JP2003321335A - 身体の脱臭、殺菌方法及び装置 - Google Patents

身体の脱臭、殺菌方法及び装置

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JP2003321335A
JP2003321335A JP2002130681A JP2002130681A JP2003321335A JP 2003321335 A JP2003321335 A JP 2003321335A JP 2002130681 A JP2002130681 A JP 2002130681A JP 2002130681 A JP2002130681 A JP 2002130681A JP 2003321335 A JP2003321335 A JP 2003321335A
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JP
Japan
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ozone
bag
deodorizing
ozone generator
space
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JP2002130681A
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English (en)
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Osamu Tsujishita
修 辻下
Tomoya Takada
知哉 高田
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KONPURASU KK
SOFITTO KK
Original Assignee
KONPURASU KK
SOFITTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期入院患者や動物の頭髪や毛を簡単に、し
かも水や大きな設備を用いずに、脱臭や洗浄ができる方
法及び装置を提供する。 【解決手段】 人間又は動物の特定部位を袋状体で包
み、脱臭用オゾンを発生するオゾン発生装置のオゾン出
口と該袋状体内部をホースで接続し、該装置からのオゾ
ンを袋状体内部に導入する方法、及び人間又は動物の特
定部位を包み込む袋状体、脱臭用オゾンを発生するオゾ
ン発生装置、及び該袋状体とオゾン発生装置を繋ぐホー
スとからなる装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の脱臭、殺菌
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長期入院患者や怪我をした人間は、洗髪
ができない場合、困難な場合が多い。そのような時、悪
臭が発生したり、痒みが発生することが多く、本人自身
非常に不快であるばかりか、介護する者や見舞いに来た
者も良い気はしない。更に、頭髪ばかりでなく、他の身
体部分についても同様である。
【0003】また、犬や猫等のペットも頻繁に洗浄しな
いと、悪臭が発生したり、雑菌が住み着いたりする。
【0004】よって、入院患者等では、大きな設備を設
けて洗髪したり、ペット等ではお風呂場等で頻繁に洗浄
するしかなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大きな洗髪用
設備は費用がかかり、かつ簡単に洗髪もできない。ま
た、順番待ちということもある。また、ペットでは風呂
場で洗浄するのが手間であるばかりか、その後の風呂場
の洗浄も大変である。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような状況に鑑
み、本発明者は鋭意研究の結果本発明身体の脱臭、殺菌
方法及び装置を完成させたものであり、その特徴とする
ところは、方法にあっては、人間又は動物の特定部位を
袋状体で包み、脱臭用オゾンを発生するオゾン発生装置
のオゾン出口と該袋状体内部をホースで接続し、該装置
からのオゾンを袋状体内部に導入する点にあり、装置に
あっては、人間又は動物の特定部位を包み込む袋状体、
脱臭用オゾンを発生するオゾン発生装置、及び該袋状体
とオゾン発生装置を繋ぐホースとからなる点にある。
【0007】人間又は動物の特定部位とは、人間の頭髪
部、下半身等、脱臭、殺菌等をしようとする部位をい
い、動物も同様である。
【0008】袋状体とは、気体をある程度遮断するもの
であればよく、完全に密閉できなくとも問題はない。プ
ラスチックフィルムの袋で十分である。
【0009】オゾン発生装置は、放電方式等種々のもの
が存在するが、紫外線ランプ方式が安価で小型で取り扱
いも容易である。オゾンは、非常に酸化力の大きい物質
であり、酸化によって殺菌、脱臭、殺虫効果を奏する。
よって、排ガスの排出口付近に設けて脱臭を行なった
り、種々のものの殺菌にも使用されている。
【0010】本発明方法は、特定部位を袋でカバーし、
その中にオゾンを導入して、酸化殺菌、酸化脱臭等する
ものである。
【0011】また、オゾンを袋状体内部へ導入し、頭髪
等をマッサージしている時、又はオゾンを停止した後、
袋状体内部を電気掃除機で吸引してもよい。これは、オ
ゾンは種々のものを分解したり、付着していたものを剥
がれやすくする。このようなものを掃除機で吸引除去す
るのである。水による洗い流しの効果まではないが、あ
る程度除去できる。
【0012】本発明装置は、上記方法を簡単に実施でき
るものであり、袋状体、脱臭用オゾンを発生するオゾン
発生装置、及び該袋状体とオゾン発生装置を繋ぐホース
とからなるものである。
【0013】更に、本発明に使用するオゾン発生装置は
上記した通り、特別なものである必要はないが、次のよ
うな装置を利用すると効率がよい。それは、持ち運び可
能な一体型のものであって、複数本の紫外線ランプと送
風機からなり、空気が紫外線に照射されるエリアを長尺
状空間とし、該空間の長手方向に紫外線ランプを設置し
たものにおいて、該空間の通路幅は、ランプの中心から
壁面までの距離にして30〜150mmであり、該長尺
状空間は、紫外線ランプごとに折曲しているものであ
り、且つ該空間へのそれぞれの入口を狭くしているもの
である。
【0014】以下この装置について説明する。ここでい
