JP2003319344A - 画像再生装置及びdvdビデオ再生装置 - Google Patents

画像再生装置及びdvdビデオ再生装置

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JP2003319344A
JP2003319344A JP2002124790A JP2002124790A JP2003319344A JP 2003319344 A JP2003319344 A JP 2003319344A JP 2002124790 A JP2002124790 A JP 2002124790A JP 2002124790 A JP2002124790 A JP 2002124790A JP 2003319344 A JP2003319344 A JP 2003319344A
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JP2002124790A
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Manabu Fujiwara
学 藤原
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Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】再生が強制されるプレゼンテーションのユーザ
への提示を行いつつも、ユーザが目的とするプレゼンテ
ーションを速やかに視聴できるようにする。 【解決手段】次に再生すべきPGCが再生を省略するユー
ザ操作が禁止されるプレゼンテーションのPGCである場
合、再生を省略するユーザ操作が禁止されていないタイ
トルの先頭PGCを一つ選択する。そして、サブウインド
ウで、再生を省略するユーザ操作が禁止されるプレゼン
テーションを再生出力すると共に、メインウインドウで
選択したタイトルを再生出力する(図7b)。サブウイン
ドウは、サブウインドウで再生しているPGCが再生を省
略するユーザ操作が禁止されるものでなくなったならば
消去する(図7f)。一方、ユーザがサブウインドウを
選択操作したならば、サブウインドウを消去し、メイン
ウインドウで、それまでサブウインドウで表示していた
プレゼンテーションを再生出力する(図7d)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、DVD-Vi
deoディスクに記録されたビデオプレゼンテーションを
再生するDVDビデオ再生装置において、視聴を希望する
ビデオプレゼンテーションのユーザのアクセス性を向上
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DVD-Video規格で規定されるDVD-Videoデ
ィスクに記録されるプレゼンテーションとしては、映画
等のユーザにとってDVD-Videoディスクを視聴する目的
となるプレゼンテーションの他、ユーザから再生の操作
を受け付けるためのメニューのプレゼンテーションや、
コマーシャル目的で記録されたプレゼンテーションなど
がある。
【0003】ここで、通常、DVDビデオ再生装置は、ユ
ーザの操作に応じて、プレゼンテーションのスキップや
再生の早送りなどを行う機能が備えている。また、その
一方で、このようなユーザ操作に応じたプレゼンテーシ
ョンのスキップや再生の早送りの実行を、DVD-Videoデ
ィスクに記録した制御情報により禁止することができる
ようになっている。また、DVD-Videoディスクに記録し
た制御情報により、DVD-Videoディスクの再生時に、特
定のプレゼンテーションの再生が必ず開始されるように
することもできる。そして、前述したようなコマーシャ
ル目的のプレゼンテーションは、DVD-Videoディスクに
記録された制御情報を用いて、ユーザにとって目的とな
るプレゼンテーションの前などに、必ず、そのスキップ
や再生の早送りなどが禁止された状態で再生されるよう
にDVD-Videoディスクに記録されていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述ように、ユーザに
とってDVD-Videoディスクを視聴する目的となるプレゼ
ンテーションの再生に先だって、他のプレゼンテーショ
ンがスキップや再生の早送りなどが禁止された状態で再
生されるようにDVD-Videoディスクに記録されている場
合、ユーザは、DVD-Videoディスク再生開始後、直ち
に、ユーザが目的とするプレゼンテーションの視聴を開
始することができない。一方、このような他のプレゼン
テーションは、DVD-Videoディスクのプロバイダが、DVD
-Videoディスクの再生時にユーザに対して必ず表示する
ことを意図したものであるので、その意図は尊重されな
ければならない。
【0005】また、前述のように、ユーザにとってDVD-
Videoディスクを視聴する目的となるプレゼンテーショ
ンの再生に先だって、メニューのプレゼンテーションが
再生される場合には、ユーザは、DVD-Videoディスク再
生開始後、所望のプレゼンテーションの視聴の開始に先
だって、メニューの操作を行わなければならず煩雑であ
る。一方で、このようなメニューの提示や操作は、ユー
ザが所望の再生動作をDVDビデオ再生装置に行わせるた
めに必要となる場合もある。
【0006】すなわち、このように従来のDVDビデオ再
生装置は、DVD-Videoディスク再生開始後に直ちにユー
ザが目的とするプレゼンテーションの視聴を開始するこ
とができない場合があるなど、ユーザが目的とするプレ
ゼンテーションのユーザの視聴が他のプレゼンテーショ
ンの存在によって妨げられることがある。
【0007】そこで、本発明は、ユーザが、できるだけ
他のプレゼンテーションの存在によって妨げられること
なく、当該ユーザが目的とするプレゼンテーションの視
聴を行うことができるDVDビデオ再生装置を提供するこ
とを課題とする。また、併せて、このようなDVDビデオ
再生装置において、ユーザが目的とするプレゼンテーシ
ョン以外の、DVD-Videoディスクのプロバイダが表示す
ることを意図したメニューその他のプレゼンテーション
についても、ユーザがこれを利用可能とすることを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、記録媒体に記録された画像による
プレゼンテーションを、当該記録媒体に記録された前記
プレゼンテーションの再生を制御するための再生制御情
報に従って再生する画像再生装置に、プレゼンテーショ
ンを再生し、表示装置上の画像表示領域であるメインウ
インドウに表示出力するメインプレゼンテーション再生
手段と、プレゼンテーションを再生し、表示装置上の前
記メインウインドウよりも小さな表示領域であるサブウ
インドウに表示出力するサブプレゼンテーション再生手
段と、前記記録媒体に記録されたプレゼンテーションの
再生を制御する再生制御手段とを備え、前記再生制御手
段において、前記再生制御情報に従って定まる次に再生
すべきプレゼンテーションが予め定めた所定の条件を満
たすプレゼンテーションであった場合に、当該プレゼン
テーションをサブプレゼンテーションとして前記サブプ
レゼンテーション再生手段に再生させると共に、前記記
録媒体に記録されたサブプレゼンテーションとは異なる
他のプレゼンテーションを選択しメインプレゼンテーシ
ョンとして前記メインプレゼンテーション再生手段に再
生させるようにしたものである。
【0009】このような画像再生装置によれば、あるプ
レゼンテーションを再生すべき場合に、そのプレゼンテ
ーションが所定の条件を満たすものであった場合に、そ
