JP2003316803A - 携帯端末装置およびサービス提供システム - Google Patents

携帯端末装置およびサービス提供システム

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JP2003316803A
JP2003316803A JP2002117600A JP2002117600A JP2003316803A JP 2003316803 A JP2003316803 A JP 2003316803A JP 2002117600 A JP2002117600 A JP 2002117600A JP 2002117600 A JP2002117600 A JP 2002117600A JP 2003316803 A JP2003316803 A JP 2003316803A
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Atsushi Noguchi
淳 野口
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要とするサービス提供を容易に受けること
ができる携帯端末装置およびサービス提供システムを提
供する。 【解決手段】 音声を音声信号に変換する音声入力手段
と、その音声信号を送信する通信手段と、操作手段とを
備える携帯端末装置と、携帯端末装置から音声信号を受
信する受信手段と、その音声信号について音声認識を行
う音声認識手段と、その音声認識された情報をコンテン
ツサーバに送信し、そのコンテンツサーバから送信され
たコンテンツを受信し、そのコンテンツを携帯端末装置
に送信する通信手段とを備える音声対話サーバと、コン
テンツデータベースと、音声対話サーバから音声認識さ
れた情報を受信する受信手段と、その音声認識された信
号に基づいてコンテンツデータベースのなかからコンテ
ンツを検索する検索手段と、そのコンテンツを送信する
通信手段とを備えるコンテンツサーバとを備え、コンテ
ンツサーバから通信網を介して、コンテンツを携帯端末
装置へ提供することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末装置を用
いて、情報を容易に入手できるサービスを提供するシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、サービスを提供するシステムと
して、インターネット上で地図情報のサービス提供を行
っているホームページは種々存在している。また、地図
情報のサービス提供を最も頻繁に利用するシステムとし
ては、カーナビゲーションシステムが挙げられ、現在実
用化されている。
【0003】一方、地図情報を用いて、発信者の場所を
特定して表示させることができる情報端末装置について
は、特開平11―187110号公報に記載されてい
る。特開平11―187110号公報には、「回線との
通信を行う回線通信部と、通話を行うための送受信部
と、発信者電話番号を検出するCallerID検出部
と、電話番号と関連づけられた地図データベースと、C
allerID検出部で検出した発信者電話番号で地図
データベースを検索する検索部と、地図データベースで
検索した地図情報やCallerID検出部で検出した
発信者電話番号、各種情報を表示する表示部と、ダイヤ
ル操作や地図情報拡大縮小操作における各種入力を行う
操作部と、各部の制御全般を担う制御部とを備える」と
記載されている。
【0004】特開平11―187110号公報によれ
ば、「通話相手(発信者)から通話があった場合に、通
話相手の情報、例えば、CallerID、発信者のい
る場所あるいはその周辺の地図情報を発信者が通話を着
信する前後に関わらず表示することができる」と記載さ
れている。
【0005】この情報端末装置の具体的な構成を、図8
を参照して説明する。図8の情報端末装置において、1
00は情報端末装置、101は通信回線、100−1は
回線2との接続、切断を制御する回線通信部、100−
2はCallerID機能を果たすCallerID検
出部、100−6はリモコンやキーボードからなる操作
部、100−7は通話相手のCallerID、地図情
報などを表示するテレビモニタ等からなる表示部、10
0−8はハンドセット等からなる送受話部、100−5
はCPU(中央演算処理装置)、ROM、RAM、入出
力装置等から構成され、情報端末装置1の制御全般を担
う制御部、100−3はCallerID検出部4と後
述の地図データベース10から検索を行なう検索部、1
00−4はハードディスクや大容量のRAM(ランダム
アクセスメモリ)カードやROM(リードオンリーメモ
リー)等から構成される地図データベースである。
【0006】このように構成された情報端末装置100
について、その機能、動作等を説明する。図8における
回線101は通常のコードで繋がれた電話回線のみでな
く、携帯電話やPHS(パーソナル・ハンディホン・シ
ステム)等の移動体通信システムの基地局との回線の意
味も含んでいる。CallerID検出部100−2
は、着信時に発信者(通話相手)の電話番号を検出して
制御部100−5および検索部100−3に伝送する。
検索部100−3はCallerID検出部100−2
により検出されたCallerIDから地図データベー
ス100−4の地図情報の検索を行い、検出されたCa
llerIDに関する地図情報を制御部100−5に伝
送する。表示部100−7はCallerID検出部1
00−2により検出されたCallerIDや検索部1
00−3により検索された地図情報などを画面に表示す
る。操作部100−6は、種々の指示を入力するととも
に、文字や記号等のテキストデータを入力するためのも
のである。送受話部100−8は、通話相手から送信さ
れた音声データを再生し、また通話本人の音声を音声デ
