JP2003316769A - 電子フォームプログラム開発システム、方法、プログラムおよび媒体 - Google Patents

電子フォームプログラム開発システム、方法、プログラムおよび媒体

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JP2003316769A
JP2003316769A JP2002116941A JP2002116941A JP2003316769A JP 2003316769 A JP2003316769 A JP 2003316769A JP 2002116941 A JP2002116941 A JP 2002116941A JP 2002116941 A JP2002116941 A JP 2002116941A JP 2003316769 A JP2003316769 A JP 2003316769A
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Yukio Itagaki
幸雄 板垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の電子フォームを利用する業務に対して、
業務を短時間で効率よく開発することが可能で、開発後
の動作検証結果が良好な電子フォームプログラムの開発
システムを提供することを目的とする。 【解決手段】ネットワークを介して接続されたサーバと
端末装置を備える電子フォーム利用システムにおいて、
サーバが、電子フォームと電子フォームコンテナとを記
録する記録手段と、業務を作成する業務作成手段と、業
務の圧縮手段と、ダウンロード手段とを備え、端末装置
が、フォーム指定手段と、ダウンロード実行手段と、圧
縮ファイルの解凍手段と、業務のカスタマイズを行う開
発手段と、実際に業務を動作させる検証手段とを備え、
端末装置でカスタマイズおよび検証を行う電子フォーム
プログラム開発システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
した電子フォームプログラムの開発に関し、特に、複数
の電子フォームを使用するプログラムの開発と検証に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの書類が電子データとして管
理され、利用されている。省庁へ提出する申請書や金融
機関などの企業に提出する届出書など、所定の形式及び
記載事項を含む書類を電子データとして保管し、必要な
時に必要な事項を入力して印刷することにより申請書、
届出書などを作成することができる。
【0003】更に、インターネットなどのネットワーク
が発達した現在においては、上述の申請書や届出書など
を電子データの形態で電子書類として省庁や企業へ提出
できる。すなわち、所定の申請や届出を行う利用者が、
情報端末装置を用いて、その申請書や届出書などの電子
フォームをサーバなどから取得して、電子フォームに記
入して、相手に省庁や企業に対して提出可能な電子フォ
ームプログラムが存在する。
【0004】係る電子フォームプログラムにおいては、
複雑多岐に渡る申請業務や届出の場合、電子フォームが
複数ページに渡る膨大な作業になる場合がある。例え
ば、ある届出業務は4つの電子フォームに記入すれば良
いが、ある申請業務においては10以上の電子フォーム
に記入しなければならないということがある。
【0005】係る電子フォームプログラムの開発は、例
えば、インターネットのプロトコルを記述可能なプログ
ラム言語を用いてプログラムを開発するか、インターネ
ットで閲覧可能なようにHTML(Hyper Tex
t Markup Language)記述することに
より作成することが一般的である。
【0006】しかしながら、従来においては、以下の問
題がある。すなわち、一つの業務に対して、仕様作成か
らテスト完了まで、すなわち仕様を作成し、複数ページ
の電子フォームを作成し、全体を組み合わせて動作を検
証するまでには、数ヶ月単位の日数が必要であるという
問題がある。
【0007】また、申請書や届出書は同じ電子フォーム
を用いる業務であっても、それぞれの業務は独立してプ
ログラム言語やHTMLによって作成するため、各々の
業務において電子フォームの作成および動作検証を行う
という重複作業が存在し、効率が悪く、開発コストが嵩
むという問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る問題に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、複
数の電子フォームを利用する業務に対して、業務を短時
間で効率よく開発することが可能で、開発後の動作検証
結果が良好な電子フォームプログラムの開発システムを
