JP2003317502A - 投光器及びこれを用いた投光装置 - Google Patents

投光器及びこれを用いた投光装置

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JP2003317502A JP2002124714A JP2002124714A JP2003317502A JP 2003317502 A JP2003317502 A JP 2003317502A JP 2002124714 A JP2002124714 A JP 2002124714A JP 2002124714 A JP2002124714 A JP 2002124714A JP 2003317502 A JP2003317502 A JP 2003317502A
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Toru Manai
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Tsutomu Manai
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AKASHI DENKI KK
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投光器に設ける発光ダイオードの設置スペー
スを広げることなく、従来の投光器と同程度又はそれ以
上の明るさを得ることができ、しかも従来の投光器より
も消費電力を節約できる投光器及びこれを用いた投光装
置を提供する。 【解決手段】 投光器10は、凹面鏡11と、凹面鏡1
1内の中央位置に配置された支持体13と、支持体13
の周囲14及び先部15に並べて配置された多数の超高
輝度発光ダイオード16とを有し、支持体13の先部1
5に配置された超高輝度発光ダイオード16からの光は
直接投光され、支持体13の周囲に配置された超高輝度
発光ダイオード16からの光は凹面鏡11を介して投光
されるものであり、この投光器10を用いた投光装置3
3は、太陽電池34と、太陽電池34によって発生する
電力を充電する蓄電池35と、蓄電池35に溜った電力
によって点灯する投光器10と、これらを制御する制御
部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、建築物、
看板等の対象物を照らすために使用する投光器及びこれ
を用いた投光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、投光器に使用する電球には、加熱
したタングステンフィラメントの発光を利用したラン
プ、水銀からの紫外放射を蛍光体で可視光に変換する蛍
光ランプ、封入した金属蒸気の発光を利用したHIDラ
ンプ等が使用されている。この投光器の使用に際して
は、100W程度の電力が消費されている。このため、
消費電力を節約するため、状況に応じて点灯させたり消
灯させたりしている。しかし、電球の種類によっては、
点灯及び消灯を繰返し行うことで、寿命が短くなるとい
う問題があった。そこで、寿命が長く、しかも消費電力
を低減できる発光ダイオードを利用した投光器が考えら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た投光器には以下の問題がある。1個当りの発光ダイオ
ードが発する光の明るさは、投光器として使用するため
に十分でないため、この発光ダイオードを用いて従来の
投光器と同程度の明るさを得るには、多数の発光ダイオ
ードを配置した投光器を製造しなければならない。しか
し、発光ダイオードの光軸を対象物に対して向けること
が可能な設置スペースは限られているので、従来と同等
の大きさを有する投光器を製造した場合、従来の投光器
の明るさよりも暗くなる。また、従来の投光器と同程度
の明るさを得るため、多数の発光ダイオードを配置した
投光器を製造する場合、投光器の大きさを従来より大き
くする必要があり、投光器の移動や持ち運びが不便にな
る。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、投光
器に設ける発光ダイオードの設置スペースを広げること
なく、従来の投光器と同程度又はそれ以上の明るさを得
ることができ、しかも従来の投光器よりも消費電力を節
