JP2003324770A - 携帯端末、サーバ及びプログラム実行システム - Google Patents
携帯端末、サーバ及びプログラム実行システムInfo
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- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2250/00—Details of telephonic subscriber devices
- H04M2250/10—Details of telephonic subscriber devices including a GPS signal receiver
Abstract
(57)【要約】
【課題】現在地を計測する機能を有する携帯端末に、携
帯端末の現在地、もしくは携帯端末の現在地および現在
時刻をトリガーとするアプリケーションの自動実行機能
を実現する。 【解決手段】携帯端末１００に、自動実行させる条件と
なる場所の条件及び自動実行させるアプリケーションを
登録する手段と、携帯端末自身の現在地を取得する手段
と、取得した現在地が登録された場所の条件を満たす場
合にのみ、登録されたアプリケーションを実行させる手
段とを具備させている。
帯端末の現在地、もしくは携帯端末の現在地および現在
時刻をトリガーとするアプリケーションの自動実行機能
を実現する。 【解決手段】携帯端末１００に、自動実行させる条件と
なる場所の条件及び自動実行させるアプリケーションを
登録する手段と、携帯端末自身の現在地を取得する手段
と、取得した現在地が登録された場所の条件を満たす場
合にのみ、登録されたアプリケーションを実行させる手
段とを具備させている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末における
アプリケーションの自動実行機能に関する。
アプリケーションの自動実行機能に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在の携帯電話はJava（米国サン・マイ
クロシステムズ社 登録商標）で記述されたアプリケー
ションが実行できる実行環境が標準で搭載されるように
なっている。Javaとは、機器依存のないプログラムを生
成できるプログラム言語のことである。Javaアプリケー
ションが実行できる環境（Java実行環境）が携帯電話に
搭載されたことにより、ユーザはＰＣのように好みのプ
ログラムを携帯電話にダウンロードして、実行すること
ができるようになっている。
クロシステムズ社 登録商標）で記述されたアプリケー
ションが実行できる実行環境が標準で搭載されるように
なっている。Javaとは、機器依存のないプログラムを生
成できるプログラム言語のことである。Javaアプリケー
ションが実行できる環境（Java実行環境）が携帯電話に
搭載されたことにより、ユーザはＰＣのように好みのプ
ログラムを携帯電話にダウンロードして、実行すること
ができるようになっている。
【０００３】上記のJava実行環境を搭載する携帯電話に
は、アプリケーションの自動実行機能が備わっている。
これは、ユーザが指定した時間になると、ユーザが指定
したアプリケーションを自動的に実行する機能のことで
ある。この機能を用いて、アプリケーションを自動的に
実行し、目覚まし時計のような使い方がされている。
は、アプリケーションの自動実行機能が備わっている。
これは、ユーザが指定した時間になると、ユーザが指定
したアプリケーションを自動的に実行する機能のことで
ある。この機能を用いて、アプリケーションを自動的に
実行し、目覚まし時計のような使い方がされている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】現在の携帯電話では、
時間のみを指定してアプリケーションの自動実行を行う
ため、駅に到着したときに時刻表を表示させるアプリケ
ーションを実行させるには、ユーザが駅に到着する度に
アプリケーションの実行を行う必要があり、ユーザの負
担となっていた。このように、今までの携帯電話では、
ある特定の場所の範囲内に入るとアプリケーションを自
動実行するといった、場所を実行の条件とする自動実行
ができないため、ユーザの利便性が損なうという課題が
あった。
時間のみを指定してアプリケーションの自動実行を行う
ため、駅に到着したときに時刻表を表示させるアプリケ
ーションを実行させるには、ユーザが駅に到着する度に
アプリケーションの実行を行う必要があり、ユーザの負
担となっていた。このように、今までの携帯電話では、
ある特定の場所の範囲内に入るとアプリケーションを自
動実行するといった、場所を実行の条件とする自動実行
ができないため、ユーザの利便性が損なうという課題が
あった。
【０００５】この発明は上記の問題を考慮したもので、
その目的は、現在地を計測する機能を有する携帯端末
に、携帯端末の現在地、もしくは携帯端末の現在地およ
び現在時刻をトリガーとするアプリケーションの自動実
行機能を実現し、ユーザの利便性を向上させることにあ
る。
その目的は、現在地を計測する機能を有する携帯端末
に、携帯端末の現在地、もしくは携帯端末の現在地およ
び現在時刻をトリガーとするアプリケーションの自動実
行機能を実現し、ユーザの利便性を向上させることにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、アプリケーションを登録・削除ができる
携帯端末に以下の手段を具備させる。 （１）自動実行させる条件となる場所の条件、実行時刻
の条件及び自動実行させるアプリケーションを登録する
実行条件登録手段、（２）現在地を特定できる位置情報
を取得する位置情報取得手段、（３）現在時刻を取得す
る現在時刻取得手段、（４）現在地及び現在時刻を上記
の（１）によって保持する位置条件及び時間条件と比較
し、条件を満たす場合にのみ、上記の（１）で指定した
アプリケーションを実行させるアプリケーション自動実
行手段。
に、本発明は、アプリケーションを登録・削除ができる
携帯端末に以下の手段を具備させる。 （１）自動実行させる条件となる場所の条件、実行時刻
の条件及び自動実行させるアプリケーションを登録する
実行条件登録手段、（２）現在地を特定できる位置情報
を取得する位置情報取得手段、（３）現在時刻を取得す
る現在時刻取得手段、（４）現在地及び現在時刻を上記
の（１）によって保持する位置条件及び時間条件と比較
し、条件を満たす場合にのみ、上記の（１）で指定した
アプリケーションを実行させるアプリケーション自動実
行手段。
【０００７】本発明において、まず、使用する前に、自
動実行させる条件となる場所の条件及び実行時刻の条
件、そして、自動実行させるアプリケーションを実行条
件登録手段により、携帯端末に登録する。そして、位置
情報取得手段により、携帯端末の現在地を特定できる位
置情報を取得する。次に、アプリケーション自動実行手
段により、定期的に取得される位置情報及び定期的に取
得される現在時刻が、前記実行条件登録手段により登録
された自動実行させる条件を満たす場合に、登録された
アプリケーションを実行する。
動実行させる条件となる場所の条件及び実行時刻の条
件、そして、自動実行させるアプリケーションを実行条
件登録手段により、携帯端末に登録する。そして、位置
情報取得手段により、携帯端末の現在地を特定できる位
置情報を取得する。次に、アプリケーション自動実行手
段により、定期的に取得される位置情報及び定期的に取
得される現在時刻が、前記実行条件登録手段により登録
された自動実行させる条件を満たす場合に、登録された
アプリケーションを実行する。
【０００８】これにより、携帯端末の現在地をトリガー
として、アプリケーションを自動実行させることができ
