JP2003315047A - 振動子の電気的接続構造および振動型ジャイロスコープ - Google Patents

振動子の電気的接続構造および振動型ジャイロスコープ

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JP2003315047A
JP2003315047A JP2002123457A JP2002123457A JP2003315047A JP 2003315047 A JP2003315047 A JP 2003315047A JP 2002123457 A JP2002123457 A JP 2002123457A JP 2002123457 A JP2002123457 A JP 2002123457A JP 2003315047 A JP2003315047 A JP 2003315047A
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vibrator
bonding wire
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electrode terminal
terminal
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JP2002123457A
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Naotsuyo Okada
直剛 岡田
Seiji Ishikawa
石川  誠司
Takayuki Kikuchi
菊池  尊行
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】振動子、電極端子、および振動子と電極端子と
を接続するボンディングワイヤを備えている接続構造に
おいて、電気的接続構造の共振に起因する振動子のゼロ
点温度ドリフトを低減する。 【解決手段】電気的接続構造40は、振動子5、電極端
子60、および振動子5と電極端子60とを接続するボ
ンディングワイヤ50を備えている。ボンディングワイ
ヤ50が、振動子5の主面5aに接続する第一の末端5
2と、電極端子60に接続する第二の末端54と、第一
の末端52と第二の末端54の間に設けられた湾曲部5
6とを備えている。第一の末端52および第二の末端5
4を通る直線Bに対する湾曲部56の高さD1と、振動
子5の主面5aに対する湾曲部56の高さD2との比率
D1/D2が3.0以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動子の電気的接
続構造および振動型ジャイロスコープに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、振動型ジャイロスコープを自動車
に搭載し、自動車の車体の方向の制御に使用することが
検討されている。例えば自動車の車体回転速度フィード
バック式の車両制御方法に用いる回転速度センサーに振
動型ジャイロスコープを使用するときには、操舵輪の方
向自身は、ハンドルの回転角度によって検出する。これ
と同時に、実際に車体が回転している回転速度を振動ジ
ャイロスコープによって検出する。そして、操舵輪の方
向と実際の車体の回転速度を比較して差を求め、この差
に基づいて車輪トルク、操舵角に補正を加えることによ
って、安定した車体制御を実現する。
【0003】車載用途においては、振動型ジャイロスコ
ープの使用温度範囲がきわめて広く、例えば、−40℃
から+85℃の温度範囲において安定に動作することが
要求される。周囲温度が高温や低温に大きく変化したと
きには、ボンディングワイヤの固有振動数がその温度変
化に対してワイヤの材質および線径などの要因により変
化することがある。この結果、振動ジャイロの固有振動
数がボンディングワイヤと共振点を持ついわゆるゼロ点
温度ドリフトが発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、振動型ジ
ャイロスコープのゼロ点温度ドリフトを低減するための
研究を続けてきた。この過程において、振動子の形態や
振動子からの電気信号の処理回路について種々検討して
きた(例えば2002年11月14日出願の特願200
1−348995号公報)。
【0005】しかし、振動子の形態や電気信号の処理回
路を種々検討した後でも、振動子のパッケージへの実装
後には、例えば50℃近辺において急峻なゼロ点温度ド
リフトが発生することがあった。このため、パッケージ
への実装構造の共振に起因してゼロ点温度ドリフトが発
生するものと考えられた。
【0006】本発明の課題は、振動子、電極端子、およ
び振動子と電極端子とを接続するボンディングワイヤを
備えている電気的接続構造において、振動子からの電気
的出力信号のゼロ点温度ドリフトを低減することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、振動子、電極
端子、および振動子と電極端子とを接続するボンディン
