JP2003322293A - 共通台板の構造 - Google Patents

共通台板の構造

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JP2003322293A JP2002134366A JP2002134366A JP2003322293A JP 2003322293 A JP2003322293 A JP 2003322293A JP 2002134366 A JP2002134366 A JP 2002134366A JP 2002134366 A JP2002134366 A JP 2002134366A JP 2003322293 A JP2003322293 A JP 2003322293A
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base plate
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Kenichi Iizuka
健一 飯塚
Akira Numata
明 沼田
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通台板、潤滑油タンク及び燃料タンクの製
品部材数を減少して製造工数を低減するとともに共通台
板、潤滑油タンク及び燃料タンクの設置スペースを低減
し、さらには共通台板及び潤滑油タンク及び燃料タンク
の製作にあたり溶接箇所を減少して製造工数を低減する
とともに、溶接欠陥の発生を回避して製品の品質を向上
し得る共通台板及び潤滑油タンク及び燃料タンクの構造
を提供する。 【解決手段】 エンジンと発電機等の複数の機器を上面
に固定する共通台板であって、前記機器の軸方向に延設
された対をなす縦部材を該縦部材間に架設された複数の
横方向連結材にて結合されてなる共通台板において、前
記縦部材は、内部に形成された密閉構造の中空部が潤滑
油を収容する潤滑油タンクあるいは燃料油タンクに構成
されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼル発電プ
ラント等に適用され、エンジンと発電機等の複数の機器
を上面に固定する共通台板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンと該ディーゼルエン
ジンに直結駆動される発電機とを備えたディーゼル発電
プラントにおいては、機器の軸方向に延設された対をな
す縦部材を該縦部材間に架設された複数の横方向連結材
にて結合されてなる共通台板に設けられた機器支持台上
に前記ディーゼルエンジンと発電機とを固定してカップ
リングにより双方の回転軸を連結する構造が多く採用さ
れている。
【0003】図5は、かかるディーゼル発電プラント用
共通台板10の1例を示す全体斜視図であり、図におい
て、011はディーゼルエンジン、発電機等の機器の軸
方向に対をなして延設された左右の縦部材で、該左右の
縦部材011は該縦部材011間に架設された複数の横
方向連結材016によって連結されている。015は該
縦部材011上に複数箇所設けられた機器支持台で、該
機器支持台015上にディーゼルエンジン及び発電機
(図示省略)が固定されている。
【0004】また、かかるディーゼル発電プラントにお
いては、ディーゼルエンジン及び発電機を潤滑するため
の潤滑油が収容される潤滑油タンク及びディーゼルエン
ジン用燃料を収容する燃料タンクは、鋼板を溶接してな
る筐体状のタンクを個別に製作して、共通台板10の縦
部材011に囲まれた内側あるいは該共通台板10外側
の所定場所に設置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示されるような
共通台板は、平鋼、I型鋼、L型鋼等の鋼材を溶接して
製作しており、また潤滑油タンク及び燃料タンクは鋼板
を溶接してなる筐体状のタンクを個別に製作している。
このため、かかる従来技術にあっては、共通台板、潤滑
油タンク及び燃料タンクを個別に製作するため、プラン
トを構成する製品部材数が多くなるとともに製造工数が
増大し、また共通台板、潤滑油タンク及び燃料タンクの
設置スペースも増大する。
【0006】また、かかる従来技術にあっては、共通台
板製作にあたっての溶接箇所が多く、また潤滑油タンク
