JP2003320234A - 通気撹拌装置 - Google Patents

通気撹拌装置

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JP2003320234A
JP2003320234A JP2002127088A JP2002127088A JP2003320234A JP 2003320234 A JP2003320234 A JP 2003320234A JP 2002127088 A JP2002127088 A JP 2002127088A JP 2002127088 A JP2002127088 A JP 2002127088A JP 2003320234 A JP2003320234 A JP 2003320234A
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JP
Japan
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container
pipe
paint
air
aerating
Prior art date
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Application number
JP2002127088A
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English (en)
Inventor
Tetsuaki Sato
哲章 佐藤
Yoshiharu Aoyama
義治 青山
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 塗料メーカーとユーザーとの間で往復使用さ
れているコンテナ内に収容される液体内容物を撹拌・混
合し得る装置であって、個々のコンテナに加工を加える
ことなく、簡便に着脱可能な撹拌・混合装置及び撹拌・
混合方法を提供する。 【解決手段】 収容物Aを取り出すための管1aを底部
に有する移動可能な容器1、収容物Aを移送するための
配管2、及び前記取り出し用管1aと前記移送用配管2
とを着脱可能に連結する連結管3とを具備し、 該連結
管3が空気挿入管4を有しており、該空気挿入管4に空
気供給装置5が接続されていることを特徴とする通気撹
拌装置。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、空気を吹き込むこ
とによって、塗料、インキ等の液状物を撹拌、混合、均
質化する装置に関する。詳しくは、塗料メーカーやイン
キメーカー(以下塗料メーカー等という)と、製罐業
者、塗装業者、印刷業者等(以下、ユーザーという)と
の間を往復する移動可能な容器内の液状物に、容器底部
から空気を吹き込むことによって、液状物を撹拌、混
合、均質化する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】塗料メーカー等は、飲料や食品を収容す
る缶の塗装に使用される塗料、自動車用塗料、印刷に使
用するインキ等の液状物(以下塗料等ともいう)を製造
し、ユーザーに様々な容量の容器に入れて納入してい
る。例えば、ドーコ缶(約18リットル、約18kg)、
ドラム缶(約200リットル、約200kg)、コンテナ
(約1000〜2000リットル、約1〜2トン)、タ
ンクローリー(約2トン以上)等、様々な容器に入れて
納入する。 【0003】また、通常、塗装機や印刷機に塗料等を供
給する際には、塗料等を撹拌・混合し、均質化する。 【0004】ドーコ缶やドラム缶で塗料等を納入した場
合は、缶比較的小型の撹拌・混合装置で、ドーコ缶やド
ラム缶中の塗料等を簡便に撹拌・混合し、塗装機や印刷
機に塗料等を供給する。 【0005】タンクローリーで塗料等を納入した場合、
タンクローリーからユーザーの大型の据え付け型のタン
クに塗料等を移し、当該タンクに据え付けられた撹拌・
混合装置で、塗料等を撹拌・混合し、当該タンクから塗
装機や印刷機に塗料等を供給する。 【0006】コンテナ納入の場合も同様に、コンテナか
ら塗料等を塗装機や印刷機に供給するに際し、塗料等を
撹拌・混合する必要がある。しかし、タンクローリー納
入の場合の大型据え付け型タンクとは異なり、コンテナ
は塗料メーカーとユーザーとの間で往復使用されるの
で、撹拌・混合装置をコンテナに据え付けておくことは
できない。即ち、撹拌・混合装置は、コンテナに簡便に
着脱が可能であることが要求される。 【0007】コンテナ内の塗料等を撹拌・混合する方法
としては、(1)回転翼で物理的に塗料等を撹拌・混合
する、(2)空気を吹き込む等の方法がある。回転翼を
用いる(1)の場合において、コンテナに簡便に着脱が
可能であるという条件を満たす方法としては、一般にコ
ンテナ上部に設けられる開閉可能な開口部から撹拌・混
合装置をコンテナ内に挿入し、装着する方法がある。こ
の方法の場合、コンテナ上部に比較的広いスペースを必
要とする。さらに、コンテナを交換する度毎に撹拌・混
合装置を着脱する必要があり、その着脱が煩雑である。 【0008】また、(2)の方法としては、コンテナ上
部に設けられる開閉可能な開口部から空気導入管をコン
テナ底部付近まで差し込み、空気を導入する方法があ
る。しかし、この方法の場合も、コンテナ上部に比較的
広いスペースを必要とする。 【0009】さらに(2)の方法としては、特開平07-0
24286号公報に開示されるように、容器底部から塗料等
に空気を導入する方法がある。該公報に開示される方法
の場合、塗料等の取り出し用の配管とは別に空気を導入
するための導入管を設ける必要がある。タンクローリー
納入の場合の大型の据え付け型(固定式)のタンクであ
れば、ユーザーに設置されている数少ない当該タンクに
空気導入管を新たに設ければよい。しかし、塗料メーカ
ーとユーザーとの間で現に往復使用されているコンテナ
は多数あり、その一つ一つに空気導入管を新たに設ける
ことは煩雑を極める。そこで、個々のコンテナに加工を
加えることなく、簡便に着脱可能な撹拌装置で撹拌・混