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
ネットワークを介して接続されたサーバと端末装置を備
える電子フォームプログラム開発システムにおいて、前
記サーバに、機能単位に分割した複数の電子フォームと
前記複数の電子フォームと組み合わせることにより一つ
の業務として動作可能な電子フォームコンテナとを記録
する記録手段と、前記記録した複数の電子フォームから
業務に使用する複数の電子フォームを選択し前記電子フ
ォームコンテナとセットにして業務ファイルグループを
作成する業務作成手段と、前記業務ファイルグループを
圧縮して一つの圧縮ファイルを作成する圧縮手段と、前
記圧縮ファイルを前記端末装置にダウンロードするダウ
ンロード手段とを設け、前記端末装置に、前記記録手段
から業務に使用する電子フォームを指定するフォーム指
定手段と、前記圧縮ファイルのサーバからのダウンロー
ドを実行するダウンロード実行手段と、ダウンロードし
た圧縮ファイルを解凍して業務ファイルグループを復元
する解凍手段と、前記解凍手段により復元した前記業務
ファイルグループに対してカスタマイズを行うカスタマ
イズ手段と、前記カスタマイズした業務ファイルグルー
プから電子フォームを順次表示し電子フォームの動作を
検証する検証手段とを設け、予め作成しておいた電子フ
ォームを組み合わせて業務の基本形を作成し、端末装置
でカスタマイズを行い電子フォームの動作を検証するよ
うに構成したものである。
【0010】本発明の第2の態様は、上述の第1の態様
に係る電子フォームプログラム開発システムにおいて、
前記電子フォームコンテナに、前記複数の電子フォーム
の呼び出しを制御するためのボタンを配置するコントロ
ールボタンフレームと、前記ボタンにより呼び出す前記
複数の電子フォームの一つを実際に表示するフォームコ
ンテナフレームとを設けたものである。
【0011】本発明の第3の態様は、上述の第1または
第2に係る電子フォームプログラム開発システムにおい
て、前記業務作成手段に、前記電子フォームコンテナの
前記コントロールボタンフレームに前記複数の電子フォ
ームを表示するための処理命令を記述した複数のボタン
を配置する処理記述手段を設けたものである。
【0012】本発明の第4の態様は、上述の第1から第
3の態様に係る電子フォームプログラム開発システムに
おいて、前記記録手段に、前記複数の電子フォームの相
互の関連性を記録する関連性記録手段を設けたものであ
る。
【0013】本発明の第5の態様は、ネットワークを介
して接続されたサーバと端末装置との間で電子フォーム
を開発する方法において、機能単位に分割した複数の電
子フォームと前記電子フォームと組み合わせることによ
り一つの業務として動作可能な電子フォームコンテナと
を記録する段階と、前記複数の電子フォームから業務に
使用する複数の電子フォームを選択する段階と、前記選
択した複数の電子フォームを呼び出して表示するための
処理を記述したボタンを前記電子フォームコンテナに配
置する段階と、前記複数の電子フォームと前記電子フォ
ームコンテナとをセットにして、業務ファイルグループ
を作成する段階と、前記作成した業務ファイルグループ
を圧縮して一つの圧縮ファイルにする段階と、前記圧縮
ファイルを前記端末装置にダウンロードする段階と、前
記ダウンロードした圧縮ファイルを解凍する段階と、前
記解凍した業務ファイルグループに対してカスタマイズ
部分の開発を行う段階と、前記カスタマイズした業務フ
ァイルグループから電子フォームを前記端末装置に順次
表示し電子フォーム各々の動作を検証する段階とを行う
ようにしたものである。
【0014】本発明の第6の態様は、上述の第5の態様
に係る電子フォームプログラム開発方法において、機能
単位に分割した複数の電子フォームと前記電子フォーム
と組み合わせることにより一つの業務として稼動可能な
電子フォームコンテナとを記録する段階において、前記
複数の電子フォームの相互の関連性を記録する段階を行
うようにしたものである。
【0015】本発明の第7の態様は、コンピュータを、
上述の第1から4の態様に係る電子フォームプログラム
開発システムとして機能させるプログラムを提供するよ
うにしたものである。
【0016】本発明の第8の態様は、コンピュータを、
上述の第1から4の態様に係る電子フォームプログラム
開発システムとして機能させるためのプログラムを、コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供する
ようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
わる電子フォームプログラム開発システム1の概略構成
を示す図である。
【0018】なお、本明細書において、「業務」とは、