ータに変換して制御部100−5に出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサービ
ス提供システムまたは特開平11―187110号公報
に記載された情報端末装置には、次のような問題があっ
た。つまり、サービス提供を受ける旨の指示は、例え
ば、操作部に備えられたキーを使用して、所定の欄にキ
ーワードなどを入力することにより行われる。そのキー
は、例えば携帯端末装置の一主面に設けられるが、その
スペースは狭いため、配置できるキーの種類も少ない。
そのため、例えば、一つのキーに複数の文字が割り当て
ることが行われている。この場合、一つのキーに割り当
てられた複数の文字のなかから、所望の文字の入力を行
う場合には、所望の文字を含む複数の文字が割り当てら
れたキーを何度も押すことにより、所望の文字を表示さ
せ、例えばその文字を確定するためのキーを押す必要が
あった。
【0008】また、表示された文字から所望の文字を確
認する場合に、表示部の画面が小さいため、入力された
文字を確認しづらいという問題があった。そこで、本発
明の目的は、必要とするサービス提供を容易に受けるこ
とができる携帯端末装置およびサービス提供システムを
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明にかかるサービス提供システムは、入力さ
れた音声を音声信号に変換する音声入力手段と、その音
声信号を送信する通信手段と、使用者の指示を入力する
操作手段とを備える携帯端末装置と、携帯端末装置から
音声信号を受信する受信手段と、その音声信号について
音声認識を行う音声認識手段と、その音声認識された情
報をコンテンツが記憶されているコンテンツサーバに送
信し、そのコンテンツサーバから送信されたコンテンツ
を受信し、そのコンテンツを携帯端末装置に送信する通
信手段とを備える音声対話サーバと、コンテンツを記憶
したコンテンツデータベースと、音声対話サーバから音
声認識された情報を受信する受信手段と、その音声認識
された信号に基づいてコンテンツデータベースのなかか
らコンテンツを検索する検索手段と、そのコンテンツを
送信する通信手段とを備えるコンテンツサーバとを備
え、コンテンツサーバから通信網を介して、コンテンツ
を携帯端末装置へ提供することを特徴とする。本発明に
よれば、サービス提供を受ける旨の指示を、音声入力に
より行うことができる。
【0010】さらに、音声対話サーバは、携帯端末装置
に出力する音声ガイダンスを生成する音声ガイダンス生
成手段を備えたことを特徴とする。さらに、携帯端末装
置と音声対話サーバとの接続は、電話接続により行われ
ることを特徴とする。さらに、電話接続は、携帯端末装
置とコンテンツサーバとの接続により、指定される電話
番号にダイヤルすることにより行われることを特徴とす
る。
【0011】また、入力された音声を音声信号に変換す
る音声入力手段と、その音声信号について音声認識を行
う音声認識手段と、その音声認識された情報をコンテン
ツサーバに送信し、そのコンテンツサーバから送信され
たコンテンツを受信する通信手段と、使用者の指示を入
力する操作手段とを備える携帯端末装置と、コンテンツ
を記憶したコンテンツデータベースと、携帯端末装置か
ら送信された音声認識された情報を受信する受信手段
と、その音声認識された信号に基づいてコンテンツデー
タベースの中からコンテンツを検索する検索手段と、そ
のコンテンツを送信する通信手段とを備えるコンテンツ
サーバとを備え、コンテンツサーバから通信網を介し
て、コンテンツを携帯端末装置へ提供することを特徴と
する。本発明によれば、サービス提供を受ける旨の指示
を、音声入力により行うことができる。
【0012】さらに、携帯端末装置は、出力する音声ガ
イダンスを生成する音声ガイダンス生成手段を備えたこ
とを特徴とする。さらに、携帯端末装置は、音声認識さ
れた情報を表示する音声認識情報表示領域と、コンテン
ツにより提供されるサービス内容を表示する音声認識表
示領域とは異なるサービス内容表示領域とを有する表示
手段を備えることを特徴とする。本発明によれば、表示
手段の表示内容を見やすくすることができる。
【0013】さらに、コンテンツは、住所情報であるこ
とを特徴とする。さらに、コンテンツは、音声情報であ
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態
を説明するための全図において、同一機能を有するもの
は同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0015】本実施の形態にかかるサービス提供システ
ムは、図1に示すように、携帯端末装置1と、無線基地
局2と、パケット網3と、ゲートウエイ4と、インター
ネット5と、音声対話サーバ6と、コンテンツサーバ7
とにより、構成される。
【0016】携帯端末装置1は、入力された音声を音声
信号に変換する音声入力部と、その音声信号を送信する
音声通信機能およびパケット通信機能を有する通信部
と、使用者の指示を入力する操作部と、表示部と、制御
部と、音声出力部と、記憶部とを備える。音声入力部
は、例えば、音声通話に用いるマイク等により構成さ
れ、音声を集音して電気信号に変換し、その電気信号を
音声信号として、後述する制御部に送信する。通信部
は、音声通信とパケット通信との切替が可能であり、ア
ンテナおよび無線基地局2を介して、無線通信によって
パケット網に接続される。操作部は、例えばテンキーや
各種機能キーにより構成され、入力された使用者の要求
や指示を後述する制御部に送信する。
【0017】表示部は、例えば、LCD等の表示装置に
より構成され、文字列等を表示する。制御部は、例え
ば、プログラムによる制御により、携帯端末装置1の各
部を統括して制御する。音声出力部は、例えば、レシー
バ、スピーカ、サウンダ等で構成され、通信部で受信し
た音声等を出力する。記憶部は、制御部用のプログラム
