JP2003320037A - 医療用具構成部品及び医療用具構成部品の接続方法 - Google Patents

医療用具構成部品及び医療用具構成部品の接続方法

Info

Publication number
JP2003320037A
JP2003320037A JP2002130576A JP2002130576A JP2003320037A JP 2003320037 A JP2003320037 A JP 2003320037A JP 2002130576 A JP2002130576 A JP 2002130576A JP 2002130576 A JP2002130576 A JP 2002130576A JP 2003320037 A JP2003320037 A JP 2003320037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting member
tubular
inner layer
outer layer
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002130576A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatoki Yamaoka
久時 山岡
Shunji Ichikawa
俊二 市川
Seiichi Ono
誠一 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SB Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasumi Laboratories Inc filed Critical Kawasumi Laboratories Inc
Priority to JP2002130576A priority Critical patent/JP2003320037A/ja
Publication of JP2003320037A publication Critical patent/JP2003320037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】相互の接続部材の接着強度が増すことで接着効
果が向上し、血液の滞留が皆無となり、また血液等の流
路を確保することができる医療用具構成部品を提供する
こと。 【解決手段】少なくとも内層(2I)と外層(2O)を
有する第一の接続部材(2)の端面と第二の接続部材
(4)の管状連結部(5)の端面を突き合わせて密着さ
せ、前記第一の接続部材(2)と前記第二の接続部材
(4)の管状連結部(5)の接合面の外周を内層(3
I)と外層(3O)を有する密着部材(3)で被覆して
密着させ、さらに加熱処理することにより前記密着部材
(3)の内層(3I)と前記第二の接続部材(4)の管
状連結部(5)および前記第一の接続部材(2)の外層
(2O)を自着させることにより、前記第一の接続部材
(2)と前記第二の接続部材(4)の管状連結部(5)
を接続した医療用具構成部品(1、1A)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は少なくとも内層と外
層を有する第一の接続部材(合成樹脂製チューブ)と少
なくとも一端に管状連結部を有する第二の接続部材(合
成樹脂製成形品)の接合面をその外周から密着部材(合
成樹脂製連結チューブ)でかしめて加熱処理することに
よって自着させて接続した医療用具構成部品と医療用具
構成部品の接続方法の改良に関する。本発明で、医療用
具とは、例えば透析患者等の血液を体外循環する体外循
環回路、供血者から血液を採血する採血セット、血液貯
留容器、患者に薬液(輸液)を投与する際に使用する輸
液セット、輸液容器等で、要するに合成樹脂製チューブ
と管状連結部を有する合成樹脂製成形品を構成部品とし
て有する全ての医療用具を含む。
【0002】
【従来の技術】従来、医療用具の構成部品である合成樹
脂製成形品と合成樹脂製チューブの接着手段として、
(A)溶剤型接着剤を双方の接合面に塗布して接続する
手段、(B)合成樹脂製成形品の連結部の外周に合成樹
脂製チューブを圧入嵌合して、かしめて接続する手段、
または(C)合成樹脂製成形品の連結部と合成樹脂製チ
ューブの接合面の外周にかしめチューブを被覆して、か
しめて接続する手段が実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記手
段(A)では難接着材料は接着させることが困難であ
り、また、残留する溶剤による生体への影響も懸念され
る。また前記手段(B)では、合成樹脂製チューブ径が
押し広げられチューブ内径の変形率が6%を越えるとチ
ューブの構成材料(合成樹脂)は弾性限界を起こし、か
しめる力が低下し、合成樹脂製成形品の連結部とチュー
ブが脱離してしまう可能性がある。また、かしめる合成
樹脂製チューブ内径の変形率が5%未満では、チューブ
のかしめる力が弱く、合成樹脂製成形品の連結部とチュ
ーブが脱離してしまう可能性がある。したがって前記手
