JP2003313753A - 水噴射式織機の圧力水供給方法及び装置 - Google Patents

水噴射式織機の圧力水供給方法及び装置

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JP2003313753A
JP2003313753A JP2002118813A JP2002118813A JP2003313753A JP 2003313753 A JP2003313753 A JP 2003313753A JP 2002118813 A JP2002118813 A JP 2002118813A JP 2002118813 A JP2002118813 A JP 2002118813A JP 2003313753 A JP2003313753 A JP 2003313753A
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JP
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pressure water
water
water supply
valve body
stop position
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JP2002118813A
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Koichi Hattori
恒一 服部
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別の装置を用いることなく、簡単な構
成で、非選択状態の緯入れノズルへの空気の流入を防止
することにある。 【解決手段】 圧力水供給方法及び装置は、圧力水供給
源と切替弁とを備えかつ緯入れノズルに対応された給水
装置を複数含み、各切替弁は、対応する緯入れノズルの
選択時には前記圧力水供給源からの圧力水を対応する緯
入れノズルに供給し、非選択時には前記圧力水供給源か
らの圧力水を外部に排出する圧力水供給装置において、
給水装置は、前記外部に排出される圧力水の一部を対応
する緯入れノズルに供給することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水噴射式織機にお
ける圧力水供給方法及び装置に関し、特に多色緯入れ装
置に好適な圧力水供給方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水噴射式織機における多色緯入れ装置の
圧力水供給装置の1つとして、圧力水供給源(ポンプ)
と該圧力水供給源からの圧力水を緯入れノズル及び外部
の定水位タンクに選択的に排出する切替弁(制御弁)と
を含む給水装置を緯入れノズル毎に備えたものがある
(例えば、実公平3−29344号公報)。
【0003】上記の従来技術において、各切替弁は、対
応する緯入れノズルの選択時には対応するポンプからの
圧力水を対応する緯入れノズルに供給し、非選択時には
ポンプからの圧力水を定水位タンクに排出している。
【0004】このような装置においては、緯入れノズル
の非選択状態が続くことに起因して、緯入れノズルに圧
力水が供給されない状態が続くと、緯入れノズルに水が
なくなるいわゆる水落現象が生じ、それにより空気が緯
入れノズルにその先端から流入する。その結果、緯入れ
ノズルが非選択状態から選択状態に切り替えられた直後
においては、その緯入れノズルからの圧力水は空気が混
入した状態で噴射され、噴射力が低下して、ショートピ
ックや緯糸弛みが発生する。
【0005】
【解決しようとする課題】この水落現象による空気の流
入を防ぐために、従来技術においては、非選択状態の緯
入れノズルに水道水を、逆止弁及び絞り弁を介して、通
水している。
【0006】しかし、そのような装置では、上記した給
水装置のほかに、水道水源と、逆止弁と、絞り弁と、そ
れらを接続する配管とを含む水道水供給装置を必要とす
る。また、通水の必要のない織機の停止時にも、水道水
が通水されて消費される。
【0007】本発明の目的は、特別の装置を用いること
なく、簡単な構成で、非選択状態の緯入れノズルへの空
気の流入を防止することにある。
【0008】
【解決手段、作用、効果】本発明に係る水噴射式織機の
圧力水供給方法は、圧力水供給源と切替弁とを備えかつ
緯入れノズルに対応された給水装置を複数含み、各切替
弁は、対応する緯入れノズルの選択時には前記圧力水供
給源からの圧力水を対応する緯入れノズルに供給し、非
選択時には前記圧力水供給源からの圧力水を外部に排出
する圧力水供給装置において、前記給水装置の切替弁
を、前記外部に排出される圧力水の一部を対応する緯入
れノズルに供給させるべく駆動させることを含む。
【0009】本発明に係る水噴射式織機の圧力水供給装
置は、圧力水供給源と切替弁とを備えかつ緯入れノズル