予め複数の電子フォームの組み合わせを設定しておくこ
とにより、例えば一つの申請書類を作成する電子フォー
ムの集合を指すものである。
【0019】図1に示すように、電子フォームプログラ
ム開発システム1は、ネットワーク2(実際には、イン
ターネットを用いる)を介して接続された、サーバ3と
端末装置4により電子フォームを用いたプログラムの開
発を行うシステムである。
【0020】サーバ3と端末装置4は、実際にはパーソ
ナルコンピュータなどであり、ハードウェアの観点から
みると、情報を記録するコンピュータ用の記録装置(磁
気ディスク、光ディスクなど)、コンピュータに指示を
与える入力装置(キーボード、マウスなど)、演算を行
うCPU、結果を表示するCRTなどの表示装置、電子
フォームを印字するプリンタなどから構成されている。
【0021】サーバ3は、電子フォーム5、電子フォー
ムコンテナ6、記録手段7、業務作成手段8、圧縮手段
9、ダウンロード手段10を備えている。
【0022】電子フォームとは、申請書、届出書などの
入力用および出力用の書類の枠などの部分(未記入の書
類)に対応するデータであり、CaptureForm
Flow(Accelio社の商標)のようなインター
ネット環境で文字入力枠に対して制御を行い、電子帳票
を作成するソフトウェアで利用できるものである。
【0023】また、電子フォームは、データファイルの
観点からみると、レイアウトや文字入力枠を備えている
だけでなく、電子フォーム自体に、文字種の限定、デー
タチェック、文字の結合や分割などの処理内容も記述し
た、XML(eXtensible Markup L
anguage)ファイルである。
【0024】本発明の電子フォーム5は、実際には、例
えば1)個人情報入力用、2)必須の申請事項入力用、
3)オプションで申請する事項の入力用など、3頁程度
までの規模で機能別に作成し、個々の電子フォーム5に
おいて十分な動作テストを行ったものである。
【0025】電子フォームコンテナ6は、HTMLで記
述されており、電子フォーム5を組み合わせることによ
り、一つの実行可能な業務となる、業務の雛型である。
【0026】図2は、電子フォームコンテナ6の構造を
示す図である。電子フォームコンテナ6は、コントロー
ルボタンフレーム11、フォームコンテナフレーム12
を備えており、各々HTMLのフレームとして記述した
ものである。
【0027】コントロールボタンフレーム11は、「フ
ァイルを開く」、「保存する」、「送信する」などの電
子フォームの基本的な動作を制御する機能ボタン13
と、「個人情報入力」などの各電子フォーム5を表示す
るための業務ボタン14を配置する領域である。
【0028】フォームコンテナフレーム12は、上述の
業務ボタン14を押す都度、当該業務ボタン14に対応
する電子フォーム5を切り替えて実際に表示する領域で
ある。
【0029】また、電子フォームコンテナ6は、リスト
15を備えている。リスト15は、業務を構成する電子
フォーム5の一覧を保持する内部データであり、業務ボ
タン14のキャプションや順序は、リスト15に基づい
て指定する。
【0030】また、電子フォームコンテナ6は、利用者
が複数の電子フォーム5に対して入力した記入データを
保持する共通変数16も備えており、複数の電子フォー
ム5の間で、例えば最初の電子フォーム5で入力した個
人名を次の電子フォーム5に表示するなどの連携を取る
ことが可能である。
【0031】コントロールボタンフレーム11とフォー
ムコンテナフレーム12のレイアウトおよび機能ボタン
13や業務ボタン14の並び順などは、図2により限定
されるものではない。電子フォームコンテナ6内のレイ
アウト、コントロールボタンフレーム11に配置する機
能ボタン13や業務ボタン14の数および機能などは業
務により当然異なる。
【0032】なお、図2においては、リスト15および
共通変数16を図示したが、これは説明のために記載し
たものであり、実際にはリスト15および共通変数16
は不可視である。
【0033】記録手段7は、実際にはXMLファイルを
記録可能なデータベースであり、電子フォーム5および
電子フォームコンテナ6を記録し、更に、関連性記録手
段17を備えている。
【0034】関連性記録手段17は、実際にはデータベ
ーステーブルであり、図3に一実施例を示すように、複
数の電子フォーム5の前後関係、すなわち呼び出し順序
を記録したものである。
【0035】業務作成手段8は、業務に必要な機能、す
なわち入力枠を備える複数の電子フォーム5と、電子フ
ォームコンテナ6などを一つの業務ファイルのグループ
として集め、動作可能にするものである。
【0036】また、業務作成手段8は、処理記述手段1
8を備えており、処理記述手段18は、リスト15が保
持する業務を構成する電子フォーム5の一覧に基づい