段(B)では、チューブ内径の変形率を5%から6%の
範囲内に調整しないと充分な接続強度を得ることができ
ず、実質的にチューブ内径の変形率をこれらの範囲内に
調整することは困難である。
【0004】また前記手段(C)のように、合成樹脂製
成形品の連結部の端面と合成樹脂製チューブの端面を密
着させ、これらの接合面を単に合成樹脂製連結チューブ
で被覆してかしめたままでは合成樹脂製成形品、合成樹
脂製チューブは、合成樹脂製連結チューブから抜けやす
いという課題があった。そこで本発明者らは、以上の課
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、以下の発明
に到達した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、第一の
接続部材(合成樹脂製多層チューブ)の端面と少なくと
も一端に管状連結部を有する第二の接続部材(合成樹脂
製成形部材)の端面とを密着させて、これらの接合面の
外周に密着部材(合成樹脂製連結チューブ)を被覆して
かしめ、さらにこれらを加熱処理することによって自着
させて相互の接続部材が抜けないように接続した医療用
具構成部品を提供することである。また本発明の目的
は、前記第一の接続部材と前記第二の接続部材の管状連
結部は、実質的に同一の内径と肉厚を有し、第一の接続
部材と前記第二の接続部材の管状連結部の内面に段差が
なく血液が滞留しない接合構造とした医療用具構成部品
を提供することである。 [1]本発明は、少なくとも内層(2I)と外層(2
O)を有する第一の接続部材(2)の端面と第二の接続
部材(4)の管状連結部(5)の端面を突き合わせて密
着させ、前記第一の接続部材(2)と前記第二の接続部
材(4)の管状連結部(5)の接合面の外周を内層(3
I)と外層(3O)を有する密着部材(3)で被覆して
密着させ、さらに加熱処理することにより前記密着部材
(3)の内層(3I)と前記第二の接続部材(4)の管
状連結部(5)および前記第一の接続部材(2)の外層
(2O)を自着させることにより、前記第一の接続部材
(2)と前記第二の接続部材(4)の管状連結部(5)
を接続した、医療用具構成部品(1、1A)を提供す
る。 [2]本発明は、前記第一の接続部材(2)と前記第二
の接続部材(4)の管状連結部(5)は、実質的に同一
の内径(ID)と肉厚(T)を有し、第一の接続部材
(2)と前記第二の接続部材(4)の管状連結部(5)
の内面に段差がなく血液が滞留しない接合構造とした
[1]記載の医療用具構成部品(1、1A)を提供す
る。 [3]本発明は、前記第二の接続部材(4)、前記第一
の接続部材(2)の外層(2O)及び前記密着部材
(3)の内層(3I)は、[A]スチレン系エラストマ
ー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラス
トマー、ポリアミド系エラストマー及びポリウレタンか
らなる群より選択される少なくとも一つまたはこれらの
二種類以上の組み合わせからなる熱可塑性エラストマー
と[B]ポリオレフィン系樹脂の樹脂組成物からなる
[1]ないし[2]記載の医療用具構成部品(1、1
A)を提供する。 [4]本発明は、前記樹脂組成物は[A]熱可塑性エラ
ストマーを40から80重量%含有する[1]ないし
[3]記載の医療用具構成部品(1、1A)を提供す
る。 [5]本発明は、前記第一の接続部材(2)の内層(2
I)及び前記密着部材(3)の外層(3O)は、前記
[B]ポリオレフィン系樹脂単体または前記[A]熱可
塑性エラストマーと[B]ポリオレフィン系樹脂の樹脂
組成物からなる群より選択される少なくとも一つまたは
これらの二種類以上の組み合わせからなるからなる
[1]ないし[4]記載の医療用具構成部品(1、1
A)を提供する。 [6]本発明は、前記第一の接続部材(2)は合成樹脂
製多層チューブ、前記密着部材(3)は合成樹脂製連結
チューブ及び前記第二の接続部材(4)は合成樹脂製成
形品である[1]ないし[5]記載の医療用具構成部品
(1、1A)を提供する。 [7]本発明は、[1]内層(2I)と外層(2O)を
有する第一の接続部材(2)の端面または第二の接続部
材(4)の管状連結部(5)の端面に内層(3I)と外
層(3O)を有する密着部材(3)を装着して密着する
工程、[2]前記第一の接続部材(2)の端面と第二の
接続部材(4)の管状連結部(5)の端面を突き合わせ
て密着させ、前記第一の接続部材(2)と前記第二の接
続部材(4)の管状連結部(5)の接合面の外周を前記
密着部材(3)で被覆して密着する工程、[3]加熱処
理することにより密着部材(3)の内層(3I)と前記
第二の接続部材(4)の管状連結部(5)および第一の
接続部材(2)の外層(2O)を自着する工程、以上の
[1]から[3]の各工程を含む医療用具構成部品
(1、1A)の接続方法を提供する。 [8]本発明は、[1]内層(2I)と外層(2O)を
有する第一の接続部材(2)の端面と第二の接続部材
(4)の管状連結部(5)の端面を突き合わせて密着さ
せる工程、[2]前記第一の接続部材(2)と前記第二
