JP2003324447A - ブルートゥースオンデマンドルーティング及びネットワーク形成方法、並びにブルートゥースグループアドホックネットワークにおける通信方法 - Google Patents

ブルートゥースオンデマンドルーティング及びネットワーク形成方法、並びにブルートゥースグループアドホックネットワークにおける通信方法

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JP2003324447A
JP2003324447A JP2003121433A JP2003121433A JP2003324447A JP 2003324447 A JP2003324447 A JP 2003324447A JP 2003121433 A JP2003121433 A JP 2003121433A JP 2003121433 A JP2003121433 A JP 2003121433A JP 2003324447 A JP2003324447 A JP 2003324447A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブルートゥースのアドホックネットワークシ
ステムにおいてソースが望む場合だけルートが形成され
るブルートゥースオンデマンドルーティング方法及びネ
ットワーク形成方法を提供する。 【解決手段】 ソースノード、宛先ノード、及び独立し
た複数個のノードを備え、フォワード経路設定段階及び
バックワード経路設定段階を含む。フォワード経路設定
段階でソースノードがルート要求メッセージを転送して
ソースノードと宛先ノードへの多重フォワード経路を設
定する。バックワード経路設定段階でルート要求メッセ
ージを受信した宛先ノードは、多重設定されたフォワー
ド経路のうちいずれか一つに沿ってソースノードにルー
ト応答メッセージを転送してバックワード経路を設定す
る。設定されたバックワード経路を介して前記ソースノ
ードと宛先ノードとの間に最適な経路であるルートが形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブルートゥースグル
ープにおけるネットワーク形成方法及び通信方法に関
し、さらに詳しくはピコネットの数を最小化しネットワ
ークを形成するブルートゥースオンデマンドルーティン
グ及びネットワーク形成方法、並びにブルートゥースグ
ループアドホックネットワークにおける通信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず、ブルートゥースネットワークにお
ける従来のネットワークフォメーションアルゴリズムに
ついて説明する。Salonidis等はスキャタネットフォー
メーションのためのブルートゥーストポロジコンストラ
クションプロトコル(Bluetooth Topology Construction
Protocol:BTCP)を提案した。このBTCPでは、3つ
の段階がある。一番目の段階では、対称リンクフォメー
ションのための状態変更技術を用いて、全てのノードに
ついて情報を有している調整者(コーディネータ)が選択
される。二番目の段階において、選択された調整者は各
ノードの役目を決める。三番目の段階において、実質的
な連結が行なわれる。BTCPでは、全てのノードが互
いの無線範囲内に位置するという条件に基づく。
【0003】このような条件の下で、そして規定された
全てのノードに基づき、Aggarwal等は、ネットワークを
個別的なピコネットクラスタにグループ化した。全ての
ノードに対する情報を有している、いわゆる「スーパマ
スタ(super-master)」が選択されれば、ピコネットの再
構成過程及びピコネット間の連結がこのスーパリーダー
の監視により、または調整により行なわれる。
【0004】Law等は、O(log n)倍の複合度及びO(n)
のメッセージ複合度を有する一段階スキャタネットフォ
メーションアルゴリズムを開示した。これによれば、全
てのノードがただ一つのリーダーを有するよう分離され
る。その構成要素は、互いに連結されたノード群であ
る。リーダーは、「シーク/スキャン(seek and scan)」
段階に入り、選択的に「連結(connection)」、「マージ
(merge)」、「ミティゲート(mitigate)」または装置移
動などのプロセスを実行する。しかし、Law等が開示し
たことによると、全てのノードが互いの通信範囲内にな
ければならないという制限が問題である。
【0005】ブルーツリーアルゴリズム(Blue-tree alg
orithm)では、ノードは、自分がルートノード(root nod
e)であるか否かと、自分のワンホップ(one hop)周辺機
器を知っていなければならない。
【0006】Tan等はそれぞれルート及びループフリー
経路(loop free path)を一つずつ具備することにより、
パケットのルーティング及びスケジュール調整を単純化
した。しかし、このようなツリー型構造では、ジョイン
トノードが一つのピコネットではマスタであり、別のピ
コネットではスレーブなので二つのピコネットが互いに
密接になる場合がある。
【0007】ところが、前述した全てのアルゴリズムが
実際のトラフィック状況(traffic condition)とトラフ
ィックリクエスト(traffic request)は考慮しないま
ま、データリンク層における単独の動作にのみスキャタ
ネットフォーメーションの焦点を合わせている。1対1
接続(point-to-point link)が、物理的リンクのレベ
ルでスキャタネット全体で接続されたかを確かめるた
め、トラフィックがほとんどないようなときにも、「ア
クティブ」状態は、初期のスキャタネットフォーメーシ
ョンの間、またはその後に周期的に再開されなければな
らない。
【0008】つまり、不要なリンク維持によって、無線
通信機器において大事な存在である電力が浪費されてい
る。このような問題に気づいたRaman等はオンデマンド
型(on-demand)ルーティングを備えたスキャタネットリ
ンクフォメーションの層間最適化理論を出してきた。し
かし、これまでのところ、さらなる詳細な分析や見解に
ついては報告されていない。
【0009】
【特許文献1】特表2000−502222号公報
【0010】BhagwatとSegallは形成されたスキャタネ
ットでパケットのトラフィックをルーティングできるル
ーティングベクトル方法を提案した。Liu Y.は新たに
定義されたLMP命令言語を使用したネットワークフォメ
ーションを使った。しかし、模擬テストで発見された通
り、ブルートゥース内の多くのインクワイアリによりト
ラフィックの待機時間がかなり延びた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、本発明に係る第
