JP2003318753A - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B15/00—Suppression or limitation of noise or interference
- H04B15/02—Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
- H04B15/04—Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus the interference being caused by substantially sinusoidal oscillations, e.g. in a receiver or in a tape-recorder
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シールド構造を用いることなく、表示部等へ
のデータ転送時の受信妨害を抑制する。 【解決手段】 制御部16と表示部19との間には、送
受信部12の動作とは無関係に独立して常時データ転送
を行えるデータ転送バス41が設けられ、ダウンロード
したプログラムを制御部16で実行する場合などに表示
部19にデータ転送して動作表示を行えるようになって
いる。制御部16は、携帯電話機が基地局と接続して無
線通信を行う際に使用する通信チャンネルの情報を取得
し、その通信チャンネルの周波数がデータ転送によるノ
イズと重なって受信妨害を受ける可能性がある場合は、
データ転送周波数を変更してノイズの周波数をシフトさ
せ、受信妨害を抑制する。
のデータ転送時の受信妨害を抑制する。 【解決手段】 制御部16と表示部19との間には、送
受信部12の動作とは無関係に独立して常時データ転送
を行えるデータ転送バス41が設けられ、ダウンロード
したプログラムを制御部16で実行する場合などに表示
部19にデータ転送して動作表示を行えるようになって
いる。制御部16は、携帯電話機が基地局と接続して無
線通信を行う際に使用する通信チャンネルの情報を取得
し、その通信チャンネルの周波数がデータ転送によるノ
イズと重なって受信妨害を受ける可能性がある場合は、
データ転送周波数を変更してノイズの周波数をシフトさ
せ、受信妨害を抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムの移動局端末である携帯電話機など、基地局等の無線
局との間で音声通話、データ通信等の無線通信を行う無
線通信装置に関する。
ムの移動局端末である携帯電話機など、基地局等の無線
局との間で音声通話、データ通信等の無線通信を行う無
線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の携帯通信端末装置の多機
能化が進み、音声通話の他に電子メールその他のデータ
通信を行ったり、各種情報提供サーバにアクセスして情
報を閲覧することができるものが普及している。また、
最近ではさらにJava(登録商標)アプリケーション
などのプログラムをダウンロードして実行することがで
きるものが提供されている。
能化が進み、音声通話の他に電子メールその他のデータ
通信を行ったり、各種情報提供サーバにアクセスして情
報を閲覧することができるものが普及している。また、
最近ではさらにJava(登録商標)アプリケーション
などのプログラムをダウンロードして実行することがで
きるものが提供されている。
【0003】このようなプログラム実行可能な携帯通信
端末装置では、送受信を行う無線部とは独立して制御部
が動作し、プログラム実行等に関する画面表示用データ
の表示部への転送、メモリへのアクセスなどが送受信の
タイミングとは無関係に常時行えるようになっている。
このため、制御部の動作時の不要輻射によるノイズが無
線部に混入し、受信妨害等を引き起こす不具合が生じる
可能性が高まっている。特に、制御部と液晶ディスプレ
イ等の表示部との間を接続するバスにおいて連続的にデ
ータを転送する場合などに、多くのノイズが発生し、こ
のノイズが特定の通信チャンネルと重なって受信信号を
妨害してしまうおそれがあった。場合によっては、ノイ
ズによって受信データのエラーレートが許容値を超えて
受信不能となる。
端末装置では、送受信を行う無線部とは独立して制御部
が動作し、プログラム実行等に関する画面表示用データ
の表示部への転送、メモリへのアクセスなどが送受信の
タイミングとは無関係に常時行えるようになっている。
このため、制御部の動作時の不要輻射によるノイズが無
線部に混入し、受信妨害等を引き起こす不具合が生じる
可能性が高まっている。特に、制御部と液晶ディスプレ
イ等の表示部との間を接続するバスにおいて連続的にデ
ータを転送する場合などに、多くのノイズが発生し、こ
のノイズが特定の通信チャンネルと重なって受信信号を
妨害してしまうおそれがあった。場合によっては、ノイ
ズによって受信データのエラーレートが許容値を超えて
受信不能となる。
【0004】携帯通信端末装置などの無線通信装置で
は、無線部や制御部から外部への不要輻射を防いだり、
外部からのノイズの影響を受けないように、導電性のシ
ールド部材で回路を遮蔽するシールド構造が一般に設け
られる。しかし、市場の要求に応えて装置の小型化、薄
型化を進めることによって、シールド部材を設けるのが
困難になったり、筐体内で各部品が近接しているために
シールド効果に限界があるなどの課題が生じている。
は、無線部や制御部から外部への不要輻射を防いだり、
外部からのノイズの影響を受けないように、導電性のシ
