JP2003315874A - ファインダーパララックス補正装置 - Google Patents
ファインダーパララックス補正装置Info
- Publication number
- JP2003315874A JP2003315874A JP2002119539A JP2002119539A JP2003315874A JP 2003315874 A JP2003315874 A JP 2003315874A JP 2002119539 A JP2002119539 A JP 2002119539A JP 2002119539 A JP2002119539 A JP 2002119539A JP 2003315874 A JP2003315874 A JP 2003315874A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parallax
- lens
- cam
- optical system
- camera
- Prior art date
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- Pending
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Viewfinders (AREA)
- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】レンズバリヤ開閉手段とパララックス補正手段
を備えて、撮影距離に応じて連続的に撮影範囲表示を移
動することができかつ安価な手段で構成されるパララッ
クス補正装置を提供する。 【解決手段】撮影光学系とファインダ光学系とを別々に
有するカメラにおいて、レンズを駆動する回転リング１
にカム１ａを備え、沈胴時はカム１ａがレンズバリヤ２
の開閉レバー６に連動し、通常撮影時はカム１ａが撮影
距離に応じて連続的に撮影範囲を変更するパララックス
レバー７に連動する。
を備えて、撮影距離に応じて連続的に撮影範囲表示を移
動することができかつ安価な手段で構成されるパララッ
クス補正装置を提供する。 【解決手段】撮影光学系とファインダ光学系とを別々に
有するカメラにおいて、レンズを駆動する回転リング１
にカム１ａを備え、沈胴時はカム１ａがレンズバリヤ２
の開閉レバー６に連動し、通常撮影時はカム１ａが撮影
距離に応じて連続的に撮影範囲を変更するパララックス
レバー７に連動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズバリヤ開閉
手段とパララックス補正手段を備えて、撮影距離に応じ
て連続的に撮影範囲表示を変更するカメラのパララック
ス補正装置に関する。
手段とパララックス補正手段を備えて、撮影距離に応じ
て連続的に撮影範囲表示を変更するカメラのパララック
ス補正装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】撮影光学系とファインダ光学系とを別々
に有するカメラにおいて、撮影光学系とファインダー光
学系の光軸のずれによりパララックスが生じる。パララ
ックスは、撮影距離が近距離になるほど顕著に現れるた
め、パララックスを補正することが望ましい。従来、パ
ララックス補正手段を備えたカメラとして、通常撮影枠
と近距離撮影枠を備えた視野枠を有するものと、専用ア
クチュエーターを介して視野枠を移動し、パララックス
の補正を行うものとがあった。
に有するカメラにおいて、撮影光学系とファインダー光
学系の光軸のずれによりパララックスが生じる。パララ
ックスは、撮影距離が近距離になるほど顕著に現れるた
め、パララックスを補正することが望ましい。従来、パ
ララックス補正手段を備えたカメラとして、通常撮影枠
と近距離撮影枠を備えた視野枠を有するものと、専用ア
クチュエーターを介して視野枠を移動し、パララックス
の補正を行うものとがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
カメラでは特に近距離において正確なパララックスの補
正ができないという問題があった。後者のカメラでは構
成が複雑で高コストになるという問題があった。本発明
は、従来の問題を解決するためになされたもので、レン
ズバリヤ開閉手段とパララックス補正手段を備えて、撮
影距離に応じて連続的に撮影範囲表示を移動することが
できかつ安価な手段で構成されるパララックス補正装置
を提供することを目的とする。
カメラでは特に近距離において正確なパララックスの補
正ができないという問題があった。後者のカメラでは構
成が複雑で高コストになるという問題があった。本発明
は、従来の問題を解決するためになされたもので、レン
ズバリヤ開閉手段とパララックス補正手段を備えて、撮
影距離に応じて連続的に撮影範囲表示を移動することが
できかつ安価な手段で構成されるパララックス補正装置
を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうちで請求項１記載の発明は、撮影光学系と
ファインダ光学系とを別々に有するカメラにおいて、前
記撮影光学系のレンズを駆動する回転体にカムを備え、
前記撮影光学系の沈胴時は前記カムがレンズバリヤ開閉