1目的は、ブルートゥースのアドホックネットワークシ
ステムでソースが希望する場合だけルートが形成される
ブルートゥースオンデマンドルーティング方法及びネッ
トワーク形成方法を提供する。
【0012】また、本発明に係る第2目的は、ネットワ
ークフォメーションとルートを独立的に維持しつつピコ
ネットの数も最小化できるブルートゥースグループアド
ホックネットワークにおける通信方法を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した第1目的を達成
するための本発明に係るブルートゥースオンデマンドル
ーティング及びネットワーク形成方法は、ソースノード
と宛先ノード及び互いに独立した複数個のノードを備え
たネットワークシステムのルーティング及びネットワー
ク形成方法において、前記ソースノードがルート要求メ
ッセージを送信して前記ソースノードと前記宛先ノード
への多重フォワード経路を設定する段階と、前記ルート
要求メッセージを受信した宛先ノードが前記多重設定さ
れたフォワード経路のうちいずれか一つに沿って前記ソ
ースノードにルート応答メッセージを送信してバックワ
ード経路を設定する段階とを含み、前記設定されたバッ
クワード経路を通して前記ソースノードと宛先ノードと
の間に最適の経路であるルートが形成されることを特徴
とする。
【0014】望ましくは、前記フォワード経路設定段階
は、前記ソースノードが宛先ノードへのルートを必要と
し、前記ルートが少なくとも一つ以上利用可能な場合、
ルート要求メッセージをブロードキャストする段階と、
前記ソースノードで次にホッピングされる少なくとも一
つ以上の中間ノードが、前記ルート要求メッセージが前
記宛先ノードに到達するまで、前記ブロードキャストさ
れたルート要求メッセージを受信し、さらに次のホッピ
ングノードに前記ルート要求メッセージを伝達する段階
とを含む。
【0015】ここで、前記ソースノードと前記宛先ノー
ドとの間に連結が設定されれば、ソースノードはマスタ
となり、その隣接する中間ノードはスレーブとなり、前
記ルート要求メッセージは前記マスタからスレーブに転
送されることが望ましい。
【0016】また、フォワード経路に沿う全ての中間ノ
ードはマスタスレーブジョイントノードであることが望
ましい。
【0017】また、前記ルート要求メッセージはその隣
接ノードを発見して連結するためにソースノードでイン
クワイアリ動作を開始するルーティングトリガーである
ことが望ましい。
【0018】一方、前記バックワード経路設定段階は、
前記ルート要求メッセージを受信した宛先ノードが前記
形成されたフォワード経路のうちいずれか一つに沿って
前記ソースノードに向かってルート応答メッセージを転
送する段階と、前記宛先ノードで前記ソース方向にホッ
ピングされる中間ノードが、前記ルート応答メッセージ
が前記ソースノードに到達するまで、前記ルート応答メ
ッセージを受信し、さらに次のホッピングノードに前記
ルート応答メッセージを伝達する段階とを含む。
【0019】前記ルート応答メッセージは、マスタノー
ドの間にスレーブ−スレーブジョイントノードを介在さ
せるために、マスタ/スレーブスイッチングを開始する
ルーティングトリガーの役目を果たす。
【0020】前記マスタ/スレーブスイッチングは、前
記宛先ノードから偶数離隔されたノードとその次のホッ
ピングノードとの間で行なわれることが望ましい。
【0021】前述した第2目的を達成するための本発明
に係るブルートゥースグループアドホックネットワーク
における通信方法は、互いに隣接した複数個の無線通信
装置よりなるブルートゥースグループアドホックネット
ワークにおける通信方法において、一つのピコネットで
だけスレーブであるスレーブノード、一つのピコネット
でだけマスタであるマスタノード、2個のピコネットに
おいて全てスレーブで動作するスレーブ−スレーブジョ
イントノード、及び一のピコネットにおいてスレーブで
動作すると共に他のピコネットにおいてマスタで動作す
るマスタ−スレーブジョイントノードを含む複数のピコ
ネットで構成され、少なくとも2個以上のピコネットが
スレーブ−スレーブジョイントノードにより連結される
ようにしてネットワークを形成する段階と、前記ジョイ
ントノードがルーティングトリガーを受信すれば、前記
ジョイントノードは前記形成されたネットワークに属す
る前記ピコネットをブリッジングする段階とを含むこと
を特徴とする。
【0022】また、前記スレーブノードは新たなマスタ
により発見されるようインクワイアリスキャンを規則的
に行ない、ルーティングトリガー信号を受信すれば、近
くのネットワークを探すためにインクワイアリを行なう
ことが望ましい。
【0023】そして、前記スレーブノードは新たなマス
タにより発見され新たなリンクが追加されればジョイン
トノードになることが望ましい。
【0024】また、前記マスタノードは通信可能範囲に
位置するフリーノードを発見するために規則的にインク
ワイアリを行ない、前記マスタノードが別のマスタノー
ドと互いに無線範囲にある際、別のマスタノードにより
発見されるよう規則的にインクワイアリスキャンを行な
い、他のマスタノードによって発見されればスレーブノ
ードに転換されることが望ましい。
【0025】前記ルーティングトリガーはルーティング
プロトコルまたは管理部で発生する信号であって、少な
くともRoute REQuest(RREQ)、Route REPly(RREP)または
Route ERRor(RERR)のうちの一つである。
【0026】同一のピコネットまたは同一のネットワー
クに属するノードのデータ構造は、テーブルで記録され
ており、前記テーブルに基づきルーティングが行なわれ
る。
【0027】前記テーブルは新たなノードまたは新たな
ネットワークが発見されたときに更新され、リンクが失
われれば該当ノードを前記テーブルから削除する。
【0028】そして、前記テーブルには、少なくともマ
スタノードBD−ADDR、スレーブノードBD−AD
DR、コネクション寿命、ピコネットまたはネットワー
ク寿命、及びスレーブ−スレーブジョイントノードのB
D−ADDRが記録されていることが望ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳述する。IEEE802.11bでは、同期化は
フレーム別になされ事前リンク設定過程がないため、い
ずれのノードも互いの無線範囲内に位置すれば通信が行
なえると記述している。これによれば、ネットワークは
常に使用できるということである。マルチ−ホッピング
の場合を挙げれば、ネットワーキングはルーティングア
ルゴリズムのために施される。ネットワーク形成システ
ムのための802.11における下部層(sub-layer)プ
ロトコルスタックはない。しかし、ブルートゥースノー
ドはパケットを転送する前にまずピコネットを形成すべ