グワイヤとを備えている電気的接続構造であって、ボン
ディングワイヤが、振動子の主面に接続する第一の末
端、電極端子に接続する第二の末端、および第一の末端
と第二の末端の間に設けられた湾曲部を備えており、第
一の末端および第二の末端を通る直線に対する湾曲部の
高さD1と、振動子の主面に対する湾曲部の高さD2と
の比率D1/D2が3.0以上であることを特徴とす
る。
【0008】また、本発明は、この電気的接続構造を備
えている振動型ジャイロスコープに係るものである。
【0009】本発明者は、振動子をパッケージ基盤に実
装した場合に、振動子に不規則に生じるゼロ点温度ドリ
フトの原因の究明を試みた。この結果、振動子にボンデ
ィングワイヤを接続した後の振動子において、所定の温
度範囲において不規則なゼロ点温度ドリフトが観測され
た。このことから、所定の温度範囲において不規則にゼ
ロ点温度ドリフトが生じるのは、ボンディングワイヤが
振動子の振動の周波数に近い帯域に、共振周波数を有し
ていることに起因していると推測した。
【0010】ボンディングワイヤが張りつめている状態
での共振周波数は、ボンディングワイヤの張力、材質、
直径などによって定まる。しかし、振動子に接続されて
いるボンディングワイヤは、耐衝撃特性などの理由から
張りつめた状態になっていない。このようなボンディン
グワイヤは微妙なループ形状の違い、接合部強度の差違
により、複雑な振動を起こすので、共振周波数を一定に
検出するのは困難である。
【0011】そこで、本発明者は、ボンディング条件を
見直し、一定の接合強度を確立した上でボンディングワ
イヤの形状を種々変更し、振動子からの電気的信号に基
づくゼロ点温度ドリフトを低減することを試みた。この
結果、ボンディングワイヤの第一の末端および第二の末
端を通る直線に対する湾曲部の高さD1を、振動子の主
面に対する湾曲部の高さD2に比べて、ある程度以上大
きくすることによって、振動型ジャイロスコープの使用
温度範囲において、ボンディングワイヤとの共振に起因
すると推測されるゼロ点温度ドリフトのピークを低減す
ることに成功した。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る電気的接続構造40を模式的に示す概略断面図であ
る。図1においては、ボンディングワイヤ50をその真
横から見ている。
【0013】接続構造40が、振動子5と、電極端子6
0と、振動子5および電極端子60を接続するボンディ
ングワイヤ50とを備えている。ボンディングワイヤ5
0は、振動子5の主面5aに接続する第一の末端52
と、電極端子60に接続する第二の末端54と、第一の
末端52と第二の末端54の間に設けられた湾曲部56
とを備えている。
【0014】第一の末端52および第二の末端54を通
る直線Bに対する湾曲部56の高さをD1とする。D1
は、ボンディング振幅とも呼ばれるものである。振動子
5の主面5aに対する湾曲部56の高さをD2とする。
D2は、ボンディング高さと呼ばれることがある。
【0015】本発明においては、D1/D2を3.0以
上とする。言い換えると、D1がD2に比べてある程度
以上大きい形態を採用する。つまり、垂直方向の高さD
2を比較的に小さくし、斜め方向の高さD1が比較的に
大きくなるようにする。この結果として、ボンディング
ワイヤ50は、例えば点線Aで示す形態と比べて、垂直
高さD2が小さくなり、横に寝た形態となる。
【0016】図2は、図1を参照して説明した接続構造
40を含む振動型ジャイロスコープ1の一例の要部を模
式的に示す断面図である。振動子5は、パッケージ70
の内部空間72に収容されている。パッケージ70は略
直方体形状をしている。このパッケージ70は、いわゆ
る横置き型のパッケージであり、振動子5は、いわゆる
横置き型の振動子である。すなわち、パッケージ70の
基盤70aは、角速度の検出を行うべき回転軸であるZ
軸に略垂直な方向に延びている。また、振動子5は、回
転軸であるZ軸に略垂直な平面に沿って延びている。
【0017】パッケージ70の底面70bに金属製の支
持ピン100が取り付けられており、支持棒100と振
動子5とが、樹脂製の接着層110によって接着されて
いる。
【0018】パッケージ70の基盤70aには、複数の
貫通穴70dが設けられている。電極端子60の主面6
0aが各貫通穴70dにそれぞれ挿入され、図示しない
接着剤によって固定されている。
【0019】ボンディングワイヤ50が振動子5の主面
5aから電極端子60へと延びており、電極端子60の
表面60aへと接続されている。そして、電極端子60
は、図示しない配線を介して半導体部品へと電気的に接
続されている。図2においては、図1におけるボンディ
ングワイヤ50を斜め方向から見ている。
【0020】図3は、好適例の振動子5の概略平面図で
ある。振動子5は、所定平面(XY平面)に対して略垂
直なZ軸を中心とする回転角速度を測定できるものであ
る。振動子5の固定部4Bは、振動子5の重心GOを中
心として4回対称の正方形をしている。電極端子60