に対応された給水装置を複数含み、各切替弁は、対応す
る緯入れノズルの選択時には前記圧力水供給源からの圧
力水を対応する緯入れノズルに供給し、非選択時には前
記圧力水供給源からの圧力水を外部に排出する圧力水供
給装置において、前記切替弁は、非選択時に前記外部に
排出される圧力水の一部を対応する緯入れノズルに分配
する分水路を含む。
【0010】本発明に係る水噴射式織機の他の圧力水供
給装置は、圧力水供給源と切替弁とを備えかつ緯入れノ
ズルに対応された給水装置を複数含み、各切替弁は、対
応する緯入れノズルの選択時には前記圧力水供給源から
の圧力水を緯入れノズルに供給し、非選択時には前記圧
力水供給源からの圧力水を外部に排出する装置におい
て、前記給水装置は、さらに、非選択時に各切替弁から
外部に排出される圧力水の一部を対応する緯入れノズル
に供給する分水路と、該分水路に配置された逆止弁とを
備え、前記逆止弁は、前記外部に排出される圧力水の一
部が対応する緯入れノズルに向けて通過することは許す
が、対応する切替弁から対応する緯入れノズルへ供給さ
れる圧力水の通過は阻止する。
【0011】各圧力水供給源は、対応する緯入れノズル
の選択時及び非選択時のいずれにおいても、圧力水を切
替弁に供給している。各切替弁は、対応する緯入れノズ
ルの選択時には圧力水を緯入れノズルに供給するが、非
選択時には外部に排出する。しかし、外部に排出すべき
圧力水の一部は、対応する切替弁から分水路を経て非選
択の緯入れノズルに供給される。
【0012】このため、特別の装置を用いることなく、
構造が簡単であるにもかかわらず、非選択状態の緯入れ
ノズルへの空気の流入が防止され、緯入れノズルが非選
択状態から選択状態に切り替えられた直後における空気
の混入に起因する緯入れ不良が防止される。
【0013】また、外部に排出すべき圧力水のみが利用
されて非選択の緯入れノズルに供給され、選択された緯
入れノズルに供給される圧力水は用いられないので、そ
のために緯入れノズルの噴射力が損なわれることはな
い。
【0014】前記切替弁は、前記緯入れノズルに連通さ
れた第1の流出路と前記外部に連通された第2の流出路
とを有する弁本体と、圧力水を前記第1及び第2の流出
路に選択的に導く導水路を有する弁体であって前記弁本
体に対し圧力水が第1の流出路に流れることを許す選択
停止位置と圧力水が前記第2の流出路に流れることを許
す非選択停止位置とに選択的に変位される弁体とを含
み、前記弁体が前記選択停止位置から前記非選択停止位
置に移動されるのにともなって、前記導水路の水出口と
前記第1の流出路の水入口との接続流路断面積が減少す
ると共に、前記弁体が前記非選択停止位置に変位されて
いるとき、前記水出口の一部が前記第1の流出路の水入
口に接続されて前記分水路が形成されるようにしてもよ
い。そのようにすれば、弁体の移動量を調整することに
より、外部に排出される圧力水の緯入れノズルへの分配
量を最適な値に容易に調整することができるから、非選
択状態の緯入れノズルの水落現象をより確実に防ぐこと
ができると共に、非選択状態の緯入れノズルへの圧力水
の過剰の分配を防ぐことができる。
【0015】前記切替弁は、前記緯入れノズルに連通さ
れた第1の流出路と前記外部に連通された第2の流出路
とを有する弁本体と、圧力水を前記第1及び第2の流出
路に選択的に導く導水路を有する弁体であって前記弁本
体に対し圧力水が第1の流出路に流れることを許す選択
停止位置と圧力水が前記第2の流出路に流れることを許
す非選択停止位置とに選択的に変位される弁体とを含
み、前記分水路は、前記導水路又は前記第1の流出路に
連通される分水穴であって前記弁体が前記非選択停止位
置に変位されているとき、前記導水路内の圧力水の一部
を前記第1の流出路に導く分水穴を含むことができる。
そのようにすれば、弁体の移動量に関係なく、非選択状
態の緯入れノズルへの圧力水の分配量が一定に維持され
る。
【0016】前記切替弁は、前記緯入れノズルに連通さ
れた第1の流出路と前記外部に連通された第2の流出路
とを有する弁本体と、圧力水を前記第1及び第2の流出
路に選択的に導く導水路を有する弁体であって前記弁本
体に対し圧力水が第1の流出路に流れることを許す選択
停止位置と圧力水が前記第2の流出路に流れることを許
す非選択停止位置とに選択的に変位される弁体とを含
み、前記分水路は、前記弁体又は前記弁本体に形成され
前記導水路又は前記第1の流出路に連通される分水溝で
あって、前記弁体が前記非選択停止位置に変位されてい
るとき、前記導水路内の圧力水の一部を前記第1の流出
路に導く分水溝を含むことができる。そのようにすれ
ば、弁体の移動量に関係なく、非選択状態の緯入れノズ
ルへの圧力水の分配量が一定に維持される。
【0017】好ましい実施例において、前記分水溝は、
前記弁体又は前記弁本体に形成され、それぞれ導水路の
水出口から弁体の選択停止位置への移動方向又は第1の
流出路の水入口から弁体の非選択停止位置への移動方向