きである。簡単に説明すれば、ルーティングプロトコル
と定義されたプロファイルは、ネットワークが構成され
た以降は主にソース(source)と宛先(destination)に重
点をおいている一方、ネットワーク形成(network forma
tion)は、ルートだけではなく、このソースと宛先との
間におけるデータリンク層を基準に「より良質」なルー
トを提供し維持させるところにも重点をおいている。
【0030】二つのノード間には多数個の経路が存在で
き、そのうち経路とルートを選択することがルーティン
グアルゴリズムと定義されたプロファイルの目的である
(ここで、「経路」と「ルート」とに用語を分離して使
用するのは、「経路」は二つのノード間の全てのネット
ワーク連結を、「ルート」はパケット転送のためにルー
ティングプロトコルにより選択された一つの経路を指す
ためである)。勿論、ルーティングアルゴリズムと定義
されたプロファイルもネットワークの構成を助けること
ができる。この目的で知られているものが「オンデマン
ド型(on-demand)」MANETルーティングアルゴリズ
ムの「ルートディスカバリー(Route Discovery)」であ
る。また、マルチキャスティングとQoS保証(QoS gua
rantee)もルーティングプロトコル上でなされる。一
方、全てのノードを選択されたルートを通して再構成す
ることにより、ブルートゥース物理層及びデータリンク
の次元でより良質のパケット転送を行なうようにするこ
とがネットワーク形成の目的である。ここで、その重点
は、「より良質」なネットワークである。従って、い
つ、そしていずれのノードがマスタになり、スレーブに
なるべきか、またはソースと宛先の間のルート上にいず
れの種類のジョイントノードがあるかを決定するのが非
常に重要になる。
【0031】図1は、ブルートゥースグループアドホッ
クネットワークで使用されるプロトコルスタックを示
す。
【0032】ブルートゥースSIGは、ブルートゥース
ノードとアプリケーションのネットワーキング能力を提
供するため、BNEP(Bluetooth Network Encapsulati
on Protocol)層を定義している。
【0033】ネットワークフォメーション26は、L2
CAP(Logical Link Control & Adaptation Protocol)
28とBNEP25の間に位置している。ネットワーク
フォメーション26の主な目的は、ブルートゥースのデ
ータリンク層及び物理層の観点から、早く、より良質の
ブルートゥースピコネット及びスキャタネットを実現す
るところにある。ネットワークフォメーション26は、
ルーティングプロトコルと通信可能である。
【0034】図1に示すように、ルーティングプロトコ
ルはIP層24内に位置すると仮定する。これは、ルー
ティングプロトコルなどの上位層でブルートゥースを実
行することを隠している。
【0035】一般に、ルーティングプロトコルは既存の
ネットワークトポロジのうち最善のルートを探し出すた
めのものである。ルーティングプロトコルの案内の下
で、ネットワークフォメーション26は、いずれのノー
ドがマスタであり、いずれのノードがスレーブである
か、またはいずれの種類のジョイントノードであるかを
決める。
【0036】与えられたネットワーク直径において最小
限のピコネットを使用してネットワークを形成すれば、
ピコネット間に干渉が少なくなり、隣接ピコネットとの
パケットスケジューリングが少なくなる。その結果、ネ
ットワークの維持が容易になる。
【0037】それぞれ動作は違うが、ルーティングプロ
トコルとネットワークフォメーションは、ブルートゥー
スグループアドホックネットワーク(Bluetooth Group A
d hoc network)に基づいて密接に関連している。
【0038】ここで、「L3トリガー(L3 trigger)」
を、ネットワークフォメーションがルーティングプロト
コルやその他の上位層のプロファイルと通信するための
メカニズムと定義する。L3トリガーの詳細については
後述する。
【0039】図1の矢印はプロファイル、ルーティング
プロトコル、及び管理部をネットワークフォメーション
と連結するための信号線を示す。ネットワークフォメー
ションは、メッセージや命令を上位層のプロトコルまた
はプロファイルと交換できる。
【0040】ネットワークフォメーション26は、定義
されたプロファイルまたはルーティングプロトコルの制
御によって、より良質のネットワーク、ひいてはマルチ
ホッピングネットワーク形成のためのユーティリティを
提供する。一般に、小直径であり、パケット間の衝突が
少なく、周辺ピコネットとの重複が少なく、ピコネット
間スケジュールが多いネットワークであるほど、ピコネ
ットの数も少なくなることは当然である。そして、ネッ
トワークのメンテナンス費用は、できるだけ低価格にす
るべきである。
【0041】図2は、アドホックネットワークにおいて
ブルートゥースノードのプロトコルスタックを簡略に示
す図である。
【0042】同図を参照すれば、ブルートゥースグルー
プアドホックネットワーク環境下で、ルーティングプロ
トコルとネットワークフォメーションがどのように協調
しているのかが分かる。ネットワーキングアプリケーシ
ョン層21、ルーティングプロトコル33、及びネット
ワークフォメーションプロトコル26の間に信号管(sig
naling pipe)が存在する。ネットワークアプリケーショ
ン層21が二つのノード間の通信を初期化する。ルーテ
ィングプロトコルが宛先へのルートを分かっている場合
なら、データパケットは直接に宛先に転送される。ルー
ティングプロトコルが宛先へのルートを分かっていない
場合なら、ルーティングプロトコルは下に位置したネッ
トワークフォメーション層26に宛先への利用可能な経
路を問い合わせる。ネットワークフォメーションプロト
コルでソースと宛先の間で利用可能な経路があるなら
ば、すべての利用可能な経路がルーティングプロトコル
として報告される。ルーティングプロトコルとネットワ
ークフォメーションプロトコル間ではそれぞれストラテ
ジと考慮要素が違うので、それぞれ記憶するネットワー
クトポロジは違ってくる。
【0043】ネットワークフォメーションプロトコル2
6は、ルーティングプロトコル33に比べてネットワー
クトポロジについてさらに情報を持つべきである。ルー
ティングプロトコル33は、それらのうち一つのルート
を選択する。もし、ネットワークフォメーションプロト
コル26に宛先への利用可能な経路がなければ、ルーテ
ィングプロトコル33は、HCl要求を通じて「インク
ワイアリ/ページ(Inquiry and page)」プロセスを開始
し、近接したノードとの連結を設定する。すると、ネッ
トワークトポロジ情報または宛先要求は、2個の近接ノ