のプレゼンテーションをサブウインドウに表示しつつ、
メインウインドウで他のプレゼンテーションを表示する
ことができるようになる。したがって、たとえば、前記
所定の条件をユーザが目的とするプレゼンテーション以
外のプレゼンテーションまたはその一部が選定されるも
のに設定することにより、ユーザが目的とするプレゼン
テーション以外のプレゼンテーションを再生すべき場合
には、これをサブウインドウで表示出力しつつ、これと
並行して、速やかにユーザが目的とするプレゼンテーシ
ョンなどをメインウインドウで表示出力することができ
るようになる。また、所定の条件を満たすプレゼンテー
ションをプロバイダによって強制再生を意図されたプレ
ゼンテーションとした場合にも、そのプレゼンテーショ
ンはサブウインドウで再生されるので、そのプロバイダ
の意図は守られ、ユーザもこれを視聴し、プレゼンテー
ションで示される情報を得ることができる。
【0010】また、より具体的には、本発明は、前記課
題達成のために、たとえば、DVD-Videoディスクに記録
されたプレゼンテーションを、当該記DVD-Videoディス
クに記録された前記プレゼンテーションの再生を制御す
るための再生制御情報に従って再生するDVD-Videoビデ
オ再生装置であって、プレゼンテーションを再生し、表
示装置上の画像表示領域であるメインウインドウに表示
出力するメインプレゼンテーション再生手段と、プレゼ
ンテーションを再生し、表示装置上の前記メインウイン
ドウよりも小さな表示領域であるサブウインドウに表示
出力するサブプレゼンテーション再生手段と、前記記録
媒体に記録されたプレゼンテーションの再生を制御する
再生制御手段とを備え、前記再生制御手段において、前
記再生制御情報に従って定まる次に再生すべきプレゼン
テーションが前記再生制御情報に従って再生を省略する
ユーザ操作が禁止されたプレゼンテーションであった場
合に、当該プレゼンテーションをサブプレゼンテーショ
ンとして前記サブプレゼンテーション再生手段に再生さ
せると共に、前記記録媒体に記録されたサブプレゼンテ
ーションとは異なる他のプレゼンテーションを選択しメ
インプレゼンテーションとして前記メインプレゼンテー
ション再生手段に再生させる第1のDVDビデオ再生装置
を提供するものである。
【0011】このような第1のDVDビデオ再生装置によ
れば、あるプレゼンテーションを再生すべき場合に、そ
のプレゼンテーションが再生を省略するユーザ操作が禁
止されたプレゼンテーションであった場合には、そのプ
レゼンテーションをサブウインドウに表示しつつ、メイ
ンウインドウで他のプレゼンテーションを表示すること
ができるようになる。したがって、再生を省略するユー
ザ操作が禁止されたプレゼンテーションを再生すべき場
合に、その再生の終了を待たずに、その再生と並行し
て、速やかにユーザが目的とするプレゼンテーションな
どをメインウインドウで表示出力することができるよう
になる。また、プロバイダによって強制再生を意図され
たプレゼンテーションはサブウインドウで再生されるの
で、そのプロバイダの意図は守られ、ユーザもこれを視
聴し、プレゼンテーションで示される情報を利用するこ
とができる。
【0012】ここで、このような第1のDVDビデオ再生
装置は、さらに、ユーザ操作を受け付ける操作受付手段
を設け、前記再生制御手段において、前記操作受付手段
が所定の操作を受け付けた場合に、前記サブプレゼンテ
ーション再生手段によるサブプレゼンテーションの再生
を取り止め、メインプレゼンテーションを、前記サブプ
レゼンテーション再生手段がサブプレゼンテーションと
して再生していたプレゼンテーションに変更し、当該メ
インプレゼンテーションを前記メインプレゼンテーショ
ン再生手段に再生させるようにしてもよい。
【0013】このようにすることにより、ユーザは、サ
ブウインドウに表示されているプレゼンテーションを、
より詳細に視聴したい場合などに、これをメインウイン
ドウで表示させることができるようになる。なお、以上
の第1のDVDビデオ再生装置においては、DVD-Videoディ
スクに記録されたサブプレゼンテーションとは異なる前
記他のプレゼンテーションは、前記再生制御情報によっ
て前記サブプレゼンテーションの次に再生されることが
規定されたプレゼンテーション、もしくは、DVD-Video
ディスクに記録された最もボリュームの大きいタイトル
のプレゼンテーション、もしくは、DVD-Videoディスク
に記録された未再生のタイトルの内で最もボリュームの
大きいタイトルのプレゼンテーションとするのが良い。
【0014】このようにすることにより、再生を省略す
るユーザ操作が禁止されたプレゼンテーションのサブウ
インドウでの再生と並行して、メインウインドウで再生
されるプレゼンテーションが、ユーザが目的とするプレ
ゼンテーションとなる確率を高めることができる。ここ
で、本発明は、前記課題達成のために、さらに、たとえ
ば、DVD-Videoディスクに記録されたプレゼンテーショ
ンを、当該記DVD-Videoディスクに記録された前記プレ
ゼンテーションの再生を制御するための再生制御情報に
従って再生するDVD-Videoビデオ再生装置であって、プ
レゼンテーションを再生し、表示装置上の画像表示領域
であるメインウインドウに表示出力するメインプレゼン
テーション再生手段と、プレゼンテーションを再生し、
表示装置上の前記メインウインドウよりも小さな表示領
域であるサブウインドウに表示出力するサブプレゼンテ
ーション再生手段と、前記記録媒体に記録されたプレゼ
ンテーションの再生を制御する再生制御手段とを備え、
前記再生制御手段において、前記再生制御情報に従って
定まる次に再生すべきプレゼンテーションがメニューの
プレゼンテーションであった場合に、当該プレゼンテー
ションをサブプレゼンテーションとして前記サブプレゼ
ンテーション再生手段に再生させると共に、前記記録媒
体に記録されたサブプレゼンテーションとは異なる他の
プレゼンテーションを選択しメインプレゼンテーション
として前記メインプレゼンテーション再生手段に再生さ
せる第2のDVDビデオ再生装置を提供するものである。
【0015】このような第2のDVDビデオ再生装置によ
れば、あるプレゼンテーションを再生すべき場合に、そ
のプレゼンテーションがメニューのプレゼンテーション
であった場合には、そのプレゼンテーションをサブウイ
ンドウに表示しつつ、メインウインドウで他のプレゼン
テーションを表示することができるようになる。したが
って、メニューのプレゼンテーションを再生すべき場合
に、ユーザがメニューの操作を行わなくても、速やかに
ユーザが目的とするプレゼンテーションなどがメインウ
インドウで表示出力されるようになる。また、メニュー
のプレゼンテーションはサブウインドウで再生されるの
で、ユーザは、その表示に基づいてメニューの存在を認
識し、そのメニューを利用するために適当な操作を行う
ことができるようになる。
【0016】ここで、このような第2のDVDビデオ再生
装置には、さらに、前記メインプレゼンテーションにつ
いての前記再生制御情報に従って当該メインプレゼンテ
ーションで表示されるボタンの操作と、ウインドウ切替
操作を、ユーザから受け付ける操作受付手段を備え、前
記再生制御手段において、前記操作受付手段が前記ウイ
ンドウ切替操作を受け付けた場合に、前記サブプレゼン
テーション再生手段によるサブプレゼンテーションの再
生を取り止め、前記メインプレゼンテーション再生手段
に、メインプレゼンテーションを前記サブプレゼンテー
ション再生手段がサブプレゼンテーションとして再生し
ていたプレゼンテーションに変更し、当該メインプレゼ
ンテーションを前記メインプレゼンテーション再生手段
