JP2003320982A - 鞍乗り型不整地走行車両の吸気取り入れ構造 - Google Patents

鞍乗り型不整地走行車両の吸気取り入れ構造

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JP2003320982A
JP2003320982A JP2002126672A JP2002126672A JP2003320982A JP 2003320982 A JP2003320982 A JP 2003320982A JP 2002126672 A JP2002126672 A JP 2002126672A JP 2002126672 A JP2002126672 A JP 2002126672A JP 2003320982 A JP2003320982 A JP 2003320982A
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inlet tube
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cover
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Shigehiro Yamaguchi
茂博 山口
Tetsuo Nojima
徹男 野島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気装置の吸気口に泥や水の浸入を確実に防
止できる鞍乗り型不整地走行車両の吸気取り入れ構造を
提供する。 【解決手段】 インレットチューブ46の先端部に設け
た開口46aを上方から被う有底筒状のインレットカバ
ー52を備え、このインレットチューブ46の先端部と
この先端部に対向するインレットカバー52の底壁52
aとの間に形成した間隙54を含んで反転空気通路(第
1の空気通路)56とし、この反転空気通路56はイン
レットカバー52内面とインレットチューブ46外面と
の間であってこのインレットチューブ46の下面46b
に沿って延在しインレットチューブ46基端部側のイン
レットカバー開口52bに至る空気通路(第2の空気通
路)58に連通するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車、三輪ある
いは四輪のATVなどの鞍乗り型不整地走行車両の吸気
取り入れ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二輪、三輪、四輪の鞍乗り型不整
地走行車両(ATV:All Terrain Veh
icleとも称する)では、一般的にエンジン後方にキ
ャブレターおよび/または、エアクリーナがレイアウト
されている。なおスクーターや一部車両を除いてこのレ
イアウトになっている。さらに、エアクリーナのインレ
ットチューブ(吸入管)の吸入口は、水の浸入を防ぐた
めにシート下部やタンク後方に向ける形でレイアウトさ
れていることが多い。一般に、インレットチューブの長
さ、太さなどの形状を変えることにより、エンジンの出
力特性が変化することが知られているが、上記のような
レイアウト上の問題から形状、特に長さに対する制約を
受けてしまう。また、前記吸入口を上記シート下部やタ
ンク後方に向ける形でレイアウトした場合、吸気による
騒音およびシート下部に水が入った際に、エアクリーナ
内に水が浸入しやすいという問題があった。例えば特開
昭61−55359号や特開平5−105157号で
は、シート下部のエアクリーナから燃料タンク後部ある
いは下部に向けて延設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した構造から、イ
ンレットチューブは、長さの制限を受けている。また、
前方から吸気するために燃料タンクの下方および燃料タ
ンクカバーの隙間あるいはタンクカバーとシートの隙間
より泥や水の浸入が起こり易く、さらに、搭乗者に吸気
音が聞こえやすいという問題点を有していた。また、キ
ャブレターのフロート室に外気を通じて大気圧にするエ
アベントホースの一端が接続され、他端がエアクリーナ
のエアインレットに固定することが行なわれるが(例え
ば特開2000−145545号あるいは特開平8−1
77634号参照)、このエアベントホースからの塵や
水の浸入や取り付け位置を簡単に目的位置に設置できる
技術が提案されていない。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に着目し