る。そして、現在時刻だけでなく、現在地も自動実行の
トリガーとすることにより、現在地によって実行させる
アプリケーションが変えられるため、ユーザにとってよ
り詳細な設定が可能となるためユーザの利便性が向上す
る。
として、アプリケーションを自動実行させることができ
る。そして、現在時刻だけでなく、現在地も自動実行の
トリガーとすることにより、現在地によって実行させる
アプリケーションが変えられるため、ユーザにとってよ
り詳細な設定が可能となるためユーザの利便性が向上す
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】まず、本発明における、携帯端末
単体でアプリケーションの自動実行が行われる実施例の
概要を、図１を用いて説明する。
単体でアプリケーションの自動実行が行われる実施例の
概要を、図１を用いて説明する。
【００１０】図１中１００は携帯端末である。携帯端末
１００は、携帯端末の現在地を取得する現在地取得手段
を有している。現在地取得手段は、例えば、ＧＰＳ（Ｇ
ｌｏｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）
により、携帯端末の現在地を取得する手段のことであ
る。そして、携帯端末１００には、事前に実行されるア
プリケーションが携帯端末１００内に格納されているも
のとする。この携帯端末１００に、実行されるアプリケ
ーションと、アプリケーションを実行させる場所の条件
（以下、位置条件と呼ぶ）が登録されると、携帯端末１
００はこの位置条件と実行されるアプリケーションを一
意に識別する識別子（以下、アプリケーションＩＤと呼
ぶ）を保持する。
１００は、携帯端末の現在地を取得する現在地取得手段
を有している。現在地取得手段は、例えば、ＧＰＳ（Ｇ
ｌｏｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ）
により、携帯端末の現在地を取得する手段のことであ
る。そして、携帯端末１００には、事前に実行されるア
プリケーションが携帯端末１００内に格納されているも
のとする。この携帯端末１００に、実行されるアプリケ
ーションと、アプリケーションを実行させる場所の条件
（以下、位置条件と呼ぶ）が登録されると、携帯端末１
００はこの位置条件と実行されるアプリケーションを一
意に識別する識別子（以下、アプリケーションＩＤと呼
ぶ）を保持する。
【００１１】そして、携帯端末１００は現在地取得手段
により取得される現在地が、登録された位置条件を満た
すか判定する実行条件判定処理を持ち、位置条件を満た
す場合にのみ、登録されたアプリケーションＩＤに対応
するアプリケーションを実行する。
により取得される現在地が、登録された位置条件を満た
すか判定する実行条件判定処理を持ち、位置条件を満た
す場合にのみ、登録されたアプリケーションＩＤに対応
するアプリケーションを実行する。
【００１２】なお、携帯端末１００が現在時刻を取得す
る現在時刻取得手段を有しており、登録するアプリケー
ションを実行させる条件として、実行させる時間の条件
（以下、時間条件と呼ぶ）が追加され、実行条件判定処
理において、取得した現在地及び現在時刻が、登録され
た位置条件及び時間条件を満たすか判定され、位置条件
及び時間条件を満たす場合に、登録されたアプリケーシ
ョンＩＤに対応するアプリケーションを実行する方式で
も構わない。
る現在時刻取得手段を有しており、登録するアプリケー
ションを実行させる条件として、実行させる時間の条件
（以下、時間条件と呼ぶ）が追加され、実行条件判定処
理において、取得した現在地及び現在時刻が、登録され
た位置条件及び時間条件を満たすか判定され、位置条件
及び時間条件を満たす場合に、登録されたアプリケーシ
ョンＩＤに対応するアプリケーションを実行する方式で
も構わない。
【００１３】また、アプリケーションを実行させる条件
となる位置条件を携帯端末１００へ登録する方法は、入
力装置を用いて位置条件を直接入力する方法でも構わな
いし、以下に示すアプリケーションのヘッダー情報を用
いた登録方法でも構わない。
となる位置条件を携帯端末１００へ登録する方法は、入
力装置を用いて位置条件を直接入力する方法でも構わな
いし、以下に示すアプリケーションのヘッダー情報を用
いた登録方法でも構わない。
【００１４】図２のように、一般に、アプリケーション
２００はヘッダー情報２０１とアプリケーション本体２
０２の２つから構成される。ヘッダー情報２０１は、ア
プリケーション２００の様々な情報が記述され、例え
ば、アプリケーションのバージョン情報、ファイル名、
更新日等が格納されており、アプリケーション本体２０
２は、アプリケーションを動作させるためのプログラム
コードの集まりになっている。ヘッダー情報２０１とア
プリケーション本体２０２は、同一ファイルにまとまっ
ていても構わないし、ヘッダー情報２０１を格納したフ
ァイルとアプリケーション本体２０２を格納したファイ
ルに分割されていても構わない。上記のヘッダー情報２
０１内に、アプリケーションの作成者が、アプリケーシ
ョンを自動実行させたい位置条件を格納する位置条件デ
ータ２０１ａと、アプリケーションを自動実行させたい
時間条件を格納する時間条件データ２０１ｂを格納し、
これらデータをアプリケーションの自動実行させる条件
である位置条件及び時間条件として、ユーザの入力操作
なしに携帯端末１００に登録させても構わない。例え
ば、「戸塚駅を中心として半径２００ｍ以内」でかつ
「午後７時３０分」になった場合に起動させたいアプリ
ケーションがあるとする。このアプリケーションの作成
者は、アプリケーションのヘッダー情報２０１内の位置
条件データ２０１ａには「AreaCondition:E139.32.14.
4、N35.23.50.1、200m」と記述し、ヘッダー情報２０１
内の時間条件データ２０１ｂには「TimeCondition:073
0」と記述する。ユーザがこのアプリケーションを携帯
端末にダウンロードした場合、ユーザがアプリケーショ
ンの自動実行許可の設定を行うと、ヘッダー情報内の位
置条件データ２０１ａ及び時間条件データ２０１ｂを自
動実行の条件である位置条件及び時間条件として携帯端
末１００に登録される。以上の手順により、ヘッダー情
報内のデータを用いて自動実行の条件である位置条件及
び時間条件を携帯端末１００に登録するのである。
２００はヘッダー情報２０１とアプリケーション本体２
０２の２つから構成される。ヘッダー情報２０１は、ア
プリケーション２００の様々な情報が記述され、例え
ば、アプリケーションのバージョン情報、ファイル名、
更新日等が格納されており、アプリケーション本体２０
２は、アプリケーションを動作させるためのプログラム
コードの集まりになっている。ヘッダー情報２０１とア
プリケーション本体２０２は、同一ファイルにまとまっ
ていても構わないし、ヘッダー情報２０１を格納したフ
ァイルとアプリケーション本体２０２を格納したファイ
ルに分割されていても構わない。上記のヘッダー情報２
０１内に、アプリケーションの作成者が、アプリケーシ
ョンを自動実行させたい位置条件を格納する位置条件デ
ータ２０１ａと、アプリケーションを自動実行させたい
時間条件を格納する時間条件データ２０１ｂを格納し、
これらデータをアプリケーションの自動実行させる条件
である位置条件及び時間条件として、ユーザの入力操作
なしに携帯端末１００に登録させても構わない。例え
ば、「戸塚駅を中心として半径２００ｍ以内」でかつ
「午後７時３０分」になった場合に起動させたいアプリ
ケーションがあるとする。このアプリケーションの作成
者は、アプリケーションのヘッダー情報２０１内の位置
条件データ２０１ａには「AreaCondition:E139.32.14.
