JP2003324378A - 車両内のアンテナ装置並びに列車無線通信システム - Google Patents

車両内のアンテナ装置並びに列車無線通信システム

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JP2003324378A
JP2003324378A JP2002127046A JP2002127046A JP2003324378A JP 2003324378 A JP2003324378 A JP 2003324378A JP 2002127046 A JP2002127046 A JP 2002127046A JP 2002127046 A JP2002127046 A JP 2002127046A JP 2003324378 A JP2003324378 A JP 2003324378A
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vehicle
antenna
wireless
antennas
radio wave
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JP2002127046A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ono
恭裕 小野
Kazumasa Nakamura
和正 中村
Mitsuhiro Okada
充弘 岡田
Akihiro Shinkawa
明宏 新川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内の設備や構造との融合やその利用をはか
る車両間アンテナを提供したい。 【解決手段】 車両内の側面には広告パネル部が整列配
置している。この広告パネル部の内部内にアンテナを埋
め込む。更に埋め込むアンテナは、平面アンテナとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属筐体の中に設置
するアンテナ及び無線通信システムに関し、特に地下鉄
や新幹線等の鉄道車両の室内における車両のアンテナ装
置及びそれを用いた無線通信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、列車内での情報を車両内の情報端
末に配信する技術として、特開2001−63580
「列車内情報提供システム」があり、これは列車内の広
範囲にわたって情報提供を行うことのできる列車内情報
提供システムである。このような従来技術においては、
車両の筐体が金属等の電波を反射する性質で構築されて
いるものが多く、電波の反射等の影響を抑えるためには
車両内部に電波吸収体を張ったり、適応的な送受信アン
テナや適応的な復号動作する無線送受信機を用いて、反
射電波の影響を小さくすることが必要であった。
【0003】図10は、従来の車両内部のアンテナとそ
の電波放射の説明図を示し、図10(1)は車両断面
図、図10(2)は車両上面図、図10(3)はアンテ
ナからの放射が車両の両側面に感謝する多重遅延波の波
形模式図、図10(4)はアンテナからの放射が車両前
後面に反射する多重遅延波の波形模式図、である。図1
0では新幹線等の鉄道車両を示しており、車輪部分の上
側に客室である車両筐体が配置され、車両側面には複数
の窓が取り付けられている。図10(1)においては、
一般的な無指向のアンテナが天井付近に設置され、この
アンテナから電波を放射すると、無指向性放射電波、い
わゆる反射波が発生し、床と天井、右の壁面や左の壁面
に反射し、マルチパスによる多重反射として多重遅延波
が発生してしまう。図10(3)には方針電波と多重遅
延波の波形模式図を縦軸に受信電力、横軸に時間をとっ
て示している。例えば、天井と床の距離、右壁面と左壁
面の距離をそれぞれ3mと仮定すると、アンテナ放射か
らの1回目の反射波は30ns後に現れ、次の反射波は
60ns後に現れ、次は90ns後にというようにほと
んど減衰せずに現れてしまう。図10(2)において
は、前述した同じ条件にて放射した電波が車両の両側面
の他に、車両の長手方向(前後)に反射した場合であ
る。ここで車両の長手方向の前壁面と後壁面との距離を
25mと仮定すると、(4)の波形模式図に示すよう
に、アンテナからの直接の放射からの1回目の反射波は
170ns後に現れ、次の反射波は340nsに現れ、
次は510ns後にという具合に余り減衰せずに現れ
る。
【0004】上述した車両のような金属筐体の閉空間で
