JP2003322306A - 予備給水ポンプを設けたボイラ - Google Patents

予備給水ポンプを設けたボイラ

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JP2003322306A
JP2003322306A JP2002129546A JP2002129546A JP2003322306A JP 2003322306 A JP2003322306 A JP 2003322306A JP 2002129546 A JP2002129546 A JP 2002129546A JP 2002129546 A JP2002129546 A JP 2002129546A JP 2003322306 A JP2003322306 A JP 2003322306A
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water supply
supply pump
water
boiler
pump
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Masahito Nishiyama
将人 西山
Noritoshi Ando
則俊 安藤
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SAMSON CO Ltd
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SAMSON CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予備給水ポンプを設けているボイラにおい
て、主給水ポンプの異常発生時に予備給水ポンプにも異
常が発生していたため、ボイラの運転を停止しなければ
ならなくなることを防止する。 【解決手段】 水位検出装置7と給水ポンプ2・3を持
ち、水位検出装置及び給水ポンプと接続した給水制御装
置6が給水ポンプの作動を制御するボイラ1であって、
ボイラの給水配管4には給水ポンプとして主給水ポンプ
2及び予備給水ポンプ3を並列に設置しておき、通常時
には主給水ポンプ2を使用してボイラへ給水を行い、主
給水ポンプ2に異常が発生した場合には予備給水ポンプ
3によって給水を行うボイラにおいて、給水制御装置6
は、主給水ポンプ2に異常が発生していなくても、定期
的に作動させる給水ポンプを主給水ポンプ2から予備給
水ポンプ3へ切り換える制御を行い、予備給水ポンプ3
でも給水を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は予備給水ポンプを設けた
ボイラに関するものである。 【0002】 【従来の技術】缶水を加熱して蒸気を発生させている蒸
気ボイラは、蒸気によって内部の圧力が上昇するため、
給水ポンプで水圧を高めて押し込むことで給水を行って
いる。そのため、給水ポンプの能力が低下したり給水ポ
ンプが作動しないなどの異常が発生すると、ボイラ内へ
の給水を行うことができなくなり、ボイラの運転は行え
なくなる。運転を停止することのできない環境に設置す
るボイラの場合は、給水の異常によってボイラが停止す
ることを防ぐため、給水ポンプとして主給水ポンプと予
備給水ポンプを並列に設置しておき、通常時には主給水
ポンプにて給水を行い、主給水ポンプに異常が発生した
場合には予備給水ポンプで給水を行うことにより、主給
水ポンプに異常が発生しても給水できなくなることをな
くしている。 【0003】しかし、主給水ポンプが正常な時は予備給
水ポンプを作動させることはないため、予備給水ポンプ
は長期間放置されることになり、その間に予備給水ポン
プに異常が発生することがある。主給水ポンプに異常が
発生して、使用する給水ポンプを主給水ポンプから予備
給水ポンプに切り換えた場合、予備給水ポンプにも異常
が発生していれば、主給水ポンプに代えて予備給水ポン
プで給水を行うということができず、その場合にはボイ
ラを停止しなければならなくなる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、予備給水ポンプを設けているボイラにおい
て、主給水ポンプの異常発生時に予備給水ポンプにも異
常が発生していたため、ボイラの運転を停止しなければ
ならなくなることを防止することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ボイラ内の水位を検出する水位検出装置とボイラ内
への給水を行う給水ポンプを持ち、水位検出装置及び給
水ポンプと接続した給水制御装置がボイラ内水位に基づ
いて給水ポンプの作動を制御することで、ボイラ内水位