の接続部材(4)の管状連結部(5)の接合面の外周を
内層(3I)と外層(3O)を有する密着部材(3)で
被覆して密着する工程、[3]加熱処理することにより
密着部材(3)の内層(3I)と前記第二の接続部材
(4)の管状連結部(5)および第一の接続部材(2)
の外層(2O)を自着する工程、以上の[1]から
[3]の各工程を含む医療用具構成部品(1、1A)の
接続方法を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の医療用具構成部品(1、
1A)は、図1ないし図2に例示するように、少なくと
も内層(2I)と外層(2O)を有する第一の接続部材
(2)の端面と第二の接続部材(4)の管状連結部
(5)の端面を突き合わせて密着させ、前記第一の接続
部材(2)と前記第二の接続部材(4)の管状連結部
(5)の接合面の外周を内層(3I)と外層(3O)を
有する密着部材(3)で被覆して密着し、さらに加熱処
理することにより前記密着部材(3)の内層(3I)と
前記第二の接続部材(4)の管状連結部(5)および第
一の接続部材(2)の外層(2O)を自着させることに
より、前記第一の接続部材(2)と前記第二の接続部材
(4)の管状連結部(5)を接続したものである。
【0007】本発明の医療用具構成部品(1、1A)で
は、前記第一の接続部材(2)と前記第二の接続部材
(4)の管状連結部(5)は、実質的に同一の内径(I
D)と肉厚(T)を有し、第一の接続部材(2)と前記
第二の接続部材(4)の管状連結部(5)の内面に段差
がなく血液が滞留しない接合構造としている。また密着
部材(3)は前記第一の接続部材(2)と第二の接続部
材の管状連結部(5)の外径(OD)と実質的に同じ内
径(ID)を有する。図2の医療用具構成部品(1A)
は、図1の医療用具構成部品(1)と比較して第二の接
続部材(4)の管状連結部(5)の外側に外筒(6)を
設け、管状連結部(5)と外筒(6)の間の空間に、密
着部材(3)を圧入するようにしたものである。
【0008】本発明で前記第二の接続部材(4)、前記
第一の接続部材(2)の外層(2O)及び前記密着部材
(3)の内層(3I)は、[A]スチレン系エラストマ
ー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラス
トマー、ポリアミド系エラストマー、およびポリウレタ
ンからなる群より選択される少なくとも一つまたはこれ
らの二種類上の組み合わせからなる熱可塑性エラストマ
ーと[B]ポリオレフィン系樹脂の樹脂組成物から形成
するのが好ましい。本発明では、前記[A]熱可塑性エ
ラストマーとしてはスチレン系エラストマーを使用する
のが好ましく、スチレン系エラストマーとは水添ブロッ
ク共重合体であり、例えば一個以上のビニル芳香族化合
物からなる重合体ブロックと、一個以上のイソプレン及
び/又はブタジエンの重合体ブロックからなる共重合体
を水素添加して得られる水添ブロック共重合体である。
前記ビニル芳香族化合物がスチレンであり、スチレン−
イソプレン−スチレンの共重合体の水素添加物、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンの共重合体の水素添加物、ス
チレン−エチレン−ブチレン−スチレンの共重合体の水
素添加物、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン
の共重合体の水素添加物等を使用することができる。ま
た水添共重合体は、ビニル芳香族化合物及びブタジエン
の共重合体を水素添加して得られる水添共重合体であっ
て、ビニル芳香族化合物がスチレンである水添スチレン
・ブタジエン・ラバー等も使用することができる。特
に、ポリプロピレン中に超微分散しうるタイプを使用す
るのが望ましい。本発明で[B]ポリオレフィン系樹脂
とは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等を
使用することが好ましいが、特にポリプロピレン系樹脂
を使用することが好ましい。ポリプロピレン系樹脂は公
知のものを使用することができ、ホモポリプロピレン、
ランダムポリプロピレン、ブロックポリプロピレンのい
ずれであってもよい。また、ポリプロピレン系樹脂は、
単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ポリプロピレン系樹脂の溶融粘度は、基本的にASTM
D−1238に従って230℃、荷重2160gにおい
て測定したときのメルトフローレート(MFR)が0.
1〜20の範囲内にあるものが好ましい。かかるポリプ
ロピレン系樹脂において、ポリプロピレンとしては、曲
げ弾性率が200〜400MPa(結晶化度30〜40
%、分子量50,000〜200,000)のものが好
ましい。
【0009】他方、前記第一の接続部材(2)の内層
(2I)及び前記密着部材(3)の外層(3O)は、前
記[B]ポリオレフィン系樹脂単体または前記[A]熱
可塑性エラストマーと[B]ポリオレフィン系樹脂の樹
脂組成物からなる群より選択される少なくとも一つまた