に再生させるようにしてもよい。
【0017】このようにすることにより、ユーザは、サ
ブウインドウに表示されているメニューを利用したい場
合に、メニューをメインウインドウに表示させ、その操
作を行うことができるようになる。また、このような第
2のDVDビデオ再生装置において、DVD-Videoディスクに
記録されたサブプレゼンテーションとは異なる前記他の
プレゼンテーションは、前記サブプレゼンテーションに
ついての前記再生制御情報に従って当該サブプレゼンテ
ーションでメインウインドウに表示されるボタンに対し
て、当該再生制御情報で定義されたコマンドが再生を指
示するプレゼンテーションの内から選択するようにする
のが良い。
【0018】このようにすることにより、メニューのプ
レゼンテーションのサブウインドウでの再生と並行し
て、メインウインドウで再生されるプレゼンテーション
が、ユーザが目的とするプレゼンテーションとなる確率
を高めることができる。また、以上の第1、第2のDVD
ビデオ再生装置において、前記サブウインドウはメイン
ウインドウ上に配置し、前記サブプレゼンテーション再
生装置が、サブプレゼンテーションを再生している期間
のみ前記メインウインドウ上に前記サブウインドウを表
示し、前記再生制御手段が、前記サブプレゼンテーショ
ンの再生開始後、所定の契機で、当該サブプレゼンテー
ションの再生と前記サブプレゼンテーション再生装置に
よる前記サブウインドウの表示を中止するようにしても
良い。
【0019】このようにすることによりメインウインド
ウの表示領域を大きくとることができ、また、サブウイ
ンドウに再生すべきプレゼンテーションが存在しない場
合には、サブウインドウによって、常時、メインウイン
ドウの一部が隠されてしまうことを排除することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1に、本実施形態に係るDVDビデオ再生装
置の構成を示す。図示するように、DVDビデオ再生装置
は、DVD-Videoディスク1にリードアクセスするDVD-ROM
ドライバ10、データの再生に先立つDVD-Videoディス
ク1からのリードの処理やリードしたデータの保持を行
うバッファ処理部11、ナビゲーションマネージャ1
2、メインプレゼンテーションエンジン13、サブプレ
ゼンテーションエンジン14、ウィンドウ制御部15、
音声切替部16、表示装置17、スピーカ等の音声出力
装置18、リモートコントローラなどの操作部19とを
有する。
【0021】DVD-Videoディスク1は、DVD-ROM規格(物
理規格)に従ったリードイン領域とリードアウト領域と
その間のデータ領域とを有し、データ領域には、UDF-Br
idge規格(ファイル規格)に従ってボリューム及びファ
イル構造を記述したボリューム及びファイル構造領域が
設けられている。また、データ領域には、複数のファイ
ルよりなるファイル群が格納されており、これらファイ
ル群中のデータがDVD-Video規格に従ったアプリケーシ
ョンデータとなる。このアプリケーションデータは、大
別して音声データや動画データやサブピクチャデータや
ハイライト情報などのプレゼンテーションの実体を格納
したプレゼンテーションデータと、プレゼンテーション
の実行を制御するためのナビゲーションデータとよりな
る。
【0022】メインプレゼンテーションエンジン13と
サブプレゼンテーションエンジン14は、基本的には同
じ構成を有しており、両プレゼンテーションエンジンに
おいて、デマルチプレクサ機能部131は、バッファ処
理部11、DVD-ROMドライバ10を介してDVD-Videoディ
スク1から、プレゼンテーションデータを読み込み、プ
レゼンテーションデータから音声データ、動画データ、
サブピクチャデータ、ボタンのハイライト情報などを抽
出する。オーディオデコーダ132は、抽出された音声
データをデコードして音声切替部16に再生音声として
出力し、ビデオデコーダ133は抽出された動画データ
をデコードし、PCI、HLIデコーダ134はハイライト情
報HLIをデコードし、サブピクチャデコーダ135はハ
イライト情報HLIを必要に応じて用いながらサブピクチ
ャを描画する。合成制御部136は、デコードされた動
画と描画されたサブピクチャを合成して再生画像として
ウィンドウ制御部15に出力する。
【0023】ウィンドウ制御部15は、表示装置17の
表示画面に設定したメインウインドウへの、メインプレ
ゼンテーションエンジン13から受け取った再生画像の
表示と、前記メインウインドウ上に設定したサブウイン
ドウへのサブプレゼンテーションエンジン14から受け
取った再生画像の表示を制御する。なお、メインウイン
ドウとサブウインドウは、いわゆる親画面の子画面の関
係にあり、ウィンドウ制御部15は、サブウインドウ自
体の表示の有無も制御する。そして、音声切替部16
は、メインプレゼンテーションエンジン13から受け取
った再生音声と、サブプレゼンテーションエンジン14
から受け取った再生音声の一方を選択的に音声出力装置
18に出力する。
【0024】また、ナビゲーションマネージャ12は、
バッファ処理部11、DVD-ROMドライバ10を介して読
み込んだナビゲーションデータと、操作部19より受け
取ったユーザ操作とに応じて、メインプレゼンテーショ
ンエンジン及びサブプレゼンテーションエンジン14に
おける、プレゼンテーションの再生シーケンスを決定
し、決定した再生シーケンスにおける、両プレゼンテー
ションエンジンの再生動作を制御する。また、ナビゲー
ションマネージャ12は、ウィンドウ制御部15、音声
切替部16の動作や、バッファ処理部11におけるデー
タの再生に先立つDVD-Videoディスク1からのリードの
処理の制御なども行う。
【0025】ここで、DVD-Video規格において、プレゼ
ンテーションの再生構造がどのように定義されている
か、その一例を簡単に示しておく。プレゼンテーション
には、タイトル全体用のメニューのプレゼンテーション
と、複数のタイトルについて共通に用いるメニューのプ
レゼンテーションと、個々のタイトルのプレゼンテーシ
ョンの3種類がある。そして、各プレゼンテーションの
再生シーケンスは、1以上のプログラムチェインPGCに
より規定され、PGCの構成を定義するのがプログラムチ
ェイン情報PGCIである。
【0026】図2は、このようなPGCの再生構造を示し
たものであり、PGCIによって、PGCに含まれるプログラ
ムPGとPGの再生順序が定義される。また、PGCIには、当
該PGC再生開始時に実行すべきコマンドであるPRE_COMMA
NDや、当該PGC終了時に実行すべきコマンドであるPOST_
COMMANDや、次に実行すべきPGCIの記述NEXT_PGCを含め
ることができる。
【0027】各PGは、1以上のセルCELLからなり、各CE
LLは複数のビデオオブジェクトユニットVOBUからなり、
各VOBUは一つのナビゲーションパックNV_PCKの他に複数
のビデオパックV_PCKと複数のオーディオパッックA_PCK
と複数のサブピクチャパックSP_PCKを持つことができ
る。そして、ビデオパックV_PCKには動画データがA_PCK
には音声データがSP_PCKにはサブピクチャデータが格納
されている。そして、NV_PCKには、前述したハイライト
情報HLIが含まれ、ハイライト情報HLIには、メニューで
使用される各ボタンと当該ボタン決定操作時に実行され
るボタンコマンドBUTTON_COMMANDの定義が含まれる。
【0028】ここで、以上のようにPGCIによって再生が
制御される各々について以上のような再生構造が、DVD-
Video規格に従ったアプリケーションデータ中において
