JP2003313463A - インクジェット熱記録用インク組成物 - Google Patents

インクジェット熱記録用インク組成物

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JP2003313463A
JP2003313463A JP2002115988A JP2002115988A JP2003313463A JP 2003313463 A JP2003313463 A JP 2003313463A JP 2002115988 A JP2002115988 A JP 2002115988A JP 2002115988 A JP2002115988 A JP 2002115988A JP 2003313463 A JP2003313463 A JP 2003313463A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に消色状態で記録を行い判読を不可
能にし、必要な時のみ印字した画像を加熱手段により可
逆的に発色および消色させるインクジェット記録に用い
られる、発色および消色速度が速く、発色濃度が高く、
保存安定性が良好で目詰まりが無く、吐出の安定したイ
ンクジェット用インク組成物を提供する。 【解決手段】 可逆性感熱材料からなる染料または顕色
剤と、ポリオキシエチレングリセリン誘導体からなる分
散剤と、エチレングリコールからなる湿潤剤と、水から
なる溶媒とをインク組成分とする。得られたインクジェ
ット用インク組成物を、可逆性感熱材料からなる顕色剤
または染料を塗布した記録紙上に消色状態で印字し、加
熱による発色と消色を繰り返して可視化と不可視化を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に印字し
た消色状態の画像を加熱手段により、可逆的に発色およ
び消色させるインクジェット記録に用いられるインクジ
ェット熱記録用インク組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の発展と共に、複写機
やプリンター、ファックス等の記録装置が製品化され、
記録紙が情報を伝達したり、保管する媒体として用いら
れている。このような情報伝達において、企業の文書管
理の一つとして機密文書の作成・保管の必要性が増加し
ている。しかし、上記各種記録装置で可視化された文書
は、機密性という点からその保管・管理方法として十分
なものがない。従来のパソコンやワープロで作成された
文書をそのまま保管するのではなくて、印字された記録
部分を消色状態で記録してその文書の判読を不可能に
し、必要な時のみ印字部分を発色して可視化でき、かつ
消色、発色の繰り返しによる記録の可視化、不可視化が
できれば機密文書保管方法として理想的なものと云え
る。
【0003】可逆的に発色、消色する記録媒体、すなわ
ち染料前駆体と可逆的に発色および消色させる顕色剤を
含む可逆性感熱記録体に関して、特開平9−27226
1号公報に開示されている。しかし、この可逆性感熱記
録体はサーマルヘッドなどの加熱手段によって発色して
画像を記録し、そして消去させるものであり、消色状態
で記録を行うことはできないため機密の確保ができな
い。また、特開平7−314961号公報には、可逆性
感熱記録部を有するカードに不可逆性記録部を設け、両
方の記録により表示内容を確認して改ざんが発見できる
カードと記録方法について開示されている。この発明に
よれば、可逆性感熱記録部は可逆性感熱材料(ロイコ染
料と、顕色剤と)を記録部全面に塗布して形成され、熱
ヘッド(サーマルヘッド)などの加熱手段によって記
録、消去される。このため、前記同様に消色状態で記録
を行うものではなく機密の確保ができない。また、最近
の記録方法、装置における出力画像はデジタル化されて
おり、このため必要な記録部分のみ印字するのが実用的
であり、低コスト化に繋がる。しかし、上記はいずれも
可逆性感熱記録体の全面に染料と顕色剤とを含む必要が
あるため、材料コストの面から難点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みなされたもので、その目的は顕色剤また
は着色剤を含む記録面を備えた記録媒体に消色状態で記
録を行うことによって、その文書の判読を不可能にし、
必要な時のみ印字した画像を加熱手段により可逆的に発
色および消色させるインクジェット記録に用いられる、
発色速度と消色速度が速く、発色濃度が高く、かつ印字
ヘッドノズルの目詰まりが無く、インク噴射が安定した
保存安定性の良好なインクジェット用インク組成物を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るインクジェット熱記録用インク組成物
は、少なくとも着色剤または顕色剤と、分散剤と、湿潤
剤と、溶媒とを含有し、該着色剤または顕色剤として可
逆性感熱材料を用い、該分散剤としてポリオキシエチレ
ングリセリン誘導体を用いることによって、高速の発色