ールド部材で回路を遮蔽するシールド構造が一般に設け
られる。しかし、市場の要求に応えて装置の小型化、薄
型化を進めることによって、シールド部材を設けるのが
困難になったり、筐体内で各部品が近接しているために
シールド効果に限界があるなどの課題が生じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、無線部
の送受信動作とは別個に制御部が動作して装置内でデー
タ転送等を行うような無線通信装置では、データ転送時
などに発生するノイズによって受信妨害が生じる可能性
が高いため、何らかのノイズ抑制手段が必要となる。シ
ールド構造によるノイズ抑制手段では、装置の小型化、
薄型化などのために配設空間が小さくて十分なシールド
効果が得られるシールド構造を設計するのが困難であっ
たり、シールド効果に限界があるなどの課題が生じる場
合がある。そこで、シールド構造以外のノイズ抑制手段
が必要となってきている。
の送受信動作とは別個に制御部が動作して装置内でデー
タ転送等を行うような無線通信装置では、データ転送時
などに発生するノイズによって受信妨害が生じる可能性
が高いため、何らかのノイズ抑制手段が必要となる。シ
ールド構造によるノイズ抑制手段では、装置の小型化、
薄型化などのために配設空間が小さくて十分なシールド
効果が得られるシールド構造を設計するのが困難であっ
たり、シールド効果に限界があるなどの課題が生じる場
合がある。そこで、シールド構造以外のノイズ抑制手段
が必要となってきている。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、シールド構造を用いることなく、受信
妨害を抑制することが可能な無線通信装置を提供するこ
とにある。
で、その目的は、シールド構造を用いることなく、受信
妨害を抑制することが可能な無線通信装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線通信装
置は、無線通信信号の受信を行う受信手段と、前記受信
手段の動作とは独立して装置動作に関するデータ転送を
行うデータ転送路と、前記受信手段において使用する通
信チャンネルに応じて前記データ転送路におけるデータ
転送周波数を制御するデータ転送制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。
置は、無線通信信号の受信を行う受信手段と、前記受信
手段の動作とは独立して装置動作に関するデータ転送を
行うデータ転送路と、前記受信手段において使用する通
信チャンネルに応じて前記データ転送路におけるデータ
転送周波数を制御するデータ転送制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0008】上記構成により、例えば移動体通信システ
ムの移動局端末と基地局とが通信する際に、無線接続時
に基地局より割り当てられて使用する通信チャンネルに
応じて、データ転送路におけるデータ転送周波数を制御
することによって、データ転送によって発生するノイズ
がこの通信チャンネルの受信信号を妨害しないようにす
ることができ、受信環境の劣化を防止可能である。した
がって、シールド構造を用いることなく、ソフトウェア
的な処理によって受信妨害を抑制することが可能とな
る。
ムの移動局端末と基地局とが通信する際に、無線接続時
に基地局より割り当てられて使用する通信チャンネルに
応じて、データ転送路におけるデータ転送周波数を制御
することによって、データ転送によって発生するノイズ
がこの通信チャンネルの受信信号を妨害しないようにす
ることができ、受信環境の劣化を防止可能である。した
がって、シールド構造を用いることなく、ソフトウェア
的な処理によって受信妨害を抑制することが可能とな
る。
【0009】また、前記データ転送路は、装置動作に関
する表示を行う表示手段に対して表示に関するデータを
転送するものであることを特徴とする。
する表示を行う表示手段に対して表示に関するデータを
転送するものであることを特徴とする。
【0010】上記構成により、表示手段に対して例えば
DMA転送などで連続的にデータ転送を行って装置動作
状態などを表示する場合であっても、通信チャンネルに
応じてデータ転送路におけるデータ転送周波数を制御す
ることによって受信妨害を抑制することが可能となる。
また、データ転送路は、動画像データ等を記憶するメモ
リ等の記憶手段やデータ蓄積手段などと制御手段とを接
続するデータ転送路においても適用可能である。
DMA転送などで連続的にデータ転送を行って装置動作
状態などを表示する場合であっても、通信チャンネルに
応じてデータ転送路におけるデータ転送周波数を制御す
ることによって受信妨害を抑制することが可能となる。
また、データ転送路は、動画像データ等を記憶するメモ
リ等の記憶手段やデータ蓄積手段などと制御手段とを接
続するデータ転送路においても適用可能である。
【0011】また、前記データ転送制御手段は、前記受
信手段において使用する通信チャンネルの情報を取得
し、この通信チャンネルに関して前記データ転送によっ
て発生するノイズによる受信妨害のおそれがある場合
に、前記データ転送路におけるデータ転送周波数を変更
することを特徴とする。
信手段において使用する通信チャンネルの情報を取得
し、この通信チャンネルに関して前記データ転送によっ
て発生するノイズによる受信妨害のおそれがある場合
に、前記データ転送路におけるデータ転送周波数を変更
することを特徴とする。
【0012】上記構成により、使用する通信チャンネル
に応じてデータ転送周波数を変更することによって、デ