図3に示すようなデータ構造によって定義されている。
図3に示すように、DVD-Video規格に従ったアプリケー
ションデータは、タイトル全体用のメニューのデータで
あるビデオマネージャVMGと、複数のタイトルのデータ
であるビデオタイトルセットVTSを含む(図3a)。そし
て、VMGは、ビデオマネージャ情報VMGIと、ビデオマネ
ージャメニュー用ビデオオブジェクトセットVMGM_VOBS
を含む。そして、VMGIは、各タイトルについて当該タイ
トル再生中に禁止されるユーザ操作を表すTT_PB_TYと、
VMGM_VOBSを用いてタイトル全体用のメニューのプレゼ
ンテーションの再生を制御するためのPGCIであるVMGM_P
GCIを含む(図3b)。
【0029】一方、VTSは、ビデオタイトルセット情報V
TSIと、ビデオタイトルセットメニュー用ビデオオブジ
ェクトセットVTSM_VOBSと、ビデオタイトルセットタイ
トル用ビデオオブジェクトセットVTSTT_VOBSを有する。
そして、VTSIは、VTSM_VOBSを用いてVTS内のタイトルに
ついて共通に用いるメニューのプレゼンテーションの再
生を制御するためのPGCIであるVTSM_PGCIと、VTSTT_VOB
Sを用いて個々のタイトルのプレゼンテーションの再生
を制御するためのPGCIであるVTS_PGCIを含む(図3c)。
【0030】また、VMGM_PGCI、VTSM_PGCI、VTS_PGCIに
は、そのPGCに含まれるプログラムPG数やセルCELL数が
記述されたPGC_CNT、そのPGCの再生時間を表すPGC_PB_T
M、そのPGC再生期間中禁止されるユーザ操作を表すPGC_
UOP_CTL、そのPGC再生終了後に次に実行するPGCを表すN
EXT_PGC、前述したPRE_COMMAND、POST_COMMANDなどが含
まれる。
【0031】VMGM_VOBS、VTSM_VOBS、VTSTT_VOBSの各VO
BSは、1以上のビデオオブジェクトVOBを有し(図3
d)、各VOBは1以上のCELLを有する(図3e)。そし
て、前述したように、各CELLは1以上のVOBUを有する
(図3f)。そして、各VOBUは一つのNV_PCKの他に複数
のV_PCKと複数のA_PCKと複数のSP_PCKを持つことができ
る(図3g)。また、NV_PCKは、再生制御情報PCIとデー
タサーチ情報DSIを有する(図3h)。そして、再生制御情
報PCIには、各ボタンの位置等を示すBTN_POSIや、各ボ
タン決定操作時に実行されるボタンコマンドを定義する
BTNCMDや、ユーザのボタン決定が無かった場合などにボ
タン有効期間終了時に強制的に選択するボタンを示すFO
AC_BTNNなど含むハイライト情報HLIが含まれる。また、
再生制御情報PCIには、そのVOBU再生期間中禁止される
ユーザ操作を表すVOBS_UOP_CTL等が含まれるここで、以
上のPCI、DSI、VMGI、VTSIがおおよそ前述したナビゲー
ションデータに対応し、VOBUのNV_PCKを除く部分が前述
したプレゼンテーションデータにおおよそ対応する。ま
た、図2中の破線のブロックは、プレゼンテーションの
再生構造と、PGCIとVOBSとの対応を示している。
【0032】以下、このようなDVDビデオ再生装置にお
ける再生処理について説明する。図4に、ナビゲーショ
ンマネージャ12が行う再生処理の手順を示す。ナビゲ
ーションマネージャ12は、DVD-Videoディスク1が装
着され再生が開始されると、まず、再生ログ取得処理を
起動する(ステップ402)。起動された再生ログ取得
処理は、図5に示す再生ログテーブルに、タイトルが再
生済か否かを登録する。ここでは、タイトルの先頭のPG
Cを再生した時点で、そのタイトルを再生したものとし
て再生ログテーブルに登録する。
【0033】そして、次に再生すべきPGCを決定する
(ステップ404)。DVD-Videoディスク1の再生開始
直後は、通常、VMGIのVMGI_MATのFP_PGCI_SA(図3にお
いては図示を省略)で指定されるファーストプレイPGCI
を次に再生すべきPGCとして決定する。他の場合は、PGC
再生時にPGC内の定義によりコマンドが発行された場合
や、PGC再生終了時やユーザ操作があった場合に、次再
生PGCを決定することになり、コマンドで指定されたPGC
や、そのPGCIのNEXT_PGCで指定されたPGCや、ユーザ操
作で指定されたPGCを、次に再生すべきPGCとして決定す
ることになる。
【0034】そして、次に、決定した次のPGCがユーザ
操作によって決定したPGCか(ステップ406)、強制
再生のためのユーザ操作制限が規定されているPGCか
(ステップ422)、決定した次のPGCがVMGM_PGCIやVT
SM_PGCIなどのメニュー用のPGCであるか(ステップ43
0)、残りの場合である強制再生のためのユーザ操作制
限が規定されていないVTS_PGCIであるかどうかを調べ
る。
【0035】ここで、強制再生のためのユーザ操作制限
が規定されているPGCとは、当該PGCが属するタイトルに
ついてのTT_PB_TYや当該PGCのPGCIのPGC_UOP_CTLで、タ
イトル番号と時刻による指定位置からの再生を指示する
Time Play()、同一タイトル内の時刻による指定位置か
らの再生を指示するTime Seach()、タイトル番号とPTT
番号による指定位置からの再生を指示するPTT Play()、
同一タイトル内のPTT番号による指定位置からの再生を
指示するPTT Seach()、タイトル番号による指定位置か
らの再生を指示するTitle Play()、同一PGC内の次のプ
ログラムの再生を指示するNext PG Seach()、再生速度
の変更を指示するFoword Scan()、タイトル選択用のメ
ニューの再生を指示するMenu Call(Title)、ルートメニ
ューの再生を指示するMenu Call(root)など、そのPGCの
再生のスキップまたは早送りを行うことを可能とするユ
ーザ操作が禁止されているPGCである。ただし、これら
のユーザ操作の全てが禁止されているものを強制再生の
ためのユーザ操作制限が規定されているPGCとするよう
にしても良いが、これらのユーザ操作の一部、たとえ
ば、再生のスキップを行うことになるTitle Play()とPT
T Play()とNext PG Seach()が禁止されていることをも
って、強制再生のためのユーザ操作制限が規定されてい
るPGCとするようにしても良い。
【0036】なお、PTTとはタイトル内に設定されたイ
ンデックスであり、ルートメニューはメニューを階層構
造をもって構成した場合のルートとなるメニューであり
タイトル選択用のメニューであることもある。さて、決
定した次のPGCが強制再生のためのユーザ操作制限が規
定されているPGCであれば(ステップ422)、サブウ
インドウ強制再生プレゼンテーション表示処理を起動し
(ステップ424)、サブウインドウ表示中を設定する
(ステップ426)。そして、通常タイトルPGCを一つ
選択しメインウインドウPGCに設定し(ステップ42
8)、ステップ410に進む。
【0037】また、決定した次のPGCがメニュー用のPGC
であれば(ステップ430)、サブウインドウメニュー
表示処理を起動し(ステップ432)、サブウインドウ
表示中を設定する(ステップ426)。そして、通常タ
イトルのPGCを一つ選択しメインウインドウPGCに設定し
(ステップ428)、ステップ410に進む。
【0038】ここで、ステップ428において、通常タ
イトルのPGCを一つ選択する処理は、以下のように行
う。すなわち、次PGCが、強制再生のためのユーザ操作