等を格納し、制御部との間で、データの送受信を行う。
また、携帯端末装置1は、電源部(図示なし)に備えら
れた電池(図示なし)により動作する。
【0018】無線基地局2は、例えば公衆電話ボック
ス、電柱等に設けられる公衆無線基地である。なお、無
線基地局2の代わりに、有線接続装置を介して、有線通
信によってパケット網3または公衆接続網に接続させる
ようにしても良い。携帯端末装置1は、無線基地局2を
介して、パケット網3と接続され、パケット網3はゲー
トウエイ4と接続され、ゲートウエイ4は音声対話サー
バ6およびコンテンツサーバ7と通信網、例えばインタ
ーネット5を介して接続される。ゲートウエイ5は、音
声対話サーバ6およびコンテンツサーバ7が接続された
通信網、例えばインターネット5とパケット網4との中
継を行う。
【0019】音声対話サーバ6は、通信部6−1と、制
御部6−2と、音声認識部6−3と、音声ガイダンス生
成部6−4と、記憶部6−5とからなる。通信部6−1
は、携帯端末装置1と音声信号による信号の受信を行う
音声信号受信機能および後述する制御部6−2の指示に
より、コンテンツサーバ7と情報の送受信を通信網、例
えばインターネット5を介して、パケット通信方式によ
り行うパケット通信機能を有する。
【0020】制御部6−2は、携帯端末装置1から送信
された音声信号を、後述する音声認識部6−3に送り、
また、後述する音声ガイダンス生成部6−4にて生成し
た音声ガイダンスを必要に応じて、送信部6−1を介し
て、携帯端末装置1に送信する。
【0021】音声認識部6−3は、制御部6−2により
入力された音声信号に対して、音声対話情報を参照し
て、音声認識を行う。音声対話情報としては、例えば、
音声認識に用いる認識用の文法情報、音声認識に用いる
認識辞書およびキーワードとなる単語であるかどうかの
情報、各対話の状態毎に使用者が入力した単語である意
味表現音声対話情報などが挙げられる。音声認識された
情報は、通信部6−1を介して、コンテンツサーバ7へ
送信される。音声ガイダンス生成部6−4は、携帯端末
装置1に出力する音声ガイダンスを生成する。記憶部6
−5は、制御部用のプログラム、音声対話情報等を記憶
する。
【0022】コンテンツサーバ7は、通信部7−1と、
制御部7−2と、検索部7−3と、情報DB7−4とか
らなる。通信部7−1は、インターネット5を介して、
携帯端末装置1および音声対話サーバ6と情報の送受信
を行う。制御部7−2は、コンテンツサーバ7の各部の
制御を行う。検索部7−3は、後述する情報DB7−4
の中から指定されたコンテンツの検索を行う。情報DB
7−4は、図2に示すように、例えば、地図情報7−4
1、レストラン情報7−42、コンビニエンスストア情
報7−43、郵便局情報7−44、銀行情報7−45等
の各種コンテンツが記憶され、音声対話サーバ6からの
音声認識された信号に基づいて、必要な情報が検索され
る。
【0023】次に、本実施の形態にかかるサービス提供
システムとして、携帯端末装置1を用いて、音声対話に
より地名(住所)を入力し、さらに画面上に表示された
サービス項目を選択することにより、音声入力した地名
における情報を入手するサービスを例として説明する。
ユーザは携帯端末装置1を用いて、例えば無線基地局2
のアクセスポイントにダイアル接続する。その後、例え
ば、HTTP(Hyper Text Transfe
r Protocol)により通信を行い、あらかじめ
定められたURL(Uniform Resource
Locators)を指定することにより、パケット
網3およびインターネット5を介して、コンテンツサー
バ7の例えば地図情報7−41にアクセスする。
【0024】アクセスしたサービスプロバイダーが音声
対話サーバ6を有する場合は、携帯端末装置1の表示部
には、例えば図3に示されるように、 (1)住所(または、地名)を音声入力する。 (2)住所(または、地名)をキー入力する。 (3)入力結果確認。 という案内が表示される。
【0025】ここで、例えば、「(1)住所(または、
地名)を音声入力する。」を選択キーにより選択し、選
択確定キーを押す操作を行うことにより、携帯端末装置
1の送信部は自動的に、アクセスしたサービスプロバイ
ダに電話することにより、音声対話サーバ6に接続され
る。
【0026】音声対話サーバ6の記憶部6−5には、携
帯端末装置1のIPアドレスと音声通信アドレスとの対
応テーブルがあらかじめ備えられており、携帯端末装置
1の通信部が音声対話サーバ6に電話して音声通信が開
始された場合に、制御部6−2は発信者番号通知機能に
より、携帯端末装置1の音声通信アドレスを識別するこ
とができ、音声通信アドレスから携帯端末装置1のIP
アドレスを取得する。上記案内が表示された場合に、例
えば、「(2)住所(または、地名)をキー入力す
る。」を選択キーにより選択し、選択確定キーを押す等
の操作を行った場合には、キー入力により住所または地
名を入力することができる。
【0027】音声対話サーバ6に接続されると、音声対
話サーバ6の音声ガイダンス生成部6−4は、音声ガイ
ダンス『地名を入力してください』を携帯端末装置1に
送信する。その結果、携帯端末装置1の表示部には、
『地名を入力してください』という案内が表示される。
ユーザは、表示したい地名、例えば、「東京都世田谷区
祖師谷」と発声することにより、その音声信号は音声対
話サーバ6の通信部6−1により受信され、その音声信
号は音声認識部6−3に送信され、音声認識が行われ
る。例えば、音声認識部6−3は、記憶部6−5に記憶
された音声対話情報を参照し、音声信号に対して、音声
認識処理を行い、認識結果として得られた複数の認識結
果候補文の中から最適な候補文を判断する。
【0028】制御部6−2は、音声ガイダンス生成部6
−4により生成した『でよろしいですか』に音声認識部
6−3により得られた候補文を付加して、通信部6−1
を介して、携帯端末装置1に送信する。その結果、携帯