約できる投光器及びこれを用いた投光装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る投光器は、凹面鏡と、凹面鏡内の中央位置に配
置された支持体と、支持体の周囲及び先部に並べて配置
された多数の超高輝度発光ダイオードとを有し、支持体
の先部に配置された超高輝度発光ダイオードからの光は
直接投光され、支持体の周囲に配置された超高輝度発光
ダイオードからの光は凹面鏡を介して投光される。ここ
で、超高輝度発光ダイオードとしては、例えば5.60
cd(カンデラ)の白色光を発する発光ダイオードを使
用し、400個のこのような超高輝度発光ダイオードを
使用することで、消費電力が32W程度で30cd以上
の明るさを得ることができる。このように、凹面鏡内の
中央位置に配置された支持体の周囲及び先部に超高輝度
発光ダイオードを配置することで、支持体の先部に配置
された超高輝度発光ダイオードからの光は対象物に直接
投光され、支持体の周囲に配置された超高輝度発光ダイ
オードからの光は凹面鏡を介して対象物に投光されるの
で、超高輝度発光ダイオードの設置スペースを新たに確
保することなく、従来と同程度又はそれ以上の明るさを
発生可能な投光器を製造できる。
【0005】前記目的に沿う第2の発明に係る投光器
は、第1の発明に係る投光器において、支持体が円筒状
及び角筒状のいずれか一方になっている。このように、
支持体が円筒状となっている場合は、支持体の周囲に配
置された超高輝度発光ダイオードの光を、周囲に満遍な
く投光できる。また、支持体が角筒状となっている場合
は、例えば、予め超高輝度発光ダイオードを板状の固定
板に取付け、これを支持体に取付けることができる。前
記目的に沿う第3の発明に係る投光器は、第1、第2の
発明に係る投光器において、多数の超高輝度発光ダイオ
ードが、複数の発光ダイオード群に分けられて、それぞ
れの発光ダイオード群を構成する超高輝度発光ダイオー
ドが直列接続されている。このように、多数の超高輝度
発光ダイオードを複数の発光ダイオード群に分けて使用
しているので、低消費電力で高輝度の照明を得ることが
できる。
【0006】前記目的に沿う第4の発明に係る投光器
は、第3の発明に係る投光器において、それぞれの発光
ダイオード群に更に、断芯検出回路を構成する小抵抗、
及び定電流制御回路が直列に配置されている。これによ
り、断線が発生した場合には、断芯検出回路によって極
めて簡単に警報を発することができる。また、定電流制
御回路によって各超高輝度発光ダイオードの輝度を安定
させることができる。前記目的に沿う第5の発明に係る
投光器は、第1〜第4の発明に係る投光器において、凹
面鏡が強化ガラスで覆われ、しかも内部に配置されてい
る多数の超高輝度発光ダイオードが強化ガラスによって
保護され、かつ強化ガラスの周囲にシール部材が設けら
れて防水構造となっている。これにより、超高輝度発光
ダイオードに対して外部から力が加わることを防止でき
ると共に、凹面鏡内への例えば雨水の侵入を防止でき
る。前記目的に沿う本発明に係る投光器を用いた投光装
置は、太陽電池と、太陽電池によって発生する電力を充
電する蓄電池と、蓄電池に溜った電力によって点灯する
第1〜第5のいずれか1つの発明に係る投光器と、これ
らを制御する制御部とを有する。これにより、特別に電
源を必要とすることなく、太陽光を利用して投光装置の
作動を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る投光器の部分断面図、図2は同投光器の正面
図、図3は本発明の一実施の形態に係る投光器を用いた
投光装置の電気回路のブロック図、図4は同投光装置の
使用状態を示す説明図である。
【0008】図1、図2に示すように、本発明の一実施
の形態に係る投光器10は、内側に凹面鏡11が設けら
れたケーシング12と、凹面鏡11内の中央位置に配置
された支持体13と、支持体13の周囲14及び先部1
5に並べて配置され、しかも1個当り例えば5.60c
dの白色光を発する多数の超高輝度発光ダイオード16
とを有するものである。
【0009】ケーシング12の外観形状は、ケーシング
12の後側から前側へかけて高さ方向に拡幅した形状と
なっており、前側は正面視して略正方形(一辺が例えば
200〜500mm)となっている。また、ケーシング
12は台座17に回動可能に設けられ、台座17に対し
てケーシング12の角度を調節することで、投光器10
