JP2003322425A - 発電機内蔵冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】高圧冷媒の気化膨張力を、低圧冷媒の再圧縮に
利用することにより、冷媒再圧縮に掛かる買電力量を少
なくすることが可能となる。 【解決手段】高圧冷媒噴射口８での冷媒気化膨張力でタ
ービン３を回転させることにより、４の発電機を回すこ
とができる。発電した電力は送電線７で圧縮モーターに
送り、低圧冷媒の再圧縮電力として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明が属する技術分野】本発明は、冷却機に掛かる電
力量を低減できるようにした冷却装置に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来、冷却機の節電技術としては、冷
媒、圧縮機、モーター、インバーター式等個々の高効率
化があった。 【０００３】しかし、冷媒ガスの気化膨張力を冷媒の再
圧縮に利用する節電技術方法は無かった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、現在の冷却装置の節電技術方法である冷媒、圧縮
機、モーター、インバーター式等個々の方法だけに留ま
らず、現在以上の大幅な節電冷却装置を望みたい点であ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、冷媒が気化す
る時の膨張力を冷媒の再圧縮に利用することを最も主要
な特徴とする。 【０００６】 【発明の実施の形態】冷媒の気化膨張力を利用するとい
う目的を、冷媒噴射口部分にタービンを設け、実現し
た。 【０００７】 【実施例】図１は、本発明装置の１実施例の断面図であ
って、１は冷媒圧縮ユニットで、は冷却機ユニットで
ある。 【０００８】圧縮された高圧冷媒は噴射口８で気化膨張
し、３のタービンを回す。タービンは４の発電機を回
す。 【０００９】発電した電気は７の送電線で１の圧縮ユニ
ッへ送る。 【００１０】タービンを通過した冷媒は低圧冷媒とな
り、６の配管を通って冷媒圧縮ユニットへ戻る。 【００１３】６の配管は冷媒の気化熱によって冷やされ
る。 【発明の効果】以上説明したように本発明の冷却機は、
冷媒の膨張力を利用できるようにしとによって発電が可
能となり、発電された電力は冷媒の再圧縮用モーターに
使用することができる。したがって、発電量だけ買電量
を少なくできる。またタービンを回転させ通過しても冷
媒の気化熱変化は起こらないので、冷却としての目的も
従来通りに果せる。

【図面の簡単な説明】 【図１】冷却機の実施方法を示した説明図である。（実
施例１） 【符号の説明】 １ 圧縮ユニット ２ 冷却ユニット ３ タービン ４ 発電機 ５ 高圧冷媒配管 ６ 低圧冷媒配管 ７ 送電線 ８ 冷媒噴射口 ９ 冷媒圧縮機 １０ 圧縮モーター １１ 電源

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】冷媒ガスの気化膨張力を冷媒の再圧縮に利
   用できるようにした冷却装置。