4、N35.23.50.1、200m」と記述し、ヘッダー情報２０１
内の時間条件データ２０１ｂには「TimeCondition:073
0」と記述する。ユーザがこのアプリケーションを携帯
端末にダウンロードした場合、ユーザがアプリケーショ
ンの自動実行許可の設定を行うと、ヘッダー情報内の位
置条件データ２０１ａ及び時間条件データ２０１ｂを自
動実行の条件である位置条件及び時間条件として携帯端
末１００に登録される。以上の手順により、ヘッダー情
報内のデータを用いて自動実行の条件である位置条件及
び時間条件を携帯端末１００に登録するのである。
【００１５】以上により、現在地をトリガーとして、ア
プリケーションを自動的に実行する機能を携帯端末単体
で実現することができるのである。
プリケーションを自動的に実行する機能を携帯端末単体
で実現することができるのである。
【００１６】次に、本発明における携帯端末のハードウ
ェアの構成について、図３、図４を用いて説明する。
ェアの構成について、図３、図４を用いて説明する。
【００１７】図３中１０１はＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ
Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）である。周辺部の制
御、データの処理や現在地の算出に関わる各種プログラ
ムの実行を行う。１０２はＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ
Ｍｅｍｏｒｙ）であり、データの処理や現在地の算出
に関わる各種プログラムやデータを記憶する。１０３は
ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）
であり、データの処理や現在地の算出に関わる各種プロ
グラムをＲＯＭからロードして実行したり、データを記
憶したりするのに使用する。１０４は位置情報取得装置
であり、現在地を特定できる位置情報を取得するのに使
用される。位置情報取得装置１０４は、例えば、ＧＰＳ
システムである。１０５は入力装置であり、実行するア
プリケーションの操作、各種設定の操作等に使用され
る。入力装置１０５は、例えばボタンやジョイスティッ
クである。１０６は表示装置であり、携帯端末１００に
おけるアプリケーションの自動実行設定を変更する設定
画面を表示したり、実行されたアプリケーションを表示
するのに使用される。表示装置１０６は、例えば、ＬＣ
Ｄ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）
である。
Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）である。周辺部の制
御、データの処理や現在地の算出に関わる各種プログラ
ムの実行を行う。１０２はＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ
Ｍｅｍｏｒｙ）であり、データの処理や現在地の算出
に関わる各種プログラムやデータを記憶する。１０３は
ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）
であり、データの処理や現在地の算出に関わる各種プロ
グラムをＲＯＭからロードして実行したり、データを記
憶したりするのに使用する。１０４は位置情報取得装置
であり、現在地を特定できる位置情報を取得するのに使
用される。位置情報取得装置１０４は、例えば、ＧＰＳ
システムである。１０５は入力装置であり、実行するア
プリケーションの操作、各種設定の操作等に使用され
る。入力装置１０５は、例えばボタンやジョイスティッ
クである。１０６は表示装置であり、携帯端末１００に
おけるアプリケーションの自動実行設定を変更する設定
画面を表示したり、実行されたアプリケーションを表示
するのに使用される。表示装置１０６は、例えば、ＬＣ
Ｄ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）
である。
【００１８】また、アプリケーションを自動的に実行さ
せるかの判定処理に場所だけでなく時間も考慮に入れる
場合、携帯端末のハードウェア構成は図４のようにな
る。現在時刻を取得するため、使用される時刻取得装置
１０７が図３の携帯端末に追加される。
せるかの判定処理に場所だけでなく時間も考慮に入れる
場合、携帯端末のハードウェア構成は図４のようにな
る。現在時刻を取得するため、使用される時刻取得装置
１０７が図３の携帯端末に追加される。
【００１９】次に、携帯端末１００に位置条件や自動的
に実行するアプリケーションを登録する処理について、
図５、図６、図７、図８、図９、図１０を用いて説明す
る。
に実行するアプリケーションを登録する処理について、
図５、図６、図７、図８、図９、図１０を用いて説明す
る。
【００２０】ユーザは携帯端末１００の入力装置１０５
を操作して、図５のような自動実行設定画面を表示させ
ることができる。この設定画面では、ユーザは、自動実
行させる条件となる位置条件、自動実行させるアプリケ
ーションを入力し、入力された条件に当てはまる場合
に、指定したアプリケーションを自動実行させることが
できる。
を操作して、図５のような自動実行設定画面を表示させ
ることができる。この設定画面では、ユーザは、自動実
行させる条件となる位置条件、自動実行させるアプリケ
ーションを入力し、入力された条件に当てはまる場合
に、指定したアプリケーションを自動実行させることが
できる。
【００２１】最初に、位置条件の入力方法について、Ｊ
Ｒ戸塚駅を中心として半径２０ｍ圏内を指定したい場合
を例にとり説明する。まず、位置条件の中心地であるＪ
Ｒ戸塚駅の位置を入力する。中心地の入力方法は、カー
ナビゲーションシステムで一般的な入力方法である地図
入力、住所入力、施設名入力等により入力する。ここで
は、地図入力によりＪＲ戸塚駅の位置を選択する方法に
ついて説明する。まず、入力方法として地図入力を選択
すると、図６のような地図が表示される。そして、画面
に表示されるカーソルを、入力装置１０５を用いて移動
させ、中心地に設定したい場所に移動させる。そして、
中心地に設定したい場所にカーソルの位置を合わせ、そ
こで入力装置１０５を用いて中心地として設定すると、
カーソルの位置に対応する緯度及び経度のデータが登録
され、設定画面にはカーソルの位置に対応する施設名称
が表示される。以上のように中心地を入力するのであ
る。次に、位置条件となる範囲、つまり中心地からの半
径を入力する。半径の入力方法は、入力装置１０５より
「２０」と数字を直接入力したり、もしくはコンボボッ
クスで表示される数字の一覧より「２０ｍ」を選択して
入力する。
Ｒ戸塚駅を中心として半径２０ｍ圏内を指定したい場合
を例にとり説明する。まず、位置条件の中心地であるＪ
Ｒ戸塚駅の位置を入力する。中心地の入力方法は、カー
ナビゲーションシステムで一般的な入力方法である地図
入力、住所入力、施設名入力等により入力する。ここで
は、地図入力によりＪＲ戸塚駅の位置を選択する方法に
ついて説明する。まず、入力方法として地図入力を選択
すると、図６のような地図が表示される。そして、画面
に表示されるカーソルを、入力装置１０５を用いて移動
させ、中心地に設定したい場所に移動させる。そして、
中心地に設定したい場所にカーソルの位置を合わせ、そ
こで入力装置１０５を用いて中心地として設定すると、
カーソルの位置に対応する緯度及び経度のデータが登録
され、設定画面にはカーソルの位置に対応する施設名称
が表示される。以上のように中心地を入力するのであ
る。次に、位置条件となる範囲、つまり中心地からの半
径を入力する。半径の入力方法は、入力装置１０５より
「２０」と数字を直接入力したり、もしくはコンボボッ
クスで表示される数字の一覧より「２０ｍ」を選択して
入力する。
【００２２】次に、自動実行させるアプリケーションの
入力は、図７のような携帯端末１００内に保存されてい
るアプリケーションの一覧画面から自動実行させたいア
プリケーションを選択することで入力することができ
る。
入力は、図７のような携帯端末１００内に保存されてい
るアプリケーションの一覧画面から自動実行させたいア
プリケーションを選択することで入力することができ
る。
【００２３】以上の設定を登録すると、図８のような自
動実行登録データ３００が携帯端末１００に保存され
る。自動実行登録データ３００は、中心地データ３０
１、半径データ３０２、アプリケーションＩＤデータ３
０３から構成され、上記の登録処理にて入力された位置
条件は、中心地データおよび半径データに、時間条件は
実行時刻データに、自動実行するアプリケーションは、
アプリケーションＩＤをアプリケーションＩＤデータに
格納される。この自動実行登録データ３００を用いて、
アプリケーションの自動実行が制御されるのである。
動実行登録データ３００が携帯端末１００に保存され
る。自動実行登録データ３００は、中心地データ３０
１、半径データ３０２、アプリケーションＩＤデータ３
０３から構成され、上記の登録処理にて入力された位置
条件は、中心地データおよび半径データに、時間条件は
実行時刻データに、自動実行するアプリケーションは、
アプリケーションＩＤをアプリケーションＩＤデータに