は、ボンディングワイヤ50を介して固定部4Bに接続
している。固定部4Bの周縁部から細長い支持部6が突
出している。各支持部6の先端から、支持部6に直交す
る方向に一対の駆動振動片2A、2Bまたは2C、2D
が延びている。各駆動振動片の付け根部分30は、各支
持部の先端から突出しており、付け根部分30が各駆動
振動片の固定部として機能する。各駆動振動片には、そ
れぞれ駆動電極7が設けられている。
【0021】固定部4Bの周縁部から、細長い検出振動
片11A、11Bが突出している。各検出振動片11
A、11Bには、それぞれ検出電極8が設けられてい
る。検出用の各振動片11A、11Bの先端にはそれぞ
れ重量部10が設けられている。
【0022】駆動モードにおいては、各駆動振動片2
A、2B、2C、2Dが、付け根部分30を中心とし
て、矢印Aのように屈曲振動する。検出モードにおいて
は、各支持部6が、固定部4Bへの付け根を中心として
矢印Cのように周方向に屈曲振動する。これに対応し
て、各検出振動片11A、11Bが、矢印Bのように屈
曲振動する。各検出振動片11A、11Bに励起される
各検出振動を測定することによって、垂直軸Zの周りの
回転角速度を測定する。
【0023】本発明の効果の観点からは、前記比率D1
/D2は3.0以上であることが好ましく、6.0以上
であることが更に好ましい。また、D1/D2が大きく
なりすぎると、衝撃が加えられた際接着層の部分より振
動子がパッケージに対して変位し、ボンディングワイヤ
へと振動子から加わる張力が大きくなり、ボンディング
ワイヤと振動子との接合状態を一定に保持することが困
難になる。このため、振動子ごとの性能差が大きくなる
可能性がある。こうした振動子ごとの性能のバラツキを
抑制するという観点からは、D1/D2は、10.0以
下であることが好ましい。
【0024】D1の大きさは特に限定されない。しか
し、本発明の作用効果の観点からは、0.2mm以上が
好ましく、0.3mm以上が更に好ましい。また、D1
が大きくなりすぎると、D2も大きくなり、かえって逆
効果となる傾向があるので、D1は0.4mm以下が好
ましい。
【0025】D2の大きさは特に限定されない。しか
し、本発明の作用効果の観点からは、0.1mm以下が
好ましく、0.05mm以下が更に好ましい。また、D
2が小さくなりすぎると、ボンディングワイヤへと振動
子から加わる張力が大きくなり、ボンディングワイヤと
振動子との接合状態を一定に保持することが困難にな
る。このため、振動子ごとの性能差が大きくなる可能性
がある。こうした振動子ごとの性能のバラツキを抑制す
るという観点からは、D2は0mm以上であることが好
ましく、0.02mm以上であることが更に好ましい。
【0026】ボンディングワイヤの材質は特に限定され
ないが、導電性材料である必要があり、また柔軟性ない
し可撓性を有する材料であることが好ましい。この観点
からは、金、金めっき付銅、金めっき付ニッケル、ニッ
ケル、アルミニウム、アルミニウム合金が好ましい。
【0027】ボンディングワイヤの径は特に限定されな
いが、本発明の作用効果の観点からは、φ15〜50μ
mであることが好ましい。
【0028】振動子を構成する材質は限定されないが、
水晶、LiNbO、LiTaO、ニオブ酸リチウム
−タンタル酸リチウム固溶体(Li(Nb,Ta)
)単結晶、ホウ酸リチウム単結晶、ランガサイト単
結晶等からなる圧電単結晶を使用することが好ましい。
【0029】基盤の種類は特に限定されないが、パッケ
ージ用基盤であることが好ましい。
【0030】基盤の材質は特に限定されず、いわゆるパ
ッケージ用途に用いられている絶縁性材料、例えばセラ
ミックス、ガラス、樹脂を使用できる。
【0031】ボンディングワイヤは、振動子の端子部に
対して接合されていてよい。また、ボンディングワイヤ
を、振動子の端子部以外の領域に対して接合し、ボンデ
ィングワイヤと振動子の端子部とを、例えば振動子上の
配線や振動子とは別体の電線を通して、電気的に接続す
ることができる。
【0032】ボンディングワイヤの振動子への接合方法
は限定されないが、超音波ボンディング、スポット溶
接、導電性接着剤、半田付けが好ましい。
【0033】好適な実施形態においては、振動子が、屈
曲振動片と、この屈曲振動片を固定する固定部とを備え
ており、この固定部がボンディングワイヤに対して接合
されている。これによって、振動片の屈曲振動に対する
支持構造の影響を最小限に抑えることができる。
【0034】好適な実施形態においては、振動型ジャイ
ロスコープによって回転角速度を検出するべき回転軸に
対して振動子が略垂直方向に延びている。
【0035】
【実施例】図1〜図3に示す振動型ジャイロスコープ用
の電気的接続構造を作製した。具体的には、厚さ0.1
mmの水晶のZ板のウエハーに、スパッタ法によって、
所定位置に、厚さ100オングストロームのクロム膜
と、厚さ1500オングストロームの金膜とを形成し
た。ウエハーの両面にレジストをコーティングした。
【0036】このウエハーを、ヨウ素とヨウ化カリウム
との水溶液に浸漬し、余分な金膜をエッチングによって