う持ち運び可能な一体型とは、紫外線ランプや送風機が
内蔵されたハウジングにほぼすべての部品が収納されて
いるタイプである。しかし、電源やホースその他の付属
品は除かれる。サイズ的には、大人1人で持てる程度の
ものである。紫外線ランプは、特別なものである必要は
なく通常のものでよい。本装置ではコンパクトな持ち運
び可能な一体型のものである点が大きな特徴であるた
め、ワット数としては、10〜100Wが好適である。
この紫外線ランプは、波長約185nm付近でオゾンを
発生し、約254nm付近でオゾンを分解するものが好
適である。
【0015】オゾン濃度と脱臭効果とは、当然相関関係
があり、0.1ppmの濃度で4時間かかっても、10
ppmであれば数分で可能となる。よって、高濃度にす
れば、脱臭効果ばかりでなく、除菌や殺虫効果も上が
り、且つこびりついた有機物も分解できるようになるの
である。
【0016】送風機は通常のものでよく、ラジアルファ
ンや扇風機タイプ等どのようなものでもよい。能力とし
ては、1000〜10000Nm3/h 程度の小型ブロア
で充分である。更に、空気に紫外線を照射するエリアを
長尺空間にしている。長尺空間とは、断面矩形のダクト
や断面円形のパイプのようなもので、要するに細長い空
間である。
【0017】このような長尺空間に、その長手方向と平
行に紫外線ランプを設置する。更に、該長尺空間の通路
幅は、ランプの中心から壁面までの距離にして30〜1
50mmである。これは、紫外線が照射される空気(酸
素)が、紫外線ランプの横を通過する時、この距離以上
に離れて通過することができないようにするためであ
る。ランプ中心から通路の内面までの距離の平均であ
る。例えば、断面円形の空間に断面円形のランプを設置
した場合、この距離は空間の半径となる。実際の隙間と
は異なるがランプの径はほぼ一定であまり大きな影響が
ないため、測定や設計の容易な距離にしている。この通
路(空気の流れ方向)と、紫外線ランプを平行にするこ
と、及びその距離を所定値の範囲におさめることが、発
生オゾン濃度に大きな影響がある。
【0018】長尺空間を通過する空気の流速は、紫外線
ランプの強度との兼ね合いであるが、本発明の規模で
は、5〜50m/sが好適である。
【0019】更に、該長尺状空間は、紫外線ランプごと
に折曲している点も特徴である。これは、コンパクトに
するためと、単に直線状に通過させた場合よりオゾン発
生効率がよいという実験からである。
【0020】且つ該空間へのそれぞれの入口を狭くして
いる。これも実験的なものであるが、空気(酸素)の流
速を一定ではなく、変化させる(時々速くしたり遅くし
たりする)ことが、オゾン発生効率を高めると考えられ
る。よって、この入口の開口のサイズも、いくらでなけ
ればならないというものではない。実験では、25Wの
ランプでは50mmの円程度が好適であった。
【0021】このような構成から、本装置の空気排出口
付近でのオゾン濃度は、40〜200W程度の低圧水銀
ランプ(紫外線ランプ)で1〜10ppmの高濃度のオ
ゾンが発生できるのである。最低でも従来の10倍程度
は、発生できるため効果は相当に向上する。
【0022】この発生装置には、オゾン濃度を検知して
警報を発するか停止するような装置を設けてもよい。ま
た、必要以上にオゾンを発生させる必要はないため、タ
イマーを設けて所定時間で停止させてもよい。
【0023】本発明においては、高濃度のオゾンが望ま
しいが、このような高濃度のオゾンであっても、袋状体
の容積が小さいことから、少々漏れても、発生機を止め
て少し換気すれば毒性の問題はない。しかし、より確実
を期するため、タイマーによって、又はオゾン濃度検出
器からの信号によって、約254nm付近の紫外線を発
生させ、袋状体内に残存するオゾンを分解してもよい。
【0024】本発明に用いるオゾン発生装置の形状とし
ては、トランクや鞄のようなタイプが好ましく、サイズ
としても、長は1m以下(好ましくは60cm以下)、
高さは50cm以下(好ましくは40cm以下)、幅は
30cm以下(好ましくは20cm以下)が好適であ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施の形態に基づ
いて、本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明方
法を実施しているところを示す側面図である。袋状体1
を被検者2の頭部に被せ、その袋状体1の一部にホース
3を差し込んでいる。このホース3は、オゾン発生装置
4に接続されている。この状態でオゾン発生装置4のス
イッチを入れ、袋状体1の外側から軽く頭髪を動かす。
これで、オゾンの酸化力によって、悪臭成分が分解さ
れ、且つ汚れ成分も分解する。更に殺菌もされる。怪我
や病気で洗髪ができない人には非常に簡単で椅子に座っ
ていても、寝ていてもできる。
【0026】図2は、犬5の毛を洗っているところであ
る。この場合、袋状体1は全体を包み込むようなものが
よい。その他は図1と同様である。これならば、水を使
用する方法より、簡単で頻繁に行なうことができる。特
に室内犬の場合には、脱臭できるので効果的である。
【0027】
【発明の効果】本発明身体の脱臭、殺菌方法及び装置に
は次のような大きな利点がある。 (1) 長期入院患者や怪我をした人間でも簡単に洗髪が
できる。 (2) 犬等の動物も簡単に洗うことができ臭いや汚れで
困ることがない。 (3) 小さな装置でできるため病室内やベッドルーム内
でできる。 (4) 安価であるため家庭でも購入できる。 (5) 殺菌効果もあるため、動物等に寄生する菌等を殺
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施しているところを示す概略側
面図である。
【図2】本発明方法を実施しているところを示す概略側
面図である。
【符号の説明】
1 袋状体 2 被検者 3 ホース 4 オゾン発生装置 5 犬
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 知哉 大阪府堺市北花田口町2丁2番9−502号 Fターム(参考) 4C058 AA28 BB07 CC08 EE26 JJ14 JJ30 4C083 AB061 AB062 AB411 AB412 CC02 CC31 DD25 DD47 EE18 EE21 4C086 AA01 HA08 HA22 MA01 MA04 MA12 MA63 NA14 ZA90

