JP2003319298A - 画像処理方法および装置並びにプログラム - Google Patents

画像処理方法および装置並びにプログラム

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JP2003319298A
JP2003319298A JP2003038164A JP2003038164A JP2003319298A JP 2003319298 A JP2003319298 A JP 2003319298A JP 2003038164 A JP2003038164 A JP 2003038164A JP 2003038164 A JP2003038164 A JP 2003038164A JP 2003319298 A JP2003319298 A JP 2003319298A
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JP2003038164A
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Takaaki Terashita
隆章 寺下
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルカメラにおいて画像処理を施すこと
により得られた画像データのように、すでに画像処理が
施されている画像データに対して、施されている画像処
理を反映させた画像処理を行う。 【解決手段】 デジタルカメラ1において得られる画像
データS1は、DSC画像処理手段12により画像処理
が施され、その画像処理の種類等を表す画像処理情報G
が画像データS1に付与される。画像出力装置2におい
ては、設定手段24が画像データS1に付与された画像
処理情報Gに基づいて、画像データS1に施す画像処理
の処理内容を設定する。例えば、画像処理情報Gとして
階調補正処理が含まれている場合には、階調補正処理を
施さないように画像処理内容を設定する。出力画像処理
手段22は、設定された画像処理内容により画像データ
S1に対して画像処理を施し、プリント出力手段25は
処理済み画像データS2をプリントPとしてプリント出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データに対して
画像処理を施す機能を有するデジタルカメラ等により取
得された、すでに画像処理が施されているとともに、施
された画像処理に関する画像処理情報が付与された画像
データに対して、画像処理を施す画像処理方法および装
置並びに画像処理方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラ(以下デジタルカ
メラとする)においては、撮影により取得した画像をデ
ジタル画像データとしてデジタルカメラ内部に設けられ
た内部メモリやICカード等の記録媒体に記録し、記録
されたデジタル画像データに基づいて、撮影により取得
した画像をプリンタやモニタに再生することができる。
このように、デジタルカメラにより取得した画像を再生
する場合においては、ネガフイルムからプリントされた
写真と同様の高品位な画質を有するものとすることが期
待されている。
【0003】ここで、上記プリントを得る際には、画像
データに対して濃度補正処理、ホワイトバランス調整処
理、階調補正処理、色補正処理、シャープネス処理等の
種々の画像処理を施すことにより、プリントの画質を向
上させることができる。この際、より高画質のプリント
生成物を得るために、デジタルカメラにおいて得られた
画像データに、撮影時のストロボの有無、照明の種類等
の撮像情報を付与して出力し、画像処理を行う際には画
像データに付与されている撮影情報を参照して、画像デ
ータに対してより適切な画像処理を施すようにした方法
が提案されている(特開平10−191246号公
報)。
【0004】一方、撮影により取得した画像データに対
して、自動または手動により画像処理を施して画像処理
済みの画像データを出力することが可能なデジタルカメ
ラも提案されている。このような画像処理機能を有する
デジタルカメラにおいては、撮影シーンや撮影条件に応
じた最適な画質が得られるように、画像データに対して
画像処理が施される。また、撮影者の意図に応じて画像
データに対して施す画像処理の種類や画像処理に関連す
る種々の機能を選択することもできる。例えば、画像処
理の種類として、オートホワイトバランス調整処理、光
源種固定モードによるホワイトバランス調整処理、画質
の変更処理(階調、シャープネス、彩度)、および再現
画像の好み(モノクロ、セピア、美肌等)を選択するこ
とができる。また、画像処理に関連する機能として、撮
影モード(ポートレートモード、風景/遠景モード、マ
クロ/クローズアップモード、夜景/花火モード、海中
写真モード、ユーザ露光補正モード等)、オートブラケ
ット機能、光学フィルタを用いた撮影、ソフトフォーカ
ス撮影、インターバル撮影、連写、多重露光、テンプレ
ートとの合成およびフレーム合成等の種々の機能を選択
することができる。そして、選択された画像処理の種類
や機能に応じて撮影者の意図を反映させた最適な画像処