制限が規定されているPGCであれば、そのPGCを通常通り
再生した場合に次に再生されることになるPGCを、そのP
GCのPGCIのNext_PGCまたはPOST_COMMANDを参照して求め
る。そして、求めたPGCが、強制再生のためのユーザ操
作制限が規定されていないVTS_PGCIであれば、そのPGC
を、選択する通常タイトルのPGCとする。一方、求めたP
GCが、強制再生のためのユーザ操作制限が規定されてい
いるVTS_PGCIであれば、順次、さらに、その次に再生さ
れるべきPGCを、探索したPGCが、強制再生のためのユー
ザ操作制限が規定されていないVTS_PGCIのPGCとなるま
で探索し、最終的に探索された強制再生のためのユーザ
操作制限が規定されていないPGCを、選択する通常タイ
トルのPGCとする。
【0039】ただし、強制再生のためのユーザ操作制限
が規定されていないVTS_PGCIが探索される前に、求めら
れたPGCがメニューのPGCとなったことなどより、次PGC
を求めることができなくなった場合や、ある程度探索を
行っても強制再生のためのユーザ操作制限が規定されて
いないVTS_PGCIが探索されなかった場合には、まだ再生
していないタイトルの内から、そのタイトル及びそのタ
イトルの先頭PGCが強制再生のためのユーザ操作制限が
規定されていないタイトルを一つ選択し、そのタイトル
の先頭PGCを、選択する通常タイトルPGCとする。また、
このとき選択するタイトルは、そのタイトルに含まれる
PGCのPGC_PB_TMが示す再生時間の和が最長のもの、その
タイトルに含まれるPGCに含まれるPGC_CNTが示すプログ
ラム又はセルの数の和が最大のものを選択するようにす
る。なお、タイトルの先頭のPGCは、VTSのVTSIのVTS_PG
CITのVTS_PGCI_SRP(図3では図示を省略)から求める
ことができる。また、既に再生されたタイトルがいずれ
であるかは、図5の再生ログテーブルより求める。な
お、以上の処理で求めた、各タイトルや、各タイトルの
強制再生のためのユーザ操作制限の有無や、総再生時間
や、プログラム数や、セル数は、図5に示すように、再
生ログテーブルに登録しておき、後の処理でも用いるこ
とができるようにしておくのがよい。なお、タイトルに
含まれるPGCのPGC_PB_TMが示す再生時間の和が大きいも
の、そのタイトルに含まれるPGCに含まれるPGC_CNTが示
すプログラム又はセルの数の和が大きいものは、規模の
大きいタイトルであることよりDVD-Videoディスク1の
主要なタイトルであると推測されるタイトルであるた
め、ユーザが視聴したいと考えるタイトルであることが
期待できる。
【0040】さて、一方、次PGCが、メニュー用のPGCで
ある場合の、通常タイトルのPGCを一つ選択する処理は
以下のように行う。図6に一般的なメニューの表示例を
示す。図示するように、メニューには、前述のようにハ
イライト情報HLIによって定義される複数のボタンが含
まれ、各ボタンにはそのボタンに対してユーザの決定操
作が行われたときに実行するBUTTON COMMANDが定義され
ている。たとえば、このメニューが再生するタイトルを
選択するメニューである場合には、指定したタイトルの
再生を指示するコマンドであるJUMP TT()やJUMP VTS TT
()が定義される。そこで、ここでは、次PGCであるメニ
ュー用のPGCに対応するHLIのBTNCMより、以上のタイト
ル再生用のコマンドで指定されているタイトルを抽出す
る。そして、そのタイトルの中から、まだ再生していな
いタイトルであって、そのタイトル及びそのタイトルの
先頭PGCが強制再生のためのユーザ操作制限が規定され
ていないタイトルを一つ選択し、そのタイトルの先頭PG
Cを通常タイトルPGCとする。また、このとき選択するタ
イトルは、FOAC_BTNNで指定されるボタンに対応するタ
イトルを優先するようにし、このようなFOAC_BTNNで指
定されるボタンに対応するタイトルが含まれない場合に
は、そのタイトルに含まれるPGCのPGC_PB_TMが示す再生
時間の和が最長のもの、そのタイトルに含まれるPGCに
含まれるPGC_CNTが示すプログラム又はセルの数の和が
最大のものを選択するようにする。なお、以上の処理で
求めた、各タイトルや、各タイトルの強制再生のための
ユーザ操作制限の有無や、総再生時間や、プログラム数
や、セル数についても、図5に示すように、再生ログテ
ーブルに登録しておき、後の処理でも用いることができ
るようにしておくのがよい。
【0041】さて、図4に戻り、ステップ404におい
て、決定した次のPGCがユーザ操作によって決定したPGC
か、強制再生のためのユーザ操作制限が規定されていな
いVTS_PGCIであれば、そのまま決定した次のPGCをメイ
ンウインドウPGCに設定し(ステップ408)、ステッ
プ410に進む。
【0042】ステップ410では、メインプレゼンテー
ションエンジン13にメインウインドウPGCを再生出力
させ、音声切替部16にメインプレゼンテーションエン
ジン13からの再生音声を出力させる。ただし、サブウ
インドウ強制再生プレゼンテーション表示処理またはサ
ブウインドウメニュー表示処理を起動している場合に
は、音声切替部16に、サブプレゼンテーションエンジ
ン14からの再生音声を出力させるようにしてもよい。
いずれにしても、サブウインドウ強制再生プレゼンテー
ション表示処理またはサブウインドウメニュー表示処理
を実行している間、この音声切替部16による音声出力
の対象とする再生音声は、ユーザの音声切替操作に応じ
てナビゲーションマネージャ12が随時切り替える。こ
こで、ウィンドウ制御部15は、初期状態においてサブ
ウインドウを表示しておらず、また、常にメインプレゼ
ンテーションエンジン13からの再生画像をメインウイ
ンドウに表示する。なお、ナビゲーションマネージャ1
2は、操作部19を介して入力するユーザ操作を、後述
するサブウインドウ選択操作と以上の音声切替操作を除
き、全て、メインウインドウPGCに対する操作として受
け付ける。
【0043】この結果、表示装置17の全面に設定され
たメインウインドウには、図7aに示すようにメインウ
インドウPGCによる再生画像が表示出力されることにな
る。そして、このメインウインドウに表示される再生画
像は、強制再生のためのユーザ操作制限が規定されてい
ないVTS_PGCIのPGCか、ユーザ操作によって選択されたP
GCの再生画像のいずれかとなる。
【0044】ここで、ステップ424で起動したサブウ
インドウ強制再生プレゼンテーション表示処理について
説明する。図8aに、このサブウインドウ強制再生プレ
ゼンテーション表示処理の手順を示す。図示するよう
に、この処理では、まず、ウィンドウ制御部15にサブ
ウインドウを表示させる(ステップ802)。そして、
ステップ404で決定された次のPGCをサブウインドウP
GCに設定し、サブプレゼンテーションエンジン14にサ
ブウインドウPGCを再生出力させる(ステップ80
4)。また、ウィンドウ制御部15に、サブプレゼンテ
ーションエンジン14が出力する再生画像をサブウイン
ドウに表示させる。
【0045】この結果、表示装置17のメインウインド
ウ上に設定されたサブウインドウには、図7bに示すよ
うにサブウインドウPGCによる再生画像が表示出力され
ることになる。そして、このサブウインドウに表示され
る再生画像は、強制再生のためのユーザ操作制限が規定
されているPGCとなる。
【0046】図8aに戻り、サブウインドウPGCの再生を
開始したならば、ユーザからの操作部19を介したサブ
ウインドウの選択操作の有無(ステップ806)と、サ
ブウインドウPGCの再生終了(ステップ808)を監視