除去し、更に硝酸セリウムアンモニウムと過塩素酸との
水溶液にウエハーを浸漬し、余分なクロム膜をエッチン
グして除去した。温度80℃の重フッ化アンモニウムに
20時間ウエハーを浸漬し、ウエハーをエッチングし、
振動子5の外形を形成した。メタルマスクを使用して、
厚さ100オングストロームのクロム膜上に厚さ200
0オングストロームの金膜を電極膜として形成した。振
動子5の寸法は、縦3.8mm、横4.5mm、厚さ
0.1mmであり、重量は約0.8mgであった。
【0037】振動子5をパッケージに実装した。ただ
し、基盤はアルミナセラミックスによって形成し、接点
パッドは金によって形成した。振動子5の固定部4Bの
中央に0.75mm×0.75mmの正方形の支持孔を
形成し、この支持孔に直径0.6mmの金属ピンを通
し、金属ピンに対して振動子をシリコーン樹脂接着剤1
10によって接着した。
【0038】ボンディングワイヤは、アルミニウム合金
を使用した。ワイヤ径はφ25μmを使用した。ボンデ
ィングワイヤを基盤表面の電極端子、振動子5に対して
共に超音波ボンディングによって接合した。この振動型
ジャイロスコープに対して、−40℃から85℃におい
て回転角速度の値を測定した。
【0039】図4および図5にそれぞれ、回転角速度の
温度変化の測定結果を示す。図4および図5に示すグラ
フの横軸は温度を示しており、縦軸は回転角速度の値を
示している。
【0040】図4に示すように、D1/D2が2のとき
には、ボンディングワイヤの共振に起因すると推測され
る回転角速度のピークが40〜50℃付近で観測され
た。図5に示すように、D1/D2が3のときには、こ
のピークが観測されなかった。なお、図4、図5におい
て、−40℃から85℃まで回転角速度がほぼ直線的に
増大しているが、このような直線的変化は電気的処理に
よって容易に消去できる。
【0041】このように、D1/D2を3.0以上とす
ることによって、ゼロ点温度ドリフトを抑制できる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、振動子、電極端子、および振動子と電極端子
とを接続するボンディングワイヤを備えている接続構造
において、ボンディングワイヤの共振に起因する振動子
のゼロ点温度ドリフトを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気的接続構造40を模式的に示す概略断面図
である。
【図2】振動型ジャイロスコープ1の要部を模式的に示
す断面図である。
【図3】好適例の振動子5を概略的に示す平面図であ
る。
【図4】D1/D2が2.0の場合の回転角速度の温度
変化を示すグラフである。
【図5】D1/D2が3.0の場合の回転角速度の温度
変化を示すグラフである。
【符号の説明】 1 振動型ジャイロスコープ 2A、2B、2
C、2D駆動振動片 5 振動子 5a
振動子の主面 11A、11B 検出振動片
40 電気的接続構造 50 ボン
ディングワイヤ 52 ボンディングワイヤの
第一の末端 54 ボンディングワイヤの第二の末端 56
湾曲部 60 電極端子 60a 電極端子の主面
70 パッケージ 70a 基盤 B 第一の末端および第二の末端
を通る直線 D1 第一の末端および第二の末端を通る直線Bに対す
る湾曲部の高さ D2 振動子の主面に対する湾曲部の高さ
フロントページの続き (72)発明者 菊池 尊行 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 Fターム(参考) 2F105 AA02 BB08 CC04 CD02 CD06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動子、電極端子、および前記振動子と前
    記電極端子とを接続するボンディングワイヤとを備えて
    いる電気的接続構造であって、 前記ボンディングワイヤが、前記振動子の主面に接続す
    る第一の末端、前記電極端子に接続する第二の末端、お
    よび前記第一の末端と前記第二の末端の間に設けられた
    湾曲部を備えており、 前記第一の末端および前記第二の末端を通る直線に対す
    る前記湾曲部の高さD1と、前記振動子の前記主面に対
    する前記湾曲部の高さD2との比率D1/D2が3.0
    以上であることを特徴とする、振動子の電気的接続構
    造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電気的接続構造を備えてい
    ることを特徴とする、振動型ジャイロスコープ。
JP2002123457A 2002-04-25 2002-04-25 振動子の電気的接続構造および振動型ジャイロスコープ Withdrawn JP2003315047A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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