に延在する。そのようにすれば、弁体の移動量により左
右されず、非選択状態の緯入れノズルへの圧力水の分配
量が一定に維持される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照するに、圧力水
供給装置10は、複数(図示の例では、2つ)の緯入ノ
ズル12及び14を用いる多色緯入れの水噴射式織機に
用いられており、また緯入れノズル毎に給水装置を備え
ている。
【0019】圧力水供給装置10は、複数の切替弁16
及び18を用いて、切替弁に個々に対応された給水ポン
プのような複数の圧力水供給源20及び22からの圧力
水をいずれか1つの緯入ノズル12又は14に選択的に
供給する。対をなす切替弁と圧力水供給源とは、緯入れ
ノズル12,14に個々に対応された給水装置を構成し
ている。
【0020】切替弁16及び18は、それぞれ、弁本体
24及び26と、対応する弁本体内に角度的に回転可能
に配置された弁体28及び30と、弁本体24及び26
を収納しているケース32及び34とを備えている。切
替弁16及び18の弁体28及び30は、一体に製作さ
れており、またロータリーソレノイドのような電動アク
チュエータ36の駆動軸38にカップリング40により
連結されて、織機と同期して所定のタイミングで同時に
回転駆動される。
【0021】切替弁16の弁本体24及びケース32
は、圧力水のための1つの流入路42と2つの流出路4
4,46とを有している。切替弁16の弁体28は、圧
力水を流出路44又は46に選択的に導く導水路48を
有している。
【0022】切替弁18の弁本体26及びケース34
は、圧力水のための1つの流入路52と2つの流出路5
4,56とを有している。切替弁18の弁体30は、圧
力水を流出路54又は56に選択的に供給する導水路5
8を有している。
【0023】切替弁16において、流入路42はパイプ
60により圧力水供給源20に連通され、流出路44は
パイプ62により対応する緯入れノズル12に連通さ
れ、流出路46から排出される圧力水はパイプ64によ
り共通の回収タンク66に流出される。
【0024】切替弁18において、流入路52はパイプ
70により圧力水供給源22に連通され、流出路54は
パイプ72により対応する緯入れノズル14に連通さ
れ、流出路56から排出される圧力水はパイプ74によ
り共通の回収タンク66に流出される。
【0025】パイプ60,62,64,70,72及び
74の各々は、留め具と止めねじとにより対応するケー
ス32又は34に連結されている。圧力水供給源20及
び22は、それぞれ、織機と同期して所定のタイミング
で駆動されて回収タンク66内の水を吸引するように、
パイプ76及び78に連通されている。
【0026】弁体28及び30は、それぞれ、図4(A
1)及び(B2)に示すように流入路42及び52を流
出路44及び54に連通させる選択停止位置と、図4
(A2)及び(B1)に示すように流入路42及び52
を流出路46及び56に連通させる非選択停止位置と
に、電動アクチュエータ36により角度的に回転され
る。
【0027】ところで、両切替弁16,18において、
一方はその対応する緯入れノズルが選択されると該緯入
れノズルに圧力水を供給するように駆動され、そのとき
他方はその対応する緯入れノズルが非選択となるので圧
力水を回収タンク66に排出するように駆動される、と
いう手法で弁体28及び30が同時に駆動される。しか
し、弁体28,30は一体に駆動されるので、弁体28
が図4(A1)に示す選択停止位置に移動されていると
き、弁体30は図4(B1)に示す非選択停止位置に移
動されており、弁体30が図4(B2)に示す選択停止
位置に移動されているとき、弁体28は図4(A2)に
示す非選択停止位置に移動されている。
【0028】導水路48及び58は、それぞれ、弁体2
8及び30が選択停止位置から非選択停止位置に移動さ
れるにともなって導水路48及び58の水出口48a及
び58aと流出路44及び54の水入口との接続流路断
面積が減少すると共に、弁体28及び30が非選択停止
位置に変位されているとき、水出口48a及び58aの
一部において流出路44及び54の水入口に接続させる
ように、弁体28及び30の非選択停止位置が設定され
ている。このため、対応する緯入れノズルの非選択時に
は、導水路48と流出路44及び導水路58と流出路5
4とにより、排出すべき圧力水の分水路がそれぞれ形成
され、外部に排出すべき圧力水の一部が、非選択状態の
緯入れノズルに供給される。
【0029】弁体28及び30は、一対の位置調整板8
0及び82とストッパ84とにより、弁体28が選択停
止位置となり、弁体30が非選択停止位置となる第1の
位置と、弁体28が非選択停止位置となり、弁体30が
選択停止位置となる第2の位置とに選択的に制限され
る。
【0030】位置調整板80及び82は、切替弁16の
ケース32に移動不能に組み付けられている。これに対
