JP2003320071A - ボードゲーム - Google Patents

ボードゲーム

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JP2003320071A
JP2003320071A JP2002129863A JP2002129863A JP2003320071A JP 2003320071 A JP2003320071 A JP 2003320071A JP 2002129863 A JP2002129863 A JP 2002129863A JP 2002129863 A JP2002129863 A JP 2002129863A JP 2003320071 A JP2003320071 A JP 2003320071A
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Eiji Utsu
英治 宇津
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UIZU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボード収容部を有するボードケースと、前記
ボード収容部に収容され複数のマス目が記載された少な
くとも2以上のボードを設けて構成し、ゲームの進行に
応じて、ボードの交換を行うことによって、それまで劣
勢であった遊戯者でも、逆転の可能性を望むことがで
き、最後まで遊戯者が遊戯意欲を失うことなく、楽しめ
る画期的なボードゲームを提供する。 【解決手段】 透明若しくは半透明の物質製の板が装着
されたボード表示部を設けた方形状部材の3つの外周辺
部を基板部材に連結させて、前記した両部材間に形成さ
せたボード収容部を有するボードケースと、前記ボード
収容部に収容され複数のマス目が記載された少なくとも
2以上のボードと、前記ボード表示部上に配設する複数
のコマと、前記コマを移動させゲームを進行させる乱数
発生手段とを設けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボードゲームに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のボードゲームは、ゲーム途中若し
くは終盤には、遊戯者間のある程度の優劣が決定してし
まい、勝敗の結果がみえてしまうため、その段階で参加
者の意欲を半減してしまうものがほとんどであった。
【0003】また、従来のボードゲームでは、ゲームの
終盤まで進んでしまうと、それまで劣勢であった遊戯者
が、逆転することは難しかった。そのため、ゲームの途
中若しくは、終盤であっても、それまで劣勢であった遊
戯者でも、逆転の可能性を望むことができるような、ボ
ードゲームが望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記従来技術の問題点に斯かる実情に鑑みなされたもの
で、ボード収容部を有するボードケースと、前記ボード
収容部に収容され複数のマス目が記載された少なくとも
2以上のボードを設けて構成し、ゲームの進行に応じ
て、ボードの交換を行うことによって、それまで劣勢で
あった遊戯者でも、逆転の可能性を望むことができ、最
後まで遊戯者が遊戯意欲を失うことなく、楽しめる画期
的なボードゲームを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボードゲーム
において、前記ボードゲームには、透明若しくは半透明
の物質製の板が装着されたボード表示部を設けた方形状
部材の3つの外周辺部を基板部材に連結させて、前記し
た両部材間に形成させたボード収容部を有するボードケ
ースと、前記ボード収容部に収容され複数のマス目が記
載された少なくとも2以上のボードと、前記ボード表示
部上に配設する複数のコマと、前記コマを移動させゲー
ムを進行させる乱数発生手段とを設けて構成し、ゲーム
の進行に応じて、前記ボードケースに収容しているボー
ドの差替えを行うことを特徴とする。
【0006】上記本発明によれば、ボードゲームは、ボ
ード収容部を有するボードケースと、前記ボード収容部
に収容され複数のマス目が記載された少なくとも2以上
のボードを設けて構成し、ゲームの進行に応じて、ボー
ドの交換を行うことによって、それまで劣勢であった遊
戯者でも、逆転の可能性を望むことができ、最後まで遊
戯者が遊戯意欲を失うことなく、楽しめる画期的なボー
ドゲームを提供できる。
【0007】本発明は、請求項1において、前記ボード
に記載された複数のマス目は、複数の属性が設けられ、
該マスには、文字若しくは図画によるゲームを進行を指
示する指示記載によって構成したことを特徴とする。
【0008】上記本発明によれば、ボードに記載された
複数のマス目には、複数の属性が設けられ、例えば、ボ
ードゲームに使用されるイベントカードを引くことを指
示するマス目や、また、同様にチップを引くことを指示
するマス目、他の遊戯者との戦闘を指示するマス目、乱
数発生手段から乱数を発生させ、その乱数値によって、
ボードゲームに使用されるカード若しくはチップを引く
ことを指示するマス目など設けることにより、ボードゲ
ーム遊戯性を増すことができる。
【0009】本発明は、請求項1又は2において、前記
ボードゲームには、文字若しくは図画によるゲームの進
行を指示する指示情報が記載された指示カードを設けて
構成したことを特徴とする。
【0010】上記本発明によれば、ボードに記載された
複数のマス目には、文字若しくは図画によるゲーム進行
を指示する指示情報が記載され、例えば、「イベントカ
ードを1枚引く」と記載し遊戯者にイベントカードを引
くことを指示や、また、図画でイベントカードを引くこ
とを表す図画を記載するようことを指示することもでき
る。
【0011】本発明は、請求項1乃至3において、前記
乱数発生手段は、多面体で形成されたダイスであって、
多面体の少なくとも1面若しくは全部の面に文字若しく
は図画による記載が設けられていることを特徴とする。
【0012】上記本発明によれば、乱数発生手段は、多
面体で形成されたダイスであって、例えば、6面体のサ
イコロや、12面体、20面体など様々な多面体ダイス