はこれらの二種類以上の組み合わせを使用することがで
きる。
【0010】本発明で前記第一の接続部材(2)とは少
なくとも内層(2I)と外層(2O)を有する合成樹脂
製多層チューブ、前記密着部材(3)とは少なくとも内
層(3I)と外層(3O)を有する合成樹脂製連結チュ
ーブ、前記第二の接続部材(4)とは合成樹脂製成形品
である。また本発明で前記第一の接続部材(2)である
合成樹脂製多層チューブは、図3に例示するように内層
(2I)と外層(2O)の間に中間層(2M)を配置す
ることができる。同様に前記密着部材(3)である合成
樹脂製連結チューブも図3に例示するように内層(3
I)と外層(3O)の間に中間層(3M)を配置するこ
とができる。本発明で前記第一の接続部材(2)である
合成樹脂製多層チューブ及び前記密着部材(3)である
合成樹脂製連結チューブを二層チューブで形成する場合
は、内層(2I)は耐膠着性(耐かんし性)を付与する
ために、[B]ポリオレフィン系樹脂単体または[A]
熱可塑性エラストマー20重量%未満と[B]ポリオレ
フィン系樹脂80重量%以上の組成物で形成するのが好
ましい。また内層(3I)は、外層(2O)との自着を
強力にするために、[A]熱可塑性エラストマー40な
いし80重量%と[B]ポリオレフィン系樹脂60ない
し20重量%の組成物で形成するのが好ましい。外層
(2O)、(3O)は第一の接続部材(2)(合成樹脂
製多層チューブ)、密着部材(3)(合成樹脂製連結チ
ューブ)同士の膠着(ブロッキングともいう)を防止す
るため、前記内層(3I)との自着を強力にするため
に、[A]熱可塑性エラストマー40ないし80重量%
と[B]ポリオレフィン系樹脂60ないし20重量%の
組成物で形成するのが好ましい。また内層(2I)、
(3I)と外層(2O)、(3O)の肉厚構成比は例え
ば30から100:1000から1200に形成するの
が良い。また本発明で前記第一の接続部材(2)である
合成樹脂製多層チューブ及び前記密着部材(3)である
合成樹脂製連結チューブを、三層で構成する場合は、内
層(2I)は耐膠着性(耐かんし性)を付与するため
に、[B]ポリオレフィン系樹脂単体または[A]熱可
塑性エラストマー20重量%未満と[B]ポリオレフィ
ン系樹脂80重量%以上の組成物で形成するのが好まし
い。また内層(3I)は、外層(2O)との自着を強力
にするために、[A]熱可塑性エラストマー40ないし
80重量%と[B]ポリオレフィン系樹脂60ないし2
0重量%の組成物で形成するのが好ましい。中間層(2
M)、(3M)は第一の接続部材(2)(合成樹脂製多
層チューブ)、密着部材(3)(合成樹脂製連結チュー
ブ)自体に柔軟性を付与するために、[A]熱可塑性エ
ラストマー75重量%以上と[B]ポリオレフィン系樹
脂25重量%未満の組成物で形成するのが好ましい。外
層(2O)は第一の接続部材(2)(合成樹脂製多層チ
ューブ)、密着部材(3)(合成樹脂製連結チューブ)
同士の膠着(ブロッキングともいう)を防止するため、
前記内層(3I)との自着を強力にするために、[A]
熱可塑性エラストマー40ないし80重量%と[B]ポ
リオレフィン系樹脂60ないし20重量%の組成物で形
成するのが好ましい。また内層(2I)、(3I)、中
間層(2M)、(3M)と外層(2O)、(3O)の肉
厚構成比は例えば30から100:1000から120
0:30から100に形成される。本発明で前記第二の
接続部材(4)、前記第一の接続部材(2)の外層(2
O)及び前記密着部材(3)の内層(3I)を相互に、
強力に自着させるためには、これらを形成する前記樹脂
組成物は[A]熱可塑性エラストマーの配合組成を、4
0〜80重量%に設定することが好ましい。80重量%
を越えると柔らかくなりすぎ、加熱処理した際に成形
品、チューブが変形してしまうので好ましくない。40
重量%未満では合成樹脂が溶融せず自着できないため好
ましくない。
【0011】本発明では、合成樹脂製連結チューブ
(3)の内径(ID)と合成樹脂製多層チューブ(2)
及び合成樹脂製成形品(4)の管状連結部(5)の各外
径(OD)の関係は、適用する医療用具の種類にもよる
が、合成樹脂製連結チューブ(3)の内径(ID)を
3.0mm〜5.0mmに設定する場合は、合成樹脂製
多層チューブ(2)及び合成樹脂製成形品(4)の管状
連結部(5)の外径(OD)は、4.0mm〜6.0m
mに設定するのが良い。合成樹脂製多層チューブ(2)
及び合成樹脂製成形品(4)の管状連結部(5)の外径
(OD)は、6.0mmを超えると合成樹脂製連結チュ
ーブ(3)が挿入できず、無理に挿入できたとしても合
成樹脂の弾性限界を越えており、密着する力が弱くなる
ので好ましくない。また、径が4.0mm未満では合成
樹脂製連結チューブ(3)の内層(3I)と接触せず、
密着することができないので好ましくない。これに対応
して合成樹脂製連結チューブ(3)の内径(ID)は、
5.0mmを超えると合成樹脂製多層チューブ(2)及
び合成樹脂製成形品(4)の管状連結部(5)と接触せ
ず、密着することができない。また内径(ID)が3.