格納される。この自動実行登録データ３００を用いて、
アプリケーションの自動実行が制御されるのである。
【００２４】また、アプリケーションの自動実行条件と
して時間が追加される場合は、図９のように時間条件を
入力する欄が追加される。時間条件の入力方法は、動作
させたい時刻を入力装置１０５から入力する。なお、時
間条件を設定しない場合は、時間条件を設定しない、つ
まり未入力状態で登録することで時間条件を設定しない
ことになる。そして、自動登録データ３００も、図１０
のように実行時刻データ３０４が追加される。この実行
時刻データ３０４は、入力した時間条件が格納され、ア
プリケーションの自動実行処理に使用される。
して時間が追加される場合は、図９のように時間条件を
入力する欄が追加される。時間条件の入力方法は、動作
させたい時刻を入力装置１０５から入力する。なお、時
間条件を設定しない場合は、時間条件を設定しない、つ
まり未入力状態で登録することで時間条件を設定しない
ことになる。そして、自動登録データ３００も、図１０
のように実行時刻データ３０４が追加される。この実行
時刻データ３０４は、入力した時間条件が格納され、ア
プリケーションの自動実行処理に使用される。
【００２５】次に、携帯端末１００に登録されたアプリ
ケーションの自動実行処理４００について、図１１を用
いて説明する。
ケーションの自動実行処理４００について、図１１を用
いて説明する。
【００２６】携帯端末１００は位置情報取得装置１０４
を用いて、定期的に現在地を特定できる位置情報を取得
する。（ステップＳ４０１）次に、取得した位置情報が
位置条件を満たすか否かを判定する位置条件判定処理を
実行する。（ステップＳ４０２）この判定処理では、指
定した位置と現在地との距離を算出し、その距離が位置
条件で指定された半径より小さいか否かを判定する。例
えば、指定した位置を中心として半径１００ｍ圏内とい
うような位置条件の場合の判定について具体的に説明す
る。この場合、ステップＳ４０１により取得した位置情
報が東経139.32.14.4、北緯35.23.50.1とすると、中心
地から現在地までの距離を算出すると２００ｍとなり、
位置条件の半径を越えるため、位置条件は満たされてい
ないと判定される。また、ステップＳ４０１により取得
した位置情報が東経139.32.23.3、北緯35.23.46.9の場
合、中心地から現在地までの距離を算出すると、６０ｍ
となり、位置条件の半径圏内であるから、位置条件は満
たされていると判定される。以上のように位置条件が満
たされているか否かを判定するのである。そして、上記
の位置条件判定処理において、位置条件を満たしている
と判定された場合は、ステップＳ４０３へ進み、位置条
件を満たしていないと判定された場合は、ステップＳ４
０１へ戻る。
を用いて、定期的に現在地を特定できる位置情報を取得
する。（ステップＳ４０１）次に、取得した位置情報が
位置条件を満たすか否かを判定する位置条件判定処理を
実行する。（ステップＳ４０２）この判定処理では、指
定した位置と現在地との距離を算出し、その距離が位置
条件で指定された半径より小さいか否かを判定する。例
えば、指定した位置を中心として半径１００ｍ圏内とい
うような位置条件の場合の判定について具体的に説明す
る。この場合、ステップＳ４０１により取得した位置情
報が東経139.32.14.4、北緯35.23.50.1とすると、中心
地から現在地までの距離を算出すると２００ｍとなり、
位置条件の半径を越えるため、位置条件は満たされてい
ないと判定される。また、ステップＳ４０１により取得
した位置情報が東経139.32.23.3、北緯35.23.46.9の場
合、中心地から現在地までの距離を算出すると、６０ｍ
となり、位置条件の半径圏内であるから、位置条件は満
たされていると判定される。以上のように位置条件が満
たされているか否かを判定するのである。そして、上記
の位置条件判定処理において、位置条件を満たしている
と判定された場合は、ステップＳ４０３へ進み、位置条
件を満たしていないと判定された場合は、ステップＳ４
０１へ戻る。
【００２７】最後に、登録されているアプリケーション
ＩＤに対応するアプリケーションを実行するアプリケー
ション自動実行処理を行う。（ステップＳ４０３）以上
の手続きにより、携帯端末１００の現在地が、指定した
位置条件を満たす場合にのみ指定したアプリケーション
が実行されるのである。
ＩＤに対応するアプリケーションを実行するアプリケー
ション自動実行処理を行う。（ステップＳ４０３）以上
の手続きにより、携帯端末１００の現在地が、指定した
位置条件を満たす場合にのみ指定したアプリケーション
が実行されるのである。
【００２８】なお、アプリケーションの自動実行の条件
として時間が追加された場合、アプリケーションの自動
実行処理４００は図１２のようになる。
として時間が追加された場合、アプリケーションの自動
実行処理４００は図１２のようになる。
【００２９】ステップＳ４０２までは、図１０と同様で
あるため、ステップＳ４０３以降について説明する。携
帯端末１００は、時刻取得装置１０７を用いて現在時刻
を取得する（ステップＳ４０３）。そして、ステップＳ
４０３で取得した現在時刻が時間条件を満たすか否かを
判定する時間条件判定処理を実行する。（ステップＳ４
０４）この時間条件判定処理では、設定された時間を過
ぎているか否かを判定する処理でも、設定された時間か
ら一定時間内、例えば10分以内か否かを判定する処理で
も構わない。例えば、設定された時間条件から10分以内
であれば時間条件を満たしていると判定する処理であれ
ば、設定された時間条件が「2002年2月19日10時31分」
だとすると、取得された現在時刻が「2002年2月19日8時
45分」であれば時間条件を満たしていないと判定され、
取得された現在時刻が「2002年2月19日10時35分」であ
れば時間条件を満たしていると判定される。以上のよう
な時間条件判定処理を経て、出された判定結果が時間条
件を満たされていると判定された場合はステップＳ４０
５へ進み、時間条件を満たしていないと判定された場合
はステップＳ４０１へ戻る。なお、時間条件が設定され
ていない場合は、この処理は常に時間条件を満たしてい
るものとして処理される。最後に、登録されているアプ
リケーションを実行するアプリケーション自動実行処理
を行う。（ステップＳ４０５）以上の手続きにより、携
帯端末１００の現在地及び現在時刻が、指定した位置条
件及び時間条件を満たす場合に指定したアプリケーショ
ンが実行されるのである。
あるため、ステップＳ４０３以降について説明する。携
帯端末１００は、時刻取得装置１０７を用いて現在時刻
を取得する（ステップＳ４０３）。そして、ステップＳ
４０３で取得した現在時刻が時間条件を満たすか否かを
判定する時間条件判定処理を実行する。（ステップＳ４
０４）この時間条件判定処理では、設定された時間を過
ぎているか否かを判定する処理でも、設定された時間か
ら一定時間内、例えば10分以内か否かを判定する処理で
も構わない。例えば、設定された時間条件から10分以内
であれば時間条件を満たしていると判定する処理であれ
ば、設定された時間条件が「2002年2月19日10時31分」
だとすると、取得された現在時刻が「2002年2月19日8時
45分」であれば時間条件を満たしていないと判定され、
取得された現在時刻が「2002年2月19日10時35分」であ
れば時間条件を満たしていると判定される。以上のよう
な時間条件判定処理を経て、出された判定結果が時間条
件を満たされていると判定された場合はステップＳ４０
５へ進み、時間条件を満たしていないと判定された場合
はステップＳ４０１へ戻る。なお、時間条件が設定され
ていない場合は、この処理は常に時間条件を満たしてい
るものとして処理される。最後に、登録されているアプ
リケーションを実行するアプリケーション自動実行処理
を行う。（ステップＳ４０５）以上の手続きにより、携
帯端末１００の現在地及び現在時刻が、指定した位置条
件及び時間条件を満たす場合に指定したアプリケーショ
ンが実行されるのである。
【００３０】次に、本発明における、携帯端末及びサー
バから構成されるシステムでアプリケーションの自動実
行が行われる実施例の概要を、図１３を用いて説明す
る。
バから構成されるシステムでアプリケーションの自動実
行が行われる実施例の概要を、図１３を用いて説明す
る。
【００３１】図１３中１００は携帯端末である。携帯端
末１００は、現在地を特定できる位置情報を取得する位
置情報取得手段を持ち、これにより取得した位置情報を
サーバへ送信する。位置情報取得手段は、例えば、ＧＰ
Ｓ（Ｇｌｏｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔ
ｅｍ）であれば、ＧＰＳ衛星から受信するデータを取得
する手段であったり、ＧＰＳ衛星から受信するデータよ
り携帯端末の現在地を算出する手段のことである。ま
た、サーバから送信された、アプリケーションを一意に
識別するアプリケーションＩＤを格納しているアプリケ
ーション実行要求メッセージを受信すると、アプリケー
ション実行要求メッセージ内のアプリケーションＩＤを
読み出す。この読み出したアプリケーションＩＤに対応