ードのネットワークフォメーションプロトコル間で交換
される。このプロセスは宛先が発見されるか、別の条件
により停止するまで繰り返される。
【0044】次に、ブルースターネットワークで使用さ
れる用語について定義する。 ●フリーノード:別のノードと連結されないノード ●スレーブノード:一つのピコネットでだけスレーブメ
ンバーであるノード ●マスタノード:一つのピコネットでだけマスタメンバ
ーであるノード ●ジョイントノード:少なくとも二つ以上のピコネット
でメンバーであるノード。ノードが加入できる最大ピコ
ネットの数はMである。ノードがM+1番目のピコネッ
トに加入した後、M個のピコネットのうち一つのリンク
はダウンされるべきである。スキャタネットには、2種
類のジョイントノード、すなわちS−Sジョイントノー
ドとM−Sジョイントノードがある。 ●S−Sジョイントノード:両ピコネットにおいてスレ
ーブで動作するジョイントノード ●M−Sジョイントノード:一のピコネットにおいてス
レーブで動作すると共に他のピコネットにおいてマスタ
で動作するジョイントノード ●中間ノード:別のノードへ予定されたパケットを転送
するのに同意したノード ●フォワード経路:ルートディスカバリー動作を開始し
たノードから所望の宛先に向かってデータパケットを転
送するために設定された経路 ●リバース(バックワード)経路:宛先ノードまたは宛先
へのルートを有する中間ノードからソースにRREPパ
ケットを転送するために設定された経路 ●ルーティングトリガー:特定イベントが発生したり、
または発生しようとすることを知らせるオンデマンドル
ーティングプロトコルからの通知。この通知はパラメー
タ情報を含むことができ、ブルートゥースベースバンド
で動作が開始される。ルーティングプロトコルはIP
層、管理者部、またはブルートゥースデータリンク層に
位置することができる。 ●インクワイアリ状態:ノードがインクワイアリトレイ
ンに応答すれば、2個のノード間にリンクを形成するよ
うページ進行が行なわれる。 ●休止(dormant)状態:コネクション状態及び待機状
態、例えばホールドモード、スニフモード、及びパーク
モードなどのバッテリパワーを節約するためのブルート
ゥースノードの省電力状態 ●ブルースターアイランド:ジョイントノードがS−S
ジョイントノードであるピコネットまたはスキャタネッ
ト。ブルースターにおいて「スター」はスター型ネット
ワークトポロジ(topology)を示す。 ●ピコネットにおいてマスタは中央である。S−Sジョ
イントノードを有するスキャタネットでは2個の中央が
ある。
【0045】図3は、本発明に係るオンデマンドルーテ
ィング及びネットワーク形成方法において、フォワード
経路とバックワード経路でのノードの機能を示す図であ
る。
【0046】図3に示すように、ノードはフリーノー
ド、マスタノード、スレーブノード、及びジョイントノ
ードの4つの機能を果たすことが出来る。全てのノード
は初期にフリーノードである。ルートの観点から説明す
れば、パケットフォワードルートに沿って、ノードはソ
ースノード、中間ノードまたは宛先ノードと称される。
【0047】全てのノードは、いずれの状態にあっても
規則的にインクワイアリスキャン状態に入る。これは、
ノードの状態にかかわらず発見できるようにするためで
ある。
【0048】オンデマンドネットワーク形成は、ソース
ノードにより要求される時だけ可能である。その前は、
全てのノードは独立している。ソースノードがパケット
をある宛先ノードへ転送しようとし、宛先ノードへの有
効なルートを有していなければ、ルーティングアルゴリ
ズムは宛先を発見するために経路発見プロセスを開始す
る。
【0049】この経路発見プロセスは、宛先ノードへの
経路が発見されるか、全ての可能な経路交換が検索され
れば終了する。
【0050】ソースノードは、RREQメッセージをブ
ロードキャストする。ルーティングプロトコルにおける
RREQメッセージは、その隣接ノードを発見して連結
するためにソースノードのベースバンドでインクワイア
リ動作をトリガーする。
【0051】ルーティングプロトコルにおいて、宛先へ
のルートが必要であり、一つも利用可能なルートがない
場合、RREQメッセージはブロードキャストされる。
ノードはRREQメッセージをその連結されたノードに
送信する。
【0052】そのノードにとって、RREQメッセージ
は、ベースバンドでインクワイアリ動作を開始する「ル
ーティングトリガー」である。しかし、次の四種の場合
は除外する。
【0053】第1に、N(N≦7)個のアクティブスレー
ブがマスタノードについて予め連結されている場合であ
り、第2に、ジョイントノードにより連結されているM
個のピコネットがある場合である。第3に、RREQメ
ッセージのTTL(time-to-leave)フィールドがルーテ
ィングプロトコルで終了する場合である。第4に、複写
されたRREQメッセージが受信される場合である。
【0054】インクワイアリ動作において新たなノード
が発見されるイベントにおいて、ノードはマスタにな
り、新たなノードは新たに形成されたピコネットでスレ
ーブになる。RREQメッセージはBNEP連結が形成
された後、新たなノードに転送される。もし、新たなノ
ードがM+1番目のピコネットに加わる場合、新たなノ
ードは以前の連結のうちいずれかを切るべきである。
【0055】フォワード経路はライフタイム属性を有す
る。これは、限られた時間内でフォワード経路が確認さ
れるべきであることを意味する。詳しくいうと、ライフ
タイム属性には、パークライフタイム(park lifetime)
とディスコネクトライフタイム(disconnect lifetime)
の二つがある。経路ライフタイムはネットワークで連結
の属性である一方、ルートライフタイムはルーティング
プロトコルでルーティングテーブルの属性である。
【0056】フォワード経路に沿って、全ての中間ノー
ドはマスタスレーブジョイントノードである。
【0057】次いで、バックワード経路について図3を
参照して説明する。
【0058】ルーティングプロトコルにおいて、宛先に
対するRREQメッセージを受信すれば、要求を満たす
のに十分なルートを有しており、それ自身が宛先の場
合、ノードはRREPメッセージを発生する。フォワー
ド経路に沿って、全ての中間ノードはM−Sジョイント
ノードである。
【0059】RREPメッセージは、進行中のインクワ
イアリ動作を中止し、バックワード経路に沿ってネット
ワーク再形成を開始して形成されたピコネットの数を減
らすルーティングトリガーである。
【0060】一方、RREPパケットは、マスタノード
の間にS−Sジョイントノードを介在させるためにマス
タ/スレーブスイッチを開始するルーティングトリガー
である。
【0061】ネットワーク再形成の原則は、マスタノー
ドの間に可能なS−Sジョイントノードをインタリーブ