端末装置1の表示画面には、『東京都世田谷区祖師谷で
よろしいですか』と表示される。
【0029】ユーザは、『はい』を選択キーにより選択
し、選択確定キーを押すなどの操作を行うことにより、
確定することができる。または、音声での入力完了後、
「(3)入力結果確認。」を選択キーにより選択し、選
択確定キーを押すなどの操作を行うようにしても良い。
そうすることにより、図4(a)に示すように、音声入
力後の表示画面9−1が表示され、住所の欄に音声対話
により入力した地名(“東京都世田谷区祖師谷”)が表
示されるとともに、提供できるサービス項目も表示され
る。
【0030】図4(a)に示すように、音声による入力
後の表示画面は、少なくとも2つの領域からなり、音声
認識された情報、例えば候補文を表示する音声認識情報
表示領域と、コンテンツにより提供されるサービス内容
を表示する音声認識表示領域とは異なるサービス内容表
示領域とにより構成される。音声認識情報表示領域に
は、音声で入力し音声認識された情報、例えば住所が示
され、サービス内容表示領域には次のステップで選択で
きるサービス項目が示される。
【0031】例えば、図4(a)に示された音声による
入力後の表示画面9−1においては、表示部の上部の領
域が音声認識情報表示領域、下部の領域がサービス内容
表示領域となっている。この場合、図5に示すように、
音声入力後の表示画面10に、”地名を音声入力”と表
示させることにより、音声認識情報表示領域であること
を分かりやすくできる。
【0032】さらに、サービス内容表示領域において
は、次のステップで選択される複数のサービス項目のう
ちの一部が表示されており、表示されていないサービス
項目は、例えばスクロールキーを操作することにより表
示させることができる。例えば、サービス項目として
は、地図、レストラン情報、コンビニエンスストア、郵
便局、銀行などが挙げられる。この中で、地図と、レス
トラン情報のみを表示し、それら以外のサービス項目は
スクロールキーを操作することにより、表示させること
ができる。また、図4(b)に示すように、選択できる
サービス項目をすべて表示しても良い。
【0033】次に、図4(a)の住所が表示されている
状態において、ユーザが、例えばサービス項目の“地
図”、“レストラン情報”、“コンビニエンススト
ア”、”郵便局”、”銀行”等のうちいずれかを選択
し、選択確定の操作を行うことにより、音声対話サーバ
6の通信部6−1は、”東京都世田谷区祖師谷”と選択
されたサービス項目とを、キーワードとして、インター
ネット5を介して、コンテンツサーバ7の検索部7−3
に送信する。検索部7−3では、”東京都世田谷区祖師
谷”と選択されたサービス項目とをキーワードとして、
情報DB7−4のなかから該当する情報を検索する。検
索された情報は、コンテンツサーバ7の通信部7−1か
らインターネット5を介して音声対話サーバ6の通信部
6−1に送信され、音声対話サーバ6の通信部6−1
は、検索された情報を携帯端末装置1のIPアドレスに
パケット通信により送信する。携帯端末装置1は、送信
された情報を表示部に表示する。その結果、選択された
情報が画面上に表示される。
【0034】例えば、地図がサービス項目として選択さ
れた場合に、コンテンツサーバ7の検索部7−3は、情
報DB7−4の地図情報7−41を検索することによ
り、”東京都世田谷区祖師谷”の地図情報を取得する。
この地図情報は、コンテンツサーバ7の通信部7−1か
らインターネット5を介して音声対話サーバ6の通信部
6−1に送信され、音声対話サーバ6の通信部6−1
は、検索された情報を携帯端末装置1のIPアドレスに
パケット通信により送信する。その結果、図6に示すよ
うに、“東京都世田谷区祖師谷”の地図が携帯端末装置
1の表示部に表示される。
【0035】同様に、“レストラン情報”がサービス項
目として選択された場合は、コンテンツサーバ7の検索
部7−3は、情報DB7−4のレストラン情報7−42
を検索することにより、“東京都世田谷区祖師谷”にあ
るレストラン情報を取得する。このレストラン情報は、
コンテンツサーバ7の通信部7−1からインターネット
5を介して音声対話サーバ6の通信部6−1に送信さ
れ、音声対話サーバ6の通信部6−1は、検索された情
報を携帯端末装置1のIPアドレスにパケット通信によ
り送信する。その結果、“東京都世田谷区祖師谷”のレ
ストラン情報が携帯端末装置1の表示部に表示される。
【0036】次に、他の実施の形態にかかるサービス提
供システムについて説明する。他の実施の形態にかかる
サービス提供システムは、各地名ごとに提供できるサー
ビスを、コンテンツサーバ7の情報DB7−4にあらか
じめ記憶させることにより、ユーザの要求に応じたレス
トランの情報を受信することができるサービス提供シス
テムである。
【0037】コンテンツサーバ7の情報DB7−4に
は、各地名ごとに提供できるサービスがあらかじめ記憶
されている。住所または地名が入力され、サービス項目
として”レストラン情報”が選択された後、例えば、料
理のジャンル、例えば『イタリア料理屋』、『フランス
料理屋』などの入力を、音声により行うこともできる。
この場合、音声対話サーバとの再度の音声通話により、
音声入力による情報入力(例えば『イタリア料理屋』、
『フランス料理屋』など)を行うことができる。
【0038】例えば、本実施の形態において説明した音
声対話により、地名の入力が行われる。その結果、図7
に示すように、音声内容を表示する領域には音声で入力
され、音声認識された情報、例えば住所が示され、サー
ビス項目を表示する領域には、次のステップで選択でき
るサービス項目が示される。次のステップで選択できる
サービス項目として、例えば、”地図内の店舗情報検
索”が表示される。ユーザは、この”地図内の店舗情報
検索”を選択し、選択確定キーを押す等の操作を行うこ
とにより、携帯端末装置1は、アクセスしたサービスプ
