JP2003313119A - 微粒子結膜下投与ドラッグデリバリーシステム - Google Patents
微粒子結膜下投与ドラッグデリバリーシステムInfo
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Abstract
ムを提供する。 【解決手段】 本発明による注射剤は、薬物を含有させ
た微粒子を含むものであって、後眼部への薬物の移行を
可能にする結膜下注射剤である。薬物を含有させた微粒
子を結膜下に投与することにより、眼組織への障害が少
なく、且つ薬物を効率よく後眼部(網膜、脈絡膜、視神
経等)へ送達することが可能となる。微粒子は、合成生
体分解性高分子で形成され、平均粒子径は50nm〜1
50μmで、薬物が微粒子内に均一に分散しているもの
が好ましい。好適な薬物は抗炎症剤、免疫抑制剤、抗ウ
イルス剤、抗癌剤、血管新生抑制剤、視神経保護剤、抗
菌剤または抗真菌剤である。
Description
神経等の後眼部へのドラッグデリバリーシステムに関す
るものである。
おける疾患には難治性疾患が多く、その効果的な治療法
の開発が望まれている。眼疾患に対しては、薬物を点眼
投与して治療するのがもっとも一般的であるが、網膜、
脈絡膜および視神経等の後眼部へは薬物がほとんど移行
しない。また、移行しても組織中の薬物濃度を持続させ
るのは極めて困難である。
法として、静脈注射、経口投与、硝子体注射が試みられ
ている。静脈注射や経口投与では、ターゲット部位であ
る後眼部への薬物の移行量は極微量であり、且つ、期待
しない薬物の全身作用(副作用)が強く現れることもあ
る。
ので、後眼部への薬物移行量は静脈注射や経口投与に比
べ多い。硝子体注射による後眼部デリバリーについては
非特許文献1に総説としてまとめられている。しかし、
硝子体注射は高度な技術を必要とする投与法であり、相
当の苦痛を伴うので患者の負担も大きく、複数回の投与
は極めて困難である。
技は比較的簡便で、硝子体注射に比べ眼組織の障害が少
なく、且つ患者への負担も少ない。結膜下注射後の後眼
部への薬物の移行性も報告されているが(非特許文献2
参照)、半減期は非常に短く、薬物の後眼部組織中濃度
を長期間持続させるのは困難であった。そこで、薬物の
組織中濃度を持続させるためには頻回投与が必要となる
が、頻回投与は患者への負担が大きくなる。
度を持続させる方法としては、薬物−高分子結合体を静
脈内投与する方法や(非特許文献3参照)、薬物を含有
したマイクロスフェアーを硝子体に注入する方法(特許
文献1参照)等が知られている。
therapeutics,(2001) 17/4 ,393-401
(3) 250-255, 1979
(11), 2690-2696, 1999
は、結膜下注射した薬物の組織中濃度を持続させること
は困難であり、結膜下注射による後眼部への持続的ドラ
ッグデリバリーシステムの開発が望まれていた。
研究を行った結果、薬物を含有させた徐放性微粒子を結
膜下投与すれば、後眼部への持続的ドラッグデリバリー
システムとして非常に有用であることを見出した。
子を結膜下に投与するために用いられる後眼部へのドラ
ッグデリバリーシステムに関するものである。本発明は
また、薬物を含有させた微粒子を含む注射剤であって後
眼部への薬物の移行を可能にする結膜下注射剤に関する
ものである。薬物含有微粒子を結膜下に投与することに
より、静脈注射や経口投与に比べて後眼部への移行性が
よく、全身への副作用も少ない。また硝子体注射に比べ
て、手技が簡便で患者への負担も少ない。さらに、薬物
を微粒子に含有させることによって、ターゲット組織中
の薬物濃度を長期間維持することができる。
しては生体分解性または生体溶解性高分子が好ましく、
具体例としては、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合
体、乳酸−カプロラクトン共重合体、ポリアンハイドラ
イド、ポリオルソエステル、ポリイプシロンカプロラク