及び燃料タンク製作にあたっても鋼板を筐体状に溶接し
て製作するため溶接箇所が多くなるのに伴い、溶接工数
が増大して共通台板及び潤滑油タンク及び燃料タンクの
製造工数増大の要因となる。また、前記のように溶接箇
所が多くなることから、溶接割れ等の溶接欠陥が発生し
易く、製品の品質についての信頼性が低くならざるを得
ない。等の問題点を有している。
【0007】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、共
通台板、潤滑油タンク及び燃料タンクの製品部材数を減
少して製造工数を低減するとともに共通台板、潤滑油タ
ンク及び燃料タンクの設置スペースを低減し、さらには
共通台板及び潤滑油タンク及び燃料タンクの製作にあた
り溶接箇所を減少して製造工数を低減するとともに、溶
接欠陥の発生を回避して製品の品質を向上し得る共通台
板及び潤滑油タンク及び燃料タンクの構造を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1の発明として、エンジンと発電機
等の複数の機器を上面に固定する共通台板であって、前
記機器の軸方向に延設された対をなす縦部材を該縦部材
間に架設された複数の横方向連結材にて結合されてなる
共通台板において、前記縦部材は、内部に形成された密
閉構造の中空部が潤滑油を収容する潤滑油タンクに構成
されてなることを特徴とする共通台板の構造を提案す
る。
【0009】また、請求項2記載の発明は、エンジンと
発電機等の複数の機器を上面に固定する共通台板であっ
て、前記機器の軸方向に延設された対をなす縦部材を該
縦部材間に架設された複数の横方向連結材にて結合され
てなる共通台板において、前記縦部材は、内部に形成さ
れた密閉構造の中空部が燃料油を収容する燃料油タンク
に構成されてなることを特徴とする。
【0010】かかる発明によれば、共通台板の軸方向に
延設された対をなす縦部材を密閉構造の中空体に形成し
て、請求項1のように内部(中空部)に潤滑油を収容し
て潤滑油タンクに兼用し、あるいは請求項2のように内
部(中空部)に燃料油を収容して燃料油タンクに兼用す
ることにより、格別な潤滑油タンクあるいは燃料油タン
クが不要となる。
【0011】従って、前記潤滑油タンク及び燃料タンク
を個別に製作するのが不要となって、共通台板を装備し
たプラントの製品部材数が低減される。これにより該プ
ラントの製造工数を低減できるとともに、潤滑油タンク
及び燃料タンクの格別な設置スペースが不要となり、プ
ラントの小型コンパクト化を実現できる。
【0012】また、共通台板の縦部材を中空の密閉構造
化して潤滑油タンク及び燃料タンクと兼用することによ
り、従来、鋼板を筐体状に溶接して製作していた潤滑油
タンク及び燃料タンクが不要となるので、該潤滑油タン
ク及び燃料タンク製作のための溶接が不要となり、従来
技術に比べて、共通台板及び潤滑油タンク及び燃料タン
ク溶接工数及びこれに伴う製造工数を大幅に低減でき
る。さらに前記のように、潤滑油タンク及び燃料タンク
製作のための溶接が不要となることにより、溶接割れ等
の溶接欠陥が発生を抑制でき、製品の品質についての信
頼性を向上できる。
【0013】また、請求項1あるいは2において、好ま
しくは請求項3ないし5のように構成するのがよい。即
ち請求項3においては、前記横方向連結材を中空に形成
して該中空部を前記縦部材の中空部に連通せしめる。こ
のように構成すれば、縦部材の中空部に加えて複数の横
方向連結材の内部も潤滑油タンクあるいは燃料油タンク
に構成できるので、潤滑油タンクあるいは燃料油タンク
の容量の増大が可能となる。
【0014】請求項4においては、前記縦部材を鋼管に
て構成し、該鋼管の内部を密閉して前記中空部を形成
し、該中空部を前記潤滑油タンクあるいは燃料油タンク
に構成する。このように構成すれば、縦部材として鋼管
をそのまま使用できるので、縦部材自体の溶接が不要と
なって共通台板の溶接工数及びこれに伴う製造工数を大
幅に低減できるとともに、鋼管を素材のまま使用できる
ので材料コストを低減できる。また、鋼管内部は円形断
面であるので、カバーを外せば、潤滑油タンクあるいは
燃料油タンクの清掃が容易にでき整備性が良好となる。
【0015】請求項5においては、前記縦部材を角型断
面の中空構造体となし、該中空構造体の内部を密閉して
前記中空部を形成し、該中空部を前記潤滑油タンクある