と消色および高発色濃度を実現すると共に、長期保存に
対してもインクが固化することなく、また印字ヘッドノ
ズルの目詰まりも無く、インク噴射の安定した記録特性
を達成した。本発明のインクジェット用インク組成物を
用いて、顕色剤または着色剤を含む記録面を備えた記録
媒体に消色状態で記録を行うことによって、その文書の
判読を不可能にし、必要な時のみ印字した画像を加熱手
段により可逆的に発色および消色させることが可能とな
る。
【0006】上記分散剤として下記一般式(1)〜
(9)に示すポリオキシエチレングリセリン誘導体を用
いることにより、インクの分散性を向上し、印字ヘッド
ノズルの目詰まりのない印字特性の良好なインクジェッ
ト熱記録用インク組成物が提供される。
【0007】
【化10】
【0008】(一般式(1)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。kは1〜18の整数を表し、mお
よびnはそれぞれ独立に1〜15の整数を表す。)
【0009】
【化11】
【0010】(一般式(2)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは
1〜4の整数を表す。)
【0011】
【化12】
【0012】(一般式(3)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは
1〜15の整数を表す。)
【0013】
【化13】
【0014】(一般式(4)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。kは1〜18の整数を表し、mお
よびnはそれぞれ独立に1〜15の整数を表す。)
【0015】
【化14】
【0016】(一般式(5)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは
1〜15の整数を表す。)
【0017】
【化15】
【0018】(一般式(6)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは
1〜15の整数を表す。)
【0019】
【化16】
【0020】(一般式(7)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは
1〜15の整数を表す。)
【0021】
【化17】
【0022】(一般式(8)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。mおよびnはそれぞれ独立に1〜
15の整数を表す。)
【0023】
【化18】
【0024】(一般式(9)において、Yは−SO3
a、−SO3K、−NH2、−COONa、−COOKの
いずれかの基を表す。mおよびnはそれぞれ独立に1〜
15の整数を表す。)
【0025】また、前記インクジェット熱記録用インク
組成物中の着色剤と分散剤(ポリオキシエチレングリセ
リン誘導体)との重量組成比(着色剤/分散剤)を1/
0.01〜1/1 とするか、または顕色剤と分散剤と
の重量組成比(顕色剤/分散剤)を1/0.03〜1/
3 とすることによって保存安定性が良好でインク噴射
が安定した印字特性の良好なインクジェット用インク熱
記録組成物が提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明のインクジェット熱記録用インク組
成物は、少なくとも着色剤または顕色剤と、分散剤と、
湿潤剤と、溶媒とを含有し、該着色剤または顕色剤が可
逆性感熱材料であり、該分散剤がポリオキシエチレング
リセリン誘導体であることを特徴とするものである。こ
のような組成とすることによって、加熱により発色と消
色が可逆的に行われるインクジェット熱記録用インクと
して必要な特性を満たすことを見出し、本発明に至っ
た。
【0027】すなわち、インクジェット用インクとして
要求される第一の必要特性はインクの発色濃度が十分に
あることであり、このためには発色濃度を満たす着色剤
または顕色剤のインク中への溶解あるいは分散が十分に
出来ることが必要である。また、第二の必要特性は印字
後の加熱による発色速度と再加熱による消色速度が速い
ことであり、インクジェット熱記録用インク組成物の着
色剤または顕色剤に使用する可逆性感熱材料はこれらの
条件を満たす必要がある。更に、第三の必要特性はイン
ク噴射、いわゆる吐出の安定性であり、長期保管した
り、印字を中断しても固化して目詰まりを起したり、イ
ンクの噴射方向が曲がったりせず、常に噴射方向が一定
していることが必要である。本発明は、このような必要
特性を満たすように着色剤または顕色剤、分散剤、湿潤
剤、溶媒が選択された組成のインクである。
【0028】本発明のインクジェット熱記録用インク組
成物の組成分である着色剤または顕色剤は、記録媒体の
記録面に含まれる顕色剤または着色剤と対をなすように
選ばれるものであり、記録媒体の記録面に顕色剤が含ま
れる場合にはインク組成物の組成分は着色剤とし、逆に
記録面に着色剤が含まれる場合にはインク組成物の組成
