JP2003321081A - 情報記録媒体の包装構造 - Google Patents
情報記録媒体の包装構造Info
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- JP2003321081A JP2003321081A JP2002129275A JP2002129275A JP2003321081A JP 2003321081 A JP2003321081 A JP 2003321081A JP 2002129275 A JP2002129275 A JP 2002129275A JP 2002129275 A JP2002129275 A JP 2002129275A JP 2003321081 A JP2003321081 A JP 2003321081A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information recording
- packaging structure
- recording medium
- sheet
- shrink film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送効率が良く信頼性の高い情報記録媒体の
包装構造を提供する。 【解決手段】 スピンドル2に中心孔1aを差し込むこ
とで同一向きに複数枚積層したスタックリング1b付き
情報記録媒体1の円柱状集積体3を、側面のシート状部
材4を介して筒状のシュリンクフィルム5によって収縮
包装した。
包装構造を提供する。 【解決手段】 スピンドル2に中心孔1aを差し込むこ
とで同一向きに複数枚積層したスタックリング1b付き
情報記録媒体1の円柱状集積体3を、側面のシート状部
材4を介して筒状のシュリンクフィルム5によって収縮
包装した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種光ディスクに
代表される情報記録媒体を運送する際や展示する際に有
用な情報記録媒体の包装構造に関するものである。
代表される情報記録媒体を運送する際や展示する際に有
用な情報記録媒体の包装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、光ディスクにはCD−DA、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−R
OM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、D
VD+R、DVD+RW等が存在する。
−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−R
OM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、D
VD+R、DVD+RW等が存在する。
【0003】この種の光ディスクは、1枚を1つのプラ
スチックケースに入れたものをまとめて梱包している。
或いは、複数枚を1つのスピンドル付プラスチックケー
スに入れたものをまとめて梱包している。
スチックケースに入れたものをまとめて梱包している。
或いは、複数枚を1つのスピンドル付プラスチックケー
スに入れたものをまとめて梱包している。
【0004】しかし、1乃至複数の光ディスクを入れた
プラスチックケースが運送単位となるため、ケース自体
のかさばりや重量の影響によって、枚数の割に梱包物の
大きさと重さが増してしまう不具合がある。
プラスチックケースが運送単位となるため、ケース自体
のかさばりや重量の影響によって、枚数の割に梱包物の
大きさと重さが増してしまう不具合がある。
【0005】その為、バルクパックと一般に称される、
同一向き円柱状に集積した光ディスクをシュリンクフィ
ルムで包み外箱に入れた簡易な包装構造がある。
同一向き円柱状に集積した光ディスクをシュリンクフィ
ルムで包み外箱に入れた簡易な包装構造がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のバルクパックで
は、側面から加わる力に対しての強度が弱く、搬送時に
シュリンクフィルムが破れ外箱の中に光ディスクが散乱
してしまう不具合があった。また、シュリンクフィルム
の収縮工程でかかる熱や、搬送・保管時の熱ショックに
より光ディスク基板の特性が劣化してしまう不具合があ
った。
は、側面から加わる力に対しての強度が弱く、搬送時に
シュリンクフィルムが破れ外箱の中に光ディスクが散乱
してしまう不具合があった。また、シュリンクフィルム
の収縮工程でかかる熱や、搬送・保管時の熱ショックに
より光ディスク基板の特性が劣化してしまう不具合があ
った。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、搬送効率が良く信頼性の
高い情報記録媒体の包装構造を提供することにある。
で、その目的とするところは、搬送効率が良く信頼性の
高い情報記録媒体の包装構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、スピンドルに中心孔を差し
込むことで同一向きに複数枚積層したスタックリング付
き情報記録媒体の円柱状集積体を、側面のシート状部材
を介して筒状のシュリンクフィルムによって収縮包装し
た情報記録媒体の包装構造を最も主要な特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、スピンドルに中心孔を差し
込むことで同一向きに複数枚積層したスタックリング付
き情報記録媒体の円柱状集積体を、側面のシート状部材
を介して筒状のシュリンクフィルムによって収縮包装し
た情報記録媒体の包装構造を最も主要な特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、シート状部材が断
熱材料である請求項1の情報記録媒体の包装構造を主要
な特徴とする。
熱材料である請求項1の情報記録媒体の包装構造を主要
な特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は光デイスクの断面斜視図であ