を使用できる。また、ダイスの各面に表示されている文
字・数値の他に図画による表示を行うことができる。
【0013】本発明は、請求項1乃至4において、前記
ボードのマス目は、環状に設けられ周回可能に設けられ
ていることを特徴とする。
【0014】上記本発明によれば、前記ボードのマス目
は、環状に設けられ周回可能に設けることにより、ある
マス目に到着した者が勝利するような乱数発生手段によ
る乱数の運の要素だけではなく、遊戯者のプレイングが
勝利に大きく影響するようにすることができる。
【0015】本発明は、請求項1乃至5において、前記
ボードのマス目は、そのマス目の一部に分岐が設けら
れ、ゲームの進行状態に応じて前記コマを進めることが
できる分岐が設けられていることを特徴とする。
【0016】上記本発明によれば、前記ボードのマス目
は、そのマス目の一部に分岐が設けられ、ゲームの進行
状態に応じて遊戯者が任意に又はゲーム進行の指示によ
り、通常のマス目とは別に分岐された側にコマを進める
ことができる。
【0017】本発明は、請求項1乃至6において、前記
2以上のボードは、それぞれのボードに記載されている
マスの位置は全てのボードで同一に設けて構成したこと
を特徴とする。
【0018】上記本発明によれば、前記2以上のボード
は、それぞれのボードに記載されているマス位置を全て
のボードで同一に設けて構成することにより、ボード交
換した際に、該マス目の位置が同一のため、交換された
際においても、かならず、交換後のマスを上に遊戯者の
コマが配設させるようになっている。
【0019】本発明は、請求項1乃至7において、前記
乱数発生手段を複数設け、それぞれが同種若しくは異種
に形成され構成し、ゲームの進行状況に応じて、使用す
る乱数発生手段数及び種類を変化させることを特徴とす
る。
【0020】上記本発明によれば、乱数発生手段を複数
設け、それぞれが同種若しくは異種に形成され構成し、
ゲームによる指示などによって、乱数発生手段の数を2
つ利用したり、3つ利用したりすることができ、また種
類の違う乱数発生手段を複数用いてことにより、遊戯性
が増すことができる。
【0021】本発明は、請求項1乃至8において、前記
複数のコマは、それぞれ属性が設けられ、少なくとも2
以上のボードには、該複数のコマと同様の属性を持つボ
ードに加え、該複数のコマに対して中立な属性を持つボ
ードを設けて構成したことを特徴とする。
【0022】上記本発明によれば、前記複数のコマは、
それぞれ属性が設けられ、少なくとも2以上のボードに
は、該複数のコマと同様の属性を持つボードに加えて該
複数のコマに対して中立な属性を持つボードが設けて構
成されることによって、例えば、遊戯者が四人で遊戯し
た場合、それぞれの遊戯者が使用するコマに「火」
「風」「水」「土」などの属性を設け、該ボードも「火
属性ボード」「風属性ボード」「水属性ボード」「土属
性ボード」を設け、それぞれが同じ属性の場合、該コマ
(遊戯者)に対して有利に働くように設けられ、さら
に、この他に「中立属性ボード」設け、全てのコマ(遊
戯者)に対して中立に設けることにより遊戯性を増すこ
とができる。
【0023】本発明は、2人以上の遊戯者で遊戯する遊
戯方法であって、前記遊戯方法は、ボードを使用したボ
ードゲームあって、前記ボードゲームには、透明若しく
は半透明の物質製の板が装着されたボード表示部を設け
た方形状部材の3つの外周辺部を基板部材に連結させ
て、前記した両部材間に形成させたボード収容部を有す
るボードケースと、前記ボード収容部に収容され複数の
マス目が記載された少なくとも2以上のボードと、前記
ボード表示部上に配設する複数のコマと、前記コマを移
動させゲームを進行させる乱数発生手段とを使用し、遊
戯者一人一人が順番に遊戯を行うターンが設けられ、該
ターン開始された場合には、予め登録された数値・文字
・図柄などをランダム表示させるランダム表示ステップ
と、前記乱数表示ステップで表示された数値・文字図柄
に応じて、コマを進めるステップと、前記ステップで進
んだマスに書かれた指示内容を実施するステップと、該
ターンを終了し、次の遊戯者のターンを開始するステッ
プと、を有することを特徴とする。
【0024】上記本発明によれば、ボードゲームを利用
した遊戯方法は、2人以上の遊戯者で遊戯する遊戯方法
であって、前記遊戯方法は、ボードを使用したボードゲ
ームあって、前記ボードゲームには、透明若しくは半透
明の物質製の板が装着されたボード表示部を設けた方形
状部材の3つの外周辺部を基板部材に連結させて、前記
した両部材間に形成させたボード収容部を有するボード
ケースと、前記ボード収容部に収容され複数のマス目が
記載された少なくとも2以上のボードと、前記ボード表
示部上に配設する複数のコマと、前記コマを移動させゲ
ームを進行させる乱数発生手段とを使用し、遊戯者一人
一人が順番に遊戯を行うターンが設けられ、該ターン開
始された場合には、予め登録された数値・文字・図柄な
どをランダム表示させるランダム表示ステップと、前記
乱数表示ステップで表示された数値・文字図柄に応じ
て、コマを進めるステップと、前記ステップで進んだマ
スに書かれた指示内容を実施するステップと、該ターン
を終了し、次の遊戯者のターンを開始するステップの順
に遊戯を行うことができ、また、遊戯者の趣向に応じ
て、ボードを交換して、遊戯を行うことによって、遊戯
者に対して飽きられにくい画期的なボードゲームを提供
できる。
【0025】本発明は、請求項10において、前記指示
内容を実施するステップで、該マス若しくは、ゲーム進
行上のイベントでボード交換を指示する指示内容が記載
されている時には、前記ボード収容部に収容されている
ボードと、指示されたボードに交換するステップを有す
ることを特徴とする。
【0026】上記本発明によれば、ボードゲームを利用
した遊戯方法は、ゲームの進行に応じて、ボードの交換
を行うことによって、それまで劣勢であった遊戯者で
も、逆転の可能性を望むことができ、最後まで遊戯者が
遊戯意欲を失うことなく、楽しめる画期的なボードゲー
ムを提供できる。
【0027】
【発明の実施の形態】ボードゲームは、透明若しくは半
透明の物質製の板が装着されたボード表示部を設けた方
