JP2003317386A - デジタル放送受信蓄積再生装置 - Google Patents

デジタル放送受信蓄積再生装置

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JP2003317386A JP2002112812A JP2002112812A JP2003317386A JP 2003317386 A JP2003317386 A JP 2003317386A JP 2002112812 A JP2002112812 A JP 2002112812A JP 2002112812 A JP2002112812 A JP 2002112812A JP 2003317386 A JP2003317386 A JP 2003317386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】HDDなどのデータ蓄積手段およびネットワー
ク接続手段を備えたデジタル放送受信蓄積装置におい
て、より効率的にHDDを利用することができるデジタ
ル放送受信蓄積装置を提供する。 【解決手段】デジタル放送受信蓄積再生装置をネットワ
ークに接続し、ネットワークに接続された外部機器搭載
の蓄積手段にデジタル放送受信蓄積装置からデータを転
送して格納することでデジタル放送受信蓄積装置が備え
る蓄積手段の容量以上のデータを保存することができ
る。更に、蓄積するデータを圧縮あるいは形式変換する
ことで更に効率的に蓄積手段を利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル放送受信蓄
積再生装置に関するものであり、特にデジタル放送で受
信した番組データを蓄積手段に蓄積する際の、蓄積デー
タ管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル放送の普及が急速に進
み、通信衛星によるCSデジタル放送に続いて放送衛星
を利用したBSデジタル放送のサービスも行われるよう
になった。また、今後地上波を使ったデジタル放送サー
ビスも予定されており、デジタル放送を通じて多種多様
なコンテンツを視聴することができるようになりつつあ
る。デジタル放送では番組データを圧縮しデジタル化す
ることから、従来はPC(Personal Computer)で用いら
れていたデジタルデータ蓄積媒体であるハードディスク
装置(以下HDDと略記する)などに番組を蓄積するこ
とが可能になっている。
【0003】上記HDDは、従来からの録画装置である
ビデオテープレコーダ等と比べて蓄積媒体の交換が価格
および構造上気軽には出来ないため、蓄積や管理を効率
よく行うことが重要である。このような従来例として、
特開2001−169235号公報のような方法が知ら
れている。これは新たなコンテンツを蓄積する際にすで
に蓄積されているデータを廃棄することで空き容量を確
保する方法である。
【0004】図17に上記従来例の構成例を示し、動作
を説明する。図17において、901はコンテンツを受
信するためのチューナなどの受信手段、902はコンテ
ンツの蓄積を管理する蓄積管理手段、903はコンテン
ツを蓄積する蓄積手段、904はコンテンツを表示する
ための提示手段、907はコンテンツの評価値を算出す
るコンテンツ価値評価手段、906はコンテンツの評価
値に基づいてコンテンツの廃棄候補リストを更新する廃
棄候補選択手段、905は新たなコンテンツを受信した
ときこのコンテンツの蓄積に必要な蓄積手段の蓄積容量
を確保するためリストから求めた必要最小限のコンテン
ツを削除するコンテンツ廃棄手段である。
【0005】図17の構成においては、蓄積手段903
に蓄積されたコンテンツの評価値をコンテンツ価値評価
手段907で算出し、廃棄候補選択手段906によって
少なくとも評価値とコンテンツのデータサイズとを記述
したリストを作成し、コンテンツの受信とは非同期で評
価値を再評価してリストを更新し、新たなコンテンツを
受信したとき、このコンテンツの蓄積に必要な蓄積容量
を確保するため、リストから求めた必要最小限のコンテ
ンツをコンテンツ廃棄手段905によって蓄積手段90
3から削除するようにしている。
【0006】そのため、蓄積手段903の空き容量が必
要になったときに、リストに基づいて、コンテンツの廃
棄処理を行い、必要容量を短時間で確保することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、データ放送における比較的容量の小さなコンテンツ
を多数受信して蓄積する場合については言及している。
しかしながら、ドラマ、スポーツ番組、ドキュメンタリ
ー番組など容量の大きな映像主体のテレビ番組を録画し
管理する場合は一つ一つのコンテンツの容量が大きく、
従って蓄積手段の空き容量が記録したい番組の容量に比
べてわずかに足りないといった場合であっても容量が不
足することに変わりないため、必要以上に蓄積済みのコ
ンテンツを消去しないと新たなコンテンツを記録するた
めの容量を確保することができないといった問題がある
点については言及されていなかった。
【0008】本発明は、上記問題に鑑み、デジタル放送
受信蓄積再生装置に内蔵された蓄積手段に加えて、ネッ
トワークによって接続された他の機器に内蔵された蓄積
手段にもコンテンツを記録することによってトータルで
利用できる空き容量を拡大しかつ効率よく蓄積手段を利
用することができる、使い勝手の良いデジタル放送受信