はアンテナから放射された電波はほぼ減衰することなく
【数1】 に比例する形で閉空間の部屋の長さなどをLとする距離
をcで移動し、筐体内部の壁に反射してt時間遅れて遅
延波が現れることは知られている。遅延波が現れるとア
ンテナからの直接電波と遅延波が合成され、波形に歪み
が生じてしまう。その結果送信されているデータに誤り
が生じたり、通信が途切れると言った通信環境が悪くな
ってしまうという問題点がある。
【0005】そこで、この通信環境が悪くなる現象に対
して、車両筐体内部に電波吸収体を張り、反射波を減ら
したり、また適応的なアンテナや無線機を用いるなど、
様々な対策が必要となってくる。しかしながら、電波吸
収体は高価であり、また、これを張る作業は手間がかか
り、更に電波吸収体を張ることで筐体内部が狭くなって
しまうという問題点がある。また、適応的な送受信アン
テナも高価であり、またアンテナ設置する部位には能動
的な部品を装着する必要があり、メンテナンス作業が発
生するという問題点がある。また、適応的な復号動作を
する送受信機の場合もDSP(ディジタルシグナルプロ
セッサ)等の高価な部品を内蔵するため、無線機そのも
のが高価となってしまうという問題点がある。
【0006】次に、車両内に複数のアンテナを設置した
場合について説明する。図11は、従来の車両内にアン
テナを設置した場合の車両側断面図を示し、図11
(1)は無指向性アンテナを設置した車両の側断面図、
図11(2)は指向性アンテナを設置した車両の側断面
図、である。また、図12は、従来の車両内のアンテナ
から放射される電波の減衰と車両内の距離の関係を現す
波形図を示し、図12(1)はアンテナX(またはアン
テナX’)のみの場合の波形、 図12(2)はアンテ
ナY(またはアンテナY’)のみの場合の波形、図12
(3)はアンテナX(またはアンテナX’)とアンテナ
Y(またはアンテナY’)が同相の電波放出した場合の
波形、図12(4)はアンテナX(またはアンテナ
X’)とアンテナY(またはアンテナY’)が逆相の電
波放出した場合の波形、である。
【0007】図11(1)(2)においては、天井付近
に設置した2つのアンテナが相対する向きに電波を放射
する場合を示しているものであり、同位相の電波がアン
テナX(またはアンテナX’)とアンテナY(またはア
ンテナY’)から放射される場合である。図11(1)
では、無指向性のアンテナXとYがそれぞれ車両の前半
分、後ろ半分を電波放射エリアとして設置された状態で
ある。図11(2)では、無指向性のアンテナX’と
Y’がそれぞれ車両の前半分、後ろ半分を電波放射エリ
アとして設置された状態であり、車両前後の各端部付近
に設置されている状態である。このような状態で、例え
ば、アンテナX(またはアンテナX’)からのみ電波が
放射される場合には、図12(1)に示すように、車両
の左側から任意のキャリア周波数の電波が放出されると
アンテナからの距離に反比例して減衰しながら車両の右
側に減衰しながら到達する。一方、アンテナY(または
アンテナY’)からのみ電波が放射される場合には、図
12(2)に示すように、車両の右側から任意のキャリ
ア周波数の電波が放出されアンテナからの距離に反比例
して減衰しながら車両の左側に減衰しながら到達する。
【0008】そうすると左右両方のアンテナ、即ち、ア
ンテナX(またはアンテナX’)とアンテナY(または
アンテナY’)が電波の放射を行う場合には、アンテナ
の中間の位置(XとYの中間位置)において、図12
(3)に示すように電波が合成されてうち消し合ってし
まう。これは、同相同士の電波が合成されてうち消し合
うため、電界が消滅してしまい無線通信が不能となるエ
リアができてしまうこととなる。一方、アンテナXとY
(X’とY’)が逆相の電波には、図12(4)に示す
ように電波が合成され通信が可能となる。ここで、問題
となる点は図12(3)に示したように通信が不能にな
るエリアが発生してしまうことである。また、図12
(4)で示すような精度の高い逆相ではない場合に、互
いのアンテナからの直接電波が合成され、波形が歪んで
しまうことである。
【0009】また車内にアンテナを設置する場合、車内
の設備等と融合できたり、利用できたりすれば、好まし
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解決し、車両内の閉空間のアンテナ
より放射される電波の遅延波の少ないアンテナ装置及び
無線通信システムを提供することである。これにより、
電波吸収体や適応的な送受信アンテナ、適応的な復号動
