JP2003315635A - 構造体の製造方法 - Google Patents

構造体の製造方法

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JP2003315635A
JP2003315635A JP2002121582A JP2002121582A JP2003315635A JP 2003315635 A JP2003315635 A JP 2003315635A JP 2002121582 A JP2002121582 A JP 2002121582A JP 2002121582 A JP2002121582 A JP 2002121582A JP 2003315635 A JP2003315635 A JP 2003315635A
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structure according
respect
solder
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JP2002121582A
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English (en)
Inventor
Hideaki Okura
秀章 大倉
Tsutomu Sakatsu
務 坂津
Takeshi Sano
武 佐野
Hiroshi Kobayashi
寛史 小林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、設計に対する許容度が大きく、一
括にて部材同士の接続が行える構造体の製造方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 本発明の構造体の製造方法によれば、第
1の部材上に第2の部材を配置し、第1の部材と第2の
部材の間に溶融性の接合剤である第3の部材を介在させ
る第1の工程と、第3の部材を溶融させて第3の部材の
表面張力で第2の部材を所望の位置又は高さに移動させ
る第2の工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構造体の製造方法に
関し、詳細には光学素子等の構造体を基板に実装する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】受光素子や発光素子と、光導波路との結
合の方式としては、端面結合が多く用いられているが、
受発光素子の送受信部がアレイ状に面配置されてくる
と、端面結合では難しく、45°ミラーを介して、結合
するのが一般的である。従来技術である特開2000−
193838号公報(以下従来例1と称す)では、導波
路端面に反射面が形成されていることで上部に配置する
光部品との結合を実現している。また、別の方式として
は、特開平6−29566号公報(以下従来例2と称
す)のように導波路端面を45°に切断することで達成
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1は、一体成形によって反射面を導波路と同時に作
りこむことで製造コストを安くすることができるが、設
計変更に対応するには金型の対応等が必要であり、高コ
ストになってしまう。また、上記従来例2は、各接合点
に対して加工を行う必要があり、接続点数が増大するに
伴ってコストが高くなっていく。
【0004】本発明はこれらの問題を解決するためのも
のであり、設計に対する許容度が大きく、一括にて部材
同士の接続が行える構造体の製造方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明の構造体の製造方法によれば、第1の部材
上に第2の部材を配置し、第1の部材と第2の部材の間
に溶融性の接合剤である第3の部材を介在させる第1の
工程と、第3の部材を溶融させて第3の部材の表面張力
で第2の部材を所望の位置又は高さに移動させる第2の
工程とを有することに特徴がある。よって、設計に対す
る許容度が大きく、一括にて部材同士の接続が行える構
造体の製造方法を提供できる。
【0006】また、第1の工程において第1の部材と第
2の部材の間であって少なくとも2箇所に異なる量の第
3の部材を介在させ、第2の工程において各第3の部材
の異なる表面張力で第2の部材を第1の部材に対して傾
斜させることにより、第2の部材を第1の部材に対して
簡単に所望の傾斜を持たせることができる。
【0007】更に、第3の部材としてハンダを用いるこ
とが好ましい。
【0008】また、第1の部材にV溝を形成し、このV
溝の一方の傾斜面と第2の部材の間に第3の部材を介在
させることにより、第3の部材の介在量によるばらつき
を抑え、第2の部材における安定した傾斜角を形成する
ことができる。
【0009】更に、第1の工程において第1の部材と第
2の部材の間であって第2の部材の端部に第3の部材を
介在させ、第2の工程において第3の部材の表面張力で
第2の部材に対してモーメント力を作用させて第2の部
材を第1の部材に対して傾斜させることにより、第2の