蓄積再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のデジタル放送受信蓄積再生装置において入
力データを蓄積・再生し、再生データを出力するデータ
蓄積手段と、前記データ蓄積手段へのデータ入出力を制
御する蓄積手段コントローラと、前記データ蓄積手段の
出力データを復号する復号手段と、前記データ蓄積手段
と、前記蓄積手段コントローラと、前記復号手段とを制
御する制御手段と、前記制御手段の制御プログラム格納
手段と、前記制御手段に制御コマンドを入力する入力手
段と、データ蓄積手段を備えた外部機器とのデータ交換
を制御するネットワーク制御手段と、を備えてなり、前
記制御手段は、前記データ蓄積手段のデータ蓄積状況を
管理するとともに前記ネットワーク制御手段に接続され
た前記外部機器搭載データ蓄積手段のデータ蓄積状態を
認識し、入力データを前記蓄積手段または外部機器搭載
データ蓄積手段のいずれかに記録するようにした。
【0010】これにより、複数の蓄積手段を効率よく利
用してデータを蓄積できるので使い勝手の良いデジタル
放送受信蓄積再生装置を提供することができる。
【0011】また、本発明のデジタル放送受信蓄積再生
装置では、データをデジタル放送受信蓄積再生装置固有
の鍵情報で暗号化して記録することにより、蓄積手段を
取り外すなどして蓄積したデータを他の機器で再生しよ
うとしても利用することができず、著作権の保護に配慮
したコンテンツの蓄積ができるようにした。また、本発
明のデジタル放送受信蓄積再生装置では、記録するデー
タにデジタル放送受信蓄積再生装置固有の識別情報を付
加することにより、他の機器によって記録されたデータ
と容易に識別し利用することができるようにした。
【0012】また、本発明のデジタル放送受信蓄積再生
装置では、デジタル放送受信蓄積再生装置に内蔵した蓄
積手段の空き容量に記録を指示されたデータが全て記録
できないと判定した場合に外部機器に搭載されたデータ
蓄積手段に記録を指示されたデータの少なくとも一部を
記録することで内蔵した蓄積手段と外部機器に搭載した
蓄積手段とを併用して効率よくデータを蓄積できるよう
にした。また、本発明のデジタル放送受信蓄積再生装置
ではデータを圧縮して記録するようにし、これによって
データの蓄積を効率よく行えるようにした。
【0013】また、本発明のデジタル放送受信蓄積再生
装置では、データの形式を変換して記録するようにし、
これによってデータの蓄積を効率よく行えるようにし
た。更にデータ形式変換後のデータ容量を2種類以上選
択可能とすることで、データ形式変換後のデータ容量を
少なくすることを優先するか、あるいは画質の劣化を最
小限にとどめるかなどを選択して記録できるようにし
た。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によるデジタル放送受信蓄
積再生装置の実施例を、図面を用いて説明する。図1は
本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置の実施例を
示す図である。図1において、10はパケット化され多
重化されたストリームデータの入力端子、20は入力ス
トリームデータから指定されたパケットを分離するデマ
ルチプレクサ、30は図1のデジタル放送受信蓄積再生
装置全体を制御する制御手段、40は後述の蓄積手段の
データ入出力を制御する蓄積手段コントローラ、50は
蓄積手段、60は制御手段30のデータ処理用RAM
(Random Access Memory)、70は符号化された映像・
音声を復号するデコーダ、80はデコーダ70の出力映
像信号にOSD(On Screen Display)を重畳するO
SD手段、90はOSDを重畳した映像信号の出力端
子、100は復号した音声信号の出力端子、110はユ
ーザがリモコン(図示せず)などによりデジタル放送受
信蓄積再生装置にコマンドを入力するコマンド入力端
子、120は制御手段30の制御プログラムなどを格納
したフラッシュメモリ、130はネットワーク制御手
段、140はネットワークに対するデータ入出力端子で
ある。また、デマルチプレクサ20、制御手段30デバ
イス、蓄積手段コントローラ40、RAM60、OSD
80、フラッシュメモリ120、ネットワーク制御手段
130は、バス150を介してデータや制御コマンドを
やり取りするものである。160はネットワーク、33
0はネットワーク160に接続した他の機器の制御手
段、340はネットワーク160に接続した他の機器の
蓄積手段コントローラ、350はネットワーク160に
接続した他の機器の蓄積手段、430はネットワーク1
60に接続した他の機器のネットワーク制御手段、44
0はネットワーク160に接続した他の機器のネットワ
ークに対するデータ入出力端子、450はデータやコマ
ンドを交換するためのバスである。
【0015】図1において、ストリームデータ入力端子
10から入力されたデータは、デマルチプレクサ20に
入力される。本実施例で説明する入力データは、デジタ
ル放送を受信して得られる番組の映像データ、音声デー
タ、データ放送のデータ、及び受信機の動作制御等に用
いるための各種データ等がパケット単位で多重されたも
のである。前記入力データの一例を図2に示す。図2に
おいて、11はISO/IEC13818−1(通称M
PEG2システム規格)におけるトランスポートストリ
ーム(以下TSと略記する)であり、選局などに用いる