て、キャプションや順序、該当する電子フォーム5を起
動する処理命令などを業務ボタン14へ記述するもので
ある。
【0037】圧縮手段9は、業務作成手段8が作成した
複数のファイルの集まりである業務ファイルグループを
一つの書庫と呼ばれるファイルに圧縮して格納した圧縮
ファイルを作成するものである。
【0038】ダウンロード手段10は、例えばHTTP
(Hyper Text Transfer Prot
ocol)やFTP(File Transfer P
rotocol)などのプロトコルを用いて、上述の圧
縮ファイルを端末装置4へダウンロードするものであ
る。
【0039】端末装置4は、フォーム指定手段19、ダ
ウンロード実行手段20、解凍手段21、カスタマイズ
手段22、検証手段23を備えており、記録手段7に記
録した複数の電子フォーム5から業務に必要な電子フォ
ーム5を指定してダウンロードし、カスタマイズや検証
を行うものである。
【0040】フォーム指定手段19は、実際には図4に
示すような入力画面であり、図4は、業務に使用する電
子フォーム5をチェックボックスをチェックすることを
により選択することを示している。電子フォーム5の指
定は、チェックボックスのチェックに限定されることは
ない。
【0041】ダウンロード実行手段20は、圧縮ファイ
ルのダウンロードの指示を行う、Webブラウザの「保
存」機能や、FTPのクライアントソフトなどである。
【0042】解凍手段21は、前述の圧縮ファイルを解
凍し、書庫から元の業務ファイルグループを取り出すも
のである。
【0043】カスタマイズ手段22は、ダウンロードし
復元した業務ファイルグループに含まれる各電子フォー
ム5に対して、タイトル、背景の色、ボタンの大きさや
位置の調整、ボタンの並びなどのデザイン変更、または
特定条件による分岐の変更や電子フォーム5同士の共通
変数の使い方などをカスタマイズするものであり、実際
には、HTMLの記述、スタイルシート、スクリプトな
どを修正するものである。
【0044】検証手段23は、複数の文字入力枠を制御
して電子フォームプログラムを動作させる、すなわち複
数の電子フォーム5が動作するソフトウェアであり、実
際にはWebブラウザである。
【0045】次に、図5を用いて、本発明の電子フォー
ムプログラム開発システム1における、電子フォームプ
ログラムの開発方法について説明する。
【0046】まず、開発者は、端末装置4からサーバ3
へアクセスして、フォーム指定手段19により、業務に
必要な複数の電子フォーム5を指定する。関連性記録手
段17により複数の電子フォーム5相互の関係が記録さ
れているので、最初に選んだ電子フォーム5の次に動作
させるべき電子フォーム5のチェックボックスにチェッ
クを入れたり、関連する電子フォーム5を選択しない場
合に警告を出すようなことも可能である。
【0047】端末装置4は、指定した電子フォーム5の
名称などを示す情報をネットワーク2を介してサーバ3
に送信する。
【0048】業務作成手段8は、指定された電子フォー
ム5と電子フォームコンテナ6を記録手段7から取り出
し、業務ファイルグループ、すなわち図6に示すよう
に、所定のディレクトリなどに当該業務を実行するのに
必要な複数の電子フォーム5、電子フォームコンテナ
6、必要な画像やディレクトリなどの複数のファイルの
集まりを作成する。この際、業務作成手段8は、指定さ
れた電子フォーム5をリスト15に保持する。
【0049】処理記述手段18は、リスト15に基づい
て、指定された電子フォーム5を表示して動かすのに必
要なキャプションや電子フォーム5のファイルを起動す
る処理命令などを各業務ボタン14に記述する。
【0050】業務作成手段8により、当該業務を作成す
るため電子フォーム5を含む全てのファイルが1箇所に
集められ、しかも電子フォームコンテナ6には、各電子
フォームを表示し、記入データを入力するような処理内
容が記述されているため、図7に一実施例を示すよう
な、利用可能な業務を作成することが可能となる。
【0051】使用する電子フォーム5は機能別に作成さ
れており、その一つ一つは十分なテストが行われたもの
であるし、動作順序や関連性などを記録した情報を参照
して業務ボタン14に処理命令を自動的に記述するた
め、作成された業務の動作はこの段階において、保証さ
れたものとなる。
【0052】圧縮手段9は、業務作成手段8が業務ファ
イルグループを作成した後、業務ファイルグループを一
つの書庫と呼ばれるファイルに圧縮して格納し、圧縮フ
ァイルを作成する。
【0053】ダウンロード手段10は、圧縮ファイルを
ダウンロードするように促す画面を端末装置4に表示す
る。
【0054】開発者は、前述の画面に従いダウンロード
実行手段20によりダウンロードの開始および圧縮ファ
