JP2003317657A - 蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプおよび照明器具ならびに蛍光ランプの製造方法 - Google Patents

蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプおよび照明器具ならびに蛍光ランプの製造方法

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JP2003317657A
JP2003317657A JP2002120976A JP2002120976A JP2003317657A JP 2003317657 A JP2003317657 A JP 2003317657A JP 2002120976 A JP2002120976 A JP 2002120976A JP 2002120976 A JP2002120976 A JP 2002120976A JP 2003317657 A JP2003317657 A JP 2003317657A
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fluorescent lamp
bulb
thin tube
valve
sealing
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English (en)
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Masanari Enomoto
雅成 榎本
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】排気管として使用する細管の突出長を抑えるこ
とで、より小形化が可能な蛍光ランプを提供する。 【解決手段】バルブ端部から突出する排気管9切断部は
バルブの長手方向と略直交するよう横方向へ延出する
が、高さ寸法を小さくすることができ、バルブ端部と近
接している部品と干渉することが抑制され、蛍光ランプ
全体の小形化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプ、電球
形蛍光ランプおよび照明器具ならびに蛍光ランプの製造
方法。
【0002】
【従来の技術】従来の電球形蛍光ランプとしては、例え
ば、特開2000−173538号公報に記載されてい
るように、蛍光ランプと、この蛍光ランプを点灯させる
点灯装置と蛍光ランプを支持するとともに点灯装置を収
納するカバー体と、カバー体に取付けられた口金とを備
えたものが知られている。
【0003】蛍光ランプは、3本の屈曲バルブを順次接
続して放電路が形成されるとともに両端に一対の電極が
封装されている。
【0004】このような電球形蛍光ランプは、管外径が
10mm程度の屈曲バルブを用いた発光管が使用され、
E26口金を有する定格電力60W相当の白熱電球など
の規格寸法に近似するよう小形化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、電球形蛍
光ランプの小形化に伴い、蛍光ランプおよび点灯装置の
寸法を小さくする必要がある。しかしながら上記従来技
術の電球形蛍光ランプは、高さ寸法において白熱電球の
高さ寸法よりもやや大きいので、白熱電球からの完全な
置き換えを実現するにはいたっていない。
【0006】ここで、本発明者らは、屈曲バルブと点灯
装置との間隔を小さくすることで高さ寸法を抑えること
に着目した。すなわち、屈曲バルブの点灯装置側の端部
と点灯装置の回路基板との間には、バルブから突出した
細管が配置されているため、両者の間には少なくともこ
の細管の突出長さ分の隙間を設けることが必要であっ
た。したがって、バルブ端部から突出する細管の寸法を
抑えることで電球形蛍光ランプの高さ寸法を小さくする
ことが可能となる。しかし、細管は放電媒体の封入など
排気管として使用されるものであるため、単純に長さを
短くすることが容易ではない。
【0007】細管が排気管として使用される場合、細管
は排気工程を経てバルブ内に不活性ガスを封入した後、
ガスバーナーなどにより加熱溶融して封止されるが、そ
の際、バルブ内は減圧されているので封止時に加熱溶融
された部分は、細管内側に吸い込まれて封止される。そ
の後、バルブ直管部の長手方向に沿って封止予定部のバ
ルブ側および非バルブ側を引っ張ることで細管を切断し
ていた。その際、バルブ直管部の長手方向に略平行な方