データであるPAT(Program Association Table)、P
MT(Program Map Table)、NIT(Network Informa
tion Table)、および受信したテレビ番組を構成する映
像1、音声1、映像2、音声2などのパケットが多重さ
れたものである。
【0016】図3に番組選択手順を示し、番組選択の動
作について説明する。最初のステップでユーザがリモコ
ンなどで番組を選択すると、対応するコマンドがコマン
ド入力端子110から制御手段30に入力される。次の
ステップでは、制御手段30はデマルチプレクサ20を
制御してPATの情報を分離させ、制御手段30に転送
させる。PATには入力されたストリームに含まれるP
MTの識別情報(Packet ID=PID)が格納されてい
る。制御手段30はPATを解析することでPMTのP
IDを認識し、次のステップでデマルチプレクサ20を
制御してPMTのパケットを分離させ、制御手段30に
転送させる。PMTは番組の映像・音声が格納されたパ
ケットのPIDを格納するパケットであり、番組毎に異
なるPIDを付与されている。従って、選局手段30は
ユーザが選択した番組に対応するPMTをデマルチプレ
クサ20に分離、転送させ、これを解析する。次のステ
ップでは、制御手段30はPMTを解析することで得ら
れた情報に従い、デマルチプレクサ20を制御してユー
ザが選択した番組の映像および音声のパケットを分離さ
せる。
【0017】ここで、分離した番組をそのまま視聴する
場合は、分離した情報のうち映像と音声のデータがデコ
ーダ70に転送される。デコーダ70は入力された符号
化映像データと符号化音声データを復号し、もとの映像
信号と音声信号を再生する。デコーダ70で再生された
映像信号は、例えば番組ガイド画面などを映像信号に重
畳するためのOSD80を経由して映像出力端子90か
ら出力される。また、デコーダ70で再生された音声信
号は音声信号出力端子100から出力される。
【0018】ユーザが選択した番組のデータを蓄積手段
50に蓄積し再生する場合の動作を次に説明する。番組
データを蓄積する場合は、先に説明した再生の場合と違
い、映像・音声のパケットだけではなくPAT、PMT
などの情報も蓄積する必要がある。これは、蓄積した番
組データを再生する際に必要となるからである。尚、蓄
積した番組を再生する際には、蓄積しなかった番組に関
するデータは不要であり、逆にあるとそのデータに従っ
て番組の選択操作が必要になってしまうため、蓄積する
のはユーザが選択した番組の映像・音声に関連する情報
だけとする。すなわち、NITのように使わない情報は
蓄積せず、またPAT、及びPMT等の番組関連情報は
そのまま蓄積するのではなく、制御手段30からデマル
チプレクサ20を制御することで、選択された番組の再
生に必要な情報以外は削除するなどしてパケットの内容
を書き換えたデータを蓄積する。ユーザの操作によって
番組の蓄積が指示されると、制御手段30はデマルチプ
レクサ20を制御して蓄積すべきデータパケットを出力
させ蓄積手段コントローラ40に出力させる。蓄積手段
コントローラ40は、入力されたデータパケットに対
し、再生時に正しい時刻に再生できるように時刻情報
(タイムスタンプ)を付加して記録する。タイムスタン
プを付加したデータの一例を図4に示す。図4の例では
パケットデータの前にタイムスタンプを付加している
が、これは後ろに付加してもかまわない。蓄積手段コン
トローラ40は、図4に示したようなタイムスタンプを
付加したパケットデータを蓄積手段50に蓄積する。こ
こで、制御手段30は、蓄積手段50に記録した番組の
データ量や記録した領域の蓄積手段50上の位置および
番組に関する情報すなわち番組名や受信した日時などを
番組指定データとして蓄積手段50の前記番組データと
は異なる領域に記録する。さらに蓄積媒体50の管理デ
ータとして、蓄積媒体に記録されたデータが蓄積媒体に
占める容量なども記録する。
【0019】上記のようにして蓄積された番組データを
再生する場合の動作を次に説明する。ユーザが、蓄積さ
れた番組の再生操作を行うと、コマンド入力端子110
から再生コマンドが入力される。制御手段30は前記再
生コマンドに従い、蓄積手段コントローラ40を制御し
て、蓄積手段50から前記番組指定データを読み出さ
せ、内容を解析する。制御手段30は解析した内容に従
い、指定された番組データが格納された領域などのデー
タに基づいて蓄積手段コントローラ40を制御し、蓄積
手段50に蓄積されたデータを読み出させる。読み出さ
れた番組データは前述したタイムスタンプのデータに従
って、所定のタイミングで蓄積手段コントローラ40か
らデマルチプレクサ20に転送される。デマルチプレク
サ20は、入力された番組データから映像・音声データ
を分離し、デコーダ70に転送する。以降の動作は先に
説明した再生時の動作と同じである。
【0020】以上のようにすることで、蓄積手段50に
番組データを蓄積し再生することが出来る。ところで、
蓄積手段50の容量は限られていることから、ある番組
を蓄積するために必要な空き容量が蓄積手段50に残っ
ていない場合が考えられる。このような場合に他の機器
に搭載した蓄積手段350も利用してデータの蓄積可否
を判定し、空き容量を確保して番組データを蓄積する手
順について図5を用いて説明する。
【0021】ユーザ操作により制御手段30に対してあ
る番組の蓄積指示がされた場合、制御手段30は蓄積を
