JP2003313114A - 整髪料 - Google Patents
整髪料Info
- Publication number
- JP2003313114A JP2003313114A JP2002117676A JP2002117676A JP2003313114A JP 2003313114 A JP2003313114 A JP 2003313114A JP 2002117676 A JP2002117676 A JP 2002117676A JP 2002117676 A JP2002117676 A JP 2002117676A JP 2003313114 A JP2003313114 A JP 2003313114A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- charcoal
- base material
- fine
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】毛染めに炭の微粉末を使用することにより、安
全簡便な毛染め剤代用品としての整髪料を提供する。 【構成】本発明の整髪料は、基材の中に炭の微粉末を添
加したことを特徴とする。基材はジェル、クリーム、ワ
ックス、ローションなどであり、各メーカーから市販さ
れているものを使用することができる。添加する炭の微
粉末は、備長炭が好ましいが、それ以外の木炭や竹炭で
もよい。炭の微粉末は、粒子が細かければ細かいほどよ
い。微粉末の添加量は、全体の5〜60%(重量%)が
好ましく、特に10〜30%(重量%)が好ましい。
全簡便な毛染め剤代用品としての整髪料を提供する。 【構成】本発明の整髪料は、基材の中に炭の微粉末を添
加したことを特徴とする。基材はジェル、クリーム、ワ
ックス、ローションなどであり、各メーカーから市販さ
れているものを使用することができる。添加する炭の微
粉末は、備長炭が好ましいが、それ以外の木炭や竹炭で
もよい。炭の微粉末は、粒子が細かければ細かいほどよ
い。微粉末の添加量は、全体の5〜60%(重量%)が
好ましく、特に10〜30%(重量%)が好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は整髪料に関する。特
に、毛染め剤代用品としての整髪料に関する。
に、毛染め剤代用品としての整髪料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多種多様な整髪料や毛染め剤が化
粧品会社により提供されている。
粧品会社により提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】市販の毛染め剤は頭髪
に塗り込んで染色し、数分してから余分の毛染め剤を洗
髪により洗い流す形式のものが多い。これらの毛染め剤
には着色剤を始めとして各種合成添加剤が含まれてい
る。おそらくはそれが原因となって、毛染め後にかぶれ
や肌荒れを引き起こす人がいる。それほどでなくても、
毛染め作業中に痒みを覚える人はかなり多いようであ
る。
に塗り込んで染色し、数分してから余分の毛染め剤を洗
髪により洗い流す形式のものが多い。これらの毛染め剤
には着色剤を始めとして各種合成添加剤が含まれてい
る。おそらくはそれが原因となって、毛染め後にかぶれ
や肌荒れを引き起こす人がいる。それほどでなくても、
毛染め作業中に痒みを覚える人はかなり多いようであ
る。
【0004】さらに、毛染め剤を10年、20年、ある
いはそれ以上、直接頭皮に使用し続けても人体に本当に
害はないのかということになると、誰も自信を持って答
えられないのが実情である。
いはそれ以上、直接頭皮に使用し続けても人体に本当に
害はないのかということになると、誰も自信を持って答
えられないのが実情である。
【0005】本発明は、毛染めに炭の微粉末を使用する
ことにより、安全簡便な毛染め剤代用品としての整髪料
を提供することを目的とする。
ことにより、安全簡便な毛染め剤代用品としての整髪料
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の整髪料は、基材
の中に炭の微粉末を添加したことを特徴とする。
の中に炭の微粉末を添加したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の態様】基材はジェル、クリーム、ワック
ス、ローションなどであり、各メーカーから市販されて
いるものを使用することができる。本発明の背景となる
基本思想に則って、なるべく合成添加剤の含有量が少な
いものが好ましい。
ス、ローションなどであり、各メーカーから市販されて
いるものを使用することができる。本発明の背景となる
基本思想に則って、なるべく合成添加剤の含有量が少な
いものが好ましい。
