JP2003320564A - 射出成形機の制御装置 - Google Patents

射出成形機の制御装置

Info

Publication number
JP2003320564A
JP2003320564A JP2002130339A JP2002130339A JP2003320564A JP 2003320564 A JP2003320564 A JP 2003320564A JP 2002130339 A JP2002130339 A JP 2002130339A JP 2002130339 A JP2002130339 A JP 2002130339A JP 2003320564 A JP2003320564 A JP 2003320564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection molding
molding machine
controller
screw
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002130339A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Ito
秀治 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2002130339A priority Critical patent/JP2003320564A/ja
Publication of JP2003320564A publication Critical patent/JP2003320564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板間によるタイムラグを無くすことによ
り、スクリュの高速移動時でも高速・正確な制御が出来
る射出成形機の制御装置を提供する。 【解決手段】 射出シリンダの油圧制御により駆動され
るスクリュの位置を検出する位置センサ1と、バルブ3
を制御することで上記射出シリンダの油圧制御を行うた
めの油圧コントローラ2と、射出成形機本体を制御する
機械本体コントローラ4とを備えた射出成形機の制御装
置において、上記油圧コントローラ2は、上記位置セン
サ1からのスクリュの位置検出信号と上記機械本体コン
トローラ4からの位置指令信号とを常時比較してその比
較結果に応じた制御信号を上記バルブ3へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の制御
装置に関し、特に、スクリュの高速移動時でも高速・正
確に制御が出来る射出成形機の制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として図2に示すも
のがあった。図2において、図示しない射出シリンダの
油圧制御により駆動されるスクリュ9の位置を検出する
位置センサ1は、射出成形機の機械本体コントローラ
(CPU)7に接続され、バルブ3は、油圧コントロー
ラ(アンプ)6に接続されている。また、油圧コントロ
ーラ(アンプ)2は、上位基板となる機械本体コントロ
ーラ(CPU)7にも接続されている。ここで、上記油
圧コントローラ6は、バルブ3を制御して図示しない射
出シリンダの油圧制御を行うことでスクリュを位置制御
する。
【0003】次に動作について説明する。スクリュの位
置を検出する位置センサ1から機械本体コントローラ
(CPU)7に位置検出信号が送られる。この機械本体
コントローラ(CPU)7は、上記位置センサ1から入
力される位置検出信号とあらかじめ設定された位置指令
信号との比較結果に基づいて油圧コントローラ6への制
御信号を出力し、油圧コントローラ6は、その制御信号
をバルブ3に伝達する。図2には、位置センサ1からバ
ルブ3ヘの上述した信号の流れが矢印8で示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようすると課題】従来の射出成形機の制
御装置は以上のように構成されており、上位基板となる
機械本体コントローラ7がスクリュの高速移動の時に位
置判断に関与することになるため、行程切り替わり時で
の信号遅れ、つまりタイムラグが必ず発生する。この基
板間のタイムラグは、機械本体コントローラ7から油圧
コントローラ6を介してバルブ3が制御信号を取り込ん
で次の動作を行うのに影響し、タイムラグにより位置バ
ラツキの要因になる。
【0005】本発明は上記のような従来のものの課題を
解決するためになされたもので、基板間によるタイムラ
グを無くすことにより、スクリュ等の被制御体の高速移
動時でも高速・正確な制御が出来る射出成形機の制御装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る射出成形機の制御装置は、油圧制御に
より駆動制御される射出成形機の被制御体の位置を検出
する位置センサ(1)と、上記油圧制御を行うための油
圧コントローラ(2)と、射出成形機本体を制御する機
械本体コントローラ(4)とを備えた射出成形機の制御
装置において、上記油圧コントローラ(2)は、上記位
置センサ(1)からの位置検出信号と上記機械本体コン
トローラ(4)からの位置指令信号とを比較してその比
較結果に基づいて上記油圧制御を行うことを特徴とす
る。
【0007】本発明において、上記被制御体としては、
射出成形機のスクリュ、型盤、又はエジェクタなどの位
置検出可能なものが含まれ得る。
【0008】なお、実施の形態においては、射出シリン
ダの油圧制御により駆動されるスクリュ(9)の位置を
検出する位置センサ(1)と、バルブ(3)を制御する
ことで上記射出シリンダの油圧制御を行うための油圧コ
ントローラ(2)と、射出成形機本体を制御する機械本
体コントローラ(4)とを備えた射出成形機の制御装置
において、上記油圧コントローラ(2)は、上記位置セ
ンサ(1)からのスクリュの位置検出信号と上記機械本
体コントローラ(4)からの位置指令信号とを比較して
その比較結果に応じた制御信号を上記バルブ(3)へ出
力するものである。
【0009】上記構成によれば、油圧コントローラ
(2)は、位置センサ(1)からの位置検出信号を常時
読みとっており、この位置検出信号と上位基板である機
械本体コントローラ(4)からのあらかじめ設定されて
いる位置指令信号との比較を行っている。この位置検出
信号と位置指令信号とが一致するかどうかの判断を油圧
コントローラ(2)自体が行い、現在位置での例えばバ
ルブヘの制御信号を出力する。これにより、位置センサ
(1)から油圧コントローラ(2)の上位基板である機
械本体コントローラ(4)まで位置検出信号を送る必要
