JP2007322025A - 空調システム - Google Patents

空調システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007322025A
JP2007322025A JP2006150596A JP2006150596A JP2007322025A JP 2007322025 A JP2007322025 A JP 2007322025A JP 2006150596 A JP2006150596 A JP 2006150596A JP 2006150596 A JP2006150596 A JP 2006150596A JP 2007322025 A JP2007322025 A JP 2007322025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heat exchanger
gas
conditioning system
cooled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006150596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4912041B2 (ja
Inventor
Makoto Tanaka
田中  誠
Shigeru Nanbara
滋 南原
Masashi Murata
真史 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2006150596A priority Critical patent/JP4912041B2/ja
Publication of JP2007322025A publication Critical patent/JP2007322025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4912041B2 publication Critical patent/JP4912041B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

【課題】ガスハイドレートの特性を有効に利用して空気の温度を調節することができる空調システムを提供すること。
【解決手段】本発明にかかる空調システムは、ガス化装置、第一の熱交換器、原動機、ヒートポンプ、第四の熱交換器、温水タンク、第一の制御装置、第二の制御装置、第三の制御装置などを備えている。この空調システムを用いて空気の温度を冷却するには、まず、ガス化装置においてガスハイドレートをガスと水とに分離する。次に、ガス化装置から分離した水の冷熱を利用して、第一の空気を冷却する。次に、ガス化装置から分離したガスを燃料として原動機を駆動させ、原動機によってガスヒートポンプを作動させて、ガスヒートポンプによって第二の空気を冷却する。最後に、冷却した第一の空気と、冷却した第二の空気とを混合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスヒートポンプを利用した空調システムに関する。
ガスハイドレートは、その生産過程において熱を発生し、その分解過程において熱を吸収することが知られており、これらの特性を利用したガスヒートポンプが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−158997号公報
しかしながら、上述のようなガスヒートポンプは、ガスエンジンとこのガスエンジンの動力を受ける圧縮機により冷媒循環を行う冷媒回路とをそれぞれ別個に用意しなければならないという問題がある。このため、より効率的にガスヒートポンプを作動させることができる空調システムの開発が求められている。
そこで、本発明は、ガスハイドレートの特性を有効に利用して空気の温度を調節することができる空調システムを提供することを目的とする。
本発明にかかる空調システムは、空気の温度を調節する空調システムであって、ガスハイドレートをガスと水とに分離するガス化装置と、第一の空気に前記ガス化装置から排出された水の冷熱を供給する第一の熱交換器と、前記ガス化装置から排出された水を前記第一の熱交換器に供給する第一の供給手段と、前記供給手段を制御する第一の制御装置と、前記ガス化装置から排出されたガスを燃料として用いる原動機と、前記原動機によって作動する圧縮機を含むガスヒートポンプと、前記ガスヒートポンプを制御する第二の制御装置と、前記第一の熱交換器によって冷却された第一の空気と、前記ガスヒートポンプによって冷却された第二の空気とを混合する混合手段と、前記混合手段を制御する第三の制御装置とを備えることを特徴とする。ここで、前記ガスヒートポンプは、前記圧縮機により圧縮された冷媒を冷却する第二の熱交換器と、前記第二の熱交換器により冷却された前記冷媒の圧力を減圧する膨張弁と、前記膨張弁により減圧された前記冷媒を加熱する第三の熱交換器と、前記第三の熱交換器により加熱された前記冷媒を前記圧縮機に供給する第二の供給手段とを備えていることが好ましい。また、前記ガスヒートポンプは、さらに、前記圧縮機から排出された冷媒を、前記第二の熱交換器又は前記第三の熱交換器に供給する四方弁を備えることが好ましい。