理を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像処理機能を有するデジタルカメラにおいて得られた
画像データをプリンタやモニタにおいて再生する場合、
画像データに対してさらに画像処理が施される。しかし
ながら、すでに画像処理が施されている画像データに対
してさらに画像処理を施すと、デジタルカメラにおいて
想定した画質あるいは再生装置において想定した画質を
有する再生画像が得られなくなるおそれがある。
【0006】ここで、デジタルカメラにおけるオートホ
ワイトバランス調整処理は、人工光源下において撮影し
た画像のホワイトバランスを、昼光下において撮影した
画像に近づける処理であり、具体的には画像データの平
均値(高彩度画素を除いたものでもよい)が想定される
色温度(例えば昼光、タングステン光の色温度)のグレ
ーとなるように画像データを補正する処理である。この
ため、オートホワイトバランス調整処理を行うと、タン
グステン灯等の色温度が低い光源下において撮影を行っ
た画像をより好ましい色や自然な色に再現可能な画像デ
ータを得ることができる。また、デジタルカメラの光源
種固定モードで、昼光固定モードを用いて夕日を撮影し
た場合、夕日の赤っぽい感じを反映させた画像を再生可
能な処理済み画像データを得ることができる。
【0007】一方、再生装置においては、デジタルカメ
ラの機種に応じてホワイトバランスを調整することによ
り、デジタルカメラの種別に応じた特性を吸収するホワ
イトバランス調整処理が施される。このため、再生装置
においては、デジタルカメラにおいて設定したオートホ
ワイトバランス調整処理や光源種固定モードによる画像
処理を区別することができず、得られる画像は全て略同
一のホワイトバランスを有するものとなってしまう。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、画像処理機能を有するデジタルカメラにおいて得ら
れた画像データのように、すでに施されている画像処理
を考慮して画像データに対して画像処理を施すようにす
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理方
法は、画像処理が施され、該画像処理に関する画像処理
情報が付与された画像データに対して、さらに画像処理
を施して処理済み画像データを得る画像処理方法におい
て、前記画像処理情報に基づいて、前記画像データに施
す画像処理の処理内容を設定することを特徴とするもの
である。
【0010】「画像処理に関する画像処理情報」とは、
画像データに対して施された画像処理の内容を表す情
報、または画像データに対して施された画像処理の内容
を推定可能な情報をいう。画像処理の内容を表す情報と
しては、例えば、オートホワイトバランス調整処理、光
源種に応じたホワイトバランス調整処理、階調補正処
理、濃度補正処理、色補正処理、シャープネス処理、モ
ノクロ処理、セピア処理等の画像処理の種類を表す情報
が挙げられる。画像処理の内容を推定可能な情報として
は、例えばデジタルカメラにおいて設定した撮影時のモ
ード(ポートレートモード、風景/遠景モード、マクロ
/クローズアップモード、夜景/花火モード、海中写真
モード、ユーザ露光補正モード等)、オートブラケット
機能、光学フィルタを用いた撮影、ソフトフォーカス撮
影、インターバル撮影、連写、多重露光、テンプレート
との合成およびフレーム合成等、直接施された画像処理
の種類は分からないが、どのような画像処理が施された
かを推定することができる情報が挙げられる。なお、さ
らなる画像処理を禁止するフラグや、画像処理の処理量
を小さくする旨を表すフラグを画像処理情報として用い
てもよい。
【0011】ここで、画像データのフォーマットはJE
IDA(日本電子工業振興協会)のExif(Exchange
able image file format)により規定されている。Ex
if形式のファイルはそのタグ情報に種々の情報を記述
することができる。したがって、タグ情報に画像処理情
報を記述することにより、画像データに画像処理情報を
付与することができる。
【0012】なお、本発明による画像処理方法において
は、前記画像データの解析結果にも基づいて、前記処理
内容を設定するようにしてもよい。
【0013】「画像データの解析結果」とは、画像デー
タの色、階調、濃度、鮮鋭度等に基づいて、その画像デ
ータにどのような画像処理が施されているか判定するこ
とにより得られる、画像データについての画像処理の内
容を意味する。
【0014】また、本発明による画像処理方法において
は、前記画像処理情報に基づいて、所定の画像処理を施
すか否かまたは該所定の画像処理の処理量を小さくする
か否かを判定し、前記所定の画像処理を施さないまたは
該所定の画像処理の処理量を小さくすると判定された場
合は、前記所定の画像処理については処理内容を未処理
とするまたは処理量を小さくするようにしてもよい。
【0015】「所定の画像処理」とは、複数種類の処理
を画像データに施す場合において、複数の処理のなかの
特定の処理を意味する。なお、特定の処理は複数の処理
全てであってもよい。なお、1種類の処理を画像データ
に施す場合には、その処理が所定の画像処理となる。
【0016】「画像処理を未処理とする」とは、画像処
理を施さないことを意味する。