が無くなり、信号を送るタイムラグ、位置判断を行う処
理時間が省けるので、例えばバルブに高速・正確に制御
信号を送ることができ、以前に比ベタイムラグが少なく
なり、被制御体であるスクリュ(9)等の位置バラツキ
を少なくすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本実施の形態では、図1に示すように、油
圧コントローラ2自体に位置比較・判断機能を持たせ
て、機械本体コントローラ4と演算処理を分散させて、
かつ、バルブ3ヘの制御を高速・正確に行うようになさ
れている。すなわち、図1に示すように、本実施の形態
において、スクリュ9の位置を検出する位置センサ1か
らバルブ3への信号の流れ5は、図2に示す従来例のよ
うな、位置センサ1→機械本体コントローラ7→油圧コ
ントローラ6→バルブ3となる信号の流れ8に対し、位
置センサ1→油圧コントローラ2→バルブ3と替わるこ
とにより、高速・正確なスクリュ位置制御を可能とした
ものである。
【0011】ここで、油圧コントローラ2は、位置セン
サ1からの位置検出信号を常時読み取っており、この位
置検出信号と上位基板である機械本体コントローラ4か
らのあらかじめ設定されている位置指令信号との比較を
常時行っている。この位置検出信号と位置指令信号とが
一致するかどうかの判断を油圧コントローラ2自体が行
い、現在位置でのバルブ3ヘの制御信号を出力する。こ
れにより、従来例の如く油圧コントローラ2の上位基板
である機械本体コントローラ(CPU)まで位置検出信
号を送る必要が無くなり、位置検出信号を送るタイムラ
グおよび位置判断を行う処理時間が省けるので、高速・
正確にバルブ3ヘ制御信号を送ることが出来る。したが
って、従来例に比ベタイムラグが少なくなり、位置バラ
ツキを少なくすることが出来る。
【0012】本発明の適用例として下記のものがある。 機種:J180EL3−UPSでφ35MF7標準スク
リュ、 成形品:100×250ペン皿、 成形条件:スクリュ回転150rpm、 背圧5MPa設定、 計量完了位置112mm 樹脂:PEハイゼックス2200J このような成形品を成形した場合の本発明の実施前(従
来例)と実施後の計量完了位置のバラツキを比較すると
下記のようになり、本発明の効果があった。 実施前:計量完了位置のバラツキは0.84mm 実施後:計量完了位置のバラツキは0.16mm
【0013】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、油圧コントローラ自体に位置比較・判断機能を設
け、基板間によるタイムラグを無くすことにより、スク
リュ位置を制御するためにバルブヘの制御信号を高速・
正確に出力することができるので、精度の高いスクリュ
の位置制御が得られ、タイムラグの改善によって位置バ
ラツキ減少することができる。
【0014】なお、上述した実施の形態は、スクリュの
位置制御に関するものであるが、エンコーダ等位置セン
サが取り付けられているもの、例えば、型盤位置やEJ
位置でも油圧制御であれば応用できる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、基板間によるタイムラグを無くすことによ
り、スクリュ等の被制御体の高速移動時でも高速・正確
な制御が出来る射出成形機の制御装置を提供することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る射出成形機の制御
装置を示す構成図である。
【図2】 従来例に係る射出成形機の制御装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 位置センサ、2 油圧コントローラ、3 バルブ、
4 機械本体コントローラ、5 信号の流れ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AP06 AR02 CA11 CB01 CL00 CM02 4F206 AP062 AP064 AP067 AR02 JA07 JL02 JM01 JM02 JM06 JN03 JN31 JN41 JP11 JT02 JT05 JT06 JT21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧制御により駆動制御される射出成形
    機の被制御体の位置を検出する位置センサ(1)と、上
    記油圧制御を行うための油圧コントローラ(2)と、射
    出成形機本体を制御する機械本体コントローラ(4)と
    を備えた射出成形機の制御装置において、上記油圧コン
    トローラ(2)は、上記位置センサ(1)からの位置検
    出信号と上記機械本体コントローラ(4)からの位置指
    令信号とを比較してその比較結果に基づいて上記油圧制
    御を行うことを特徴とする射出成形機の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の射出成形機の制御装置
    において、 前記被制御体は、射出成形機のスクリュであることを特
    徴とする射出成形機の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の射出成形機の制御装置
    において、 前記被制御体は、射出成形機の型盤であることを特徴と
    する射出成形機の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の射出成形機の制御装置
    において、 前記被制御体は、射出成形機のエジェクタであることを
    特徴とする射出成形機の制御装置。
JP2002130339A 2002-05-02 2002-05-02 射出成形機の制御装置 Pending JP2003320564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130339A JP2003320564A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 射出成形機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130339A JP2003320564A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 射出成形機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003320564A true JP2003320564A (ja) 2003-11-11