作をする受信機などの高価な部品を使用することなく、
閉空間内の通信環境を良好にするアンテナ装置及び無線
通信システムを提供することができる。また本発明の別
の目的は、車両内に複数のアンテナを設置した場合に各
アンテナ間の干渉により通信が不能になるエリアが発生
してしまうこと、若しくは、各アンテナの放射電波が合
成され、波形が歪んでしまうことを解決する無線通信シ
ステムを提供することである。
【0011】本発明の目的は、車両内の設備等とうまく
融合や利用可能なアンテナ装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両内の広告
パネル部と、その内部に埋め込んだアンテナと、を備え
た車両内アンテナ装置を開示する。
【0013】更に本発明は、車両内の広告パネル部と、
その内部に埋め込んだ平面アンテナと、を備えた車両内
アンテナ装置を開示する。
【0014】更に本発明は、車両内の無線手段と、車両
内の広告パネル部と、この広告パネル部の内部に埋め込
まれ、上記無線手段と通信を行うアンテナと、を備えた
車両無線装置を開示する。
【0015】更に本発明は、既設の車両内の設備を利用
して設置した車両内アンテナ装置であって、その利用設
備は、車両内天井又は窓よりも上部の壁面又は広告パネ
ル部内部とする車両内アンテナ装置を開示する。
【0016】更に本発明は、複数のアンテナと、客席に
設けた無線端末と、を具え、無線端末と各アンテナ間で
無線通信を行う車両内無線通信装置において、上記複数
のアンテナは、上記のいずれか1つのアンテナ装置とす
る車両内無線装置を開示する。
【0017】更に本発明は、サーバ車両と複数の従属車
両とが連結され、前記サーバ車両から複数の従属車両へ
とデータを配信し、また、前記従属車両はそのデータを
受信し、当該収集したデータを纏めてサーバ車両へ送信
し、更にサーバ車両は遠方設置のセンタや無線基地と通
信可能とする列車無線通信システムであって、上記サー
バ車両及び従属車両は、内部に複数のアンテナを持ち、
この複数のアンテナは車両内無線通信に利用するものと
し、更に、この複数のアンテナは上記のいずれか1つの
アンテナ装置とする列車無線通信システムを開示する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態
に係る車両内にアンテナを設置した第1の実施例を示
し、図1(1)は車両縦断面図、図1(2)は車両上面
図、である。車両に関して、その長手方向を長手方向
軸、それに直角な方向を横手方向軸、縦方向軸と定義す
る。図1では新幹線等の鉄道車両1を示しており、車輪
部2の上側に客室3である車両筐体4が配置され、車両
側面には複数の窓5が取り付けられている。図1(1)
においては、車両内部の窓枠よりも高い位置に、指向性
アンテナ6を設けた。指向性アンテナ6は、図1(2)
に示すように、車両の長手方向に沿って整列的に配置し
た指向性アンテナ群7を形成する。アンテナ6は、縦方
向軸に交わらない方向であって窓枠5の方向(θ)を
向くように、更に長手方向軸及び横手方向軸と交わらな
い方向であって窓枠5の方向(θ)を向くように、そ
の指向性を持つ。こうした指向性を持たせたことで車両
内での多重反射波、遅延波を減少させ、無線環境を良好
化できた。
【0019】この理由を述べる。通常、車両の筐体は金
属部分の天井や床、左右側壁と左右側壁に窓が嵌め込ま
れたものとなっている。窓は他の金属部より電波の反射
が少なく、アンテナ放射が窓方向に指向することで、一
旦窓の外に放出された電波が戻ってきにくくなり、且
つ、図1(2)に示すように指向性アンテナを複数配置
するアンテナ群とし、それぞれのアンテナの指向性を窓
付近とすることで、車両内の電界をほぼ一様に保つこと
ができる。更に、図1(1)に示すように、下側方向に
指向性を持たせ、且つ図1(2)に示すように横方向軸
と長手方向軸と交わらずに且つ窓方向にしたことで、反
射波は激減する。
【0020】更に、図1に示すように1つのアンテナ6
には、両側の窓方向に向かうハの字型の2つの方向の指
向性I、IIを持たせた。これによって1つのアンテナで
左右一対の客席8、9全体を無線エリアとして確保し
た。
【0021】更に、図1(2)に示すように、車両内の
複数列の客席を無線エリアとして確保できるように、ア
ンテナ6を整列配置したアンテナ群7を形成した。これ
によって、各客席列において安定且つ確実な無線環境を
提供できた。客席を無線環境下においたのは、客席に無
線端末を設置しておき、この無線通信端末を介して列車