イルを記録するディレクトリなどを指示し、ダウンロー
ド手段10により、実際に圧縮ファイルを端末装置4へ
ダウンロードする。
【0055】圧縮ファイルをダウンロードした後、解凍
手段21は、圧縮ファイルを解凍し、書庫から元の業務
ファイルグループを取り出す。
【0056】開発者は、利用者と仕様を検討した段階
で、当該業務に対して記録手段7に記録している電子フ
ォーム5や電子フォームコンテナ6ではデザイン的、ま
たは機能的に仕様を満たせない部分についてのみ、カス
タマイズ手段22を用いてカスタマイズを行う。
【0057】図8は、図7の業務をカスタマイズした例
である。カスタマイズの内容は、タイトル、背景の色、
ボタンの大きさや位置の調整、ボタンの並びなどのデザ
イン変更、または特定条件による分岐の変更や電子フォ
ーム5同士の共通変数の使い方などの処理変更であり、
HTMLの記述、スタイルシート、スクリプトなどを修
正する。
【0058】次に開発者は、検証手段23を用いて、業
務ファイルグループの最初の電子フォーム5を起動し、
以降、業務ボタン14により必要な全ての電子フォーム
5を順次表示して入力を行い、実際に動作させて、作成
した電子フォームプログラムのカスタマイズした部分を
中心に動作検証を行う。
【0059】端末装置4が、カスタマイズ手段22と検
証手段23を備えており、カスタマイズの直後に動作を
検証可能であるから、利用者と一緒に仕様および動作を
確認しながら開発を行うことができ、電子フォームプロ
グラムの開発を効率的に行うことが可能になる。
【0060】業務ファイルグループをダウンロードする
際に、圧縮手段9を使用しないことも可能であるが、書
庫により複数のファイルを必ず1セットで扱うためファ
イルが散逸することがなく、圧縮により通信するデータ
容量も減らせるため、圧縮手段9を使用する方が好まし
い。
【0061】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る電子フォー
ムプログラム開発システムおよび方法によれば、業務に
使用する電子フォームを選択するだけの簡単な操作で、
記録手段により記録されている十分にテストされた電子
フォームおよび電子フォームコンテナを組み合わせて、
すぐに動作する業務を作成することが可能になる。
【0062】また、カスタマイズ手段および検証手段に
より、ダウンロードした業務ファイルグループをカスタ
マイズして、利用者の要求により近いものを開発するこ
とが可能で、なお且つカスタマイズ部分の検証を速やか
に行える、効率の良い電子フォームプログラムの開発が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す構成図である。
【図2】 本発明の電子フォームコンテナの一実施の形
態を示す構成図である。
【図3】 本発明の関連性記録手段の一実施例である。
【図4】 本発明のフォーム指定手段の画面の一実施例
である。
【図5】 本発明の電子フォームプログラム開発システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の業務ファイルグループの一実施例を
示す図である。
【図7】 本発明の業務の画面の図である。
【図8】 本発明の業務をカスタマイズした例である。
【符号の説明】
1 電子フォームプログラム開発システム 2 ネットワーク 3 サーバ 4 端末装置 5 電子フォーム 6 電子フォームコンテナ 7 記録手段 8 業務作成手段 9 圧縮手段 10 ダウンロード手段 11 コントロールボタンフレーム 12 フォームコンテナフレーム 13 機能ボタン 14 業務ボタン 15 リスト 16 共通変数 17 関連性記録手段 18 処理記述手段 19 フォーム指定手段 20 ダウンロード実行手段 21 解凍手段 22 カスタマイズ手段 23 検証手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続されたサーバ
    と端末装置を備える電子フォームプログラム開発システ
    ムであって、前記サーバが、機能単位に分割した複数の
    電子フォームと、前記複数の電子フォームと組み合わせ
    ることにより一つの業務として動作可能な電子フォーム
    コンテナと、前記複数の電子フォームと前記電子フォー
    ムコンテナを記録する記録手段と、前記記録した複数の
    電子フォームから業務に使用する複数の電子フォームを
    選択し、前記電子フォームコンテナとセットにして、業
    務ファイルグループを作成する業務作成手段と、前記業
    務ファイルグループを圧縮して一つの圧縮ファイルを作
    成する圧縮手段と、前記圧縮ファイルを前記端末装置に
    ダウンロードするダウンロード手段とを備え、前記端末