0mm未満では合成樹脂製連結チューブ(3)が挿入で
きず、無理に挿入できたとしても合成樹脂の弾性限界を
越えており、密着する力が弱くなるので好ましくない。
また本発明で加熱処理とは、通常の加熱処理の他に高圧
蒸気滅菌処理も含む。本発明の加熱処理温度は、100
℃〜120℃の範囲が好ましい。加熱処理する温度があ
まり高すぎると成形品、チューブが変形する恐れがある
ので好ましくない。他方、加熱処理する温度があまり低
すぎると合成樹脂が溶融せず自着できないため好ましく
ない。加熱処理時間は加熱処理温度にもよるが、15〜
30分が好ましい。
【0012】本発明の医療用具構成部品(1、1A)は
例えば以下の[1]から[3]の各工程より接続するこ
とができる。 [1]内層(2I)と外層(2O)を有する第一の接続
部材(2)の端面または第二の接続部材(4)の管状連
結部(5)の端面に内層(3I)と外層(3O)を有す
る密着部材(3)を装着する工程、[2]前記第一の接
続部材(2)の端面と第二の接続部材(4)の管状連結
部(5)の端面を突き合わせて密着させ、前記第一の接
続部材(2)と前記第二の接続部材(4)の管状連結部
(5)の接合面の外周を前記密着部材(3)で被覆して
密着する工程、[3]加熱処理することにより密着部材
(3)の内層(3I)と前記第二の接続部材(4)の管
状連結部(5)および第一の接続部材(2)の外層(2
O)を自着する工程、
【0013】また本発明の医療用具構成部品(1、1
A)は例えば以下の[1]から[3]の各工程より接続
することができる。 [1]内層(2I)と外層(2O)を有する第一の接続
部材(2)の一端に内層(3I)と外層(3O)を有す
る密着部材(3)を装着して密着する工程、[2]前記
密着部材(3)の他端を第二の接続部材(4)の管状連
結部(5)に装着し、前記第一の接続部材2の端面と第
二の接続部材4の管状連結部6の端面を突き合わせて密
着させ、前記第一の接続部材2と前記第二の接続部材4
の管状連結部6の接合面の外周を前記密着部材3で被覆
して密着する工程、[3]加熱処理することにより密着
部材3の内層3Iと前記第二の接続部材4の管状連結部
6および第一の接続部材2の外層2Oを自着する工程、
また前記[1]、[2]に代えて、[1]’第二の接続
部材(4)の管状連結部(5)の一端に内層(3I)と
外層(3O)を有する密着部材(3)を装着して密着す
る工程、[2]’前記密着部材(3)の他端を内層(2
I)と外層(2O)を有する第一の接続部材(2)に装
着し、前記第一の接続部材2の端面と第二の接続部材4
の管状連結部6の端面を突き合わせて密着させ、前記第
一の接続部材2と前記第二の接続部材4の管状連結部6
の接合面の外周を前記密着部材3で被覆して密着する工
程、の各工程で代替することもできる。
【0014】また本発明の医療用具構成部品(1、1
A)は例えば以下の[1]から[3]の各工程より接続
することができる。 [1]内層(2I)と外層(2O)を有する第一の接続
部材(2)の端面と第二の接続部材(4)の管状連結部
(5)の端面を突き合わせて密着させる工程、[2]前
記第一の接続部材(2)と前記第二の接続部材(4)の
管状連結部(5)の接合面の外周を内層(3I)と外層
(3O)を有する密着部材(3)で被覆して密着する工
程、[3]加熱処理することにより密着部材(3)の内
層(3I)と前記第二の接続部材(4)の管状連結部
(5)および第一の接続部材(2)の外層(2O)を自
着する工程、
【0015】実施例1 以下に図面とともに、本発明の実施例を説明する。図1
は本発明の医療用具構成部品(1)の概略図で、合成樹
脂製連結チューブ(3)によって合成樹脂製成形品
(4)と合成樹脂製多層チューブ(2)をかしめた図で
ある。本実施例では、合成樹脂製多層チューブ(2)の
構成材料として、外層2Oは、水添ブタジエン共重合体
〔クレイトンG1652(商品名)、クレイトンケミカ
ル社製〕50重量%と市販のポリプロピレン〔F327
(商品名)、グランドポリマー社製〕50重量%の組成
物を使用し、同チューブ(2)の内層(2I)は水添ブ
タジエン共重合体〔クレイトンG1652(商品名)、
クレイトンケミカル社製〕90重量%と市販のポリプロ
ピレン〔F327(商品名)、グランドポリマー社製〕
10重量%の組成物を使用した。また合成樹脂製二層連
結チューブ(3)の構成材料として、外層(3O)は、
水添ブタジエン共重合体〔クレイトンG1652(商品
名)、クレイトンケミカル社製〕50重量%と市販のポ
リプロピレン〔F327(商品名)、グランドポリマー
社製〕50重量%の組成物を使用し、同チューブ(3)
の内層(3I)も水添ブタジエン共重合体〔クレイトン
G1652(商品名)、クレイトンケミカル社製〕50
重量%と市販のポリプロピレン〔F327(商品名)、
グランドポリマー社製〕50重量%の組成物を使用し
た。また合成樹脂製成形品(4)の構成材料は水添ブタ
ジエン共重合体〔クレイトンG1652(商品名)、ク
レイトンケミカル社製〕50重量%と市販のポリプロピ
レン〔J10WT(商品名)、グランドポリマー社製〕
50重量%の組成物を使用した。前記合成樹脂製多層チ
ューブ(2)、合成樹脂製二層連結チューブ(3)は公
知の二層押し出し成形より製造し、合成樹脂製成形品
(4)は公知の射出成形により製造した。合成樹脂製多
層チューブ(2)の一端に合成樹脂製連結チューブ
(3)の一端を挿入代7〜10mmで装着し密着した。
次に合成樹脂製連結チューブ(3)の他端を合成樹脂製
成形品(4)の管状連結部(5)に挿入代7〜10mm
で装着し、合成樹脂製多層チューブ(2)の端面と合成
樹脂製成形品(4)の管状連結部(5)の端面を突き付
き合せるように密着させ、外周から合成樹脂製連結チュ
ーブ(3)で密着した。本実施例では、合成樹脂製成形
品(4)の管状連結部(5)の外径(OD)は4.7m