する。そして、サブウインドウPGCの再生が終了したな
らば(ステップ808)、サブウインドウPGCの記述よ
りサブウインドウPGCの次に再生されるべきPGCを求め
(ステップ810)、そのPGCが、強制再生のためのユ
ーザ操作制限が規定されているPGCであれば(ステップ
812)、そのPGCをサブウインドウPGCに設定し、サブ
プレゼンテーションエンジン14に再生出力させる(ス
テップ814)。一方、強制再生のためのユーザ操作制
限が規定されているPGCでなければウィンドウ制御部1
5に、サブウインドウを消去させ(ステップ816)、
サブウインドウ非表示中を設定し(ステップ818)、
処理を終了する。この結果、表示装置17の表示は、図
7fに示すように、サブウインドウが表示されず、その
時点でメインウインドウに表示されていた再生画像が継
続してメインウインドウに表示させるものとなる。
【0047】一方、ユーザから操作部19を介したサブ
ウインドウの選択操作があったならば(ステップ80
5)、即座に、ウィンドウ制御部15に、サブウインド
ウを消去させ(ステップ816)、サブウインドウ非表
示中を設定し(ステップ818)、処理を終了する。な
お、この後の、表示装置17の表示は、図4の再生処理
の後に説明するステップ418、420の処理によっ
て、図7dに示す、その時点でサブウインドウに表示さ
れていた再生画像が、メインウインドウで継続して表示
されるものとなる。
【0048】次に、図4の再生処理のステップ432で
起動したサブウインドウメニュー表示処理について説明
する。図8 bに、このサブウインドウメニュー表示処理
の手順を示す。図示するようにこの処理では、まず、ウ
ィンドウ制御部15にサブウインドウを表示させる(ス
テップ852)。そして、404ステップで決定された
次のPGCをサブウインドウPGCに設定し、サブプレゼンテ
ーションエンジン14にサブウインドウPGCを再生出力
させる。また、ウィンドウ制御部15に、サブプレゼン
テーションエンジン14が出力する再生画像をサブウイ
ンドウに表示させる(ステップ854)。
【0049】この結果、表示装置17のメインウインド
ウ上に設定されたサブウインドウには、図7cに示すよ
うにサブウインドウPGCによる再生画像が表示出力され
ることになる。そして、このサブウインドウに表示され
る再生画像は、メニューのPGCとなる。
【0050】図8 bに戻り、サブウインドウPGCの再生
を開始したならば、ユーザからの操作部19を介したサ
ブウインドウの選択操作の有無と(ステップ856)、
サブウインドウPGCの再生終了もしくは所定時間のタイ
ムアウト(ステップ858)を監視する。
【0051】そして、サブウインドウPGCの再生終了も
しくは所定時間のタイムアウトが発生したならば(ステ
ップ858)、ウィンドウ制御部15に、サブウインド
ウを消去させ(ステップ860)、サブウインドウ非表
示中を設定し(ステップ862)、処理を終了する。こ
の結果、表示装置17の表示は、図7fに示すように、
サブウインドウが表示されず、その時点でメインウイン
ドウに表示されていた再生画像が継続してメインウイン
ドウに表示させるものとなる。
【0052】一方、ユーザから操作部19を介したサブ
ウインドウの選択操作があったならば(ステップ85
6)、即座に、ウィンドウ制御部15に、サブウインド
ウを消去させ、サブウインドウ非表示中を設定し、処理
を終了する。なお、この後の、表示装置17の表示は、
図4の再生処理の後に説明するステップ418,420
の処理によって、図7eに示す、その時点でサブウイン
ドウに表示されていたメニューの再生画像が、メインウ
インドウで継続して表示されるものとなり、このメイン
ウインドウ上のメニューのボタンをユーザは操作可能と
なる。
【0053】さて、図4に戻り、再生処理では、ステッ
プ410でメインウインドウPGCの再生を開始したなら
ば、メインウインドウPGCの再生終了か(ステップ41
4)、再生すべきPGCを変更するユーザ操作の有無を監
視し(ステップ416)、これらが発生したならば、ス
テップ404からの処理に戻り、次のPGCについての以
上の処理を繰り返す。
【0054】また、サブウインドウメニュー表示中であ
る場合には(ステップ412)、ステップ410でメイ
ンウインドウPGCの再生を開始した後、さらに、ユーザ
のサブウインドウ選択操作の発生を監視し(ステップ4
18)、サブウインドウ選択操作があったならば、サブ
ウインドウPGCをメインウインドウPGCに設定し、メイン
ウインドウPGCの、サブウインドウPGCとして再生が済ん
だ箇所から後を、メインプレゼンテーションエンジン1
3に再生させ、音声切替部16にメインプレゼンテーシ
ョンエンジン13からの再生音声を出力させる(ステッ
プ420)。
【0055】この結果、前述したように、図7b、cのよ
うにサブウインドウに表示されていた再生画像が、図7
d、eのように、メインウインドウに表示位置を代えて、
継続表示されるものとなる。また、この図7cのように
サブウインドウに表示されていた再生画像がメニューの
PGCの再生画像である場合には、この再生画像がメイン
ウインドウに表示された後、メニュー中のボタンのユー
ザ操作がナビゲーションマネージャ12によって受け付
けられるようになる。
【0056】以上、再生処理について説明した。さて、
以上の再生処理と並行して、ナビゲーションマネージャ
12は、バッファ処理部11に、DVD-Videoディスク1
からのPGCのデータの先読みと先読みしたPGCのデータ保
持を行わせる。先読みするPGCのデータは、記録順序
上、現再生データより先にあるデータとしても良いし、
前述のようにして探索し求めた次に再生されるべきPGC
のデータとしても良い。これらの先読み処理により、再
生処理中にステップ422で強制再生のためのユーザ操
作制限が規定されているPGCに遭遇した場合に、即座
に、このPGCのサブウインドウでの再生と並行したメイ
ンウインドウで再生すべきPGCのデータの再生処理を開
始できる確率が高まる。ただし、DVD-ROMドライバ10
が、充分に高速にDVD-Videoディスク1よりデータを読
み出し可能である場合には、必ずしも、このような先読
み処理は必要ない。
【0057】以上、本発明の実施形態について説明し
た。以上のように本発明の実施形態によれば、あるプレ
ゼンテーションを再生すべき場合に、そのプレゼンテー
ションが再生を省略するユーザ操作が禁止されたプレゼ
ンテーションである場合には、そのプレゼンテーション
をサブウインドウに表示しつつ、メインウインドウで、
再生が強制されていない、その次の再生が規定されてい
るタイトルまたは規模の大きいタイトルのプレゼンテー
ション、したがって、ユーザが目的とするプレゼンテー
ションの一つであろうと推測されるプレゼンテーション
をメインウインドウで表示することができるようにな
る。
【0058】また、本発明の実施形態によれば、あるプ
レゼンテーションを再生すべき場合に、そのプレゼンテ
ーションがメニューのプレゼンテーションであった場合
には、そのプレゼンテーションをサブウインドウに表示
しつつ、メインウインドウで他のタイトルを再生表示す
ることができるようになる。したがって、メニューのプ
レゼンテーションを再生すべき場合に、ユーザがメニュ
ーの操作を行わなくても、速やかにユーザが目的とする
プレゼンテーションの一つと期待できるタイトルをメイ
ンウインドウで再生表示することができる。また、メニ
ューはサブウインドウに表示され、ユーザは、サブウイ
ンドウに表示されているメニューを利用したい場合に
は、適当なユーザ操作を行うことにより、メニューをメ
インウインドウに表示し、その操作を行うことができ