る。光ディスク1は、図1に示すように、所定の直径
(120mm)を有するディスク中央の中心孔1aの周
りに光ディスク1の肉厚(1.2mm)よりも僅かに小
さな高さ(0.3mm)を有する環状凸条(スタックリ
ング)1bが形成されている。
に従って説明する。図1は光デイスクの断面斜視図であ
る。光ディスク1は、図1に示すように、所定の直径
(120mm)を有するディスク中央の中心孔1aの周
りに光ディスク1の肉厚(1.2mm)よりも僅かに小
さな高さ(0.3mm)を有する環状凸条(スタックリ
ング)1bが形成されている。
【0011】ちなみに、この光ディスク1は、CD−D
A、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、D
VD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−
RW、DVD+R、DVD+RW等の周知のものから選
択された1種である。
A、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、D
VD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−
RW、DVD+R、DVD+RW等の周知のものから選
択された1種である。
【0012】図2は本発明の実施の形態に係る光ディス
クの包装構造の包装過程における透視斜視図である。ま
ず、図2のスピンドル2に、光ディスク1の中心孔1a
を差し込む。この作業は、光ディスク1を同一向きで1
枚ずつスピンドル2に差し込むか、或いは、複数枚の光
ディスク1を互いの中心孔1aが一致するように同一向
きで重ねてから、これを一括でスピンドル2に差し込む
ことにより行う。
クの包装構造の包装過程における透視斜視図である。ま
ず、図2のスピンドル2に、光ディスク1の中心孔1a
を差し込む。この作業は、光ディスク1を同一向きで1
枚ずつスピンドル2に差し込むか、或いは、複数枚の光
ディスク1を互いの中心孔1aが一致するように同一向
きで重ねてから、これを一括でスピンドル2に差し込む
ことにより行う。
【0013】ここで、重ね合わされた光ディスク1は円
柱状集積体3となる。この円柱状集積体3を、内側に丸
めて挿入されたシート状部材4により押し広げられた筒
状のシュリンクフィルム5にあって、シート状部材4の
内側に挿入する。
柱状集積体3となる。この円柱状集積体3を、内側に丸
めて挿入されたシート状部材4により押し広げられた筒
状のシュリンクフィルム5にあって、シート状部材4の
内側に挿入する。
【0014】このシート状部材4は、ポリエチレン、ポ
リスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等のプ
ラスチック、それらにメッシュを埋め込んで補強したも
の、スポンジシート、ダンボール、コート紙等の1つの
材料あるいは複数の材料の積層ラミネートで構成され、
円柱状集積体3の側面形状の長方形をしている。また、
機械的強度と断熱効果を得るために充分な厚さを有して
いる。
リスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等のプ
ラスチック、それらにメッシュを埋め込んで補強したも
の、スポンジシート、ダンボール、コート紙等の1つの
材料あるいは複数の材料の積層ラミネートで構成され、
円柱状集積体3の側面形状の長方形をしている。また、
機械的強度と断熱効果を得るために充分な厚さを有して
いる。
【0015】このシュリンクフィルム5は、塩化ビニー
ルやポリエチレンやポリプロピレン等のフィルムを薄く
引き伸ばしたものを筒状に整形したもので、当然なが
ら、収縮前の長さは挿入物の長さよりも大きく、その内
径も挿入物の直径よりも大きい。 シュリンクフィルム
5への円柱状集積体3の挿入を完了した後、熱風により
加熱して、シュリンクフィルム5を収縮させて円柱状集
積体3に密着させる。
ルやポリエチレンやポリプロピレン等のフィルムを薄く
引き伸ばしたものを筒状に整形したもので、当然なが
ら、収縮前の長さは挿入物の長さよりも大きく、その内
径も挿入物の直径よりも大きい。 シュリンクフィルム
5への円柱状集積体3の挿入を完了した後、熱風により
加熱して、シュリンクフィルム5を収縮させて円柱状集
積体3に密着させる。
【0016】ここでシュリンクフィルム5は、収縮によ
る光ディスク1への応力や収縮ムラによるフィルムずれ
を低減する為、収縮率の小さい材料であり、寸法に余裕
はなく、使用前は潰されている。本発明では、シート状
部材4によりシュリンクフィルム5は適度に押し広げら
れるているので、円柱状集積体3の挿入作業効率が向上
し、且つ、フィルムずれ無く円柱状集積体に密着でき
る。
る光ディスク1への応力や収縮ムラによるフィルムずれ
を低減する為、収縮率の小さい材料であり、寸法に余裕
はなく、使用前は潰されている。本発明では、シート状
部材4によりシュリンクフィルム5は適度に押し広げら
れるているので、円柱状集積体3の挿入作業効率が向上
し、且つ、フィルムずれ無く円柱状集積体に密着でき
る。
【0017】図3は本発明の実施の形態に係る光ディス
クの包装構造の断面斜視図である。図3から分かるよう
に、本実施形態の包装構造は、複数枚の光ディスク1を
重ねた円柱状集積体3の側面をシート状部材4で包み、
更に全体をシュリンクフィルム5で収縮包装することに
よって構成されている。図3に示した包装構造体は、安
価な紙箱に入れるか、紙箱に入れずにそのまま梱包して
運送される。
クの包装構造の断面斜視図である。図3から分かるよう
に、本実施形態の包装構造は、複数枚の光ディスク1を
重ねた円柱状集積体3の側面をシート状部材4で包み、
更に全体をシュリンクフィルム5で収縮包装することに
よって構成されている。図3に示した包装構造体は、安
価な紙箱に入れるか、紙箱に入れずにそのまま梱包して
運送される。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
情報記録媒体の包装構造は、シート状部材により補強さ
れているので、搬送時に振動等の外力が加わっても包装