を所定範囲に保つボイラであって、ボイラの給水配管に
は給水ポンプとして主給水ポンプ及び予備給水ポンプを
並列に設置しておき、通常時には主給水ポンプを使用し
てボイラへ給水を行い、主給水ポンプに異常が発生した
場合には予備給水ポンプによって給水を行うボイラにお
いて、給水制御装置は、主給水ポンプに異常が発生して
いなくても、定期的に作動させる給水ポンプを主給水ポ
ンプから予備給水ポンプへ切り換える制御を行い、ボイ
ラ内水位が給水開始水位まで低下して予備給水ポンプの
作動を開始してからの経過時間を測定し、設定時間内に
ボイラ内水位が給水停止水位まで上昇した場合には予備
給水ポンプは正常であるとの判定を行い、設定時間内に
ボイラ内水位が給水停止水位まで上昇しなかった場合に
は予備給水ポンプは異常であるとの判定を行うことを特
徴とする。 【0006】本発明によれば、主給水ポンプに異常が発
生していなくても、定期的に予備給水ポンプの作動を行
うことで、予備給水ポンプを作動せずに長期間放置する
いうことがなくなり、長期間作動しないことが原因で異
常が発生するということはなくなる。また、予備給水ポ
ンプを作動させ、予備給水ポンプに異常が発生している
か否かを確認することで、予備給水ポンプの異常を早期
に発見でき、異常に対する対応を行うことができる。そ
のため、主給水ポンプに異常が発生して予備給水ポンプ
を使用しようとした際に、予備給水ポンプにも異常が発
生していたため給水が行えなくなるということを防止で
きる。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。ボイラ1は下部に給水配管4を接続し、給水
配管4の途中には主給水ポンプ2と予備給水ポンプ3を
並列に設ける。ボイラ内の水位を検出する水位検出装置
7を設け、水位検出装置7には検出高さを異ならせた水
位検出用の電極棒を3本設ける。水位検出装置7は、各
電極棒が水有り又は水無しの検出を行うことで水位を検
出するものであり、各電極棒を上位側から、電極棒E
1、電極棒E2、電極棒E3と名付けておく。 【0008】ボイラの運転制御は運転制御装置8によっ
て行い、運転制御装置8内には、主給水ポンプ2、予備
給水ポンプ3、水位検出装置7のそれぞれと接続した給
水制御装置6を設けておき、給水制御装置6がボイラの
給水を制御する。電極棒E1の検出する水位が給水停止
位置、電極棒E2の検出する水位が給水開始位置であ
り、給水制御装置6は給水停止位置と給水開始位置の間
に水位を保つように給水を制御する。電極棒E3で検出
する水位は異常判定位置であり、水位が異常判定位置ま
で低下した場合には水位異常としてボイラの運転を停止
する。給水制御装置6は、給水ポンプにおける異常の有
無の判定も行っており、異常が発生した場合には、運転
制御装置8に設けている異常報知装置5によって異常を
報知する。 【0009】ボイラの給水制御は、水位検出装置7で検
出している水位に基づいて行う。通常の場合、給水制御
装置6は、電極棒E2が水無しを検出すると、主給水ポ
ンプ2を作動して給水を行い、電極棒E1が水有りを検
出すると、主給水ポンプ2の作動を停止する。全ブロー
の実施等によってボイラ内水位が低下しており、電極棒
E3が水無しを検出している場合は、ボイラに燃焼指令
を送っても燃焼を開始させないようにする。ボイラの燃
焼中に水位の低下があり、電極棒E3が水無しを検出し
た場合は、ボイラが過熱されることを防止するためにボ
イラの燃焼を停止し、異常報知装置5によって異常の報
知を行う。 【0010】給水制御装置6は、電極棒E2が水無しを
検出して主給水ポンプ2の作動を開始した時から、電極
棒E1が水有りを検出するまでに要する水位上昇時間を
測定する。水位上昇時間が設定時間を下回っていれば主
給水ポンプ2は正常であると判定し、設定時間を経過し
ても給水停止水位まで水位が上昇しなかった場合には主
給水ポンプ2に異常が発生していると判定する。また、
給水制御装置6は、主給水ポンプ2に対して作動指令を
出力していても水位が低下し、電極棒E3が水無しを検
出した場合にも、主給水ポンプ2に異常が発生している
と判定する。 【0011】主給水ポンプ2に異常が発生していると判
定した場合、給水制御装置6は給水に使用するポンプを
主給水ポンプ2から予備給水ポンプ3へ切り換え、異常
報知装置5によって主給水ポンプ2の異常を報知する。
主給水ポンプ2に異常が発生している場合は主給水ポン
プ2に代えて予備給水ポンプ3によって給水を行い、異
常の発生した主給水ポンプ2は、早急に点検して修理や
交換を行う。 【0012】予備給水ポンプ3は主給水ポンプ2の異常
発生時に使用するために設置したものであるが、給水制
御装置6は主給水ポンプ2に異常が発生していなくて
も、作動を行う給水ポンプを定期的に主給水ポンプ2か