形状部材の3つの外周辺部を基板部材に連結させて、前
記した両部材間に形成させたボード収容部を有するボー
ドケースと、前記ボード収容部に収容され複数のマス目
が記載された少なくとも2以上のボードと、前記ボード
表示部上に配設する複数のコマと、前記コマを移動させ
ゲームを進行させる乱数発生手段とを設け、前記ボード
に記載された複数のマス目は、複数の属性が設けられ、
該マスには、文字若しくは図画によるゲームを進行を指
示する指示記載し、前記ボードゲームには、文字若しく
は図画によるゲームの進行を指示する指示情報が記載さ
れた指示カードを設け、前記乱数発生手段は、多面体で
形成されたダイスであって、多面体の少なくとも1面若
しくは全部の面に文字若しくは図画による記載が設け、
前記ボードのマス目は、環状に設けられ周回可能に設
け、前記ボードのマス目は、そのマス目の一部に分岐が
設けられ、ゲームの進行状態に応じて前記コマを進める
ことができる分岐が設け、前記2以上のボードは、それ
ぞれのボードに記載されているマスの位置は全てのボー
ドで同一に設け、前記乱数発生手段を複数設け、それぞ
れが同種若しくは異種に形成され、前記複数のコマは、
それぞれ属性が設けられ、少なくとも2以上のボードに
は、該複数のコマと同様の属性を持つボードに加え、該
複数のコマに対して中立な属性を持つボードを設けて構
成した。
【0028】遊戯方法は、2人以上の遊戯者で遊戯する
遊戯方法であって、前記遊戯方法は、ボードを使用した
ボードゲームあって、前記ボードゲームには、透明若し
くは半透明の物質製の板が装着されたボード表示部を設
けた方形状部材の3つの外周辺部を基板部材に連結させ
て、前記した両部材間に形成させたボード収容部を有す
るボードケースと、前記ボード収容部に収容され複数の
マス目が記載された少なくとも2以上のボードと、前記
ボード表示部上に配設する複数のコマと、前記コマを移
動させゲームを進行させる乱数発生手段とを使用し、遊
戯者一人一人が順番に遊戯を行うターンが設けられ、該
ターン開始された場合には、予め登録された数値・文字
・図柄などをランダム表示させるランダム表示ステップ
と、前記乱数表示ステップで表示された数値・文字図柄
に応じて、コマを進めるステップと、前記ステップで進
んだマスに書かれた指示内容を実施するステップと、該
ターンを終了し、次の遊戯者のターンを開始するステッ
プと、前記指示内容を実施するステップで、該マス若し
くは、ゲーム進行上のイベントでボード交換を指示する
指示内容が記載されている時には、前記ボード収容部に
収容されているボードと、指示されたボードに交換する
ステップとを有する遊戯方法。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1で実施例のボードゲームに関わる実施例
のボードケース200とボード100について説明す
る。
【0030】ボードケース200は、方形であって、ボ
ードケース200の上面には透明なフィールド面を有す
る透明部材201が設けられている。ボードケース20
0の側面に設けられた開口部202から、ボードケース
200内にボード100を挿入することができる。ま
た、上述の透明部材201を通して、ボード100をボ
ードケース200外から、視認することができる。
【0031】ボードケース200に設けられた透明部材
201は、コマ70を配置したり、移動させたりを行う
フィールドで、このフィールド上を利用して遊戯を行う
ようになっている。透明部材201の透過率は、ボード
100に記載された内容が視認可能な程度の透過率を持
つ透明部材を使用することが望ましい。
【0032】さらに、ボードケース200の側面に設け
られた開口部202は、ボード100の厚みより大きく
設けられ、スムーズにボード100の出し入れができ
る。この時に、開口部202とボード100との隙間が
少ない場合、ボード100を取り出しする際に、ボード
ケース200に衝撃を加えてしまいフィールド上に配設
されたコマ70が該衝撃によって移動してしまうことが
あるため、十分な隙間を設けることが望ましい。
【0033】ボード100は、図4に示すように、四角
形の板状に設けられ、その上面には、四角形の領域毎に
区切られたマスが環状に連続して表示されている。ま
た、環状に設けられたマスの一部に、分岐が設けられて
いる。その環状の内周若しくは外周を沿うようにマスが
設けられ、再び、該環状のマス目に戻るようになってい
る。また、該環状に設けられたマスの内周若しくは外周
に、同様に環状に設けられたマスを表示し、マスの分岐
で、外周や、内周を有するように2重・3重に環状のマ
スが設けられていてもかまわない。さらに、ボード10
0中央部にLASTBOSSマス105が設けられ、該
マスは、環状には設けられてはおらず、最内周の環状の
マスからの分岐によって、接続されるようになってい
る。
【0034】また、四角形の領域毎に区切られたマスに
は、図5〜9の記載のマスによって構成され、マスに
は、そのマスに停止した際の遊戯者への指示内容が表示
されている。表示内容は、文字や、図画を利用し、遊戯
者に対して理解しやすいように表示されている。また、
ボード100には、属性が設けられ、5種類(ニュート
ラルボード・火属性ボード・風属性ボード・土属性ボー
ド・水属性ボード)あり、火属性のボードには、その一
部のマスに火を表したマークが表示されている。同様
に、水属性ボードには水が、風属性ボードには風が、土
属性ボードには土が、それぞれ表示させるようになって
いる。また、ニュートラルボードには、無属性ボードと
して扱われ、属性をあらわすマークは表示されていな
い。
【0035】図2に示す発明の実施例のボードゲームに
使用される部品の説明を行う。ボード100、ボードケ
ース200、レベルダイス10、属性ダイス20、通常
ダイス30、バトルカード40、ドラゴンカード50、
イベントカード60、コマ70、成長用チップ80、レ
ベル表90を使用し遊戯を行う。
【0036】乱数発生手段は、六面体ダイスを4つ使用
し、そのうち2つは、通常使用される通常ダイス30で
6面には数値で1〜5の他に星を模した図画が表示され
たダイスを使用する。さらに、残る2つはレベルダイス
10及び属性ダイス20であり、6面には、数値で、0