ロバイダに電話することにより、音声対話サーバ6に接
続される。
【0039】本実施の形態と同様に、例えば、音声対話
サーバ6の記憶部6−5には、携帯端末装置1のIPア
ドレスと音声通信アドレスとの対応テーブルがあらかじ
め備えられており、携帯端末装置1の通信部が音声対話
サーバ6に電話して音声通信が開始された場合に、制御
部6−2は発信者番号通知機能により、携帯端末装置1
の音声通信アドレスを識別することができ、音声通信ア
ドレスから携帯端末装置1のIPアドレスを取得する。
【0040】音声対話サーバ6に接続されると、音声対
話サーバ6の音声ガイダンス生成部6−4は、音声ガイ
ダンス『店舗の種類を入力してください。』を携帯端末
装置1に送信する。その結果、携帯端末装置1の表示部
には、『店舗の種類を入力してください』という案内が
表示される。ユーザは、表示したい店舗の種類、例えば
「イタリア料理屋」と発声することにより、その音声信
号は音声対話サーバ6の通信部6−1により受信され、
その音声信号は音声認識部6−3に送信され、音声認識
が行われる。例えば、音声認識部6−3は、記憶部6−
5に記憶された音声対話情報を参照し、音声信号に対し
て、音声認識処理を行い、認識結果として得られた複数
の認識結果候補文の中から最適な候補文を判断する。
【0041】制御部6−2は、音声ガイダンス生成部6
−4により生成した『でよろしいですか』に音声認識部
6−3により得られた候補文を付加して、通信部6−1
を介して、携帯端末装置1に送信する。その結果、携帯
端末装置1の表示画面には、『イタリア料理屋でよろし
いですか?』と表示される。
【0042】ユーザは、『はい』を選択キーにより選択
し、選択確定キーを押すなどの操作を行うことにより、
確定することができる。その確定操作により、音声対話
サーバ6の送信部6−1は、”イタリア料理屋”をキー
ワードとして、インターネット5を介して、コンテンツ
サーバ7の検索部7−3に送信する。検索部7−3で
は、”イタリア料理屋”をキーワードにして、情報DB
7−4のなかから該当する情報を検索する。検索された
情報は、コンテンツサーバ7の通信部7−1からインタ
ーネット5を介して音声対話サーバ6の通信部6−1に
送信され、音声対話サーバ6の通信部6−1は、検索さ
れた情報を携帯端末装置1のIPアドレスにパケット通
信により送信する。携帯端末装置1は、送信された情報
を表示部に表示する。その結果、携帯端末装置1の表示
部には、イタリア料理屋の地図情報が表示され、ユーザ
はイタリア料理店の情報を取得できる。
【0043】次に、他の実施の形態にかかるサービス提
供システムについて説明する。他の実施の形態にかかる
サービス提供システムは、図8に示すように、携帯端末
装置12と、無線基地局2と、パケット網3と、ゲート
ウエイ4と、インターネット5と、コンテンツサーバ7
とにより、構成される。他の実施の形態にかかる携帯端
末装置は、本実施の形態の携帯端末装置1に、さらに、
音声認識エンジンや音声合成エンジンが搭載されたもの
である。そうすることにより、音声対話サーバ6に接続
することなく、音声対話を行なうことができる。
【0044】携帯端末装置12は、入力された音声を音
声信号に変換する音声入力部と、その音声信号を送信す
る音声通信機能およびパケット通信機能を有する通信部
と、使用者の指示を入力する操作部と、音声認識部と、
表示部と、制御部と、音声出力部と、記憶部とを備え
る。
【0045】音声入力部は、例えば、音声通話に用いる
マイク等により構成され、音声を集音して電気信号に変
換し、その電気信号を音声信号として、制御部に送信す
る。通信部は、音声通信とパケット通信との切替が可能
であり、アンテナおよび無線基地局2を介して、無線通
信によってパケット網3に接続される。操作部は、例え
ばテンキーや各種機能キーにより構成され、入力された
使用者の要求や指示を制御部に送信する。
【0046】音声認識部は、音声入力部により入力され
た音声信号に対して、後述する音声対話情報を参照し
て、音声認識を行う。音声対話情報としては、例えば、
音声認識に用いる認識用の文法情報、音声認識に用いる
認識辞書およびキーワードとなる単語であるかどうかの
情報、各対話の状態毎に使用者が入力した単語である意
味表現音声対話情報などが挙げられる。音声認識された
情報は、通信部6−1を介して、コンテンツサーバ7へ
送信される。
【0047】表示部は、例えばLCD等の表示装置によ
り構成され、文字列等を表示する。制御部は、例えば、
プログラムによる制御により、後述する記憶部にあらか
じめ記憶された音声対話情報を参照して、音声入力部か
ら送信された音声信号を後述する音声認識部に送り、携
帯端末装置1の各部を統括して制御する。音声出力部
は、例えば、レシーバ、スピーカ、サウンダ等で構成さ
れ、通信部で受信した音声等を出力する。記憶部は、制
御部用のプログラム等を格納し、制御部との間で、デー
タの送受信を行う。また、携帯端末装置12は、電源部
(図示なし)に備えられた電池(図示なし)により動作
する。
【0048】本実施の形態と同様に、無線基地局2は、
例えば公衆電話ボックス、電柱等に設けられる公衆無線
基地である。なお、無線基地局2の代わりに、有線接続
装置を介して、有線通信によってパケット網3または公
衆接続網に接続させるようにしても良い。携帯端末装置
12は、無線基地局2を介して、パケット網3と接続さ
れ、パケット網3はゲートウエイ4と接続され、ゲート
ウエイ4は、コンテンツサーバ7と通信網、例えばイン
ターネット5を介して接続される。ゲートウエイ5は、
コンテンツサーバ7が接続されたインターネット5など
の通信網と、パケット網3との中継を行う。
【0049】コンテンツサーバ7は、通信部7−1と、
制御部7−2と、検索部7−3と、地図情報DBとから
なる。通信部7−1は、インターネット5を介して、携
帯端末装置1および音声対話サーバ6との情報の送受信