部材を第1の部材に対してより一層簡単に所望の傾斜を
持たせることができる。
【0010】また、第2の部材の端部における裏面と側
面に電極を各々設け、第1の工程において1の部材と電
極の間に第3の部材を介在させ、第2の工程において第
3の部材の表面張力で第2の部材に対してモーメント力
を作用させて第2の部材を第1の部材に対して傾斜させ
ることにより、第2の部材を第1の部材に対してより一
層簡単に所望の傾斜を持たせることができる。
【0011】更に、第1の部材に対する第2の部材の所
望の傾斜角は、第2の部材の端部における裏面側及び側
面側の電極の全面積に対する裏面側の電極の面積の比に
90°を乗じた角度となるように第2の部材の端部にお
ける裏面側及び側面側の電極の面積を設定することによ
り、簡単に第1の部材に対する第2の部材の所望の傾斜
角が得られる。
【0012】また、第2の部材が複数の部材を有する構
造であって、各部材が成す傾斜角を設ける場合、第1の
部材と2の部材の各部材の接合部分との間に第3の部材
を設けることにより、複数の部材で形成される各角を簡
単に設けることができる。
【0013】更に、ハンダの供給方法としてハンダペー
ストを用いることにより、より多くのハンダ量を供給す
ることができ、全ての所望の傾斜角が得られる。
【0014】また、第2の部材に第3の部材が予め形成
されていることにより、安定した第3の部材の供給を行
うことができる。
【0015】更に、別の発明として、第1の部材上に第
2の部材を配置し、第1の部材と第2の部材の間に溶融
性の接合剤である第3の部材を介在させる第1の工程
と、第2の部材と第3の部材の間に支持部材を介在させ
る第2の工程と、第3の部材を溶融させて第3の部材の
表面張力で支持部材を所望の位置又は高さに移動させ、
支持部材の移動に従って第2の部材を所望の位置又は高
さに移動させる第2の工程とを有することに特徴があ
る。よって、支持部材によって第2の部材を第1の部材
に対して傾斜させることができると共に支持部材が第2
の部材を支えることで信頼性が確保される。また、支持
部材を起き上がらせることを利用しているため、支持部
材の選択性が広まり、マウントも容易に行うことがで
き、コストダウンにつながる。
【0016】また、第2の工程において第1の部材と支
持部材の間であって支持部材の端部に第3の部材を介在
させ、第3の部材の表面張力で支持部材に対してモーメ
ント力を作用させて支持部材を第1の部材に対して傾斜
させ、支持部材が支持する第2の部材を傾斜させること
により、支持部材によって第2の部材を第1の部材に対
して簡単に傾斜させることができる。
【0017】更に、第1の部材の切欠き部内に第2の部
材を配置することにより、第1の部材と第2の部材の多
様な接続形態に対応できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の構造体の製造方法によれ
ば、第1の部材上に第2の部材を配置し、第1の部材と
第2の部材の間に溶融性の接合剤である第3の部材を介
在させる第1の工程と、第3の部材を溶融させて第3の
部材の表面張力で第2の部材を所望の位置又は高さに移
動させる第2の工程とを有する。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係る構造体の
製造工程を示す概略図である。同図において、本実施例
で用いる構造体は、光導波路と光送受信素子との接続構
造として光を垂直方向に曲げるのに反射板を用いる構造
に用いられる。同図では、ハンダを用いた場合に関する
挙動を示している。また、本実施例は、Si基板やプリ
ント基板で代表される第1の部材11である基板上に第
3の部材12であるハンダを搭載し、その上に第2の部
材13である反射板を実装する例である。同図の(a)
に示すように、第3の部材12であるハンダをハンダペ
ーストにて予め印刷にて供給している。また、第2の部
材13である反射板は汎用マウンタにて第3の部材12
であるハンダの上に搭載している。この後、同図の
(b)に示すように、第3の部材12であるハンダを溶
融させることで、ハンダペーストは凝集し、第3の部材
12であるハンダの表面張力が大きいため、球状になろ
うとする。なお、このときの第3の部材12であるハン
ダの形状は、ハンダの供給量と電極の面積にて定まる。
そのため、ハンダバンプを高くするには、電極径を小さ
くするとともに供給量を多くする必要がある。そして、
第3の部材12であるハンダが溶融することで図1の
(b)のようになり、第2の部材13である反射板が傾
くことになる。ここで、特に光結合を上げるには、反射
板の傾斜角が45°であればよい。
【0020】図2は本発明の第2の実施例に係る構造体
の製造工程を示す概略図である。同図に示すように、溝
14が第1の部材11である基板に形成されていること
で、第2の部材13である反射板が傾きやすくなる。溝
14の一方に接着剤15を塗布し、図2の(a)に示さ
れるように第2の部材13である反射板を搭載すると、
接着剤15が第2の部材13である反射板に濡れ広が
り、その際に接着剤の表面張力により第2の部材13で