から発する光の投光角度を任意に変えることが可能な構
成になっている。そして、ケーシング12は、内側が半
球状となった凹部18を有しており、この凹部18の表
面に光の反射を行う(光沢を発する)ことが可能な材
料、例えば、クロム、アルミニウム、銀等の金属をめっ
き又は被覆することで、ケーシング12の内側に凹面鏡
11を形成している。なお、凹部は、半球状ではなく、
放物面状(軸のまわりに回転して得られる回転放物面の
一部)、部分楕円面状(部分楕球面、即ち回転楕円面の
一部)、部分卵形状(鶏卵に似た楕円面の一部)、円錐
状、円錐台状としてもよい。
【0010】この凹部18の底部中央位置には、光の投
光方向、即ちケーシング12の後側から前側にかけて穴
19が設けられ、この穴19に多数の超高輝度発光ダイ
オード16が取付けられた支持体13の基側が挿入され
固定されている。なお、支持体13は、穴19から突出
する部分が正面視して8角形の角筒状となっており、他
の部分が円筒状となっている。なお、多数の超高輝度発
光ダイオード16は、予め取付け板20、21に密に並
べて配置されており、この取付け板20、21を角筒状
となった支持体13の周囲14及び先部15にそれぞれ
取付けることで、支持体13への超高輝度発光ダイオー
ド16の取付けを行っている。
【0011】この各超高輝度発光ダイオード16は、取
付け板20、21の各面に対し、光軸を垂直にして取付
けられているので、支持体13の周囲14及び先部15
に取付けられた超高輝度発光ダイオード16は、支持体
13の面に対して光軸が垂直に配置され、また支持体1
3の周囲14に取付けられた超高輝度発光ダイオード1
6は、正面視して放射状に配置されている。この支持体
13の先部15に取付けられた超高輝度発光ダイオード
16は、ケーシング12の凹面鏡11内に配置されてお
り、凹面鏡11の底から開口側端部までの距離をDとし
た場合、凹面鏡11の底から0.05D〜0.9Dの範
囲、より好ましくは、0.1D〜0.7Dの範囲の位置
に配置されることが好ましい。
【0012】また、多数の超高輝度発光ダイオード16
は、図3に示すように、複数の発光ダイオード群22
(この実施の形態では18群)に分けられ、それぞれの
発光ダイオード群22を構成する24個の超高輝度発光
ダイオード16を直列接続している。なお、直列接続す
る超高輝度発光ダイオード16の個数は、24個より多
くしても、また少なくしてもよい。なお、この配線は、
支持体13の内部を通って、ケーシング12の下部に搭
載されたプリント基板(図示しない)に接続されてい
る。
【0013】ここで、各発光ダイオード群22には、そ
れぞれ回路の断線状態を検知可能な断芯検出回路23を
構成する小抵抗と、定電流制御回路24とが直列に接続
されている。この断芯検出回路23及び定電流制御回路
24は、プリント基板(図示しない)に構成され、この
プリント基板がケーシング12の下部に搭載されてい
る。なお、断芯検出回路23は小抵抗のもので構成さ
れ、回路に直列に設けられた抵抗の両端の電圧を測定す
るものであり、電圧がゼロの場合には断線と判断し、所
定の電圧が発生する場合には、非断線と判断している。
また、定電流制御回路24には、定電流ダイオードを使
用してもよいし、チョッパー制御を使用してもよく、ま
たトランジスタ等の半導体装置を使用してもよい。
【0014】なお、投光器10に電力を供給するため、
そして、断芯検出回路23の出力のために使用する配線
コード25は、ケーシング12の下部に設けられてい
る。また、このケーシング12内に配線コード25を挿
入させる部分には、ゴム製の閉塞部材26が配置されて
いるので、例えばケーシング12内への雨水の浸入を防
止できる。また、ケーシング12の前側の先端部周囲に
設けられた縁部には、ゴム製のパッキン27(シール部
材の一例)が配置され、このパッキン27を介して従来
公知の強化ガラス28を配置し、この強化ガラス28の
外側に更に押え部29を配置する。この押え部29に
は、強化ガラス28の外径よりも小さく、しかもケーシ
ング12の先端部周囲と略同等、又はそれより大きい内
径を有する開口部30が設けられており、この押え部2
9の各角部にねじ31を取付けケーシング12へ固定す
ることで、ケーシング12へ強化ガラス28を固定して
いる。この強化ガラス28は、投光器10の使用用途に
応じて、凸レンズや凹レンズとすることができる。これ
により、凹面鏡11を強化ガラス28で覆って、凹面鏡