向に延在する突出部が形成されるため、この突出部の先
端を焼き縮めるなどして細管長を短くすることも可能で
ある。しかし、内側に吸い込まれた封止部の肉薄近傍付
近まで焼き縮めると、吸い込まれ部分の肉薄部がその熱
影響を受けて、クラックを生じるおそれがある。したが
って、排気用の細管は高さ寸法を小さくすることが困難
であった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、特に排気管として使用する細管の突出長を抑える
ことで、より小形化が可能な蛍光ランプを提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蛍光ラン
プは、内面に蛍光体層が形成され、放電媒体が封入され
たバルブと;このバルブ内に放電を生起可能なように設
けられた電極手段と;上記バルブ内部に連通するように
上記バルブ端部に設けられ、バルブ端部から突出した封
止部先端形状が、バルブ長手方向と略直交する方向に延
在するように形成された排気管と;を具備していること
を特徴とする蛍光ランプ
【0010】排気管は、管状バルブの電極が封装される
端部または、電極が封装されない端部の少なくとも一方
に封着されているものである。
【0011】排気管の封止は、例えば、排気管を挟むよ
う対向するよう火力の違うバーナーの火炎配置し、封止
予定部の両側壁を、略同一高さに位置するよう当てる
と、排気管のガラスは溶融しはじめる。強い火炎を当て
た側壁のガラスは、バルブ内の負圧により、強く内方に
引き寄せられ、吸い込み部が形成されるとともに、封止
予定部の対向した側壁が火力の弱い側壁側が互いに溶着
し閉塞する。すなわち、細管の長手方向の中心軸から火
力の弱い側壁方向に偏芯して収縮するように側壁が溶着
する。そして、バルブ本体と、離脱する排気管の各々と
が細管長手方向の中心軸と略直交した細管の偏芯方向に
離間するように引っ張ることで細管封止部を切断する。
【0012】このように細管封止部を形成することによ
って、封止部の先端形状がバルブ長手方向と略直行する
方向に延在するように形成され、バルブ長手方向に先端
形状が延在する場合に比べて、細管の突出長を短くする
ことができる。
【0013】バルブ長手方向と略直交方向とは、細管封
止部先端が細管封着部方向に向かうように鋭角に屈曲し
ていても構わない。
【0014】バルブ端部と細管を封着する方法は、フレ
アステム等の封止用ガラス部材を使用していても、バル
ブの端部を加熱溶融して側方よりピンチャー等の治具で
挟み、変形させる方法を用いても構わない。
【0015】請求項1記載の蛍光ランプは、バルブ端部
から突出する排気管切断部はバルブの長手方向と略直交
するよう横方向へ延出するが、高さ寸法を小さくするこ
とができ、バルブ端部と近接している部品と干渉するこ
とが抑制され、蛍光ランプ全体の小形化が可能となる。
【0016】請求項2記載の蛍光ランプは、請求項1記
載の蛍光ランプのバルブ端部から突出した排気管の高さ
が7mm以下であることを特徴とする。
【0017】従来は、蛍光ランプの細管をバルブ長手方
向に沿って引っ張り切る方法で封止しており、その突出
高は8〜10mm程度に形成されていた。本発明では、
バルブ長手方向から略直交する方向に封止部を形成し、
閉塞しているので、細管の突出高を7mm以下にするこ
とが可能となり、蛍光ランプ長を短くすることが実現で
きる。なお、7mm以下とは、細管封止の際のバルブ端
部が封止時の熱影響を受けてもクラックなどが生じるこ
とがなければ、バルブ端部から細管突出長は短いものが
望ましい。
【0018】請求項2記載の蛍光ランプは、排気用細管
は、バルブ長手方向から略直交方向へ引っ張り封止する
ので、細管の突出長を7mm以下に短くすることがで
き、バルブ端部と近接している部品と干渉することが抑
制され、蛍光ランプ全体の小形化が可能となる。
【0019】請求項3記載の電球形蛍光ランプは、請求
項1または2記載の蛍光ランプと;一方側で前記屈曲バ
ルブを支持し、他方側に口金が装着され、内部に点灯装
置が収容されたカバー体と;を具備していることを特徴
とする電球形蛍光ランプ。
【0020】請求項3記載の電球形蛍光ランプは、請求
項1または2記載の作用を有する電球形蛍光ランプを提
供することができ、バルブ端部と点灯装置の距離を狭く
することが可能となる。
【0021】請求項4記載の蛍光ランプは、請求項1な
いし3いずれか一記載の蛍光ランプと;この蛍光ランプ
が装着された器具本体と;を具備していることを特徴と
するものである。
【0022】請求項4記載の照明器具によれば、請求項