る。また、メニューのプレゼンテーションのサブウイン
ドウでの再生と並行して、メインウインドウで再生され
るプレゼンテーションとして、メニューに再生コマンド
が登録されたプレゼンテーション、したがって、メニュ
ー操作を受け付けた場合にユーザがメニューで再生を指
示することになるプレゼンテーションを選定するので、
メインウインドウで再生するプレゼンテーションがユー
ザが目的とするプレゼンテーションである確率を高める
ことができる。
【0059】ところで以上の実施形態では、強制再生の
ためのユーザ操作制限が規定されているPGCであるかど
うかを、TT_PB_TYとPGC_UOP_CTLを用いて判定したが、
さらに前述したVOBS_UOP_CTLをも考慮して、強制再生の
ためのユーザ操作制限が規定されているPGCであるかど
うかを判定するようにしてもよい。
【0060】また、以上の実施形態において、再生を強
制されるプレゼンテーションやメニューのプレゼンテー
ションの他、または、これらに代えて、予め定めた属性
をもつプレゼンテーションを、サブウインドウPGCとし
て選定されるようにし、以上のようにサブウインドウ
に、他のプレゼンテーションのメインウインドウへの表
示と並行して、表示するようにしても良い。
【0061】また、以上の実施形態は、DVDビデオ再生
装置をコンピュータプログラムを用いてコンピュータシ
ステム上に形成する場合においても同様に適用すること
ができる。また、DVDビデオ再生装置以外の、ユーザが
目的とするプレゼンテーションの他に再生を強制される
プレゼンテーションやメニューのプレゼンテーションが
含まれる記録媒体からのプレゼンテーションの再生を行
う任意の再生装置において適用可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、できる
だけ他のプレゼンテーションの存在によって妨げられる
ことなく、ユーザが目的とするプレゼンテーションの視
聴を行うことができるDVDビデオ再生装置を提供するこ
とをができる。また、このようなDVDビデオ再生装置に
おいて、目的とするプレゼンテーション以外の、DVD-Vi
deoディスクのプロバイダが表示することを意図したメ
ニューその他のプレゼンテーションについても、ユーザ
がこれを利用可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】DVD-Video規格におけるプレゼンテーションの
再生構造を示す図である。
【図3】DVD-Video規格におけるデータ構造を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置の
再生処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置の
再生ログテーブルを示す図である。
【図6】DVDビデオ再生装置のメニューの表示例を示す
図である。
【図7】本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置の
表示例を示すである。
【図8】本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置の
サブウインドウの表示処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1:ディスク、10:ドライバ、11:バッファ処理
部、12:ナビゲーションマネージャ、13:メインプ
レゼンテーションエンジン、14:サブプレゼンテーシ
ョンエンジン、15:ウィンドウ制御部、16:音声切
替部、17:表示装置、18:音声出力装置、19:操
作部、131:デマルチプレクサ機能部、132:オー
ディオデコーダ、133:ビデオデコーダ、134:PC
I、HLIデコーダ、135:サブピクチャデコーダ、13
6:合成制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/85 H04N 5/93 Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録された画像によるプレゼン
    テーションを、当該記録媒体に記録された前記プレゼン
    テーションの再生を制御するための再生制御情報に従っ
    て再生する画像再生装置であって、 前記プレゼンテーションを再生し、表示装置上の画像表
    示領域であるメインウインドウに表示出力するメインプ
    レゼンテーション再生手段と、 前記プレゼンテーションを再生し、表示装置上の前記メ
    インウインドウよりも小さな表示領域であるサブウイン
    ドウに表示出力するサブプレゼンテーション再生手段
    と、 前記記録媒体に記録されたプレゼンテーションの再生を
    制御する再生制御手段とを有し、 前記再生制御手段は、 前記再生制御情報に従って定まる次に再生すべきプレゼ
    ンテーションが予め定めた所定の条件を満たすプレゼン
    テーションであった場合に、当該プレゼンテーションを
    サブプレゼンテーションとして前記サブプレゼンテーシ
    ョン再生手段に再生させると共に、前記記録媒体に記録
    されたサブプレゼンテーションとは異なる他のプレゼン
    テーションを選択しメインプレゼンテーションとして前
    記メインプレゼンテーション再生手段に再生させること
    を特徴とする画像再生装置。
  2. 【請求項2】DVD-Videoディスクに記録されたプレゼン
    テーションを、当該記DVD-Videoディスクに記録された
    前記プレゼンテーションの再生を制御するための再生制
    御情報に従って再生するDVD-Videoビデオ再生装置であ
    って、 前記プレゼンテーションを再生し、表示装置上の画像表
    示領域であるメインウインドウに表示出力するメインプ
    レゼンテーション再生手段と、 前記プレゼンテーションを再生し、表示装置上の前記メ
    インウインドウよりも小さな表示領域であるサブウイン
    ドウに表示出力するサブプレゼンテーション再生手段
    と、 前記記録媒体に記録されたプレゼンテーションの再生を
    制御する再生制御手段とを有し、 前記再生制御手段は、 前記再生制御情報に従って定まる次に再生すべきプレゼ
    ンテーションが前記再生制御情報に従って再生を省略す
    るユーザ操作が禁止されたプレゼンテーションであった
    場合に、当該プレゼンテーションをサブプレゼンテーシ
    ョンとして前記サブプレゼンテーション再生手段に再生
    させると共に、前記記録媒体に記録されたサブプレゼン
    テーションとは異なる他のプレゼンテーションを選択し
    メインプレゼンテーションとして前記メインプレゼンテ
    ーション再生手段に再生させることを特徴とするDVDビ
    デオ再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のDVDビデオ再生装置であっ
    て、 ユーザ操作を受け付ける操作受付手段を有し、 前記再生制御手段は、前記操作受付手段が所定の操作を
    受け付けた場合に、前記サブプレゼンテーション再生手
    段による前記サブプレゼンテーションの再生を取り止
    め、前記メインプレゼンテーションを、前記サブプレゼ
    ンテーション再生手段がサブプレゼンテーションとして
    再生していたプレゼンテーションに変更し、当該メイン
    プレゼンテーションを前記メインプレゼンテーション再
    生手段に再生させることを特徴とするDVDビデオ再生装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のDVDビデオ再生装