ータ転送によって発生するノイズが通信チャンネルの周
波数と重なって受信信号を妨害することを防止でき、受
信妨害を抑制可能となる。
に応じてデータ転送周波数を変更することによって、デ
ータ転送によって発生するノイズが通信チャンネルの周
波数と重なって受信信号を妨害することを防止でき、受
信妨害を抑制可能となる。
【0013】また、前記データ転送制御手段は、前記受
信手段において使用する通信チャンネルの情報を取得
し、この通信チャンネルの周波数が前記データ転送によ
って発生するノイズの周波数と異なるように前記データ
転送路におけるデータ転送周波数を設定することを特徴
とする。
信手段において使用する通信チャンネルの情報を取得
し、この通信チャンネルの周波数が前記データ転送によ
って発生するノイズの周波数と異なるように前記データ
転送路におけるデータ転送周波数を設定することを特徴
とする。
【0014】上記構成により、使用する通信チャンネル
に応じて適切なデータ転送周波数を設定することによっ
て、データ転送によって発生するノイズが通信チャンネ
ルの周波数と重なって受信信号を妨害することを防止で
き、受信妨害を抑制可能となる。
に応じて適切なデータ転送周波数を設定することによっ
て、データ転送によって発生するノイズが通信チャンネ
ルの周波数と重なって受信信号を妨害することを防止で
き、受信妨害を抑制可能となる。
【0015】また、前記データ転送制御手段は、前記受
信手段における受信動作及び測定動作を行う期間外の期
間において前記データ転送を行うようにデータ転送時間
を制御することを特徴とする。
信手段における受信動作及び測定動作を行う期間外の期
間において前記データ転送を行うようにデータ転送時間
を制御することを特徴とする。
【0016】上記構成により、受信動作及び測定動作を
行う期間を外したタイミングでデータ転送を行うことに
よって、データ転送によって発生するノイズが受信信号
に影響を与えることを防止でき、受信妨害を抑制可能と
なる。
行う期間を外したタイミングでデータ転送を行うことに
よって、データ転送によって発生するノイズが受信信号
に影響を与えることを防止でき、受信妨害を抑制可能と
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施の形態に
係る無線通信装置の主要部の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態では、無線通信装置として移動体通信
システムの移動局端末である携帯電話機を例示して説明
を行う。
施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施の形態に
係る無線通信装置の主要部の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態では、無線通信装置として移動体通信
システムの移動局端末である携帯電話機を例示して説明
を行う。
【0018】本実施の形態の携帯電話機は、音声通話を
行うための音声信号の変換等を行う通話回路11と、無
線通信を行うための送信信号の変調及び受信信号の復調
等を行う送受信部(受信手段に相当する)12とを備え
ている。通話回路11には受話用のレシーバ13と送話
用のマイク14とが接続され、送受信部12には通信電
波の送受波用のアンテナ15が接続されている。また、
携帯電話機には、各部の制御を行う制御部(データ転送
制御手段に相当する)16と、各種設定データや電話帳
データなどを記憶するメモリ等からなる記憶部17と、
各種操作入力を行うためのキーボタン等を有してなる操
作部18と、装置の動作状態などを表示する液晶ディス
プレイ等からなる表示部19とが設けられている。これ
らの制御部16と送受信部12、記憶部17、操作部1
8、表示部19との間でデータ伝送が行われるようにな
っている。
行うための音声信号の変換等を行う通話回路11と、無
線通信を行うための送信信号の変調及び受信信号の復調
等を行う送受信部(受信手段に相当する)12とを備え
ている。通話回路11には受話用のレシーバ13と送話
用のマイク14とが接続され、送受信部12には通信電
波の送受波用のアンテナ15が接続されている。また、
携帯電話機には、各部の制御を行う制御部(データ転送
制御手段に相当する)16と、各種設定データや電話帳
データなどを記憶するメモリ等からなる記憶部17と、
各種操作入力を行うためのキーボタン等を有してなる操
作部18と、装置の動作状態などを表示する液晶ディス
プレイ等からなる表示部19とが設けられている。これ
らの制御部16と送受信部12、記憶部17、操作部1
8、表示部19との間でデータ伝送が行われるようにな
っている。
【0019】この携帯電話機において音声通話を行う場
合は、通話回路11において、マイク14に入力された
音声信号を送信信号に変換するとともに、受信信号を音
声信号に変換してレシーバ13に出力する。また、送受
信部12では、制御部16による制御の元に送信信号の
変調、及び受信信号の復調を行い、アンテナ15を介し
て基地局との間でやり取りされる送信信号及び受信信号
の送受信を行う。
合は、通話回路11において、マイク14に入力された
音声信号を送信信号に変換するとともに、受信信号を音
声信号に変換してレシーバ13に出力する。また、送受
信部12では、制御部16による制御の元に送信信号の
変調、及び受信信号の復調を行い、アンテナ15を介し
て基地局との間でやり取りされる送信信号及び受信信号
の送受信を行う。
【0020】このとき、操作部18によるキー操作入力
によって番号入力や指示入力、オフフック・オンフック