1ないし3いずれか一記載の発明の作用を有する蛍光ラ
ンプを備えた照明器具を提供することができる。
【0023】請求項5記載の蛍光ランプ製造方法は、内
面に蛍光体層が形成されたバルブの端部に封着された細
管を介してバルブ内を排気する工程と;前記細管を介し
て放電媒体を封入する工程と;前記バルブの長手方向と
略直交方向に移動することで前記細管を閉塞し封止部を
形成する工程と;を具備していることを特徴とする蛍光
ランプの製造方法。
【0024】請求項5記載の蛍光ランプ製造方法によれ
ば、請求項1記載の蛍光ランプと同様の効果が得られ
る。
【0025】請求項6記載の蛍光ランプ製造方法は、バ
ルブ端部から突出した排気管の高さが7mm以下である
ことなるよう細管を閉塞封止する工程を備えていること
を特徴とするものである。
【0026】請求項6記載の蛍光ランプ製造方法によれ
ば、請求項2記載の蛍光ランプと同様の効果が得られ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
蛍光ランプを図面を参照して説明する。
【0028】図1は本実施の形態の電球形蛍光ランプを
示す一部切欠側面図、図2は、図1の蛍光ランプの展開
図、図3は、図1のバルブ端部および細管封止部を示す
拡大断面図である。
【0029】電球形蛍光ランプLは、口金1aを有する
カバー体1とこのカバー体1内に収容された点灯装置1
b、蛍光ランプ2、グローブ3およびホルダ4で構成さ
れている。
【0030】カバー体1は、例えばポリブチレンテレフ
タレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂などにて、蛍
光ランプ2方向へ向かって拡開する略円錐状に形成され
ている。
【0031】ホルダ4は、カバー体1の下端の開口部に
取付けられるもので、例えばポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)などの耐熱性合成樹脂材料にて円板状に形
成されている。このホルダ4には、蛍光ランプ2が挿通
される図示しない複数の取付孔が形成され、これら取付
孔に蛍光ランプ2の端部が挿通された状態で例えば図示
しないシリコーン樹脂などの接着剤で固定される。
【0032】これにより蛍光ランプ2がホルダ4に支持
される。ホルダ4の蛍光ランプ2非装着側には、点灯装
置1bが配置されている。
【0033】この点灯装置1bは、蛍光ランプ2の長手
方向と直行する平行な面に配置される略円板状の回路基
板1cを備え、この回路基板1cの口金1a側の一面と
蛍光ランプ2側の両面には、複数の電気部品が実装され
て、蛍光ランプ2を高周波点灯させるインバータ回路で
ある高周波点灯装置が構成されている。
【0034】グローブ3は、透明あるいは光拡散性を有
する乳白色などで、ガラスあるいは合成樹脂により、最
大径が約60mmで、白熱電球のガラス球の形状に近似
した略球形に形成されているとともに一方に開口部が形
成されている。
【0035】図3に示されるように、蛍光ランプ2は、
例えば3波長発光形の蛍光体層が形成され、U字状に屈
曲されて形成された3本のガラス製のバルブ2a、2
b、2cを有しており、異なる屈曲バルブの2a、2c
端部側にフィラメント電極5a、5bがそれぞれ封着さ
れている。一対のフィラメント電極5a、5bは、それ
ぞれウェルズ間に配設されており、このウェルズはバル
ブ端部に圧潰封止されている。なお、一対の電極5a、
5bのうち少なくとも一方の電極5aのウェルズおよび
電極5a、5bが封装されないバルブ端部には補助アマ
ルガム6が取付けられている。
【0036】そして、電極5a、5bが封装されない屈
曲バルブ2bの一端には、アマルガム封入用の細管7が
外方に延在するように封着されている。
【0037】なお、アマルガム封入用の細管7には、図
示しないアマルガム落下規制手段が形成されている。こ
のアマルガム規制手段は、アマルガム8がバルブ2b内
部に落下しないようアマルガム8の最大径よりも小さく
なるように、バルブ端部に圧潰封着する際、細管7封着
部に形成されたものである。
【0038】細管7内に封入されたアマルガムは、直径
2mm程度のビスマス(Bi)−インジウム(In)−
水銀(Hg)系アマルガムにより構成されており、細管
封し端部に固着されている。
【0039】蛍光ランプ2内は、排気用の細管9を介し
て排気されるとともに、アルゴンなどの希ガスが封入さ
れており、この排気用の細管9は、バルブ端部の内部空
間と連通する連通孔9aを有している。希ガス封入後の