し、ストッパ84は、カップリング40にこれと共に角
度的に回転するように組み付けられている。
【0031】緯入れノズル12が選択されると、切替弁
16及び圧力水供給源20を含む給水装置が選択状態に
おかれて、切替弁18及び圧力水供給源22を含む給水
装置と緯入れノズル14とが非選択状態におかれる。
【0032】緯入れノズル14が選択されると、切替弁
18及び圧力水供給源22を含む給水装置が選択状態に
おかれて、切替弁16及び圧力水供給源20を含む給水
装置と緯入れノズル12とが非選択状態におかれる。
【0033】緯入れノズル12が選択されると、切替弁
16の弁体28は図4(A1)に示す選択停止位置に変
位されるのに対し、切替弁18の弁体30は図4(B
1)示すように非選択停止位置に変位される。これによ
り、圧力水供給源20からの圧力水は切替弁16により
緯入れノズル12に供給されるが、圧力水供給源22か
らの圧力水は切替弁18により回収タンク66に排出さ
れる。
【0034】しかし、非選択状態にある切替弁18の導
水路58が流入路52を流出路54にわずかに連通させ
ているから、外部に排出される圧力水の一部を対応する
非選択緯入れノズルへ供給する分水路が形成され、切替
弁18から回収タンク66に排出すべき圧力水の一部が
水出口部58aの一部を経て緯入れノズル14に供給さ
れる。
【0035】緯入れノズル14が選択されると、切替弁
16の弁体28は図4(A2)に示す非選択停止位置に
変位されるのに対し、切替弁18の弁体30は図4(B
2)示すように選択停止位置に変位される。これによ
り、圧力水供給源22からの圧力水は切替弁18により
緯入れノズル14に供給されるが、圧力水供給源20か
らの圧力水は切替弁16により回収タンク66に排出さ
れる。
【0036】しかし、非選択状態にある切替弁16の導
水路48が流入路42を流出路44にわずかに連通させ
ているから、同様の分水路が形成され、切替弁16から
回収タンク66に排出すべき圧力水の一部が水出口部4
8aの一部を経て緯入れノズル12に供給される。
【0037】上記の結果、圧力水供給装置10によれ
ば、特別の装置を用いることなく、しかも簡単な構造で
あるにもかかわらず、非選択状態の緯入れノズル12又
は14への空気の流入が防止され、その緯入れノズル1
2又は14が非選択状態から選択状態に切り替えられた
直後における空気の混入に起因する緯入れ不良の発生が
防止される。
【0038】また、切替弁16又は18が非選択状態に
おかれた状態においては、対応する導水路48又は58
の一部が流出路44又は54に連通されていても、導水
路48又は58内の圧力が流出路44又は54内の圧力
より高いから、流出路44又は54、ひいては非選択状
態の緯入れノズル12又は14内の水が導水路48又は
58に逆流するおそれがなく、したがって非選択状態の
緯入れノズル12又は14への空気の流入が確実に防止
され、その緯入れノズル12又は14が非選択状態から
選択状態に切り替えられた直後における空気の混入に起
因する緯入れ不良の発生が確実に防止される。
【0039】非選択状態の緯入れノズル12又は14に
供給する圧力水の量は、導水路48又は58の水出口4
8a又は58aと流出路44又は54の水入口との接続
流路断面積により決定される。接続流路断面積は、切替
弁16及び18のいずれも、対応する弁体28及び30
が選択停止位置から非選択停止位置に変位するに従って
減少する。
【0040】このため、圧力水供給装置10によれば、
弁体28又は3038の移動量を調整することにより、
非選択状態の緯入れノズル12又は14への圧力水の分
配量を最適な値に容易に調整することができ、その結
果、非選択状態の緯入れノズル12又は14の水落現象
をより確実に防ぐことができると共に、非選択状態の緯
入れノズル12又は14への圧力水の過剰の分配による
回収ロスを少なくすることができる。
【0041】また、弁体28及び30を選択位置と非選
択位置とに選択的に移動させ、選択状態及び非選択状態
におくべき緯入れノズル12又は14の切替を行うだけ
であり、弁体の特別の動作や特別の装置を必要とするこ
となく、非選択状態の緯入れノズルに水を供給すること
ができる。
【0042】圧力水供給装置10においては、外部(回
収タンク66)に排出されるべき圧力水が非選択状態の
緯入れノズルに供給され、選択緯入れノズルに供給され
る圧力水は非選択状態の緯入れノズルに何ら供給されな
い。このため、選択状態の緯入れノズルからの噴射力
は、損なわれることなく、所定の値に維持される。
【0043】非選択状態の緯入れノズルへの圧力水の分
配量は、水落に相当する量、例えば圧力水供給源20又
は22からの圧力水の1%程度、とすることができる。
そのようにすれば、多くの圧力水を回収タンク66に回
収することができる。
【0044】圧力水の分配量の調整は、弁体の非選択停
止位置が変化するように、位置調整板80及び82のス
トッパ当接位置を予め調整することにより、行うことが