などを行うことにより、相手先の電話番号の入力、また
は電話帳の検索及び通信相手先の指定、発信操作、着信
応答操作、通話終了操作などを行う。また、表示部19
には、通信相手先の電話番号などの情報、受信状態、時
間などを表示する。また、記憶部17において、各種設
定データ、通信相手先の情報などの電話帳データ、送信
または受信した電子メールのデータ、静止画または動画
の画像データ、着信音データ、音声メッセージ等の音声
データなどのデータの書き込み、読み出しを行う。
によって番号入力や指示入力、オフフック・オンフック
などを行うことにより、相手先の電話番号の入力、また
は電話帳の検索及び通信相手先の指定、発信操作、着信
応答操作、通話終了操作などを行う。また、表示部19
には、通信相手先の電話番号などの情報、受信状態、時
間などを表示する。また、記憶部17において、各種設
定データ、通信相手先の情報などの電話帳データ、送信
または受信した電子メールのデータ、静止画または動画
の画像データ、着信音データ、音声メッセージ等の音声
データなどのデータの書き込み、読み出しを行う。
【0021】制御部16と表示部19との間、及び制御
部16と記憶部17との間にはそれぞれ別々のデータ転
送バス(データ転送路に相当する)41,42が設けら
れ、送受信部12の動作とは無関係に独立して常時デー
タ転送を行えるようになっている。例えば、サーバから
ダウンロードしたJava(登録商標)アプリケーショ
ンなどのプログラムを実行する場合や、動画像データを
再生して表示する場合などには、制御部16と表示部1
9との間のデータ転送バス41上を画面表示に関するデ
ータが連続して転送される。このような連続データ転送
により発生するノイズが送受信部12に影響を及ぼし、
受信性能が劣化するおそれがある。特に、データ転送バ
ス41上で常時連続してデータ転送を行えること、液晶
ディスプレイ等の表示部19とアンテナ15とが近接し
て配置されることなどにより、受信妨害が生じる可能性
が高くなる。
部16と記憶部17との間にはそれぞれ別々のデータ転
送バス(データ転送路に相当する)41,42が設けら
れ、送受信部12の動作とは無関係に独立して常時デー
タ転送を行えるようになっている。例えば、サーバから
ダウンロードしたJava(登録商標)アプリケーショ
ンなどのプログラムを実行する場合や、動画像データを
再生して表示する場合などには、制御部16と表示部1
9との間のデータ転送バス41上を画面表示に関するデ
ータが連続して転送される。このような連続データ転送
により発生するノイズが送受信部12に影響を及ぼし、
受信性能が劣化するおそれがある。特に、データ転送バ
ス41上で常時連続してデータ転送を行えること、液晶
ディスプレイ等の表示部19とアンテナ15とが近接し
て配置されることなどにより、受信妨害が生じる可能性
が高くなる。
【0022】そこで本実施の形態では、受信妨害ノイズ
抑制の第1の例として、表示部19などへのデータ転送
路におけるデータ転送周波数を制御することにより、上
記のような連続データ転送時に発生するノイズによる受
信妨害を抑制し、受信性能の劣化を防止する。
抑制の第1の例として、表示部19などへのデータ転送
路におけるデータ転送周波数を制御することにより、上
記のような連続データ転送時に発生するノイズによる受
信妨害を抑制し、受信性能の劣化を防止する。
【0023】第1実施の形態では、連続データ転送時に
受信性能が劣化するおそれがある場合、すなわち基地局
との間で使用する通信チャンネルの受信周波数と受信妨
害ノイズの周波数とが重なった場合に、データ転送周波
数を変更して受信妨害ノイズの周波数をシフトさせ、通
信チャンネルを避けるようにする。
受信性能が劣化するおそれがある場合、すなわち基地局
との間で使用する通信チャンネルの受信周波数と受信妨
害ノイズの周波数とが重なった場合に、データ転送周波
数を変更して受信妨害ノイズの周波数をシフトさせ、通
信チャンネルを避けるようにする。
【0024】図2は第1実施の形態における無線通信接
続時の主要動作を示すフローチャートである。携帯電話
機が基地局と接続して無線通信を行う際には、ステップ
S21で無線通信に使用する通信チャンネルに関する周
波数などの情報を取得し、ステップS22でその通信チ
ャンネルが受信妨害を受ける可能性があるか、すなわち
妨害チャンネルであるかを判断する。なお、通信チャン
ネルは、通常、無線接続時に基地局から指定されて設定
される。
続時の主要動作を示すフローチャートである。携帯電話
機が基地局と接続して無線通信を行う際には、ステップ
S21で無線通信に使用する通信チャンネルに関する周
波数などの情報を取得し、ステップS22でその通信チ
ャンネルが受信妨害を受ける可能性があるか、すなわち
妨害チャンネルであるかを判断する。なお、通信チャン
ネルは、通常、無線接続時に基地局から指定されて設定
される。
【0025】ここで、通信チャンネルの周波数がノイズ
と重なって受信妨害を受ける可能性がある場合は、ステ
ップS23に進んでデータ転送周波数を変更し、データ
転送により発生するノイズの周波数をシフトさせる。一
方、通信チャンネルの周波数がノイズと重ならない場合
は、ステップS24に進んでそのままデータ転送周波数
を変更しないようにする。そして、ステップS25で、
所定の通信プロトコル及び接続フローに従って無線接続
を行い、無線通信を開始する。
と重なって受信妨害を受ける可能性がある場合は、ステ
ップS23に進んでデータ転送周波数を変更し、データ
転送により発生するノイズの周波数をシフトさせる。一
方、通信チャンネルの周波数がノイズと重ならない場合