合することが要求された。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、塗料メーカ
ーとユーザーとの間で往復使用されているコンテナ内に
収容される液体内容物を撹拌・混合し得る装置であっ
て、個々のコンテナに加工を加えることなく、簡便に着
脱可能な撹拌・混合装置及び撹拌・混合方法を提供する
ことを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、収容物を取り
出すための管を底部に有する移動可能な容器、収容物を
移送するための配管、及び前記取り出し用管と前記移送
用配管とを着脱可能に連結する連結管とを具備し、該連
結管が空気挿入管を有しており、該空気挿入管に空気供
給装置が接続されていることを特徴とする通気撹拌装置
である。 【0012】 【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例について
図1に基づいて説明する。図1は、本発明に係る通気撹
拌装置一例を示す説明図である。通気撹拌装置は、撹拌
対象となる液状収容物Aを収容するための移動可能な容
器1、収容物を移送するための配管2、連結管3、空気
供給缶4、及び空気供給装置5を具備している。 【0013】容器1は、塗料メーカー等とユーザー間と
を往復し得る移動可能な容器であって、その上部に開閉
可能な開口部を有している。容器1は、収容物を取り出
すための管1aを底部に有する。収容物を取り出すため
の管1aの一方の端は、後述する連結手段3bと連結可
能な機構を有する。また、収容物を取り出すための管1
aには、収容物の取り出しを制御し得るバルブ6が設け
られている。 【0014】収容物を移送するための配管2は、移動可
能な容器1内の収容物を、容器1の外部に設置された塗
装機や印刷機等の固定装置もしくは当該固定装置に連結
された別の予備的容器に移送するための配管であり、塗
装機や印刷機等周辺に固定されている。収容物を移送す
るための配管2の容器1側の端は、後述する連結手段3
aと連結可能な機構を有する。 【0015】連結管3は、取り出し用管1aと移送用配
管2とを着脱可能に連結するものであり、連結管両端に
は連結手段3a、3bを有する。連結手段3a、3bと
しては、例えばカムロック等、簡便に着脱が可能な手段
であればよい。さらに連結管3は、空気挿入管4を具備
しており、空気挿入管4の繋がっている位置と連結手段
3aと間にバルブ7を有している。空気挿入管4には逆
止弁8が設けられていることが好ましい。そして、空気
挿入管4には、空気供給装置5が接続されている。空気
供給装置5には、圧力計、流量計等(図示せず)を取り
付けておくこともできる。 【0016】次に本発明の通気撹拌装置の使用方法につ
いて、図1に基づいて説明する。バルブ7を閉めた状態
で、バルブ6を開け、空気供給装置5を作動させ、空供
挿入管4及び取り出し用管1aを通じて、容器1内の収
容物Aに空気を供給し、収容物を撹拌・混合する。容器
1上部には排気用の管を設けておいてもよい。収容物の
撹拌・混合が終了したら、空気供給装置5を停止させ、
バルブ7を開ければ、容器1内の収容物Aは、取り出し
用管1a及び移送用配管2を通じて、容器1の外部に移
送されることとなる。移送終了、連結手段3bの連結を
外し、容器1を塗料メーカー等に返送すればよい。 【0017】さらに、本発明では容器1を複数用意し、
並列に設置することもできる。即ち、複数の容器を並列
設置することによって、一の容器に空気を供給した後、
収容物Aを取り出し用管1a及び移送用配管2を通じ
て、容器1の外部に移送する時間を利用して、並列設置
しておいた他の容器に同様に空気を供給することもでき
る。 【0018】 【発明の効果】本発明によれば、塗料メーカーとユーザ
ーとの間で往復使用されているコンテナに従来から存在
する、容器底部の取り出し用管のスペースを有効活用
し、取り出し用管から空気を容器内に導入することによ
って、個々のコンテナに加工を加えることなく、簡便に
収容物を撹拌・混合することができるようになった。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る通気撹拌装置の一例を示す図で
ある。 【符号の説明】 1:収容物を取り出すための管を底部に有する移動可能
な容器、 1a:収容物を取り出すための管 2:収容物を移送するための配管 3:取り出し用管と移送用配管とを着脱可能に連結する
連結管 3a、3b:着脱可能な連結手段 4:空気挿入管 5:空気供給装置 6:バルブ 7:バルブ 8:逆止弁 A:収容物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 収容物を取り出すための管を底部に有す
    る移動可能な容器、 収容物を移送するための配管、及び前記取り出し用管と
    前記移送用配管とを着脱可能に連結する連結管とを具備
    し、 該連結管が空気挿入管を有しており、 該空気挿入管に空気供給装置が接続されていることを特
    徴とする通気撹拌装置。
JP2002127088A 2002-04-26 2002-04-26 通気撹拌装置 Pending JP2003320234A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011510904A (ja) * 2008-02-05 2011-04-07 コーニング インコーポレイテッド 電子装置のカバープレートとして使用するための耐損傷性ガラス物品
JP2017192895A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 リョーエイ株式会社 スプレー装置および塗布液の沈殿防止方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011510904A (ja) * 2008-02-05 2011-04-07 コーニング インコーポレイテッド 電子装置のカバープレートとして使用するための耐損傷性ガラス物品
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