ある反射板が傾く。このときの傾斜角は溝14の開口角
によって決まるため、接着剤15の塗布量によるばらつ
きを抑え、安定した傾斜角をもつ第2の部材13である
反射板を搭載することができる。また、本実施例では、
接着剤15で容易に実現できることから、低温での形成
が可能となる。更に、接着剤15の塗布には、溝14の
片面のみに塗布する必要がある。
【0021】図3は本発明の第3の実施例に係る構造体
の製造工程を示す概略図である。同図に示すように、第
3の部材12であるハンダが第2の部材13である反射
板の反射面に垂直な面に電極16を設けて、第3の部材
12であるハンダに濡れることで第2の部材13である
反射板に対してモーメント力が作用して、第2の部材1
3である反射板が第1の部材11である基板に対して傾
くことになる。この場合、第1の部材11である基板に
対する第2の部材13である反射板の所望の傾斜角は、
第2の部材13である反射板の端部における裏面側及び
側面側の電極16の全面積に対する裏面側の電極16の
面積の比に90°を乗じた角度となるように第2の部材
13である反射板の端部における裏面側及び側面側の電
極16の面積を設定することにより、簡単に第1の部材
11である基板に対する第2の部材13である反射板の
所望の傾斜角が得られる。例えば、傾斜角を45°にす
るには、側面及び裏面の電極16の各面積を同一にする
必要があり、また傾斜角を60°にするには、側面及び
裏面の電極16の面積比を1:2にする必要がある。
【0022】図4は本発明の第4の実施例に係る構造体
の製造工程を示す概略図である。同図に示すように、反
射面を1面以上必要とする際に反射面中央部にて折れる
構造体を用いることで図4の(b)に示すように両側に
反射面を備えることができる。また、この例は両側に第
2の部材13である反射板を設けているが、3方向以上
にも適用できる。またこのときの第3の部材12である
ハンダに関しても単一である必要はなく、各々の方向に
対して第3の部材12であるハンダが備えている場合も
含まれる。
【0023】図5は本発明における構造体の製造方法で
用いるハンダの供給例を示す図である。同図に示すよう
に、第3の部材12であるハンダの供給例として、ハン
ダバンプ17を用いることができる。予め第1の部材1
1である基板や第2の部材13である反射板に搭載する
ことで、より多くのハンダ量を供給することが可能であ
る。また、ハンダバンプ17が溶融することで電極に濡
れバンプ高さが低くなる。更に、ハンダペースト18は
溶融によって球状化するため、高さが高くなり、結局第
2の部材13である反射板に接触することになる。この
とき、第2の部材13である反射板が溶融したハンダペ
ースト18に濡れることで引っ張られ第2の部材13で
ある反射板は第1の部材11である基板に対して傾く。
【0024】図6は本発明の第5の実施例に係る構造体
の製造工程を示す概略図である。本実施例では、支持部
材19の第1の部材11である基板側には前面電極が形
成されており、ハンダが溶融することで、支持部材19
が第3の部材12であるハンダの表面張力によって、図
中左側へと移動していく。支持部材19が移動すること
によって第2の部材13である反射板が持ち上がり、第
1の部材11である基板に対して傾斜する。この支持部
材19が第2の部材13である反射板を支えることにな
り、信頼性が確保される。
【0025】図7は本発明の第6の実施例に係る構造体
の製造工程を示す概略図である。本実施例では、図3に
示す第3の実施例と同様に第3の部材12であるハンダ
の表面張力を利用して第2の部材13である反射板を傾
斜させる。この場合も支持部材19が第2の部材13で
ある反射板を支えるため安定した信頼性を得ることがで
きる。
【0026】図8は本発明の第7の実施例に係る構造体
の製造工程を示す概略図である。基板中に光導波路が存
在する場合、図1に示す第1の実施例と同様の方式にて
実現することができる。この場合においても、第1の部
材11である基板中の切欠き部に第2の部材13である
反射板を設けることで、送受信素子と光導波路の接続が
可能になる。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変
形や置換可能であることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構造体の
製造方法によれば、第1の部材上に第2の部材を配置
し、第1の部材と第2の部材の間に溶融性の接合剤であ
る第3の部材を介在させる第1の工程と、第3の部材を
溶融させて第3の部材の表面張力で第2の部材を所望の
位置又は高さに移動させる第2の工程とを有することに
特徴がある。よって、設計に対する許容度が大きく、一
括にて部材同士の接続が行える構造体の製造方法を提供
できる。
【0029】また、第1の工程において第1の部材と第
2の部材の間であって少なくとも2箇所に異なる量の第
3の部材を介在させ、第2の工程において各第3の部材
の異なる表面張力で第2の部材を第1の部材に対して傾
斜させることにより、第2の部材を第1の部材に対して
簡単に所望の傾斜を持たせることができる。