(interleave)することである。これは、ピコネットの数
を最小化する。
【0062】ネットワーク再形成セグメントは開始ノー
ドと終了ノードとの間にある。終了ノードはRREPメ
ッセージが発生されるノードである。一方、開始ノード
は、マスタで動作する際、空中にRREQメッセージが
最初に転送された場所である。また、開始ノードは、ス
レーブで動作する際、空中にRREQメッセージが最初
に転送された次ホップのノードである。
【0063】開始ノードはマスタで動作し、終了ノード
はスレーブで動作する。
【0064】ネットワーキングアプリケーションプロフ
ァイルは、ノードの役目を決めるために高い優先順位を
有しうる。マスタ−スレーブスイッチは、偶数離隔され
たノードとその次のホップノード間でだけ行なわれる。
【0065】他の経路に対するそのルートテーブルは、
TTLが経過しないノードであるか、または存在するネ
ットワークの影響を最小化するためにノードの機能は変
化できない。また、固定された機能をピコネットで維持
することを希望するノードについては、ノードの機能が
変化できない。
【0066】図4は、本発明に係るオンデマンドルーテ
ィング及びネットワーク形成方法における、多重フォワ
ード経路のうちバックワード経路のルーティングを示す
図である。
【0067】図4に示したように、転送は、ソースノー
ドN0から宛先ノードN8へ二つの経路に沿って行われ
る。しかし、RREPメッセージは、ノードN4〜ノー
ドN6に沿っては進行しない。これは、ルーティングプ
ロトコルは、それらからルートを一つだけ選択するから
である。パークライフタイムが経過すれば、選択されな
いフォワード経路上のリンクはパークされ、AM−AD
DRを返還してバッテリパワーを節約する。ディスコネ
クトライフタイムが経過すれば、フォワード経路上のリ
ンクは切れ、バッテリパワーをさらに節約するようにな
る。
【0068】次は、ルートエラー及びルートの終了につ
いて説明する。
【0069】ルーティングプロトコルにおいては、リン
クが切れるか、ルートが終了すればRERR(Route ERR
or)メッセージが発生されブロードキャストされる。R
ERRメッセージは、残った連結されたリンクについて
パーク動作を開始する「ルーティングトリガー」であ
る。ルーティングプロトコルにおいては、宛先へのルー
トが終了すれば、経路に沿った連結はパークされ、バッ
テリパワーを節約する。スレーブノードは、リンクを感
知するために周期的に起きている必要がある。宛先への
ルートがルートテーブルから削除されれば、経路に沿っ
た連結が切れる。
【0070】ブルースターアイランドネットワークフォ
メーションは、2段階プロトコルである。ブルースター
アイランドネットワークフォメーションの第1段階は、
フリーノードで自動的に形成される。ブルースターアイ
ランドは、ジョイントノードが両ピコネットでスレーブ
になるピコネットになることができ、またはスキャタネ
ットとなることができる。電源が供給されたとき、ノー
ドのデフォルトの機能は、フリーノードである。その
後、ノードはインクワイアリ状態、インクワイアリスキ
ャン状態、及び休止状態などにその状態を転換する。ノ
ードはそれぞれ独立的であり、互いについて無知の状態
である。各ノードはスレーブ資格で接続してスレーブノ
ードになれ、マスタ資格で接続してマスタノードになれ
る。スレーブノードは、定期的にインクワイアリスキャ
ン状態に入って別のピコネットに発見されることによ
り、ブルースターアイランドが形成されうる。マスタノ
ードは、他のマスタに発見されるように、インクワイア
リ状態に入る。このようにして、二つのマスタノードが
互いの無線範囲内に進入することが防止される。全ての
ブルートゥースノードは自律構成されるので、個別的な
マルチブルースターアイランドの形成も可能である。
【0071】図5は、二つの隣接したブルースターアイ
ランドが互いに連結できない場合の例を示す図である。
【0072】ブルースターアイランドネットワークフォ
メーションの第2段階は、「L3トリガー」の開始によ
りブルースターアイランドをブリッジングすることであ
る。ここで、「L3トリガー」はルーティングプロトコ
ル、プロファイルあるいは管理部などから転送された短
い通知である。例えば、「L3トリガー」はルーティン
グアルゴリズムの"Route REQuest"や、"HELLO"のような
メッセージである。また、プロファイルから転送された
命令、例えば「サービスディスカバリー」命令も「L3
トリガー」の一例と言える。「L3トリガー」があった
後、全てのエッジノード、スレーブノードなどがインク
ワイアリ状態を行って無線範囲内に別のスレーブノード
があるかをチェックする。新たなブルースターアイラン
ドが発見されれば、新たなピコネットが形成される。こ
の場合、ジョイントノードは、M−Sジョイントノード
を指す。
【0073】図6は、ブルースターネットワークフォメ
ーションにおいてノードの役割の転換を示す図であり、
図7はそれぞれのノードの状態を示す図である。
【0074】図6において、フリーノード53は、ネッ
トワークが形成される前に存在するノードであって、別
のノードと連結を有しないノードと定義される。
【0075】フリーノード53は、パワーオンされた後
のデフォルトノードである。フリーノード53は、別の
ノードと連結を有せず、連結状態にならない。フリーノ
ード53は、インクワイアリ状態、インクワイアリスキ
ャン状態、及び休止状態に入る(段階S502)。パワー
オンした後、または休止状態から覚めた後、フリーノー
ドは[0,1]間で乱数(Rnode)を発生する。
【0076】Rnode<R0ならば、ノードはインクワイア
リ状態に入る。
【0077】Rnode>R0ならば、ノードはインクワイア
リスキャン状態に入る。
【0078】インクワイアリとインクワイアリスキャン
後にいずれの連結設定もなければ、ノードは休止状態に
入る。
【0079】トラフィックが発生すれば、フリーノード
53は、インクワイアリ動作を開始する。R0は、固定
された臨界値である(R0の値はシミュレーションを通
してTBDである)。フリーノード53は、インクワイ
アリ状態になる確率よりインクワイアリスキャン状態に
なる確率のほうが高くなくてはならない。フリーノード
53は、トラフィックパケットソースまたはパケット宛
先でありうる。式のノードの役割の設定時までフリーノ
ード53はその役割を維持する。
【0080】役割が設定される時、フリーノード53
は、形成されたリンクの状態に応じてマスタノードまた
はスレーブノードになれる(段階S504及び段階S5
05)。そして、スレーブノードまたはマスタノードの
リンクが切れれば、スレーブノードまたはマスタノード
は、フリーノードに転換される(段階S509、S51
0)。