は、ステップS24に進んでそのままデータ転送周波数
を変更しないようにする。そして、ステップS25で、
所定の通信プロトコル及び接続フローに従って無線接続
を行い、無線通信を開始する。
【0026】図3はデータ転送周波数の変更を説明する
タイムチャートである。表示部19へのデータ転送とし
て、例えばデータ転送バス41上でDMA転送を行う場
合は、図3の(A)に示すマスタクロックを基準として
(B)に示すチップセレクト信号及び(C)に示すライ
ト信号を設定し、これらの信号に基づく期間においてデ
ータを伝送する。この場合、チップセレクト信号のハイ
レベル/ローレベルの1周期がデータ転送サイクルTS
1となる。ここで、図3の(D),(E)の実線で示す
ようにチップセレクト信号及びライト信号をマスタクロ
ックの1クロック分長く設定したり、同図の破線で示す
ようにマスタクロックの2クロック分長く設定すること
により、データ転送サイクル(ウェイト)がTS2,T
S3のように変化し、データ転送周波数を変更すること
ができる。図の例ではチップセレクト信号及びライト信
号における後半のハイレベルの期間を変化させている。
なお、データ転送周波数は、データ転送バス上でのデー
タ転送に支障が生じない程度に変化させることのできる
範囲で設定値を決めればよい。
タイムチャートである。表示部19へのデータ転送とし
て、例えばデータ転送バス41上でDMA転送を行う場
合は、図3の(A)に示すマスタクロックを基準として
(B)に示すチップセレクト信号及び(C)に示すライ
ト信号を設定し、これらの信号に基づく期間においてデ
ータを伝送する。この場合、チップセレクト信号のハイ
レベル/ローレベルの1周期がデータ転送サイクルTS
1となる。ここで、図3の(D),(E)の実線で示す
ようにチップセレクト信号及びライト信号をマスタクロ
ックの1クロック分長く設定したり、同図の破線で示す
ようにマスタクロックの2クロック分長く設定すること
により、データ転送サイクル(ウェイト)がTS2,T
S3のように変化し、データ転送周波数を変更すること
ができる。図の例ではチップセレクト信号及びライト信
号における後半のハイレベルの期間を変化させている。
なお、データ転送周波数は、データ転送バス上でのデー
タ転送に支障が生じない程度に変化させることのできる
範囲で設定値を決めればよい。
【0027】多元接続可能な移動体通信システムでは、
各基地局において所定の周波数帯域内の複数のチャンネ
ルの中からいくつかのチャンネルが割り当てられ、基地
局がこれらのチャンネルの内の一つをそれぞれ移動局端
末に割り当てて通信を行うようになっている。本実施の
形態では、各チャンネルごとに受信妨害が生じないデー
タ転送周波数を設定しておき、使用するチャンネルに対
してデータ転送時に発生するノイズが重ならないように
チャンネルによってデータ転送周波数を切り替える。あ
るデータ転送周波数において発生する受信妨害ノイズの
周波数は予め分かっているため、チャンネルの周波数と
受信妨害ノイズの周波数とが重ならないようにデータ転
送周波数を設定すればよい。例えば、チャンネルを複数
のグループに分け、各チャンネルグループで受信妨害が
生じない適切なデータ転送周波数を設定して、各チャン
ネルグループに対応するデータ転送周波数のデータをテ
ーブルとして記憶部17などに記憶しておく。
各基地局において所定の周波数帯域内の複数のチャンネ
ルの中からいくつかのチャンネルが割り当てられ、基地
局がこれらのチャンネルの内の一つをそれぞれ移動局端
末に割り当てて通信を行うようになっている。本実施の
形態では、各チャンネルごとに受信妨害が生じないデー
タ転送周波数を設定しておき、使用するチャンネルに対
してデータ転送時に発生するノイズが重ならないように
チャンネルによってデータ転送周波数を切り替える。あ
るデータ転送周波数において発生する受信妨害ノイズの
周波数は予め分かっているため、チャンネルの周波数と
受信妨害ノイズの周波数とが重ならないようにデータ転
送周波数を設定すればよい。例えば、チャンネルを複数
のグループに分け、各チャンネルグループで受信妨害が
生じない適切なデータ転送周波数を設定して、各チャン
ネルグループに対応するデータ転送周波数のデータをテ
ーブルとして記憶部17などに記憶しておく。
【0028】図4及び図5は通信チャンネルごとの受信
データのエラーレート(ビットエラーレート)の一例を
示したものである。図4と図5ではデータ転送周波数が
異なる場合を示している。このようにデータ転送周波数
を変更することによって、受信データのエラーレートが
高い(受信妨害が生じている)周波数をずらすことがで
きる。したがって、使用する通信チャンネルに応じてデ
ータ転送周波数を選択することによって受信妨害を抑制
できる。
データのエラーレート(ビットエラーレート)の一例を
示したものである。図4と図5ではデータ転送周波数が
異なる場合を示している。このようにデータ転送周波数
を変更することによって、受信データのエラーレートが
高い(受信妨害が生じている)周波数をずらすことがで
きる。したがって、使用する通信チャンネルに応じてデ
ータ転送周波数を選択することによって受信妨害を抑制
できる。
【0029】このように本実施の形態によれば、基地局
と接続して無線通信を行う際に、基地局から割り当てら
れた通信チャンネルの情報を取得し、使用する通信チャ
ンネルによって受信妨害のおそれがある場合はデータ転
送周波数を設定変更してノイズ成分の周波数をシフトす
ることにより、受信環境の劣化を防ぐことができる。し
たがって、シールド構造を設けるなどの機構的な手段を
用いることなく、受信妨害を抑制することが可能であ