〜5が表示されたダイスを使用する。レベルダイス10
は、バトル時に通常使用されるダイスのほかに追加し
て、レベルが上の人がレベルダイスを振ることができ
る。また、属性ダイスは、バトル時に通常使用されるダ
イスのほかに追加して、属性が優位な人がダイスを振る
ことができる。レベルダイス10及び属性ダイス20
は、遊戯者のレベルや属性によって変化し、バトル時に
レベル及び属性が優位の場合、通常ダイス30に加え
て、レベルダイス10及び属性ダイス20を振ることが
でき、バトルを優位に進めることが出来る。
【0037】また乱数発生手段については、ダイス以外
でも使用可能で、ルーレットや回胴を利用したスロット
・電子回路を利用し乱数発生させ、それを表示するよう
にしてもかまわない。
【0038】コマ70は、遊戯者の一人に一つ使用し、
コマの形状は、遊戯者同士が誤認しないように、違った
形状のコマを利用したり、それぞれの色が異なるように
設けてあることが望ましい。またこのコマは、他の、ゲ
ームで使用されているコマを利用することも可能で、他
のゲームからコマを使用することのよって、その他のゲ
ームの追加ゲームのように様々な遊びを行うことができ
る。
【0039】レベル表90は、(詳細は図10)遊戯者
の人数に合わせて使用し、実施例では、4枚使用した例
である。レベル表90に成長用チップ80配設してい
き、その配設位置によって自らのレベルの表示を行う。
レベル表90は、レベル1〜レベル5まで表示を行うこ
とができるようになっている。レベル表90に、記載さ
れているレベル表示91、温度枠92、水枠93、食料
枠94の表に例えばレベル1の場合、レベル1の記載の
横に温度チップ81・水チップ82・食料チップ83を
置くようにする。このようにすることによって、各遊戯
者の現在レベルの表示を行うようになっている。
【0040】また、遊戯者のレベルアップは、温度チッ
プ81・水チップ82・食料チップ83の3種類を表か
ら取り除くため、一時的に、レベル表90から該チップ
が無くなる場合がある。無くなった場合であっても、レ
ベルは維持される。
【0041】また、成長用チップ80は、上述のとおり
3種類あり、温度チップ81・水チップ82・食料チッ
プ83のそれぞれが、20個ずつ使用されるようになっ
ている。成長チップ80の表面には、それぞれ温度・水
・食料を表す、図画若しくは、文字が記載されている。
また、各チップ裏面は、無地または図画が表示され、各
チップとも、同じとなっていて、全てのチップの裏面が
上になるようにすると、3種類のチップを見分けること
ができないように設けられている。また、使用されるチ
ップの数は、遊戯者の人数によって変化するように設け
てもかまわない。
【0042】さらに、成長用チップ80の数を少なく限
定することによって、成長用チップ80を得るための各
遊戯者のプレイテクニックを必要とするようになるため
に、遊戯性をさらに増すようにすることができるように
なる。
【0043】またカードが設けられ、大きくは、バトル
カード40・イベントカード60・ドラゴンカード50
が設けられている。それぞれを良くシャッフルし、それ
ぞれ山札とし、使用時に山札の一番上にあるカードから
順番に使用されるようになっている。
【0044】バトルカード40は、数十枚使用され、カ
ードは、バトル時に効果を発揮するカードと、マスを進
めることができるカードで構成されている。またこのバ
トルカードは、カードマスに止まるとバトルカードを引
くことができる。バトルカード40のバトル時に効果を
発揮するカードには、図13及び図14に示すように、
属性表示41が表示され、攻撃時効果42、防御時効果
43が記載されている。例えば属性表示41に「風」と
記載されている場合は、そのカードは、風属性となる。
また、攻撃時効果42に、「バトル+2」と記載されて
いる時には、バトル時にそのカードを使用し、攻撃側で
ある場合、攻撃値に+2することができる。また、防御
時効果43に、「風属性とバトルを行なう時、+1にな
る」と記載されている時には、風属性とのバトルで防御
時に防御値に+1することができることが記載されてい
る。
【0045】さらに、マスを進めることができるカード
である場合、移動可能マス44、効果詳細45が記載さ
れ、例えば移動可能マス44に「15マス」と記載され
ている場合、マス目を15マスまでの任意のマスにコマ
70を進めることができる。さらに、効果詳細45に、
移動の進め方に関する説明が記載されている。
【0046】イベントカード60は、十数枚使用され、
カードは、ボード交換(属性変更)を指示するカード
と、遊戯者のコマ70のレベルアップを指示するカード
と、ドラゴンカード50との対戦を行う特殊バトル指示
カードで構成されている。またこのイベントカード60
は、イベントカードマスに止まるとイベントカード60
を引くことができる。イベントカード60には、図11
及び図12に示すように、属性表示61、効果名62、
効果詳細63が記載され、例えば属性表示61に「聖」
と記載されている時には、そのカードの効果は直ちに発
揮されることを意味している。また効果名62の「全員
ラボ帰還」が効果名で、その詳細な効果は効果詳細63
に記載されている。
【0047】ドラゴンカード50は、数枚使用され、カ
ードは、ドラゴンが対戦時に出す数値(攻撃値若しくは
防御値)が記載されているカードで構成されている。ま
たこのドラゴンカード50は、ボード中央部のLAST
BOSSマス105に進みドラゴンカード50との対戦
時や、イベント発生時に使用されるカードである。ま
た、LASTBOSSマス105に進んで、ドラゴンカ
ードに記載のLASTBOSSに勝利すると、ゲーム終
了となり、勝利者は優勝者となるようになっている。
【0048】ドラゴンカード50には、図15に示すよ
うに、属性表示51、パワーポイント52、追加効果5
3が記載され、例えば属性表示51に「地」と記載され
ている時には、そのドラゴンの属性は地属性であること
を示し、パワーポイント52に記載された数値がドラゴ
ンの攻撃値若しくは防御値となる。さらに、追加効果5
3に記載されている条件「盤属性が地の場合は15にな
る」を満たした場合、ドラゴンの攻撃値若しくは防御値
は、15となることを示している。