トン、ポリアクリルシアノアクリレート、ポリハイドロ
キシアルカノエート、ポリフォスフォエステル、ポリア
ミノ酸、ポリα-ヒドロキシ酸等の生体分解性高分子;
ゼラチン、コラーゲン、ヒアルロン酸、デキストラン、
でんぷん、アルギン酸ナトリウム、寒天、プルラン、ア
ルブミン、カラギーナン、ペクチン、キサンタンガム、
ジェランガム、カゼイン、キトサン、フィブリノーゲン
等の天然高分子;メタアクリル酸コポリマー、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテート、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリエ
チレングリコール、ポリN-アルキルアクリルアミド等
の合成高分子が挙げられる。
特に制限は無く、微粒子に含有させる薬物の種類、薬物
の有効治療濃度、薬物の放出期間などにより適宜選択で
きる。
くは50nm〜150μmである。粒子径50nm以下
の微粒子は製造困難であり、粒子径150μm以上では
粒子が大きすぎて注射剤として好ましくない。より好ま
しい粒子径は200nm〜75μmである。
網膜、脈絡膜および視神経の疾患の治療または予防のた
めに用いられる。具体的な疾患例としては、種々の原因
による炎症、ウイルスや細菌の感染症、網膜脈絡膜の血
管新生に起因する疾患、網膜の虚血に起因する疾患、緑
内障に起因する視神経障害が挙げられる。さらに具体的
に述べると、ぶどう膜炎、サイトメガロウイルス網膜
炎、加齢性黄斑変性症、糖尿病性網膜症、増殖性硝子体
網膜症、網膜剥離、網膜色素変性症、網膜中心静脈閉塞
症、網膜中心動脈閉塞症等が挙げられる。
限は無く、対象疾患に適した薬物を選択することができ
る。具体的にはベタメサゾン、デキサメサゾン、トリア
ムシノロン、プレドニゾロン、フルオロメトロン、ハイ
ドロコルチゾン、プロゲステロン等のステロイド剤また
はそれらの誘導体;ブロモフェナック、ジクロフェナッ
ク等の抗炎症剤;TNF-α阻害剤、PDE-IV阻害剤、ICE阻
害剤等のサイトカイン抑制剤;シクロスポリン、タクロ
リムス等の免疫抑制剤;ガンシクロビル、アシクロビ
ル、インターフェロンβ等の抗ウイルス剤;オフロキサ
シン、クラリスロマイシン、エリスロマイシン等の抗菌
剤;フルオロウラシル、メトトレキサート、MMP阻害剤
等の抗癌剤;エンドスタチン、VEGF阻害剤、アンチセン
スオリゴヌクレオチド、PKC阻害剤、接着因子阻害剤、
血管静止性ステロイド等の血管新生阻害剤;MK-801、チ
モロール、クレアチン、タウリン、BDNF等の神経保護剤
・神経栄養因子、アセタゾラミド等の炭酸脱水酵素阻害
剤、ウロキナーゼ等の血栓溶解剤等が挙げられる。薬物
含有微粒子としては、微粒子内に均一に分散させたマト
リックス型、あるいは薬物をコアとして微粒子でカプセ
ル化したカプセル型が好ましい。
有効治療濃度、薬物の放出期間、症状等に応じて適宜増
減すればよい。薬物の含有量は微粒子の0.01〜95
重量%、好ましくは、0.1〜20重量%である。
た粉砕法、相分離法(コアセルベーション法)、スプレ
ードライング法、超臨界流体法、界面沈着法、界面反応
法を用いて製造することができるが、これらに限定され
るものではない。より具体的には、界面沈着法である液
中乾燥法(J. Control. Release,2,343-352,(1985))、
界面反応法である界面重合法(Int.J.Pharm., 28,125-13
2 (1986))、自己乳化溶媒拡散法(J.Control. Release,2
5,89-98(1993))等が挙げられる。これらの製造法から、
微粒子の粒子径や含有する薬物の種類、性質や含有量な
どを考慮し、適当な製造法を適宜選択すればよい。
て抗炎症剤であるベタメサゾンを含有し、微粒子の材料
としてポリ乳酸を用いた、薬物含有微粒子の製造例を後
述の実施例に示す。
測定試験の項で詳細に説明するが、薬物の例としてベタ
メサゾンを用い、ベタメサゾンを含有させた微粒子を結
膜下に投与して網脈絡膜中の薬物濃度を測定したとこ