できる。弁体の非選択停止位置を非選択時の変位(移
動)の方向に変更して、選択停止位置から非選択停止位
置への弁体の移動量を大きくするほど、導水路48又は
58の水出口48a又は58aと流出路44又は54の
水入口との接続流路断面積が減少して、対応する緯入れ
ノズルへの分配量が減少する。
【0045】この実施例では、切替弁16,18の弁体
28,30は同軸に一体に形成され、同一駆動装置によ
り駆動されているが、切替弁16,18を分離し、弁体
28,30をそれぞれ異なる駆動装置により駆動しても
よい。その場合には、弁体の非選択停止位置を複数設け
てもよく、一方の非選択停止位置は、本発明に基づく分
水路が形成される非選択停止位置であり、他方の非選択
停止位置は、従来の分水路が形成されない非選択停止位
置である。緯入れノズルの非選択状態が長期間連続する
場合等に、弁体を他方から一方の非選択停止位置に間欠
的に移動させ、非選択状態の緯入れノズルに圧力水を供
給する。
【0046】図5を参照するに、この実施例において
は、切替弁16及び18の弁本体24及び26は、それ
ぞれ、図5(A2)及び(B1)に示す非選択停止位置
に変位されているとき、導水路48及び58内の圧力水
の一部を流出路44及び54に導く分水穴86及び88
を有している。分水穴86及び88は、導水路48及び
58並びに流出路44及び54の流路断面積より小さい
流路断面積を有している。
【0047】図5に示す実施例において、切替弁16、
18の弁体28,30は同軸に形成されて一体に駆動さ
れ、切替弁16が選択状態におかれると、その弁体28
は図5(A1)に示す選択停止位置に変位され、切替弁
18は非選択位置におかれて、その弁体30は図5(B
1)に示す非選択停止位置に変位される。これに対し、
切替弁18が選択状態におかれると、その弁体30は図
5(B2)に示す選択停止位置に変位され、切替弁16
は非選択状態におかれて、その弁体28は図5(A2)
に示す非選択停止位置に変位される。
【0048】しかし、分水穴86及び88は、それぞ
れ、対応する弁体28及び30が選択位置及び非選択位
置のいずれに移動されていても、導水路48及び58を
流出路44及び54に連通させている。
【0049】このため、いずれの切替弁も、対応する弁
体28又は30が非選択位置に移動されていると、流出
路46又は56から外部に排出すべき圧力水の一部が分
水穴86又は88を経て流出路44又は54に供給され
る。このため、図5に示す実施例においても、図1から
図4に示す実施例と同様の作用効果をえることができ
る。
【0050】図5に示す実施例においては、分水穴86
及び88の流路断面積が一定であるから、流出路46又
は56を経て外部に排出される圧力水を、弁体の移動量
に関係なく、常に一定に緯入れノズルに分配することが
できる。
【0051】図5に示す実施例のように分水穴路86及
び88をそれぞれ弁本体24及び26に設ける代わり
に、図6に示す実施例のように分水路として作用する分
水穴90及び92をそれぞれ弁体28及び30に設けて
もよい。
【0052】図6に示す実施例において、分水穴90及
び92は、それぞれ、対応する弁体24及び26が図6
(A2)及び(B1)に示す非選択停止位置に変位され
たときに、対応する流出路44及び54に連通されて、
導水路48及び58を流出路44及び54に連通させる
緯入れノズルへの分水路が形成される。
【0053】これにより、弁体28又は30が非選択位
置に移動されていると、流出路46又は56に排出すべ
き圧力水の一部が分水穴90又は92を経て流出路44
又は54に供給されるから、図1から図4及び図5に示
す各実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0054】図7を参照するに、この実施例において
は、切替弁16及び18の弁本体24及び26には、流
出路44及び54に連通する分水溝94及び96が設け
られ、弁体28,30がそれぞれ図7(A2)及び(B
1)に示す非選択停止位置に変位されているとき、導水
路48及び58、分水溝94及び96、流出路44及び
54を経る緯入れノズル12,14への分水路が形成さ
れる。
【0055】分水溝94及び96は、それぞれ、弁体2
8及び30の外周面に開放しており、また導水路48及
び58並びに流出路44及び54の流路断面積より小さ
い流路断面積を有している。分水溝94及び96は、そ
れぞれ、図7(A2)及び(71)に示す非選択停止位
置から図7(A1)及び(B2)に示す選択停止位置へ
の弁体24及び26の変位方向に導水路48及び58か
ら伸びている。
【0056】図7に示す実施例において、分水溝94及
び96は、それぞれ、対応する弁体24及び26が図7
(A2)及び(B1)に示す非選択停止位置に変位され
ているときに、対応する流出路44及び54に連通され
て、対応する導水路48及び58を流出路44及び54
に連通させる。