分は顕色剤とするように選択される。このような、対を
なす着色剤または顕色剤の例を以下に例示する。
【0029】組成分と用いられる着色剤としては可逆性
感熱材料である染料などが用いられる。このような染料
の例としては、下記構造式(S−1)〜(S−14)で
示される化合物が挙げられる。
【0030】
【化19】
【0031】
【化20】
【0032】
【化21】
【0033】
【化22】
【0034】
【化23】
【0035】
【化24】
【0036】
【化25】
【0037】
【化26】
【0038】
【化27】
【0039】
【化28】
【0040】
【化29】
【0041】
【化30】
【0042】
【化31】
【0043】
【化32】
【0044】なお、染料としては上記化合物に限るもの
ではなく、前記必要特性を満たすものであればいずれも
用いることができる。また、カラー発色の可能な可逆性
感熱材料を用いればカラー印字画像の記録・消去も可能
である。更に、顔料なども前記必要特性を満たせば用い
ることができる。
【0045】本発明のインクジェット熱記録用インク組
成物の組成分と用いられる可逆性感熱材料である顕色剤
の例としては、下記構造式(K−1)〜(K−11)で
示される化合物が挙げられる。
【0046】
【化33】
【0047】
【化34】
【0048】
【化35】
【0049】
【化36】
【0050】
【化37】
【0051】
【化38】
【0052】
【化39】
【0053】
【化40】
【0054】
【化41】
【0055】
【化42】
【0056】
【化43】
【0057】次に、分散剤としては前記一般式(1)〜
(9)に示すポリオキシエチレングリセリン誘導体が用
いられる。分散剤を用いることにより着色剤または顕色
剤を均一に分散することができ、これによって安定した
吐出特性が得られる。この分散剤の配合量はインクジェ
ット用インク組成物中の着色剤と分散剤との重量組成比
(着色剤/分散剤)が1/0.01〜1/1 である
か、または顕色剤と分散剤との重量組成比(顕色剤/分
散剤)が1/0.03〜1/3 であるように選ぶこと
が好ましい。着色剤1に対して、分散剤が0.01より
も少ないと吐出特性が悪くなり、均一で安定した印字が
できなくなる。一方、着色剤1に対して、分散剤が1よ
りも多いと画像濃度が低下して可視化が困難になる。同
様に、顕色剤1に対して、分散剤が0.03よりも少な
いと吐出特性が悪くなり、均一で安定した印字ができな
くなり、顕色剤1に対して、分散剤が3よりも多いと画
像濃度が低下して可視化が困難になる。
【0058】本発明のインクジェット熱記録用インク組
成物の湿潤剤はインクが印字ヘッドのノズルの部分で乾
燥したときにも、インクの固化を防ぎ、吸湿性によりイ
ンクが常に水分を含んだ状態にするものであり、染料の
溶解性や分散性を低下させないように選ばれる。また、
湿潤剤は粘性調整剤としての働きも有する。粘性調整剤
としての役割は、インクの粘性を調整し、粒子化状態、
すなわちインク滴を最適になるようにするためのもので
あり、その種類や添加量を適正なものとしなければなら
ない。また、湿潤剤は着色剤や顕色剤の溶解剤としての
性質を兼ね備えたものが好ましい。
【0059】溶媒としては、水や有機溶媒(アルコー
ル、ケトン等)が用いられるが、水系の湿潤剤として
は、エチレングリコール類がある。エチレングリコール
類にはエチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール#100(分子量100)、 ポ
リエチレングリコール#200、ポリエチレングリコー
ル#300、ポリエチレングリコール#400等があ
る。これらのエチレングリコール類は長期の保存に対し
ても、インクの固化を防ぎ、印字ヘッドが目詰まりする
ことがない。またインク物性を変化したり、インクを変
質させることがなく、安定したインク特性を有するイン
クジェット熱記録用インク組成物を提供する。同様に有
機溶媒を用いる場合にも湿潤剤は使用状態において液体
状態であるものから選ばれる。固化するものはインクの
噴射を停止してインクが乾燥したときにノズルを詰まら
せてしまうので好ましくない。。また、インクジェット
熱記録用インク組成分として、必要に応じて表面張力調
整剤、防腐剤等が用いられる。
【0060】本発明のインクジェット熱記録用インクは
インクジェットプリンターのインク供給部やインク流路
に充填し、長期間放置した時にも、インク中の成分が析
出することがないため、印字ヘッド部へのインク供給が
無理なく行え、インク滴が歪まずに吐出出来るのでイン
クの噴射特性が良い。
【0061】また、着色剤である染料や顕色剤の溶解性
が高いため、インクジェットプリンターの印字ヘッド部
に充填して、6ケ月以上の長期間放置した場合にもノズ
ルの目詰まりがなく、インクの噴射方向が非常に安定し
ている。インクジェットプリンターに用いる印字ヘッド
の種類により、ノズル径は広範囲であり、例えばノズル
径は50〜数100μmに変わり得るが、この範囲のノ