【0017】また、本発明による画像処理方法において
は、前記画像処理情報を前記処理済み画像データととも
に出力することが好ましい。
【0018】本発明による画像処理装置は、画像処理が
施され、該画像処理に関する画像処理情報が付与された
画像データに対して、さらに画像処理を施して処理済み
画像データを得る処理手段を備えた画像処理装置におい
て、前記処理手段は、前記画像処理情報に基づいて、前
記画像データに施す画像処理の処理内容を設定する手段
であることを特徴とするものである。
【0019】なお、本発明による画像処理装置において
は、前記処理手段を、前記画像データの解析結果にも基
づいて、前記処理内容を設定する手段としてもよい。
【0020】また、本発明による画像処理装置において
は、前記画像処理情報に基づいて、所定の画像処理を施
すか否かまたは該所定の画像処理の処理量を小さくする
か否かを判定する判定手段をさらに備えるものとし、前
記処理手段を、前記判定手段が前記所定の画像処理を施
さないまたは該所定の画像処理の処理量を小さくすると
判定した場合は、前記所定の画像処理については処理内
容を未処理とするまたは処理量を小さくする手段として
もよい。
【0021】また、本発明による画像処理装置において
は、前記画像処理情報を前記処理済み画像データととも
に出力する出力手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0022】なお、本発明による画像処理方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムとして提供しても
よい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、画像データに付与され
た画像処理情報に基づいて、画像データに施す画像処理
の処理内容を設定するようにしたため、画像データにす
でに施されている画像処理に対して影響を与えないよう
に、画像データに対する画像処理の処理内容を設定する
ことができる。したがって、設定された処理内容により
画像データに対して画像処理を施すことにより、画像デ
ータにすでに施されている画像処理を反映させた処理済
み画像データを得ることができる。
【0024】また、画像データの解析結果にも基づい
て、処理内容を設定することにより、画像データに対し
て施された画像処理の内容を確実に知ることができるた
め、画像データにすでに施されている画像処理を確実に
反映させた処理済み画像データを得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態
による画像処理装置を適用した画像出力システムの構成
を示す概略ブロック図である。図1に示すように、第1
の実施形態による画像出力システムは、デジタルカメラ
1および画像出力装置2からなり、デジタルカメラ1に
おいて取得された画像データS1を画像出力装置2にお
いてプリントPとしてプリント出力するものである。
【0026】デジタルカメラ1は、レンズ、シャッタ、
CCD等からなる撮像手段11、撮像手段11において
取得された画像データS0に対して画像処理を施して出
力用の画像データS1を得るDSC画像処理手段12お
よび画像データS1をメモリカード14に記録する記録
手段13、およびDSC画像処理手段12に対して種々
の設定を行うセレクトダイヤルや設定ボタン等の入力手
段15を備える。
【0027】撮影者は、撮影により取得した画像データ
S0に対して施す画像処理の種類を、入力手段15を用
いて設定することができる。ここで、画像処理として
は、オートホワイトバランス調整処理、光源種に応じた
ホワイトバランス調整処理、階調補正処理、濃度補正処
理、色補正処理、シャープネス処理、モノクロ処理、セ
ピア処理等が挙げられる。また、ポートレートモード、
風景/遠景モード、マクロ/クローズアップモード、夜
景/花火モード、海中写真モード、ユーザ露光補正モー
ド等のように撮影モードを設定することも可能である。
ここで、ユーザ露光補正モードはユーザによりマニュア
ル操作で露光条件を補正するモードである。また、オー
トブラケット機能、光学フィルタを用いた撮影、ソフト
フォーカス撮影、インターバル撮影、連写、多重露光、
テンプレートとの合成、フレーム合成等の設定を行うこ
とも可能である。
【0028】DSC画像処理手段12は、撮影者により
設定された画像処理の種類に応じて、画像データS0に
対して画像処理を施して出力用の画像データS1を得
る。また、撮影モードが設定された場合には、DSC画
像処理手段12は設定された撮影モードに応じた画像処
理を画像データS0に対して施して出力用の画像データ
S1を得る。出力用の画像データS1はExif形式の
画像データであり、そのタグ情報に画像データS1に施
されている画像処理の種類、または撮影モード等を表す
画像処理情報Gが記述され、これにより画像処理情報G
が画像データS1に付与される。
【0029】記録手段13は、画像処理情報Gが付与さ
れた画像データS1をメモリカード14に記録する。
【0030】このようなデジタルカメラ1においては、
撮像手段11において画像データS0が取得され、DS
C画像処理手段12において、入力手段15から入力さ