するアプリケーションが携帯端末内にあるか検索し、該
当するアプリケーションがあれば、該当するアプリケー
ションの実行を行うアプリケーション自動実行手段を有
している。そして、携帯端末１００には、事前に実行さ
れるアプリケーションが携帯端末１００内に格納されて
いるものとする。図１３中５００はサーバである。サー
バ５００には、自動実行させるアプリケーションを一意
に識別する識別子であるアプリケーションＩＤと、アプ
リケーションを実行させる場所の条件となる位置条件が
登録されている。サーバ５００は、携帯端末１００から
携帯端末の位置情報を受信すると、位置情報から導き出
される携帯端末の現在地が、登録されている位置条件を
満たすか判定し、位置条件を満たす場合にのみ、位置情
報を送信した携帯端末に対して、アプリケーションＩＤ
を含むアプリケーション実行要求メッセージを送信す
る。そして、このアプリケーション実行要求メッセージ
を受信した携帯端末１００は、アプリケーション自動実
行手段によりアプリケーションを自動的に実行するので
ある。
末１００は、現在地を特定できる位置情報を取得する位
置情報取得手段を持ち、これにより取得した位置情報を
サーバへ送信する。位置情報取得手段は、例えば、ＧＰ
Ｓ（Ｇｌｏｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔ
ｅｍ）であれば、ＧＰＳ衛星から受信するデータを取得
する手段であったり、ＧＰＳ衛星から受信するデータよ
り携帯端末の現在地を算出する手段のことである。ま
た、サーバから送信された、アプリケーションを一意に
識別するアプリケーションＩＤを格納しているアプリケ
ーション実行要求メッセージを受信すると、アプリケー
ション実行要求メッセージ内のアプリケーションＩＤを
読み出す。この読み出したアプリケーションＩＤに対応
するアプリケーションが携帯端末内にあるか検索し、該
当するアプリケーションがあれば、該当するアプリケー
ションの実行を行うアプリケーション自動実行手段を有
している。そして、携帯端末１００には、事前に実行さ
れるアプリケーションが携帯端末１００内に格納されて
いるものとする。図１３中５００はサーバである。サー
バ５００には、自動実行させるアプリケーションを一意
に識別する識別子であるアプリケーションＩＤと、アプ
リケーションを実行させる場所の条件となる位置条件が
登録されている。サーバ５００は、携帯端末１００から
携帯端末の位置情報を受信すると、位置情報から導き出
される携帯端末の現在地が、登録されている位置条件を
満たすか判定し、位置条件を満たす場合にのみ、位置情
報を送信した携帯端末に対して、アプリケーションＩＤ
を含むアプリケーション実行要求メッセージを送信す
る。そして、このアプリケーション実行要求メッセージ
を受信した携帯端末１００は、アプリケーション自動実
行手段によりアプリケーションを自動的に実行するので
ある。
【００３２】なお、サーバ５００に現在時刻を取得する
手段を追加し、自動実行を行う時間条件もサーバ５００
へ登録して、位置情報を受信したときの自動実行判定
に、現在時刻が時間条件を満たすか否かという判定を追
加し、位置条件及び時間条件を満たす場合に、アプリケ
ーション実行要求メッセージを携帯端末に送信するよう
にしても構わない。
手段を追加し、自動実行を行う時間条件もサーバ５００
へ登録して、位置情報を受信したときの自動実行判定
に、現在時刻が時間条件を満たすか否かという判定を追
加し、位置条件及び時間条件を満たす場合に、アプリケ
ーション実行要求メッセージを携帯端末に送信するよう
にしても構わない。
【００３３】さらに、サーバ５００に登録されている位
置条件、時間条件及びアプリケーションＩＤは、携帯端
末１００で入力されたものを、携帯端末１００がサーバ
５００へ送信し、これをサーバ５００が登録しても構わ
ない。
置条件、時間条件及びアプリケーションＩＤは、携帯端
末１００で入力されたものを、携帯端末１００がサーバ
５００へ送信し、これをサーバ５００が登録しても構わ
ない。
【００３４】以上により、現在地をトリガーとして、ア
プリケーションを自動的に実行する機能を実現すること
ができるのである。次に、本発明の携帯端末とサーバよ
り構成されるプログラム実行システムにおける携帯端末
のハードウェアの構成について、図１４を用いて説明す
る。
プリケーションを自動的に実行する機能を実現すること
ができるのである。次に、本発明の携帯端末とサーバよ
り構成されるプログラム実行システムにおける携帯端末
のハードウェアの構成について、図１４を用いて説明す
る。
【００３５】図１４中１０１はＣＰＵである。周辺部の
制御、データの処理、通信に関わる各種プログラムの実
行を行う。１０２はＲＯＭであり、データの処理、通信
に関わる各種プログラムやデータを記憶する。１０３は
ＲＡＭであり、データの処理、通信に関わる各種プログ
ラムをＲＯＭからロードして実行したり、データを記憶
したりするのに使用する。１０４は位置情報取得装置で
あり、現在地を特定できる位置情報を取得するのに使用
される。位置情報取得装置１０４は、例えば、ＧＰＳア
ンテナである。１０５は入力装置であり、実行するアプ
リケーションの操作、各種設定の操作等に使用される。
入力装置１０５は、例えばボタンやジョイスティックで
ある。１０６は表示装置であり、携帯端末１００におけ
るアプリケーションの自動実行設定を変更する設定画面
を表示したり、実行されたアプリケーションを表示する
のに使用される。表示装置１０６は、例えば、ＬＣＤ
（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）で
ある。１０８は通信装置であり、サーバ５００と双方向
に通信するために使用される。通信装置１０８は、例え
ば、無線ユニットである。
制御、データの処理、通信に関わる各種プログラムの実
行を行う。１０２はＲＯＭであり、データの処理、通信
に関わる各種プログラムやデータを記憶する。１０３は
ＲＡＭであり、データの処理、通信に関わる各種プログ
ラムをＲＯＭからロードして実行したり、データを記憶
したりするのに使用する。１０４は位置情報取得装置で
あり、現在地を特定できる位置情報を取得するのに使用
される。位置情報取得装置１０４は、例えば、ＧＰＳア
ンテナである。１０５は入力装置であり、実行するアプ
リケーションの操作、各種設定の操作等に使用される。
入力装置１０５は、例えばボタンやジョイスティックで
ある。１０６は表示装置であり、携帯端末１００におけ
るアプリケーションの自動実行設定を変更する設定画面
を表示したり、実行されたアプリケーションを表示する
のに使用される。表示装置１０６は、例えば、ＬＣＤ
（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）で
ある。１０８は通信装置であり、サーバ５００と双方向
に通信するために使用される。通信装置１０８は、例え
ば、無線ユニットである。
【００３６】また、アプリケーションを自動的に実行さ
せるかの判定処理に場所だけでなく時間も考慮に入れる
場合、携帯端末のハードウェア構成は図１５のようにな
る。現在時刻を取得するため、使用される時刻取得装置
１０７が図１４の携帯端末に追加される。
せるかの判定処理に場所だけでなく時間も考慮に入れる
場合、携帯端末のハードウェア構成は図１５のようにな
る。現在時刻を取得するため、使用される時刻取得装置
１０７が図１４の携帯端末に追加される。
【００３７】次に、携帯端末１００に位置条件や自動的
に実行するアプリケーションを登録する処理について説
明する。
に実行するアプリケーションを登録する処理について説
明する。
【００３８】携帯端末単体で実現する場合の登録処理と
同様な手順にて、自動実行する条件を入力すると、携帯
端末１００は、図１６のような自動実行登録データ３０
０をサーバ５００へ送信する。自動実行登録データ３０
０は、図１６のように、携帯端末を一意に識別する識別
子である端末ＩＤを格納する端末ＩＤデータ３０５と、
位置条件となる、中心地データ３０１、半径データ３０
２及び自動実行させるアプリケーションを一意に識別す
るアプリケーションＩＤデータ３０３の４つから構成さ
れる。この自動実行登録データ３００を受信したサーバ
５００は、自動実行登録データ３００から端末ＩＤ、位
置条件となる中心地データ、半径データ及びアプリケー
ションＩＤを抽出し、抽出したデータをサーバ５００が
保持する図１７のような自動実行登録テーブル６００に
登録する。自動実行登録テーブル６００は、レコードを
一意に識別するレコードＩＤ６０１、アプリケーション
実行要求メッセージの送信先である携帯端末を識別する
ための端末ＩＤ６０２、位置条件である中心地データ６
０３、及び半径データ６０４、実行させるアプリケーシ
ョンを表すアプリケーションＩＤ６０５の５つから構成
されており、抽出した端末ＩＤ、中心地データ、半径デ
ータ、アプリケーションＩＤを、端末ＩＤ６０２、中心
地データ６０３、半径データ６０４、アプリケーション
ＩＤ６０５に格納し、サーバ５００に保存する。以上の
手続きにより携帯端末１００で入力されたアプリケーシ
ョンの位置条件、アプリケーションＩＤがサーバ５００
に登録されるのである。
同様な手順にて、自動実行する条件を入力すると、携帯