ズル径を用いる場合、ノズルの目詰まりを引き起こさな
い。
【0062】前記のように本発明のインクジェット熱記
録用インクはインクジェットプリンターで印字された状
態では当初、無色である。これらの文字や画像を発色あ
るいは消色させる加熱手段として、加熱ローラー、赤外
線ランプ、ホットプレートもしくは温風器等が用いら
れ、着色剤である染料または顕色剤それぞれの融点以上
に加熱することが可能で、加熱速度が極めて速いものが
好ましい。
【0063】本発明のインクジェット熱記録用インク組
成物を用いて記録媒体に消色状態で記録を行い、加熱手
段により可逆的に発色および消色させる様子を図1〜図
3の概念図に示す。なお、着色剤の染料がインク組成物
中に含まれ、顕色剤を塗布した記録紙を記録媒体に用い
るものとする。図1はインクジェット用印字ヘッド2か
らインクを吐出して記録紙1に印字する様子を示してお
り、印字後の印字消色部3の文字や画像は無色であり判
読が出来ない不可視状態を示す。
【0064】図2は印字後の記録紙4に、例えば加熱ロ
ーラー5によって加熱を施すことにより、図1で印字さ
れた印字消色部3が発色し、印字発色部6に変化する様
子を示している。発色させる加熱温度はインク中の着色
剤である染料や記録紙に塗布された顕色剤の融点以上の
温度が必要であり、これらの融点以上の温度で印字面を
加熱することによって文字や画像が発色して可視化す
る。すなわち、インクジェットプリンターで印字後のイ
ンク中の染料は、記録面上で融点以上に加熱された顕色
剤と溶け合って発色する。そのまま室温まで冷えると、
染料と顕色剤が結合し共融体化して固まり発色状態を維
持する。
【0065】図3は加熱発色後の記録紙7を、更に加熱
ローラー8によって加熱することにより、図2で発色し
た印字発色部6が消色し、印字消色部9に変化する様子
を示している。図2で発色した文字あるいは画像を消色
するには、染料と顕色剤とが共融体化した融点、すなわ
ち染料および顕色剤それぞれの融点よりも低い温度に再
度加熱することによって、顕色剤が結晶化して染料と分
離して消色状態となり、文字や画像の発色した色が消え
る。消色させる加熱温度は顕色剤によって決まる固有の
温度である。
【0066】上記図1〜図3に示した過程を繰り返すこ
とによって発色と消色の繰り返しが可能になる。従っ
て、本発明の可逆性インクジェット熱記録用インクを用
いれば、機密を重んじる文書の無色化が可能であり、文
書あるいは画像の発信者と受信者のみが文書を再発色さ
せて見ることが可能である。また、文字や画像を記録す
るのは顕色剤を塗布した紙でもプラスチックシートでも
よく、インク中の染料と記録紙または記録シート上の顕
色剤が溶け合って発色し、鮮明な文字や画像が形成でき
ればよい。なお、インク中に顕色剤を用いる場合には、
記録紙または記録シートとして着色剤である染料を塗布
したものが用いられる。
【0067】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。ただし、本発明はなんら実施例に限定されるもの
ではない。
【0068】実施例1 下記インク処方(1)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(1)を作製した。
【0069】 <インク処方(1)> 下記構造式(S−1)の染料 3.5重量% 下記構造式(B−1)の分散剤 2.0重量% トリエチレングリコール(湿潤剤、溶解剤) 12.0重量% イオン交換水(溶媒) 82.5重量%
【0070】
【化44】
【0071】
【化45】
【0072】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(1)をインクジェットプリンターにより、下
記構造式(K−2)の顕色剤を水溶性樹脂PVAで塗布
した記録紙に印字した。このときの印字面は無色であっ
た。
【0073】
【化46】
【0074】次に記録紙上に印字された染料と記録紙に
塗布された顕色剤を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0075】実施例2 下記インク処方(2)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(2)を作製した。
【0076】 <インク処方(2)> 下記構造式(S−6)の染料 3.0重量% 下記構造式(B−2)の分散剤 2.5重量% エチレングリコール(湿潤剤、溶解剤) 13.0重量% イオン交換水(溶媒) 81.5重量%
【0077】
【化47】
【0078】
【化48】
【0079】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(2)をインクジェットプリンターにより、前
記構造式(K−2)の顕色剤を水溶性樹脂PVAで塗布
した記録紙に印字した。このときの印字面は無色であっ
た。
【0080】次に記録紙上に印字された染料と記録紙に