いは燃料油タンクに構成する。このように構成すれば、
角型断面の中空部を潤滑油タンクあるいは燃料油タンク
に兼用するので、小スペースで以って潤滑油タンクある
いは燃料油タンクの容量の増大が可能となり、スペース
の有効利用が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0017】図1は本発明の第1、第2実施例に係るデ
ィーゼル発電プラント用共通台板の構造を示す全体斜視
図である。図2の(A)は第3実施例を示す図1対応
図、(B)は第4実施例を示す要部斜視図である。図3
は前記ディーゼル発電プラントの前端部の概略正面図で
ある。図4は本発明が適用されるディーゼル発電プラン
トの概略側面図である。
【0018】本発明が適用されるディーゼル発電プラン
トの概略を示す図4において、50はディーゼルエンジ
ン、51は該ディーゼルエンジン50にカップリング5
3を介して直結駆動される発電機である。10は共通台
板で、該共通台板10上に前記ディーゼルエンジン50
の取付脚50a及び発電機51の取付脚51aが複数の
ボルト(図示省略)によって固定されている。
【0019】本発明は前記共通台板10の構造の改良に
係るものである。本発明の第1実施例を示す図1におい
て、10は共通台板で次のように構成されている。11
は縦部材で、該共通台板10上に取り付けられる前記デ
ィーゼルエンジン50、発電機51等の機器の軸方向に
対をなして延設されている。該縦部材11は大径の鋼管
にて構成され、内部(中空部)が密閉構造の潤滑油タン
ク18となっており、両端開口部を複数のボルト14に
て着脱されるカバー12にて覆蓋している。17は該カ
バー12に設けられたオイルパイプ接続部で、図3に示
されるオイルポンプ3へのオイルパイプ13が接続され
ている。
【0020】15は前記縦部材11の上部に溶接された
機器支持台で、該縦部材11の長手方向に適宜な間隔で
複数個設けられており、図3及び図4に示されるよう
に、該機器支持台15上に前記ディーゼルエンジン50
の取付脚50a及び発電機51の取付脚51aが複数の
ボルト(図示省略)によって固定されている。16は前
記対をなす縦部材11間に架設された横方向連結材で、
I型鋼、角型鋼、L型鋼等の鋼材にて構成され前記縦部
材11の長手方向に適宜な間隔で複数個設けられて前記
対をなす縦部材11間を結合している。
【0021】図3は図1に示される共通台板10を備え
たディーゼル発電プラントの前端部の概略正面図で、図
において50はエンジン(ディーゼルエンジン)、1は
該エンジン50のオイルパン、2はギヤケース、3は該
ギヤケース2の前端面に固定されたオイルポンプであ
る。該オイルポンプ3の吸入口はオイルパイプ13を介
して前記オイルパイプ接続部17に接続さてて、左右の
縦部材11内に形成された潤滑油タンク18内のオイル
を該オイルパイプ13を通して前記オイルポンプ3に吸
入するようになっている。
【0022】次に、本発明の第2実施例に係る共通台板
10においては、図1に示す第1実施例において、鋼管
にて構成された該縦部材11の内部(中空部)を密閉構
造の潤滑油タンク18に替えて密閉構造の燃料油タンク
に構成している。そして、該縦部材11内の燃料油タン
ク内に貯蔵されている燃料油は、図3に示すように、燃
料パイプ30を通して燃料ポンプ(図示省略)に送給さ
れるようになっている。その他の構成は前記第1実施例
と同様である。
【0023】かかる第1、第2実施例によれば、共通台
板10上に取り付けられるディーゼルエンジン50、発
電機51等の機器の軸方向に対をなして延設された縦部
材を密閉構造の鋼管からなる中空体に形成して、第1実
施例のように内部(中空部)に潤滑油を収容して潤滑油
タンク18に兼用し、あるいは第2実施例のように内部
(中空部)に燃料油を収容して燃料油タンクに兼用する
ことにより、格別な潤滑油タンクあるいは燃料油タンク
が不要となる。
【0024】これにより、潤滑油タンク及び燃料タンク
を個別に製作して設置するのが不要となって、図4に示
されるような共通台板10を装備したディーゼル発電プ
ラントを構成する機器や部品の数つまりプラントの製品
部材数が低減される。また、前記潤滑油タンク及び燃料
タンクの格別な設置スペースが不要となって、ディーゼ
ル発電プラントが小型コンパクトとなり、スペースの有