てなされたもので、吸気装置の吸気口に泥や水の浸入を
確実に防止できる鞍乗り型不整地走行車両の吸気取り入
れ構造を提供することを目的とする。また、合わせてエ
アベントホースを泥や水の浸入を防止できる位置に適切
に設置できる鞍乗り型不整地走行車両の吸気取り入れ構
造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、以下の発明を提供する。本発明は、エンジンの上方
に燃料タンクを配設し、この燃料タンクの後方にシート
を配設した鞍乗り型車両不整地走行車両において、前記
エンジンの後方でシートの下方にエアクリーナケースが
配設され、このエアクリーナケースは、燃料タンク後方
のシート前端部と前記燃料タンクを覆う燃料タンクカバ
ーとで形成された空間に臨むように前上方に向かって延
設されたインレットチューブと、前方に延出して前記エ
ンジンシリンダ後面に接続したキャブレターへ清浄な吸
気を供給するアウトレットチューブとを備えたものであ
り、前記インレットチューブの先端部に設けた開口を上
方から被う有底筒状のインレットカバーを備え、前記イ
ンレットチューブの先端部とこの先端部に対向するイン
レットカバーの底壁との間に形成した間隙を含んで反転
空気通路とし、この反転空気通路は、インレットカバー
とインレットチューブとの間であってこのインレットチ
ューブの下面に沿って延在しかつインレットチューブ基
端部側のインレットカバー開口に至る空気通路に連通す
るものであることを特徴とする鞍乗り型不整地走行車両
の吸気取り入れ構造の構成を有する。本発明において
は、前記反転空気通路の通路面積をインレットチューブ
の先端部開口の通路面積よりも小さく形成したことが好
適である。また、本発明においては、前記キャブレター
に一端が接続されフロート室に連通するエアベントホー
スの他端を、前記燃料タンク後方のシート前端部と前記
燃料タンクを覆う燃料タンクカバーとで形成された空間
に配設されたインレットカバーの外壁にその軸線とほぼ
平行で、開口が後ろ下方へ向くように止着したことが好
適である。さらに、本発明においては、前記エアベント
ホースのインレットカバーの止着箇所では、該インレッ
トカバーに設けられた相対的に孔方向が90度の角度を
なす少なくとも二つの孔に前記エアベントホースの開口
を含む後端部を通して、エアベントホース後端部を後ろ
向きに曲がった概略L字形状に曲成して止着したことが
好適である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は鞍乗り型不整地走行車
両(ATV)のフレームおよびエンジン周囲の側面視説
明図、図2は前記走行車両の平面視説明図、図3はエン
ジン吸気系の説明図、図4は該吸気系の一部断面視説明
図、図5は前記吸気系の平面視説明図、図6は前記吸気
系の断面視した説明図、図7はインレットカバーの詳細
説明図である。
【0007】実施形態は、図1、図2に示すように、不
整地走行車両は、車体フレーム10の前後部の前輪12
と後輪14は車体幅方向左右端部にそれぞれ設けられて
左右対で、車体フレーム10に所定の構造で懸架された
四輪車の構造をなしたものであり、前記車体フレーム1
0のほぼ中央部に左右対に後輪を駆動するエンジン16
が搭載され、エンジン16の上方部には樹脂製の燃料タ
ンク18とさらに上方には操舵用のハンドルバー20が
設けられる。
【0008】前記前輪12から車体フレーム10、エン
ジン16、燃料タンク18、後輪14にわたってほぼ車
体カバー22で覆われており、燃料タンク18の上方お
よび左右が、くびれたような車体カバー22の中央部の
燃料タンクカバー22cに覆われている。そして、該エ
ンジン22の上方の燃料タンク18後方には鞍乗り型シ
ート24が設置される。
【0009】前記車体フレーム10は、金属製のパイプ
部材を組合せて構成されたものであり、側面視で該略台
形形状を呈したメインフレーム26と、メインフレーム
26前部に三角系形状のフロントステアリング領域を形
作って前倒しで上下に沿って固定されたフロントチュー
ブ28と、メインフレーム26後部から後ろ斜め上方へ
向けて延設されるリヤフレーム30とから主に構成され
る。メインフレーム26のフロントチューブ28よりも
前側部分に後ろ傾斜したステアリングシャフト32が回
動可能に軸支されており、このステアリングシャフト3
2の下端部が前輪12の操舵機構に連接され、同上端部
に前記ハンドルバー20が固定されて、搭乗者がこのハ
ンドルバー20を握って回動させることにより前輪12
を操舵できるようになっている。