なお、前記第一の制御装置は、前記第一の空気を冷却するときに、前記ガス化装置から排出される水を、前記第一の熱交換器に供給し、前記第一の空気を冷却しないときに、前記ガス化装置から排出される水を、前記第一の熱交換器に供給しないように前記第一の供給手段を制御することを特徴とする。また、前記第二の制御装置は、前記第二の空気を冷却するときに、前記圧縮機から排出される冷媒を前記第二の熱交換器に供給し、前記第二の空気を加温するときに、前記圧縮機から排出される冷媒を前記第三の熱交換器に供給するように前記四方弁を制御することを特徴とする。さらに、前記第三の制御装置は、前記ガスヒートポンプによって冷却された第二の空気をさらに冷却するときに、前記第二の空気を前記第一の熱交換器に通し、前記第一の熱交換器によって冷却された第一の空気をさらに冷却するときに、前記第一の空気を前記第三の熱交換器に通すように前記混合手段を制御することを特徴とする。
前記空調システムは、前記原動機から排出される熱によって前記ガス化装置において分離した水を加熱する第四の熱交換器をさらに備えていることが好ましい。さらに、前記空調システムは、前記第四の熱交換器により加熱された前記水を、前記ガス化装置に供給する第三の供給手段を備えていることが好ましい。
なお、前記空調システムにおいて、前記原動機は、ガスエンジンを備えていてもよいし、発電機を備えていてもよい。また、前記空調システムにおいて、前記ガスハイドレートは、天然ガスハイドレート(natural gas hydrate)であることが好ましい。
また、本発明にかかる空気冷却方法は、空気を冷却するための方法であって、ガスハイドレートをガスと水とに分離し、分離した前記水の冷熱によって第一の空気を冷却し、分離した前記ガスを燃料として原動機を駆動させ、前記原動機によってガスヒートポンプを作動させて、前記ガスヒートポンプによって第二の空気を冷却し、冷却した前記第一の空気と、冷却した前記第二の空気とを混合することを特徴とする。なお、前記ガスハイドレートは、天然ガスハイドレート(natural gas hydrate)であることが好ましい。
本発明によって、ガスハイドレートの特性を有効に利用して空気の温度を調節することができる空調システムを提供することができる。
以下、好ましい実施の形態につき、添付図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において用いられるガスハイドレートは、例えば、天然ガスハイドレート、メタンハイドレート、エタンハイドレート、プロパンハイドレート、ブタンハイドレート等の、燃料として使用できる燃焼性のガスハイドレートであることが好ましい。中でも、天然ガスハイドレートは、大気汚染物質の排出も少なく、大気圧下−20℃の環境下において固体の状態で存在しているため輸送や貯蔵を行いやすい。従って、ガスハイドレートとして天然ガスハイドレートを用いることが特に好ましい。
==空調システムの構成==
図1は本発明の一実施形態として説明する空調システムの構成図を示す。図1に示すように、本発明にかかる空調システム100は、ガス化装置10、第一の熱交換器20、原動機30、ヒートポンプ40、第四の熱交換器50、温水タンク60、第一の制御装置70、第二の制御装置80、第三の制御装置90などを備えている。
ガス化装置10は、ガスハイドレートをガス(燃焼性のもの)と水とに分離する装置である。ガスハイドレートの分離は、ガスハイドレートに直接熱を加えて行ってもよいし、ガスハイドレートに水を加えて行ってもよい。ガスハイドレートがガスと水とに分離すると、ガス化装置10内において圧力が生じる。従って、ガス化装置10は、内部の圧力に対し、耐圧性であることが望ましい。
第一の熱交換器20は、ガス化装置10において産生された水の冷熱と冷却の対象となる空気(「第一の空気」ともいう)の熱とを熱交換する装置である。
第一の制御装置70は、ポンプ71、弁72、73(第一の供給手段)などを備えている。第一の制御装置70は、空気(第一の空気)を冷却する場合には、ガス化装置10から排出される水を第一の熱交換器20に供給し、空気(第一の空気)を冷却しない場合には、ガス化装置10から排出される水を第一の熱交換器20に供給しないように、前述の第一の供給手段を制御している。
原動機30は、ガス化装置10から分離したガスを利用して、空調装置等の圧縮機41を含むヒートポンプ40を作動させる装置である。原動機30としては、ガスエンジン(図1を参照のこと)、発電機(図2を参照のこと)などが挙げられる。
ヒートポンプ40は、冷媒を介して熱や冷熱を供給する装置である。図1に示すように、ヒートポンプ40は、圧縮機41、第二の熱交換器42、膨張弁43、第三の熱交換器44、ポンプ(第二の供給手段)45、四方弁81などを備え、これらはそれぞれ配管によって接続されている。圧縮機41は、冷媒を圧縮して高温にする装置であり、原動機30によって作動する。第二の熱交換器42は、圧縮機41によって高温になった冷媒と室外気との熱交換を行う装置である。なお、第二の熱交換器42は、このような熱交換により熱風を生じやすいため、空調の効率を上げるためにも、室外に設置されることが好ましい。膨張弁43は、第二の熱交換器42から排出された冷媒を冷却させるために、この冷媒を減圧させる装置である。第三の熱交換器44は、膨張弁43によって冷却された冷媒の熱と空気(例えば、室内気又は室外気)(「第二の空気」ともいう)の熱とを熱交換する装置である。第三の熱交換器44において温められた冷媒は、ポンプ(第二の供給手段)45などを用いて、最終的に、圧縮機41に供給される。
第二の制御装置80は、四方弁81などを備えている。第二の制御装置80は、空気(第二の空気)を冷却させる場合には、圧縮機41→第二の熱交換器42→膨張弁43→第三の熱交換器44→圧縮機41の順で循環するように、四方弁81を設定し、空気(第二の空気)を加温させる場合には、圧縮機41→第三の熱交換器44→膨張弁43→第二の熱交換器42→圧縮機41の順で循環するように、四方弁81の回転を制御している。