に関する情報(時刻、場所、その他の各種のサービス情
報)の提供を受けたり、車両販売員の呼び寄せ等の要求
を出したりすることを可能とし、及び又は客席に座る乗
客の携帯端末をこのアンテナを介して通信できるように
したためである。
【0022】更に、図1(2)に示すように、隣り合う
電波の指向方向の中心付近C、C とが重ならないよ
うなアンテナ配置とした。互いに部分的な重なり合いを
しているが、中心付近が重ならないことでそれぞれ別々
に近い無線環境を作ることができた。勿論、アンテナの
配置や構造によって部分的な重なりもなくして完全独立
な干渉のない無線環境も可能である。
【0023】図2は、本発明の第1の実施例による車両
内部のアンテナ6とその電波放射の説明図を示し、図2
(1)は車両縦断面図、図2(2)は車両上面図、図2
(3)はアンテナ6からの放射が車両の両側面に反射す
る多重遅延波の波形模式図、図2(4)はアンテナ6か
らの放射が車両前後面に反射する多重遅延波の波形模式
図、である。図2(1)と図2(2)に示すθ及びθ
の角度を持って窓の中心付近を放射方向として電波を
放出すると、窓により電波の透過が多く、反射波が少な
くなり、即ち、開放空間への放射と近似することとな
る。図2(3)には放射電波と多重遅延波の波形模式図
を縦軸に受信電力、横軸に時間をとって示しており、例
えば、天井と床の距離、右壁面と左壁面の距離をそれぞ
れ3mと仮定すると、アンテナ放射からの1回目の反射
波は30ns後に現れ、次の反射波は60ns後に現
れ、次は90ns後に現れることになるが、電波の放射
は窓に指向性を持っているため、洩れによる反射波があ
ったとしてもその受信電力は従来に比較してかなり小さ
いものとなる。また、電波の直接の放射は窓による電波
の透過が大きいため、反射波そのものはかなり小さなも
のとなる。図2(2)においては、前述した同じ条件に
て放射した電波が車両の両側面の他に、車両の長手方向
(前後)に反射した場合である。ここで車両の長手方向
の前壁面と後壁面との距離を25mと仮定すると、図2
(4)の波形模式図に示すように、アンテナ6からの直
接の放射からの1回目の反射波は170ns後に現れ、
次の反射波は340nsに現れ、次は510ns後にと
いうように現れるものであるが、指向性を持ったアンテ
ナ6としているので(指向性から外れた洩れの放射があ
ったとしても)反射波の受信電界は小さいものとなる。
【0024】図3は、本発明の実施の形態に係る車両内
部のアンテナと外部壁面との間のアンテナ放射の説明図
を示し、図3(1)は車両断面図、図3(2)は車両上
面図、である。この図3では、前述した第1の実施例に
よる車両が線路を移動している場合に、トンネルや防音
壁等の外部の壁面10による反射波の影響を説明する。
指向性のアンテナ6による角度θ、θは図3(1)
(2)に図示したようにアンテナ6から出た電波が窓か
ら外に出て、トンネル壁や防音壁10に反射する電波が
放射角度と同様にθ、θの角度を成すため、反射波
が車両内に再突入してくる確率が小さくなる。更に、大
地や線路に蒔いてある石と広い面積で接触するため、減
衰効果が大きい。また、車両内に座席テーブルを配置し
た新幹線等では、θの角度をもっと車両内の乗務員や
乗客が操作する携帯無線端末へも電波が届きやすくな
る。
【0025】図4は、本発明の実施の形態に係る車両内
に横並びに2つのアンテナ6A、6Bを設置した第2の
実施例を示し、図4(1)は車両断面図、図4(2)は
車両上面図、である。7A、7Bがアンテナ群である。
この第2の実施例は、前述した第1の実施例が1系統で
アンテナ1種類の周波数で通信するのに対して、2系統
の単一指向性アンテナ6A、6B、更にそれぞれ別々の
周波数として通信を可能にさせたものである。指向性ア
ンテナ6A、指向性アンテナ6Bはお互いクロスする方
向でお互いのアンテナから遠方(逆の位置)の窓5を指
向している。お互いに複数のアンテナ群を天井に配置す
る事で車両内に一様な電界を保つことができる。これに
より、実施例1と同じ通信環境でしかも2倍の通信容量
の通信環境を持つことができる。
【0026】図5は、本発明の実施の形態に係る移動す
る2つ列車1A、1Bが近接した状態での電波放射状態
の説明図を示す。この図5では、前述した第2の実施例
による車両が線路を移動している場合に、上りの電車と
下りの電車がすれ違う場合の車両を想定しており、各車
両の進行方向は逆向きとなる。各車両がすれ違う場合に
互いに電波の放射が重なる位置は、事故の車両内の電波