【0010】前記車体カバー22は、前記一対の前輪1
2を各々上方から後方に亘り覆う前輪泥除け部(フロン
トフェンダ)22aと、前記一対の後輪14を各々前方
から上方に亘り覆う後輪泥除け部(リヤフェンダ)22
bと、燃料タンク18を覆う燃料タンクカバー22cと
を有している。
【0011】エンジン16には、前傾シリンダ34がエ
ンジンケース36上に立設されている。このシリンダ3
4の前部には、排気経路として、排気マニホールドにエ
キゾーストパイプ38一端が接続されており、エキゾー
ストパイプ38は右横から後方向きに曲って後方に延在
しており、エキゾーストパイプ38他端が車体後部のシ
ート24下方かつリヤフレーム30と側面視で重なった
位置に設置されたマフラ40の前端部に接続される。ま
た、シリンダ34の後部には吸気経路として、エアクリ
ーナケース42およびキャブレター44と、エアクリー
ナケース42のインレットチューブ46およびアウトレ
ットチューブ48とが設けられる。これらのエアクリー
ナケース42、アウトレットチューブ48、キャブレタ
ー44、およびシリンダ34の吸気マニホールドに至る
吸気側通路は上曲りの概略ヘの字形状を呈して設置され
ている。
【0012】ここで、吸気系におけるエアクリーナケー
ス42への空気通路であるインレットチューブ46につ
いて詳述する。すなわち、図1、図3〜図6に示すよう
に、前記エンジン16の後方でシート24の下方にエア
クリーナケース42が配設され、このエアクリーナケー
ス42は、燃料タンク18後方のシート24前端部と前
記燃料タンク18を覆う燃料タンクカバー22cとで形
成された空間50に臨むように前上方に向かって延設さ
れたインレットチューブ46と、前方に延出して前記エ
ンジンシリンダ34後面部に接続したキャブレター44
へ清浄な吸気を供給するアウトレットチューブ48とを
備えたものである。
【0013】そして、前記インレットチューブ46の先
端部に設けた開口46aを上方から被う有底筒状のイン
レットカバー52を備え、このインレットチューブ46
の先端部とこの先端部に対向するインレットカバー52
の底壁52aとの間に形成した間隙54を含んで反転空
気通路(第1の空気通路)56とし、この反転空気通路
56はインレットカバー52内面とインレットチューブ
46外面との間であってこのインレットチューブ46の
下面46bに沿って延在しインレットチューブ46基端
部側のインレットカバー開口52bに至る空気通路(第
2の空気通路)58に連通するものである。また、前記
反転空気通路56の通路面積をインレットチューブ46
の先端部開口46aの通路面積よりも小さく形成したも
のである。
【0014】ここで、上記のようにインレットチューブ
46は、樹脂製の燃料タンク18の後端に向かって延び
ているので、このレイアウトの場合に、インレットチュ
ーブ46の長さは燃料タンク18との干渉をさけるため
に延長する事は不可能である。図4に示すように、エア
クリーナ42のインレットチューブ46で前方から空気
を取り込むため、シート24と樹脂製燃料タンク18の
隙間から吸気騒音が外部に漏れて目立ち、同部分または
燃料タンク18下部から埃や水の浸入の可能性がある。
そこで、インレットチューブ46の前方から筒形状がイ
ンレットカバー52を差し込む構造としている。
【0015】図5、図6に示すように、インレットカバ
ー52は、単なる円筒形状ではなく外面に平たいガイド
部60を横方向に延ばして持ち、燃料タンク18との隙
間をなるべく塞いで水、音の対策を行うようにしてい
る。そして、そのガイド部60に突起62を設け、イン
レットチューブ46の車幅方向左右側縁部に突出した板
状部46dの凹部46eに嵌め合わせる事で部品点数を
増やすことなくインレットカバー52をインレットチュ
ーブ46に固定している。
【0016】また、エアクリーナケース42までの吸入
通路は図6、図7に示すようにインレットカバー52先
端から該カバー52とインレットチューブ46との隙間
54を通ってカバー52底壁(底面)52aで反転する
ことでインレットチューブ46に吸気される。これによ
り吸気が下後方向から行うことになり、反転式の吸気方
式とあわせて吸気騒音対策、水、埃の浸入対策と同時
に、インレットカバー52の全長や筒径、カバーの底面
とインレットチューブとの距離を変更する事で容易に吸
気干渉による出力調整をすることができる。
【0017】なお、インレットカバー52の形状は必な
らずしも筒形状に限定される必要なく、吸入口を覆うよ
うな上下からのカバーや箱形状として、インレットカバ
ー52内の空間や箱および実際の吸入口となる部分の向