【0030】更に、第3の部材としてハンダを用いるこ
とが好ましい。
【0031】また、第1の部材にV溝を形成し、このV
溝の一方の傾斜面と第2の部材の間に第3の部材を介在
させることにより、第3の部材の介在量によるばらつき
を抑え、第2の部材における安定した傾斜角を形成する
ことができる。
【0032】更に、第1の工程において第1の部材と第
2の部材の間であって第2の部材の端部に第3の部材を
介在させ、第2の工程において第3の部材の表面張力で
第2の部材に対してモーメント力を作用させて第2の部
材を第1の部材に対して傾斜させることにより、第2の
部材を第1の部材に対してより一層簡単に所望の傾斜を
持たせることができる。
【0033】また、第2の部材の端部における裏面と側
面に電極を各々設け、第1の工程において1の部材と電
極の間に第3の部材を介在させ、第2の工程において第
3の部材の表面張力で第2の部材に対してモーメント力
を作用させて第2の部材を第1の部材に対して傾斜させ
ることにより、第2の部材を第1の部材に対してより一
層簡単に所望の傾斜を持たせることができる。
【0034】更に、第1の部材に対する第2の部材の所
望の傾斜角は、第2の部材の端部における裏面側及び側
面側の電極の全面積に対する裏面側の電極の面積の比に
90°を乗じた角度となるように第2の部材の端部にお
ける裏面側及び側面側の電極の面積を設定することによ
り、簡単に第1の部材に対する第2の部材の所望の傾斜
角が得られる。
【0035】また、第2の部材が複数の部材を有する構
造であって、各部材が成す傾斜角を設ける場合、第1の
部材と2の部材の各部材の接合部分との間に第3の部材
を設けることにより、複数の部材で形成される各角を簡
単に設けることができる。
【0036】更に、ハンダの供給方法としてハンダペー
ストを用いることにより、より多くのハンダ量を供給す
ることができ、全ての所望の傾斜角が得られる。
【0037】また、第2の部材に第3の部材が予め形成
されていることにより、安定した第3の部材の供給を行
うことができる。
【0038】更に、別の発明として、第1の部材上に第
2の部材を配置し、第1の部材と第2の部材の間に溶融
性の接合剤である第3の部材を介在させる第1の工程
と、第2の部材と第3の部材の間に支持部材を介在させ
る第2の工程と、第3の部材を溶融させて第3の部材の
表面張力で支持部材を所望の位置又は高さに移動させ、
支持部材の移動に従って第2の部材を所望の位置又は高
さに移動させる第2の工程とを有することに特徴があ
る。よって、支持部材によって第2の部材を第1の部材
に対して傾斜させることができると共に支持部材が第2
の部材を支えることで信頼性が確保される。また、支持
部材を起き上がらせることを利用しているため、支持部
材の選択性が広まり、マウントも容易に行うことがで
き、コストダウンにつながる。
【0039】また、第2の工程において第1の部材と支
持部材の間であって支持部材の端部に第3の部材を介在
させ、第3の部材の表面張力で支持部材に対してモーメ
ント力を作用させて支持部材を第1の部材に対して傾斜
させ、支持部材が支持する第2の部材を傾斜させること
により、支持部材によって第2の部材を第1の部材に対
して簡単に傾斜させることができる。
【0040】更に、第1の部材の切欠き部内に第2の部
材を配置することにより、第1の部材と第2の部材の多
様な接続形態に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る構造体の製造工程
を示す概略図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る構造体の製造工程
を示す概略図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係る構造体の製造工程
を示す概略図である。
【図4】本発明の第4の実施例に係る構造体の製造工程
を示す概略図である。
【図5】本発明における構造体の製造方法で用いるハン
ダの供給例を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例に係る構造体の製造工程
を示す概略図である。
【図7】本発明の第6の実施例に係る構造体の製造工程
を示す概略図である。
【図8】本発明の第7の実施例に係る構造体の製造工程
を示す概略図である。
【符号の説明】
11;第1の部材、12;第2の部材、13;第3の部
材、14;溝、15;接着剤、16;電極、17;ハン
ダバンプ、18;ハンダペースト、19;支持部材。
フロントページの続き (72)発明者 佐野 武 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小林 寛史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H037 BA02 BA11 CA38 DA02 DA06 DA16 2H043 AB06 AB08 AC03 AE02 5E319 AA03 AC01 BB05 CC22 CD26 GG15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部材上に第2の部材を配置し、第