バルブ内は減圧されているので封止の際、加熱溶融され
た側壁部分が吸い込まれにより形成された吸い込み部9
bが形成されている。
【0040】また、この細管9の中心軸から偏芯した位
置に収縮して突出形成された細管封止部先端9cが屈曲
バルブ2cの直線部長手方向に略直交する方向に延在す
るように形成されている。
【0041】ホルダ4に取付けられた点灯装置1bは、
カバー体1の開口から挿入、被覆し、それぞれの係合手
段により係合する。最後に口金1aおよびグローブ3を
取付ける。
【0042】このように構成された電球形蛍光ランプL
は、入力電力定格12Wで、3波長発光形蛍光体の使用
により、810lmの全光束が得られる。
【0043】この電球形蛍光ランプLは、白熱電球の規
格寸法に類似する外形で、本実施の形態において、口金
1aからグローブ3までの高さ方向の寸法が約123m
m、グローブ3の最大直径部分に対応した幅方向の寸法
は約60mmに形成された電球形蛍光ランプLに組み込
まれている。
【0044】従来のこの種のバルブは、端部から8〜1
0mm程度排気用細管が突出しており、回路基板1cと
バルブ端部間は、10mm以上隙間をあける必要があっ
た。しかし、本実施形態の電球形蛍光ランプLは、排気
用の細管9を蛍光ランプ2の長手方向と直行する方向へ
引っ張り切断することで、バルブ端部外方への突出長a
が、約6mmとなり、高さ寸法を小さくすることが可能
となり、電球形蛍光ランプLを一層小形化することがで
きる。
【0045】次に、蛍光ランプ2の製造方法について説
明する。図4は、図1の蛍光ランプ2を展開した状態で
示す製造工程図である。
【0046】図4(a)のように屈曲バルブ2a、2
b、2cがそれぞれ連結管を介して接続された後、排気
用の細管9を介してバルブ2a、2b、2c内を排気
し、アルゴンなどの希ガスを封入する。次に、図4
(b)に示すように排気管9の封止予定部に向けて、排
気管9の両側壁から火力の違う一対のガスバーナー10
a、10bの火炎を排気管9封止予定部に当てる。これ
により、火力の強いガスバーナー10a側の排気管9の
ガラスから溶融しはじめ、ガラスは、バルブ内の負圧に
より、強く内方に引き寄せられ、火力の弱いガスバーナ
ー10b側壁側に偏芯して収縮するように、対向した側
壁が互いに溶着することで細管9は閉塞される。
【0047】次に、蛍光ランプ2の本体側を火力の強い
ガスバーナー10a側に移動することで、加熱溶融によ
り偏芯して収縮した溶着部が細管の長手方向に直交する
方向に糸を引きながらガラスが断ち切られる。この断ち
切り部の先端を加熱し、バルブ直管部の側壁から突出し
ない程度先端を焼き縮める。
【0048】加熱方法は、例えば細管9両側より火力の
異なる一対のガスバーナー10a、10bを使用してガ
ラスを溶融させたが、ガスバーナーの火力を同一とし、
一方側の加熱時間を長くすることで、吸い込み部9bを
形成するとともに、対向した側壁に溶着することで、閉
塞させても良い。要すれば、細管9のガラスの一部をよ
り軟化、溶融させることで、減圧されたバルブ内に吸い
込まれる吸い込み部分9bにクラックなどの不具合を抑
制することができるよう充分ガラスを加熱させることが
可能であればその方法は限定しない。吸い込み部9b方
向に細管先端9cを形成してしまうと、細管9内に吸い
込まれた非常に薄い薄肉の吸い込み部9bに圧力がかか
り、クラックなどを生じるおそれがあるためである。
【0049】以上のように組み立てられた電球形蛍光ラ
ンプLは点灯装置1bによって給電されると、一対のフ
ィラメント電極5a、5b間の放電路内に放電が生起さ
れて点灯する。すなわち、フィラメント電極5a、5b
間の放電路内に印加した高周波電力により蛍光ランプ2
は放電し発光する。また、細管7内に収容されたアマル
ガム8が水銀蒸気圧を制御して蛍光ランプ2内は所定の
水銀蒸気圧となる。
【0050】排気用の細管先端9cを、蛍光ランプ2長
手方向に沿って直交する方向へ引っ張り切断すること
で、従来回路基板1cとバルブ端部間は、 10mm程
度の空間が必要であったが、バルブ端部と回路基板1c
とが接触しない程度に近接可能であり、細管9の外方突
出長を6mmまで短くすることで、バルブ封止部から突
出する細管8、9と回路基板1cとの距離を一層短縮化
することが可能となり、電球形蛍光ランプLを一層小形
化することができる。
【0051】本実施の形態ではグローブ3を備えている
が、グローブ3を省略しても、同様の効果が得られる。
【0052】また、蛍光ランプ2の屈曲バルブ2a、2