塗布された顕色剤を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0081】実施例3 下記インク処方(3)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(3)を作製した。
【0082】 <インク処方(3)> 下記構造式(S−7)の染料 3.5重量% 下記構造式(B−3)の分散剤 2.5重量% エチレングリコール(湿潤剤、溶解剤) 13.0重量% イオン交換水(溶媒) 81.0重量%
【0083】
【化49】
【0084】
【化50】
【0085】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(3)をインクジェットプリンターにより、前
記構造式(K−2)の顕色剤を水溶性樹脂PVAで塗布
した記録紙に印字した。このときの印字面は無色であっ
た。
【0086】次に記録紙上に印字された染料と記録紙に
塗布された顕色剤を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0087】実施例4 下記インク処方(4)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(4)を作製した。
【0088】 <インク処方(4)> 下記構造式(S−12)の染料 4.0重量% 下記構造式(B−4)の分散剤 2.0重量% エチレングリコール(湿潤剤、溶解剤) 13.0重量% イオン交換水(溶媒) 81.0重量%
【0089】
【化51】
【0090】
【化52】
【0091】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(4)をインクジェットプリンターにより、前
記構造式(K−2)の顕色剤を水溶性樹脂PVAで塗布
した記録紙に印字した。このときの印字面は無色であっ
た。
【0092】次に記録紙上に印字された染料と記録紙に
塗布された顕色剤を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0093】実施例5 下記インク処方(5)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(5)を作製した。
【0094】 <インク処方(5)> 前記構造式(S−6)の染料 3.5重量% 下記構造式(B−5)の分散剤 2.0重量% ジエチレングリコール(湿潤剤、溶解剤)14.0重量% イオン交換水(溶媒) 80.5重量%
【0095】
【化53】
【0096】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(5)をインクジェットプリンターにより、前
記構造式(K−2)の顕色剤を水溶性樹脂PVAで塗布
した記録紙に印字した。このときの印字面は無色であっ
た。
【0097】次に記録紙上に印字された染料と記録紙に
塗布された顕色剤を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0098】実施例6 下記インク処方(6)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(6)を作製した。
【0099】 <インク処方(6)> 前記構造式(S−7)の染料 3.5重量% 下記構造式(B−6)の分散剤 1.5重量% テトラエチレングリコール(湿潤剤、溶解剤)13.5重量% イオン交換水(溶媒) 81.5重量%
【0100】
【化54】
【0101】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(6)をインクジェットプリンターにより、前
記構造式(K−2)の顕色剤を水溶性樹脂PVAで塗布
した記録紙に印字した。このときの印字面は無色であっ
た。
【0102】次に記録紙上に印字された染料と記録紙に
塗布された顕色剤を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0103】実施例7 下記インク処方(7)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(7)を作製した。
【0104】 <インク処方(7)> 下記構造式(S−11)の染料 3.5重量% 下記構造式(B−7)の分散剤 1.5重量% トリエチレングリコール(湿潤剤、溶解剤) 14.0重量% イオン交換水(溶媒) 81.0重量%
【0105】
【化55】
【0106】
【化56】
【0107】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(7)をインクジェットプリンターにより、前
記構造式(K−2)の顕色剤を水溶性樹脂PVAで塗布
した記録紙に印字した。このときの印字面は無色であっ
た。
【0108】次に記録紙上に印字された染料と記録紙に
塗布された顕色剤を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0109】実施例8 下記インク処方(8)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(8)を作製した。