り、装置のコスト削減、小型化が可能となる。
と接続して無線通信を行う際に、基地局から割り当てら
れた通信チャンネルの情報を取得し、使用する通信チャ
ンネルによって受信妨害のおそれがある場合はデータ転
送周波数を設定変更してノイズ成分の周波数をシフトす
ることにより、受信環境の劣化を防ぐことができる。し
たがって、シールド構造を設けるなどの機構的な手段を
用いることなく、受信妨害を抑制することが可能であ
り、装置のコスト削減、小型化が可能となる。
【0030】図6は本発明の第2実施の形態における無
線通信接続時の主要動作を示すフローチャートである。
第2実施の形態は、第1実施の形態の動作を変更し、基
地局との接続時に使用する通信チャンネルに対して適切
なデータ転送周波数を設定して受信妨害ノイズが通信チ
ャンネルを避けるようにした例である。データ転送周波
数の設定方法以外は第1実施の形態と同様であり、説明
を省略する。
線通信接続時の主要動作を示すフローチャートである。
第2実施の形態は、第1実施の形態の動作を変更し、基
地局との接続時に使用する通信チャンネルに対して適切
なデータ転送周波数を設定して受信妨害ノイズが通信チ
ャンネルを避けるようにした例である。データ転送周波
数の設定方法以外は第1実施の形態と同様であり、説明
を省略する。
【0031】携帯電話機が基地局と接続して無線通信を
行う際には、ステップS31で無線通信に使用する通信
チャンネルに関する周波数などの情報を取得する。そし
て、ステップS32で、使用する通信チャンネルに応じ
てデータ転送周波数を設定する。この場合、予め各チャ
ンネルごと、またはチャンネルグループごとにデータ転
送時に発生するノイズが重ならずに受信妨害が生じない
データ転送周波数を決定し、このデータ転送周波数のデ
ータをテーブル等で記憶部17などに記憶しておき、使
用する通信チャンネルによって適切なデータ転送周波数
を選択する。そして、ステップS33で、所定の通信プ
ロトコル及び接続フローに従って無線接続を行い、無線
通信を開始する。
行う際には、ステップS31で無線通信に使用する通信
チャンネルに関する周波数などの情報を取得する。そし
て、ステップS32で、使用する通信チャンネルに応じ
てデータ転送周波数を設定する。この場合、予め各チャ
ンネルごと、またはチャンネルグループごとにデータ転
送時に発生するノイズが重ならずに受信妨害が生じない
データ転送周波数を決定し、このデータ転送周波数のデ
ータをテーブル等で記憶部17などに記憶しておき、使
用する通信チャンネルによって適切なデータ転送周波数
を選択する。そして、ステップS33で、所定の通信プ
ロトコル及び接続フローに従って無線接続を行い、無線
通信を開始する。
【0032】このように基地局との接続時に使用する通
信チャンネルに対して適切なデータ転送周波数を設定す
ることによって、第1実施の形態と同様に受信妨害を抑
制することが可能となる。データ転送周波数の設定は、
第2実施の形態のように基地局と接続する度に使用する
通信チャンネルに応じた値を設定してもよいし、第1実
施の形態のように初期設定または前回の設定に対して受
信妨害のおそれがある場合に通信チャンネルに応じた値
に切り替えるようにしても構わない。
信チャンネルに対して適切なデータ転送周波数を設定す
ることによって、第1実施の形態と同様に受信妨害を抑
制することが可能となる。データ転送周波数の設定は、
第2実施の形態のように基地局と接続する度に使用する
通信チャンネルに応じた値を設定してもよいし、第1実
施の形態のように初期設定または前回の設定に対して受
信妨害のおそれがある場合に通信チャンネルに応じた値
に切り替えるようにしても構わない。
【0033】図7は本発明の第3実施の形態に係る無線
通信装置の主要部の構成を示すブロック図である。第3
実施の形態は、第1実施の形態の構成にデータ蓄積部2
0をさらに追加して設けた例である。その他の構成及び
動作は第1及び第2実施の形態と同様であり、説明を省
略する。
通信装置の主要部の構成を示すブロック図である。第3
実施の形態は、第1実施の形態の構成にデータ蓄積部2
0をさらに追加して設けた例である。その他の構成及び
動作は第1及び第2実施の形態と同様であり、説明を省
略する。
【0034】データ蓄積部20は、例えばサーバからダ
ウンロードした動画の画像データなどを記録し蓄積する
メモリその他の記憶手段であり、表示部19と同様に制
御部16とデータ転送バス43で接続されてデータが転
送されるようになっている。このようなデータ蓄積部2
0と制御部19との間のデータ転送バス43において、
送受信部12の動作とは独立して常時連続的にデータ転
送可能である場合は、表示部19へのデータ転送と同様
に、使用する通信チャンネルに応じたデータ転送周波数
を設定したり切り替えるようにする。
ウンロードした動画の画像データなどを記録し蓄積する
メモリその他の記憶手段であり、表示部19と同様に制
御部16とデータ転送バス43で接続されてデータが転
送されるようになっている。このようなデータ蓄積部2
0と制御部19との間のデータ転送バス43において、
送受信部12の動作とは独立して常時連続的にデータ転
送可能である場合は、表示部19へのデータ転送と同様
に、使用する通信チャンネルに応じたデータ転送周波数
を設定したり切り替えるようにする。
【0035】これにより、第1実施の形態と同様、デー
タ転送時に発生するノイズが通信チャンネルの周波数と
重ならないようにして受信妨害を抑制することができ
る。
タ転送時に発生するノイズが通信チャンネルの周波数と
重ならないようにして受信妨害を抑制することができ