を行う。制御部7−2は、コンテンツサーバ7の各部の
制御を行う。検索部は、後述する情報DB7−4の中か
ら指定されたコンテンツの検索を行う。
【0050】情報DB7−4は、例えば、地図情報、レ
ストラン情報、コンビニエンスストア情報、郵便局情
報、銀行情報、音声ガイダンス情報、音声対話情報など
が記憶され、さらに、画面表示用のコンテンツだけでな
く、音声対話用のコンテンツも記憶されており、携帯端
末装置1からの要求に応じて、必要な情報が検索され
る。
【0051】次に、他の実施の形態にかかるサービス提
供システムとして、携帯端末装置12を用いて、音声対
話により、地名(住所)を入力し、画面上で関連情報を
選択することにより音声入力した地名における情報を入
手するサービスを例として説明する。ユーザは携帯端末
装置12を用いて、例えば無線基地局2等のアクセスポ
イントにダイアル接続する。その後、HTTP(Hyp
er Text Transfer Protoco
l)により通信を行い、あらかじめ定められたURLに
アクセスすることにより、パケット網3およびインター
ネット5を介して、コンテンツサーバ7の例えば地図情
報7−41にアクセスする。
【0052】例えば、音声対話用コンテンツにアクセス
した場合には、必要に応じて、その音声対話コンテンツ
をインターネット経由で取得する。音声対話コンテンツ
には、音声対話に必要な音声ガイダンスや認識辞書や音
声対話フローの情報が記述されている。例えば、音声対
話コンテンツの記述言語としては、例えばVoiceX
ML Forumが作成した言語Voice XMLが
あり、音声対話用コンテンツはこれらの言語により記述
される。
【0053】例えば、音声対話用コンテンツにアクセス
することにより、その表示部には、例えば図3に示され
るように、 (1)住所(または、地名)を音声入力する。 (2)住所(または、地名)をキー入力する。 (3)入力結果確認。 という案内が表示される。ここで、例えば、「(1)住
所(または、地名)を音声入力する。」を選択キーによ
り選択し、選択確定キーを押す等の操作を行うことによ
り、携帯端末装置1と音声による入力ができるようにな
る。
【0054】上記案内が表示された場合に、例えば、
「(2)住所(または、地名)をキー入力する。」を選
択キーにより選択し、選択確定キーを押す等の操作を行
った場合には、キー入力により住所または地名を入力す
ることができる。
【0055】携帯端末装置12の表示部には、音声ガイ
ダンス『地名を入力してください』が表示される。ユー
ザは、表示したい地名、例えば、「東京都世田谷区祖師
谷」と発声することにより、その音声信号は音声認識部
に送信され、音声認識が行われる。例えば、音声認識部
は、コンテンツサーバの情報データベースが記憶された
音声対話情報にアクセスし、その音声対話情報を参照す
ることにより、音声信号に対して、音声認識処理を行
い、認識結果として得られた複数の認識結果候補文の中
から最適な候補文を判断する。
【0056】制御部は、通信部を介して、コンテンツサ
ーバ7の音声ガイダンス情報にアクセスし、音声ガイダ
ンス『でよろしいですか』を取得し、そのガイダンス情
報に、その音声認識部により得られた候補文を付加し
て、表示部に、『東京都世田谷区祖師谷でよろしいです
か』と表示する。
【0057】ユーザは、『はい』を選択キーにより選択
し、選択確定キーを押すなどの操作を行うことにより、
確定することができる。または、音声での入力完了後、
「(3)入力結果確認。」を選択キーにより選択し、選
択確定キーを押すなどの操作を行うようにしても良い。
そうすることにより、図4(a)に示すように、音声入
力後の表示画面9−1が表示され、住所の欄に音声対話
にて入力した地名(“東京都世田谷区祖師谷”)が表示
されるとともに、提供できるサービス項目も表示され
る。
【0058】本実施の形態と同様に、音声による入力後
の表示画面は、少なくとも2つの領域からなり、音声認
識情報表示領域およびサービス内容表示領域により構成
される。また、本実施の形態と同様に、サービス内容表
示領域においては、次のステップで選択される複数のサ
ービス項目のうちの一部が表示されており、表示されて
いないサービス項目は、例えばスクロールキーを操作す
ることにより表示させることができる。
【0059】図4(a)の住所が表示されている状態に
おいて、ユーザが、例えばサービス項目の“地図”、
“レストラン情報”、“コンビニエンスストア”、”郵
便局”、”銀行”等のうちいずれかを選択し、選択確定
の操作を行うことにより、音声対話サーバ6の通信部6
−1は、”東京都世田谷区祖師谷”と選択されたサービ
ス項目を、キーワードとして、インターネット5を介し
て、コンテンツサーバ7の検索部7−3に送信する。検
索部7−3では、”東京都世田谷区祖師谷”と選択され
たサービス項目とをキーワードとして、情報DB7−4
のなかから該当する情報を検索する。検索された情報
は、コンテンツサーバ7の通信部7−1からインターネ
ット5を介して音声対話サーバ6の通信部6−1に送信
され、音声対話サーバ6の通信部6−1は、検索された
情報を携帯端末装置1のIPアドレスにパケット通信に
より送信する。携帯端末装置1は、送信された情報を表
示部に表示する。その結果、選択された情報が画面上に
表示される。
【0060】例えば、地図がサービス項目として選択さ
れた場合に、コンテンツサーバ7の検索部7−3は、情
報DB7−4の地図情報7−41を検索することによ
り、”東京都世田谷区祖師谷”の地図情報を取得する。
この地図情報は、コンテンツサーバ7の通信部7−1か
らインターネット5を介して携帯端末装置12に送信さ
れ、携帯端末装置1は検索された情報を表示部に表示す
る。その結果、図6に示すように、“東京都世田谷区祖
師谷”の地図が携帯端末装置1の表示部に表示される。
【0061】同様に、“レストラン情報”がサービス項