【0081】スレーブノードは、一つのピコネットでだ
けスレーブメンバーノードと定義される。
【0082】スレーブノード54は、トラフィックパケ
ットソースまたはパケット宛先になれる。スレーブノー
ド54は、さらに大きいブルースターアイランドを形成
するため新たなマスタにより発見されるようインクワイ
アリスキャン状態に規則的に入り、トラフィックがなけ
ればバッテリパワーを節約するために休止状態に入る
(段階S506)。
【0083】上位層から「L3トリガー」を受信すれ
ば、スレーブノード54は近接したブルースターアイラ
ンドを発見するためにインクワイアリ状態に入る(段階
S508)。スレーブノード54のインクワイアリスケ
ジュールは、注意深く配列されるべきである。全てのス
レーブノード54がインクワイアリを同時に行うと、深
刻なIPパケット衝突が発生するおそれがある。これ
は、インクワイアリ動作の性能を低下させる。たとえ
ば、連結設定を長くし、帯域幅の浪費を引き起こす。
【0084】別のピコネットとのリンクがダウンされる
か、新たなリンクが追加されるまで、スレーブノード5
4は、その機能を維持する。リンクがダウンされれば、
スレーブノード54はフリーノード53になるよう転換
され、リンクを失う(段階S510)。新たなリンクが追
加されれば、スレーブノードはジョイントノードになる
よう転換される。
【0085】一方、マスタノード51はパケットソー
ス、パケット宛先及びトラフィックパケットリレーノー
ドになれる。マスタノード51は、インクワイアリ状態
とインクワイアリスキャン状態に規則的に入る(段階S
512)。
【0086】マスタノード51は、N個のアクティブス
レーブ(N<=7)が発見されるまで、その範囲でフリーノ
ードを発見するようインクワイアリ状態に規則的に入
る。また、マスタノード51は、インクワイアリスキャ
ン状態に規則的に入る。これは、互いに無線領域に存す
る場合、別のマスタにより発見されることを可能にする
ためである。
【0087】第1マスタノードが第2マスタノードによ
り発見されれば、第1マスタノードは第2マスタノード
のピコネットにおいてジョイントノード(M−Sジョイ
ントノード)になる。すると、第1マスタノードは一つ
のスレーブノードとマスタ−スレーブスイッチングを行
い、S−Sジョイントノードになる。
【0088】一方、第1マスタノードに属する別のスレ
ーブノードは、新たなピコネットに加わろうとしてジョ
イントノードになる(段階S514)。スレーブノードは
新たなピコネットに加わり、フリーノードになれない。
【0089】マスタノードはそれぞれの連結の寿命を記
録し、連結を通して転送される全てのパケットについて
寿命を更新する。連結寿命が経過した後、連結ノード
(スレーブ)は、スレーブ資源になるため休止状態に入
るよう命令される。
【0090】全てのリンクが切れるか、別のマスタによ
り発見されるまで、マスタノードはその役割を維持す
る。全てのリンクが切れるイベントにおいて、マスタノ
ードはフリーノードに転換され、別のマスタにより発見
されるイベントで、発見されたマスタノードはスレーブ
との全てのリンクを切り、新たなピコネットでスレーブ
ノードに転換される。
【0091】ジョイントノード52は、パケットソー
ス、パケット宛先、及びブルースターアイランドの間で
トラフィックパケットリレーノードになれる。ジョイン
トノードは、近接したブルースターアイランドにより規
則的に発見されるようインクワイアリスキャン状態に入
れる。上位層において「L3トリガー」を受信すれば、
ジョイントノードはインクワイアリ状態に入って、近接
したブルースターアイランドを発見する。
【0092】M+1番目のピコネットにジョインした
後、ジョイントノードは結合寿命とピコネット寿命に基
づき、現在のアクティブ連結を切るべきである。いずれ
にしても、ジョイントノードは、確実にルートボトルノ
ード(bottle node)にならなければならない。M値はT
BDである。バッテリパワーを節減するため、トラフィ
ックがなければジョイントノードは休止状態になる(段
階S516)。
【0093】ジョイントノード52は、一つのリンクが
切れるまでその役割を維持する。S−Sジョイントノー
ドリンクが切れれば、ジョイントノードはスレーブノー
ドになる(段階S518)。M−Sジョイントノードリン
クが切れれば、ジョイントノードは、いずれのノードが
切れているのかによってマスタノードまたはスレーブノ
ードになる。
【0094】次に、L3トリガーについて詳述する。
【0095】「L2トリガー」がL2層のためだけにI
ETFドラフトで使用されたため、上位層を報告するた
めに「L3トリガー」と命名された。IETFにおい
て、L2トリガーは、L2から特定イベントが発生した
かあるいは発生しようとするのかの通知の約束である
(潜在的にパラメータ情報を含んで)。トリガーは多様な
方法で実行できる。ここで、L3トリガーは、L2CA
P上位層から通知を示すよう使用する。
【0096】ルーティングプロトコルから、L3トリガ
ーは、オンデマンドプロトコルでRREQタイプのメッセー
ジであるか、テーブルドリブン及びオンデマンドプロト
コルで"HELLO"タイプのメッセージでありうる。RRE
QメッセージはIPアドレスでラベルされたノードを発
見するために使用される一方、HELLOメッセージは近接
したノードが未だ利用可能なのかを感知するために使わ
れる。別のノードからRREQメッセージを受信すれ
ば、スレーブノードは、ソースノードと宛先ノードとの
中間に位置して、その到達可能な範囲に宛先があるかを
チェックする。これは、ルーティングプロトコルにより
行われる。
【0097】もし、到達可能な範囲に宛先があれば、ル
ーティングプロトコルでRREP(RouteREPly)メッセージが
ルーティングアルゴリズムにより発生する。ノードはソ
ースへのバックワード経路に沿ってRREPメッセージ
を送信する。
【0098】もし、到達可能な範囲に宛先がなければ、
ノードはL3トリガー信号を発生して全ての到達可能な
スレーブノードに知らせて、アルゴリズムに基づき近接
したブルースターアイランドを求めるようインクワイア
リを行う。
【0099】インクワイアリに応答ノードがなければ、
ノードはインクワイアリを中断する。
【0100】インクワイアリに応答するノードがあれ
ば、それらの間にBNEP連結が発生した後、RREQメッ
セージはノードに送信される。
【0101】このプロセスは、宛先が発見されるか、最
大ホップ(hop)数idに到達するまで繰り返される。
【0102】このように、RREQメッセージは中間のブル
ースターアイランドにリレーされる。これとは逆に、HE
LLOメッセージは近接ノードを感知するためにだけ使用
される。いずれの宛先ノードも定義されない。従って、
HELLOメッセージは、リレーなしで、かつソースブルー