ら予備給水ポンプ3へ切り換え、予備給水ポンプ3によ
る給水を行う。予備給水ポンプ3によって給水を行う場
合も、電極棒E2が水無しを検出して予備給水ポンプ3
の作動を開始した時から、電極棒E1が水有りを検出す
るまでに要する水位上昇時間を測定する。水位上昇時間
が設定時間を下回っていれば予備給水ポンプ3は正常で
あると判定し、設定時間を経過しても給水停止水位まで
水位が上昇しなかった場合には予備給水ポンプ3に異常
が発生していると判定する。また、予備給水ポンプ3に
対して作動指令を出力していても水位が低下し、電極棒
E3が水無しを検出した場合にも予備給水ポンプ3に異
常が発生していると判定する。 【0013】給水制御装置6は、予備給水ポンプ3の異
常の有無を確認すると、給水に使用するポンプを主給水
ポンプ2に戻す。予備給水ポンプ3に異常が発生してい
ると判定した場合には、異常報知装置5によって予備給
水ポンプ3の異常を報知しておき、異常の発生した予備
給水ポンプ3は、早急に点検して修理や交換を行う。 【0014】主給水ポンプ2に異常が発生していなくて
も、定期的に予備給水ポンプ3の作動を行うことで、予
備給水ポンプ3を作動せずに長期間放置するいうことが
なくなり、長期間作動しないことが原因で異常が発生す
るということはなくなる。予備給水ポンプ3を作動さ
せ、予備給水ポンプ3に異常が発生しているか否かを確
認することで、予備給水ポンプ3の異常を早期に発見で
き、異常に対する対応を行うことができる。そのため、
主給水ポンプ2に異常が発生して予備給水ポンプ3を使
用しようとした際に、予備給水ポンプ3にも異常が発生
していたため給水が行えなくなるということを防止でき
る。 【0015】 【発明の効果】本発明を実施することで、予備給水ポン
プの異常を早期に検出することができ、予備給水ポンプ
に異常が発生している状態で主給水ポンプにも異常が発
生することで、完全に給水を行うことができなくなると
いうことがなくなり、給水ポンプの異常によってボイラ
の運転を停止しなければならなくなることを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明を実施するボイラの構成図 【符号の説明】 1 ボイラ 2 主給水ポンプ 3 予備給水ポンプ 4 給水配管 5 異常報知装置 6 給水制御装置 7 水位検出装置 8 運転制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ボイラ内の水位を検出する水位検出装置
    と、ボイラ内への給水を行う給水ポンプを持ち、水位検
    出装置及び給水ポンプと接続した給水制御装置がボイラ
    内水位に基づいて給水ポンプの作動を制御することで、
    ボイラ内水位を所定範囲に保つボイラであって、ボイラ
    の給水配管には給水ポンプとして主給水ポンプ及び予備
    給水ポンプを並列に設置しておき、通常時には主給水ポ
    ンプを使用してボイラへ給水を行い、主給水ポンプに異
    常が発生した場合には予備給水ポンプによって給水を行
    うボイラにおいて、給水制御装置は、主給水ポンプに異
    常が発生していなくても、定期的に作動させる給水ポン
    プを主給水ポンプから予備給水ポンプへ切り換える制御
    を行い、ボイラ内水位が給水開始水位まで低下して予備
    給水ポンプの作動を開始してからの経過時間を測定し、
    設定時間内にボイラ内水位が給水停止水位まで上昇した
    場合には予備給水ポンプは正常であるとの判定を行い、
    設定時間内にボイラ内水位が給水停止水位まで上昇しな
    かった場合には、予備給水ポンプは異常であるとの判定
    を行うことを特徴とする予備給水ポンプを設けたボイ
    ラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7613786B2 (en) 2003-03-10 2009-11-03 Hitachi, Ltd. Distributed file system
JP2011054115A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Toshiba Corp プラントの監視制御システム及び水処理施設のトラブル認識用プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7613786B2 (en) 2003-03-10 2009-11-03 Hitachi, Ltd. Distributed file system
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