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間又は動物の特定部位を袋状体で包
    み、脱臭用オゾンを発生するオゾン発生装置のオゾン出
    口と該袋状体内部をホースで接続し、該装置からのオゾ
    ンを袋状体内部に導入することを特徴とする身体の脱
    臭、殺菌方法。
  2. 【請求項2】 オゾンの袋状体内部への導入と同時、又
    は導入終了後、該袋状体内部を電気掃除機で吸引するも
    のである請求項1記載の身体の脱臭、殺菌方法。
  3. 【請求項3】 人間又は動物の特定部位を包み込む袋状
    体、脱臭用オゾンを発生するオゾン発生装置、及び該袋
    状体とオゾン発生装置を繋ぐホースとからなることを特
    徴とする身体の脱臭、殺菌装置。
  4. 【請求項4】 該オゾン発生装置は、持ち運び可能な一
    体型のものであって、複数本の紫外線ランプと送風機か
    らなり、空気が紫外線に照射されるエリアを長尺状空間
    とし、該空間の長手方向に紫外線ランプを設置したもの
    において、該空間の通路幅は、ランプの中心から壁面ま
    での距離にして30〜150mmであり、該長尺状空間
    は、紫外線ランプごとに折曲しているものであり、且つ
    該空間へのそれぞれの入口を狭くしているものである請
    求項3記載の身体の脱臭、殺菌装置。
JP2002130681A 2002-05-02 2002-05-02 身体の脱臭、殺菌方法及び装置 Pending JP2003321335A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110227017A (zh) * 2019-07-04 2019-09-13 刘文静 一种临床护理枕

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110227017A (zh) * 2019-07-04 2019-09-13 刘文静 一种临床护理枕

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