【0049】カードは、それぞれ使用された後のカード
は、一時的に種類別にフィールド外に置かれ、個別の山
札が無くなった場合、その種類のカードを集め再度使用
済みカードをシャッフルし、山札とするようになってい
る。これは、ゲーム上のルールであり、山札が無くなる
と同時に優勝者を決めるようにしても良いし、そのま
ま、なくなったカードを使用しないように設けてもかま
わない。
【0050】実施の例であるボードゲームの基本的なル
ールについて説明を行う。このボードゲームの最終目標
は、ボード中央にいる「ドラゴン」を倒すことです。ま
た、一番にドラゴンを倒した遊戯者が優勝となります。
2位・3位は決めません。
【0051】遊戯者の人数は少なくとも3人とし、最大
で4人で行うことができるようになっている。遊戯者
は、「火」「風」「土」「水」の4つの属性に分かれた
コマ70を操ります。それぞれの遊戯者は同じ属性にな
らないようにし、3人で行う場合は4つの属性のうち3
つの属性のいずれかを選択し、プレイします。
【0052】また、この基本的なルールの場合では、遊
戯者に対して、属性を割り当てそれぞれの属性毎に、戦
闘を優位に行うことができる属性優位の属性と、戦闘が
不利な属性不利の属性が設けられ、実施例の場合では、
図3に示すように「火」の属性は、「土」属性には、優
位に戦闘を行うことができるが、「水」属性には戦闘は
不利になる。また、それ以外の属性に対しては、対等に
戦闘が行うことができるようになっている。また、
「土」属性の場合では、「水」属性には、優位に戦闘を
行うことができるが、「火」属性には戦闘は不利にな
る。また、それ以外の属性に対しては、対等に戦闘が行
うことができるようになっている。
【0053】このように遊戯者にそれぞれ属性を設ける
ことによって、属性間によって優位、不利が発生するた
め、2人での遊戯での場合、一方の遊戯者が優位にプレ
イできるに対して、もう一方の遊戯者は、ずっと不利の
状態で戦闘することになってしまうため、遊戯者の人数
は、2人からでも遊戯可能ではあるが、3人以上の遊戯
者でプレイにすることが望ましい。
【0054】ボード100に記載された環状に設けられ
たマス目のボード100の四隅に設けられているLab
o101・102・103・104と書かれた場所がそ
れぞれの遊戯者のスタート地点となり、遊戯者毎に異な
るスタートから開始するようになっていて、通常ダイス
30を2つ振って出た目に従ってコマをマス目に沿って
移動させ、進行して行きます。
【0055】遊戯者が操るコマはバトルや育成によって
成長します。コマ70の成長は、成長用チップ80を集
めることにより成長し、レベルが上昇するようになって
いる。成長チップ80には「温度」「湿度」「食料」の
3種類の成長チップ80があり、バトルや、マス目に記
載された指示や、イベントカード60の指示などによっ
て、入手できるようになっている。
【0056】また、コマの成長(レベルの上昇)は、成
長用チップ80の「温度」「湿度」「食料」の3種類が
それぞれ揃った時に成長するようになっている。また、
成長させるタイミングなどは、任意に、遊戯者が希望す
るタイミングで行うことができるようになっている。さ
らに、コマ70の成長は、レベル1からレベル5の最大
で4段階まで成長し、コマの成長が一定の段階にまで成
長することによって、ボード中央にいる「ドラゴン」に
コマを進めることができるようになっている。実施の例
では、レベル4に達すると可能となるように設けられて
いる。
【0057】また、プレイ中には、マス目に記載された
指示や、イベントカード60の指示によって、「環境の
変化〜世界の変化」とよばれるボードの差替えが行われ
るようになっている。ボード100には、「ニュートラ
ル」(中立)なボードの他に、「火」「風」「土」
「水」の属性毎のボードが設けられていて、遊戯者が操
るコマの位置はそのままに、ボードケース200内に挿
入されているボード100を、イベントカード60によ
って指示されたボード100に差替えを行う。
【0058】マスには大きく分けて、Laboマス10
1・102・103・104・イベントマス107・バ
トルマス110・カードマス101a・チップマス10
8・LASTBOSSマス105が設けられ、Labo
マス101・102・103・104は、コマ70が1
周してLABマスに戻ると、成長用チップ80を2つ無
作為に貰うことができるようになっている。この時、3
種の成長用チップ80を全て裏面にし、混ぜた後に、遊
戯者が任意の成長用チップ80を引くようにする。
【0059】イベントマス107は、このマスに止まる
と、イベントカード107を引きます。もし、イベント
カード107は、「聖」印が記載されたカードの場合
は、カードを引いた直後に、カードに記載された指示に
よる効果が発動するようになっている。
【0060】バトルマス110は、2種類のマスが設け
られ、コマの属性がボードの属性と同じである場合優位
にバトルを行うことができるバトルマス101cと、通
常のバトルマス110が設けられている。このバトルマ
ス101c・110に止まると、その遊戯者は、その遊
戯者が任意に選んだ他の遊戯者とバトル(戦闘)を行わ
なければなりません。バトルに勝つと相手が所有する成
長用チップ80を、任意に1つ選んで奪うことができる
ようになっている。この時に、コマの属性がボードの属
性と同じである場合優位にバトルを行うことができるバ
トルマス101cに止まっている時で、コマの属性がボ
ードの属性と同じである場合攻撃値に+2することがで
きる。このようにボード100の属性と、コマ70の属
性が同じである場合、その遊戯者は優位にゲームを進め
ることができるようになっている。
【0061】カードマス101aは、このマスに止まる
と、その遊戯者は、バトルカード40を引くことが出来
るようになっている。この時に、引くカード枚数は、ボ
ード100に記載されている枚数を引く。コマの属性が
ボードの属性と同じである場合は、マスに記載された指
示内容にしたがって、通常枚数より、多く引くことがで
きる。
【0062】チップマス108は、3種類のマスが設け
られ、コマの属性がボードの属性と同じである場合より
多くの成長用チップ80を貰う事ができるマス101d