手段に連動し、通常撮影時は前記カムが撮影距離に応じ
て連続的に撮影範囲を変更するパララックス補正手段に
連動することを特徴とするカメラのファインダーパララ
ックス補正装置を提供する。また、請求項２記載の発明
は、請求項１記載のファインダーパララックス補正装置
において、前記レンズバリヤ開閉手段とパララックス補
正手段をレンズ光軸に対して対象に配置し、前記両手段
の負荷を相殺することにより鏡胴の倒れによるレンズ性
能劣化を防止することを特徴とする。上記構成によれ
ば、安価で且つ撮影距離に応じて正確なパララックスの
補正ができ、また、鏡胴の倒れによるレンズ性能劣化を
防止することも可能となる。
に本発明のうちで請求項１記載の発明は、撮影光学系と
ファインダ光学系とを別々に有するカメラにおいて、前
記撮影光学系のレンズを駆動する回転体にカムを備え、
前記撮影光学系の沈胴時は前記カムがレンズバリヤ開閉
手段に連動し、通常撮影時は前記カムが撮影距離に応じ
て連続的に撮影範囲を変更するパララックス補正手段に
連動することを特徴とするカメラのファインダーパララ
ックス補正装置を提供する。また、請求項２記載の発明
は、請求項１記載のファインダーパララックス補正装置
において、前記レンズバリヤ開閉手段とパララックス補
正手段をレンズ光軸に対して対象に配置し、前記両手段
の負荷を相殺することにより鏡胴の倒れによるレンズ性
能劣化を防止することを特徴とする。上記構成によれ
ば、安価で且つ撮影距離に応じて正確なパララックスの
補正ができ、また、鏡胴の倒れによるレンズ性能劣化を
防止することも可能となる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図１は、本発明のパララ
ックス補正装置の一実施例の構成を示すカメラ斜視図で
り、図において、カメラのレンズ鏡胴内にはレンズ鏡筒
を駆動する回転リング１が配置され、レンズ鏡筒前面に
はレンズバリヤ２、レンズ鏡筒の上部には採光式ファイ
ンダー３が配置されている。ここで、回転リング１はギ
ヤ列５を介してモータ４により回転される。回転リング
１の前面外周部には、カム１aが形成され、このカム１a
はカム形状ＡとＢとＣを有している。このカム１ａの右
下方にはバリヤ連動レバー６が配置され、バリヤ連動レ
バー６は軸６ａを支軸として回動し、その回動に応じて
レンズバリヤ２が開閉する。また、このカム１ａの左上
方にはパララックス補正レバー７が配置され、パララッ
クス補正レバー７は軸７ａを支軸として回動し、その回
動に応じてパララックス補正枠８が移動し、パララック
スの補正が行われる。
実施の形態について説明する。図１は、本発明のパララ
ックス補正装置の一実施例の構成を示すカメラ斜視図で
り、図において、カメラのレンズ鏡胴内にはレンズ鏡筒
を駆動する回転リング１が配置され、レンズ鏡筒前面に
はレンズバリヤ２、レンズ鏡筒の上部には採光式ファイ
ンダー３が配置されている。ここで、回転リング１はギ
ヤ列５を介してモータ４により回転される。回転リング
１の前面外周部には、カム１aが形成され、このカム１a
はカム形状ＡとＢとＣを有している。このカム１ａの右
下方にはバリヤ連動レバー６が配置され、バリヤ連動レ
バー６は軸６ａを支軸として回動し、その回動に応じて
レンズバリヤ２が開閉する。また、このカム１ａの左上
方にはパララックス補正レバー７が配置され、パララッ
クス補正レバー７は軸７ａを支軸として回動し、その回
動に応じてパララックス補正枠８が移動し、パララック
スの補正が行われる。
【０００６】次に、図２は、パララックス補正装置にお
いて、カメラ電源ＯＦＦ時における状態を示す正面図で
ある。図２はカメラ電源ＯＦＦ時における状態を示し、
レンズ鏡筒は沈胴状態であり、レンズバリヤ２は閉の状
態である。電源を入れるとモータ４の回転により回転リ
ング１が反時計方向に回転し、回転リング１のカム形状
Ａに沿ってバリヤ連動レバー６が回転し、レンズバリヤ
２が開の状態になる。この状態を図３に示す。この状態
から、レリーズを半押しすると、被写体位置が測距され
る。被写体位置が近接側の時には、モータ４が回転し、
モータ４の回転により回転リング１が反時計方向に所定
量回転する。至近撮影距離では、図４に示す状態にな
る。回転リング１のカム形状Ｃに沿ってパララックス補
正レバー７が回転し、これにより、パララックス補正枠
８が下方に移動し、パララックスの補正が行われる。
いて、カメラ電源ＯＦＦ時における状態を示す正面図で
ある。図２はカメラ電源ＯＦＦ時における状態を示し、
レンズ鏡筒は沈胴状態であり、レンズバリヤ２は閉の状
態である。電源を入れるとモータ４の回転により回転リ
ング１が反時計方向に回転し、回転リング１のカム形状
Ａに沿ってバリヤ連動レバー６が回転し、レンズバリヤ
２が開の状態になる。この状態を図３に示す。この状態
から、レリーズを半押しすると、被写体位置が測距され
る。被写体位置が近接側の時には、モータ４が回転し、
モータ４の回転により回転リング１が反時計方向に所定
量回転する。至近撮影距離では、図４に示す状態にな
る。回転リング１のカム形状Ｃに沿ってパララックス補
正レバー７が回転し、これにより、パララックス補正枠
８が下方に移動し、パララックスの補正が行われる。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち請求項