れた画像処理の種類または撮影モードに基づいて、画像
データS0に対して画像処理が施されて出力用の画像デ
ータS1が得られる。また、出力用の画像データS1に
は、画像処理の種類または撮影モードが画像処理情報G
として付与され、記録手段13においてメモリカード1
4に記録される。
【0031】画像出力装置2は、メモリカード14から
画像データS1を読み出すカードスロット等の読出手段
21、画像データS1に対して画像処理を施して処理済
み画像データS2を得る出力画像処理手段22、画像デ
ータS1に付与された画像処理情報Gに基づいて画像デ
ータS1に対して施された画像処理の種類を判定する判
定手段23、判定手段23において判定された画像処理
の種類に応じて、出力画像処理手段22に対して画像デ
ータS1に施す画像処理の処理内容を設定する設定手段
24、および処理済み画像データS2をプリント出力す
るプリント出力手段25を備える。
【0032】図2は、出力画像処理手段22において行
われる処理を示す概略ブロック図である。図2に示すよ
うに、出力画像処理手段22においては、画像データS
1が縮小され、縮小された画像データS1に基づいて画
像処理条件Jが算出され、算出された画像処理条件Jに
基づいて、濃度補正処理、ホワイトバランス調整処理、
階調補正処理、色補正処理、サイズを合わせるための拡
大処理およびシャープネス処理が行われて処理済み画像
データS2が得られる。この出力画像処理手段22にお
いて行われる各処理の処理内容が、設定手段24におい
て設定される。
【0033】次いで、画像出力装置2の動作について説
明する。図3は画像出力装置2の動作を示すフローチャ
ートである。まず、読出手段21においてメモリカード
14から画像データS1が読み出される(ステップS
1)。読み出された画像データS1に付与されている画
像処理情報Gは判定手段23に入力され、ここで画像処
理情報Gに基づいて画像データS1に施されている画像
処理の種類が判定される(ステップS2)。そして、設
定手段24において、画像処理の種類に応じて画像デー
タS1に対して施す画像処理の処理内容が設定される
(ステップS3)。
【0034】以下、画像処理の種類に応じた画像処理の
処理内容の設定について詳細に説明する。画像処理情報
Gにオートホワイトバランス調整処理、昼光用またはタ
ングステン光のように光源種を固定させた場合のホワイ
トバランス調整処理が含まれている場合には、ホワイト
バランス調整処理を行わないまたはホワイトバランス調
整処理の処理量を小さくするように設定がなされる。
【0035】なお、画像処理情報Gにホワイトバランス
調整処理が含まれていない場合には、オートホワイトバ
ランス調整処理を行う設定がなされる。例えば、画像デ
ータS1により表される画像から、高彩度画素を除去し
た画素値の平均値を算出し、この平均値が予め定められ
た基準値となるように変換する変換テーブルを作成し、
この変換テーブルにより画像データS1を変換する処理
を行う設定がなされる。なお、この場合、変換テーブル
を複数の画像データS1に基づいて作成することが好ま
しい。
【0036】画像処理情報Gに階調補正処理が含まれて
いる場合は、階調補正処理を行わない設定がなされる。
なお、標準的な階調で出力するための標準階調変換カー
ブにより階調補正処理を行うようにしてもよい。
【0037】一方、画像処理情報Gに階調補正処理が含
まれていない場合には、画像データS1のダイナミック
レンジに応じて階調補正処理を行う設定がなされる。例
えば、ダイナミックレンジが大きい画像データS1に対
しては、中濃度からシャドー部に欠けてデータ値を小さ
くして軟調化し、シャドー部のつぶれを防止する設定が
なされる。逆にダイナミックレンジが小さい画像データ
S1に対しては、全体および/またはハイライト部の画
像データを大きくして硬調化する設定がなされる。
【0038】画像処理情報Gに色補正処理が含まれてい
る場合には、色補正処理を行わない設定がなされる。ま
た、硬調化により彩度が強調されるため、硬調化する階
調補正処理も行わないか硬調化の程度を弱くする設定が
なされる。
【0039】画像処理情報Gにシャープネス処理が含ま
れている場合には、シャープネス処理を行わないまたは
処理量を小さくするように設定がなされる。なお、プリ
ント出力手段25の特性や再生画像の観察条件に応じ
て、再生される画像のシャープネスの程度が変更される
場合がある。したがって、このようなシャープネスの変
更を補償するシャープネス処理については、画像処理情
報Gにシャープネス処理が含まれている場合であっても
行う設定がなされる。
【0040】また、画像処理情報Gに撮影モードが含ま
れている場合には、その撮影モードが選択された場合に
施される画像処理の種類を推定し、推定された画像処理
については行わないまたは処理量を小さくするように設
定がなされる。例えば、画像処理情報Gに風景/遠景モ
ードが含まれている場合には、画像データS1には、低
周波帯域を軟調化する処理、階調補正処理、シャープネ
ス処理、色補正処理が施されているため、これらの処理
については行わないまたは処理量を小さくするように設
定がなされる。
【0041】また、デジタルカメラ1において、オート
ブラケット撮影を行う場合がある。ここで、オートブラ