きや大きさを変えることで上記と同様の効果を得ること
ができる。また、インレットチューブ46の先端から筒
状のカバーを取り付けて先端を塞ぎ後方より吸気する構
造としているので、インレットチューブ46先端と筒状
のインレットカバー52底壁(底面)52aとの距離や
カバー自体の太さ長さを変えることにより、エアクリー
ナの吸入抵抗を容易に調整ことが可能となり、走行時、
特に加減速時おけるフィーリングに対するセッティング
の範囲が広がることになる。また吸気方式が反転式とな
り吸入口を下方に向ける事で前述した吸気騒音や水の浸
入を大幅に抑えることが可能となる。
【0018】ここで、図5、図7に示すように、前記キ
ャブレター44にエアベントホース64の一端64aが
接続されてキャブレター44のフロート室に連通してい
る。そして、エアベントホース64の他端64bを、前
記燃料タンク18後方のシート前端部と前記燃料タンク
18を覆う燃料タンクカバー22cとで形成された空間
50に配設されたインレットカバー52の外壁にその軸
線Cとほぼ平行で、開口が後ろ下方へ向くように止着し
た。さらに、前記エアベントホース64のインレットカ
バー52の止着箇所では、該インレットカバー64のガ
イド部60に設けられた相対的に孔方向が90度の角度
をなす二つの孔66、70に前記エアベントホース64
の開口を含む他端(後端部)64bを通して、エアベン
トホース他端64bを後ろ向きに曲がった概略L字形状
に曲成して止着したものである。すなわち、前記エアベ
ントホース64のインレットカバー52への止着箇所で
は、このエアベントホース64曲成部64cとして、イ
ンレットカバー52のガイド部60の挿通孔66からガ
イド部60上面と矩形枠状の支持枠68との間の孔70
を通してエアベントホース64の後端開口部を含んで後
ろ向きに曲がった概略L字形状に曲成され止着するよう
になっている。これにより、挿通孔66と支持枠68の
孔70との二つで相対的に90度の角度を有しており、
曲成されたL字よりも先の長さを一義的に選定すること
によりエアベントホース64先端をインレットカバー吸
入口(開口52b)から適正な距離を設定できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、エアクリーナケースの
インレットチューブが、シート前端部と前記燃料タンク
を覆う燃料タンクカバーとで形成された空間に臨むよう
に前上方に向かって延設されるので、インレットチュー
ブの位置からして車両外部から侵入しようとする泥や水
が前記空間には入りにくい。また、前記インレットチュ
ーブの先端部に設けた開口を上方から被う有底筒状のイ
ンレットカバーを備えているので、このカバーにより確
実に泥や水が入らなくなるばかりかインレットチューブ
先端とインレットカバー底面との距離やカバー自体の太
さ・長さを変えることによりエアクリーナの吸入抵抗を
容易に調整することが可能になり、走行時、特に加減速
におけるフィーリングに対するセッティングの範囲が広
がることになる。また、インレットチューブの先端部と
この先端部に対向するインレットカバーの底壁との間に
間隙を反転空気通路とし、この反転空気通路は、インレ
ットカバーとインレットチューブとの間であってこのイ
ンレットチューブの下面に沿って延在しインレットチュ
ーブ基端部側のインレットカバー開口に至る空気通路に
連通するので、インレットカバー開口からインレットチ
ューブ開口に至るまでの吸気通路が反転空気通路を介し
たラビリンス構造を呈し、しかも、インレットチューブ
下面に沿うものであるので、開口がインレットチューブ
下側となりインレットチューブで吸気音が遮られて吸気
騒音を防止できるばかりか、外部から空気と共に塵埃や
水分が吸い込まれても、インレットチューブ下面とイン
レットカバーの内面に付着して吸気から除去しやすい。
また、空気通路はインレットチューブの下面側であるの
で、空気より重い塵埃や水分が吸気と共にインレットチ
ューブ開口に回り込んで入ることを確実に防止すること
ができる。本発明において、前記反転空気通路の通路面
積をインレットチューブ先端部開口の通路面積よりも小
さくしたので、吸気通路が反転空気通路で絞り込まれて
塵埃や水分が吸気と共にインレットチューブ開口に入る
前に捕捉でき、充分確実に空気を清浄化できる。また、
本発明において、エアベントホースの他端をその軸線と
ほぼ平行で、開口が後ろ下方へ向くように止着すれば、
エアベントホースの他端が外部からの泥や水の入りにく
いインレットツカバーに配設され、かつ、下向きに開口