目として選択された場合は、コンテンツサーバ7の検索
部7−3は、情報DB7−4のレストラン情報7−42
を検索することにより、“東京都世田谷区祖師谷”にあ
るレストラン情報を取得する。このレストラン情報は、
コンテンツサーバ7の通信部7−1からインターネット
5を介して携帯端末装置12に送信され、携帯端末装置
12は、検索された情報を表示部に表示する。その結
果、“東京都世田谷区祖師谷”のレストラン情報が携帯
端末装置1の表示部に表示される。さらに、ユーザの要
求に応じたレストランの情報を受信する場合について
も、各地名ごとに提供できるサービスを、コンテンツサ
ーバ7の情報DB7−5にあらかじめ記憶させることに
より、他の実施の形態と同様に実現できる。
【0062】実施の形態においては、音声対話サーバ6
とコンテンツサーバ7とが同一サービスプロバイダー上
にある場合を説明しているが、音声対話サーバ6とコン
テンツサーバ7とが別々のサービスプロバイダーの場合
であっても、異なるサービスプロバイダと接続するよう
に設定することにより、音声対話サーバ6とコンテンツ
サーバ7とが同一サービスプロバイダー上にある場合と
同様にサービスの提供をできる。
【0063】実施の形態においては、音声入力する場合
に、「(1)住所(または、地名)を音声入力する。」
を選択キーにより選択し、選択確定キーを押す等の操作
を行うことにより、アクセスしたサービスプロバイダに
電話することにより、音声対話サーバに接続される例を
説明したが、本サービスと全く別のサービス(例えばU
RLの引数で地名を与えたときにその場所の情報が表示
されるサービス)の利用を選択する旨の表示を用意し、
ユーザが選択したときにコンテンツサーバ7の制御部7
−2において、そのURLの引数に現在入力されている
地名を与え、本サービスと別のサービスへ移行するよう
にしても良い。
【0064】実施の形態においては携帯端末装置12の
画面に情報を出力する場合を説明しているが、画面に表
示せずに、音声出力にて行なっても同様にサービスを提
供することができる。
【0065】実施の形態においては、町名までの入力を
例として説明したが、「○○丁目」まで入力することに
より、地域をさらに限定することができるため、表示部
の画面面積が狭い携帯端末では望ましい。実施の形態に
おいては、通信部において、音声通信とパケット通信と
を切り替えて使用する場合について説明したが、広帯域
通信網をインフラに使用した場合には、音声通信とパケ
ット通信とを切り替えることなく使用しても良い。
【0066】実施の形態においては、携帯端末装置が音
声対話サーバに接続された場合に表示部に表示される項
目が、「(1)住所(または、地名)を音声入力す
る。」、「(2)住所(または、地名)をキー入力す
る。」、「(3)入力結果確認。」の3項目である例を
示したが、「(1)住所(または、地名)を音声入力す
る。」は必須項目であるが、「(2)住所(または、地
名)をキー入力する。」、「(3)入力結果確認。」の
2項目は、必ずしも必須項目ではなく、表示されなくて
も良い。ただし、「(3)入力結果確認。」を表示しな
い場合には、音声入力され、音声認識された情報を逐次
携帯端末の画面上に表示させることにより、入力結果の
確認を行うことができる。
【0067】実施の形態においては、複数のサービスを
提供する場合について説明したが、サービス項目を、例
えば地図情報に限定し、図4(a)の音声入力後の表示
画面9−1にて、サービス項目を表示せずに地図を表示
するようにしても良い。
【0068】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】本発明のサービス提供システムによれ
ば、携帯端末装置を用いて必要な情報を得る場合に、必
要とするキーワードを、音声により入力することがで
き、またあらかじめ設けられている項目を選択するだけ
で良いので、キー操作を減らすことができ、携帯端末の
ような少ないキーしか用意できないような場合であって
も容易に必要な情報を入手することができる。
【0070】また、音声認識された情報を表示する音声
認識情報表示領域と、コンテンツにより提供されるサー
ビス内容を表示するサービス内容表示領域とを有する表
示部を備えることにより、表示内容を見やすくできるた
め、見間違えることをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1にかかるサービス提供システム
の概略構成図である。
【図2】 実施の形態1にかかるサービス提供システム
における、情報DBを説明するための図である。
【図3】 実施の形態1にかかるサービス提供システム
における、初期の表示画面を説明するための図である。
【図4】 (a)実施の形態1にかかるサービス提供シ
ステムにおける、音声による入力後の表示画面を説明す
るための図であり、(b)は音声による入力後の他の表
示画面を説明するための図である。
【図5】 実施の形態1にかかるサービス提供システム
における、音声による入力後の他の表示画面を説明する
ための図である。
【図6】 実施の形態1にかかるサービス提供システム
における、音声による入力後の他の表示画面を説明する
ための図である。
【図7】 実施の形態2にかかるサービス提供システム
における、地図情報取得後の表示画面を説明するための
図である。
【図8】 実施の形態3にかかるサービス提供システム
の概略構成図である。
【図9】 情報端末装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…携帯端末装置、2…無線基地局、3…パケット網、
4…ゲートウエイ、5…インターネット、6…音声対話
サーバ、6−1…通信部、6−2…制御部、6−3…音
声認識部、6−4…音声ガイダンス生成部、6−5…記
憶部、7…コンテンツサーバ、7−1…通信部、7−2
…制御部、7−3…検索部、7−4…情報DB、7−4