ケット撮影とは、同一被写体について、露出、彩度、コ
ントラストおよびシャープネスのうちのいずれか1つの
画像処理を選択することにより、選択された画像処理に
ついての画像処理条件を複数段階に変更して複数の画像
を撮影することをいう。この場合、画像処理情報Gに
は、露出、彩度、コントラストおよびシャープネスのい
ずれのオートブラケット撮影を行ったかが記述されてい
る。このようなオートブラケット撮影を行うことによ
り、複数段階に露出、彩度、コントラストおよびシャー
プネスのうちのいずれか1つが変更された複数の画像を
得ることができ、その中から所望する程度の露出、彩
度、コントラストまたはシャープネスを有する画像を選
択することができる。このように、オートブラケット撮
影を行った場合、デジタルカメラにおいては、オートブ
ラケット撮影による画像処理条件の変更を画像データS
1に反映させるために、オートブラケット撮影により得
られた複数の画像データS1には画像処理が施されない
か、または画像処理条件を変更した画像処理以外の画像
処理については複数の画像データS1の全てに対して同
一の画像処理条件により画像処理が施される。
【0042】ここで、画像出力装置において、オートブ
ラケット撮影により得られた複数の画像データS1に対
して画像処理を施すと、オートブラケット撮影による露
出、彩度、コントラストまたはシャープネスの変更を処
理済み画像データS2に反映させることができなくなっ
てしまう。したがって、画像処理情報Gとしてオートブ
ラケット撮影を行った旨が含まれている場合には、設定
手段24において、画像処理の処理内容として画像処理
を施さない、またはオートブラケット撮影により画像処
理条件を変更した画像処理については一定の画像処理条
件により画像処理を施す設定を行う。好ましくはこれに
加えて、オートブラケット撮影により画像処理条件を変
更した画像処理以外の画像処理については全ての画像デ
ータS1について同一の画像処理条件により画像処理を
施す設定を行う。これにより、オートブラケット撮影の
効果を反映させた処理済み画像データS2を得ることが
できる。
【0043】また、画像処理情報Gにモノクロ処理また
はセピア処理が含まれている場合には、ホワイトバラン
ス調整処理を行わないまたは処理量を小さくするように
設定がなされる。
【0044】また、画像処理情報Gにソフトフォーカス
撮影が含まれている場合には、シャープネス処理を行わ
ないまたは処理量を小さくするように設定がなされる。
【0045】また、画像処理情報Gにインターバル撮影
が含まれている場合には、インターバル撮影により得ら
れた複数の画像データS1の全てに同一の画像処理が施
されるように、複数の画像データS1のそれぞれについ
て求められた画像処理のパラメータの平均値を用いる
か、または複数の画像データS1の最初の画像データS
1に対して施した画像処理と同一の画像処理のパラメー
タにより他の複数の画像データS1のそれぞれに対して
画像処理を施す旨の設定がなされる。
【0046】さらに、画像処理情報Gにテンプレートと
の合成が含まれている場合には、テンプレートの色や濃
度が変更されないように、濃度補正処理、ホワイトバラ
ンス調整処理、階調補正処理および色補正処理を行わな
いまたは処理量を小さくするように設定がなされる。
【0047】なお、下記の表1に示すように、画像処理
情報Gに含まれる画像処理の種類または撮影モードに応
じて、画像データSに対して施す画像処理の内容を設定
してもよい。表1において○は未処理とするかまたは処
理を弱くすることを意味する。また、×は予め定められ
た固定の条件を用いること、または連写、多重露光およ
びフレーム合成により得られた複数の画像データには共
通の処理条件を用いることを意味する。
【0048】
【表1】 なお、表1において、色処理は色補正処理における単純
に画像の色を補正する処理であり、彩度/色相処理は、
色補正処理における画像の彩度/色相を補正する処理で
ある。
【0049】このように、画像処理の内容が設定された
後、出力画像処理手段22において、画像データS1に
対して画像処理が施されて処理済み画像データS2が得
られる(ステップS4)。処理済み画像データS2はプ
リント出力手段25においてプリントPとしてプリント
出力され(ステップS5)、処理を終了する。
【0050】なお、画像処理情報GをプリントPの裏面
にプリントすることが好ましい。この場合、画像処理情
報Gを文字によりプリントしてもよく、画像処理情報G
の内容を特定できるイラストをプリントしてもよい。
【0051】このように、第1の実施形態においては、
画像データS1に付与された画像処理情報Gに基づい
て、画像データS1に施す画像処理の処理内容を設定す
るようにしたため、画像データS1にすでに施されてい
る画像処理に対して影響を与えないように、画像データ
S1に対する画像処理の処理内容を設定することができ
る。したがって、設定された処理内容により画像データ
S1に対して画像処理を施すことにより、画像データS
1にすでに施されている画像処理を反映させた処理済み
画像データS2を得ることができる。
【0052】また、画像処理情報GをプリントPの裏面
にプリントすることにより、そのプリントPを見た撮影