【0057】このため、弁体28又は30が非選択位置
に移動されると、流出路46又は56に排出すべき圧力
水の一部が分水溝94又は96を経て流出路44又は5
4に供給されるから、図1から図4、図5及び図6に示
す実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0058】分水溝94及び96をそれぞれ弁体28及
び30に設ける代わりに、弁体側に開放する同種の分水
溝を弁本体24及び26に設けてもよい。
【0059】図8を参照するに、この実施例において
は、切替弁16,18の弁体28,30は同軸に形成さ
れて一体に駆動されると共に、切替弁16の弁本体24
はさらに第3の緯入れノズルに連通された第3の流出路
98を有しており、切替弁16及び18の弁体28の導
水路はそれぞれ導水路部100,102,104,10
6及び110,112,114,116,118,12
0を有している。
【0060】図8に示す実施例において、弁体28は、
流入路42を導水路部100,102により流出路44
に連通させる図8(A1)に示す第1の選択停止位置
と、流入路42を導水路部102,104により流出路
98に連通させる図8(A2)に示す第2の選択停止位
置と、流入路42を導水路部102により流出路46に
連通させる図8(A3)に示す非選択停止位置とに選択
的に変位される。
【0061】これに対し、弁体30は、流入路52を導
水路部110,120により流出路56に連通させる図
8(B1)に示す第1の非選択停止位置と、流入路52
を導水路部116,118により流出路56に連通させ
る図8(B2)に示す第2の非選択停止位置と、流入路
52を導水路部114,120により流出路54に連通
させる図8(B3)に示す選択停止位置とに選択的に変
位される。
【0062】しかし、弁体28及び30は、一体的に形
成されていることから、同じ電動アクチュエータにより
同時に同量回転される。
【0063】図8に示す実施例において、切替弁16の
流出路44に連通された第1の緯入れノズルが選択され
ると、切替弁16及びその流出路44が選択状態におか
れて、弁体28が第1の選択停止位置に変位されると共
に、切替弁18及びその流出路54が非選択状態におか
れて、弁体30が第1の非選択停止位置に変位される。
【0064】また、切替弁16の流出路98に連通され
た第3の緯入れノズルが選択されると、切替弁16及び
その流出路98が選択状態におかれて、弁体28が第2
の選択停止位置に変位されると共に、切替弁18及びそ
の流出路54が非選択状態におかれて、弁体30が第2
の非選択停止位置に変位される。
【0065】さらに、切替弁18の流出路54に連通さ
れた第2の緯入れノズルが選択されると、切替弁16及
びその流出路44,98が非選択状態におかれて、弁体
28が非選択停止位置に変位されると共に、切替弁18
及びその流出路54が選択状態におかれて、弁体30が
選択停止位置に変位される。
【0066】切替弁16は、弁体28が図8(A1)に
示す第1の選択停止位置に変位されていると、流出路9
8を閉鎖し、弁体28が図8(A2)に示す第2の選択
停止位置に変位されていると、流出路44を閉鎖する。
このため、弁体28が第1及び第2の選択停止位置のい
ずれに変位されていても、圧力水は選択状態の緯入れノ
ズルのみに供給され、緯入れノズルに達する圧力水の圧
力は低下することなく所定の値に維持される。
【0067】これに対し、弁体28が図8(A3)に示
す非選択停止位置に変位されていると、導水路部106
が流出路44及び98に部分的に連通されて、流出路4
6から外部に排出すべき圧力水の一部が導水路部106
により流出路44及び98に供給される。
【0068】これにより、切替弁16においては、第1
及び第3の緯入れノズルが共に非選択状態の時、即ち、
第2の緯入れノズルが選択状態の時に、外部に排出すべ
き圧力水の一部が非選択状態の第1及び第3の緯入れノ
ズルに供給されるから、それら緯入れノズルへの空気の
流入が抑えられ、それら緯入れノズルが非選択状態から
選択状態に切り替えられた直後における空気の混入に起
因する緯入れ不良が抑えられる。
【0069】切替弁18は、弁体30が図8(B1)及
び(B2)にそれぞれ示す第1及び第2の非選択停止位
置のいずれに変位されていても、導水路部116又は1
12の一部が流出路54に連通されて、外部に排出すべ
き圧力水の一部が流出路54に流出される。
【0070】これにより、その緯入れノズルへの空気の
流入が防止され、その緯入れノズルが非選択状態から選
択状態に切り替えられた直後における空気の混入に起因
する緯入れ不良が防止される。
【0071】図9を参照するに、圧力水供給装置130
は、複数(図示の例では、2つ)の切替弁132及び1
34を用いて、切替弁に個々に対応された給水ポンプの
ような複数の圧力水供給源20及び22からの圧力水を
いずれか1つの緯入ノズル12又は14に選択的に供給