1…地図情報、7−42…レストラン情報、7−43…
コンビニエンスストア情報、7−44…郵便局情報、7
−45…銀行情報、8…表示画面、9−1…音声による
入力後の表示画面、9−2…音声による入力後の他の表
示画面、9−3…音声による入力後の他の表示画面、1
0…地図情報取得後の表示画面、11…地図情報取得後
の表示画面、12…携帯端末装置、100…情報端末装
置、100−1…回線通信部、100−2…Calle
r ID検出部、100−3…検索部、100−4…地
図データベース、100−5…制御部、100−6…操
作部、100−7…表示部、100−8…送受信部、1
01…通信回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/22 G10L 3/00 551A H04M 11/00 302 571U

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声を音声信号に変換する音
    声入力手段と、その音声信号を送信する通信手段と、使
    用者の指示を入力する操作手段とを備える携帯端末装置
    と、 前記携帯端末装置から音声信号を受信する受信手段と、
    その音声信号について音声認識を行う音声認識手段と、
    その音声認識された情報をコンテンツが記憶されている
    コンテンツサーバに送信し、そのコンテンツサーバから
    送信されたコンテンツを受信し、そのコンテンツを前記
    携帯端末装置に送信する通信手段とを備える音声対話サ
    ーバと、 コンテンツを記憶したコンテンツデータベースと、前記
    音声対話サーバから前記音声認識された情報を受信する
    受信手段と、その音声認識された信号に基づいて前記コ
    ンテンツデータベースのなかからコンテンツを検索する
    検索手段と、そのコンテンツを送信する通信手段とを備
    えるコンテンツサーバと、 を備え、 前記コンテンツサーバから通信網を介して、前記コンテ
    ンツを前記携帯端末装置へ提供することを特徴とするサ
    ービス提供システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサービス提供システム
    において、 前記音声対話サーバは、さらに前記携帯端末装置に出力
    する音声ガイダンスを生成する音声ガイダンス生成手段
    を備えたことを特徴とするサービス提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のサービス提供システム
    において、 前記携帯端末装置と前記音声対話サーバとの接続は、電
    話接続により行われることを特徴とするサービス提供シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のサービス提供システム
    において、 前記電話接続は、前記携帯端末装置と前記コンテンツサ
    ーバとの接続により、指定される電話番号にダイヤルす
    ることにより行われることを特徴とするサービス提供シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 入力された音声を音声信号に変換する音
    声入力手段と、その音声信号について音声認識を行う音
    声認識手段と、その音声認識された情報をコンテンツサ
    ーバに送信し、そのコンテンツサーバから送信されたコ
    ンテンツを受信する通信手段と、使用者の指示を入力す
    る操作手段とを備える携帯端末装置と、 コンテンツを記憶したコンテンツデータベースと、前記
    携帯端末装置から送信された前記音声認識された情報を
    受信する受信手段と、その音声認識された信号に基づい
    て前記コンテンツデータベースの中からコンテンツを検
    索する検索手段と、そのコンテンツを送信する通信手段
    とを備えるコンテンツサーバと、を備え、 前記コンテンツサーバから通信網を介して、前記コンテ
    ンツを前記携帯端末装置へ提供することを特徴とするサ
    ービス提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のサービス提供システム
    において、 前記携帯端末装置は、さらに出力する音声ガイダンスを
    生成する音声ガイダンス生成手段を備えたことを特徴と
    するサービス提供システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
    のサービス提供システムにおいて、 さらに、前記携帯端末装置は、前記音声認識された情報
    を表示する音声認識情報表示領域と、前記コンテンツに
    より提供されるサービス内容を表示する前記音声認識表
    示領域とは異なるサービス内容表示領域とを有する表示
    手段を備えることを特徴とするサービス提供システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    のサービス提供システムにおいて、 前記コンテンツは、住所情報であることを特徴とするサ
    ービス提供システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    のサービス提供システムにおいて、 前記コンテンツは、音声情報であることを特徴とするサ
    ービス提供システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009500720A (ja) * 2005-06-30 2009-01-08 マイクロソフト コーポレーション 音声検索クエリを使用したコンテンツの検索
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