端末１００は、図１６のような自動実行登録データ３０
０をサーバ５００へ送信する。自動実行登録データ３０
０は、図１６のように、携帯端末を一意に識別する識別
子である端末ＩＤを格納する端末ＩＤデータ３０５と、
位置条件となる、中心地データ３０１、半径データ３０
２及び自動実行させるアプリケーションを一意に識別す
るアプリケーションＩＤデータ３０３の４つから構成さ
れる。この自動実行登録データ３００を受信したサーバ
５００は、自動実行登録データ３００から端末ＩＤ、位
置条件となる中心地データ、半径データ及びアプリケー
ションＩＤを抽出し、抽出したデータをサーバ５００が
保持する図１７のような自動実行登録テーブル６００に
登録する。自動実行登録テーブル６００は、レコードを
一意に識別するレコードＩＤ６０１、アプリケーション
実行要求メッセージの送信先である携帯端末を識別する
ための端末ＩＤ６０２、位置条件である中心地データ６
０３、及び半径データ６０４、実行させるアプリケーシ
ョンを表すアプリケーションＩＤ６０５の５つから構成
されており、抽出した端末ＩＤ、中心地データ、半径デ
ータ、アプリケーションＩＤを、端末ＩＤ６０２、中心
地データ６０３、半径データ６０４、アプリケーション
ＩＤ６０５に格納し、サーバ５００に保存する。以上の
手続きにより携帯端末１００で入力されたアプリケーシ
ョンの位置条件、アプリケーションＩＤがサーバ５００
に登録されるのである。
【００３９】なお、アプリケーションのヘッダー情報に
位置条件が記述されている場合は、携帯端末１００は、
ユーザの確認後、ヘッダー情報内の位置条件及び自動実
行するためをサーバ５００へ送信し、サーバ５００がこ
れを登録する登録方法でも構わない。
位置条件が記述されている場合は、携帯端末１００は、
ユーザの確認後、ヘッダー情報内の位置条件及び自動実
行するためをサーバ５００へ送信し、サーバ５００がこ
れを登録する登録方法でも構わない。
【００４０】次に、携帯端末１００に登録されたアプリ
ケーションの自動実行処理４００について、図１８を用
いて説明する。
ケーションの自動実行処理４００について、図１８を用
いて説明する。
【００４１】まず、携帯端末１００は、サーバ５００へ
実行条件を登録後、位置情報取得装置１０４を用いて位
置情報を取得する。（ステップＳ４０１）次に、ステッ
プＳ４０１で取得した位置情報を含む位置情報メッセー
ジ７００を、携帯端末１００がサーバ５００へ送信す
る。（ステップＳ４０２）位置情報メッセージ７００
は、図１９のように、メッセージの種類を表すメッセー
ジヘッダ７０１と、送信元となる携帯端末を一意に識別
する端末ＩＤ７０２及びステップＳ４０１で取得した位
置情報７０３から構成されている。なお、これらステッ
プＳ４０１、ステップＳ４０２をサーバ５００からアプ
リケーション実行要求メッセージ８００を受信する、も
しくは、ユーザにより処理をキャンセルされるまで繰返
し実行される。
実行条件を登録後、位置情報取得装置１０４を用いて位
置情報を取得する。（ステップＳ４０１）次に、ステッ
プＳ４０１で取得した位置情報を含む位置情報メッセー
ジ７００を、携帯端末１００がサーバ５００へ送信す
る。（ステップＳ４０２）位置情報メッセージ７００
は、図１９のように、メッセージの種類を表すメッセー
ジヘッダ７０１と、送信元となる携帯端末を一意に識別
する端末ＩＤ７０２及びステップＳ４０１で取得した位
置情報７０３から構成されている。なお、これらステッ
プＳ４０１、ステップＳ４０２をサーバ５００からアプ
リケーション実行要求メッセージ８００を受信する、も
しくは、ユーザにより処理をキャンセルされるまで繰返
し実行される。
【００４２】また、サーバ５００では、ステップＳ４０
２で、携帯端末１００から送信された位置情報メッセー
ジ７００をサーバ５００が受信する（ステップＳ４０
３）と、サーバ５００は、保持する自動実行登録テーブ
ル６００の中から、ステップＳ４０３で受信した位置情
報メッセージ７００内の端末ＩＤ７０２と一致するレコ
ードを抽出し、抽出したレコードから位置条件及びアプ
リケーションＩＤを取得する。（ステップＳ４０４）次
に、携帯端末１００から送信された位置情報から携帯端
末の現在地を特定し、ステップＳ４０４で取得した位置
条件を満たすか否かを判定する実行条件判定処理を実行
する。（ステップ４０５）前記実行条件判定処理におい
て、条件を満たさないと判定された場合はステップＳ４
０３へ戻り、条件を満たすと判定された場合は、アプリ
ケーション実行要求メッセージ８００をステップＳ４０
３で取得した位置情報メッセージ内の端末ＩＤに対応す
る携帯端末に向けて送信する。（ステップＳ４０６）ア
プリケーション実行要求メッセージ８００は、図２０の
ように、メッセージの種類を記載するメッセージヘッダ
８０１及び自動実行させるアプリケーションを一意に識
別するアプリケーションＩＤ８０２から構成されてい
る。
２で、携帯端末１００から送信された位置情報メッセー
ジ７００をサーバ５００が受信する（ステップＳ４０
３）と、サーバ５００は、保持する自動実行登録テーブ
ル６００の中から、ステップＳ４０３で受信した位置情
報メッセージ７００内の端末ＩＤ７０２と一致するレコ
ードを抽出し、抽出したレコードから位置条件及びアプ
リケーションＩＤを取得する。（ステップＳ４０４）次
に、携帯端末１００から送信された位置情報から携帯端
末の現在地を特定し、ステップＳ４０４で取得した位置
条件を満たすか否かを判定する実行条件判定処理を実行
する。（ステップ４０５）前記実行条件判定処理におい
て、条件を満たさないと判定された場合はステップＳ４
０３へ戻り、条件を満たすと判定された場合は、アプリ
ケーション実行要求メッセージ８００をステップＳ４０
３で取得した位置情報メッセージ内の端末ＩＤに対応す
る携帯端末に向けて送信する。（ステップＳ４０６）ア
プリケーション実行要求メッセージ８００は、図２０の
ように、メッセージの種類を記載するメッセージヘッダ
８０１及び自動実行させるアプリケーションを一意に識
別するアプリケーションＩＤ８０２から構成されてい
る。
【００４３】最後に、携帯端末１００は、ステップＳ４
０６によりサーバ５００から送信されたアプリケーショ
ン自動実行要求メッセージ８００を受信する（ステップ
Ｓ４０７）と、アプリケーション実行要求メッセージ８
００内に含まれる自動実行させるアプリケーションを一
意に識別するアプリケーションＩＤ８０２に対応するア
プリケーションを実行させる。（ステップＳ４０８）な
お、サーバ５００に登録された実行条件に、時間条件が
含まれる場合は、自動実行登録データ３００及び自動実
行登録テーブル６００それぞれに、アプリケーションを
実行させたい時間を表す実行時刻データが追加され、図
２１に示すような処理に変更する。ステップＳ４０４で
は、位置情報を送信した携帯端末に対応する端末ＩＤと
一致するレコードをサーバ５００の保持する自動実行登
録テーブル６００より抽出し、抽出したレコードより位
置条件である中心地データ及び半径データと、時間条件
である実行時刻データと、自動的に実行させるアプリケ
ーションを一意に識別するアプリケーションＩＤを取得
する。そして、ステップ４０４の後、現在時刻を取得し
（ステップＳ４０９）、ステップＳ４０９で取得した現
在時刻と、ステップＳ４０３で受信した携帯端末１００
の位置情報が、ステップＳ４０４で取得したアプリケー
ションを実行させる条件となる位置条件及び時間条件を
満たすか否かを判定する。（ステップＳ４１０）アプリ
ケーションの実行条件を満たす場合は、ステップＳ４０
６へ進み、アプリケーションの実行条件を満たさない場
合は、ステップＳ４０３に戻る。
０６によりサーバ５００から送信されたアプリケーショ
ン自動実行要求メッセージ８００を受信する（ステップ
Ｓ４０７）と、アプリケーション実行要求メッセージ８
００内に含まれる自動実行させるアプリケーションを一
意に識別するアプリケーションＩＤ８０２に対応するア
プリケーションを実行させる。（ステップＳ４０８）な
お、サーバ５００に登録された実行条件に、時間条件が
含まれる場合は、自動実行登録データ３００及び自動実
行登録テーブル６００それぞれに、アプリケーションを
実行させたい時間を表す実行時刻データが追加され、図
２１に示すような処理に変更する。ステップＳ４０４で
は、位置情報を送信した携帯端末に対応する端末ＩＤと
一致するレコードをサーバ５００の保持する自動実行登
録テーブル６００より抽出し、抽出したレコードより位
置条件である中心地データ及び半径データと、時間条件
である実行時刻データと、自動的に実行させるアプリケ
ーションを一意に識別するアプリケーションＩＤを取得
する。そして、ステップ４０４の後、現在時刻を取得し
（ステップＳ４０９）、ステップＳ４０９で取得した現
在時刻と、ステップＳ４０３で受信した携帯端末１００
の位置情報が、ステップＳ４０４で取得したアプリケー
ションを実行させる条件となる位置条件及び時間条件を
満たすか否かを判定する。（ステップＳ４１０）アプリ
ケーションの実行条件を満たす場合は、ステップＳ４０
６へ進み、アプリケーションの実行条件を満たさない場
合は、ステップＳ４０３に戻る。
【００４４】以上により、現在地をトリガーとして、ア
プリケーションを自動的に実行する機能を実現すること
