすることを特徴とするエネル
    ギープラント。
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