者は、撮影時にデジタルカメラ1においてどのような画
像処理をそのプリントPを得た画像データS1に対して
施したかを容易に認識することができる。
【0053】なお、上記実施形態において、処理済み画
像データS2をモニタに表示してもよい。この場合には
画像処理情報Gをモニタに再生される画像の端部に表示
すればよい。
【0054】次いで、本発明の第2の実施形態について
説明する。図4は本発明の第2の実施形態による画像処
理装置を適用した画像出力システムの構成を示す概略ブ
ロック図である。なお、第2の実施形態において第1の
実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付
し、詳細な説明は省略する。第2の実施形態において
は、処理済み画像データS2や種々の情報を表示するモ
ニタ31および種々の情報を入力するキーボードおよび
マウスからなる入力手段32をさらに備え、判定手段2
3において、画像データS1に画像処理情報Gに画像処
理を禁止するフラグまたは画像処理の程度を弱くするフ
ラグが含まれているか否かを判定し、このフラグが含ま
れている場合に、出力画像処理手段22における画像処
理を行わないまたは処理量を小さくするようにし、設定
手段24において画像処理の程度を設定するに際し、画
像処理の程度を入力手段32からのマニュアル入力によ
り調整可能とし、さらに画像データS1を解析して画像
データS1に施されている画像処理の内容を判定手段2
3において判定するようにした点が第1の実施形態と異
なるものである。
【0055】なお、フラグはデジタルカメラ1の撮影者
により画像処理情報Gに含められるものである。このよ
うなフラグは、デジタルカメラ1において画像データS
0に対して画像処理を施した場合に、施した画像処理の
種類または撮影モード等とともに画像処理情報Gに含め
られる。
【0056】なお、第2の実施形態においては、デジタ
ルカメラ1においてこのようなフラグが画像処理の種類
や撮影モード等とともに画像処理情報Gに含められる
が、デジタルカメラ1の機種によっては、画像処理情報
Gにフラグのみが含められ、画像処理の種類や撮影モー
ドの一部が画像処理情報Gに含められない場合がある。
例えば、モノクロ処理、セピア処理、光学フィルタを用
いた撮影およびテンプレートとの合成を行った場合は、
画像処理の種類や撮影モード等は画像処理情報Gには含
められないが、モノクロ処理、セピア処理、テンプレー
トとの合成以外の画像処理の種類や光学フィルタを用い
た撮影以外の撮影モード等は画像処理情報Gに含められ
る場合がある。
【0057】このため第2の実施形態においては、判定
手段23において、画像処理情報Gにフラグが含まれて
いるが、その処理内容が不明な場合には画像データS1
を解析して画像データS1の処理内容を判定するように
したものである。
【0058】次いで、第2の実施形態の動作について説
明する。図5は第2の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。まず、読出手段21においてメモリカード
14から画像データS1が読み出される(ステップS2
1)。読み出された画像データS1に付与されている画
像処理情報Gは判定手段23に入力され、ここで画像デ
ータS1に対して画像処理を禁止するフラグまたは画像
処理の程度を弱くするフラグが画像処理情報Gに含まれ
ているか否かが判定される(ステップS22)。ステッ
プS22が肯定された場合は、さらに判定手段23にお
いて画像処理情報Gに基づいて、画像データS1に施さ
れている画像処理の種類が判定される(ステップS2
3)。この場合、画像データS1を解析することによっ
ても画像処理の種類が判定される。
【0059】例えば、モノクロ処理を行った場合にはそ
の処理内容を画像処理情報Gには含めないデジタルカメ
ラ1において画像データS1を得た場合には、フラグは
画像処理情報Gに含まれるが、処理内容は画像処理情報
Gには含まれない。このため、判定手段23は、画像デ
ータS1のチャンネル数を判定し、例えば1チャンネル
の画像である場合には画像データS1はモノクロ処理が
施されたものであると判定する。また、3チャンネルで
あるが、画像全体のRGBの平均値が同一の場合にも画
像データS1はモノクロ処理が施されたものであると判
定する。
【0060】一方、セピア処理を行った場合にはその処
理内容を画像処理情報Gには含めないデジタルカメラ1
において画像データS1を得た場合には、フラグのみが
画像処理情報Gに含まれ、処理内容は画像処理情報Gに
は含まれない。このため、判定手段23は、画像データ
S1により表される画像を複数の領域に分割し、各領域
のRGBの平均値が略同一である場合に、画像データS
1はセピア処理が施されたものであると判定する。
【0061】なお、画像処理情報Gに画像処理の種類や
撮影モード等が含まれない場合には、判定手段23にお
いては、上述したチャンネル数の判定や、画像全体の平
均値を用いた判定、分割領域の平均値を用いた判定等、
種々の手法を適用して、画像データS1にどのような画
像処理が施されているかを判定する。
【0062】このように、判定手段23において、画像
データS1に施された画像処理の種類が判定されると、
設定手段24において、画像処理の種類に応じて画像デ