m〜5.0mmに設定した。また、合成樹脂製多層チュ
ーブ(2)の内径(ID)は3.3mm、合成樹脂製連
結チューブ(3)の内径(ID)は4.8mmとした。
また、合成樹脂製多層チューブ(2)の内層(2I)の
肉厚(T)を1.2mm、外層(2O)の肉厚(T)を
0.05mmとした。そして、合成樹脂製連結チューブ
(3)の内層(3I)の肉厚(T)を1.0mm、外層
(3O)の肉厚(T)を0.05mmとした。さらに、
温度100℃、20分間、加熱処理を施し、合成樹脂製
多層チューブ(2)の外層(2O)と合成樹脂製成形品
(4)の管状連結部(5)を合成樹脂製連結チューブ
(3)の内層(3I)と自着させた。このようにして自
着された部分の接合効果を確認するために、本実施例で
は自着されたサンプルの引張りせん断試験を行った。そ
の結果を表1の実施例1の欄に記載する。
【0016】実施例2 実施例2では、実施例1と同じようにサンプルを作製
し、加熱処理を行わず、引張りせん断試験を行った。そ
の結果を表1の実施例2の欄に記載する。
【0017】比較例 合成樹脂製連結チューブ(3)の内層(3I)をポリプ
ロピレン単体(100重量%)で形成し、それ以外は実
施例1と同じ材料で形成して、実施例1と同様にサンプ
ルを作製し引張りせん断試験を行った。その結果を表1
の比較例の欄に記載する。ポリプロピレン単体(100
重量%)では、溶融しないため、自着せず充分な接続強
度が得られなかった。
【0018】
【表1】
【0019】実施例1、2と比較例の結果より、合成樹
脂製連結チューブ(3)の内層(3I)に熱可塑性エラ
ストマーを50重量%配合しかつ加熱処理を施した実施
例1が最も引張り強度が高く、加熱処理を施さない実施
例2は実施例1より引張り強度が25%程度低下し、加
熱処理が各接続部材の接続強度の向上に寄与しているこ
とが確認できた。また合成樹脂製連結チューブ(3)の
内層(3I)に熱可塑性エラストマーを全く添加しない
比較例では充分な接続強度が得られれず、前記内層(3
I)に熱可塑性エラストマーを添加することが、各接続
部材の接続強度の向上に寄与していることが確認でき
た。
【0020】
【発明の作用効果】(1)本発明によれば、第一の接続
部材(合成樹脂製多層チューブ)の端面と少なくとも一
端に管状連結部を有する第二の接続部材(合成樹脂製成
形部材)の端面とを密着させて、これらの接合面の外周
に密着部材(合成樹脂製連結チューブ)を被覆して密着
し、さらにこれらを加熱処理することによって自着させ
て相互の接続部材が抜けないように接続しているので、
相互の接続部材の接着強度が増し、接着効果の向上に期
待できる。 (2)また前記第一の接続部材と前記第二の接続部材の
管状連結部は、実質的に同一の内径と肉厚に形成し、前
記のように密着し、さらにこれらを加熱処理することに
よって自着させて接続しているので、前記第一の接続部
材と前記第二の接続部材の管状連結部の内面に段差がな
い接合構造となっているため、血液の滞留が皆無とな
る。 (3)また前記第一の接続部材と前記第二の接続部材の
管状連結部の内面に段差がない接合構造となっているた
め各接続部材の内径を大きく取ることができ、血液等の
流路を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療用具の概略図
【図2】本発明の医療用具の概略図
【図3】本発明の医療用具のその他の実施例を示す概略
【符号の説明】
1、1A 医療用具 2 合成樹脂製多層チューブ(二層チューブ、第一の接
続部材) 2I 内層 2O 外層 2M 中間層 3 合成樹脂製連結チューブ(連結チューブ、密着部
材) 3I 内層 3O 外層 3M 中間層 4 合成樹脂製成形品(成形品、第二の接続部材) 5 管状連結部(連結部) 6 外筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C066 AA10 CC01 JJ10 LL30 4C081 AC06 AC07 AC09 AC12 AC14 BB04 BC02 CA02 CA03 CA12 CA16 CA21 CA23 CB01 CB05 CC01 DC03 DC04 DC05 EA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも内層(2I)と外層(2O)を
    有する第一の接続部材(2)の端面と第二の接続部材
    (4)の管状連結部(5)の端面を突き合わせて密着さ
    せ、前記第一の接続部材(2)と前記第二の接続部材
    (4)の管状連結部(5)の接合面の外周を内層(3
    I)と外層(3O)を有する密着部材(3)で被覆して
    密着させ、さらに加熱処理することにより前記密着部材
    (3)の内層(3I)と前記第二の接続部材(4)の管
    状連結部(5)および前記第一の接続部材(2)の外層
    (2O)を自着させることにより、前記第一の接続部材
    (2)と前記第二の接続部材(4)の管状連結部(5)
    を接続した、ことを特徴とする医療用具構成部品(1、
    1A)。
  2. 【請求項2】前記第一の接続部材(2)と前記第二の接
    続部材(4)の管状連結部(5)は、実質的に同一の内
    径(ID)と肉厚(T)を有し、第一の接続部材(2)
    と前記第二の接続部材(4)の管状連結部(5)の内面
    に段差がなく血液が滞留しない接合構造としたことを特
    徴とする請求項1記載の医療用具構成部品(1、1
    A)。
  3. 【請求項3】前記第二の接続部材(4)、前記第一の接
    続部材(2)の外層(2O)及び前記密着部材(3)の
    内層(3I)は、[A]スチレン系エラストマー、オレ
    フィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、