b、2cは、3本に限らず、3本以下または4本以上で
も同様の作用効果が得られる。また、電球形蛍光ランプ
Lに限らず、直管の蛍光ランプやであっても構わない。
【0053】次に本発明の一実施形態である照明器具を
図5を用いて説明する。図5は本発明の照明器具の一実
施形態を示す断面概略図である。図において51は電球
形蛍光ランプ、50は埋め込み形照明器具本体である。
器具本体50は、基体52と反射板53などより構成さ
れている。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、バルブ端
部から突出する排気管切断部はバルブの長手方向と略直
交するよう横方向へ延出するが、高さ寸法を小さくする
ことができ、バルブ端部と近接している部品と干渉する
ことが抑制され、蛍光ランプ全体の小形化が可能とな
る。
【0055】請求項2記載の発明によれば、排気用細管
は、バルブ長手方向から略直交方向へ引っ張り封止する
ので、細管の突出長を7mm以下に短くすることがで
き、バルブ端部と近接している部品と干渉することが抑
制され、蛍光ランプ全体の小形化が可能となる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の作用を有する電球形蛍光ランプを提供する
ことができる。
【0057】請求項4記載の照明器具によれば、請求項
1ないし3いずれか一記載の発明の作用を有する蛍光ラ
ンプを備えた照明器具を提供することができる。
【0058】請求項5記載の蛍光ランプ製造方法によれ
ば、請求項2記載の蛍光ランプと同様の効果が得られ
る。
【0059】請求項6記載の蛍光ランプ製造方法によれ
ば、請求項1記載の蛍光ランプと同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の電球形蛍光ランプの一部切欠側
面図、
【図2】図1の蛍光ランプの展開図。
【図3】図1のバルブ端部および細管封止部を示す拡大
断面図。
【図4】図1の細管封止工程図。
【図5】本実施の形態照明器具の一実施形態を示す側面
一部断面図。
【符号の説明】1…カバー体、2…蛍光ランプ、3…グ
ローブ、4…ホルダ、5…電極、6…補助アマルガム、
7…アマルガム封入用細管、8…アマルガム、9…排気
用細管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面に蛍光体層が形成され、放電媒体が封
    入されたバルブと;このバルブ内に放電を生起可能なよ
    うに設けられた電極手段と;上記バルブ内部に連通する
    ように上記バルブ端部に設けられ、バルブ端部から突出
    した封止部先端形状が、バルブ長手方向と略直交する方
    向に延在するように形成された排気管と;を具備してい
    ることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】排気管のバルブ端部からの突出長が7mm
    以下であることを特徴とする請求項1記載の蛍光ラン
    プ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の蛍光ランプと;一
    方側で前記屈曲バルブを支持し、他方側に口金が装着さ
    れ、内部に点灯装置が収容されたカバー体と;を具備し
    ていることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の蛍光ランプと;こ
    の蛍光ランプが装着された器具本体と;を具備している
    ことを特徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】内面に蛍光体層が形成されたバルブの端部
    に封着された細管を介してバルブ内を排気する工程と;
    前記細管を介して放電媒体をバルブ内に封入する工程
    と;細管の封止予定部を加熱溶融によって封止した後、
    細管の封止予定部のバルブ側および非バルブ側が互いに
    離間するようにそれぞれを前記バルブの長手方向と略直
    交する方向に相対的に移動させることで前記細管の封止
    部を形成する工程と;を具備していることを特徴とする
    蛍光ランプの製造方法。
  6. 【請求項6】排気管のバルブ端部から突出長7mm以下
    となるように細管の封止部を形成することを特徴とする
    請求項5記載の蛍光ランプの製造方法。
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