    置であって、 前記サブプレゼンテーションとは異なる前記他のプレゼ
    ンテーションは、前記再生制御情報によって前記サブプ
    レゼンテーションの次に再生されることが規定されたプ
    レゼンテーション、もしくは、前記DVD-Videoディスク
    に記録された最もボリュームの大きいタイトルのプレゼ
    ンテーション、もしくは、DVD-Videoディスクに記録さ
    れた未再生のタイトルの内で最もボリュームの大きいタ
    イトルのプレゼンテーションであることを特徴とするDV
    Dビデオ再生装置。
  5. 【請求項5】DVD-Videoディスクに記録されたプレゼン
    テーションを、当該記DVD-Videoディスクに記録された
    前記プレゼンテーションの再生を制御するための再生制
    御情報に従って再生するDVD-Videoビデオ再生装置であ
    って、 前記プレゼンテーションを再生し、表示装置上の画像表
    示領域であるメインウインドウに表示出力するメインプ
    レゼンテーション再生手段と、 前記プレゼンテーションを再生し、表示装置上の前記メ
    インウインドウよりも小さな表示領域であるサブウイン
    ドウに表示出力するサブプレゼンテーション再生手段
    と、 前記記録媒体に記録されたプレゼンテーションの再生を
    制御する再生制御手段とを有し、 前記再生制御手段は、 前記再生制御情報に従って定まる次に再生すべきプレゼ
    ンテーションがメニューのプレゼンテーションであった
    場合に、当該プレゼンテーションをサブプレゼンテーシ
    ョンとして前記サブプレゼンテーション再生手段に再生
    させると共に、前記記録媒体に記録されたサブプレゼン
    テーションとは異なる他のプレゼンテーションを選択し
    メインプレゼンテーションとして前記メインプレゼンテ
    ーション再生手段に再生させることを特徴とするDVDビ
    デオ再生装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のDVDビデオ再生装置であっ
    て、 前記メインプレゼンテーションについての前記再生制御
    情報に従って当該メインプレゼンテーションでメインウ
    インドウに表示されるボタンの操作と、ウインドウ切替
    操作を、ユーザから受け付ける操作受付手段を有し、 前記再生制御手段は、前記操作受付手段が前記ウインド
    ウ切替操作を受け付けた場合に、前記サブプレゼンテー
    ション再生手段による前記サブプレゼンテーションの再
    生を取り止め、前記メインプレゼンテーションを、前記
    サブプレゼンテーション再生手段が前記サブプレゼンテ
    ーションとして再生していたプレゼンテーションに変更
    し、当該メインプレゼンテーションを前記メインプレゼ
    ンテーション再生手段に再生させることを特徴とするDV
    Dビデオ再生装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載のDVDビデオ再生装
    置であって、 前記サブプレゼンテーションとは異なる前記他のプレゼ
    ンテーションは、前記サブプレゼンテーションについて
    の前記再生制御情報に従って当該サブプレゼンテーショ
    ンで表示されるボタンに対して、当該再生制御情報で定
    義されたコマンドが再生を指示するプレゼンテーション
    の内から選択されることを特徴とするDVDビデオ再生装
    置。
  8. 【請求項8】請求項2または3記載のDVDビデオ再生装
    置であって、 前記サブウインドウは前記メインウインドウ上に配置さ
    れ、 前記サブプレゼンテーション再生装置は、前記サブプレ
    ゼンテーションを再生している期間のみ前記メインウイ
    ンドウ上に前記サブウインドウを表示し、 前記再生制御手段は、前記サブプレゼンテーションの再
    生開始後、所定の契機で、当該サブプレゼンテーション
    の再生と前記サブプレゼンテーション再生装置による前
    記サブウインドウの表示を中止することを特徴とするDV
    D再生装置。
  9. 【請求項9】記録媒体に記録された画像によるプレゼン
    テーションを、当該記録媒体に記録された前記プレゼン
    テーションの再生を制御するための再生制御情報に従っ
    て再生する画像プレゼンテーション再生方法であって、 前記再生制御情報に従って定まる次に再生すべきプレゼ
    ンテーションが予め定めた所定の条件を満たすプレゼン
    テーションであるかどうかを判定するステップと、 次に再生すべきプレゼンテーションが予め定めた所定の
    条件を満たすプレゼンテーションでなかった場合に、当
    該プレゼンテーションを再生し、表示装置上の画像表示
    領域であるメインウインドウに表示出力するステップ
    と、 次に再生すべきプレゼンテーションが予め定めた所定の
    条件を満たすプレゼンテーションであった場合に、当該
    プレゼンテーションを再生し、表示装置上の前記メイン
    ウインドウよりも小さな表示領域であるサブウインドウ
    に表示出力すると共に、前記記録媒体に記録された他の
    プレゼンテーションを選択して再生し、前記メインウイ
    ンドウに表示出力するステップとを有することを特徴と
    する画像プレゼンテーション再生方法。
  10. 【請求項10】コンピュータによって読み取られ実行さ
    れるコンピュータプログラムであって、 当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータに、 記録媒体に記録されたプレゼンテーションの内から、前
    記記録媒体に記録された前記プレゼンテーションの再生
    を制御するための前記再生制御情報に従って、定まる次
    に再生すべきプレゼンテーションを選択するステップ
    と、 選択した次に再生すべきプレゼンテーションが予め定め
    た所定の条件を満たすプレゼンテーションであるかどう
    かを判定するステップと、 次に再生すべきプレゼンテーションが予め定めた所定の
    条件を満たすプレゼンテーションでなかった場合に、当
    該プレゼンテーションを再生し、表示装置上の画像表示
    領域であるメインウインドウに表示出力するステップ
    と、 次に再生すべきプレゼンテーションが予め定めた所定の
    条件を満たすプレゼンテーションであった場合に、当該
    プレゼンテーションを再生し、表示装置上の前記メイン
    ウインドウよりも小さな表示領域であるサブウインドウ
    に表示出力すると共に、前記記録媒体に記録された他の
    プレゼンテーションを選択して再生し、前記メインウイ
    ンドウに表示出力するステップとを、実行させることを
    特徴とするコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007512641A (ja) * 2003-11-10 2007-05-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ プレイバックシステム及びそのプレイバック方法
CN112533054A (zh) * 2019-09-19 2021-03-19 腾讯科技(深圳)有限公司 在线视频的播放方法、装置及存储介质

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