11内を防水構造にできると共に、支持体13の先部1
5に取付けられた超高輝度発光ダイオード16の前方に
強化ガラス28が配置できるので、ケーシング12内部
に配置されている多数の超高輝度発光ダイオード16を
強化ガラス28によって保護できる。
【0015】このように構成することで、図4に示すよ
うに、支持体13の先部15に配置された超高輝度発光
ダイオード16からの光を対象物32に直接投光し、支
持体13の周囲14に配置された超高輝度発光ダイオー
ド16からの光を凹面鏡11を介して対象物32に投光
できる。なお、このとき、消費電力が約32Wで、支持
体13の先部15に設けられた超高輝度発光ダイオード
16の投光方向に向かって、30cd以上の明るさを発
生させることができる。また、超高輝度発光ダイオード
として、白色光を発する超高輝度発光ダイオードに、他
の色、例えば赤色光を発する発光ダイオードを組合せた
ものを使用したり、また白色光を造り出して発する超高
輝度発光ダイオードを使用し、白色を造り出す各色、例
えば赤色や緑色の光度を強くしたり、また弱めたりする
ことも可能である。これにより、超高輝度発光ダイオー
ドからの光を、より太陽光に近づけたり、また電球色や
蛍光色に近づけることが可能になる。
【0016】続いて、本発明の一実施の形態に係る投光
器10を用いた投光装置33について説明する。図3、
図4に示すように、投光装置33は、太陽電池34と、
太陽電池34によって発生する電力を充電する鉛蓄電池
(蓄電池の一例)35と、鉛蓄電池35に溜った電力に
よって点灯する2台の投光器10と、これらを制御する
制御部とを有するものである。
【0017】太陽電池34は4枚のソーラーパネル36
からなっており、最大出力が136W、最大電圧が2
6.9V、最大電流が約5Aのものが使用され、この実
施の形態では、架台37に取付けられ、この架台37が
地上38に設置されている。この太陽電池34には接続
箱39が接続され、太陽電池34で発生した電力を接続
箱39を介して地上38に設置された蓄電池箱40に送
電している。また、蓄電池箱40には2つの鉛蓄電池
(シール型鉛蓄電池)35が配置され、サーキットブレ
ーカ(過電流遮断機)41及び充放電制御器42を介し
て、太陽電池34で発生した電力を受けている。なお、
43は電圧計でスイッチ44をオンにすることによっ
て、太陽電池34の起電力を示すようになっている。ま
た、45は電圧計でスイッチ46、47のいずれか1つ
をオンにすることによって、各鉛蓄電池35の充電電圧
を、それぞれ確認できる構造となっている。なお、太陽
電池34が取付けられた架台37と、鉛蓄電池35が設
置された蓄電池箱40は、それぞれ地上38近傍に設置
することも可能である。これにより、メンテナンス時に
おける作業性が良好になる。
【0018】鉛蓄電池35は、それぞれサーキットブレ
ーカ48、49及び充放電制御器42を介して、2台の
投光器10にそれぞれ電力を供給(給電)している。充
放電制御器42は、太陽電池34の起電力を検知して昼
夜の検出を行うことが可能なものであり、太陽電池34
の起電力が一定電圧(例えば、最大起電力の1/10〜
1/30の範囲の数値)以下になった場合、夜とみなし
て、鉛蓄電池35から投光器10に電力を送るようにな
っている。また、太陽電池34の起電力が、例えば1/
10〜1/30の範囲の数値を超える場合には、昼とみ
なして太陽電池34から投光器10への給電の停止は当
然として、鉛蓄電池35から投光器10への給電も停止
している。なお、鉛蓄電池35から投光器10への電力
の供給は、スイッチを用いて手動で行うことも勿論可能
である。
【0019】次に、電力は、充放電制御器42から別の
サーキットブレーカ50、51を介して、2台の投光器
10にそれぞれ供給される。ここで、断芯検出回路23
が断線と判断すると、蓄電池箱40に設けられている断
芯警報器52が作動するようになっている。この断芯警
報器52は、特定の信号を高周波変調して送電線に流
し、監視局にその場所を知らせるようになっている。以
上のことから、投光器10に設けられた各部、即ち断芯
検出回路23、定電流制御回路24、及び、蓄電池箱4
0に設けられた各部、即ちサーキットブレーカ41、4
8〜51、充放電制御器42、断芯警報器52が、制御
部を構成している。このように構成することで、投光装
置33の使用に際しては、例えば2台の投光器10の台
