JP2003314068A - 住居構造 - Google Patents

住居構造

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JP2003314068A
JP2003314068A JP2002120775A JP2002120775A JP2003314068A JP 2003314068 A JP2003314068 A JP 2003314068A JP 2002120775 A JP2002120775 A JP 2002120775A JP 2002120775 A JP2002120775 A JP 2002120775A JP 2003314068 A JP2003314068 A JP 2003314068A
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JP
Japan
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bedroom
space
storage space
living
storage
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Pending
Application number
JP2002120775A
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English (en)
Inventor
Masahiro Okamoto
真宏 岡本
Keiko Osawa
圭子 大沢
Ryoji Hirai
良治 平井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納空間の利便性を良好なものとし、かつ、
寝室の圧迫感を解消してより広く大きな空間を感じるこ
とができ、収納空間の特段の換気対策も必要としない、
新しい住居構造を提供する。 【解決手段】 第1の居住空間としての寝室(1)と、
寝室(1)以外の第2の居住空間の各々との間に出入り
口(4)が設けられた収納空間(2)が配置され、第1
の居住空間としての寝室(1)と収納空間とは天井側が
連通(7)されている住居構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は住居構造に
関するものであって、さらに詳しくは、クローゼット等
の収納空間の利便性を良好なものとし、かつ、寝室の圧
迫感を解消してより大きな空間を感じることができるよ
うにした新しい住居構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より一般の住宅においては、廊下に
面して寝室や収納室等の住居空間が設けられており、通
常、これらの住居空間は廊下を介しての出入りによって
相互移動できるようにしている。
【0003】だが、このような従来の住居構造において
は、寝室から収納室に移動して着替えするためにはいち
いち廊下に出てから収納室に入らなければならないとい
う不便さがある。
【0004】このような問題を解消するために、収納室
と寝室とを出入り自在な構造とすることも考えられてい
るが、この場合には、寝起き時の着替えに際しては、寝
室から直接収納室に入って着替えを行うことができるも
のの、一般的には、着替えた後に再び寝室に戻り、その
後廊下に出るようにしていることから、利便性の点でど
うしても不満が残されていた。また、別の住居空間から
着替えのために収納室に入るためには寝室を経由しなけ
ればならず、この点においても不便であった。
【0005】そこで、最近になって、収納室に寝室への
出入り口と廊下への出入り口を別々に設けた構造が提案
されている(実用新案登録第3080021号公報)。
この構造によれば、寝起き時のまま収納室に移動して着
替えし、着替えした状態で寝室に戻らずに廊下に出れる
ことになる。また、別の住居空間から着替えのために収
納室に入る場合には直接に出入りができることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のとおりの新しい
提案によって収納空間の利便性が高まったが、寝室と収
納空間との関係については、その相互の出入りが自在と
されたものの、収納空間と寝室は、出入りのための扉を
含めて住居構造としては壁で区切られているため、相対
的に寝室を大きく感覚させるためには収納空間を小さく
しなければならないという問題があった。つまり、比較
的ゆとりのある収納空間を構成し、しかも寝室を広く、
大きく感じることができるようにすることは容易ではな
かった。また、出入り口があるとしても、小さく狭い収
納空間と寝室との湿温度の差が大きいことから、どうし
ても収納空間の換気対策が必要とされていた。
【0007】そこで、この出願の発明は、以上のとおり
の問題点を解消し、寝室との関係から収納空間の利便性
を良好なものとし、しかも、寝室の圧迫感を解消して、
より広く大きな空間を感じることができ、収納空間のた
めの特段の換気対策も必要としない、新しい住居構造を
提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、第1には、第1の居住空
間としての寝室と、寝室以外の第2の居住空間の各々と
の間に出入り口が設けられた収納空間が配置され、第1
の居住空間としての寝室と収納空間とは天井側が連通さ
れていることを特徴とする住居構造を提供し、第2に
は、前記の第1の居住空間としての寝室と収納空間との
間の出入り口は引戸の配設によって開閉自在とされてい
ることを特徴とする住居構造を、第3には、出入り口は
中央部に配置され、両開きの引戸により開閉自在とされ
ていることを特徴とする住居構造を、第4には、引戸の
開放側の収納空間側には収納棚が配設されていることを
特徴とする住居構造を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】この出願の発明は上記のとおりの
特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態につい
て説明する。
【0010】添付した図面の図1は、寝室(1)側から
収納空間(2)を見た状態を例示した斜視図であって、
図2は、この寝室(1)と収納空間(2)を含めた住居
構造の要部を示した平面図である。
【0011】たとえばこの図1および図2に例示したよ