aと電波bであり、相手側の車両への電波の影響はほと
んどない。これは、最接近する1番の窓側の内側は上り
下り双方とも電波aと電波bを使用しており、干渉する
ことなく通信が続けられる。
【0027】図8に本発明の実施の形態に係る車両内の
概略図を示し、図8(1)は車両を横方向から見た側断
面図、図8(2)は車両の内部より見た斜視図、であ
る。図8(1)はアンテナに漏洩アンテナ6Cを使用し
た場合である。図8(2)がその車両の後から眺めた図
である。図8(2)に示すように、実際には、荷物棚の
縁にそれぞれ別の漏洩アンテナ6C、6Cを配置し
た。漏洩アンテナ6C、6Cは電波放出方向、即ち
指向性は2つのやり方がある。第1は図1で述べた如き
θ、θを維持するようにし、且つ図4に示すように
逆側の座席及び窓に向かうようにしたものである。逆側
とはアンテナ6Cが座席9及びその窓方向、アンテナ6
が座席8及びその窓方向を云う。第2は、アンテナ
6Cは自己の座席8に向かうような方向、アンテナ6
は自己の座席9に向かうような方向、にしたもので
ある。前者が好ましいが後者も可能である。
【0028】図6に本発明の実施の形態に係る2階建車
両の場合を示す。車両の2階の通信は八の字の指向性の
アンテナ6Cを用いて電波aにて通信を行い、1階の通
信は同じく八の字の指向性のアンテナ6Dを用いて電波
cにて通信を行う。電波aとcとは周波数を異ならせ
る。このように異なる周波数を用いている場合は、仮に
外部の防音壁等から2階の電波が入り込んでも1階は異
なる周波数の電波cで通信しているため干渉はしない。
【0029】図7に本発明の別の実施の形態に係る2階
建車両の場合を示す。車両1の2階の通信は、単一方向
性アンテナ6A、6B、1階は単一方向性アンテナ6
E、6Fで行うことにした。アンテナと周波数の関係
は、指向性アンテナの指向性アンテナ6Cと周波数f
1、指向性アンテナ6Dと周波数f2とし、1階は、指
向性アンテナ6Eと周波数f3、指向性アンテナ6Fと
周波数f4とした。2階のアンテナ6Aと6Bは、それ
ぞれ互いクロスする方向でお互いのアンテナから遠方の
窓を指向している。また、互いに複数のアンテナ群を天
井に配置する事で客室内が一様な電界を保つことが出来
る。1階も同様である。ここで、仮に外部の防音壁10
等により2階の電波(反射波)が1階に入り込んだ場合
でも2階の周波数f1、f2は、1階の周波数f3と周
波数f4で異なるため、干渉はしない。
【0030】上述した各実施の形態により、金属などの
完全なる密閉空間でも、或る1面に開放空間を設けるこ
とで、開放空間に向けて電波を放射するとその部分から
の反射はないので、その原理を利用して車両内上部(天
井付近)のアンテナから車両垂直方向からθの角度で
窓に放射、車両長手方向に対してθの角度で窓に放射
する事により、多重遅延波を減少させることができ、良
好な無線通信空間とすることができる。
【0031】また、車両には通常両側壁面に窓が設置さ
れており、その窓部分については、車両筐体である金属
部分に比べて電波の反射は少ない。そこで、天井付近に
設置するアンテナは、窓の中心方向の指向性を持つアン
テナとすることにより、アンテナより放射された電波の
反射を少なくすることができ、従って、遅延波の発生を
減少させることができる。
【0032】つぎに、車両内に複数のアンテナを設置し
た場合についての電波について説明する。図13は、本
発明の実施に係る車両内にアンテナを設置した場合の車
両側断面図を示し、図13(1)は無指向性アンテナ6
Gとの電波について指向性アンテナ6Hを設置した車両
の側断面図、図13(2)は2つの単一方向指向性アン
テナ6J,6Mを設置した車両の側断面図、である。ア
ンテナ6Gが全方向、アンテナ6Hがその単一指向方向
を無線空間として与える。アンテナ6J及び6Mそれぞ
れがその単一指向方向を無線空間として与える。また、
図14は、本発明に係る車両内のアンテナから放射され
る電波の減衰と車両内の距離の関係を現す波形図を示
し、図14(1)はアンテナ6G(またはアンテナ6
J)のみの場合の波形、図14(2)はアンテナ6H
(またはアンテナ6M)のみの場合の波形、図14
(3)はアンテナ6G(またはアンテナ6J)とアンテ
ナ6H(またはアンテナ6M)が電波放出した場合の波
形、である。
【0033】図13(1)においては、アンテナ6Gは
無指向性(もしくは双指向性アンテナ)とし、アンテナ
6Hは指向性アンテナであり、アンテナ6G側には電波
装置放射されない。また、図13(2)においては、ア
