JP2003319112A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003319112A JP2003319112A JP2002123142A JP2002123142A JP2003319112A JP 2003319112 A JP2003319112 A JP 2003319112A JP 2002123142 A JP2002123142 A JP 2002123142A JP 2002123142 A JP2002123142 A JP 2002123142A JP 2003319112 A JP2003319112 A JP 2003319112A
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- image
- image forming
- forming apparatus
- output
- unit
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連結された2台以上の画像形成装置で1つの
ジョブの出力を行う際、調整動作のタイミングを調節す
ることにより、一定の画質で画像を出力することができ
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 一定期間ごとに自動的に画質を調整する
調整手段と、1または2以上の他の画像形成装置と連結
してネットワークシステムを構築することができる連結
動作手段とを有する画像形成装置において、連結動作手
段を用いて出力を行う際、調整動作を出力動作前に行
い、出力動作中には行わないことで1つのジョブにおい
て一定の画質で出力画像を得ることができる画像形成装
置。
ジョブの出力を行う際、調整動作のタイミングを調節す
ることにより、一定の画質で画像を出力することができ
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 一定期間ごとに自動的に画質を調整する
調整手段と、1または2以上の他の画像形成装置と連結
してネットワークシステムを構築することができる連結
動作手段とを有する画像形成装置において、連結動作手
段を用いて出力を行う際、調整動作を出力動作前に行
い、出力動作中には行わないことで1つのジョブにおい
て一定の画質で出力画像を得ることができる画像形成装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1または2以上の
他の画像形成装置と連結してネットワークシステムを構
築することができる画像形成装置において、ネットワー
クで接続された2台以上の画像形成装置で1つのジョブ
の出力を行う際に、調整動作のタイミングを調節するこ
とにより、一定の画質で画像を出力することができる画
像形成装置に関する。
他の画像形成装置と連結してネットワークシステムを構
築することができる画像形成装置において、ネットワー
クで接続された2台以上の画像形成装置で1つのジョブ
の出力を行う際に、調整動作のタイミングを調節するこ
とにより、一定の画質で画像を出力することができる画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、デジタル複写機、デジタル複合機
等の画像形成装置が普及しているが、これら画像形成装
置において、2台以上の画像形成装置を連結してネット
ワークシステムを構築し、1つのジョブの出力動作を2
台以上の画像形成装置で行うことができる画像形成装置
が知られている。これによれば、1つのジョブを複数台
の画像形成装置で分担するため、1台の画像形成装置に
かかる負担が軽減し、ジョブの完了までの時間が短縮さ
れる等、生産性を上げることができる。
等の画像形成装置が普及しているが、これら画像形成装
置において、2台以上の画像形成装置を連結してネット
ワークシステムを構築し、1つのジョブの出力動作を2
台以上の画像形成装置で行うことができる画像形成装置
が知られている。これによれば、1つのジョブを複数台
の画像形成装置で分担するため、1台の画像形成装置に
かかる負担が軽減し、ジョブの完了までの時間が短縮さ
れる等、生産性を上げることができる。
【0003】このとき、2台以上の画像形成装置を使用
しているため、それぞれの装置の状態により画像形成さ
れた画質が異なることがあり、安定した画像を得ること
ができないという欠点があった。これに対し、一定期間
(一定枚数の出力を行う毎)で、序電ランプ光量、帯電
電位、現像電位等のプロセス条件を制御するプロセスコ
ントロールにより調整動作を自動的に行い、画像形成装
置間で画質を調整したり、連結動作時において画質の調
整を行ったりすることが安定した画質を得るために通常
行なわれている。
しているため、それぞれの装置の状態により画像形成さ
れた画質が異なることがあり、安定した画像を得ること
ができないという欠点があった。これに対し、一定期間
(一定枚数の出力を行う毎)で、序電ランプ光量、帯電
電位、現像電位等のプロセス条件を制御するプロセスコ
ントロールにより調整動作を自動的に行い、画像形成装
置間で画質を調整したり、連結動作時において画質の調
整を行ったりすることが安定した画質を得るために通常
行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画質の調整によりマスター機とスレーブ機の出力画
像に対する補正値を合わせていた場合でも、出力動作中
にどちらかが途中で再調整されてしまうと、装置間で出
力画像に対する補正値が合わなくなってしまうという問
題点があった。この場合、再調整後、さらに全ての装置
を調整し補正値を合わせたとしても、その調整の前後で
出力画像の画質は異なるものとなってしまうため問題の
解決には至っていなかった。
うな画質の調整によりマスター機とスレーブ機の出力画
像に対する補正値を合わせていた場合でも、出力動作中
にどちらかが途中で再調整されてしまうと、装置間で出
力画像に対する補正値が合わなくなってしまうという問
題点があった。この場合、再調整後、さらに全ての装置
を調整し補正値を合わせたとしても、その調整の前後で
出力画像の画質は異なるものとなってしまうため問題の
解決には至っていなかった。
【0005】そこで、本発明は上記不具合を解決するた
めになされたものであり、ネットワークで接続された2
台以上の画像形成装置で1つのジョブの出力を行う際
に、出力動作前に調整動作を行い、出力動作中には調整
動作を行わないことにより、一定の画質で出力すること
ができる画像形成装置を提供することを目的とする。
めになされたものであり、ネットワークで接続された2
台以上の画像形成装置で1つのジョブの出力を行う際
に、出力動作前に調整動作を行い、出力動作中には調整
動作を行わないことにより、一定の画質で出力すること
ができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の画像形成装置は、原稿読取手段と、
読み取られた画像を印刷する印刷手段と、一定期間ごと
に自動的に調整動作を行う調整手段と、1または2以上
の他の画像形成装置と連結してネットワークシステムを
構築することができる連結動作手段とを有する画像形成
装置において、前記連結動作手段を用いて出力を行う
際、前記調整動作を出力動作前に行い、出力動作中には
行わないことを特徴とするものである。
に、請求項1記載の画像形成装置は、原稿読取手段と、
読み取られた画像を印刷する印刷手段と、一定期間ごと
に自動的に調整動作を行う調整手段と、1または2以上
の他の画像形成装置と連結してネットワークシステムを
構築することができる連結動作手段とを有する画像形成
装置において、前記連結動作手段を用いて出力を行う
際、前記調整動作を出力動作前に行い、出力動作中には
行わないことを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、連結動作手段を用いて画
像の出力を行う場合、すなわち、ユーザが1つのジョブ
をネットワークで接続された2台以上の画像形成装置で