ろ、網脈絡膜中の薬物濃度が持続されることを見出し
た。
ける微粒子は結膜下へ投与される。結膜下への投与方法
は、通常行われている結膜下注射を用いればよい。従来
技術の項で述べたように、結膜下注射は、手技は比較的
簡便で、且つ患者への負担も少ない。
ーゲット部位である網膜、脈絡膜または視神経等の後眼
部に効率よく薬物を送達できるので、薬物の投与量を低
減でき、副作用の軽減効果も期待できる。
用する微粒子は、結膜下に投与されるため、投与剤型と
しては注射剤が好ましい。注射剤は汎用されている注射
剤の製剤化技術を用いて調製できる。例えば、塩化ナト
リウム等の浸透圧調整剤、リン酸ナトリウム等の緩衝
剤、ポリソルベート80等の界面活性剤、メチルセルロ
ース等の増粘剤等の通常用いられる添加剤および微粒子
を注射用蒸留水に加えて製剤を調製すればよい。また、
針を用いない高圧式注射器を用いれば、注射剤とせずに
微粒子をそのまま投与することが可能である。
薬物濃度測定試験および脈絡膜血管新生阻害試験の結果
を示す。
子の製造例を以下に示す。
平均分子量20000のポリ乳酸(0.25g)をベン
ジルアルコール(1.5mL)に溶解し、得られた溶液
を薬物/ポリマー溶液とした。2.0%(w/v)ポリ
ビニルアルコール水溶液(30mL)をホモジナイザー
にてホモジナイズし(5000rpm)、そこに薬物/
ポリマー溶液を滴下した。この混合物を滴下終了後から
5分間ホモジナイズし、O/Wエマルジョンを調製し
た。超純水(300mL)を撹拌機を用いて撹拌(30
0rpm)し、そこに調製したO/Wエマルジョンを滴
下し、摘下終了後から一時間撹拌した。撹拌終了後、得
られた懸濁液を遠心分離し、上澄みを除去した。沈殿物
を洗浄するため、超純水(30mL)を加えて沈殿を分
散させ、再度遠心分離し上澄みを除去した。この操作を
もう一度行った。洗浄した沈殿物を篩に掛けることによ
り、粒子径50nm〜75μmの粒子を得た。得られた
粒子を凍結乾燥することにより、ベタメサゾン含有マイ
クロスフェアを得た。
g)を溶媒(0.4%(w/v) ポリソルベート80
/2.6%(w/v)グリセリン水溶液)4mLに分散
させ、得られた分散液をベタメサゾン含有マイクロスフ
ェアー注射剤とした。
記の方法に従ってベタメサゾンの網脈絡膜内濃度を測定
した。対照としてベタメサゾン懸濁剤を用い下記のよう
に濃度測定を行った。ベタメサゾンの網脈絡膜内濃度を
マイクロスフェアー投与群と懸濁剤投与群で比較した。
ベタメサゾン懸濁剤は、ベタメサゾン濃度が1%(w/
v)になるように、ベタメサゾンを溶媒(0.4%(w
/v)ポリソルベート80/2.6%(w/v)グリセ
リン水溶液)に懸濁させたものである。
プロカイン(0.5%(w/v))点眼液を点眼し眼表
面を麻酔した。
ン含有マイクロスフェアー注射剤を上部結膜下に一眼当
たり100μL投与した。マイクロスフェアー中のベタ
メサゾン含有率は約4.6%(w/v)であるので、ベ
タメサゾンの投与量は約500μgとなる。対照群に
は、27G針の注射器を用い、1%(w/v)ベタメサ
ゾン懸濁剤を上部結膜下に一眼当たり50μL投与し
た。
28日目に屠殺し、それぞれ眼球摘出後、網脈絡膜を回
収し、網脈絡膜内のベタメサゾン濃度を高速液体クロマ
トグラフで測定した。
す。表1から明らかなように、ベタメサゾン懸濁剤で
は、網脈絡膜内ベタメサゾン濃度は7日後には約0.9
6μg/g組織 であったが、14日後には検出限界以
下であった。これに対し、ベタメサゾン含有マイクロス
フェアーでは網脈絡膜内ベタメサゾン濃度は28日後で
も約0.09μg/g組織 であり、網脈絡膜中薬物濃
度が維持されていた。
管新生阻害効果について、レーザー誘発ラット脈絡膜血
管新生モデルを用いて下記の方法で検討を行った。対照
として溶媒(0.4%(w/v) ポリソルベート80
/2.6%(w/v)グリセリン水溶液)のみを含有さ
せたマイクロスフェアー注射剤を用い、下記のように操
作を行った。