と、星チップマス111と、通常のチップマス108が
設けられている。このチップマス108に止まると、そ
の遊戯者は、成長用チップ80をランダムに貰うことが
出来ます。この時に、コマの属性がボードの属性と同じ
である場合より多くのチップを貰う事ができるチップマ
ス101dに止まっている時で、コマ70の属性がボー
ドの属性と同じである場合、より多くのチップを貰うこ
とができる。星チップマス111の場合、通常ダイス3
0を1つ振って、★(星)マークがでれば、成長用チッ
プ80を1枚もらう事ができる。また、成長用チップ8
0のもらい方は、Laboマス101・102・103
・104と同様に、3種の成長用チップ80を全て裏面
にし、混ぜた後に、遊戯者が任意の成長用チップ80を
引くようにする。
【0063】LASTBOSSマス105は、ボード中
央にあるマスで、このマスは遊戯者のレベルが4以上で
ないと入れないようになっている。また、LASTBO
SSマス105はダイスによる数値でちょうどに止まる
必要がなく、LASTBOSSマス105に入った時点
でLASTBOSSマス105に止まったことになりま
す。LASTBOSSマス105は「ドラゴン」が鎮座
する王宮で、ドラゴンと戦って勝つことが目的となりま
す。ドラゴンの詳細を表すのがドラゴンカード50で、
ドラゴンカード50を一枚引き、そこは属性と、体力値
が記載されている。遊戯者は、通常ダイス30や、属性
ダイス20、バトルカード40の効果を利用して、ドラ
ゴンカード50に記載された攻撃値若しくは防御値と同
じか上回ることができれば、ドラゴンに勝利することが
できる。LASTBOSSマス105に止まって勝利し
た場合は、その遊戯者の優勝となり、また、イベントカ
ード60で勝利した場合は、遊戯者のコマ70のレベル
がアップするようになっている。
【0064】また、ドラゴンに負けるとレベルが1つ下
がり、自分のスタート位置(Laboマス101・10
2・103・104)に戻されます。また、イベントカ
ード60での指示によるドラゴンとの戦闘に負けた場合
も同様である。
【0065】スーパーラッキーマス101bは、このマ
スに止まると、その遊戯者は、ボードの属性とコマの属
性が同じであるばあい、チップ1枚を貰う事ができ、ま
たバトルカードを2枚引くことができる。
【0066】さらに、図9に示すように、チャンスマス
106は、その遊戯者は、通常ダイス30を1つ振っ
て、★(星)マークがでれば、遊戯者が任意に選択した
ボード100に差替えを行うことができる。また、空白
マス109は、マスに指示内容が記載されていなくイベ
ントが発生しないマスである。また、チップマス111
は、このマスに止まると、その遊戯者は、通常ダイス3
0を1つ振って、★(星)マークがでれば、成長用チッ
プ80がランダムに貰うことができるようになってい
る。
【0067】また、ボード100の属性に応じて、ボー
ド100に記載されている各マスの属性表示も図5〜図
8に示すように変化し、ボード100の属性と、コマ7
0の属性が同じである場合、ゲームを優位に進めること
ができる。さらに、ボード100属性に、不利になる属
性を設けて記載するようにしてもかまわない。
【0068】コマ70の成長用チップ80を集めること
で達成されます。「温度」「湿度」「食料」の3つの成
長用チップ80があり、バトルやボードの効果で少しず
つ手に入れていき、これが3種類そろうとコマのレベル
が1上がります。
【0069】戦闘について説明する。バトルは、バトル
マス110に止まるか、若しくは他の遊戯者と同じマス
目に止まるかすると行われます。バトルマス110に止
まった場合、他の全ての遊戯者から任意に選択して、戦
闘を行うことができる。また、他の遊戯者と同じマス目
に止まった場合は、同じマス目にいる遊戯者で戦闘を行
う。さらに、3人以上同じマスに止まった際は、最後に
止まった遊戯者がその他の遊戯者から任意に選択してバ
トルを行うようにするようになっている。
【0070】バトルはお互いに通常使用ダイス30を2
個を1回振って、その数の大きさで勝負しますが、この
際に自分と戦闘相手のレベル及び属性が関与します。も
し、自分のコマ70のレベルが戦闘相手のコマ70のレ
ベルより高ければ、レベルダイス10(目は0〜5ま
で)を追加して振ることができる。また、もし、自分の
コマ70の属性が相手のコマ70の属性に勝っていた場
合は、属性ダイス20(目は0〜5まで)を追加して振
ることができる。属性は、火は風に強く、風は土に強
く、土は水に強く、水は火に強い、という仕組みになっ
ている。
【0071】さらに、バトルの際に、事前に所有してお
いたバトルカード40を使用して、コマ70の攻撃力や
防御力を増加することが出来ます。バトルカード40
は、ボード100のカードマス101aに止まることで
入手できるようになっている。さらに、カードマス10
1aに止まった際に既にバトルカード40を5枚所持し
ている場合、バトルカード40を一枚引き、その後、任
意のカードを1枚手札から捨てる。バトルカード40は
手札として最大5枚までしか所持できないようになって
いる。
【0072】ボードゲームの手順について説明を行う。
遊戯者一人一人が順番に遊戯を行うターンが設けられ、
自分のターン開始された場合には、通常ダイス30を2
個振る。その後、通常ダイス30の出た目の合計値に数
に応じたマス目に沿ってコマ70を進める。コマ70を
進んだ先のマスに置き、マスに記載されている指示内容
の実施を行う。指示内容に、ボード差替え指示があった
場合は、ボードケース200から指示されたボード10
0に差替える。指示内容が実行されたのち自分のターン
を終了し、次の遊戯者のターンを開始する。この一連の
流れを繰り返し行い遊戯者の誰か一人がLASSBOS
Sマス105にコマ70進め、ドラゴンカード50に勝
利するまで繰り返される。
【0073】この以上説明したように構成することによ
り、ゲームの進行に応じて、ボードの交換を行うことに
よって、それまで劣勢であった遊戯者でも、逆転の可能
性を望むことができ、最後まで遊戯者が遊戯意欲を失う
ことなく、楽しめる画期的なボードゲームを提供するこ
とができるすばらしいボードゲームである。また、好ま