１記載の発明は、安価な構成でバリヤ開閉とパララック
ス補正が可能で、且つ撮影距離に応じて連続的に撮影範
囲を変更するため正確なパララックス補正が可能とな
る。また、請求項２記載の発明は、バリヤ開閉手段とパ
ララックス補正手段をレンズ光軸に対して対象に配置
し、前記両手段の負荷を相殺することで、鏡胴の倒れに
よるレンズ性能劣化を防止するが可能となる。
１記載の発明は、安価な構成でバリヤ開閉とパララック
ス補正が可能で、且つ撮影距離に応じて連続的に撮影範
囲を変更するため正確なパララックス補正が可能とな
る。また、請求項２記載の発明は、バリヤ開閉手段とパ
ララックス補正手段をレンズ光軸に対して対象に配置
し、前記両手段の負荷を相殺することで、鏡胴の倒れに
よるレンズ性能劣化を防止するが可能となる。
【図１】本発明のパララックス補正装置の一実施例の構
成を示すカメラ斜視図である。
成を示すカメラ斜視図である。
【図２】パララックス補正装置において、カメラ電源Ｏ
ＦＦ時における状態を示す正面図である。
ＦＦ時における状態を示す正面図である。
【図３】パララックス補正装置において、カメラ電源Ｏ
Ｎ時における状態を示す正面図である。
Ｎ時における状態を示す正面図である。
【図４】パララックス補正装置において、撮影距離が無
限位置から至近位置の時における状態を示す正面図であ
る。
限位置から至近位置の時における状態を示す正面図であ
る。
１ 回転リング
２ レンズバリヤ
３ 採光式ファインダー
４ モーター
５ ギヤ列
６ バリヤ連動レバー
７ パララックス補正レバー
８ パララックス補正枠
Claims (2)
- 【請求項１】撮影光学系とファインダ光学系とを別々に
有するカメラにおいて、前記撮影光学系のレンズを駆動
する回転体にカムを備え、前記撮影光学系の沈胴時は前
記カムがレンズバリヤ開閉手段に連動し、通常撮影時は
前記カムが撮影距離に応じて連続的に撮影範囲を変更す
るパララックス補正手段に連動することを特徴とするカ
メラのファインダーパララックス補正装置。 - 【請求項２】請求項１記載のファインダーパララックス
補正装置において、前記レンズバリヤ開閉手段とパララ
ックス補正手段をレンズ光軸に対して対象に配置し、前
記両手段の負荷を相殺することにより鏡胴の倒れによる
レンズ性能劣化を防止することを特徴とするファインダ
ーパララックス補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002119539A JP2003315874A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | ファインダーパララックス補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002119539A JP2003315874A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | ファインダーパララックス補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003315874A true JP2003315874A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29536066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002119539A Pending JP2003315874A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | ファインダーパララックス補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003315874A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011257566A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Tamron Co Ltd | バリア機構、およびレンズ鏡筒 |
| JP2014119583A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Nidec Copal Corp | ファインダ補正装置 |
-
2002
- 2002-04-22 JP JP2002119539A patent/JP2003315874A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011257566A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Tamron Co Ltd | バリア機構、およびレンズ鏡筒 |
| JP2014119583A (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-30 | Nidec Copal Corp | ファインダ補正装置 |
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