注射液および2%(w/v)塩酸キシラジン注射液の混
合液(7:1)1ml/kgを筋肉内投与することによ
りラットを全身麻酔し、0.5%(w/v)トロピカミ
ド/0.5%(w/v)塩酸フェニレフリン点眼液を両
眼に点眼して散瞳させた後、クリプトンレーザー光凝固
装置により光凝固を行った。光凝固は、焦点を網膜深層
に合わせて太い網膜血管を避け、1眼につき8ヶ所散在
状に実施した(凝固条件:スポットサイズ100μm、
出力100mW、凝固時間0.1秒)。光凝固後、眼底
撮影を行い、レーザー照射部位を確認した。
クロシリンジを用い、ベタメサゾン含有マイクロスフェ
アー注射剤をラット上部結膜下に一眼当たり50μl投
与した。対照群には、溶媒(0.4%(w/v) ポリ
ソルベート80/2.6%(w/v)グリセリン水溶
液)のみを含有させたマイクロスフェアー注射剤を上部
結膜下に一眼当たり50μL投与した。
(w/v)フルオレセイン水溶液0.1mlを尾静脈か
ら注入して、蛍光眼底撮影を行った。蛍光眼底撮影で蛍
光漏出が認められなかったスポットを陰性、蛍光漏出が
認められたスポットを陽性と判定した。下記の計算式に
従い、レーザー照射8ヶ所のスポットに対する陽性スポ
ット数の割合から新生血管発現率(%)を算出した。な
お、軽度過蛍光を示すものは2スポットの発生で1カウ
ントの陽性とした。
/レーザー照射スポット数)×100 得られた結果は平均値±標準誤差で表示した。統計解析
はスチューデントt検定を用いた。有意水準は両側5%
とした。
絡膜血管新生阻害効果を表2に示す。光凝固14日後の
対照群の血管新生発現率60.9±4.4%に対し、ベ
タメサゾン含有マイクロスフェアー群の血管新生発現率
は12.5±2.4%であり、統計学的に有意な脈絡膜
血管新生阻害作用を示した。また、光凝固28日後にお
いても対照群の血管新生発現率73.4±6.0%に対
し、ベタメサゾン含有マイクロスフェアー群の血管新生
発現率は12.5±2.4%であり、統計学的に有意な
脈絡膜血管新生阻害作用を示した。以上の結果より、ベ
タメサゾン含有マイクロスフェアーは結膜下投与によ
り、投与14および28日後においても脈絡膜血管新生
阻害作用を示すことが判明した。
への優れたドラッグデリバリーシステムを提供すること
ができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 薬物を含有する微粒子を結膜下に投与す
ることを特徴とする後眼部へのドラッグデリバリーシス
テム。 - 【請求項2】 薬物を含有させた微粒子を含む注射剤で
あって、後眼部への薬物の移行を可能にする結膜下注射
剤。 - 【請求項3】 微粒子の平均粒子径が50nm〜150
μmである請求項1記載のドラッグデリバリーシステム
または請求項2記載の結膜下注射剤。 - 【請求項4】 微粒子が生体分解性または生体溶解性高
分子で形成された請求項1記載のドラッグデリバリーシ
ステムまたは請求項2記載の結膜下注射剤。 - 【請求項5】 後眼部が網膜、脈絡膜、視神経、硝子体
または水晶体である請求項1記載のドラッグデリバリー
システムまたは請求項2記載の結膜下注射剤。 - 【請求項6】 薬物が網膜、脈絡膜、視神経、硝子体ま
たは水晶体疾患の治療または予防のための薬物である請
求項1記載のドラッグデリバリーシステムまたは請求項
2記載の結膜下注射剤。 - 【請求項7】 薬物が抗炎症剤、免疫抑制剤、抗ウイル
ス剤、抗癌剤、血管新生抑制剤、抗血栓剤、視神経保護
剤、抗菌剤または抗真菌剤である請求項1記載のドラッ
グデリバリーシステムまたは請求項2記載の結膜下注射
剤。
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- 2003-02-21 JP JP2003043585A patent/JP4228195B2/ja not_active Expired - Fee Related
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