    ポリアミド系エラストマー及びポリウレタンからなる群
    より選択される少なくとも一つまたはこれらの二種類以
    上の組み合わせからなる熱可塑性エラストマーと[B]
    ポリオレフィン系樹脂の樹脂組成物からなることを特徴
    とする請求項1ないし請求項2記載の医療用具構成部品
    (1、1A)。
  4. 【請求項4】前記樹脂組成物は[A]熱可塑性エラスト
    マーを40から80重量%含有することを特徴とする請
    求項1ないし請求項3記載の医療用具構成部品(1、1
    A)。
  5. 【請求項5】前記第一の接続部材(2)の内層(2I)
    及び前記密着部材(3)の外層(3O)は、前記[B]
    ポリオレフィン系樹脂単体または前記[A]熱可塑性エ
    ラストマーと[B]ポリオレフィン系樹脂の樹脂組成物
    からなる群より選択される少なくとも一つまたはこれら
    の二種類以上の組み合わせからなるからなることを特徴
    とする請求項1ないし請求項4記載の医療用具構成部品
    (1、1A)。
  6. 【請求項6】前記第一の接続部材(2)は合成樹脂製多
    層チューブ、前記密着部材(3)は合成樹脂製連結チュ
    ーブ及び前記第二の接続部材(4)は合成樹脂製成形品
    である請求項1ないし請求項5記載の医療用具構成部品
    (1、1A)。
  7. 【請求項7】[1]内層(2I)と外層(2O)を有す
    る第一の接続部材(2)の端面または第二の接続部材
    (4)の管状連結部(5)の端面に内層(3I)と外層
    (3O)を有する密着部材(3)を装着して密着する工
    程、[2]前記第一の接続部材(2)の端面と第二の接
    続部材(4)の管状連結部(5)の端面を突き合わせて
    密着させ、前記第一の接続部材(2)と前記第二の接続
    部材(4)の管状連結部(5)の接合面の外周を前記密
    着部材(3)で被覆して密着する工程、[3]加熱処理
    することにより密着部材(3)の内層(3I)と前記第
    二の接続部材(4)の管状連結部(5)および第一の接
    続部材(2)の外層(2O)を自着する工程、以上の
    [1]から[3]の各工程を含むことを特徴とする医療
    用具構成部品(1、1A)の接続方法。
  8. 【請求項8】[1]内層(2I)と外層(2O)を有す
    る第一の接続部材(2)の端面と第二の接続部材(4)
    の管状連結部(5)の端面を突き合わせて密着させる工
    程、[2]前記第一の接続部材(2)と前記第二の接続
    部材(4)の管状連結部(5)の接合面の外周を内層
    (3I)と外層(3O)を有する密着部材(3)で被覆
    して密着する工程、[3]加熱処理することにより密着
    部材(3)の内層(3I)と前記第二の接続部材(4)
    の管状連結部(5)および第一の接続部材(2)の外層
    (2O)を自着する工程、以上の[1]から[3]の各
    工程を含むことを特徴とする医療用具構成部品(1、1
    A)の接続方法。
JP2002130576A 2002-05-02 2002-05-02 医療用具構成部品及び医療用具構成部品の接続方法 Pending JP2003320037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130576A JP2003320037A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 医療用具構成部品及び医療用具構成部品の接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130576A JP2003320037A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 医療用具構成部品及び医療用具構成部品の接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003320037A true JP2003320037A (ja) 2003-11-11

Family

ID=29543577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002130576A Pending JP2003320037A (ja) 2002-05-02 2002-05-02 医療用具構成部品及び医療用具構成部品の接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003320037A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512506A (ja) * 2005-10-21 2009-03-26 ダウ・コーニング・コーポレイション 流体移送アセンブリ
JP2009095359A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Jms Co Ltd コネクタおよびコネクタ形成方法
WO2010122988A1 (ja) * 2009-04-23 2010-10-28 株式会社ジェイ・エム・エス 医療用コネクタ構造
WO2018169074A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 テルモ株式会社 医療器具及び医療器具の製造方法
US10639466B2 (en) * 2015-03-20 2020-05-05 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Connection-free filter capsule apparatus