ができるのである。このように、この実施の形態による
自動実行機能を有する携帯端末、サーバ及びプログラム
実行システムによれば、携帯端末１００が現在地を取得
した後、指定した位置条件を満たすか否かを判定し、条
件を満たす場合に指定したアプリケーションを実行する
ことで、現在地を実行のトリガーとするアプリケーショ
ンの実行が実現できる。
プリケーションを自動的に実行する機能を実現すること
ができるのである。このように、この実施の形態による
自動実行機能を有する携帯端末、サーバ及びプログラム
実行システムによれば、携帯端末１００が現在地を取得
した後、指定した位置条件を満たすか否かを判定し、条
件を満たす場合に指定したアプリケーションを実行する
ことで、現在地を実行のトリガーとするアプリケーショ
ンの実行が実現できる。
【００４５】これにより、特定の場所でよく使用するア
プリケーションを自動的に実行することが可能となるた
め、ユーザの利便性が向上する携帯端末、サーバ及びプ
ログラム実行システムが得られる。
プリケーションを自動的に実行することが可能となるた
め、ユーザの利便性が向上する携帯端末、サーバ及びプ
ログラム実行システムが得られる。
【００４６】
【発明の効果】以上のように、本発明による自動実行機
能を有する携帯端末及びシステムによれば、携帯端末１
００が定期的に現在地を取得する処理と、取得した結果
が指定された位置条件を満たすか否かという判定処理を
追加し、判定処理で条件を満たす場合に、指定されたア
プリケーションを自動的に実行することで、現在地を実
行のトリガーとするアプリケーションの自動実行機能が
実現できる。これにより、特定の場所でよく使用するア
プリケーションを自動的に実行することが可能となるた
めユーザの利便性が向上するという効果が得られる。
能を有する携帯端末及びシステムによれば、携帯端末１
００が定期的に現在地を取得する処理と、取得した結果
が指定された位置条件を満たすか否かという判定処理を
追加し、判定処理で条件を満たす場合に、指定されたア
プリケーションを自動的に実行することで、現在地を実
行のトリガーとするアプリケーションの自動実行機能が
実現できる。これにより、特定の場所でよく使用するア
プリケーションを自動的に実行することが可能となるた
めユーザの利便性が向上するという効果が得られる。
【図１】本発明の携帯端末単体で実現される実施例の概
要を示す説明図である。
要を示す説明図である。
【図２】本発明の携帯端末単体で実現される実施例にお
けるアプリケーションのデータ構成を示した説明図であ
る。
けるアプリケーションのデータ構成を示した説明図であ
る。
【図３】本発明の携帯端末単体で実現される実施例にお
ける、携帯端末のハードウェア構成を説明した説明図で
ある。
ける、携帯端末のハードウェア構成を説明した説明図で
ある。
【図４】本発明の携帯端末単体で実現され、時間条件が
設定できる実施例における、携帯端末のハードウェア構
成を説明した説明図である。
設定できる実施例における、携帯端末のハードウェア構
成を説明した説明図である。
【図５】本発明の携帯端末単体で実現される実施例にお
ける、自動実行の設定画面の表示例を示した説明図であ
る。
ける、自動実行の設定画面の表示例を示した説明図であ
る。
【図６】本発明の携帯端末単体で実現される実施例にお
ける、中心地の地図入力画面の表示例を示した説明図で
ある。
ける、中心地の地図入力画面の表示例を示した説明図で
ある。
【図７】本発明の携帯端末単体で実現される実施例にお
ける、実行するアプリケーションの選択画面の表示例を
示した説明図である。
ける、実行するアプリケーションの選択画面の表示例を
示した説明図である。
【図８】本発明の携帯端末単体で実現される実施例で使
用される、自動実行登録データの構成を説明した説明図
である。
用される、自動実行登録データの構成を説明した説明図
である。
【図９】本発明の携帯端末単体で実現され、時間条件が
設定できる実施例で使用される、自動実行の設定画面の
表示例を示した説明図である。
設定できる実施例で使用される、自動実行の設定画面の
表示例を示した説明図である。
【図１０】本発明の携帯端末単体で実現され、時間条件
が設定できる実施例で使用される、自動実行登録データ
のデータ構成を説明した説明図である。
が設定できる実施例で使用される、自動実行登録データ
のデータ構成を説明した説明図である。
【図１１】本発明の携帯端末単体で実現される実施例で
使用される、アプリケーションの自動実行処理を説明し
たフローチャートである。
使用される、アプリケーションの自動実行処理を説明し
たフローチャートである。
【図１２】本発明の携帯端末単体で実現され、時間条件
が設定できる実施例で使用される、アプリケーションの
自動実行処理を説明したフローチャートである。
が設定できる実施例で使用される、アプリケーションの
自動実行処理を説明したフローチャートである。
【図１３】本発明の携帯端末とサーバで実現される実施
例の概要を示す説明図である。
例の概要を示す説明図である。
【図１４】本発明の携帯端末とサーバで実現される実施
例における携帯端末のハードウェア構成を説明した説明
図である。
例における携帯端末のハードウェア構成を説明した説明
図である。
【図１５】本発明の携帯端末とサーバで実現され、時間
条件が設定できる実施例における携帯端末のハードウェ
ア構成を説明した説明図である。
条件が設定できる実施例における携帯端末のハードウェ
ア構成を説明した説明図である。
【図１６】本発明の携帯端末とサーバで実現される実施
例で使用する、自動実行登録データのデータ構成を説明
した説明図である。
例で使用する、自動実行登録データのデータ構成を説明
した説明図である。
【図１７】本発明の携帯端末とサーバで実現される実施
例で使用する、自動実行登録テーブルのデータ構成を説
明した説明図である。
例で使用する、自動実行登録テーブルのデータ構成を説
明した説明図である。
【図１８】本発明の携帯端末とサーバで実現される実施
例で使用される、アプリケーションの自動実行処理を説
明したフローチャートである。
例で使用される、アプリケーションの自動実行処理を説
明したフローチャートである。
【図１９】本発明の携帯端末とサーバで実現される実施
例で使用する、位置情報メッセージのデータ構成を説明
した説明図である。
例で使用する、位置情報メッセージのデータ構成を説明
した説明図である。
【図２０】本発明の携帯端末とサーバで実現される実施
例で使用する、アプリケーション実行要求メッセージの
データ構成を説明した説明図である。
例で使用する、アプリケーション実行要求メッセージの
データ構成を説明した説明図である。
【図２１】本発明の携帯端末とサーバで実現され、時間
条件が設定できる実施例で使用される、アプリケーショ
ンの自動実行処理を説明したフローチャートである。
条件が設定できる実施例で使用される、アプリケーショ
ンの自動実行処理を説明したフローチャートである。
１００…携帯端末、１０１…ＣＰＵ、１０２…ＲＯＭ、
１０３…ＲＡＭ、１０４…位置情報取得装置、１０５…
入力装置、１０６…表示装置、１０７…時刻取得装置、
１０８…通信装置、２００…アプリケーション、３００
…自動実行登録データ、４００…アプリケーションの自
動実行処理、５００…サーバ、６００…自動実行登録テ
ーブル、７００…位置情報メッセージ、８００…アプリ
ケーション実行要求メッセージ
１０３…ＲＡＭ、１０４…位置情報取得装置、１０５…
入力装置、１０６…表示装置、１０７…時刻取得装置、
１０８…通信装置、２００…アプリケーション、３００
…自動実行登録データ、４００…アプリケーションの自
動実行処理、５００…サーバ、６００…自動実行登録テ
ーブル、７００…位置情報メッセージ、８００…アプリ
ケーション実行要求メッセージ
Claims (13)
- 【請求項１】アプリケーションを登録できるアプリケー
ション登録手段と、アプリケーションを削除できるアプ
リケーション削除手段と、登録したアプリケーションを
実行できるアプリケーション実行手段を具備する携帯端
末であって、 アプリケーションを自動実行する場所の条件と自動実行
させるアプリケーションとを登録する実行条件登録手段
と、端末自身の現在地を取得する現在地取得手段と、前
記現在地取得手段により取得された現在地が、前記実行
条件登録手段により登録された場所の条件を満たす場合
に、前記実行条件登録手段により登録されたアプリケー
ションを実行させるアプリケーション自動実行手段を具
備することを特徴とする携帯端末。 - 【請求項２】前記請求項１記載の携帯端末であって、 アプリケーションのヘッダー情報から自動実行させる条
件となる場所の条件を抽出する実行条件抽出手段を具備
し、前記実行条件登録手段が、前記実行条件抽出手段よ
り取得した場所の条件を実行条件として登録する登録処
理であることを特徴とする携帯端末。 - 【請求項３】前記請求項１記載の携帯端末であって、 現在時刻を取得する現在時刻取得手段を具備し、前記実
行登録手段が、アプリケーションを自動実行する場所の
条件と自動実行させるアプリケーションに加えて、自動
実行させる条件となる実行時刻の条件も登録する処理で
あることと、前記アプリケーション自動実行手段が、携
帯端末の現在地と、前記現在時刻取得手段により取得し