る。
【0036】図8は本発明の第4実施の形態における無
線通信時の動作を示すタイムチャートである。第4実施
の形態は、受信妨害ノイズ抑制の第2の例として、デー
タ転送を行うタイミングを無線通信時の受信期間や測定
期間と重ならないようにした例である。
線通信時の動作を示すタイムチャートである。第4実施
の形態は、受信妨害ノイズ抑制の第2の例として、デー
タ転送を行うタイミングを無線通信時の受信期間や測定
期間と重ならないようにした例である。
【0037】例えば基地局からの送信信号を受信する場
合、無線通信のフレームごとに受信を行う受信期間51
と受信感度等の測定を行う測定期間52のタイムスロッ
トが設けられる。本実施の形態では、これらの受信期間
51及び測定期間52を除いた期間をデータ転送期間5
3とし、このデータ転送期間53において表示部19な
どへのデータ転送を行うようにする。
合、無線通信のフレームごとに受信を行う受信期間51
と受信感度等の測定を行う測定期間52のタイムスロッ
トが設けられる。本実施の形態では、これらの受信期間
51及び測定期間52を除いた期間をデータ転送期間5
3とし、このデータ転送期間53において表示部19な
どへのデータ転送を行うようにする。
【0038】このように受信期間及び測定期間を避けて
受信や測定を行っていないタイミングでデータ転送を行
うことによって、連続データ転送時の受信妨害を抑制す
ることができる。
受信や測定を行っていないタイミングでデータ転送を行
うことによって、連続データ転送時の受信妨害を抑制す
ることができる。
【0039】なお、前述した第1ないし第3実施の形態
のデータ転送周波数の制御と、第4実施の形態のデータ
転送時間の制御とは、適宜組み合わせることによって、
より効果的な受信妨害の抑制が可能となる。この場合、
装置構成や使用環境などによって、データ転送周波数の
制御とデータ転送時間の制御の少なくとも一方を行って
受信妨害を抑制する。例えば、データ転送周波数の制御
のみを行ったり、データ転送時間の制御のみを行った
り、データ転送周波数の制御を行って不十分な場合はデ
ータ転送時間の制御を追加したり、データ転送時間の制
御を行って不十分な場合はデータ転送周波数の制御を追
加したりなどによって、より有効に連続データ転送時に
発生するノイズによる受信妨害を抑制して、受信性能の
劣化を防止することができる。
のデータ転送周波数の制御と、第4実施の形態のデータ
転送時間の制御とは、適宜組み合わせることによって、
より効果的な受信妨害の抑制が可能となる。この場合、
装置構成や使用環境などによって、データ転送周波数の
制御とデータ転送時間の制御の少なくとも一方を行って
受信妨害を抑制する。例えば、データ転送周波数の制御
のみを行ったり、データ転送時間の制御のみを行った
り、データ転送周波数の制御を行って不十分な場合はデ
ータ転送時間の制御を追加したり、データ転送時間の制
御を行って不十分な場合はデータ転送周波数の制御を追
加したりなどによって、より有効に連続データ転送時に
発生するノイズによる受信妨害を抑制して、受信性能の
劣化を防止することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ールド構造を用いることなく、受信妨害を抑制すること
が可能な無線通信装置を提供できる。
ールド構造を用いることなく、受信妨害を抑制すること
が可能な無線通信装置を提供できる。
【図1】本発明の第1実施の形態に係る無線通信装置の
主要部の構成を示すブロック図。
主要部の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施の形態における無線通信接続
時の主要動作を示すフローチャート。
時の主要動作を示すフローチャート。
【図3】データ転送周波数の変更を説明するタイムチャ
ート。
ート。
【図4】通信チャンネルごとの受信データのエラーレー
ト(ビットエラーレート)の一例を示した作用説明図。
ト(ビットエラーレート)の一例を示した作用説明図。
【図5】通信チャンネルごとの受信データのエラーレー
ト(ビットエラーレート)の一例を示した作用説明図。
ト(ビットエラーレート)の一例を示した作用説明図。
【図6】本発明の第2実施の形態における無線通信接続
時の主要動作を示すフローチャート。
時の主要動作を示すフローチャート。
【図7】本発明の第3実施の形態に係る無線通信装置の
主要部の構成を示すブロック図。
主要部の構成を示すブロック図。
【図8】本発明の第4実施の形態における無線通信時の
動作を示すタイムチャート。
動作を示すタイムチャート。
11 通話回路
12 送受信部
13 レシーバ
14 マイク
15 アンテナ
16 制御部
17 記憶部
18 操作部
19 表示部
20 データ蓄積部
41,42 データ転送バス
フロントページの続き
Fターム(参考) 5K011 JA01 KA03 KA08
5K052 BB01 DD04 EE12 FF06
5K067 AA05 BB04 DD52 DD53 DD54
EE02 EE10 FF23 HH22 HH23
JJ12
Claims (5)
- 【請求項1】 無線通信信号の受信を行う受信手段と、 前記受信手段の動作とは独立して装置動作に関するデー
タ転送を行うデータ転送路と、 前記受信手段において使用する通信チャンネルに応じて
前記データ転送路におけるデータ転送周波数を制御する
データ転送制御手段と、 を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 【請求項2】 前記データ転送路は、装置動作に関する