第四の熱交換器50は、第一の熱交換器20と温水タンク60の間に設けられており、原動機30によって産生された排熱と、ガス化装置10において分離した水の冷熱とを熱交換する装置である。第四の熱交換器50によって加温された水は、温水タンク60に貯蔵される。温水タンク60に貯蔵されている温水は、ポンプ(「第三の供給手段」ともいう)61などによってガス化装置10に供給されてもよいし、他の用途に用いられてもよい。温水がガス化装置10に供給された場合、この温水はガス化装置10に存在するガスハイドレートに熱を与え、その結果、ガス化装置10に存在するガスハイドレートがガス化する。
第五の熱交換器51(例えば、ラジエーターなど)は、原動機30から排出されたガスの熱と空気(例えば、室内気又は室外気)の熱とを熱交換する装置である。第五の熱交換器は、図1に示すように並列に設置してもよいし(この場合、第四の熱交換器50は、第五の熱交換器51の機能を兼ねる)、直列に設置してもよい。なお、第五の熱交換器51の個数は特に限定されない。原動機30から排出されるガスは、ポンプ52によって、第五の熱交換器51に供給される。そして、第五の熱交換器51によって冷却された空気は、弁53、54の開栓によって原動機30に供給される。
第三の制御装置90は、ファン91、92などの混合手段を備えている。第三の制御装置90は、ガスヒートポンプによって冷却された空気(第二の空気)をさらに冷却するときに、ファン91を作動させて、この空気(第二の空気)を第一の熱交換器20に通し(図1を参照のこと)、一方、第一の熱交換器20によって冷却された空気(第一の空気)をさらに冷却するときに、ファン92を作動させて、この空気(第一の空気)を第三の熱交換器44に通す(図3を参照のこと)ように、ファン91、92などの混合手段を制御している。
本発明にかかる空調システム100は、ガス化装置10を複数個備えていてもよい。このように、空調システム100にガス化装置10を複数個備えれば、ガス化装置10からガスを順次得ることができる。そして、このガスを順次原動機30に供給すれば、原動機30を連続的に駆動させることができ、この原動機30によってヒートポンプ40を連続的に作動させることができる。
==空調システムの作動手順==
次に、本実施の形態における空調システムの作動手順の例について、空気を冷却する場合と空気を加温する場合とに分けて、図1を用いて説明する。
(1)空気を冷却する場合
ガス化装置10に供給されたガスハイドレートは、第四の熱交換器50によって加温された温水タンク60に貯蔵されている水の熱を吸収して、ガスと水とに分離する。分離したガスと水は、それぞれ以下のように用いられる。
まず、第一の制御装置70によって、ガス化装置10において分離した水を、ポンプ71→弁72→第一の熱交換器20の順で、第一の熱交換器20に供給させる。このようにして、第一の熱交換器20において、第一の熱交換器20に供給された水の冷熱と冷却の対象となる空気(「第一の空気」ともいう)の熱とを熱交換させて、冷却された空気を得る。
次に、ガス化装置10において分離したガスを、原動機30(例えば、ガスエンジン、発電機等)に供給する。これにより、原動機30は駆動し、この原動機30によってヒートポンプ40の圧縮機41が作動する。原動機30に供給されるガスの量は、圧縮機41を作動させるのに必要な量であればよい。そのため、余ったガスは、資源として利用してもよいし、ガス化装置10に供給して再度ハイドレート化させてもよい。
次に、第二の制御装置80によって、図1のように、ヒートポンプ40における冷媒が圧縮機41→第二の熱交換器42→膨張弁43→第三の熱交換器44→圧縮機41の順で循環するように、四方弁81を設定する。そして、第三の熱交換器44において、このような冷媒の循環によって得られた冷媒の冷熱と、冷却の対象となる空気(「第二の空気」ともいう)の熱とを熱交換させて、冷却された空気を得る。なお、ヒートポンプ40に用いる冷媒としては、フロンガス、二酸化炭素、アンモニア等が挙げられる。この中でも、二酸化炭素及びアンモニアは、COP(成績係数)が高く、経済性、省エネ性、環境性にも優れているので、ヒートポンプ40に用いる冷媒として特に好ましい。
最後に、第三の熱交換器44において得られた冷却された空気(第二の空気)と、第一の熱交換器20において得られた冷却された空気(第一の空気)とを、第三の制御装置90による制御下で混合する。具体的にいうと、ファン91→第三の熱交換器44→第一の熱交換器20(図1を参照のこと)の順で、又はファン92→第一の熱交換器20→第三の熱交換器44(図3を参照のこと)の順で、第一の空気と第二の空気を混合させる。
本発明の空調システムにおいて、第一の熱交換器20に供給された水は、第四の熱交換器50に供給されてもよい。第四の熱交換器50に供給された水は、前述の通り、第四の熱交換器50において加温される。従って、ガス化装置10に存在するガスハイドレートをガス化させたい場合は、ポンプ61など(「第三の供給手段」ともいう)を作動させて、温水タンク60に貯留している温水をガス化装置10に供給すればよい。
(2)空気を加温する場合
ガス化装置10に供給されたガスハイドレートは、第四の熱交換器50によって加温された温水タンク60に貯蔵されている水の熱を吸収し、ガスと水とに分離する。分離したガスと水は、それぞれ以下のように用いられる。
まず、ガス化装置10において分離したガスを、原動機30(例えば、ガスエンジン、発電機等)に供給する。これにより、原動機30が駆動し、この原動機30によってヒートポンプ40の圧縮機41が作動する。