行う場合には、まず連結動作により1つのジョブが2台
以上の画像形成装置で分担され、それぞれの画像形成装
置において分担されたジョブについて出力動作が行われ
るが、この出力動作を行う前に調整動作を行って、出力
動作中に調整動作が行われないようにするため、連結動
作時の出力ジョブの画質を安定に保つことができるもの
である。したがって、1つのジョブにおいては1の画像
形成装置と他の画像形成装置との画質は一定であり、ま
た、同一画像形成装置における画質も一定のものとなる
のである。
像の出力を行う場合、すなわち、ユーザが1つのジョブ
をネットワークで接続された2台以上の画像形成装置で
行う場合には、まず連結動作により1つのジョブが2台
以上の画像形成装置で分担され、それぞれの画像形成装
置において分担されたジョブについて出力動作が行われ
るが、この出力動作を行う前に調整動作を行って、出力
動作中に調整動作が行われないようにするため、連結動
作時の出力ジョブの画質を安定に保つことができるもの
である。したがって、1つのジョブにおいては1の画像
形成装置と他の画像形成装置との画質は一定であり、ま
た、同一画像形成装置における画質も一定のものとなる
のである。
【0008】また、請求項2記載の画像形成装置は、原
稿読取手段と、読み取られた画像を印刷する印刷手段
と、一定期間ごとに自動的に調整動作を行う調整手段
と、1または2以上の他の画像形成装置と連結してネッ
トワークシステムを構築することができる連結動作手段
とを有する画像形成装置において、前記連結動作手段を
用いて出力を行う際、前記調整動作を出力動作前に行う
かどうかあらかじめ設定することができることを特徴と
するものである。
稿読取手段と、読み取られた画像を印刷する印刷手段
と、一定期間ごとに自動的に調整動作を行う調整手段
と、1または2以上の他の画像形成装置と連結してネッ
トワークシステムを構築することができる連結動作手段
とを有する画像形成装置において、前記連結動作手段を
用いて出力を行う際、前記調整動作を出力動作前に行う
かどうかあらかじめ設定することができることを特徴と
するものである。
【0009】本発明によれば、連結動作を用いて出力を
行う際に、調整動作を出力動作前に行い、出力動作中に
は行わないとする設定や、連結動作を意識せずに一定期
間ごとに調整動作を行うこととし出力動作中に調整動作
が割り込んでもよいような設定等を行うことができる。
したがって、一定の画質を得たい場合には出力動作前に
調整動作を行うようにしておき、画質が異なってもよい
ような場合は、通常の機能である一定期間ごとに調整動
作を行うようにしておけばよく、ユーザの利用目的に合
わせて適宜選択することができるものである。
行う際に、調整動作を出力動作前に行い、出力動作中に
は行わないとする設定や、連結動作を意識せずに一定期
間ごとに調整動作を行うこととし出力動作中に調整動作
が割り込んでもよいような設定等を行うことができる。
したがって、一定の画質を得たい場合には出力動作前に
調整動作を行うようにしておき、画質が異なってもよい
ような場合は、通常の機能である一定期間ごとに調整動
作を行うようにしておけばよく、ユーザの利用目的に合
わせて適宜選択することができるものである。
【0010】また、請求項3記載の画像形成装置は、原
稿読取手段と、読み取られた画像を印刷する印刷手段
と、一定期間ごとに自動的に調整動作を行う調整手段
と、1または2以上の他の画像形成装置と連結してネッ
トワークシステムを構築することができる連結動作手段
とを有する画像形成装置において、前記連結動作手段を
用いて出力を行う際、出力動作中に自動的に調整動作に
入ることが予測された場合に、前記調整動作を前記出力
動作前に行うことを特徴とするものである。
稿読取手段と、読み取られた画像を印刷する印刷手段
と、一定期間ごとに自動的に調整動作を行う調整手段
と、1または2以上の他の画像形成装置と連結してネッ
トワークシステムを構築することができる連結動作手段
とを有する画像形成装置において、前記連結動作手段を
用いて出力を行う際、出力動作中に自動的に調整動作に
入ることが予測された場合に、前記調整動作を前記出力
動作前に行うことを特徴とするものである。
【0011】これは、一定期間ごとに自動的に調整動作
を行う機能によらず、連結動作を行い出力する場合には
出力途中で調整動作が入るかどうか判断し、その結果に
よって連結動作前に調整動作を行うか否かを決定するも
のである。具体的には、その装置における連結動作によ
る出力枚数と自動調整動作を行うまでの枚数とを比較
し、出力枚数の方が多かった場合は調整動作を行った後
に出力動作に入るようにし、自動調整動作を行うまでの
枚数の方が多かった場合には調整動作を行うことなく出
力動作に入ることとするものであり、これにより一定の
画質により画像形成を行い、かつ、調整動作の必要が無
い場合には調整動作を行うことなく作業の効率化を図る
ことができるものである。
を行う機能によらず、連結動作を行い出力する場合には
出力途中で調整動作が入るかどうか判断し、その結果に
よって連結動作前に調整動作を行うか否かを決定するも
のである。具体的には、その装置における連結動作によ
る出力枚数と自動調整動作を行うまでの枚数とを比較
し、出力枚数の方が多かった場合は調整動作を行った後
に出力動作に入るようにし、自動調整動作を行うまでの
枚数の方が多かった場合には調整動作を行うことなく出
力動作に入ることとするものであり、これにより一定の
画質により画像形成を行い、かつ、調整動作の必要が無
い場合には調整動作を行うことなく作業の効率化を図る
ことができるものである。
【0012】さらに、このとき、請求項4記載の画像形
成装置のように、前記と同様に連結動作による出力枚数
と自動調整動作を行うまでの枚数とを比較して、出力枚
数の方が多かった場合には調整動作を連結動作の前に行
うかどうかを自動ではなくユーザが選択できるようにす
ることもできる。
成装置のように、前記と同様に連結動作による出力枚数
と自動調整動作を行うまでの枚数とを比較して、出力枚
数の方が多かった場合には調整動作を連結動作の前に行
うかどうかを自動ではなくユーザが選択できるようにす
ることもできる。
【0013】これは、前記と同様に、一定期間ごとに自
動的に調整動作が行われる機能によらず、連結動作を行
い出力する場合には出力途中で調整動作が入るかどうか
判断し、その結果によって連結動作前に調整動作を行う
か否かをユーザが選択できるようにしたものである。具
体的には、その装置における連結動作による出力枚数と
自動調整動作を行うまでの枚数とを比較し、出力枚数の
方が多かった場合は調整動作を行うか否かユーザに選択
できるようにしてから、その後、出力動作に入るように
し、自動調整動作を行うまでの枚数の方が多かった場合
には調整動作を行うことなく出力動作に入ることとする
ものである。
動的に調整動作が行われる機能によらず、連結動作を行
い出力する場合には出力途中で調整動作が入るかどうか
判断し、その結果によって連結動作前に調整動作を行う
か否かをユーザが選択できるようにしたものである。具
体的には、その装置における連結動作による出力枚数と
自動調整動作を行うまでの枚数とを比較し、出力枚数の
方が多かった場合は調整動作を行うか否かユーザに選択
できるようにしてから、その後、出力動作に入るように
し、自動調整動作を行うまでの枚数の方が多かった場合
には調整動作を行うことなく出力動作に入ることとする
ものである。
【0014】これにより、出力動作中に調整動作が入る
と予測される場合には、出力動作の実行前に調整動作を
行って出力画像の画質を一定に保つか、出力動作中に調
整動作が入って画質の異なる出力画像となってもよい
か、ユーザがそのジョブの性格により適宜選択すること
ができるものである。
と予測される場合には、出力動作の実行前に調整動作を
行って出力画像の画質を一定に保つか、出力動作中に調
整動作が入って画質の異なる出力画像となってもよい
か、ユーザがそのジョブの性格により適宜選択すること
ができるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の画像形成装置について説明する。まず、図1および図
2を参照しながら本発明の画像形成装置の複写動作の概
略について説明する。図1は、本発明の画像形成装置の
構成例を示す図である。また、図2は、画像形成装置に
おける操作部の一例を示す図である。図1の画像形成装
置において、自動原稿送り装置(以後、ADFと称す
る。)1にある原稿台2に原稿の画像面を上にして置か
れた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下
られると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト
4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送さ
れる。ADF1は、1枚の原稿を給送完了したとき原稿
枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
給送されたコンタクトガラス6上の原稿は読み取りユニ
ット50によって、画像データとして読み取られ、読み
取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ
5によって排出される。さらに、原稿セット検知器7に
て原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原
稿と同様にコンタクトガラス6上に給送され画像データ
として読み取られる。給送ローラ3、給送ベルト4、排
送ローラ5は搬送モータによって駆動される。
の画像形成装置について説明する。まず、図1および図
2を参照しながら本発明の画像形成装置の複写動作の概
略について説明する。図1は、本発明の画像形成装置の
構成例を示す図である。また、図2は、画像形成装置に
おける操作部の一例を示す図である。図1の画像形成装
置において、自動原稿送り装置(以後、ADFと称す
る。)1にある原稿台2に原稿の画像面を上にして置か
れた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下
られると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト
4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送さ
れる。ADF1は、1枚の原稿を給送完了したとき原稿
枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
給送されたコンタクトガラス6上の原稿は読み取りユニ
ット50によって、画像データとして読み取られ、読み
取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ
5によって排出される。さらに、原稿セット検知器7に
て原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原
稿と同様にコンタクトガラス6上に給送され画像データ
として読み取られる。給送ローラ3、給送ベルト4、排
送ローラ5は搬送モータによって駆動される。
【0016】第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ
10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第
2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、
縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置
まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれ
た画像データは、書き込みユニット57からのレーザー
によって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を
通過することによってトナー像が形成される。そして、
転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によ
って搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写さ
れる。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、
排紙ユニット18によって排紙トレイ19に排出され
る。転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレ
イ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ
19側に導かないで、両面入紙搬送路82に搬送し、反
転ユニット81でスイッチバック反転し両面搬送ユニッ
ト80に送る。両面搬送ユニットに送られた用紙は再度
縦搬送ユニット14に送られて裏面に画像を印刷された
後に排紙される。また、転写紙を反転して排出する場合
は上記で反転ユニット81でスイッチバック反転した用
紙を両面ユニット80に送らずに反転排紙搬送路83に
送り出して排紙する。感光体15、搬送ベルト16、定
着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27
はメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜1
3はメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって伝
達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆
動を中間クラッチによって伝達駆動される。
10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第
2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、
縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置
まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれ
た画像データは、書き込みユニット57からのレーザー
によって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を
通過することによってトナー像が形成される。そして、
転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によ
って搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写さ
れる。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、
排紙ユニット18によって排紙トレイ19に排出され
る。転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレ
イ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ
19側に導かないで、両面入紙搬送路82に搬送し、反
転ユニット81でスイッチバック反転し両面搬送ユニッ
ト80に送る。両面搬送ユニットに送られた用紙は再度
縦搬送ユニット14に送られて裏面に画像を印刷された
後に排紙される。また、転写紙を反転して排出する場合
は上記で反転ユニット81でスイッチバック反転した用
紙を両面ユニット80に送らずに反転排紙搬送路83に
送り出して排紙する。感光体15、搬送ベルト16、定
着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27
はメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜1
3はメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって伝
達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆
動を中間クラッチによって伝達駆動される。
【0017】ここで、読み取りユニット50は、原稿を
載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されて
おり、光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー5
2、レンズ53、CCDイメージセンサ54で構成され
ている。露光ランプ51および第1ミラー52は図示し
ない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55およ
び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定
されており、原稿像を読み取るときには、光路長が変わ
らないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2
対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系
は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動されるもの
である。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によっ
て読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されて
おり、光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー5
2、レンズ53、CCDイメージセンサ54で構成され
ている。露光ランプ51および第1ミラー52は図示し
ない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55およ
び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定
されており、原稿像を読み取るときには、光路長が変わ
らないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2
対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系
は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動されるもの
である。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によっ
て読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
【0018】また、書き込みユニット57はレーザ出力
ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成さ
れ、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源で
あるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速
回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わってい
る。書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、
画像作像系の感光体15に照射され、図示していないが
感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置
に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置され
ている。
ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成さ
れ、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源で
あるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速
回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わってい
る。書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、
画像作像系の感光体15に照射され、図示していないが
感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置
に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置され
ている。
【0019】図2は、画像形成装置の操作を行う操作部
の一例を示す図である。操作部30には、液晶タッチパ
ネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、
プリントキー34、モードクリアキー35、初期設定キ
ー36があり、液晶タッチパネル31には、機能キー、
部数、画像形成装置の状態を示すメッセージ等が表示さ
れる。操作は、オペレータが液晶タッチパネル31には
種々の機能キーが表示され、機能キーにタッチする事
で、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、
機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば、変
倍であれは変倍値等)は、キーにタッチする事で、詳細
機能の設定画面が表示される。液晶タッチパネルは、ド
ット表示器を使用している為、その時の最適な表示をグ
ラフィカルに行う事が可能である。
の一例を示す図である。操作部30には、液晶タッチパ
ネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、
プリントキー34、モードクリアキー35、初期設定キ
ー36があり、液晶タッチパネル31には、機能キー、
部数、画像形成装置の状態を示すメッセージ等が表示さ
れる。操作は、オペレータが液晶タッチパネル31には
種々の機能キーが表示され、機能キーにタッチする事
で、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、
機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば、変
倍であれは変倍値等)は、キーにタッチする事で、詳細
機能の設定画面が表示される。液晶タッチパネルは、ド
ット表示器を使用している為、その時の最適な表示をグ
ラフィカルに行う事が可能である。
【0020】次に、図3および図4のフローチャートに
基づき、本発明の画像形成装置における動作処理の流れ
に付いて説明する。図3は、メインフローを示す図であ
る。まず、電源を投入すると、初期化処理が行われる
(ステップ01)。初期化の主な内容は、各種フラグの
リセット、各種カウンターのクリア、画像メモリのクリ
ア、画像形成モード(変倍、分割等)のリセット等を行
う(初期化のフローは図示せず。)。初期化終了後、キ
ー入力または画像形成制エンジンからのイベント(何等
かの変化要因)の発生待ちとなる(ステップ02)。ユ
ーザが何等かのキー操作を行うと、操作部30よりキー
入力イベントとして通知される。同様に、何等かの画像
形成制エンジンの変化、例えばADF1に原稿をセット
すると原稿セット検知器7の信号の変化がエンジン・イ
ベントとして通知される。このように、キーまたはエン
ジンの、何れかのイベントが発生すると、ステップ03
に進む。ステップ03では、発生したイベントがキー入
力なのか、エンジンなのかを判定する。エンジンの場合
は、エンジン・イベント処理(ステップ04)、キー入