表示を行う表示手段に対して表示に関するデータを転送
するものであることを特徴とする請求項1に記載の無線
通信装置。 - 【請求項3】 前記データ転送制御手段は、前記受信手
段において使用する通信チャンネルの情報を取得し、こ
の通信チャンネルに関して前記データ転送によって発生
するノイズによる受信妨害のおそれがある場合に、前記
データ転送路におけるデータ転送周波数を変更すること
を特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。 - 【請求項4】 前記データ転送制御手段は、前記受信手
段において使用する通信チャンネルの情報を取得し、こ
の通信チャンネルの周波数が前記データ転送によって発
生するノイズの周波数と異なるように前記データ転送路
におけるデータ転送周波数を設定することを特徴とする
請求項1または2に記載の無線通信装置。 - 【請求項5】 前記データ転送制御手段は、前記受信手
段における受信動作及び測定動作を行う期間外の期間に
おいて前記データ転送を行うようにデータ転送時間を制
御することを特徴とする請求項1または2に記載の無線
通信装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119191A JP2003318753A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 無線通信装置 |
PCT/JP2003/004916 WO2003090367A1 (fr) | 2002-04-22 | 2003-04-17 | Dispositif de communication radiotelephonique |
AU2003235208A AU2003235208A1 (en) | 2002-04-22 | 2003-04-17 | Radio communication device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119191A JP2003318753A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 無線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003318753A true JP2003318753A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29243548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002119191A Withdrawn JP2003318753A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 無線通信装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003318753A (ja) |
AU (1) | AU2003235208A1 (ja) |
WO (1) | WO2003090367A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009232222A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Fujitsu Ltd | 無線通信装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10256925A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-25 | Sharp Corp | ラジオ受信機能付き音響機器 |
JP2000341165A (ja) * | 1999-05-25 | 2000-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信装置、通信方法および記録媒体 |
JP2000353036A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Denso Corp | 無線通信装置 |
-
2002
- 2002-04-22 JP JP2002119191A patent/JP2003318753A/ja not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-04-17 WO PCT/JP2003/004916 patent/WO2003090367A1/ja active Application Filing
- 2003-04-17 AU AU2003235208A patent/AU2003235208A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009232222A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Fujitsu Ltd | 無線通信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2003235208A1 (en) | 2003-11-03 |
WO2003090367A1 (fr) | 2003-10-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050422 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061221 |