指示された番組の情報を受信して該番組のデータ容量に
係わる情報を取得し、蓄積手段50の残り容量と比較す
る。比較の結果、必要な容量が蓄積手段50にあればそ
のまま指定された番組を蓄積する。必要な空き容量が蓄
積手段50にない場合は、蓄積手段350の残り容量を
以下の手順で取得する。まず、ネットワーク制御手段1
30を介して残り容量を含む蓄積手段350の管理情報
転送要求をネットワーク160に出力する。前記管理情
報転送要求はネットワーク制御手段430を介して外部
機器の制御手段330に受信される。制御手段330
は、蓄積手段コントローラ340を制御することで蓄積
手段350に格納された管理情報を読出し、ネットワー
ク制御手段440を介してネットワークに出力する。制
御手段30はネットワーク制御手段140を介して前記
管理情報を取得し、該管理情報と蓄積手段50の管理情
報に基づいて蓄積手段50と蓄積手段350をあわせた
残り容量を確認することができる。この情報によって蓄
積を指示された番組の蓄積に必要な容量があると判定さ
れた場合は蓄積手段50に、例えば空き容量の分だけデ
ータを蓄積し、蓄積手段50の空き容量を越えた分につ
いては外部機器の蓄積手段350に蓄積する。これによ
って蓄積を支持された番組のデータ量に対して蓄積手段
50に必要な空き容量がない場合であっても外部機器の
蓄積手段350の空き容量をも利用することで指示され
た番組をすべて蓄積することができる。
【0022】外部機器搭載の蓄積手段350の空き容量
をあわせても指定された番組全体を蓄積できないと判定
された場合について次に説明する。制御手段30は、番
組データが蓄積される毎に例えば蓄積からの経過日時や
ユーザの設定したジャンル別の優先度および蓄積した番
組データの容量などに基づいて保存に関する優先度を各
蓄積データに付与し、あるいは既に付与された優先度を
新たに蓄積されたデータをも考慮して付け直す。ある番
組の蓄積が指示された場合に、外部機器搭載の蓄積手段
350の空き容量をあわせても指定された番組全体を蓄
積できないと判定された場合、制御手段30は前記の保
存に関する優先度に従って優先度の低い番組データを消
去することでユーザの手を煩わすことなく自動的に空き
容量を確保し、指定された番組を保存する。
【0023】尚、実際に番組が始まる前にいわゆる録画
予約によって蓄積を指示された場合、一般にデジタル放
送では電子番組ガイドを表示する関係上、番組に関する
データが事前に入手できるので、番組が始まる前に蓄積
に関する判定ができる。従って、上記で説明した保存の
ための空き容量確保に関する制御を自動的に行う場合の
他に、ユーザに蓄積手段50および外部機器搭載の蓄積
手段350に関する情報を図6の例に示すような画面で
提示することによってユーザの操作により空き容量を確
保するようにしても良い。
【0024】更に、番組単位や時間を区切っての蓄積で
はなく録画開始/録画停止などのスイッチによってユー
ザが直接蓄積を操作する場合も考えられる。このような
場合は、蓄積手段50の何も蓄積されていない部分に蓄
積開始するとともに、例えば図7の例に示すような画面
によって蓄積手段50および外部機器搭載の蓄積手段3
50の空き容量に関する情報を制御手段30によって取
得してユーザに提示し、これによってユーザに蓄積の操
作にかかわる情報を提示するようにすればよい。これに
よって番組の蓄積に関する操作をユーザに促すことがで
きる。
【0025】このようにすることで、蓄積手段50の空
き容量が不足した場合でも蓄積を指示された番組を全て
記録することができる。尚、上記の説明において、蓄積
した番組に関する情報を蓄積手段50に格納する場合を
説明したが、これは必ずしも蓄積手段50に格納する必
要はなく、例えばフラッシュメモリ120の空き領域、
あるいは更に異なる記憶手段を設けてそこに格納しても
かまわない。また、上記説明においては蓄積した番組に
関する情報をまとめて一つの領域に蓄積する例について
説明したが、必ずしもまとめて蓄積する必要はなく、例
えば容量に関する情報だけは更に異なる領域に蓄積して
もかまわない。他の情報についても同様である。また、
蓄積手段50としてはHDD、書き込み可能なDVD
(DigitalVersatile Disk)あるいは大容量光磁気ディ
スクなどの蓄積手段を用いことができる。
【0026】図8に蓄積手段コントローラ40の構成を
示し動作を説明する。41は入力されたトランスポート
ストリームの各パケットにタイムスタンプを付加するた
めのタイムスタンプ付加手段、42は暗号化手段、43
は蓄積手段50へのデータ入出力を制御するデータ入出
力コントローラ、44は暗号化されたデータの復号を行
う暗号復号手段、45は入力されたデータをタイムスタ
ンプに基づいたタイミング調整を行ってトランスポート
ストリームとして出力するタイミング調整手段、460
はRAM(Random Access Memory)、46は上記各ブ
ロックとのデータ入出力を調停しRAM460へのデー
タ書き込みおよび読み出しを管理するRAMコントロー
ラである。尚、図8ではデータに加えてデータの入出力
を制御するために、RAMコントローラ46と各ブロッ
ク間での制御信号のやり取りも行われる。図8の説明で
各ブロック間でのデータ転送にRAMコントローラ46
が介在しているのは基本的に独立して動作している各ブ
ロック間のデータ転送タイミングを調停するためであ
る。
【0027】まず、データを蓄積手段50に蓄積する場
合の動作について説明する。デマルチプレクサ20から
入力されたトランスポートストリームはタイムスタンプ
付加手段41に入力され、例えば図4に示したような形
式で各パケットにタイムスタンプを付加されてRAMコ
ントローラ46に出力される。RAMコントローラ46
は入力されたデータを一旦RAM460に格納した後、
暗号化手段42からの要求に従って読み出して出力す
る。暗号化手段42は入力されたデータをあらかじめ定
められた手順に従って暗号化した後、RAMコントロー
ラ46に出力する。RAMコントローラ46は入力され
たデータを一旦RAM460に格納する。その後データ
入出力コントローラの要求に従ってRAM460に格納
したデータを出力する。データ入出力コントローラ43
は入力されたデータを蓄積手段50に出力して格納させ
る。
【0028】次に、蓄積手段50に格納したデータを読
み出す場合の手順を説明する。バス150を介して制御
手段30からデータ再生指示がデータ入出力コントロー
ラ43に与えられると、データ入出力コントローラ43
は蓄積手段50を制御して格納されているデータを読み
出し、RAMコントローラ46に出力しRAM460に
格納させる。RAMコントローラ46はRAM460に
格納したデータを暗号復号手段44からのデータ転送要
求に従い読み出して出力する。暗号復号手段44は入力
された暗号化データをあらかじめ定められた手順に従っ
て復号し、暗号化前のデータに復号してRAMコントロ
ーラ46に出力する。RAMコントローラ46は入力さ
れたデータを一旦RAM460に格納し、タイミング調
整手段45からのデータ転送要求に従ってRAM460
から読み出して出力する。タイミング調整手段45は入
力されたデータに付加されているタイムスタンプに従っ
てタイミングを調整しながら入力されたデータをトラン
スポートストリームの形式で出力する。
【0029】上記で説明した構成・動作により、デマル
チプレクサ20から入力されたトランスポートストリー
ムを各パケットの時刻情報を管理し、かつ暗号化して蓄
積手段50に格納できる。また、再生時には暗号化され
たデータを復号し、タイムスタンプに従ってタイミング
調整してデータを出力するので、もとのトランスポート
ストリームを再生することができる。上記の説明におい
て、蓄積手段50に格納されているデータは暗号化する
ので、例えば暗号化をデジタル放送受信蓄積再生装置に
固有の鍵データを用いて行うことで蓄積手段50を取り
外して他の装置に接続しても再生できないようにするこ
とができ、蓄積した番組データ(コンテンツ)の著作権
の保護に有効である。
【0030】次に、データを外部機器搭載の蓄積手段3
50に記録する場合について説明する。図8において、
暗号化手段42によって暗号化されRAM460に格納
されたデータは、制御手段30の制御によりバス150
を介してネットワーク制御手段130に転送され、デジ
タル放送受信蓄積再生装置固有の情報を含む番組データ
の識別情報および転送先が特定の外部機器であることを
示す識別情報を付加した上でネットワーク160に送出
される。前記送出された情報は外部機器のネットワーク
制御手段430によって受信され、制御手段330によ
って送出データが該外部機器に向けたものであることが
認識されると、蓄積手段コントローラ340の制御によ
ってデータを蓄積手段350に蓄積する。蓄積したデー
タはすでに暗号化されているのでこの場合であっても上
記の説明と同様に著作権を有効に保護することができ
る。
【0031】図9に本発明の他の実施例を示し、以下動
作を説明する。図9が図8の構成と異なるのは圧縮伸張
手段47を設けた点である。図9の構成を用いた場合の
動作ステップの例を図10に示す。蓄積手段コントロー
ラ40に入力されたトランスポートストリームは、タイ
ムスタンプ付加手段によってタイムスタンプを付加され
る。次のステップでは、暗号化手段42によってデータ
を暗号化する。次のステップでは、RAM460に格納
した暗号化データをデータ圧縮伸張手段47に入力し、
あらかじめ定められたアルゴリズムに従って圧縮する。
これによって蓄積手段50に格納されるデータは、元の
データよりデータ量が少なくなるので、蓄積手段50お
よび外部機器の蓄積手段350にはより多くのデータを
格納することができる。尚、図10のステップではデー
タを暗号化したあとで圧縮する例を示したが、必ずしも
この手順に限る必要はなく、例えば図11のステップの
例に示すようにデータを圧縮したあとで暗号化してもよ
い。この場合であっても図10のステップの場合と同様
の効果を得ることができる。尚、上記の動作は制御手段
30によって制御する.上記において、データを圧縮し
ても蓄積手段50に記録を指示されたデータを全て記録
できないと制御手段30によって判定された場合は、蓄
積手段50に記録できない分をネットワーク160経由
で外部機器の蓄積手段350に記録するように制御手段
30によって制御することで、記録を指示されたデータ
を全て記録することができる。更に、上述の説明に従っ
てデータを圧縮しても、蓄積手段50および外部機器に
搭載された蓄積手段350の空き容量に蓄積を指示され
たデータが全て記録できないと制御手段30によって判
定された場合は、図5における説明と同様に、記録済み
のデータに付与された優先度に従って、優先度の低いデ
ータを消去することで空き容量を確保し、蓄積を指示さ
れたデータを蓄積するようにすればよい。
【0032】上述の説明に従って蓄積手段50または外
部機器の蓄積手段350に格納したデータを再生する手
順を図12に示す。蓄積手段50から読み出したデータ
はまず圧縮伸張手段47によって圧縮前のデータに復号
される。外部機器の蓄積手段350から読み出す場合
は、外部機器の蓄積手段350からのデータ読み出し後
ネットワーク160を介してデータを転送するステップ
を実行したあと圧縮伸張手段47にデータが入力され、
元のデータが復号される。次のステップでは復号したデ
ータが暗号復号手段44に入力されデータの暗号を解除
する。以下の再生動作は図8を用いた場合と同様であ
る。尚、図11のステップに従って格納されたデータを
再生する場合は図13の例に示すステップに従って再生
が行われる。すなわち、蓄積手段50から読み出したデ
ータまたは外部機器搭載の蓄積手段350から読み出さ
れネットワーク160を介して転送されてきたデータは
まず暗号復号手段44によって暗号を解除される。次に
圧縮伸張手段47によって圧縮を解かれ元のデータに復
号される。以降の動作は図12における再生動作の説明
と同様である。
【0033】尚、上記の説明においてはデータの圧縮伸
張のための専用手段を用いてデータを処理する例を示し
たが、制御手段30のデータ処理性能に十分な余裕があ
れば制御手段30を用いてデータの圧縮伸張を行っても
よい。この場合は、RAM460に格納されたデータを
バス150を介して制御手段30が読み取りデータの圧
縮伸張処理を行うものである。この場合であっても上記
の説明と同様の効果を得ることができる。
【0034】図14に本発明の他の実施例を示し、動作
を説明する。図14が図9の構成と異なるのは、圧縮伸
張手段47の代わりにデータ形式を変換し、また変換後
のデータを復号するデータ形式変換・復号手段48を設
けた点である。図14の構成を用いた場合の動作ステッ
プの例を図15に示す。蓄積手段コントローラ40に入
力されたトランスポートストリームは、タイムスタンプ
付加手段によってタイムスタンプを付加されるととも
に、データ形式変換・復号手段48にも入力される。こ
こで、例えばユーザの操作によってタイムスタンプ付加
回路41の出力を記録することを選択した場合は図8に
おける場合と同様の動作を行う。一方、記録するデータ
としてデータ形式変換・復号手段48の出力が選択され
た場合は以降に説明する動作を経てデータ形式変換・復
号手段48の出力を記録する。記録するデータとしてデ
ータ形式変換・復号手段48の出力が選択されると、暗
号化手段42にはデータ形式変換・復号手段48から出
力されRAM46に格納されているデータが入力され暗
号化される。暗号化されたデータはRAMコントローラ
46に出力されRAM460に格納される。このように
してRAM460に格納されたデータは、図8で説明し
たのと同様にデータ入出力コントローラ43によって蓄
積手段50に記録される。
【0035】ここで、受信したMPEG2形式のデータ
を、データ形式変換・復号手段48によって例えばMP
EG4などの、よりデータ容量が少ない形式に変換する
ことで、蓄積手段50に蓄積するのに必要な容量を少な
くすることができる。これによって蓄積手段50に格納
されるデータは、元のデータよりデータ量が少なくなる
ので、蓄積手段50および外部機器の蓄積手段350に
はより多くのデータを格納することができる。尚、上記
の動作は制御手段30によって制御する。また、データ
形式変換・復号手段48を用いてデータ形式を変換する
際に、変換後のデータ容量を2種類以上から選択可能と
することによって、例えばデータ容量を小さくすること
を優先するか、画質ができるだけ劣化しないようにして
変換するかなどを選択することができる。
【0036】上記において、データを形式変換しても蓄
積手段50に記録を指示されたデータを全て記録できな
いと制御手段30によって判定された場合は、蓄積手段
50に記録できない分をネットワーク160経由で外部
機器の蓄積手段350の空いた部分に記録するように制
御手段30によって制御することで、記録を指示された
データを全て記録することができる。更に、上述の説明
に従ってデータを形式変換しても、蓄積手段50および
外部機器に搭載された蓄積手段350の空いた部分に蓄
積を指示されたデータが全て記録できないと制御手段3
0によって判定された場合は、図5における説明と同様
に、記録済みのデータに付与された優先度に従って、優
先度の低いデータを消去することで空き容量を確保し、
蓄積を指示されたデータを蓄積するようにすればよい。
【0037】上述の説明に従って蓄積手段50または外
部機器の蓄積手段350に格納したデータを再生する手
順を図16に示す。蓄積手段50から読み出したデータ
はRAM46を経由して暗号復号手段44に入力されデ
ータの暗号が解除される。暗号解除されたデータは、同
様にRAM46を経由してデータ形式変換・復号手段手
段48に入力され、表示信号として復号されて図1に示
したOSD手段80に出力される(図14では図示せ
ず)。これによって、データ形式を変換し記録したデー
タを視聴することができる。尚、外部機器の蓄積手段3
50から読み出す場合は、外部機器の蓄積手段350か
ら読み出したデータがネットワーク160経由で転送さ
れ、RAM46を経由して暗号復号手段44に入力さ
れ、これによってデータの暗号が復号される。以降の動
作は上記の説明と同様である。
【0038】尚、上記の説明においてはデータの形式変
換と復号のための専用手段を用いてデータを処理する例
を示したが、制御手段30のデータ処理性能に十分な余
裕があれば制御手段30を用いてデータの形式変換と復
号を行ってもよい。この場合は、RAM460に格納さ
れたデータを、バス150を介して制御手段30が読み
取りデータの形式変換と復号処理を行うものである。こ
の場合であっても上記の説明と同様の効果を得ることが
できる。この場合は、復号したデータを表示信号として
出力するための表示信号出力回路だけを設ければよい。
また、上記の説明においては、データをMPEG4形式
に変換する例を示したが、MPEG4形式に限る必要は
なく、例えばMPEG1形式に変換しても良い。さらに
は、同じMPEG2形式であっても変換前の形式が例え
ば走査線数1125本のHDTVの場合はこれを走査線
数525本のSDTV等に変換しても良い。いずれの場
合であっても、上記の説明と同様の効果を得ることがで
きるのは言うまでもない。
【0039】尚、上記の説明において、図1に示した外
部機器は蓄積手段とネットワーク制御に必要な構成しか
示していないが、実際にはこれ以外にも例えばデジタル
放送の受信機能あるいはその他のデータ入力機能を有し
た機器であっても良いし、蓄積手段を用いたデータの蓄
積と再生に特化した機器であっても良い。
【0040】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によれば
デジタル放送受信蓄積再生装置に内蔵した蓄積手段に加
えて外部機器に搭載された蓄積手段をも番組データ蓄積
に利用できるので、番組の蓄積をより効率的に行うこと
ができる。更に蓄積するデータを暗号化して特定のデジ
タル放送受信蓄積再生装置以外では再生できないように
できるのでデータの著作権を保護するのに有効である。
また、データを圧縮して蓄積し、あるいはよりデータ量
の少ない異なる形式にデータを変換して蓄積することが
できるので、蓄積手段を有効に使用することができ、使
い勝手の良いデジタル放送受信蓄積再生装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置の
実施例を示す図である。
【図2】本発明で処理するストリームのパケット配列の
例を示す図である。
【図3】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置の
番組選択手順示す図である。
【図4】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置に
おける蓄積データ形式の一例を示す図である。
【図5】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置動
作ステップの例を示す図である。
【図6】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置の
表示画面例を示す図である。
【図7】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置の
表示画面例を示す図である。
【図8】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置に
おける蓄積手段コントローラの構成例を示す図である。
【図9】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置に
おける蓄積手段コントローラの構成例を示す図である。
【図10】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置
においてデータを蓄積する場合の手順の例を示す図であ
る。
【図11】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置
においてデータを蓄積する場合の手順の例を示す図であ
る。
【図12】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置
においてデータを再生する場合の手順の例を示す図であ
る。
【図13】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置
においてデータを再生する場合の手順の例を示す図であ
る。
【図14】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置
における蓄積手段コントローラの構成例を示す図であ
る。
【図15】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置
においてデータを蓄積する場合の手順の例を示す図であ
る。
【図16】本発明によるデジタル放送受信蓄積再生装置
においてデータを再生する場合の手順の例を示す図であ
る。
【図17】従来例の蓄積手段を備えた受信装置の構成例
を示す図である。
【符号の説明】
10・・・ストリーム入力端子 20・・・デマルチプレクサ 30、330・・・制御手段 40、340・・・蓄積手段コントローラ 41・・・タイムスタンプ付加手段 42・・・暗号化手段 43・・・データ入出力コントローラ 44・・・暗号復号手段 45・・・タイミング調整手段 46・・・RAMコントローラ 460・・・RAM 47・・・圧縮伸張手段 48・・・データ形式変換・復号手段 50、350・・・蓄積手段 60・・・メモリ 70・・・デコーダ 80・・・OSD 90・・・映像信号出力端子 100・・・音声信号出力端子。 110・・・コマンド入力端子 120・・・フラッシュメモリ 130、430・・・ネットワーク制御手段 140、440・・・データ入出力端子 150・・・バス 160・・・ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 D 5/76 5/76 Z 5/765 5/781 510L 5/781 5/92 H 5/92 (72)発明者 勝又 賢治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 岡村 巧 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 飯室 聡 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 佐藤 孝弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5C025 DA01 5C052 AA01 AB03 AB04 CC06 CC11 DD04 5C053 FA23 GB06 GB21 JA21 LA05 LA06 LA07 LA11 LA14 5D044 AB05 AB07 BC01 CC05 DE03 DE17 DE49 GK07 GK11 HL06 HL11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データを蓄積し、蓄積されたデータを
    再生し、該再生データを出力するデータ蓄積手段と、 前記データ蓄積手段へのデータ入出力を制御する蓄積手
    段コントローラと、 前記データ蓄積手段の出力データを復号する復号手段
    と、 前記データ蓄積手段と、前記蓄積手段コントローラと、
    前記復号手段とを制御する制御手段と、 前記制御手段の制御プログラム格納手段と、 前記制御手段に制御コマンドを入力する入力手段と、 他のデータ蓄積手段を備えた外部機器とのデータ交換を
    制御するネットワーク制御手段と、を備えてなり、 前記制御手段は、前記データ蓄積手段のデータ蓄積状況
    を管理するとともに前記ネットワーク制御手段によって
    接続された前記外部機器に搭載されたデータ蓄積手段の
    データ蓄積状態を認識し、入力データを前記蓄積手段ま
    たは外部機器に搭載された他のデータ蓄積手段のいずれ
    かに記録することを特徴とするデジタル放送受信蓄積再
    生装置。
  2. 【請求項2】前記蓄積手段コントローラは、蓄積データ
    を固有の鍵情報で暗号化して記録することを特徴とする
    請求項1に記載のデジタル放送受信蓄積再生装置。
  3. 【請求項3】前記蓄積手段コントローラは、前記蓄積手
    段に記録するデータに固有の識別情報を付加して記録す
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載
    のデジタル放送受信蓄積再生装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、記録を指示されたデータ
    が前記データ蓄積手段の空き容量に全て記録できないと
    判定した場合に外部機器に搭載された他のデータ蓄積手
    段に記録を指示されたデータの少なくとも一部を記録す
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    のデジタル放送受信蓄積再生装置。
  5. 【請求項5】データを圧縮して前記蓄積手段に記録し、
    また圧縮されて前記蓄積手段に記録されているデータを
    伸張してもとのデータを復元することを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載のデジタル放送受信蓄積
    再生装置。
  6. 【請求項6】記録を指示されたデータのデータ形式を異
    なる形式に変換して記録することを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載のデジタル放送受信蓄積再生
    装置。
  7. 【請求項7】前記データ形式の変換は、データ形式変換
    後のデータ容量を2種類以上選択可能としたことを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載のデジタル放
    送受信蓄積再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7620757B2 (en) 2005-03-18 2009-11-17 Hitachi, Ltd. Contents transfer system and terminal
JP2010166621A (ja) * 2003-05-05 2010-07-29 Thomson Licensing 番組を記録するのに十分な容量が存在するかを示す方法及び装置
JP2018018307A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 日立建機株式会社 建設機械のソフトウェア遠隔更新システム

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