ータS1に対して施す画像処理の処理内容が第1の実施
形態と同様にして設定される(ステップS24)。な
お、ステップS22が否定された場合には、ステップS
24において画像データS1に基づいて画像データS1
に対して施す画像処理の処理内容が設定される。
【0063】このように、画像処理の内容が設定された
後、出力画像処理手段22において、画像データS1に
対して画像処理が施されて処理済み画像データS2が得
られる(ステップS25)。処理済み画像データS2は
モニタ31に表示され(ステップS26)、オペレータ
による入力手段32を用いたマニュアル処理が受け付け
られる(ステップS27)。
【0064】図6はモニタ31に表示されたマニュアル
処理入力画面を示す図である。図6に示すように、マニ
ュアル処理入力画面においては、処理済み画像データS
2により表される処理済み画像41、画像処理の自動設
定とマニュアル入力設定とを切り替えるための設定切り
替えボタン42、濃度補正を行うための濃度補正ボタン
43、ホワイトバランスの調整を行うためのホワイトバ
ランス調整ボタン44、階調補正を行うための階調補正
ボタン45、色補正を行うための色補正ボタン46、シ
ャープネス補正を行うためのシャープネス補正ボタン4
7および処理を確定させるためのOKボタン48が表示
される。また、濃度補正ボタン、ホワイトバランス調整
ボタン44、階調補正ボタン45、色補正ボタン46お
よびシャープネス補正ボタン47には、各処理をオフと
するためのOFFボタンが含まれる。
【0065】ここで、階調補正ボタン45におけるHL
はハイライト、MDは中間部分、SDはシャドーを示
す。また、色補正ボタン46において、Lは明度、Cは
彩度、Hは色相を示す。
【0066】第2の実施形態においては、処理済み画像
データS2は出力画像処理手段22において自動的に画
像処理が施されているため、図6に示すように、自動設
定が行われたことがマニュアル処理入力画面において容
易に認識可能なように、設定切り替えボタン42の「自
動設定」のボタンの表示色が変更される。なお、表示色
の変更は図6においては斜線で示す。また、例えばホワ
イトバランス調整処理が行われなかった場合には、その
旨をマニュアル処理入力画面において容易に認識可能な
ように、ホワイトバランス調整ボタン44がOFFとさ
れ、さらにホワイトバランス調整処理ボタン44の表示
色が変更される。
【0067】オペレータはマニュアル処理入力画面にお
いて、処理済み画像にさらに画像処理を施すか否かを判
定し、処理を施す必要がある場合には、設定切り替えボ
タン42の「マニュアル入力設定」のボタンをクリック
する。これにより、図7に示すように、全てのボタンが
利用可能となり、各ボタンの各欄をクリックすることに
より、各処理の処理量を増減させて、処理済み画像が所
望とする画質となるようにマニュアル処理を行う。
【0068】そしてOKボタン48がクリックされたか
否かが判定され(ステップS28)、ステップS28が
肯定されるまで、マニュアル処理の入力を受け付ける。
そして、ステップS28が肯定されると、処理済み画像
データS2がプリント出力手段25においてプリントP
としてプリント出力され(ステップS29)、処理を終
了する。
【0069】このように、第2の実施形態においても、
画像データS1に付与された画像処理情報Gに基づい
て、画像データS1に施す画像処理の処理内容を設定す
るようにしたため、画像データS1にすでに施されてい
る画像処理に対して影響を与えないように、画像データ
S1に対する画像処理の処理内容を設定することができ
る。また、マニュアル入力により画像処理を行うように
したため、オペレータが所望とする画像処理を画像デー
タS1に対して施すことができ、これにより、画像デー
タS1にすでに施されている画像処理を反映させつつ
も、オペレータの好みを反映させた処理済み画像データ
S2を得ることができる。
【0070】なお、上記第1および第2の実施形態にお
いては、画像出力装置2において、デジタルカメラ1に
おいて画像処理が施された画像データS1に対して画像
処理を施しているが、パソコン等において画像処理が施
され、その画像処理の内容が画像処理情報Gとして付与
された画像データS1に対しても、上記第1および第2
の実施形態と同様に画像処理情報Gに基づいて画像処理
の内容を設定して、画像処理を施すようにしてもよい。
【0071】また、上記第1および第2の実施形態にお
いては、デジタルカメラ1において撮影モードを画像処
理情報Gに含めているが、画像データS0に対して撮影
モードに応じて施される画像処理の種類を、撮影モード
に代えて画像処理情報Gに含めてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画像出力装置を
適用した画像出力システムの構成を示す概略ブロック図
【図2】出力画像処理手段において行われる処理を示す
概略ブロック図
【図3】第1の実施形態の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の第2の実施形態による画像出力装置を
適用した画像出力システムの構成を示す概略ブロック図
【図5】第2の実施形態の動作を示すフローチャート