次に、第二の制御装置80によって、ヒートポンプ40における冷媒が圧縮機41→第三の熱交換器44→膨張弁43→第二の熱交換器42→圧縮機41の順で循環するように、四方弁81を回転させる(図示せず)。図1においては、四方弁を右方向又は左方向に90度回転させればよい。
最後に、第三の熱交換器44において、供給された冷媒の熱と加温したい空気の熱とを熱交換させて、加温された空気を得る。
ガス化装置10において分離した水は、第一の制御装置70によって、ポンプ71→弁73→第四の熱交換器50の順で、第四の熱交換器50に供給されてもよい。このようにして第四の熱交換器50に供給された水は、前述の通り、第四の熱交換器50において加温するのに用いられる。従って、ガス化装置10に存在するガスハイドレートをガス化させたい場合は、ポンプ61など(「第三の供給手段」)を作動させて、温水タンク60に貯留している温水をガス化装置10に供給すればよい。
==本発明の効果==
以上のように、本発明にかかる空調システムは、空気を冷却する場合に、2つの冷却装置(第一の熱交換器及び第三の熱交換器)を用いているので、空気の冷却効率がとても良く、また、少ないエネルギー消費量で空気を冷却することができる。従って、本発明にかかる空調システムは、経済性が高い。
また、本発明にかかる空調システムは、上述のような装置を備えることにより、必要に応じて、空気を冷却したり加温したりすることができる。
さらに、不純物の混入が少ないガスハイドレートを用いれば、本発明の空調システムは、病院、電子機器、工場等の清浄な空気を必要とする場所にも用いることができる。
本発明の一実施形態として説明する、原動機としてガスエンジンを用いた場合の空調システムを示す図である。 本発明の一実施形態において、原動機として発電機を用いた場合の空調システムを示す図である。 本発明の一実施形態において、空調システムを示す図である。
符号の説明
10 ガス化装置
20 第一の熱交換器
30 原動機
40 ヒートポンプ
41 圧縮機
42 第二の熱交換器
43 膨張弁
44 第三の熱交換器
45 ポンプ(第二の供給手段)
50 第四の熱交換器
51 第五の熱交換器
52 ポンプ
53、54 弁
60 温水タンク
61 ポンプ(第三の供給手段)
70 第一の制御装置
71 ポンプ(第一の供給手段)
72、73 弁(第一の供給手段)
80 第二の制御装置
81 四方弁
90 第三の制御装置
91、92 ファン(混合手段)
100 空調システム

Claims (13)

  1. 空気の温度を調節する空調システムであって、
    ガスハイドレートをガスと水とに分離するガス化装置と、
    第一の空気に前記ガス化装置から排出された水の冷熱を供給する第一の熱交換器と、
    前記ガス化装置から排出された水を前記第一の熱交換器に供給する第一の供給手段と、
    前記供給手段を制御する第一の制御装置と、
    前記ガス化装置から排出されたガスを燃料として用いる原動機と、
    前記原動機によって作動する圧縮機を含むガスヒートポンプと、
    前記ガスヒートポンプを制御する第二の制御装置と、
    前記第一の熱交換器によって冷却された第一の空気と、前記ガスヒートポンプによって冷却された第二の空気とを混合する混合手段と、
    前記混合手段を制御する第三の制御装置と、
    を備えることを特徴とする空調システム。
  2. 前記ガスヒートポンプは、
    前記圧縮機により圧縮された冷媒を冷却する第二の熱交換器と、
    前記第二の熱交換器により冷却された前記冷媒の圧力を減圧する膨張弁と、
    前記膨張弁により減圧された前記冷媒を加熱する第三の熱交換器と、
    前記第三の熱交換器により加熱された前記冷媒を前記圧縮機に供給する第二の供給手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記ガスヒートポンプは、さらに、
    前記圧縮機から排出された冷媒を、前記第二の熱交換器又は前記第三の熱交換器に供給する四方弁を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調システム。
  4. 前記第一の制御装置は、
    前記第一の空気を冷却するときに、前記ガス化装置から排出される水を、前記第一の熱交換器に供給し、
    前記第一の空気を冷却しないときに、前記ガス化装置から排出される水を、前記第一の熱交換器に供給しないように前記第一の供給手段を制御すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空調システム。
  5. 前記第二の制御装置は、
    前記第二の空気を冷却するときに、前記圧縮機から排出される冷媒を前記第二の熱交換器に供給し、
    前記第二の空気を加温するときに、前記圧縮機から排出される冷媒を前記第三の熱交換器に供給するように前記四方弁を制御すること、
    を特徴とする請求項3又は4に記載の空調システム。
  6. 前記第三の制御装置は、
    前記ガスヒートポンプによって冷却された第二の空気をさらに冷却するときに、前記第二の空気を前記第一の熱交換器に通し、
    前記第一の熱交換器によって冷却された第一の空気をさらに冷却するときに、前記第一の空気を前記第三の熱交換器に通すように前記混合手段を制御すること、
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空調システム。
  7. 前記原動機から排出される熱によって前記ガス化装置において分離した水を加熱する第四の熱交換器をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空調システム。