スターアイランドでだけ、トリガーを開始することがで
きる。
【0103】L3トリガーは管理部、限定的なプロファ
イル、またはサービスディスカバリーから来る場合があ
る。この場合、ネットワークフォメーションからルーテ
ィングプロトコルへの上向インタフェースだけがある。
サービスディスカバリーと管理タイプのメッセージはL
3トリガーでありうる。
【0104】ネットワークトポロジを記録するため、全
てのノードは、同一なピコネット及び同一なブルースタ
ーアイランドで到達可能なノードリストを維持すべきで
ある。全てのノードはM−Sジョイントノードを介して
通信することができる。ノードの可能なデータ構造は、
表1のリストの通りである。新たなノードまたはブルー
スターアイランドが発見されると、ノードはその記録を
加え、全ての到達可能なノードに情報を知らせる。リン
クが失われれば、ノードは一つまたは1グループのノー
ドをその記録から削除する。表1は、ルーティングプロ
トコルからベースバンドへの経路をマッピングしたもの
である。同一なものがルーティングプロトコルで発生す
る。コネクション寿命属性は、連結のアクティブ時間を
記録するために使われる。リンクにおける全てのパケッ
トは、寿命属性を新しくされる。ブルースターアイラン
ド寿命は、二つのマスタが互いに無線範囲にある時、い
ずれがスレーブになるのか決めるために使用される。
【0105】
【表1】
【0106】テーブル駆動されたルーティングプロトコ
ルは、ネットワーク情報と組み合わせるよう駆動され
る。ノード記録及びルーティングテーブルは殆んど同一
である。オンデマンドルーティングプロトコルの場合、
ルーティングテーブル及びノード記録は違う。
【0107】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明に係るブルート
ゥースオンデマンドルーティング及びネットワーク形成
方法によれば、バッテリパワーを節約することができ、
進行中のトラフィックについて大きい帯域幅を提供する
ことができる。また、バックワード経路に沿うマスタ/
スレーブスイッチングにより、より良質のスキャタネッ
ト構成が実行できる。
【0108】ネットワークフォメーションとルーティン
グを互いに重畳させず独立して維持することができ、テ
ーブル駆動及びオンデマンドプロトコルのように全種類
のルーティングプロトコルを受け入れられる。また、ジ
ョイントノードがピコネットをブリッジングするので、
ピコネットの数を最小化できる。そして、スレーブノー
ドはただインクワイアリスキャンだけ行うため、管理を
最小化し、バッテリパワー消費を最小化する。
【0109】以上では本発明の望ましい実施例について
説明したが、本発明は、前述した特定の実施例に限ら
ず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱しない限
りにおいて、当該発明の属する技術分野において通常の
知識を持つ者ならば誰でも多様な変形実施が可能なこと
は勿論、そのような変更は請求の範囲の記載の範囲内に
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブルートゥースグループアドホックネットワー
クで使用されるプロトコルスタックを示す図である。
【図2】アドホックネットワークでブルートゥースノー
ドのプロトコルスタックを概略的に示す図である。
【図3】本発明に係るブルートゥースオンデマンドルー
ティング及びネットワーク形成方法において、フォワー
ド経路及びバックワード経路時のノードの役割を説明す
るための図である。
【図4】本発明に係るブルートゥースオンデマンドルー
ティング及びネットワーク形成方法において、多重フォ
ワード経路中バックワード経路のルートを説明するため
の図である。
【図5】二つの隣接したブルースターアイランドが互い
に連結されていない場合の例を示す図である。
【図6】ブルースターネットワークフォメーションでノ
ードの役割と役割の転換を示す信号流れ図である。
【図7】それぞれのノードの状態を示す図である。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA19 HA08 HC09 HD07 JA07 JL01 LB05 5K033 AA04 CC01 DA02 DA05 DA17 DB14 DB16 DB18 DB19

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースノードと宛先ノード及び互いに独
    立した複数個のノードを備えたネットワークシステムの
    ルーティング及びネットワーク形成方法において、 前記ソースノードがルート要求メッセージを送信して前
    記ソースノードと前記宛先ノードへの多重フォワード経
    路を設定する段階と、 前記ルート要求メッセージを受信した宛先ノードが前記
    多重設定されたフォワード経路のうちいずれか一つに沿
    って前記ソースノードにルート応答メッセージを送信し
    てバックワード経路を設定する段階とを含み、 前記設定されたバックワード経路を通して前記ソースノ
    ードと宛先ノードとの間に最適の経路であるルートが形
    成されることを特徴とするブルートゥースオンデマンド
    ルーティング及びネットワーク形成方法。
  2. 【請求項2】 前記フォワード経路設定段階は、 前記ソースノードが宛先ノードへのルートを必要とし、
    前記ルートが少なくとも一つ以上利用可能な場合、ルー
    ト要求メッセージをブロードキャストする段階と、 前記ソースノードから次にホッピングされる少なくとも
    一つ以上の中間ノードが、前記ルート要求メッセージが
    前記宛先ノードに到達するまで、前記ブロードキャスト
    されたルート要求メッセージを受信し、さらに次のホッ
    ピングノードに前記ルート要求メッセージを伝達する段
    階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のブルー
    トゥースオンデマンドルーティング及びネットワーク形
    成方法。
  3. 【請求項3】 前記ソースノードと前記宛先ノードとの
    間に連結が設定されればソースノードはマスタとなり、
    その隣接する中間ノードはスレーブとなり、前記ルート
    要求メッセージは前記マスタからスレーブに転送される
    ことを特徴とする請求項1に記載のブルートゥースオン
    デマンドルーティング及びネットワーク形成方法。
  4. 【請求項4】 フォワード経路に沿う全ての中間ノード
    はマスタスレーブジョイントノードであることを特徴と
    する請求項1に記載のブルートゥースオンデマンドルー
    ティング及びネットワーク形成方法。