【0110】 <インク処方(8)> 下記構造式(S−13)の染料 3.0重量% 下記構造式(B−8)の分散剤 1.5重量% ジエチレングリコール(湿潤剤、溶解剤) 13.5重量% イオン交換水(溶媒) 82.0重量%
【0111】
【化57】
【0112】
【化58】
【0113】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(8)をインクジェットプリンターにより、前
記構造式(K−2)の顕色剤を水溶性樹脂PVAで塗布
した記録紙に印字した。このときの印字面は無色であっ
た。
【0114】次に記録紙上に印字された染料と記録紙に
塗布された顕色剤を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0115】実施例9 下記インク処方(9)からなる組成にて調合し、インク
ジェット熱記録用インク組成物(9)を作製した。
【0116】 <インク処方(9)> 下記構造式(K−2)の顕色剤 3.0重量% 下記構造式(B−9)の分散剤 2.5重量% ジエチレングリコール(湿潤剤、溶解剤) 13.5重量% イオン交換水(溶媒) 81.0重量%
【0117】
【化59】
【0118】
【化60】
【0119】上記の成分のインクジェット熱記録用イン
ク組成物(9)をインクジェットプリンターにより、下
記構造式(S−5)の染料を塗布した記録紙に印字し
た。このときの印字面は無色であった。
【0120】
【化61】
【0121】次に記録紙上に印字された顕色剤と記録紙
に塗布された染料を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0122】次に記録紙上に印字された顕色剤と記録紙
に塗布された染料を加熱ローラーで200℃に加熱する
ことによって印字した部分が発色した。発色した画像は
再度、130℃に加熱することによって消色した。
【0123】
【発明の効果】本発明の少なくとも着色剤または顕色剤
と、分散剤と、湿潤剤と、溶媒とを含有し、該着色剤ま
たは顕色剤として可逆性感熱材料を用い、該分散剤とし
てグリセリン脂肪酸エステルを用いれば、高速の発色と
消色および高発色濃度を実現すると共に長期保存に対し
てもインクが固化することなく、また印字ヘッドノズル
の目詰まりも無いインク噴射の安定したインクジェット
用インク組成物が得られる。また、インクジェット用イ
ンク組成物の分散剤として前記一般式(1)〜(8)に
示すグリセリン脂肪酸エステルを用いればインクの分散
性が向上して目詰まりのない印字特性の良好なインクジ
ェット用インク組成物が提供される。本発明のインクジ
ェット用インク組成物を用いて、顕色剤または着色剤を
含む記録面を備えた記録紙などの記録媒体に消色状態で
記録を行うインクジェット熱記録方法によって、その文
書の判読を不可能にし、必要な時のみ印字した画像を加
熱手段により可逆的に発色および消色させることが可能
となる。これによって、機密文書を一時的に不可視化す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の染料を含有するインク組成物を用いて
インクジェット用印字ヘッドにより顕色剤を塗布した記
録紙へ消色状態で印字される様子を示す概念図である。
【図2】図1で記録された印字後の記録紙を加熱ローラ
ーで加熱して印字部を発色し可視化する様子を示す概念
図である。
【図3】図2で印字部を発色し可視化した加熱発色後の
記録紙を再度加熱ローラーで加熱して印字部を消色し不
可視化する様子を示す概念図である。
【符号の説明】
1 記録紙 2 インクジェット用印字ヘッド 3 印字消色部 4 印字後の記録紙 5 加熱ローラー 6 印字発色部 7 加熱発色後の記録紙 8 加熱ローラー 9 印字消色部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕色剤または着色剤を含む記録面を備え
    た記録媒体に印字した消色画像を加熱手段により可逆的
    に発色および消色させるインクジェット記録に用いら
    れ、少なくとも着色剤または顕色剤と、分散剤と、湿潤
    剤と、溶媒とを含有するインクジェット熱記録用インク
    組成物であって、該着色剤または顕色剤が可逆性感熱材
    料であり、該分散剤がポリオキシエチレングリセリン誘
    導体であることを特徴とするインクジェット熱記録用イ
    ンク組成物。
  2. 【請求項2】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘導
    体が下記一般式(1)で表される化合物であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イン
    ク組成物。 【化1】 (一般式(1)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、mおよびnはそ