    装置が、前記記録手段から業務に使用する電子フォーム
    を指定するフォーム指定手段と、前記圧縮ファイルのサ
    ーバからのダウンロードを実行するダウンロード実行手
    段と、ダウンロードした圧縮ファイルを解凍して、業務
    ファイルグループを復元する解凍手段と、前記解凍手段
    により復元した前記業務ファイルグループに対してカス
    タマイズを行うカスタマイズ手段と、前記カスタマイズ
    した業務ファイルグループから電子フォームを順次表示
    し、電子フォームの動作を検証する検証手段とを備え、
    予め作成しておいた電子フォームを組み合わせて業務の
    基本形を作成し、端末装置でカスタマイズを行い、電子
    フォームの動作を検証する、ことを特徴とする電子フォ
    ームプログラム開発システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子フォームプログラム
    開発システムであって、前記電子フォームコンテナが、
    前記複数の電子フォームの呼び出しを制御するためのボ
    タンを配置するコントロールボタンフレームと、前記ボ
    タンにより呼び出す前記複数の電子フォームの一つを実
    際に表示するフォームコンテナフレームと、を備えるこ
    とを特徴とする電子フォームプログラム開発システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子フォームプ
    ログラム開発システムであって、前記業務作成手段が、
    前記電子フォームコンテナの前記コントロールボタンフ
    レームに、前記複数の電子フォームを表示するための処
    理命令を記述した複数のボタンを配置する処理記述手
    段、を備えることを特徴とする電子フォームプログラム
    開発システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の電子
    フォームプログラム開発システムであって、前記記録手
    段が、前記複数の電子フォームの相互の関連性を記録す
    る関連性記録手段、を備えることを特徴とする電子フォ
    ームプログラム開発システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して接続されたサーバ
    と端末装置との間で電子フォームを開発する方法であっ
    て、機能単位に分割した複数の電子フォームと、前記電
    子フォームと組み合わせることにより一つの業務として
    動作可能な電子フォームコンテナとを記録する段階と、
    前記複数の電子フォームから業務に使用する複数の電子
    フォームを選択する段階と、前記選択した複数の電子フ
    ォームを呼び出して表示するための処理を記述したボタ
    ンを前記電子フォームコンテナに配置する段階と、前記
    複数の電子フォームと前記電子フォームコンテナとをセ
    ットにして、業務ファイルグループを作成する段階と、
    前記作成した業務ファイルグループを圧縮して一つの圧
    縮ファイルにする段階と、前記圧縮ファイルを前記端末
    装置にダウンロードする段階と、前記ダウンロードした
    圧縮ファイルを解凍する段階と、前記解凍した業務ファ
    イルグループに対して、カスタマイズ部分の開発を行う
    段階と、前記カスタマイズした業務ファイルグループか
    ら電子フォームを前記端末装置に順次表示し、電子フォ
    ーム各々の動作を検証する段階と、を設けたことを特徴
    とする電子フォームプログラム開発方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電子フォームプログラム
    開発方法であって、機能単位に分割した複数の電子フォ
    ームと、前記電子フォームと組み合わせることにより一
    つの業務として稼動可能な電子フォームコンテナとを記
    録する段階において、前記複数の電子フォームの相互の
    関連性を記録する段階、を設けたことを特徴とする電子
    フォームプログラム開発方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータを請求項1から4記載の電
    子フォームプログラム開発システムとして機能させるプ
    ログラム。
  8. 【請求項8】 コンピュータを請求項1から4記載の電
    子フォームプログラム開発システムとして機能させるプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
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