    1の部材と第2の部材の間に溶融性の接合剤である第3
    の部材を介在させる第1の工程と、 前記第3の部材を溶融させて前記第3の部材の表面張力
    で前記第2の部材を所望の位置又は高さに移動させる第
    2の工程とを有することを特徴とする構造体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の工程において前記第1の部材
    と第2の部材の間であって少なくとも2箇所に異なる量
    の前記第3の部材を介在させ、前記第2の工程において
    前記各第3の部材の異なる表面張力で前記第2の部材を
    前記第1の部材に対して傾斜させる請求項1記載の構造
    体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第3の部材としてハンダを用いる請
    求項1又は2に記載の構造体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の部材にV溝を形成し、該V溝
    の一方の傾斜面と前記第2の部材の間に前記第3の部材
    を介在させる請求項1〜3のいずれかに記載の構造体の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の工程において前記第1の部材
    と第2の部材の間であって前記第2の部材の端部に前記
    第3の部材を介在させ、前記第2の工程において前記第
    3の部材の表面張力で前記第2の部材に対してモーメン
    ト力を作用させて前記第2の部材を前記第1の部材に対
    して傾斜させる請求項1記載の構造体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の部材の端部における裏面と側
    面に電極を各々設け、前記第1の工程において前記1の
    部材と前記電極の間に前記第3の部材を介在させ、前記
    第2の工程において前記第3の部材の表面張力で前記第
    2の部材に対してモーメント力を作用させて前記第2の
    部材を前記第1の部材に対して傾斜させる請求項1記載
    の構造体の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の部材に対する前記第2の部材
    の所望の傾斜角は、前記第2の部材の端部における裏面
    側及び側面側の前記電極の全面積に対する裏面側の前記
    電極の面積の比に90°を乗じた角度となるように前記
    第2の部材の端部における裏面側及び側面側の前記電極
    の面積を設定する請求項6記載の構造体の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の部材が複数の部材を有する構
    造であって、各部材が成す傾斜角を設ける場合、前記第
    1の部材と前記2の部材の各部材の接合部分との間に前
    記第3の部材を設ける請求項1記載の構造体の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記ハンダの供給方法としてハンダペー
    ストを用いる請求項3記載の構造体の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の部材に前記第3の部材が予
    め形成されている請求項1〜9のいずれかに記載の構造
    体の製造方法。
  11. 【請求項11】 第1の部材上に第2の部材を配置し、
    第1の部材と第2の部材の間に溶融性の接合剤である第
    3の部材を介在させる第1の工程と、 前記第2の部材と前記第3の部材の間に支持部材を介在
    させる第2の工程と、 前記第3の部材を溶融させて前記第3の部材の表面張力
    で前記支持部材を所望の位置又は高さに移動させ、前記
    支持部材の移動に従って前記第2の部材を所望の位置又
    は高さに移動させる第2の工程とを有することを特徴と
    する構造体の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2の工程において前記第1の部
    材と前記支持部材の間であって前記支持部材の端部に前
    記第3の部材を介在させ、前記第3の部材の表面張力で
    前記支持部材に対してモーメント力を作用させて前記支
    持部材を前記第1の部材に対して傾斜させ、前記支持部
    材が支持する前記第2の部材を傾斜させる請求項11記
    載の構造体の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の部材の切欠き部内に前記第
    2の部材を配置する請求項1〜12のいずれかに記載の
    構造体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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