力の場合は、キー入力イベント処理(ステップ05)が
呼び出され、再びステップ02のイベント待ちとなる。
基づき、本発明の画像形成装置における動作処理の流れ
に付いて説明する。図3は、メインフローを示す図であ
る。まず、電源を投入すると、初期化処理が行われる
(ステップ01)。初期化の主な内容は、各種フラグの
リセット、各種カウンターのクリア、画像メモリのクリ
ア、画像形成モード(変倍、分割等)のリセット等を行
う(初期化のフローは図示せず。)。初期化終了後、キ
ー入力または画像形成制エンジンからのイベント(何等
かの変化要因)の発生待ちとなる(ステップ02)。ユ
ーザが何等かのキー操作を行うと、操作部30よりキー
入力イベントとして通知される。同様に、何等かの画像
形成制エンジンの変化、例えばADF1に原稿をセット
すると原稿セット検知器7の信号の変化がエンジン・イ
ベントとして通知される。このように、キーまたはエン
ジンの、何れかのイベントが発生すると、ステップ03
に進む。ステップ03では、発生したイベントがキー入
力なのか、エンジンなのかを判定する。エンジンの場合
は、エンジン・イベント処理(ステップ04)、キー入
力の場合は、キー入力イベント処理(ステップ05)が
呼び出され、再びステップ02のイベント待ちとなる。
【0021】図4は図3におけるキー入力イベント処理
(ステップ05)を詳しく示したフローチャートであ
る。ステップ01では、プリントスタートキーのキー押
下イベントをチェックし、プリントスタートキーであれ
ばステップ08のコピー処理を実行する。ステップ02
ではテンキーのキー入力があったか否かをチェックし、
キーイベントがテンキーであればステップ09のテンキ
ー処理を行う。ステップ03ではクリアストップキーの
押下イベントをチェックし、クリアストップキーのイベ
ントであればステップ10のクリアストップ処理を実行
する。ステップ04では印字設定キーの押下イベントを
チェックし、各種印字機能の設定キーが押下られるとス
テップ11に飛び印字設定処理が実行される。ステップ
05では、両面設定キーイベントの判断を行い、両面機
能が選択または選択状態から解除された時に、ステップ
12に飛び両面設定処理が実行される。ステップ06で
は、フォーマット原稿設定キーイベントの判断を行い、
フォーマット原稿機能が選択または選択状態から解除さ
れた時に、ステップ13に飛びフォーマット原稿設定処
理が実行される。ステップ07では、ステップ01〜0
6以外のキーイベントがあったか否かを判断し、キーイ
ベントがあった場合にはステップ14のその他のキー処
理を実行する。各々のキーイベント処理を実行したなら
ばステップ15に戻り処理を終了することとなる。
(ステップ05)を詳しく示したフローチャートであ
る。ステップ01では、プリントスタートキーのキー押
下イベントをチェックし、プリントスタートキーであれ
ばステップ08のコピー処理を実行する。ステップ02
ではテンキーのキー入力があったか否かをチェックし、
キーイベントがテンキーであればステップ09のテンキ
ー処理を行う。ステップ03ではクリアストップキーの
押下イベントをチェックし、クリアストップキーのイベ
ントであればステップ10のクリアストップ処理を実行
する。ステップ04では印字設定キーの押下イベントを
チェックし、各種印字機能の設定キーが押下られるとス
テップ11に飛び印字設定処理が実行される。ステップ
05では、両面設定キーイベントの判断を行い、両面機
能が選択または選択状態から解除された時に、ステップ
12に飛び両面設定処理が実行される。ステップ06で
は、フォーマット原稿設定キーイベントの判断を行い、
フォーマット原稿機能が選択または選択状態から解除さ
れた時に、ステップ13に飛びフォーマット原稿設定処
理が実行される。ステップ07では、ステップ01〜0
6以外のキーイベントがあったか否かを判断し、キーイ
ベントがあった場合にはステップ14のその他のキー処
理を実行する。各々のキーイベント処理を実行したなら
ばステップ15に戻り処理を終了することとなる。
【0022】次に、連結動作について図5、図6および
図7を用いて説明する。図5は、画像形成装置が連結さ
れたネットワークシステムにおいて、A、B、C、D、
Eの5台が連結されていることを表した図である。
図7を用いて説明する。図5は、画像形成装置が連結さ
れたネットワークシステムにおいて、A、B、C、D、
Eの5台が連結されていることを表した図である。
【0023】図6は、操作部における液晶タッチパネル
の一例を示す図であるが、接続された画像形成装置と情
報の送受信を行うか、否かを設定するための「連結」キ
ーが表示されている。このキーをタッチすることによ
り、連結されている複数の画像形成装置を用いた連結動
作の設定が選択され、自機が連結動作のマスター機とし
て、以下の設定により接続された自機以外の画像形成装
置(スレーブ機)に対して動作の要求を行う。
の一例を示す図であるが、接続された画像形成装置と情
報の送受信を行うか、否かを設定するための「連結」キ
ーが表示されている。このキーをタッチすることによ
り、連結されている複数の画像形成装置を用いた連結動
作の設定が選択され、自機が連結動作のマスター機とし
て、以下の設定により接続された自機以外の画像形成装
置(スレーブ機)に対して動作の要求を行う。
【0024】図7は、マスター機における連結操作のフ
ローチャートであるが、例えば、図5における5台の中
から、Eという機械で操作を行った場合を考える。ま
ず、Eの液晶タッチパネルの連結キーがタッチされる
と、図7に示したようにEの操作パネルにて、連結可能
な機械リストが表示される。表示されたリストの中か
ら、ユーザは使用したい機械を選択するが、ここでは、
CおよびDのみを選択することとする。すると、選択さ
れた機械CおよびDの各々の操作パネル上に、「連結選
択」されたことの表示がされ、また、同じく選択された
機械CおよびDより、ブザー音で、「連結選択」された
ことをオペレータに知らせるのである。
ローチャートであるが、例えば、図5における5台の中
から、Eという機械で操作を行った場合を考える。ま
ず、Eの液晶タッチパネルの連結キーがタッチされる
と、図7に示したようにEの操作パネルにて、連結可能
な機械リストが表示される。表示されたリストの中か
ら、ユーザは使用したい機械を選択するが、ここでは、
CおよびDのみを選択することとする。すると、選択さ
れた機械CおよびDの各々の操作パネル上に、「連結選
択」されたことの表示がされ、また、同じく選択された
機械CおよびDより、ブザー音で、「連結選択」された
ことをオペレータに知らせるのである。
【0025】これにより、各々の画像形成装置において
連結動作を含め動作の制御が行われるが、この制御につ
いて以下説明する。図8は、画像形成装置のメインコン
トローラを中心に、制御装置を示した図である。メイン
コントローラは画像形成装置全体を制御するもので、複
数の分散制御装置を接続することができる。図8におい
ては、メインコントローラ20には、オペレータに対す
る表示およびオペレータからの機能設定入力制御を行う
操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに
書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行
う画像処理ユニット(IPU)41、原稿自動送り装置
(ADF)1ならびに複数の画像形成装置に接続して装
置の構成、機能情報および動作制御に関する情報の送受
信を行うための連結I/F40が接続されている。メイ
ンコントローラ20は、連結I/F40を介して接続さ
れた画像形成装置の情報および他の画像形成装置からの
要求を獲得して動作の設定を行い、連結動作の制御およ
び自機の動作の制御を行うものである。各分散制御装置
とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、
動作司令のやりとりを行っており、また、紙搬送等に必