効利用が可能となる。
【0025】また、前記共通台板10の縦部材11を鋼
管を用いた中空の密閉構造化して潤滑油タンク18ある
いは燃料タンクと兼用することにより、従来、鋼板を筐
体状に溶接して製作していた潤滑油タンクあるいは燃料
タンクが不要となるので、該潤滑油タンクあるいは燃料
タンク製作のための溶接が不要となる。これによって、
従来技術に比べて共通台板10及び潤滑油タンク及び燃
料タンクの溶接工数が低減され、該潤滑油タンク及び燃
料タンク製作のための溶接が不要となることによって、
溶接割れ等の溶接欠陥の発生を抑制できる。
【0026】また、前記縦部材11を鋼管にて構成して
該鋼管の内部を密閉して潤滑油タンク18あるいは燃料
油タンクに構成したことにより、該縦部材11として鋼
管をそのまま使用できるので、該縦部材11自体の溶接
が不要となって、共通台板11の溶接工数及びこれに伴
う該共通台板11の製造工数を大幅に低減でき、さらに
は鋼管を素材のまま使用できるので材料コストの低減も
可能となる。また、鋼管からなる縦部材11の内部は円
形断面であるので、カバー12を外せば、潤滑油タンク
18あるいは燃料油タンクの清掃を容易にできる。
【0027】図2(A)に示す本発明の第3実施例に係
る共通台板10においては、該共通台板10の縦部材2
1を角型断面の中空構造体とし、該中空構造体の内部を
密閉して形成される中空部を潤滑油タンク18あるいは
燃料油タンクに構成する。そして該縦部材21の扁平な
上面25を機器取付台15に構成する。
【0028】16は縦部材11間に架設された横方向連
結材で、前記第1実施例と同様に、前記縦部材21の長
手方向に適宜な間隔で複数個設けられて前記対をなす縦
部材21の側面間を結合している。前記密閉構造の潤滑
油タンク18は、その両端開口部を複数のボルト14に
て着脱されるカバー22にて覆蓋している。17は該カ
バー12に設けられたオイルパイプ接続部で、図3に示
されるオイルポンプ3へのオイルパイプ13が接続され
ている。
【0029】かかる第3実施例のように構成すれば、角
型断面の中空部を潤滑油タンク18あるいは燃料油タン
クに兼用するので、前記第1、2実施例における鋼管か
らなる縦部材21に比べて、小スペースで以って潤滑油
タンクあるいは燃料油タンクの容量を増大することがで
き、プラントのスペースの有効利用が可能となる。
【0030】図2(B)に示す本発明の第4実施例に係
る共通台板10においては、前記第3実施例における縦
部材21間を結合する横方向連結材16を中空に形成
し、該中空部を前記縦部材21の中空部つまり潤滑油タ
ンク18に連通せしめて潤滑油タンク27を構成する。
また、前記潤滑油タンク27に替えて前記第2実施例の
ような燃料油タンクとすることもできる。その他の構成
は前記第3実施例と同様であり、これと同一の部材は同
一の符号で示す。
【0031】かかる第4実施例のように構成すれば、前
記縦部材21の中空部に加えて複数の横方向連結材16
の内部も潤滑油タンク27あるいは燃料油タンクに構成
できるので、該潤滑油タンクあるいは燃料油タンクの容
量が増大される。
【0032】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、共通台
板の軸方向に延設された対をなす縦部材を密閉構造の中
空体に形成して、請求項1のように該中空部に潤滑油を
収容して潤滑油タンクに兼用し、あるいは請求項2のよ
うに該中空部に燃料油を収容して燃料油タンクに兼用す
ることにより、格別な潤滑油タンクあるいは燃料油タン
クが不要となり、従って前記潤滑油タンク及び燃料タン
クを個別に製作するのが不要となって、共通台板を装備
したプラントの製品部材数が低減される。これにより該
プラントの製造工数を低減できるとともに、また潤滑油
タンク及び燃料タンクの格別な設置スペースが不要とな
り、プラントの小型コンパクト化を実現できる。
【0033】また、前記縦部材を中空の密閉構造化して
潤滑油タンク及び燃料タンクと兼用することにより、従
来のような別置きの潤滑油タンク及び燃料タンクが不要
となるので、該潤滑油タンク及び燃料タンク製作のため
の溶接が不要となり、従来技術に比べて共通台板及び潤
滑油タンク及び燃料タンク溶接工数及びこれに伴う製造
工数を大幅に低減できる。さらに前記のように、潤滑油
タンク及び燃料タンク製作のための溶接が不要となるこ