するのでより泥や水が入りにくい。さらに、前記エアベ
ントホースのインレットカバーの止着箇所では、該イン
レットカバーに設けられた相対的に孔方向が90度の角
度をなす少なくとも二つの孔に前記エアベントホースの
開口を含む後端部を通して、エアベントホース後端部を
後ろ向きに曲がった概略L字形状に曲成して止着するよ
うにすれば、このインレットカバーへの止着箇所では複
数箇所で引っ掛けて止めるので位置決めが容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかる鞍乗り型不整地走行車両(A
TV)のフレームおよびエンジン周囲の側面視説明図で
ある。
【図2】前記走行車両の平面視説明図である。
【図3】エンジン吸気系の説明図である。
【図4】吸気系の一部断面視説明図である。
【図5】吸気系の平面視説明図である。
【図6】吸気系の断面説明図であって、(a)は縦断側
面視図、(b)は(a)のA−A線断面視図である。
【図7】エアベントパイプの止着状態の断面説明図であ
って、(a)は先端部の詳細側面視図、(b)は(a)
のB−B線断面視図である。
【符号の説明】
10 車体フレーム 16 エンジン 18 燃料タンク 20 ハンドルバー 22 車体カバー 24 鞍乗り型シート 42 エークリーナーケース 44 キャブレター 46 インレットチューブ 46a 開口 46b 下面 46d 板状部 46e 凹部 48 アウトレットチューブ 50 空間 52 インレットカバー 52a 底壁 52b 開口 54 空隙 56 反転空気通路(第1の空気通路) 58 空気通路(第2の空気通路) 60 ガイド部 62 突起 64 エアベントホース 66 ガイド部の挿通孔 68 支持枠 70 支持枠の孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの上方に燃料タンクを配設し、
    この燃料タンクの後方にシートを配設した鞍乗り型不整
    地走行車両において、 前記エンジンの後方でシートの下方にエアクリーナケー
    スが配設され、 このエアクリーナケースは、燃料タンク後方のシート前
    端部と前記燃料タンクを覆う燃料タンクカバーとで形成
    された空間に臨むように前上方に向かって延設されたイ
    ンレットチューブと、前方に延出して前記エンジンシリ
    ンダ後面に接続したキャブレターへ清浄な吸気を供給す
    るアウトレットチューブとを備えたものであり、 前記インレットチューブの先端部に設けた開口を上方か
    ら被う有底筒状のインレットカバーを備え、 前記インレットチューブの先端部とこの先端部に対向す
    るインレットカバーの底壁との間に形成した間隙を含ん
    で反転空気通路とし、この反転空気通路は、インレット
    カバーとインレットチューブとの間であってこのインレ
    ットチューブの下面に沿って延在しかつインレットチュ
    ーブ基端部側のインレットカバー開口に至る空気通路に
    連通するものであることを特徴とする鞍乗り型不整地走
    行車両の吸気取り入れ構造。
  2. 【請求項2】 前記反転空気通路の通路面積をインレッ
    トチューブの先端部開口の空気通路面積よりも小さく形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型不整
    地走行車両の吸気取り入れ構造。
  3. 【請求項3】 前記キャブレターに一端が接続されフロ
    ート室に連通するエアベントホースの他端を、前記燃料
    タンク後方のシート前端部と前記燃料タンクを覆う燃料
    タンクカバーとで形成された空間に配設されたインレッ
    トカバーの外壁にその軸線とほぼ平行で、開口が後ろ下
    方へ向くように止着したことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の鞍乗り型不整地走行車両の吸気取り入れ構
    造。
  4. 【請求項4】 前記エアベントホースのインレットカバ
    ーの止着箇所では、該インレットカバーに設けられた相
    対的に孔方向が90度の角度をなす少なくとも二つの孔
    に前記エアベントホースの開口を含む後端部を通して、
    エアベントホース後端部を後ろ向きに曲がった概略L字
    形状に曲成して止着したことを特徴とする請求項3に記
    載の鞍乗り型不整地走行車両の吸気取り入れ構造。
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