    れぞれ独立に1〜15の整数を表す。)
  3. 【請求項3】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘導
    体が下記一般式(2)で表される化合物であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イン
    ク組成物。 【化2】 (一般式(2)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは1〜4の整
    数を表す。)
  4. 【請求項4】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘導
    体が下記一般式(3)で表される化合物であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イン
    ク組成物。 【化3】 (一般式(3)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは1〜15の
    整数を表す。)
  5. 【請求項5】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘導
    体が下記一般式(4)で表される化合物であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イン
    ク組成物。 【化4】 (一般式(4)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、mおよびnはそ
    れぞれ独立に1〜15の整数を表す。)
  6. 【請求項6】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘導
    体が下記一般式(5)で表される化合物であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イン
    ク組成物。 【化5】 (一般式(5)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは1〜15の
    整数を表す。)
  7. 【請求項7】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘導
    体が下記一般式(6)で表される化合物であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イン
    ク組成物。 【化6】 (一般式(6)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは1〜15の
    整数を表す。)
  8. 【請求項8】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘導
    体が下記一般式(7)で表される化合物であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イン
    ク組成物。 【化7】 (一般式(7)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、nは1〜15の
    整数を表す。)
  9. 【請求項9】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘導
    体が下記一般式(8)で表される化合物であることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イン
    ク組成物。 【化8】 (一般式(8)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、mおよびnはそ
    れぞれ独立に1〜15の整数を表す。)
  10. 【請求項10】 前記ポリオキシエチレングリセリン誘
    導体が下記一般式(9)で表される化合物であることを
    特徴とする請求項1に記載のインクジェット熱記録用イ
    ンク組成物。 【化9】 (一般式(9)において、Yは−SO3Na、−SO
    3K、−NH2、−COONa、−COOKのいずれかの
    基を表す。kは1〜18の整数を表し、mおよびnはそ
    れぞれ独立に1〜15の整数を表す。)
  11. 【請求項11】 前記インクジェット熱記録用インク組
    成物中の着色剤と分散剤との重量組成比(着色剤/分散
    剤)が1/0.01〜1/1 であるか、または顕色剤
    と分散剤との重量組成比(顕色剤/分散剤)が1/0.
    03〜1/3であることを特徴とする請求項1〜9のい
    ずれかに記載のインクジェット熱記録用インク組成物。
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