する。対をなす切替弁と圧力水供給源とは、緯入れノズ
ル12,14に個々に対応された給水装置を構成してい
る。
【0072】切替弁132及び134は、それぞれ、非
選択状態のときに外部に排出すべき圧力水の一部を選択
状態の緯入れノズル12又は14に供給する分水路を備
えていないことを除いて、前記した切替弁16及び18
と同様に形成されている。
【0073】このため、切替弁132及び134は、そ
れぞれ、対応する緯入れノズル12及び14が選択状態
のときは対応する圧力水源20及び22からの圧力水を
パイプ62及び72に供給させ、非選択状態のときは圧
力水をパイプ64及び74に流出させる。
【0074】圧力水供給装置130は、切替弁132及
び134から外部に排出される圧力水の一部を非選択状
態の緯入れノズル12及び14に供給するための分水路
136及び138をそれぞれパイプ62及び72とパイ
プ64及び74との間に有している。
【0075】分水路136及び138には、それぞれ、
逆止弁140及び142が配置されている。逆止弁14
0及び142は、それぞれ、パイプ64及び74から外
部に排出される圧力水の一部がパイプ62及び72に流
入することは許すが、切替弁から対応する緯入れノズル
へ供給される圧力水がパイプ62及び72からパイプ6
4及び74に流入することは阻止する。
【0076】圧力水供給装置130において、緯入れノ
ズル12が選択されると、切替弁132を含む給水装置
が選択状態におかれて、圧力水供給源20からの圧力水
が切替弁132により緯入れノズル12に供給されると
共に、切替弁134を含む給水装置が非選択状態におか
れて、圧力水供給源22からの圧力水が切替弁134に
より外部に排出される。
【0077】逆に、緯入れノズル14が選択されると、
切替弁134を含む給水装置が選択状態におかれて、圧
力水供給源22からの圧力水が切替弁134により緯入
れノズル14に供給されると共に、切替弁132を含む
給水装置が非選択状態におかれて、圧力水供給源20か
らの圧力水が切替弁132により外部に排出される。
【0078】しかし、いずれの緯入れノズル12又は1
4が選択されても、非選択状態におかれた切替弁132
又は134からパイプ64又は74を経て外部に排出す
べき圧力水の一部が、対応する分水路136又は138
と逆止弁140又は142を経てパイプ62又は72に
流出する。
【0079】これにより、圧力水が非選択状態の緯入れ
ノズル14又は12に供給されるから、その緯入れノズ
ル14又は12への空気の流入が防止され、その緯入れ
ノズル14又は12が非選択状態から選択状態に切り替
えられた直後における空気の混入に起因する緯入れ不良
が防止される。
【0080】上記の実施例では、電動アクッチュエータ
として、ロータリーソレノイドを用いているが、サーボ
モータのような回転電動機を用いてもよい。また、回転
式の電動アクチュエータの代わりにリニアモータのよう
な往復移動式のに電動アクチュエータを用いてもよい。
【0081】また、各切替弁は、上記のように弁体が内
側の構造に限定されず、弁体が外側の構造のものであっ
てもよし、水入口及び水出口が外側の部材及び内側の部
材のいずれかに設けられた形式のものであってもよい。
【0082】本発明は、上記実施例に限定されず、その
趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧力水供給装置の第1の実施例を
示す図である。
【図2】図1における2−2線に沿って得た図である。
【図3】図1に示す圧力水供給装置における切替弁の一
実施例を示す縦断面図である。
【図4】図3に示す切替弁の動作を説明するための図で
ある。
【図5】第2の実施例の切替弁の動作を説明するための
図である。
【図6】第3の実施例の切替弁の動作を説明するための
図である。
【図7】第4の実施例の切替弁の動作を説明するための
図である。
【図8】第5の実施例の切替弁の動作を説明するための
図である。
【図9】本発明に係る圧力水供給装置の第6の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
10,130 圧力水供給装置 12,14 緯入れノズル 16,18,132,134 切替弁 20,22 圧力水供給源 24,26 弁本体 28,30 弁体 36 電動アクチュエータ 42,52 流入路 44,46,54,56,98 流出路 48,58 導水路 48a,58a 水出口 80,82 位置調整板 84 ストッパ 86,88,90,92 分水穴 94,96 分水溝 136,138 分水路 140,142 逆止弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力水供給源と切替弁とを備えかつ緯入
    れノズルに対応された給水装置を複数含み、 各切替弁は、対応する緯入れノズルの選択時には前記圧
    力水供給源からの圧力水を対応する緯入れノズルに供給