ンテナ6J及びアンテナ6Mは指向性アンテナであり、
単一方向性もしくはそれ以上の鋭い指向性を持つアンテ
ナを設置した場合を示す。このような状態で、例えば、
アンテナ6G(またはアンテナ6J)からのみ電波が放
射される場合には、図14(1)に示すように、車両の
左側から任意のキャリア周波数の電波が放出されるとア
ンテナからの距離に反比例して減衰しながら車両の右側
に減衰しながら到達する。一方、アンテナ6H(または
アンテナ6M)からのみ電波が放射される場合には、図
14(2)に示すように、車両の中央側から任意のキャ
リア周波数の電波が放出されアンテナからの距離に反比
例して減衰しながら車両の右側に減衰しながら到達す
る。
【0034】ここで左右両方のアンテナ、即ち、アンテ
ナ6G(またはアンテナ6J)とアンテナ6H(または
アンテナ6M)が電波の放射を行う場合を説明する。ア
ンテナ6G(また6J)から放射された電波は距離が離
れると弱まり、アンテナ6H(また6M)からの電波を
放射が強いためにアンテナ6G(また6J)からの電波
をかき消して、アンテナ6H(また6M)からの電波放
射が支配的になる。即ち、アンテナ6H(また6M)側
では、アンテナ6G(また6J)による干渉を強制的に
排除する事が可能となる。このことは、各アンテナから
の放射を相対しない指向性とするアンテナを設置する
と、互いに干渉しないこととなる。
【0035】図15に本発明の実施の形態に係る指向性
アンテナを設置した車両内の上断面図を示し、図15
(1)は単一方向性アンテナを設置した車両、である。
図15(1)(2)においては、まず、単一方向性アン
テナ6N(または平面指向性アンテナ6R)を車両の各
部に配置する。指向性の中心線が車両に対して任意の角
度θを成して電波を放射する。アンテナ6N(または
6R)から出た電波は指向性平面内の全ての方向に進ん
でゆくが距離がアンテナから離れるにつれ電波も衰弱す
る。指向性中心線方向に放出された電波は車両壁面に反
射する。反射電波もθの角度を持ち反射するが、その
反射波のエリアには単一方向性アンテナ6Q(または平
面指向性アンテナ6T)が配置され、反射波に対し十分
強い基本電波を放射するため、アンテナ6R(または6
N)の影響(干渉)はほとんど無視出来る。同様にアン
テナ6Q(または6T)から放射された電波も車両壁面
に反射するが、そのエリアには単一指向性アンテナ6P
(または平面指向性アンテナ6S)が配置されているた
め同様にアンテナ6Q(または6T)及びアンテナ6N
(または6R)の影響(干渉)はほとんど無視出来る。
このように、車両内に各アンテナの指向性の方向を任意
の角度を成すように設置することで、互いに他のアンテ
ナの影響を少なくし、且つ、車両内全体を電波エリアと
することが出来る。
【0036】図16に本発明の実施の形態に係る指向性
アンテナを設置する具体例を示し、図16(1)は平面
アレーアンテナ6Uの概略図、図16(2)は車両内に
通常設置される広告板11の概略図、図16(3)は広
告板11に平面アレーアンテナ6Uを組み込んだ概略
図、である。図16(1)においては、指向性アンテナ
として、縦横規則的に給電点6aを持つ平面アレーアン
テナ6Uの概略図であり、この平面アレーアンテナ6U
を図16(2)のような一般的に車両内に設置される広
告板11の内部、即ち広告12の内側に組み込み、図1
6(3)に示すようなものとすることで、アンテナ6U
そのもののが車両内から直接見えないために美観を損ね
ることがない。また、広告板は車両の天井付近や上側の
側壁等に設置されることが多いため、図16(3)のよ
うにアンテナ設置するのに都合が良い。
【0037】図9は、本発明の実施の形態に係る車両を
連結した場合のシステム構成図を示す。サーバー車両2
0と、それに連結される複数の従属車両21(#1〜#
n)から構成される。また、サーバー車両の外部通信ア
ンテナ22を介して無線通信される無線基地局22が駅
や線路付近等の外部に設置され、この無線基地局22
は、総合情報センタ24と接続される。総合情報センタ
24は、インタネット回線や公衆回線、専用回線等の各
種回線が接続されて必要な情報を送受信するものであ
る。サーバ車両20は、外部通信用アンテナ22、外部
通信装置25、車内用通信装置26、車内用アンテナ2
7、車両間通信装置28、及びこれら各種装置を制御す
るサーバー29(制御装置)が搭載される。つぎに、従
属車両(#1〜#n)21は、前方車両との車両間通信
装置、車内用通信装置、車内用アンテナ、後方車両との
車両間通信装置、が搭載される。また、車両間通信装置