要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24もメイ
ンコントローラ20に接続され、制御されている。連結
I/F40は、他の画像形成装置を連結し、データの送
受信を行うことができるものであればよく、好ましくは
汎用インターフェースであるIEEE1394、Eth
ernet(登録商標)等を使用することができる。
連結動作を含め動作の制御が行われるが、この制御につ
いて以下説明する。図8は、画像形成装置のメインコン
トローラを中心に、制御装置を示した図である。メイン
コントローラは画像形成装置全体を制御するもので、複
数の分散制御装置を接続することができる。図8におい
ては、メインコントローラ20には、オペレータに対す
る表示およびオペレータからの機能設定入力制御を行う
操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに
書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行
う画像処理ユニット(IPU)41、原稿自動送り装置
(ADF)1ならびに複数の画像形成装置に接続して装
置の構成、機能情報および動作制御に関する情報の送受
信を行うための連結I/F40が接続されている。メイ
ンコントローラ20は、連結I/F40を介して接続さ
れた画像形成装置の情報および他の画像形成装置からの
要求を獲得して動作の設定を行い、連結動作の制御およ
び自機の動作の制御を行うものである。各分散制御装置
とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、
動作司令のやりとりを行っており、また、紙搬送等に必
要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24もメイ
ンコントローラ20に接続され、制御されている。連結
I/F40は、他の画像形成装置を連結し、データの送
受信を行うことができるものであればよく、好ましくは
汎用インターフェースであるIEEE1394、Eth
ernet(登録商標)等を使用することができる。
【0026】図9は画像処理ユニット(IPU)41の
内部構成を示す図である。露光ランプから照射された光
の反射は、CCDイメージセンサ54にて光電変換さ
れ、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換され
る。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディ
ング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF
補正、γ補正等がなされ、次いで、変倍処理部72を経
由して変倍率に合わせて拡大縮小され、セレクタ64に
流れる。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き
込みγ補正ユニット71または画像メモリコントローラ
65のどちらにするかの切り替えが行われる。書き込み
γ補正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合
わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に
送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64
間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となってい
る。また、画像メモリコントローラ65等への設定、読
み取り部および書き込み部の制御を行うCPU68なら
びにそのプログラムやデータを格納するROM69およ
びRAM70を備えている。さらに、CPU68は、メ
モリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデー
タの書き込み、読み出しを行うことができる。
内部構成を示す図である。露光ランプから照射された光
の反射は、CCDイメージセンサ54にて光電変換さ
れ、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換され
る。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディ
ング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF
補正、γ補正等がなされ、次いで、変倍処理部72を経
由して変倍率に合わせて拡大縮小され、セレクタ64に
流れる。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き
込みγ補正ユニット71または画像メモリコントローラ
65のどちらにするかの切り替えが行われる。書き込み
γ補正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合
わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に
送られる。画像メモリコントローラ65とセレクタ64
間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となってい
る。また、画像メモリコントローラ65等への設定、読
み取り部および書き込み部の制御を行うCPU68なら
びにそのプログラムやデータを格納するROM69およ
びRAM70を備えている。さらに、CPU68は、メ
モリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデー
タの書き込み、読み出しを行うことができる。
【0027】連結I/F40は画像情報の送受信のた
め、メモリコントローラのデータバスに接続され、デー
タの入出力が可能な構成になっている。画像形成装置間
のデータ転送速度に応じて、画像情報は画像メモリ66
を介して転送される。すなわち、画像出力時にはメモリ
コントローラ65から画像メモリ66に画像データを格
納した後、画像形成装置間のデータ転送速度に応じて順
次画像メモリ66からデータを読み出して、連結I/F
40を経由してデータを転送する。画像出力時には連結
I/F40より転送される画像データを画像メモリ66
に格納した後、画像メモリ66からメモリコントローラ
65を介して装置内部で画像データの処理を行う。この
ような構成をとることにより、画像形成装置の機能の制
約を受けることなく連結動作の実現が可能となる。原稿
画像の画像メモリコントローラ65へ送られた画像デー
タは、画像メモリコントローラ内にある画像圧縮装置に
よって圧縮された後、画像メモリ66に送られる。ここ
で画像データを圧縮する理由は、最大画像サイズ分の2
56階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込む
と、1枚の原稿画像で画像メモリを大変多く使用してし
まうからである。画像データの圧縮を行う事で、限られ
た画像メモリを有効に利用することができる。また、1
度に多くの原稿画像データを記憶することが出来るた
め、ソート機能として、貯えられた原稿画像のデータを
ページ順に出力する事ができる。この場合画像を出力す
る際に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ6
5内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このよ
うな機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
め、メモリコントローラのデータバスに接続され、デー
タの入出力が可能な構成になっている。画像形成装置間
のデータ転送速度に応じて、画像情報は画像メモリ66
を介して転送される。すなわち、画像出力時にはメモリ
コントローラ65から画像メモリ66に画像データを格
納した後、画像形成装置間のデータ転送速度に応じて順
次画像メモリ66からデータを読み出して、連結I/F