  8. 前記第四の熱交換器により加熱された前記水を、前記ガス化装置に供給する第三の供給手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の空調システム。
  9. 前記原動機が、ガスエンジンを備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空調システム。
  10. 前記原動機が、発電機を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空調システム。
  11. 前記ガスハイドレートが、天然ガスハイドレート(natural gas hydrate)であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の空調システム。
  12. 空気を冷却するための方法であって、
    ガスハイドレートをガスと水とに分離し、
    分離した前記水の冷熱によって第一の空気を冷却し、
    分離した前記ガスを燃料として原動機を駆動させ、前記原動機によってガスヒートポンプを作動させて、前記ガスヒートポンプによって第二の空気を冷却し、
    冷却した前記第一の空気と、冷却した前記第二の空気とを混合すること、
    を特徴とする空気冷却方法。
  13. 前記ガスハイドレートが、天然ガスハイドレート(natural gas hydrate)であることを特徴とする請求項12に記載の空気冷却方法。

JP2006150596A 2006-05-30 2006-05-30 空調システム Expired - Fee Related JP4912041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006150596A JP4912041B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 空調システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006150596A JP4912041B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 空調システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007322025A true JP2007322025A (ja) 2007-12-13
JP4912041B2 JP4912041B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=38855004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006150596A Expired - Fee Related JP4912041B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 空調システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4912041B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102393098A (zh) * 2011-09-27 2012-03-28 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种家电复合系统
CN103112332A (zh) * 2013-01-21 2013-05-22 清华大学 用于混合动力和纯电动客车的可插拔式燃气动力空调系统
CN104566659A (zh) * 2014-08-28 2015-04-29 欧姆龙健康医疗事业株式会社 一种气体处理装置
CN105157141A (zh) * 2015-08-04 2015-12-16 冯留建 局域气体温度调节系统
JPWO2019049678A1 (ja) * 2017-09-05 2020-08-20 東洋エンジニアリング株式会社 循環冷却・冷凍システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003227600A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 天然ガスの供給方法
JP2003254084A (ja) * 2002-03-01 2003-09-10 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ガスハイドレートを用いる分散型コージェネレーション設備
JP2003324994A (ja) * 2002-04-26 2003-11-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd エネルギープラント
JP2004125258A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Hitachi Ltd ガスヒートポンプ式空気調和装置
JP2004325031A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ガスハイドレートによる蓄熱システム
JP2007309617A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The ガス冷房システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003227600A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 天然ガスの供給方法