Family

ID=29543433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002130339A Pending JP2003320564A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 射出成形機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003320564A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7677875B2 (en) Injection molding machine for controlling measurement of an in-line screw
JPH10669A (ja) 射出成形機のフィードバック制御装置
KR950011090A (ko) 작동단계가 간소화된 사출성형기
KR20200068582A (ko) 수지 성형 장치 및 수지 성형품의 제조 방법
JP2003320564A (ja) 射出成形機の制御装置
JPS5937302A (ja) 流体圧系におけるシリンダの速度制御方法
JP2010029908A (ja) ダイカストマシン
TWI255767B (en) Method for controlling backpressure of screw of an electromotive injection-molding machine
JPH0639884A (ja) 射出成形機
JPS61241118A (ja) 低圧型締制御装置
JPH10119100A (ja) トグル式電動射出成形機における型締力制御装置
JP2003320567A (ja) 型締装置の制御方法
JP2003251670A (ja) 射出成形機の型締制御方法
JPH0768613A (ja) 射出圧縮成形方法及び装置
JP2002307502A (ja) 射出成形機の自動型締力調整方法
JP2508537Y2 (ja) 射出成形機の型締装置
JP2001341182A (ja) 射出成形機の異物検出方法
EP1414237A3 (en) Brightness control
KR200345799Y1 (ko) 절전운전을 위한 사출성형기의 인버터 구동장치
JP2004082429A (ja) 型締装置および型締装置における多軸型締同期制御方法
JP2001047480A (ja) 射出成形機における樹脂圧力の制御方法
JPS6139175B2 (ja)
CN107844063A (zh) 一种凸轮分割器定位作业区间隙控制模块
JPH0544115Y2 (ja)
JPH11267899A (ja) サーボプレスの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040629

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307