40を経由してデータを転送する。画像出力時には連結
I/F40より転送される画像データを画像メモリ66
に格納した後、画像メモリ66からメモリコントローラ
65を介して装置内部で画像データの処理を行う。この
ような構成をとることにより、画像形成装置の機能の制
約を受けることなく連結動作の実現が可能となる。原稿
画像の画像メモリコントローラ65へ送られた画像デー
タは、画像メモリコントローラ内にある画像圧縮装置に
よって圧縮された後、画像メモリ66に送られる。ここ
で画像データを圧縮する理由は、最大画像サイズ分の2
56階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込む
と、1枚の原稿画像で画像メモリを大変多く使用してし
まうからである。画像データの圧縮を行う事で、限られ
た画像メモリを有効に利用することができる。また、1
度に多くの原稿画像データを記憶することが出来るた
め、ソート機能として、貯えられた原稿画像のデータを
ページ順に出力する事ができる。この場合画像を出力す
る際に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ6
5内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このよ
うな機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
【0028】また画像メモリの機能を利用して、複数枚
の原稿画像を、画像メモリの転写紙1枚分のエリアを分
割したエリアに順次読み込む事も可能となる。例えば4
枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙1枚分の4等分さ
れたエリアに順次書き込む事で、4枚の原稿が1枚の転
写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得るこ
とが可能となる。このような機能は一般に「集約コピ
ー」と呼ばれている。画像メモリ66の画像はCPU6
8からアクセス可能な構成となっている。このため画像
メモリの内容を加工することが可能であり、例えば画像
の間引き処理、画像の切り出し処理等を行うことができ
る。加工には、メモリコントローラ65のレジスタにデ
ータを書き込む事で画像メモリの処理を行う事ができ、
加工された画像は再度画像メモリに保持される。また、
画像メモリ66の内容をCPU68が読みだし、I/O
ポート67を経て、画像データ73として操作部30に
転送することが可能な構成となっているが、一般に、操
作部30の画面表示解像度は低い為、画像メモリ66の
原画像は画像間引きが行われ操作部30に送られる。画
像メモリ66は、多くの画像データを収納するためハー
ドディスクが用いられる事もある。ハードディスクを用
いる事により、外部電源が不用で永久的に画像を保持す
ることができ、複数の定型の原稿(フォーマット原稿)
をスキャナで読み込み保持するときは、ハードディスク
を用いるのが一般的である。
の原稿画像を、画像メモリの転写紙1枚分のエリアを分
割したエリアに順次読み込む事も可能となる。例えば4
枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙1枚分の4等分さ
れたエリアに順次書き込む事で、4枚の原稿が1枚の転
写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得るこ
とが可能となる。このような機能は一般に「集約コピ
ー」と呼ばれている。画像メモリ66の画像はCPU6
8からアクセス可能な構成となっている。このため画像
メモリの内容を加工することが可能であり、例えば画像
の間引き処理、画像の切り出し処理等を行うことができ
る。加工には、メモリコントローラ65のレジスタにデ
ータを書き込む事で画像メモリの処理を行う事ができ、
加工された画像は再度画像メモリに保持される。また、
画像メモリ66の内容をCPU68が読みだし、I/O
ポート67を経て、画像データ73として操作部30に
転送することが可能な構成となっているが、一般に、操
作部30の画面表示解像度は低い為、画像メモリ66の
原画像は画像間引きが行われ操作部30に送られる。画
像メモリ66は、多くの画像データを収納するためハー
ドディスクが用いられる事もある。ハードディスクを用
いる事により、外部電源が不用で永久的に画像を保持す
ることができ、複数の定型の原稿(フォーマット原稿)
をスキャナで読み込み保持するときは、ハードディスク
を用いるのが一般的である。
【0029】次に、図10を用いて、セレクタ64にお
ける1ページ分の画像信号について説明する。図10
は、1ページ分の画像データのタイミングチャートを示
す図である。フレームゲート信号(/FGATE)は、
1ページの画像データにおける副走査方向の有効期間を
表している。主走査同期信号(/LSYNC)は、1ラ
イン毎の信号であり、この信号が立ち上がった後の所定
クロックで、画像データが有効となる。主走査方向の画
像データが有効であることを示す信号が、ラインゲート
信号(/LGATE)である。これらの信号は、画素同
期信号(VCLK)に同期しており、VCLKの1周期
に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られ
てくる。ここでは、画像データは255に近いほど白画
像になるとしている。
ける1ページ分の画像信号について説明する。図10
は、1ページ分の画像データのタイミングチャートを示
す図である。フレームゲート信号(/FGATE)は、
1ページの画像データにおける副走査方向の有効期間を
表している。主走査同期信号(/LSYNC)は、1ラ
イン毎の信号であり、この信号が立ち上がった後の所定
クロックで、画像データが有効となる。主走査方向の画
像データが有効であることを示す信号が、ラインゲート
信号(/LGATE)である。これらの信号は、画素同
期信号(VCLK)に同期しており、VCLKの1周期
に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られ
てくる。ここでは、画像データは255に近いほど白画
像になるとしている。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置によれば、連結動作手段を用いて画像の出力
を行う場合、出力動作を行う前に調整動作を行って、出
力動作中に調整動作が行われないようにするため、連結
動作時の出力ジョブの画質を安定に保つことができる。
また、請求項2記載の画像形成装置によれば、一定の画
質を得たい場合には出力動作前に調整動作を行うように
しておき、画質が異なってもよいような場合は、通常の
機能である一定期間ごとに調整動作を行うように設定す
ればよいため、ユーザの利用目的に合わせて出力画像の
画質を調節することができる。また、請求項3記載の画
像形成装置によれば、一定期間ごとに自動的に調整動作
を行う機能によらず、連結動作を行い出力する場合には
出力途中で調整動作が入るかどうか判断し、その結果に
よって連結動作前に調整動作を行うか否かを決定するこ
とができ、一定の画質により画像形成を行うことがで
き、かつ、作業の効率化も図ることができる。さらに、
請求項4記載の画像形成装置によれば、一定期間ごとに
自動的に調整動作が行われる機能によらず、連結動作を
行い出力する場合には出力途中で調整動作が入るかどう
か判断し、その結果によって連結動作前に調整動作を行
うか否かをユーザが選択できるようにしたものであるた
め、出力画像の画質を一定に保つか、異なってもよい
か、ユーザがそのジョブの性格により適宜選択すること
ができる。
像形成装置によれば、連結動作手段を用いて画像の出力
を行う場合、出力動作を行う前に調整動作を行って、出
力動作中に調整動作が行われないようにするため、連結
動作時の出力ジョブの画質を安定に保つことができる。
また、請求項2記載の画像形成装置によれば、一定の画