    し、非選択時には前記圧力水供給源からの圧力水を外部
    に排出する圧力水供給装置において、 前記給水装置の切替弁を、前記外部に排出される圧力水
    の一部を対応する緯入れノズルに供給させるべく駆動さ
    せることを含む、水噴射式織機の圧力水供給方法。
  2. 【請求項2】 圧力水供給源と切替弁とを備えかつ緯入
    れノズルに対応された給水装置を複数含み、 各切替弁は、対応する緯入れノズルの選択時には前記圧
    力水供給源からの圧力水を対応する緯入れノズルに供給
    し、非選択時には前記圧力水供給源からの圧力水を外部
    に排出する圧力水供給装置において、 前記切替弁は、非選択時に前記外部に排出される圧力水
    の一部を対応する緯入れノズルに分配する分水路を含
    む、水噴射式織機の圧力水供給装置。
  3. 【請求項3】 前記切替弁は、前記緯入れノズルに連通
    された第1の流出路と前記外部に連通された第2の流出
    路とを有する弁本体と、圧力水を前記第1及び第2の流
    出路に選択的に導く導水路を有する弁体であって前記弁
    本体に対し圧力水が第1の流出路に流れることを許す選
    択停止位置と圧力水が前記第2の流出路に流れることを
    許す非選択停止位置とに選択的に変位される弁体とを含
    み、 前記弁体が前記選択停止位置から前記非選択停止位置に
    移動されるのにともなって、前記導水路の水出口と前記
    第1の流出路の水入口との接続流路断面積が減少すると
    共に、前記弁体が前記非選択停止位置に変位されている
    とき、前記水出口の一部が前記第1の流出路の水入口に
    接続されて前記分水路が形成される、請求項2に記載の
    圧力水供給装置。
  4. 【請求項4】 前記切替弁は、前記緯入れノズルに連通
    された第1の流出路と前記外部に連通された第2の流出
    路とを有する弁本体と、圧力水を前記第1及び第2の流
    出路に選択的に導く導水路を有する弁体であって前記弁
    本体に対し圧力水が第1の流出路に流れることを許す選
    択停止位置と圧力水が前記第2の流出路に流れることを
    許す非選択停止位置とに選択的に変位される弁体とを含
    み、 前記分水路は、前記導水路又は前記第1の流出路に連通
    される分水穴であって前記弁体が前記非選択停止位置に
    変位されているとき、前記導水路内の圧力水の一部を前
    記第1の流出路に導く分水穴を含む、請求項2に記載の
    圧力水供給装置。
  5. 【請求項5】 前記切替弁は、前記緯入れノズルに連通
    された第1の流出路と前記外部に連通された第2の流出
    路とを有する弁本体と、圧力水を前記第1及び第2の流
    出路に選択的に導く導水路を有する弁体であって前記弁
    本体に対し圧力水が第1の流出路に流れることを許す選
    択停止位置と圧力水が前記第2の流出路に流れることを
    許す非選択停止位置とに選択的に変位される弁体とを含
    み、 前記分水路は、前記弁体又は前記弁本体に形成され前記
    導水路又は前記第1の流出路に連通される分水溝であっ
    て、前記弁体が前記非選択停止位置に変位されていると
    き、前記導水路内の圧力水の一部を前記第1の流出路に
    導く分水溝を含む、請求項2に記載の圧力水供給装置。
  6. 【請求項6】 前記分水溝は、前記弁体又は前記弁本体
    に形成され、それぞれ導水路の水出口から弁体の選択停
    止位置への移動方向又は第1の流出路の水入口から弁体
    の非選択停止位置への移動方向に延在する、請求項5に
    記載の圧力水供給装置。
  7. 【請求項7】 圧力水供給源と切替弁とを備えかつ緯入
    れノズルに対応された給水装置を複数含み、 各切替弁は、対応する緯入れノズルの選択時には前記圧
    力水供給源からの圧力水を緯入れノズルに供給し、非選
    択時には前記圧力水供給源からの圧力水を外部に排出す
    る圧力水供給装置において、 前記給水装置は、さらに、非選択時に各切替弁から外部
    に排出される圧力水の一部を対応する緯入れノズルに供
    給する分水路と、該分水路に配置された逆止弁とを備
    え、前記逆止弁は、前記外部に排出される圧力水の一部
    が対応する緯入れノズルに向けて通過することは許す
    が、対応する切替弁から対応する緯入れノズルへ供給さ
    れる圧力水の通過は阻止する、水噴射式織機の圧力水供
    給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1789518B (zh) * 2004-12-14 2012-07-11 株式会社丰田自动织机 喷水织机中的入纬装置
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