座17を所定位置にそれぞれ固定した後、台座17に対
してケーシング12の角度を調節することで、対象物3
2(例えば、建築物、看板等)に光を投光できる。これ
により、対象物32を明るく照らすことが可能になる。
【0020】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそ
れぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて
本発明の投光器及びこれを用いた投光装置を構成する場
合にも本発明は適用される。前記実施の形態において
は、4枚のソーラーパネルによって太陽電池を構成した
が、その他の枚数であってもよい。また、投光装置に使
用した投光器は2台であったが、必要に応じて1台にし
たり、3台以上にしたりすることができる。なお、投光
器の台数を増加させた場合は、太陽電池の容量も増加す
ることになる。そして、投光器の輝度は、必要に応じて
更に明るくすることも、また暗くすることも可能であ
る。
【0021】また、前記実施の形態においては、投光器
を用いた投光装置の電源として、太陽電池を用いたもの
について説明したが、電源として他の電力供給源(例え
ば、発電機)を使用することも勿論可能である。前記実
施の形態においては、支持体として、8角形の角筒状と
なったものを使用した場合について説明した。しかし、
他の形状の支持体、例えば、円筒状の支持体や、4角
形、6角形、10角形等の角筒状となった支持体を利用
することも勿論可能である。なお、角筒状の支持体を利
用する場合は、角数が多くなるに従って、支持体の形状
が円筒状に近づくので、対象物に対してより満遍なく光
を放つことができる。そして、前記実施の形態において
は、ケーシングを備えた投光器について説明した。しか
し、凹面鏡を有していれば、他の形状、例えば多数の超
高輝度発光ダイオードが設けられた支持体を覆う略球状
のガラス容器の基側を凹面鏡とした投光器を製造するこ
とも可能である。更に、前記実施の形態においては、1
台の投光器に1つの凹面鏡と支持体を設けた場合につい
て説明した。しかし、1台の投光器に複数の凹面鏡とそ
の凹面鏡の数に対応する支持体を設けた投光器を製造す
ることも勿論可能である。これにより、1台の投光器か
ら発せられる光の明るさを、更に高めることができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1〜5記載の投光器においては、
凹面鏡内の中央位置に配置された支持体の周囲及び先部
に超高輝度発光ダイオードを配置することで、支持体の
先部に配置された超高輝度発光ダイオードからの光は対
象物に直接投光され、支持体の周囲に配置された超高輝
度発光ダイオードからの光は凹面鏡を介して対象物に投
光されるので、超高輝度発光ダイオードの設置スペース
を新たに確保することなく、従来と同程度又はそれ以上
の光度を発生可能な投光器を製造できる。これにより、
投光器に設ける発光ダイオードの設置スペースを広げる
ことなく、従来の投光器と同程度又はそれ以上の明るさ
を発することができ、しかも従来の投光器よりも消費電
力を節約できるので経済的である。特に、請求項2記載
の投光器においては、支持体が円筒状となっている場
合、支持体の周囲に配置された超高輝度発光ダイオード
の光を、周囲に満遍なく投光できるので、使用状態が良
好な投光器を提供できる。また、支持体が角筒状となっ
ている場合は、例えば、予め超高輝度発光ダイオードを
板状の固定板に取付け、これを支持体に取付けることが
できるので、投光器の製造時における作業性が良好とな
る。
【0023】請求項3記載の投光器においては、多数の
超高輝度発光ダイオードを複数の発光ダイオード群に分
けて使用しているので、低消費電力で高輝度の照明を得
ることができる。これにより、外部配線が簡略化でき、
しかも信頼性の高い投光器を提供できる。請求項4記載
の投光器においては、断線が発生した場合には、断芯検
出回路によって極めて簡単に警報を発することができる
ので、回路の故障を容易に発見でき、修理時の作業性が
良好となる。また、定電流制御回路によって各超高輝度
発光ダイオードの輝度を安定させることができるので、
信頼性の高い投光器を提供できる。請求項5記載の投光
器においては、超高輝度発光ダイオードに対して外部か
ら力が加わることを防止できると共に、凹面鏡内への例
えば雨水の侵入を防止できる。これにより、破損や故障