構造の破損による情報記録媒体に擦り傷等の損傷を生じ
ることがなく安全な運送を行うことができる。
情報記録媒体の包装構造は、シート状部材により補強さ
れているので、搬送時に振動等の外力が加わっても包装
構造の破損による情報記録媒体に擦り傷等の損傷を生じ
ることがなく安全な運送を行うことができる。
【0019】さらに、スタックリングにより情報記録媒
体の間にできる隙間に、シュリンクフィルムが熱収縮時
に食い込んでいるので、搬送時に生じる横ずれで情報記
録媒体のエッジに当たって裂けるのを防ぐことができ
る。
体の間にできる隙間に、シュリンクフィルムが熱収縮時
に食い込んでいるので、搬送時に生じる横ずれで情報記
録媒体のエッジに当たって裂けるのを防ぐことができ
る。
【0020】さらに、請求項2記載の包装構造では、シ
ート状部材により断熱されているので、加熱収縮加工時
・搬送時・保管時の熱ショックから情報記録媒体が保護
されていて劣化が生じない。
ート状部材により断熱されているので、加熱収縮加工時
・搬送時・保管時の熱ショックから情報記録媒体が保護
されていて劣化が生じない。
【図1】光デイスクの断面斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る光ディスクの包装構
造の包装過程における透視斜視図である。
造の包装過程における透視斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る光ディスクの包装構
造の断面斜視図である。
造の断面斜視図である。
1 光ディスク、
1a 中心孔
1b 環状凸条(スタックリング)
2 スピンドル
3 円筒状集積体
4 シート状部材、
5 シュリンクフィルム
Claims (2)
- 【請求項1】 スピンドルに中心孔を差し込むことで同
一向きに複数枚積層したスタックリング付き情報記録媒
体の円柱状集積体を、側面のシート状部材を介して筒状
のシュリンクフィルムによって収縮包装したことを特徴
とする情報記録媒体の包装構造。 - 【請求項2】 シート状部材が断熱材料であることを特
徴とする請求項1の情報記録媒体の包装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002129275A JP2003321081A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 情報記録媒体の包装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002129275A JP2003321081A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 情報記録媒体の包装構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003321081A true JP2003321081A (ja) | 2003-11-11 |
Family
ID=29542758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002129275A Pending JP2003321081A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | 情報記録媒体の包装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003321081A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009128507A1 (ja) * | 2008-04-17 | 2009-10-22 | 三菱化学メディア株式会社 | 光記録媒体ディスクの保管方法、及び光記録媒体ディスク重畳積層保管用重畳台 |
US8012841B2 (en) | 2006-01-13 | 2011-09-06 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser annealing method and laser annealing device |
US8570266B2 (en) | 2004-12-06 | 2013-10-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and electronic apparatus using the same |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002129275A patent/JP2003321081A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8570266B2 (en) | 2004-12-06 | 2013-10-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device and electronic apparatus using the same |
US8012841B2 (en) | 2006-01-13 | 2011-09-06 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser annealing method and laser annealing device |
US8569814B2 (en) | 2006-01-13 | 2013-10-29 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser annealing method and laser annealing device |
WO2009128507A1 (ja) * | 2008-04-17 | 2009-10-22 | 三菱化学メディア株式会社 | 光記録媒体ディスクの保管方法、及び光記録媒体ディスク重畳積層保管用重畳台 |
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