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133892U (ja) * 1983-02-28 1984-09-07 三菱樹脂株式会社 分岐管の接続構造
JPS61213057A (ja) * 1985-03-19 1986-09-22 日本ゼオン株式会社 医療用の流体導管用コネクタ
JP2545971B2 (ja) * 1989-03-24 1996-10-23 大阪瓦斯株式会社 エレクトロフュージョン継手

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133892U (ja) * 1983-02-28 1984-09-07 三菱樹脂株式会社 分岐管の接続構造
JPS61213057A (ja) * 1985-03-19 1986-09-22 日本ゼオン株式会社 医療用の流体導管用コネクタ
JP2545971B2 (ja) * 1989-03-24 1996-10-23 大阪瓦斯株式会社 エレクトロフュージョン継手

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512506A (ja) * 2005-10-21 2009-03-26 ダウ・コーニング・コーポレイション 流体移送アセンブリ
JP2009095359A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Jms Co Ltd コネクタおよびコネクタ形成方法
WO2010122988A1 (ja) * 2009-04-23 2010-10-28 株式会社ジェイ・エム・エス 医療用コネクタ構造
JP5212541B2 (ja) * 2009-04-23 2013-06-19 株式会社ジェイ・エム・エス 医療用コネクタ構造
US8858532B2 (en) 2009-04-23 2014-10-14 Jms Co., Ltd. Medical connector structure
US10639466B2 (en) * 2015-03-20 2020-05-05 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Connection-free filter capsule apparatus
WO2018169074A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 テルモ株式会社 医療器具及び医療器具の製造方法
JPWO2018169074A1 (ja) * 2017-03-16 2020-01-23 テルモ株式会社 医療器具及び医療器具の製造方法
JP6995834B2 (ja) 2017-03-16 2022-01-17 テルモ株式会社 医療器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4179644B2 (ja) Pvcなし医療用多層チューブ、その製造方法及び用途
JP3824102B2 (ja) 接続装置および医療システムの2つの構成部の接続方法
CA2378470C (en) Multi-layered tube and medical device comprising multi-layered tube
AU661781B2 (en) Non-PVC coextruded medical grade port tubing
EP1353793B1 (en) Port tube and closure composition, structure and assembly for a flowable material container
JP4435934B2 (ja) 多層チューブ及び多層チューブからなる医療用具
JPH07507947A (ja) 同時押出成形された医療グレードのポートチューブ
CN106795343B (zh) 用于输送药用流体的挤出成型管和溶剂粘合接头
KR101104197B1 (ko) 의료용 튜브
AU2002243476A1 (en) Port tube and closure composition, structure and assembly for a flowable material container
JPH07100213A (ja) カテーテル・マニホルド・アッセンブリおよびその製造方法
JP2003320037A (ja) 医療用具構成部品及び医療用具構成部品の接続方法
KR101148040B1 (ko) 확실한 박리성을 갖고 pvc를 함유하지 않는 의료 목적의 다층 튜브와, 그 제조 방법 및 사용 방법
KR20040041154A (ko) 스팀-살균성 다층 필름 및 이것으로 제조된 용기
US11666729B2 (en) Methods of bonding components to polymeric substrates
JP4432734B2 (ja) 医療用具およびその製造方法
CN114761066B (zh) 连接器、包括连接器和管的系统以及将连接器连接到管的方法
TW201217009A (en) Non-stick medical tubing
JPH1016053A (ja) 医療器具およびその製造方法
JPH05115560A (ja) 医療用器具およびその製造方法
JPS6092341A (ja) 医療用液体搬送回路の点滴筒用樹脂組成物
JPH034569B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071029

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071211