【0008】添加する炭の微粉末は、備長炭が好ましい
が、それ以外の木炭や竹炭でもよい。
が、それ以外の木炭や竹炭でもよい。
【0009】微粉末は、粒子が細かければ細かいほどよ
い。指先で触って粒が感じられない程度のものが好まし
い。炭を微粉末にするには、少量の場合は例えばすり鉢
や乳鉢ですりつぶしてもよいが、大量に必要な場合は破
砕機によるのが好ましい。木炭の移動や切断中にやむを
得ず発生する微粉末も本発明に有効利用することができ
る。
い。指先で触って粒が感じられない程度のものが好まし
い。炭を微粉末にするには、少量の場合は例えばすり鉢
や乳鉢ですりつぶしてもよいが、大量に必要な場合は破
砕機によるのが好ましい。木炭の移動や切断中にやむを
得ず発生する微粉末も本発明に有効利用することができ
る。
【0010】微粉末の添加量は、全体の5〜60%(重
量%)が好ましく、特に10〜30%(重量%)が好ま
しい。現時点では、20%(重量%)前後が最も好まし
いと考えられている。
量%)が好ましく、特に10〜30%(重量%)が好ま
しい。現時点では、20%(重量%)前後が最も好まし
いと考えられている。
【0011】添加方法は、基材に炭の微粉末を添加し
て、単によくかき混ぜるだけでよい。下記する実施例で
は、見本的に製造したため、基材としての整髪料に後か
ら炭の微粉末を添加したが、工業的には基材製造中に同
時に炭の微粉末を添加してもよく、通常はその方が便利
であろう。
て、単によくかき混ぜるだけでよい。下記する実施例で
は、見本的に製造したため、基材としての整髪料に後か
ら炭の微粉末を添加したが、工業的には基材製造中に同
時に炭の微粉末を添加してもよく、通常はその方が便利
であろう。
【0012】本発明の整髪料は炭の微粉末が混入してい
るので、その添加量にもよるが、灰色ないし黒色を呈
し、ジェル、クリーム、ワックス、ローション等、基材
としての性質はそのまま保有する。
るので、その添加量にもよるが、灰色ないし黒色を呈
し、ジェル、クリーム、ワックス、ローション等、基材
としての性質はそのまま保有する。
【0013】
【作用及び発明の効果】本発明の整髪料の使用法は、若
干量を手に取り髪にあて、櫛でなじませるだけである。
毛染め剤と異なり、直後に洗い流す必要はない。
干量を手に取り髪にあて、櫛でなじませるだけである。
毛染め剤と異なり、直後に洗い流す必要はない。
【0014】本発明の整髪料を使用すると、白髪が整髪
料によって覆われて黒色に毛染めしたのとほぼ同様の効
果が得られる。もちろん化学的に染色されたわけではな
く、洗髪により洗い流せば元通りとなる。そのため、本
明細書では、本発明を「毛染め剤」とはいわずに、「整
髪料」という。
料によって覆われて黒色に毛染めしたのとほぼ同様の効
果が得られる。もちろん化学的に染色されたわけではな
く、洗髪により洗い流せば元通りとなる。そのため、本
明細書では、本発明を「毛染め剤」とはいわずに、「整
髪料」という。
【0015】雨や汗などにより炭成分が流れ落ちるので
はないかという疑問を持つ人もいるであろうが、傘も差
さずに大雨の中を歩ったり、激しいスポーツで汗を滴り
落としたりするのを別にすれば、日常生活には支障のな
い程度である。例えば、口紅でも、何かに接触すれば色
が移るし、化粧を落とすときにはふき取ることが可能で
ある。本発明も元々そういう性質のものと考えることが
できる。さらにいえば、本発明の範囲内で、今後の技術
改良により、炭微粉末の髪への定着率を高めることが十
分可能である。
はないかという疑問を持つ人もいるであろうが、傘も差
さずに大雨の中を歩ったり、激しいスポーツで汗を滴り
落としたりするのを別にすれば、日常生活には支障のな
い程度である。例えば、口紅でも、何かに接触すれば色
が移るし、化粧を落とすときにはふき取ることが可能で
ある。本発明も元々そういう性質のものと考えることが
できる。さらにいえば、本発明の範囲内で、今後の技術
改良により、炭微粉末の髪への定着率を高めることが十
分可能である。
【0016】本発明の整髪料で使用する炭は人類が数千
年にもわたって使用し続けているので安全性は完全に確
立している。したがって、安心して長期間使用すること
ができる。さらに、近年喧伝されているように、炭には
脱臭効果やマイナスイオン発生効果が認められている。
マイナスイオンは体内に取り組むと酸素運搬能力が高ま
り、新陳代謝が促進されるため疲労軽減やストレス解消
など心身をリラックスさせる働きがあるとされている。
年にもわたって使用し続けているので安全性は完全に確
立している。したがって、安心して長期間使用すること
ができる。さらに、近年喧伝されているように、炭には
脱臭効果やマイナスイオン発生効果が認められている。
マイナスイオンは体内に取り組むと酸素運搬能力が高ま
り、新陳代謝が促進されるため疲労軽減やストレス解消