の原因を低減した投光器を製造できるので、メンテナン
スの頻度を低減できると共に、より信頼性の高い投光器
を提供できる。請求項6記載の投光器を用いた投光装置
においては、特別に電源を必要とすることなく、太陽光
を利用して投光装置の作動を行うことができるので、投
光装置のランニングコストを低減でき経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る投光器の部分断面
図である。
【図2】同投光器の正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る投光器を用いた投
光装置の電気回路のブロック図である。
【図4】同投光装置の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10:投光器、11:凹面鏡、12:ケーシング、1
3:支持体、14:周囲、15:先部、16:超高輝度
発光ダイオード、17:台座、18:凹部、19:穴、
20、21:取付け板、22:発光ダイオード群、2
3:断芯検出回路、24:定電流制御回路、25:配線
コード、26:閉塞部材、27:パッキン(シール部
材)、28:強化ガラス、29:押え部、30:開口
部、31:ねじ、32:対象物、33:投光装置、3
4:太陽電池、35:鉛蓄電池(蓄電池)、36:ソー
ラーパネル、37:架台、38:地面、39:接続箱、
40:蓄電池箱、41:サーキットブレーカ、42:充
放電制御器、43:電圧計、44:スイッチ、45:電
圧計、46、47:スイッチ、48〜51:サーキット
ブレーカ、52:断芯警報器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 101:02 F21M 7/00 M Fターム(参考) 3K042 AA01 AB03 AC02 AC04 AC06 BA09 BB01 BC01 CA00 CC07 3K073 AA93 CJ17 CL07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹面鏡と、該凹面鏡内の中央位置に配置
    された支持体と、該支持体の周囲及び先部に並べて配置
    された多数の超高輝度発光ダイオードとを有し、前記支
    持体の先部に配置された前記超高輝度発光ダイオードか
    らの光は直接投光され、前記支持体の周囲に配置された
    前記超高輝度発光ダイオードからの光は前記凹面鏡を介
    して投光されることを特徴とする投光器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の投光器において、前記支
    持体は円筒状及び角筒状のいずれか一方になっているこ
    とを特徴とする投光器。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2のいずれか1項に記載の
    投光器において、前記多数の超高輝度発光ダイオード
    は、複数の発光ダイオード群に分けられて、それぞれの
    前記発光ダイオード群を構成する前記超高輝度発光ダイ
    オードは直列接続されていることを特徴とする投光器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の投光器において、それぞ
    れの前記発光ダイオード群には更に、断芯検出回路を構
    成する小抵抗、及び定電流制御回路が直列に配置されて
    いることを特徴とする投光器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の投
    光器において、前記凹面鏡は強化ガラスで覆われ、しか
    も内部に配置されている前記多数の超高輝度発光ダイオ
    ードが前記強化ガラスによって保護され、かつ前記強化
    ガラスの周囲にはシール部材が設けられて防水構造とな
    っていることを特徴とする投光器。
  6. 【請求項6】 太陽電池と、該太陽電池によって発生す
    る電力を充電する蓄電池と、該蓄電池に溜った電力によ
    って点灯する請求項1〜5のいずれか1項に記載の投光
    器と、これらを制御する制御部とを有することを特徴と
    する投光装置。
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