しい実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はその
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載した技術的範囲内で種々に改変できる。
【0074】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を有する。
【0075】ボードゲームは、ボード収容部を有するボ
ードケースと、前記ボード収容部に収容され複数のマス
目が記載された少なくとも2以上のボードを設けて構成
し、ゲームの進行に応じて、ボードの交換を行うことに
よって、それまで劣勢であった遊戯者でも、逆転の可能
性を望むことができ、最後まで遊戯者が遊戯意欲を失う
ことなく、楽しめる画期的なボードゲームを提供でき
る。
【0076】ボードに記載された複数のマス目には、複
数の属性が設けられ、例えば、ボードゲームに使用され
るイベントカードを引くことを指示するマス目や、ま
た、同様にチップを引くことを指示するマス目、他の遊
戯者との戦闘を指示するマス目、乱数発生手段から乱数
を発生させ、その乱数値によって、ボードゲームに使用
されるカード若しくはチップを引くことを指示するマス
目など設けることにより、ボードゲーム遊戯性を増すこ
とができる。
【0077】ボードに記載された複数のマス目には、文
字若しくは図画によるゲーム進行を指示する指示情報が
記載され、例えば、「イベントカードを1枚引く」と記
載し遊戯者にイベントカードを引くことを指示や、ま
た、図画でイベントカードを引くことを表す図画を記載
するようことを指示することもできる。
【0078】乱数発生手段は、多面体で形成されたダイ
スであって、例えば、6面体のサイコロや、12面体、
20面体など様々な多面体ダイスを使用できる。また、
ダイスの各面に表示されている文字・数値の他に図画に
よる表示を行うことができる。
【0079】前記ボードのマス目は、環状に設けられ周
回可能に設けることにより、あるマス目に到着した者が
勝利するような乱数発生手段による乱数の運の要素だけ
ではなく、遊戯者のプレイングが勝利に大きく影響する
ようにすることができる。
【0080】前記ボードのマス目は、そのマス目の一部
に分岐が設けられ、ゲームの進行状態に応じて遊戯者が
任意に又はゲーム進行の指示により、通常のマス目とは
別に分岐された側にコマを進めることができる。
【0081】前記2以上のボードは、それぞれのボード
に記載されているマス位置を全てのボードで同一に設け
て構成することにより、ボード交換した際に、該マス目
の位置が同一のため、交換された際においても、かなら
ず、交換後のマスを上に遊戯者のコマが配設させるよう
になっている。
【0082】乱数発生手段を複数設け、それぞれが同種
若しくは異種に形成され構成し、ゲームによる指示など
によって、乱数発生手段の数を2つ利用したり、3つ利
用したりすることができ、また種類の違う乱数発生手段
を複数用いてことにより、遊戯性が増すことができる。
【0083】前記複数のコマは、それぞれ属性が設けら
れ、少なくとも2以上のボードには、該複数のコマと同
様の属性を持つボードに加えて該複数のコマに対して中
立な属性を持つボードが設けて構成されることによっ
て、例えば、遊戯者が四人で遊戯した場合、それぞれの
遊戯者が使用するコマに「火」「風」「水」「土」など
の属性を設け、該ボードも「火属性ボード」「風属性ボ
ード」「水属性ボード」「土属性ボード」を設け、それ
ぞれが同じ属性の場合、該コマ(遊戯者)に対して有利
に働くように設けられ、さらに、この他に「中立属性ボ
ード」設け、全てのコマ(遊戯者)に対して中立に設け
ることにより遊戯性を増すことができる。
【0084】ボードゲームを利用した遊戯方法は、2人
以上の遊戯者で遊戯する遊戯方法であって、前記遊戯方
法は、ボードを使用したボードゲームあって、前記ボー
ドゲームには、透明若しくは半透明の物質製の板が装着
されたボード表示部を設けた方形状部材の3つの外周辺
部を基板部材に連結させて、前記した両部材間に形成さ
せたボード収容部を有するボードケースと、前記ボード
収容部に収容され複数のマス目が記載された少なくとも
2以上のボードと、前記ボード表示部上に配設する複数
のコマと、前記コマを移動させゲームを進行させる乱数
発生手段とを使用し、遊戯者一人一人が順番に遊戯を行
うターンが設けられ、該ターン開始された場合には、予
め登録された数値・文字・図柄などをランダム表示させ
るランダム表示ステップと、前記乱数表示ステップで表
示された数値・文字図柄に応じて、コマを進めるステッ
プと、前記ステップで進んだマスに書かれた指示内容を
実施するステップと、該ターンを終了し、次の遊戯者の
ターンを開始するステップの順に遊戯を行うことがで
き、また、遊戯者の趣向に応じて、ボードを交換して、
遊戯を行うことによって、遊戯者に対して飽きられにく
い画期的なボードゲームを提供できる。
【0085】ボードゲームを利用した遊戯方法は、ゲー
ムの進行に応じて、ボードの交換を行うことによって、
それまで劣勢であった遊戯者でも、逆転の可能性を望む
ことができ、最後まで遊戯者が遊戯意欲を失うことな
く、楽しめる画期的なボードゲームを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例のボードゲーム及びボード
を示す図である。
【図2】本発明に係る実施例のボードゲームで使用され
る部品を示す図である。
【図3】本発明に係る実施例のボードゲームの属性の相
関図である。
【図4】本発明に係る実施例のボードを示す図である。
【図5】本発明に係る実施例のマスに記載された指示内
容の例である。
【図6】本発明に係る実施例のマスに記載された指示内
容の例である。
【図7】本発明に係る実施例のマスに記載された指示内
容の例である。
【図8】本発明に係る実施例のマスに記載された指示内
容の例である。
【図9】本発明に係る実施例のマスに記載された指示内
容の例である。
【図10】本発明に係る実施例のレベル表を示す図であ
る。
【図11】本発明に係る実施例のイベントカードに記載
された指示内容の例である。
【図12】本発明に係る実施例のイベントカードに記載