など心身をリラックスさせる働きがあるとされている。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0018】実施例1
備長炭を乳鉢ですりつぶして微粉末を用意した。株式会
社資生堂のヘアジェル「Lucido」4gにこの微粉末1g
を加えてよくかき混ぜ、黒色のジェル状整髪料を得た。
若干量を手に取り、白髪に当てて櫛でなじませると、白
髪が黒く着色した。
社資生堂のヘアジェル「Lucido」4gにこの微粉末1g
を加えてよくかき混ぜ、黒色のジェル状整髪料を得た。
若干量を手に取り、白髪に当てて櫛でなじませると、白
髪が黒く着色した。
【0019】実施例2
実施例1におけるヘアジェル「Lucido」4gに代えて、
マックスファクター株式会社の「ヴァイタルサスーン・
スタイリンググレイ」4gを使用した。実施例1と同様
の効果が得られた。
マックスファクター株式会社の「ヴァイタルサスーン・
スタイリンググレイ」4gを使用した。実施例1と同様
の効果が得られた。
Claims (4)
- 【請求項1】基材の中に炭の微粉末を添加したことを特
徴とする整髪料。 - 【請求項2】基材が、ジェル、クリーム、ワックス、ロ
ーションのうちのいずれかである請求項1記載の整髪
料。 - 【請求項3】炭の微粉末の添加量が全体の5〜60%
(重量%)である請求項1又は2記載の整髪料。 - 【請求項4】炭が備長炭である請求項1ないし3のいず
れかに記載の整髪料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002117676A JP2003313114A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 整髪料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002117676A JP2003313114A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 整髪料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003313114A true JP2003313114A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29534798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002117676A Pending JP2003313114A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 整髪料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003313114A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007169577A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Cb:Kk | 炭素微粒子を含む油脂組成物及びその製造方法 |
KR100965630B1 (ko) * | 2008-02-05 | 2010-06-23 | 주식회사 수안향장 | 알로에추출물 및 참숯을 함유하는 모발 염색제 조성물 |
KR20100104704A (ko) * | 2009-03-18 | 2010-09-29 | 가부시키가이샤 피노레 | 증모 착색 염모료 및 에어졸용 증모 착색 염모료 |
-
2002
- 2002-04-19 JP JP2002117676A patent/JP2003313114A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007169577A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Cb:Kk | 炭素微粒子を含む油脂組成物及びその製造方法 |
KR100965630B1 (ko) * | 2008-02-05 | 2010-06-23 | 주식회사 수안향장 | 알로에추출물 및 참숯을 함유하는 모발 염색제 조성물 |
KR20100104704A (ko) * | 2009-03-18 | 2010-09-29 | 가부시키가이샤 피노레 | 증모 착색 염모료 및 에어졸용 증모 착색 염모료 |
KR101579459B1 (ko) | 2009-03-18 | 2015-12-22 | 가부시키가이샤 피노레 | 증모 착색 염모료 및 에어졸용 증모 착색 염모료 |
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