た現在時刻が、前記実行条件登録手段により登録された
場所の条件及び実行時刻の条件を満たす場合に、前記実
行条件登録手段により登録されたアプリケーションを実
行させる処理であることを特徴とする携帯端末。 - 【請求項４】前記請求項３記載の携帯端末であって、 アプリケーションのヘッダー情報から自動実行させる条
件となる場所の条件及び実行時刻の条件を抽出する実行
条件抽出手段を具備し、前記実行条件登録手段が、前記
実行条件抽出手段より取得した場所の条件及び実行時刻
の条件を実行条件として登録する登録処理であることを
特徴とする携帯端末。 - 【請求項５】アプリケーションを登録できるアプリケー
ション登録手段と、アプリケーションを削除できるアプ
リケーション削除手段と、登録したアプリケーションを
実行できるアプリケーション実行手段を具備する携帯端
末であって、 携帯端末の現在地を特定できる位置情報を取得する現在
地情報取得手段と、前記現在地情報取得手段により取得
した携帯端末の現在地を特定できる位置情報をサーバへ
送信する位置情報送信手段と、アプリケーションを識別
する識別子を含むアプリケーション実行要求メッセージ
をサーバから受信する実行要求受信手段と、前記実行要
求受信手段により、前記アプリケーション実行要求メッ
セージをサーバから受信した場合に、前記識別子に対応
するアプリケーションを実行させるアプリケーション自
動実行手段を具備することを特徴とする携帯端末。 - 【請求項６】前記請求項５記載の携帯端末であって、 アプリケーションのヘッダー情報から自動実行する条件
となる場所の条件を抽出する実行条件抽出手段と、前記
実行条件抽出手段より取得した場所の条件をサーバへ送
信する実行条件送信手段を具備することを特徴とする携
帯端末。 - 【請求項７】前記請求項５記載の携帯端末であって、 アプリケーションのヘッダー情報から自動実行させる条
件となる場所の条件及び実行時刻の条件を抽出する実行
条件抽出手段と、前記実行条件抽出手段より取得した場
所の条件及び実行時刻の条件をサーバへ送信する実行条
件送信手段を具備することを特徴とする携帯端末。 - 【請求項８】携帯端末と双方向に通信できる手段を具備
するサーバであって、 少なくとも自動実行させる条件となる場所の条件と、自
動実行させるアプリケーションを識別する識別子の２つ
から構成される実行条件情報を登録し、これを保持する
実行条件登録手段と、携帯端末の現在地を特定できる位
置情報を受信する位置情報受信手段と、前記位置情報受
信手段より受信した位置情報から割り出された現在地
が、前記実行条件登録手段により登録された実行条件情
報に含まれる場所の条件を満たす場合に、前記実行条件
情報内に含まれるアプリケーションを識別する識別子を
含むアプリケーション実行要求メッセージを前記位置情
報を送信した携帯端末へ送信する実行要求メッセージ送
信手段を具備することを特徴とするサーバ。 - 【請求項９】前記請求項８記載のサーバであって、 現在時刻を取得する現在時刻取得手段を具備し、前記実
行条件登録手段が、前記実行条件情報に自動実行させる
実行時刻の条件を追加した実行条件情報を登録及び保持
する手段であって、前記実行要求メッセージ送信手段
が、位置情報受信手段より受信した位置情報から割り出
された現在地と、前記現在時刻取得手段より取得した現
在時刻が、前記実行条件登録手段により登録された場所
の条件及び実行時刻の条件を満たす場合に、前記実行条
件情報内に含まれるアプリケーションを識別する識別子
を含むアプリケーション実行要求メッセージを携帯端末
へ送信する手段であることを特徴とするサーバ。 - 【請求項１０】前記請求項５記載の携帯端末及び前記請
求項８記載のサーバから構成されることを特徴とするプ
ログラム実行システム。 - 【請求項１１】前記請求項６記載の携帯端末及び前記請
求項８記載のサーバから構成されることを特徴とするプ
ログラム実行システム。 - 【請求項１２】前記請求項５記載の携帯端末及び前記請
求項９記載のサーバから構成されることを特徴とするプ
ログラム実行システム。 - 【請求項１３】前記請求項７記載の携帯端末及び前記請
求項９記載のサーバから構成されることを特徴とするプ
ログラム実行システム。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002131097A JP2003324770A (ja) | 2002-05-07 | 2002-05-07 | 携帯端末、サーバ及びプログラム実行システム |
| CN03128495A CN1456988A (zh) | 2002-05-07 | 2003-04-29 | 便携终端、服务器以及应用程序执行系统 |
| US10/429,788 US20030236893A1 (en) | 2002-05-07 | 2003-05-06 | Portable terminal, server and program |
| KR10-2003-0028600A KR20030087550A (ko) | 2002-05-07 | 2003-05-06 | 휴대 단말기, 서버 및 프로그램 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002131097A JP2003324770A (ja) | 2002-05-07 | 2002-05-07 | 携帯端末、サーバ及びプログラム実行システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003324770A true JP2003324770A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29416604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002131097A Pending JP2003324770A (ja) | 2002-05-07 | 2002-05-07 | 携帯端末、サーバ及びプログラム実行システム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20030236893A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003324770A (ja) |
| KR (1) | KR20030087550A (ja) |
| CN (1) | CN1456988A (ja) |
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| JP2006330853A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置及び情報処理装置用メールサーバ |
| JP4938530B2 (ja) | 2007-04-06 | 2012-05-23 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信端末及びプログラム |
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| JP5031588B2 (ja) * | 2008-01-07 | 2012-09-19 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 情報処理装置及びプログラム |
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| KR101701812B1 (ko) | 2010-09-30 | 2017-02-14 | 삼성전자주식회사 | 사용자 단말 장치 및 그 서비스 제공 방법 |
| KR101662660B1 (ko) | 2010-09-30 | 2016-10-06 | 삼성전자주식회사 | 서버 및 그 서비스 제공 방법 |
| KR101650376B1 (ko) | 2010-09-30 | 2016-09-06 | 삼성전자주식회사 | 사용자 단말 장치 및 그 서비스 제공 방법 |
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| KR101283884B1 (ko) * | 2011-04-28 | 2013-08-23 | 슈어소프트테크주식회사 | 세이프가드 장치, 방법 및 컴퓨터로 판독가능한 기록매체 |
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-
2003
- 2003-04-29 CN CN03128495A patent/CN1456988A/zh active Pending
- 2003-05-06 US US10/429,788 patent/US20030236893A1/en not_active Abandoned
- 2003-05-06 KR KR10-2003-0028600A patent/KR20030087550A/ko not_active Application Discontinuation
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