は前後の車両との通信を行うために同様のもの2つが設
置される。サーバ車両20、従属車両21のいずれの客
席34にも、無線端末35を設置してあり、車両内アン
テナ27との間で無線交信を可能にしている。この車両
内アンテナ27が図1や図4等のアンテナに相当する。
また、無償端末には、この他に車掌用端末36や販売員
用端末37や乗客の持つ携帯無線端末39等があり、社
内アンテナ37を介して無線交信を可能にしてある。
【0038】この無線通信システムでは、外部の無線基
地局より受信したデータを外部通信アンテナを介してサ
ーバー車両20、従属車両21(#1〜#n)、と次々
に配信することができ、また、各車両内より車内用アン
テナ27を介して受信したデータを従属車両#n〜#
1、サーバー車両20、と次々にデータを纏めながら収
集し、外部通信用アンテナ22を介して無線基地局23
へ送信することができる。これは、多値化変調の無線回
線で、RF周波数または、IF周波数を順番に並べるよ
うにしてサーバのある車両に伝達して最終的にそこでビ
ットデータに戻して処理するものであり、このことによ
り、例えば車両内の座席に配置された座席用端末や、車
掌用端末、車内販売員用端末、車内に持ち込まれた携帯
無線端末、等の各種無線端末装置と車両外部との無線通
信を可能とすることができる。ここで、サーバ車両のサ
ーバ(制御装置)は、多重化された搬送波を送受信し、
車両内の各種無線端末への宛先へのデータ送信や、車両
内からの各種無線端末からの収集したデータを当該デー
タの送信先を付した状態として纏めて送信する、といっ
た周波数の割当て作業や、同じ周波数帯の中に複数の送
信データを多重する作業等を行うものである。従属車両
においては、このサーバから割当てられた周波数に従っ
て各車両内にデータを無線送信しつつ次の車両へとデー
タを渡し、または各車両内の無線端末より受信したデー
タを収集してサーバ車両側の従属車両にデータを渡す、
という作業を行うものである。
【0039】
【発明の効果】本発明による効果は、閉空間のアンテナ
より放射される電波の遅延波の少ないアンテナの設置及
び無線通信システムを提供することができ、また、これ
により、電波吸収体や適応的な送受信アンテナ、適応的
な復号動作をする受信機などの高価な部品を使用するこ
となく、閉空間内の通信環境を良好にするアンテナの設
置及び無線通信システムを提供することができる。また
本発明の別の効果は、車両内に複数のアンテナを設置し
た場合に各アンテナ間の干渉により通信が不能になるエ
リアが発生してしまうこと、若しくは、各アンテナの放
射電波が合成され、波形が歪んでしまうことを解決する
無線通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両内にアンテナを
設置した第1の実施例を示し、(1)は車両断面図、
(2)は車両上面図、である。
【図2】 本発明の第1の実施例による車両内部のアン
テナとその電波放射の説明図を示し、(1)は車両断面
図、(2)は車両上面図、(3)はアンテナからの放射
が車両の両側面に反射する多重遅延波の波形模式図、
(4)はアンテナからの放射が車両前後面に反射する多
重遅延波の波形模式図、である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る車両内部のアンテ
ナと外部壁面との間のアンテナ放射の説明図を示し、
(1)は車両断面図、(2)は車両上面図、である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る車両内にアンテナ
を設置した第2の実施例を示し、(1)は車両断面図、
(2)は車両上面図、である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る移動する車両が近
接した状態での電波放射状態の説明図を示す。
【図6】 本発明の実施の形態に係る2階建車両の場合
の第1の説明図を示す。
【図7】 本発明の実施の形態に係る2階建車両の場合
の第2の説明図を示す。
【図8】 本発明の実施の形態に係る車両内の概略図を
示し、(1)は車両を横方向から見た側断面図、(2)
は車両の内部より見た斜視図、である。
【図9】 本発明の実施の形態に係る車両を連結した場
合のシステム構成図を示す。
【図10】 従来の車両内部のアンテナとその電波放射
の説明図を示し、(1)は車両断面図、(2)は車両上
面図、(3)はアンテナからの放射が車両の両側面に反
射する多重遅延波の波形模式図、(4)はアンテナから