とにより、溶接割れ等の溶接欠陥が発生を抑制でき、製
品の品質についての信頼性を向上できる。
【0034】殊に請求項3のように構成すれば、縦部材
の中空部に加えて複数の横方向連結材の内部も潤滑油タ
ンクあるいは燃料油タンクに構成できるので、潤滑油タ
ンクあるいは燃料油タンクの容量の増大が可能となる。
また請求項4のように構成すれば、縦部材として鋼管を
そのまま使用できるので、縦部材自体の溶接が不要とな
って共通台板の溶接工数及びこれに伴う製造工数を大幅
に低減できるとともに、鋼管を素材のまま使用できるの
で材料コストを低減できる。また、鋼管内部は円形断面
であるので、カバーを外せば、潤滑油タンクあるいは燃
料油タンクの清掃が容易にでき整備性が良好となる。
【0035】さらに請求項5のように構成すれば、角型
断面の中空部を潤滑油タンクあるいは燃料油タンクに兼
用するので、小スペースで以って潤滑油タンクあるいは
燃料油タンクの容量の増大が可能となり、スペースの有
効利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1、第2実施例に係るディーゼル
発電プラント用共通台板の構造を示す全体斜視図であ
る。
【図2】 (A)は第3実施例を示す図1対応図、
(B)は第4実施例を示す要部斜視図である。
【図3】 前記ディーゼル発電プラントの前端部の概略
正面図である。
【図4】 本発明が適用されるディーゼル発電プラント
の概略側面図である。
【図5】 従来技術を示す図1、2対応図である。
【符号の説明】
1 オイルパン 2 ギヤケース 3 オイルポンプ 10 共通台板 11、21 縦部材 18、27 潤滑油タンク 12 カバー 13 オイルパイプ 15 機器支持台 16 横方向連結材 50 ディーゼルエンジン 51 発電機 50a、51a 取付脚

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと発電機等の複数の機器を上面
    に固定する共通台板であって、前記機器の軸方向に延設
    された対をなす縦部材を該縦部材間に架設された複数の
    横方向連結材にて結合されてなる共通台板において、前
    記縦部材は、内部に形成された密閉構造の中空部が潤滑
    油を収容する潤滑油タンクに構成されてなることを特徴
    とする共通台板の構造。
  2. 【請求項2】 エンジンと発電機等の複数の機器を上面
    に固定する共通台板であって、前記機器の軸方向に延設
    された対をなす縦部材を該縦部材間に架設された複数の
    横方向連結材にて結合されてなる共通台板において、前
    記縦部材は、内部に形成された密閉構造の中空部が燃料
    油を収容する燃料油タンクに構成されてなることを特徴
    とする共通台板の構造。
  3. 【請求項3】 前記横方向連結材を中空に形成して該中
    空部を前記縦部材の中空部に連通せしめたことを特徴と
    する請求項1または2の何れかの項に記載の共通台板の
    構造。
  4. 【請求項4】 前記縦部材を鋼管にて構成し、該鋼管の
    内部を密閉して前記中空部を形成し、該中空部を前記潤
    滑油タンクあるいは燃料油タンクに構成してなることを
    特徴とする請求項1または2の何れかの項に記載の共通
    台板の構造。
  5. 【請求項5】 前記縦部材を角型断面の中空構造体とな
    し、該中空構造体の内部を密閉して前記中空部を形成
    し、該中空部を前記潤滑油タンクあるいは燃料油タンク
    に構成してなることを特徴とする請求項1または2の何
    れかの項に記載の共通台板の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013127285A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Toyota Auto Body Co Ltd ベース定盤
GB2504476A (en) * 2012-07-27 2014-02-05 Caterpillar Ni Ltd Base and inbuilt Fuel Tank for a Generator

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