うに、この出願の発明の住居構造では、第1の居住空間
としての寝室(1)と、この寝室(1)以外の、廊下
(3)や洗面所等の第2の居住空間の各々と収納空間
(2)の間には、出入り口(4)(5)が設けられてい
る。
【0012】このような構造によって、たとえば寝室
(1)から出入り口(4)を通じて収納空間(2)に入
り、着替えをした後に、寝室(1)に戻らずに、出入り
口(5)から直接に廊下(3)に出ることができる。ま
た当然にも、収納空間(2)には、出入り口(5)を介
して廊下(3)から直接出入りでき、寝室(1)には出
入り口(6)で出入りすることができる。
【0013】収納空間(2)の利便性は良好である。
【0014】そして、この出願の発明の住居の構造で
は、図1に例示したように、前記第1の居住空間として
の寝室(1)と収納空間(2)は、天井側が開放されて
連通部(7)が構成されている。すなわち、寝室(1)
の天井と収納空間(2)の天井とは壁等によって遮断さ
れずに連通されているのである。
【0015】この天井の連通構造によって、寝室(1)
での空間の圧迫感がなく、相対比により広くより大きな
空間が感じられることになる。また、寝室(1)と収納
空間(2)との間の湿温度の環境条件の差が解消され、
収納空間(2)のための特段の換気対策も必要とはされ
ない。
【0016】前記第1の居住空間としての寝室(1)と
収納空間(2)との間の出入り口(4)は、開放状態の
ままでもよいし、開き戸や引戸等の各種の手段によって
開閉自在としてもよい。天井が連通されているこの出願
の構造においては、寝室(1)は相対的に大きく感じら
れることから、出入り口(4)は常時開放しておく必要
はなく、むしろ生活行動、居住環境の観点からは、開き
戸や引戸によって開閉自在として区分することが好まし
く、なかでも、図1および図2に例示したように、引戸
(8)とすることが好ましい。開き戸の場合のように開
閉動作のための空間を大きく取る必要がなく、空間とし
て広く感じることができる。
【0017】特に、図1および図2の例のように、出入
り口(4)を中央部に配置し、両開きの引戸(8)によ
って開閉自在とすることで、寝室(1)が実際的に大き
な空間になり、しかも狭い収納空間(2)での整理も行
いやすくなる。
【0018】図3は、図1との対応として、引戸(8)
を閉じた状態を示し、一方、図1は引戸(8)を開いた
状態を示している。たとえば、この図3に例示したよう
に、引戸(8)の閉鎖側の寝室(1)側には、引出し
(9)や棚(10)によって構成した収納部を配置して
もよく、また、収納空間(2)側から見た図4に例示し
たように、引戸の開放側の収納空間(2)側には、収納
棚(11)を設けてもよい。
【0019】これらの棚(10)(11)等によって、
利便性の良好な収納部が形成されることになる。
【0020】もちろん、引戸(8)は、各種の素材や意
匠のものから構成してよく、たとえば半透明の樹脂板と
して、室内の明るさや雰囲気が良好なものになるように
してもよい。
【0021】当然にも、この出願の発明は以上の例示に
よって限定されるものではなく、細部の形態については
様々であってよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明によって収納空間の利便性を良好なものとし、か
つ、寝室の圧迫感を解消してより広く大きな空間を感じ
ることができ、収納空間の特段の換気対策も必要としな
い、新しい住居構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の構造を例示した要部斜視図で
ある。
【図2】この出願の発明の構造を例示した要部平面図で
ある。
【図3】引戸を閉じた状態を寝室側から見た要部斜視図
である。
【図4】収納空間側から見た要部斜視図である。
【符号の説明】
1 寝室 2 収納空間 3 廊下 4 寝室と収納空間との出入り口 5 廊下と収納空間との出入り口 6 寝室と廊下との出入り口 7 連通部 8 引戸 9 引出し 10、11 棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 良治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA01 AA13 AA15 AA22 AA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の居住空間としての寝室と、寝室以
    外の第2の居住空間の各々との間に出入り口が設けられ
    た収納空間が配置され、第1の居住空間としての寝室と
    収納空間とは天井側が連通されていることを特徴とする
    住居構造。
  2. 【請求項2】 第1の居住空間としての寝室と収納空間
    との間の出入り口は引戸の配設によって開閉自在とされ
    ていることを特徴とする請求項1の住居構造。
  3. 【請求項3】 出入り口は中央部に配置され、両開きの
    引戸により開閉自在とされていることを特徴とする請求
    項2の住居構造。
  4. 【請求項4】 引戸の開放側の収納空間側には収納棚が
    配設されていることを特徴とする請求項2または3の住
    居構造。
JP2002120775A 2002-04-23 2002-04-23 住居構造 Pending JP2003314068A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325594A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2005351032A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2006077457A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2009228337A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Toyo Kitchen & Living Co Ltd 厨房システム
JP2013237992A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Panasonic Corp 間仕切収納装置

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