【図6】マニュアル処理入力画面を示す図(その1)
【図7】マニュアル処理入力画面を示す図(その2)
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 画像出力装置 11 撮像手段 12 DSC画像処理手段 13 記録手段 14 メモリカード 15 入力手段 21 読出手段 22 出力画像処理手段 23 判定手段 24 設定手段 25 プリント出力手段 31 モニタ 32 入力手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理が施され、該画像処理に関する
    画像処理情報が付与された画像データに対して、さらに
    画像処理を施して処理済み画像データを得る画像処理方
    法において、 前記画像処理情報に基づいて、前記画像データに施す画
    像処理の処理内容を設定することを特徴とする画像処理
    方法。
  2. 【請求項2】 前記画像データの解析結果にも基づい
    て、前記処理内容を設定することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記画像処理情報に基づいて、所定の画
    像処理を施すか否かまたは該所定の画像処理の処理量を
    小さくするか否かを判定し、 前記所定の画像処理を施さないまたは該所定の画像処理
    の処理量を小さくすると判定された場合は、前記所定の
    画像処理については処理内容を未処理とするまたは処理
    量を小さくすることを特徴とする請求項1または2記載
    の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記画像処理情報を前記処理済み画像デ
    ータとともに出力することを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 画像処理が施され、該画像処理に関する
    画像処理情報が付与された画像データに対して、さらに
    画像処理を施して処理済み画像データを得る処理手段を
    備えた画像処理装置において、 前記処理手段は、前記画像処理情報に基づいて、前記画
    像データに施す画像処理の処理内容を設定する手段であ
    ることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理手段は、前記画像データの解析
    結果にも基づいて、前記処理内容を設定する手段である
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理情報に基づいて、所定の画
    像処理を施すか否かまたは該所定の画像処理の処理量を
    小さくするか否かを判定する判定手段をさらに備え、 前記処理手段は、前記判定手段が前記所定の画像処理を
    施さないまたは該所定の画像処理の処理量を小さくする
    と判定した場合は、前記所定の画像処理については処理
    内容を未処理とするまたは処理量を小さくする手段であ
    ることを特徴とする請求項5または6記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理情報を前記処理済み画像デ
    ータとともに出力する出力手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項5から7のいずれか1項記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 画像処理が施され、該画像処理に関する
    画像処理情報が付与された画像データに対して、さらに
    画像処理を施して処理済み画像データを得る画像処理方
    法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおい
    て、 前記画像処理情報に基づいて、前記画像データに施す画
    像処理の処理内容を設定する手順を有することを特徴と
    するプログラム。
  10. 【請求項10】 前記処理内容を設定する手順は、前記
    画像データの解析結果にも基づいて、前記処理内容を設
    定する手順であることを特徴とする請求項9記載のプロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 前記画像処理情報に基づいて、所定の
    画像処理を施すか否かまたは該所定の画像処理の処理量
    を小さくするか否かを判定する手順をさらに有し、 前記処理内容を設定する手順は、前記所定の画像処理を
    施さないまたは該所定の画像処理の処理量を小さくする
    と判定された場合は、前記所定の画像処理については処
    理内容を未処理とするまたは処理量を小さくする手順で
    あることを特徴とする請求項9または10記載のプログ
    ラム。
  12. 【請求項12】 前記画像処理情報を前記処理済み画像
    データとともに出力する手順をさらに有することを特徴
    とする請求項9から11のいずれか1項記載のプログラ
    ム。
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