質を得たい場合には出力動作前に調整動作を行うように
しておき、画質が異なってもよいような場合は、通常の
機能である一定期間ごとに調整動作を行うように設定す
ればよいため、ユーザの利用目的に合わせて出力画像の
画質を調節することができる。また、請求項3記載の画
像形成装置によれば、一定期間ごとに自動的に調整動作
を行う機能によらず、連結動作を行い出力する場合には
出力途中で調整動作が入るかどうか判断し、その結果に
よって連結動作前に調整動作を行うか否かを決定するこ
とができ、一定の画質により画像形成を行うことがで
き、かつ、作業の効率化も図ることができる。さらに、
請求項4記載の画像形成装置によれば、一定期間ごとに
自動的に調整動作が行われる機能によらず、連結動作を
行い出力する場合には出力途中で調整動作が入るかどう
か判断し、その結果によって連結動作前に調整動作を行
うか否かをユーザが選択できるようにしたものであるた
め、出力画像の画質を一定に保つか、異なってもよい
か、ユーザがそのジョブの性格により適宜選択すること
ができる。
【図1】本発明の画像形成装置の構成を示した図であ
る。
る。
【図2】本発明の画像形成装置における操作部を示した
図である。
図である。
【図3】画像形成装置の動作処理についてのフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】画像形成装置のキー入力イベント処理について
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図5】画像形成装置のネットワーク構成を示した図で
ある。
ある。
【図6】画像形成装置の操作部における液晶タッチパネ
ルを示した図である。
ルを示した図である。
【図7】マスター機における連結操作のフローチャート
である。
である。
【図8】画像形成装置の制御装置を示したブロック図で
ある。
ある。
【図9】画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】1ページ分の画像データのタイミングチャー
トである。
トである。
20 メインコントローラ
30 操作部
40 連結I/F
41 画像処理ユニット(IPU)
54 CCD
61 A/Dコンバータ
62 シェーディング補正
63 MTF、γ補正
64 セレクタ
65 メモリコントローラ
66 画像メモリ
67 I/Oポート
68 CPU
69 ROM
70 RAM
71 書き込みγ補正
72 変倍処理
73 画像データ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 大橋 威夫
東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式
会社リコー内
Fターム(参考) 2H027 EC18 EE10 EF06 EJ13 EJ15
FD08 ZA07
5C062 AA05 AA14 AB22 AB33 AB41
AB42 AB53 AC04 AC61 AC72
AE15 BA04
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿読取手段と、読み取られた画像を印
刷する印刷手段と、一定期間ごとに自動的に調整動作を
行う調整手段と、1または2以上の他の画像形成装置と
連結してネットワークシステムを構築することができる
連結動作手段とを有する画像形成装置において、前記連
結動作手段を用いて出力を行う際、前記調整動作を出力
動作前に行い、出力動作中には行わないことを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】 原稿読取手段と、読み取られた画像を印
刷する印刷手段と、一定期間ごとに自動的に調整動作を
行う調整手段と、1または2以上の他の画像形成装置と
連結してネットワークシステムを構築することができる
連結動作手段とを有する画像形成装置において、前記連
結動作手段を用いて出力を行う際、前記調整動作を出力
動作前に行うかどうかあらかじめ設定することができる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 原稿読取手段と、読み取られた画像を印
刷する印刷手段と、一定期間ごとに自動的に調整動作を
行う調整手段と、1または2以上の他の画像形成装置と
連結してネットワークシステムを構築することができる
連結動作手段とを有する画像形成装置において、前記連
結動作手段を用いて出力を行う際、出力動作中に自動的
に調整動作に入ることが予測された場合に、前記調整動
作を前記出力動作前に行うことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項4】 原稿読取手段と、読み取られた画像を印
刷する印刷手段と、一定期間ごとに自動的に調整動作を
行う調整手段と、1または2以上の他の画像形成装置と
連結してネットワークシステムを構築することができる
連結動作手段とを有する画像形成装置において、前記連
結動作手段を用いて出力を行う際、出力動作中に自動的
に調整動作に入ることが予測された場合に、前記調整動
作を前記出力動作の前に行うかどうかをユーザが選択で
きることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002123142A JP2003319112A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002123142A JP2003319112A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003319112A true JP2003319112A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29538568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002123142A Pending JP2003319112A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003319112A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007072294A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 |
JP2011128464A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Canon Inc | 画像形成システム |
JP2012058487A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム |
-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002123142A patent/JP2003319112A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007072294A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 |
JP4594199B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2010-12-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 |
JP2011128464A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Canon Inc | 画像形成システム |
JP2012058487A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム |
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