された指示内容の例である。
【図13】本発明に係る実施例のバトルカードに記載さ
れた指示内容の例である。
【図14】本発明に係る実施例のバトルカードに記載さ
れた指示内容の例である。
【図15】本発明に係る実施例のドラゴンカードに記載
された指示内容の例である。
【符号の説明】
10 レベルダイス 20 属性ダイス 30 通常ダイス 40 バトルカード 41 属性表示 42 攻撃時効果 43 防御時効果 44 移動可能マス 45 効果詳細 50 ドラゴンカード 51 属性表示 52 パワーポイント 53 追加効果 60 イベントカード 61 属性表示 62 効果名 63 効果詳細 70 コマ 80 成長用チップ 81 温度チップ 82 水チップ 83 食料チップ 90 レベル表 91 レベル表示 92 温度枠 93 水枠 94 食料枠 100 ボード 200 ボードケース 201 透明部材 202 開口部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボードゲームにおいて、前記ボードゲーム
    には、透明若しくは半透明の物質製の板が装着されたボ
    ード表示部を設けた方形状部材の3つの外周辺部を基板
    部材に連結させて、前記した両部材間に形成させたボー
    ド収容部を有するボードケースと、前記ボード収容部に
    収容され複数のマス目が記載された少なくとも2以上の
    ボードと、前記ボード表示部上に配設する複数のコマ
    と、前記コマを移動させゲームを進行させる乱数発生手
    段とを設けて構成し、ゲームの進行に応じて、前記ボー
    ドケースに収容しているボードの差替えを行うことを特
    徴としたボードゲーム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ボードに記載され
    た複数のマス目は、複数の属性が設けられ、該マスに
    は、文字若しくは図画によるゲームを進行を指示する指
    示記載によって構成したことを特徴としたボードゲー
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記ボードゲー
    ムには、文字若しくは図画によるゲームの進行を指示す
    る指示情報が記載された指示カードを設けて構成したこ
    とを特徴としたボードゲーム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3において、前記乱数発生手
    段は、多面体で形成されたダイスであって、多面体の少
    なくとも1面若しくは全部の面に文字若しくは図画によ
    る記載が設けられていることを特徴としたボードゲー
    ム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4において、前記ボードのマ
    ス目は、環状に設けられ周回可能に設けられていること
    を特徴としたボードゲーム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5において、前記ボードのマ
    ス目は、そのマス目の一部に分岐が設けられ、ゲームの
    進行状態に応じて前記コマを進めることができる分岐が
    設けられていることを特徴としたボードゲーム。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6において、前記2以上のボ
    ードは、それぞれのボードに記載されているマスの位置
    は全てのボードで同一に設けて構成したことを特徴とし
    たボードゲーム。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7において、前記乱数発生手
    段を複数設け、それぞれが同種若しくは異種に形成され
    構成し、ゲームの進行状況に応じて、使用する乱数発生
    手段数及び種類を変化させることを特徴としたボードゲ
    ーム。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8において、前記複数のコマ
    は、それぞれ属性が設けられ、少なくとも2以上のボー
    ドには、該複数のコマと同様の属性を持つボードに加
    え、該複数のコマに対して中立な属性を持つボードを設
    けて構成したことを特徴としたボードゲーム。
  10. 【請求項10】2人以上の遊戯者で遊戯する遊戯方法で
    あって、前記遊戯方法は、ボードを使用したボードゲー
    ムあって、前記ボードゲームには、透明若しくは半透明
    の物質製の板が装着されたボード表示部を設けた方形状
    部材の3つの外周辺部を基板部材に連結させて、前記し
    た両部材間に形成させたボード収容部を有するボードケ
    ースと、前記ボード収容部に収容され複数のマス目が記
    載された少なくとも2以上のボードと、前記ボード表示
    部上に配設する複数のコマと、前記コマを移動させゲー
    ムを進行させる乱数発生手段とを使用し、 遊戯者一人一人が順番に遊戯を行うターンが設けられ、
    該ターン開始された場合には、予め登録された数値・文
    字・図柄などをランダム表示させるランダム表示ステッ
    プと、前記乱数表示ステップで表示された数値・文字図
    柄に応じて、コマを進めるステップと、前記ステップで
    進んだマスに書かれた指示内容を実施するステップと、
    該ターンを終了し、次の遊戯者のターンを開始するステ
    ップと、を有することを特徴としたボードゲーム。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記指示内容を実
    施するステップで、該マス若しくは、ゲーム進行上のイ
    ベントでボード交換を指示する指示内容が記載されてい
    る時には、前記ボード収容部に収容されているボード
    と、指示されたボードに交換するステップを有すること
    を特徴としたボードゲーム。
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