  5. 【請求項5】 前記ルート要求メッセージは、隣接ノー
    ドを発見して連結するためにソースノードでインクワイ
    アリ動作を開始するルーティングトリガーであることを
    特徴とする請求項1に記載のブルートゥースオンデマン
    ドルーティング及びネットワーク形成方法。
  6. 【請求項6】 前記ルーティングトリガーは、ブルート
    ゥースのプロトコルでルーティング階層または管理部か
    ら提供されることを特徴とする請求項5に記載のブルー
    トゥースオンデマンドルーティング及びネットワーク形
    成方法。
  7. 【請求項7】 前記バックワード経路設定段階は、 前記ルート要求メッセージを受信した宛先ノードが前記
    形成されたフォワード経路のうちいずれか一つに沿って
    前記ソースノードに向かってルート応答メッセージを転
    送する段階と、 前記宛先ノードで前記ソース方向にホッピングされる中
    間ノードが、前記ルート応答メッセージが前記ソースノ
    ードに到達するまで、前記ルート応答メッセージを受信
    し、さらに次のホッピングノードに前記ルート応答メッ
    セージを伝達する段階と、を備えることを特徴とする請
    求項1に記載のブルートゥースオンデマンドルーティン
    グ及びネットワーク形成方法。
  8. 【請求項8】 前記ルート応答メッセージは、マスタノ
    ードの間にスレーブ−スレーブジョイントノードを介在
    させるためにマスタ/スレーブスイッチングを開始する
    ルーティングトリガーであることを特徴とする請求項7
    に記載のブルートゥースオンデマンドルーティング及び
    ネットワーク形成方法。
  9. 【請求項9】 前記マスタ/スレーブスイッチングは、
    前記宛先ノードから偶数離隔されたノードとその次のホ
    ッピングノードの間で行なわれることを特徴とする請求
    項8に記載のブルートゥースオンデマンドルーティング
    及びネットワーク形成方法。
  10. 【請求項10】 前記マスタ/スレーブスイッチング
    は、前記宛先ノードから偶数離隔されたノードとその次
    のホッピングノードの間で行なわれることを特徴とする
    請求項8に記載のブルートゥースオンデマンドルーティ
    ング及びネットワーク形成方法。
  11. 【請求項11】 ブルートゥースのプロトコルにおいて
    ルーティング機能を行なうルーティングは、ネットワー
    ク形成と独立して、BNEP階層またはIP階層のうち
    いずれか一つに形成されることを特徴とする請求項7に
    記載のブルートゥースオンデマンドルーティング及びネ
    ットワーク形成方法。
  12. 【請求項12】 互いに隣接した複数個の無線通信装置
    よりなるブルートゥースグループアドホックネットワー
    クにおける通信方法において、 一つのピコネットでだけスレーブであるスレーブノー
    ド、一つのピコネットでだけマスタであるマスタノー
    ド、二つのピコネットにおいて全てスレーブで動作する
    スレーブ−スレーブジョイントノード、及び一のピコネ
    ットにおいてスレーブで動作すると共に他のピコネット
    においてマスタで動作するマスタ−スレーブジョイント
    ノードを含む複数のピコネットで構成され、少なくとも
    2個以上のピコネットがスレーブ−スレーブジョイント
    ノードにより連結されるようにしてネットワークを形成
    する段階と、 前記ジョイントノードがルーティングトリガーを受信す
    れば、前記ジョイントノードは前記形成されたネットワ
    ークに属する前記ピコネットをブリッジングする段階と
    を備えることを特徴とするブルートゥースグループアド
    ホックネットワークにおける通信方法。
  13. 【請求項13】 前記スレーブノードは新たなマスタに
    より発見されるようインクワリアリスキャンを規則的に
    行ない、 ルーティングトリガー信号を受信すれば、近くのネット
    ワークを探すためにインクワイアリを行なうことを特徴
    とする請求項12に記載のブルートゥースグループアド
    ホックネットワークにおける通信方法。
  14. 【請求項14】 前記スレーブノードは新たなマスタに
    より発見され新たなリンクが追加されればジョイントノ
    ードになることを特徴とする請求項12に記載のブルー
    トゥースグループアドホックネットワークにおける通信
    方法。
  15. 【請求項15】 前記マスタノードは通信可能範囲に位
    置するフリーノードを発見するために規則的にインクワ
    イアリを行ない、 前記マスタノードが別のマスタノードと互いに無線範囲
    にある際、別のマスタノードにより発見されるよう規則
    的にインクワイアリスキャンを行ない、 他のマスタノードによって発見されればスレーブノード
    に転換されることを特徴とする請求項12に記載のブル
    ートゥースグループアドホックネットワークにおける通
    信方法。
  16. 【請求項16】 前記ルーティングトリガーはルーティ
    ングプロトコルまたは管理部から発生される信号であっ
    て、少なくともRoute REQuest(RREQ)、RouteREPly(RRE
    P)またはRoute ERRor(RERR)のうちいずれか一つである
    ことを特徴とする請求項12に記載のブルートゥースグ
    ループアドホックネットワークにおける通信方法。
  17. 【請求項17】 同一のピコネットまたは同一のネット
    ワークに属するノードのデータ構造は、テーブルで記録
    されており、前記テーブルに基づきルーティングが行な
    われることを特徴とする請求項12に記載のブルートゥ
    ースグループアドホックネットワークにおける通信方
    法。
  18. 【請求項18】 前記テーブルは新たなノードまたは新
    たなネットワークが発見されたときに更新され、リンク
    が失われれば該当ノードを前記テーブルから削除するこ
    とを特徴とする請求項17に記載のブルートゥースグル
    ープアドホックネットワークにおける通信方法。
  19. 【請求項19】 前記テーブルには少なくともマスタノ
    ードBD−ADDR、スレーブノードBD−ADDR、
    コネクション寿命、ピコネットまたはネットワーク寿
    命、及びスレーブ−スレーブジョイントノードのBD−
    ADDRが記録されていることを特徴とする請求項17
    に記載のブルートゥースグループアドホックネットワー
    クにおける通信方法。
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