JP2003254084A (ja) * 2002-03-01 2003-09-10 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ガスハイドレートを用いる分散型コージェネレーション設備
JP2003324994A (ja) * 2002-04-26 2003-11-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd エネルギープラント
JP2004125258A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Hitachi Ltd ガスヒートポンプ式空気調和装置
JP2004325031A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ガスハイドレートによる蓄熱システム
JP2007309617A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The ガス冷房システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102393098A (zh) * 2011-09-27 2012-03-28 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种家电复合系统
CN103112332A (zh) * 2013-01-21 2013-05-22 清华大学 用于混合动力和纯电动客车的可插拔式燃气动力空调系统
CN104566659A (zh) * 2014-08-28 2015-04-29 欧姆龙健康医疗事业株式会社 一种气体处理装置
CN105157141A (zh) * 2015-08-04 2015-12-16 冯留建 局域气体温度调节系统
CN105157141B (zh) * 2015-08-04 2018-09-11 冯留建 局域气体温度调节系统
JPWO2019049678A1 (ja) * 2017-09-05 2020-08-20 東洋エンジニアリング株式会社 循環冷却・冷凍システム
US11143441B2 (en) 2017-09-05 2021-10-12 Toyo Engineering Corporation Closed loop refrigeration system
JP7108255B2 (ja) 2017-09-05 2022-07-28 東洋エンジニアリング株式会社 循環冷却・冷凍システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4912041B2 (ja) 2012-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6668572B1 (en) Air conditioner having hot/cold water producing device
US7275382B2 (en) Cogeneration system
US7017357B2 (en) Emergency power generation system
US7170191B2 (en) Electricity generating and air conditioning system with water heater
US20060037347A1 (en) Electricity generating and air conditioning system
JP4912041B2 (ja) 空調システム
US20060037344A1 (en) Cogeneration system
JP2007231866A (ja) 廃熱利用システム
JP2005257127A (ja) 自然冷媒ヒートポンプシステム
US20060037345A1 (en) Cogeneration system
US20060037338A1 (en) Cogeneration system
US20080036211A1 (en) Cogeneration system
KR101917508B1 (ko) Lng 연료선박의 냉매 압축방식을 배제한 냉동 공조 시스템
US20060242977A1 (en) Cogeneration system
JP4414924B2 (ja) 冷熱供給システム
JP2006200821A (ja) 太陽光発電装置搭載冷温熱利用装置
JP2000111198A (ja) 複合型ヒートポンプ装置及びそれを用いた空調装置
KR101917507B1 (ko) 냉매 압축방식을 배제한 냉동 공조 시스템
KR101917505B1 (ko) 냉매 압축방식을 배제한 냉동 공조 시스템
JP2005226873A (ja) 空気調和装置
JP2005300007A (ja) 空気調和装置
JP2005331147A (ja) 発電および空調システム
KR101775036B1 (ko) 선박의 하이브리드 에어 컨디셔닝 시스템
JP2023085805A (ja) 空調装置及び空調システム
JP2004125258A (ja) ガスヒートポンプ式空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4912041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees