JP2003317271A - 光ピックアップ送り制御方法および装置 - Google Patents

光ピックアップ送り制御方法および装置

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JP2003317271A JP2002112341A JP2002112341A JP2003317271A JP 2003317271 A JP2003317271 A JP 2003317271A JP 2002112341 A JP2002112341 A JP 2002112341A JP 2002112341 A JP2002112341 A JP 2002112341A JP 2003317271 A JP2003317271 A JP 2003317271A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光ピックアップの送り機構であるステッピン
グモータは、負荷のばらつきにより供給トルクが不足し
て、正確なシークができないことがある。 【解決手段】 ディスク1から読み取った現在アドレス
からシーク移動先アドレスまでの目標距離を算出して、
ステッピングモータ14をその目標距離に相当する印加
パルス数で駆動した後、シーク移動先におけるディスク
1上の現在アドレスを読み取って実際に移動した実動距
離を算出し、実動距離と目標距離とを比較し、実動距離
が目標距離よりも小さくかつ両者が比例関係にある場合
には、トラックピッチ補正係数を算出し、両者が比例関
係にない場合には、駆動トルク不足と判断してパルスレ
ートを下げる。この処理を何回か繰り返して、実動距離
と目標距離とが略一致した時のパルスレートでステッピ
ンモータ14を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ送
り制御方法および装置と、その装置を利用した光ディス
ク装置と、この光ディスク装置を利用した車載用装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)やDVD
(デジタルバーサタイルディスク)等のディスクから情
報を読み取るためには、ディスクをスピンドルモータに
より回転させながら、光ピックアップをディスクの半径
方向(トラバース方向)に移動させる必要があり、この
半径方向の駆動のために、最近ではステッピングモータ
が使用されている。ステッピングモータは、パルス列に
応じて微小回転角での位置決め制御が可能で、かつ高速
回転が可能という利点がある。図4はステッピングモー
タの速度・トルク特性を示し、引き込みトルクTiの領
域では、外部からの信号に同期して起動、停止、逆転が
可能であり、脱出トルクToの領域では脱調現象を生
じ、モータ駆動信号に同期した回転動作を行うことがで
きない。両者の間の領域Tsでは、既に回転動作中であ
れば駆動信号に同期した回転を行うが、静止状態から起
動した場合には脱調現象を生じ、正常な回転動作を行う
ことができない。ステッピングモ−タは、以上のような
特性を持つことから、起動の際に、パルスレートを徐々
に変化させたり、トルクを徐々に増加させることにより
同期を失わずに応答することが可能となる。
【0003】ステッピングモータによる光ピックアップ
の送り動作は、ディスク上の情報が記録されたトラック
に追従して動く光ピックアップのレンズが、光ピックア
ップの基台の中心から所定量シフトした時に基台自身を
数十um程度間欠的に送る微小送りと、目標とするトラ
ックまで高速に基台を送る粗送りとがあり、粗送りのこ
とをシーク動作と呼んでいる。シーク動作を行う際は、
初めにディスク上から現在アドレスを読み込み、ユーザ
により入力された目標トラック番号までの距離を計算
し、その距離に相当するパルス数を計算して、そのパル
ス数をステッピングモータに印加することにより、光ピ
ックアップを目標トラック番号まで高速で移動させるこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステッ
ピングモータを駆動する際には、負荷のばらつき(個体
によるばらつき、温度特性によるばらつき等)によっ
て、ステッピングモータからの供給トルクが不足するこ
とがあり、このような場合には、ステッピングモータが
脱調現象を引き起こし、シーク動作をさせる際に目標ト
ラック番号まで正確に到達できないことがある。特に、
車載用のオーディオビジュアル装置やナビゲーション装
置に使用されている車載用光ディスク装置の場合には、
寒冷地帯のような低温環境で使用されることがあるの
で、ステッピングモータのグリースの粘性が著しく高く
なってメカ負荷が増加するため、正確な送り動作ができ
ないという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、シーク時における光ピックアップの駆動
トルクが適切となるようにステッピングモータの駆動パ
ルスレートを調整して、正確な送り動作を行うことので
きる光ピックアップ送り制御方法および装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光ピックアップ送り制御方法は、光ピック
アップをステッピングモータによりディスクの半径方向
に移動させてシークを行う際に、前記ディスク上の現在
アドレスを読み取り、前記ディスクのシーク移動先アド
レスを設定し、前記現在アドレスからシーク移動先アド
レスまでの目標距離を算出し、前記目標距離に相当する
印加パルス数を所定のトラックピッチを用いて算出し、
前記印加パルス数だけ前記ステッピングモータを駆動し
た移動先におけるディスク上の現在アドレスを読み取っ
て実際に移動した実動距離を算出する。前記実動距離が
前記目標距離に満たず、かつ少なくとも2回以上の距離
の異なるシーク動作を行って、目標距離と実動距離の差
が目標距離と比例関係にない場合は、前記ステッピング
モータのパルスレートを低く設定して、以上の処理を繰
り返し、前記実動距離が前記目標距離に略一致した時点
のパルスレートを前記ステッピングモータのパルスレー
トとして設定する。この方法により、例えばメカ負荷が
増大する低温環境下であっても、目標距離と実動距離を
比較して実動距離が目標距離よりも小さい場合は、トル
ク不足と判断してパルスレートを低く設定してトルクを
増加させることにより、目標距離と実動距離とを一致さ
せることができ、シーク時における正確な送り動作を行
うことができる。
【0007】また、本発明の光ピックアップ送り制御方
法は、前記距離の算出に用いる所定のトラックピッチの
初期値を許容される最小の値としたことを特徴とするも
のである。ディスクのトラックピッチは規格によって決
められており、所定の許容差を含む。使用するディスク
のトラックピッチが規格上許される最小の値であって
も、トラックピッチの誤差要因によって実動距離が不足
したことを脱調現象と誤認することなく、パルスレート
の調整を確実に行うことができる。
【0008】また、本発明の光ピックアップ送り制御方
法は、少なくとも2回以上の距離の異なるシーク動作を
行って、前記実動距離と前記目標距離との関係からトラ
ックピッチ補正係数を算出する。前記ディスク上の現在
アドレスを読み取り、前記ディスクのシーク移動先アド
レスを設定し、前記現在アドレスからシーク移動先アド
レスまでの目標距離を算出する。前記目標距離に相当す
る印加パルス数を、まず最初は前記トラックピッチ補正
係数を初期値に設定して算出し、前記印加パルス数だけ
ステッピングモータを駆動する。シーク動作終了後、前
記シーク移動先におけるディスク上の現在アドレスを読
み取って実際に移動した実動距離と目標距離をメモリに
格納する。次に前記シーク動作と距離の異なるシーク動
作を少なくとも1度以上行い、都度実動距離と目標距離
をメモリに格納する。所定のシーク動作回数を終了した
ら、各回の目標距離と実動距離の比較を行い、目標距離
と実動距離の関係が常に比例関係である場合はトラック
ピッチ補正係数を求め、以降の計算に用い処理を終了す
る。前記目標距離と実動距離の関係が常に比例関係では
なく、かつ前記実動距離が前記目標距離に満たない場合
は、前記ステッピングモータのパルスレートを低く設定
して、以上の処理を繰り返し、前記実動距離が前記目標
距離に略一致した時点のパルスレートを前記ステッピン
グモータのパルスレートとして設定する。この方法によ
れば、上記した1段目の制御で印加パルス数の計算に用
いたトラックピッチが規格上許される最小値を使用して
いるため、トラックピッチの誤差要因によって実動距離
が不足したことを脱調現象と誤認することを除去し、ま
た少なくとも2回以上のシーク動作からトラックピッチ
補正係数を算出することで、目標距離と実動距離の比較
の精度を高めることができる。以降では、トラックピッ
チ補正係数を使用して計算を行うことにより、脱調現象
を生じないパルスレートの設定を正確に行うことができ
る。
【0009】また、本発明の光ピックアップ送り制御方
法は、前記パルスレートの設定において、前記目標距離
と前記実動距離との比較を前記ディスクの同じ回転位置
で行うことを特徴とするものである。ディスクに偏心が
ある場合、異なる回転位置では半径方向の距離が異なる
ため、目標距離と実動距離との比較が精度よく行えない
ため、ディスクの同じ回転位置で目標距離および実動距
離を算出することにより、脱調を生じないパルスレート
を精度よく求めることができる。
【0010】また、本発明の光ピックアップ送り制御方
法は、前記パルスレートの設定において、前記目標距離
と前記実動距離との比較を行う際、前記光ピックアップ
の移動の前後における前記対物レンズの前記ディスク上
のトラックに対するシフト量の影響を除去することを特
徴とするものである。対物レンズのディスク上のトラッ
クに対するシフト量が移動前後においてばらついている
と、目標距離と実動距離との比較が精度よく行えないた
め、そのばらつきを除去することにより、脱調を生じな
いパルスレートを精度よく求めることができる。
【0011】また、本発明の光ピックアップ送り制御装
置は、ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記
スピンドルモータを駆動するスピンドルモータ駆動手段
と、前記ディスクに記録された信号を読み取る光ピック
アップと、前記光ピックアップをディスクの半径方向に
移動させるステッピングモータと、前記ステッピングモ
ータを所定のパルスレートで駆動するステッピングモー
タ駆動手段と、前記光ピックアップにより読み取られた
データから前記ディスク上の現在アドレスを検出するア
ドレス検出手段と、前記ディスクのシーク移動先アドレ
スを設定する移動先アドレス設定手段と、前記検出され
た現在アドレスからシーク移動先アドレスまでの目標距
離を算出する目標距離算出手段と、前記目標距離に相当
する印加パルス数を所定のトラックピッチを用いて算出
する印加パルス数算出手段と、前記算出された印加パル
ス数を前記ステッピングモータ駆動手段に与えるステッ
ピングモータ制御手段と、前記アドレス検出手段により
検出された前記シーク移動先におけるディスク上の現在
アドレスから前記光ピックアップが実際に移動した実動
距離を算出する実動距離算出手段と、前記実動距離と前
記目標距離とを比較して脱調しているかどうかを判断す
る脱調判定手段と、前記実動距離が前記目標距離に満た
ない場合は脱調していると判断して、前記実動距離が前
記目標距離に略一致するように前記パルスレートを調整
するパルスレート制御手段とを備えたものである。この
構成により、メカ負荷が増大する低温環境下であって
も、目標距離と実動距離を比較して実動距離が目標距離
よりも小さい場合は、トルク不足と判断してパルスレー
トを低く設定してトルクを増加させることにより、目標
距離と実動距離とを一致させることができ、シーク時に
おける正確な送り動作を行うことができる。
【0012】また、本発明の光ピックアップ送り制御装
置は、前記印加パルス数の算出の際に用いるトラックピ
ッチを補正するトラックピッチ補正係数算出手段を備え
たものである。少なくとも2回以上の距離の異なるシー
ク動作を行って、目標距離と実動距離との比較を行っ
て、実際に使用しているディスクのトラックピッチを推
定し、トラックピッチ補正係数を算出する。以降では、
トラックピッチ補正係数を使用して計算を行うことによ
り、脱調を生じないパルスレートを精度よく求めること
ができる。
【0013】また、本発明の光ピックアップ送り制御装
置は、前記スピンドルモータに設けられた周波数発生器
からの信号により前記ディスクの回転位置を検出するデ
ィスク回転位置検出手段を備え、前記脱調判定手段が、
前記ディスクの同じ回転位置で前記目標距離と前記実動
距離との比較を行うことを特徴とするものであり、ディ
スクに偏心がある場合、異なる回転位置では半径方向の
距離が異なるため、目標距離と実動距離との比較が精度
よく行えないため、ディスクの同じ回転位置で目標距離
および実動距離を算出することにより、脱調を生じない
パルスレートを精度よく求めることができる。
【0014】また、本発明の光ピックアップ送り制御装
置は、前記光ピックアップの移動の前後における前記対
物レンズの前記ディスク上のトラックに対するシフト量
を検出するレンズシフト量検出手段を備え、前記実動距
離算出手段が、前記レンズシフト量の影響を除去して前
記実動距離の算出を行うことを特徴とするものである。
対物レンズのディスク上のトラックに対するシフト量が
移動前後においてばらついていると、目標距離と実動距
離との比較が精度よく行えないため、そのばらつきを除
去することにより、脱調を生じないパルスレートを精度
よく求めることができる。
【0015】また、本発明は、上記した光ピックアップ
送り制御装置を備えた光ディスク装置であり、シーク時
における光ピックアップの送り動作を正確に行うことに
より、装置の安定性および信頼性を高めることができ
る。
【0016】また、本発明は、上記した光ディスク装置
を備えた車載用装置であり、低温環境下で使用されるこ
とのある車載用装置に光ディスク装置を搭載しても、シ
ーク時における光ピックアップの送り動作を正確に行う
ことができ、装置の安定性および信頼性を高めることが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
における光ディスク装置の概略構成を示すブロック図で
ある。図1において、ディスク1はCDまたはDVD等
の光ディスクであり、情報が内周側から外周側に、また
は外周側から内周側に向けてスパイラル状のトラックに
記録されている。スピンドルモータ2は、ディスク1を
保持して回転するものである。スピンドルモータ駆動部
3は、スピンドルモータ2を回転駆動するための電圧を
発生する。スピンドルモータ制御部4は、スピンドルモ
ータ2が所定の回転速度となるように駆動電圧を制御す
る。光ピックアップ5は、スピンドルモータ2により回
転するディスク1を内周側から外周側へ、または外周側
から内周側へ半径方向に移動して、ディスク1に記録さ
れた情報を読み取るものである。この光ピックアップ5
は、レーザ光をディスク1のトラックに集光する対物レ
ンズ6を備え、また対物レンズ6の焦点合わせのための
フォーカシングコイルやトラックに対する位置ずれを補
正するためのトラッキングコイル等を備えている。光ピ
ックアップ駆動部7は、光ピックアップ5のフォーカシ
ングコイルやトラッキングコイルを駆動するための電流
を生成する。ヘッドアンプ(RFアンプ)8は、光ピッ
クアップ5により読み取られた信号を増幅し、フォーカ
スエラー(FE)信号、トラッキングエラー(TE)信
号および情報信号(RF信号)を出力する。信号処理部
9は、増幅された情報信号を復調、誤り訂正してコント
ローラ16へ出力する。ヘッドアンプ8からのフォーカ
スエラー信号およびトラッキングエラー信号は、光ピッ
クアップ制御部10に出力される。光ピックアップ制御
部10は、入力されたフォーカスエラー信号およびトラ
ッキングエラー信号を基に対物レンズ6の位置を正しく
位置決めするためのサーボ信号を光ピックアップ駆動部
7に出力し、光ピックアップ駆動部7は、光ピックアッ
プ5のフォーカシングコイルやトラッキングコイルを駆
動する。パルスレート制御部11は、ディスク1から読
み取った現在アドレスからシーク移動先アドレスまでの
目標距離と、光ピックアップ5が実際に移動した実動距
離とを比較して、実動距離が目標距離よりも小さい場合
は、トルク不足と判断してパルスレートを低く設定して
トルクを増加させる制御を行うものである。ステッピン
グモータ制御部12は、パルスレート制御部11から入
力されたパルスレートに基づき、パルス信号を生成して
モータ駆動電流を生成する。ステッピングモータ駆動部
13は、モータ駆動電流をステッピングモータ14に印
加し、ステッピングモータ14は、シーク時には光ピッ
クアップ5を送りねじ15を介してディスク1の内周側
から外周側へ、または外周側から内周側へ向けて大きく
移動させる。コントローラ16は、装置全体を制御する
CPUである。
【0018】パルスレート制御部11において、アドレ
ス検出手段21は、光ピックアップ5がディスク1から
読み取ったアドレスデータから現在のアドレスを検出す
る。移動先アドレス設定手段22は、ディスクのシーク
移動先アドレスを設定するものであり、所定回数のシー
ク動作を行う際に、所定の(またはランダムに)移動先
アドレスを設定する。目標距離算出手段23は、アドレ
ス検出手段21により検出された現在アドレスから移動
先アドレス設定手段22により設定されたシーク移動先
アドレスまでの目標距離を算出する。印加パルス数算出
手段24は、目標距離算出手段23により算出された目
標距離に相当する印加パルス数を、まず最初は規格上許
される最小のトラックピッチを用いて算出する。実動距
離算出手段25は、シーク移動後にアドレス検出手段2
1により検出されたディスク上の現在アドレスから光ピ
ックアップ5が実際に移動した実動距離を算出する。脱
調判定手段26は、算出された実動距離と目標距離とを
比較して脱調しているかどうかを判断する。パルスレー
ト制御手段27は、実動距離が目標距離に満たない場合
は、実動距離が目標距離に略一致するようにパルスレー
トを調整してステッピングモータ制御部12に送出す
る。トラックピッチ補正係数算出手段28は、距離の異
なるシーク動作を少なくとも2回以上行った結果から、
目標距離と実動距離の算出に用いるトラックピッチ補正
係数を算出する。ディスク回転位置検出手段29は、ス
ピンドルモータ2に設けられたFG(Frequency Generat
or:周波数発生器)の発生信号を用いてディスク1の回
転位置を検出する。レンズシフト量検出手段30は、対
物レンズ6のディスク1のトラックに対するシフト量
(レンズシフト量)を光ピックアップ制御部10からのト
ラッキングエラー信号(オフトラック信号)を用いて検
出する。
【0019】次に、本実施の形態における光ディスク装
置の動作について、ディスク1としたCDを用いた場合
の例を説明する。ディスク1の情報を読み取るための動
作は、一般の光ディスク装置と同じなので省略し、ここ
では本発明に特有なパルスレート調整動作について図2
および図3を参照して説明する。図2において、コント
ローラ16の指示に基づき、目標距離算出手段23およ
び実動距離算出手段25における距離算出用のトラック
ピッチの基準値Tpoが使用しているディスクに応じて設
定される(ステップS1)。例えばCDの場合、最小の
1.5μmに初期化される。次いで、トラックピッチ補
正係数Ktpが初期値として「1」に設定される(ステッ
プS2)。以降、所定回数のシーク動作を行う。まず、
スピンドルモータ駆動部3がスピンドルモータ2を駆動
してディスク1を回転させるとともに、スピンドルモー
タ駆動部13がスピンドルモータ14を駆動して、光ピ
ックアップ5をディスク1の最内周位置に位置させ、光
ピックアップ制御部10のフォーカスサーボおよびトラ
ッキングサーボをオンする(ステップS3)。この位置
で、光ピックアップ5が、ディスク1の最内周トラック
に記録されたTOCを読み取り、ヘッドアンプ8を通じ
て信号処理部9が情報データを抽出し、そのデータがコ
ントローラ16を通じてアドレス検出手段21に送出さ
れ、そのデータの中からアドレス検出手段21が光ピッ
クアップ5の現在アドレスAiを読み取る(ステップS
4の)。次いで、その時のスピンドルモータ2のFG
(Frequency Generator:周波数発生器)が発生する位置
信号からディスク回転位置検出手段29がディスク1の
回転位置を検出し(ステップS4の)、さらに光ピッ
クアップ5が読み取ったトラッキングエラー信号からレ
ンズシフト量検出手段30が対物レンズ6のディスク1
のトラックに対するシフト量、すなわちレンズシフト量
iを検出し(ステップS4の)、それぞれ脱調判定
手段26内のメモリに記憶しておく。次に、所定の(ま
たはランダムに)トラック番号が設定され、コントロー
ラ16がそのトラック番号に相当するシーク移動先アド
レスを移動先アドレス設定手段22に設定する(ステッ
プS5)。そして、トラックピッチTpをトラックピッ
チの基準値Tpoにトラックピッチ補正係数Ktpを乗じて
設定される(ステップS6)。
【0020】次に、目標距離算出手段23がシーク移動
先アドレスまでの移動トラック本数Trを計算して(ス
テップS7の)、シーク移動先アドレスまでの目標距
離Lpを計算し(ステップS7の)、印加パルス数算
出手段24が、その目標距離L pに相当する印加パルス
数Pを計算してステッピングモータ制御部12へ送る
(ステップS7の)。目標距離Lpの計算は、移動前の
現在アドレスと移動先の現在アドレスまでの間に存在す
るトラック本数Trから求め、印加パルス数Pは、トラ
ック本数TrにトラックピッチTpを掛けた値をステッピ
ングモータ14のステップ数stpで割って求める。距
離を算出する際のトラックピッチTpは、上述したよう
に基準値Tpoとしてディスク規格で許容されている最小
値を用いる。たとえば、CDでは、トラックピッチ1.
6±0.1μmにおける最小の1.5μmを用いる。こ
れにより、使用するディスクのトラックピッチが1.5
μmで脱調現象が生じなければ目標距離と実動距離は一
致し、使用するディスクのトラックピッチが1.5μm
でない場合もしくは脱調現象が生じた場合はいずれも実
動距離が不足することになる。トラックピッチの基準値
が最小値でないと、使用するディスクのトラックピッチ
によっては実動距離が目標距離に対し大きくなる可能性
があり、この時脱調現象を生じていても、脱調を判定で
きないおそれがある。また、トラックピッチが基準値と
使用しているディスクで異なる場合は、目標距離に対し
実動距離が比例する関係で距離が不足するのに対し、脱
調現象の場合は比例関係にないことから、複数回のシー
ク動作の結果から脱調かトラックピッチの誤差かを判定
することができる。また、トラックピッチの影響による
目標距離と実動距離の違いは、比例関係にあることか
ら、使用するディスクに応じた補正係数を求めることで
目標距離に対する正確な印加パルス数を求めることがで
きる。
【0021】以上のことから、トラックピッチの基準値
を規格最小値に設定することで、前記任意のディスクを
用いた場合でも、トラックピッチの誤差分だけ移動量が
大きく設定されてしまい脱調現象が生じているのにも関
わらず移動量の過不足が相殺されて脱調の発生有無の判
定を間違えるのを防止することができる。すなわち、ト
ラックピッチの基準値を規格最小値に設定することで、
どのようなディスクを用いても、トラックピッチの誤差
により移動量が不足したことが影響して脱調現象の判定
を誤ることがなくなり、本発明のパルスレート調整を精
度良く行うことが可能となる。
【0022】図3において、コントローラ16が、シー
ク動作のために光ピックアップ制御部10のトラッキン
グサーボをオフし(ステップS8)、ステッピングモータ
制御部12が、計算された印加パルス数に基づいて駆動
波形を生成し、ステッピングモータ駆動部13がその駆
動波形でステッピングモータ14を駆動し、光ピックア
ップ5をシーク移動先アドレスまで移動させる(ステッ
プS9)。次に、コントローラ16が、光ピックアップ
制御部10のトラッキングサーボをオンして光ピックア
ップを微送りさせる(ステップS10)。そして、ディス
ク回転位置検出手段29が、ステップS4のと同じデ
ィスク回転位置を検出した時に、アドレス検出手段21
がその時の現在アドレスAi+1を読み取るとともに(ステ
ップS11の)、レンズシフト量検出手段30がその
時のレンズシフト量Ri+1を読み取り(ステップS11の
)、それぞれ脱調判定手段26内のメモリに記憶す
る。そして、実動距離算出手段25が、シーク移動前の
現在アドレスAiおよびシーク移動先の現在アドレスA
i+1と、シーク移動前のレンズシフト量Riおよびシーク
移動後のレンズシフト量Ri+1とから光ピックアップ5
が実際に移動した実動距離Laを計算する(ステップS
12)。この距離計算においても、最小のトラックピッ
チ1.5μmを用いており、移動前後のレンズシフト量
の相違を求めることにより、対物レンズ6のシフト量に
よるばらつきを除外している。
【0023】このようにして光ピックアップ5の実動距
離Laを算出した後、脱調判定手段26が、各々のシー
ク回数毎に実動距離Laと目標距離Lpとの比(=La
p)を調べる(ステップS13)。実動距離Laと目標
距離Lpが全て一致している場合は、パルスレート制御
手段27が、その時のパルスレートをステッピングモー
タ14の駆動パルスレートとしてステッピングモータ制
御部12に設定し、シーク時パルスレート調整処理を終
了する。実動距離Laが目標距離Lpよりも小さい場合
は、実動距離Laと目標距離Lpの比を各々のシーク回数
毎に算出する(ステップS14)。その計算値が同一値
である場合、使用しているディスクのトラックピッチが
トラックピッチ基準値Tpoと異なっていると推定される
ので、計算値(=La/Lp)をトラックピッチ補正係数
tpに設定して(ステップS15)、再度パルスレート
調整処理を行う。計算値(=La/Lp)が同一値でない
場合、負荷が大きく駆動トルクが不足しているため、脱
調現象が生じ、移動量が減少し、目標アドレスまで到達
しなかったと推定されるので、パルスレート制御手段2
7が、ステッピングモータ14の駆動トルクを増加させ
るために、パルスレートを所定量だけ下げて(ステップ
S16)、ステッピングモータ制御部12におけるパル
スレートを設定した後、再び処理を繰り返す。最終的に
実動距離Laと目標距離Lpが一致した場合に(ステップ
S13)、パルスレート制御手段27が、その時のパル
スレートをステッピングモータ14の駆動パルスレート
としてステッピングモータ制御部12に設定し、シーク
時パルスレート調整処理を終了する。
【0024】このように、本実施の形態によれば、初め
にディスクの最内周で現在アドレスを読み取り、次いで
シーク移動先のアドレスまでの目標距離を算出して目標
距離までの印加パルス数を求め、その印加パルス数でス
テッピングモータを目標アドレスまで駆動した後、実際
に光ピックアップが移動した実動距離を算出し、目標距
離と実動距離を比較して、実動距離が目標距離よりも小
さくかつ両者の関係が比例関係にある場合には、使用す
るディスクのトラックピッチが印可パルス数の計算で用
いているトラックピッチ基準値と異なっているためと推
定し、トラックピッチ補正係数を算出し、以降のシーク
動作では同値に基づいて印加パルス数を決定する。ま
た、実動距離が目標距離よりも小さくかつ両者の関係が
比例関係にない場合、トルク不足と判断してパルスレー
トを下げて駆動トルクを増加させる。この処理を繰り返
すことにより、実動距離と目標距離を一致させることが
でき、脱調を生じないパルスレート設定が行えるため、
光ピックアップの正確な送りを実現することができる。
【0025】また、現在アドレスから目標アドレスまで
の目標距離および実動距離の算出に際しては、ディスク
の同じ回転位置におけるトラック本数を使用するので、
偏心を有するディスクを用いても正確に適切なパルスレ
ートを設定することができる。また、移動前後の対物レ
ンズのシフト量のばらつきを除去した上で脱調の判定が
行うので、正確なパルスレートの設定を行うことができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ピック
アップ送り制御方法および装置は、ディスクから読み取
った現在アドレスからシーク移動先アドレスまでの目標
距離を算出して、ステッピングモータをその目標距離に
相当する印加パルス数で駆動した後、シーク移動先にお
けるディスク上の現在アドレスを読み取って実際に移動
した実動距離を算出し、実動距離と目標距離とを比較す
ることによりステッピングモータの脱調を判断するの
で、個体や温度特性による負荷のばらつきがあっても、
パルスレートを適切に制御して目標距離と実動距離とを
一致させることができ、シーク時における正確な送り動
作を行うことができる。特に、光ディスク装置を車載用
装置に搭載した場合に、その車両が負荷の増大する低温
環境下で使用された場合であっても、シーク動作を確実
に行うことができ、装置の安定性および信頼性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における光ディスク装置の
概略構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるシーク時駆動パル
スレート調整処理を示すフロー図
【図3】本発明の実施の形態におけるシーク時駆動パル
スレート調整処理を示すフロー図(続き)
【図4】ステッピングモータの速度・トルク特性図
【符号の説明】
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 スピンドルモータ駆動部 4 スピンドルモータ制御部 5 光ピックアップ 6 対物レンズ 7 光ピックアップ駆動部 8 ヘッドアンプ 9 信号処理部 10 光ピックアップ制御部 11 パルスレート制御部 12 ステッピングモータ制御部 13 ステッピングモータ駆動部 14 ステッピングモータ 15 送りねじ 16 コントローラ 21 アドレス検出手段 22 移動先アドレス設定手段 23 目標距離算出手段 24 印加パルス数算出手段 25 実動距離算出手段 26 脱調判定手段 27 パルスレート制御手段 28 トラックピッチ補正係数算出手段 29 ディスク回転位置検出手段 30 レンズシフト量検出手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップをステッピングモータに
    よりディスクの半径方向に移動させてシークを行う際
    に、前記ディスク上の現在アドレスを読み取り、前記デ
    ィスクのシーク移動先アドレスを設定し、前記現在アド
    レスからシーク移動先アドレスまでの目標距離を算出
    し、前記目標距離に相当する印加パルス数を所定のトラ
    ックピッチを用いて算出し、前記印加パルス数だけ前記
    ステッピングモータを駆動した移動先におけるディスク
    上の現在アドレスを読み取って実際に移動した実動距離
    を算出し、前記実動距離が前記目標距離に満たない場合
    は、前記ステッピングモータのパルスレートを減少させ
    て、以上の処理を繰り返し、前記実動距離が前記目標距
    離に略一致した時点のパルスレートを前記ステッピング
    モータのパルスレートとして設定することを特徴とする
    光ピックアップ送り制御方法。
  2. 【請求項2】 前記距離の算出に用いる所定のトラック
    ピッチの初期値を許容される最小の値としたことを特徴
    とする請求項1記載の光ピックアップ送り制御方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも2回以上のシーク動作からト
    ラックピッチ補正係数を算出し、前記ディスク上の現在
    アドレスを読み取り、前記ディスクのシーク移動先アド
    レスを設定し、前記現在アドレスからシーク移動先アド
    レスまでの目標距離を算出し、前記目標距離に相当する
    印加パルス数を前記トラックピッチ補正係数を用いて算
    出し、前記印加パルス数だけステッピングモータを駆動
    し、前記シーク移動先におけるディスク上の現在アドレ
    スを読み取って実際に移動した実動距離を算出し、前記
    実動距離が前記目標距離に満たない場合は、前記ステッ
    ピングモータのパルスレートを減少させて、以上の処理
    を繰り返し、前記実動距離が前記目標距離に略一致した
    時点のパルスレートを前記ステッピングモータのパルス
    レートとして設定することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の光ピックアップ送り制御方法。
  4. 【請求項4】 前記パルスレートの設定において、前記
    目標距離と前記実動距離との比較を前記ディスクの同じ
    回転位置で行うことを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載の光ピックアップ送り制御方法。
  5. 【請求項5】 前記パルスレートの設定において、前記
    目標距離と前記実動距離との比較を行う際、前記光ピッ
    クアップの移動の前後における前記対物レンズの前記デ
    ィスク上のトラックに対するシフト量の影響を除去する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載の光ピックアップ送り制御方法。
  6. 【請求項6】 ディスクを回転させるスピンドルモータ
    と、前記スピンドルモータを駆動するスピンドルモータ
    駆動手段と、前記ディスクに記録された信号を読み取る
    光ピックアップと、前記光ピックアップをディスクの半
    径方向に移動させるステッピングモータと、前記ステッ
    ピングモータを所定のパルスレートで駆動するステッピ
    ングモータ駆動手段と、前記光ピックアップにより読み
    取られたデータから前記ディスク上の現在アドレスを検
    出するアドレス検出手段と、前記ディスクのシーク移動
    先アドレスを設定する移動先アドレス設定手段と、前記
    検出された現在アドレスからシーク移動先アドレスまで
    の目標距離を算出する目標距離算出手段と、前記目標距
    離に相当する印加パルス数を所定のトラックピッチを用
    いて算出する印加パルス数算出手段と、前記算出された
    印加パルス数を前記ステッピングモータ駆動手段に与え
    るステッピングモータ制御手段と、前記アドレス検出手
    段により検出された前記シーク移動先におけるディスク
    上の現在アドレスから前記光ピックアップが実際に移動
    した実動距離を算出する実動距離算出手段と、前記実動
    距離と前記目標距離とを比較して脱調しているかどうか
    を判断する脱調判定手段と、前記実動距離が前記目標距
    離に満たない場合は脱調していると判断して、前記実動
    距離が前記目標距離に略一致するように前記パルスレー
    トを調整するパルスレート制御手段とを備えた光ピック
    アップ送り制御装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも2回以上のシーク動作から、
    前記印加パルス数の算出の際に用いるトラックピッチを
    補正するトラックピッチ補正係数算出手段を備えた請求
    項6記載の光ピックアップ送り制御装置。
  8. 【請求項8】 前記スピンドルモータに設けられた周波
    数発生器からの信号により前記ディスクの回転位置を検
    出するディスク回転位置検出手段を備え、前記脱調判定
    手段が、前記ディスクの同じ回転位置で前記目標距離と
    前記実動距離との比較を行うことを特徴とする請求項6
    または請求項7に記載の光ピックアップ送り制御装置。
  9. 【請求項9】 前記光ピックアップの移動の前後におけ
    る前記対物レンズの前記ディスク上のトラックに対する
    シフト量を検出するレンズシフト量検出手段を備え、前
    記実動距離算出手段が、前記レンズシフト量の影響を除
    去した上で前記実動距離の算出を行うことを特徴とする
    請求項6から請求項8のいずれかに記載の光ピックアッ
    プ送り制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項9のいずれかに記
    載の光ピックアップ送り制御装置を備えた光ディスク装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の光ディスク装置を備
    えた車載用装置。
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