の放射が車両前後面に反射する多重遅延波の波形模式
図、である。
【図11】 従来の車両内にアンテナを設置した場合の
車両側断面図を示し、(1)は無指向性アンテナを設置
した車両の側断面図、(2)は指向性アンテナを設置し
た車両の側断面図、である。
【図12】 従来の車両内のアンテナから放射される電
波の減衰と車両内の距離の関係を現す波形図を示し、
(1)はアンテナXのみの場合の波形、(2)はアンテ
ナYのみの場合の波形、(3)はアンテナXとアンテナ
Yが同相の電波放出した場合の波形、(4)はアンテナ
XとアンテナYが逆相の電波放出した場合の波形、であ
る。
【図13】 本発明の実施に係る車両内にアンテナを設
置した場合の車両側断面図を示し、(1)は無指向性ア
ンテナと指向性アンテナを設置した車両の側断面図、
(2)は2つの指向性アンテナを設置した車両の側断面
図、である。
【図14】 本発明に係る車両内のアンテナから放射さ
れる電波の減衰と車両内の距離の関係を現す波形図を示
し、(1)はアンテナAのみの場合の波形、(2)はア
ンテナBのみの場合の波形、(3)はアンテナAとアン
テナBが電波放出した場合の波形、である。
【図15】 本発明の実施の形態に係る指向性アンテナ
を設置した車両内の上断面図を示し、(1)は単一指向
性アンテナを設置した車両、(2)は単一指向性アンテ
ナを設置した車両、である。
【図16】 本発明の実施の形態に係る指向性アンテナ
を設置する具体例を示し、(1)は平面アレーアンテナ
の概略図、(2)は車両内に通常設置される広告板の概
略図、(3)は広告板に平面アレーアンテナを組み込ん
だ概略図、である。
【符号の説明】
1 車両 5 窓 6 指向性アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 和正 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 (72)発明者 岡田 充弘 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 (72)発明者 新川 明宏 愛知県名古屋市熱田区三本松町1番1号 日本車輌製造株式会社内 Fターム(参考) 5J046 AA04 AB03 AB08 AB13 MA08 QA00 5K067 AA42 BB05 BB21 EE02 EE10 EE25 GG01 GG11 KK03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内の広告パネル部と、その内部に埋
    め込んだアンテナと、を備えた車両内アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 車両内の広告パネル部と、その内部に埋
    め込んだ平面アンテナと、を備えた車両内アンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】 車両内の無線手段と、車両内の広告パネ
    ル部と、この広告パネル部の内部に埋め込まれ、上記無
    線手段と通信を行うアンテナと、を備えた車両無線装
    置。
  4. 【請求項4】 既設の車両内の設備を利用して設置した
    車両内アンテナ装置であって、その利用設備は、車両内
    天井又は窓よりも上部の壁面又は広告パネル部内部とす
    る車両内アンテナ装置。
  5. 【請求項5】 複数のアンテナと、客席に設けた無線端
    末と、を具え、無線端末と各アンテナ間で無線通信を行
    う車両内無線通信装置において、上記複数のアンテナ
    は、請求項1、2、4のいずれか1つのアンテナ装置と
    する車両内無線装置。
  6. 【請求項6】 サーバ車両と複数の従属車両とが連結さ
    れ、前記サーバ車両から複数の従属車両へとデータを配
    信し、また、前記従属車両はそのデータを受信し、当該
    収集したデータを纏めてサーバ車両へ送信し、更にサー
    バ車両は遠方設置のセンタや無線基地と通信可能とする
    列車無線通信システムであって、上記サーバ車両及び従
    属車両は、内部に複数のアンテナを持ち、この複数のア
    ンテナは車両内無線通信に利用するものとし、更に、こ
    の複数のアンテナは請求項1、2、4のいずれか1つの
    アンテナ装置とする列車無線通信システム。
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